螺旋を秘めた

所在地:台東区寿
132万円(税込) / 267.75平米
銀座線「田原町」駅 徒歩1分

レトロな外観のこのビル、家具屋のショールームとして活躍してきました。室内に入るとびっくり、高さ9.4mの吹き抜けがどかんと3階の天井まで続いています。



1階の開口部は大きく、道路から奥までしっかりと見えます。2階と3階はスキップフロアが螺旋(らせん)状に続いているようなつくり。 ... 続き>>>.
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大島の海沿いに拠点を

所在地:大島町差木地字ヲヲバカ
8,280万円 / 1,368.55平米(土地)
波浮港 3.1㎞(車約10分)

東京都ではありますが、自然に囲まれ、時間がゆっくり流れる大島。海に面した広大な土地をご紹介します。



まずは交通手段などについて。東京から大島へのアクセスは2通りあります。



一つ目は、竹芝桟橋からのフェリー。高速船ジェット船で1時間45分、もしくは大型客船で6時間程かかります。 ... 続き>>>.
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愛くるしいかお

所在地:中野区新井
29万7,000円(税込) / 95.16平米
中央線「中野」駅 徒歩11分

タイル張りの外観がなんとも可愛らしいレトロビル。1階路面部分のご紹介です。



中野駅からはやや離れた場所ですが、人通りがあり、店も数多く点在するエリアです。



物件は現在倉庫として利用中。特段リノベーションなどもされてなく、古いままの状態です。手を入れて使うことが前提となるかと。 ... 続き>>>.
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色あせない名作

所在地:渋谷区神宮前
7,280万円 / 60.37平米
山手線「原宿」駅 徒歩8分

坂倉準三建築研究所設計のヴィンテージマンション「ビラ・セレーナ」。



R不動産のサイトで過去に何度も紹介していますが、なかなか募集が出ることはありません。特に売買は、いつぶりでしょうか。



建物や立地の良さについては、いうまでもなく。ぜひ現地でこの世界観を堪能いただければと思いま ... 続き>>>.
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代沢リミッターカット

所在地:世田谷区代沢
13万5,000円 / 29.66平米
井の頭線「池ノ上」駅 徒歩10分

「賃貸物件だから、これくらいにしておくか。」という妥協を1mmも感じさせない、リミッターを振り切った空間には、心からのスタンディングオベーションを送りたくなります。



なぜ、ここまで突き抜けた部屋ができることになったのか?



それは賃貸物件にするために作られたというよりも、世界中 ... 続き>>>.
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神田川沿いで小商い

所在地:新宿区下落合
11万円(税込) / 13平米
西武新宿線「下落合」駅 徒歩1分

下落合駅のすぐ近く。神田川沿いに立つ、渋い木造建物の1階路面部分をご紹介します。



建物は1950年代のもの。外観はいい味が出ていて、すてきな顔がつくれそう。



わずか13㎡の空間ですが、小さな店やアトリエがあってもいいな。なんて思いました。



現況での引き渡しですので、壁を塗装 ... 続き>>>.
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運河沿いのリノベーション

所在地:中央区月島
23万円 / 57.13平米
都営大江戸線「月島」駅 徒歩3分

月島をおだやかに流れる朝潮運河。そのほとりに立つマンションの一室が、センスのいいリノベーションで雰囲気よく生まれ変わっています。



天井はコンクリートむき出し、土間や壁面はなめらかにモルタル仕上げ。間仕切りは美しくフラットに白い塗装で。



玄関の土間が広いので、ここをどう生かすか ... 続き>>>.
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お試し路面店

所在地:荒川区町屋
10万4,500円(税込) / 55.47平米
都電荒川線「東尾久三丁目」駅 徒歩10分

商店街の渋い路面店、あなたはどう使いますか?店舗、事務所はもちろん、ギャラリーやアトリエとして使うのも面白そうです。



建物は1975年築で木造2階建て。金属加工業を営んでいた家主が1階を作業所、2階を住居として利用していました。ちなみに現在2階は賃貸住居で居住中、玄関は別になっ ... 続き>>>.
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タフガイの忘れ形見

所在地:港区赤坂
35万円(税込) / 80.69平米
千代田線「乃木坂」駅 徒歩8分

白く塗られた壁面、配管が走る天井、床素材の切替えが印象的な事務所物件です。実はここ、力道山が建てたことでも有名な建物。



前テナントはパーソナルジムでした。今回の募集は店舗やジムNGで、事務所利用での募集です。室内の状態はきれいなので、このまま使える部分も多いと思います。



基本 ... 続き>>>.
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ジャンクでラフな暮らし

所在地:大田区大森北
9万5,000円 / 36.66平米
京浜東北線「大森」駅 徒歩5分

建物の外観や共用部は、なかなかジャンク。部屋にたどり着くまでやや不安になるかもしれませんが、室内はリノベーションされ、落ち着いた色使いの大人な雰囲気になっています。



部屋は最上階。天井はコンクリートのまま。床は炭入りモルタルの上にクリアで塗装された、艶やかな仕上がり。白く塗装さ ... 続き>>>.
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テレワークが変えた暮らし[4]愛犬のために伊豆高原へ移住。40代で仕事を変えずに実現

伊豆高原への移住とともに、新幹線通勤&週に1~2度のテレワークを同時に始めたOさん(45歳)。
職場を変えずに、住まいを変えることは、案外できること。暮らしは確実に豊かになったと実感するOさんに、移住の経緯、リモートワークの実情、伊豆高原の住み心地などお話を伺った。

お気に入りの場所、伊豆高原で見つけた「森の中の小さな家」

今年9月、妻と愛犬とともに伊豆高原に移住したOさん。それまでに月に2、3度日帰りで伊豆や下田方面に遊びに来ていた。目的は、愛犬のグラム君のため。「3時間車を運転して、静岡県下田市の爪木崎の遊歩道まで遊びに行っていました。1時間ほど散歩して、その帰りに美味しいもの食べて、温泉に入ってというのが休日の定番ルート。何度も足を運ぶうちに、このあたりで暮らしてみたいなぁと思うようになったんです」。
そこで、よい土地があれば買って家を建てようと考え、土地を探すことに。条件は、東京都内から2時間以内の立地で、海が見える、開放的な高台の土地。

釣り場でもある近くの漁港にて。海と崖がそびえる景観は、それだけで非日常の風景だ (写真撮影/片山貴博)

釣り場でもある近くの漁港にて。海と崖がそびえる景観は、それだけで非日常の風景だ
(写真撮影/片山貴博)

よく足を運んだ爪木崎の須崎遊歩道。海沿いの景観が美しい(写真撮影/本人)

よく足を運んだ爪木崎の須崎遊歩道。海沿いの景観が美しい(写真撮影/本人)

「2年ほど探していたでしょうか。でも、もともと温暖な気候で別荘地や移住者に人気のエリアなので、なかなか見つからなかったんです。もしかしたら、条件の良い土地には、すでにもう家が建っているのかもと考え、中古の一戸建ても候補に入れました」
その中で見つけたのが、300坪の広大な丘に建つデザイナーズ別荘。1階がコンクリート打ち放し、2階はログハウス調の外観が印象的だ。「高台なので、視界が抜けていて、開放的なのが気に入りました。海も遠くにですけど見えるんですよ」

もともとは有名建築家が軽井沢で建てた別邸のレプリカ。お風呂に温泉をひいているのもこの土地ならでは (写真撮影/片山貴博)

もともとは有名建築家が軽井沢で建てた別邸のレプリカ。お風呂に温泉をひいているのもこの土地ならでは (写真撮影/片山貴博)

エントランス前のウッドテッキからの眺め。「階段の上り下りは正直大変ですけど、空が近く感じる開放感が何より贅沢」(写真撮影/片山貴博)

エントランス前のウッドテッキからの眺め。「階段の上り下りは正直大変ですけど、空が近く感じる開放感が何より贅沢」(写真撮影/片山貴博)

常に犬とともに暮らしていたOさん。グラム君は3代目の愛犬 (写真撮影/片山貴博)

常に犬とともに暮らしていたOさん。グラム君は3代目の愛犬 (写真撮影/片山貴博)

英国デザインの『シェイカーキッチン』にリフォーム。ホーローのシンクや、伝統的なデザインなどは、妻のこだわり(写真撮影/本人)

英国デザインの『シェイカーキッチン』にリフォーム。ホーローのシンクや、伝統的なデザインなどは、妻のこだわり(写真撮影/本人)

週に1、2日はテレワーク。緑の借景を望める特等席が仕事場

伊豆高原の家と出合い、川崎市の住まいは売却。移住を決めた。ただし、職場を変えるつもりはなかったので、上司にテレワークを申請。現在は週に1、2日は在宅で仕事をしている。「職種はIT系で、もともとテレワークの制度はある会社でした。というか、この制度がなければ移住はしなかったかもしれません。テレワークをするのは主に金曜日か月曜日。なるべく社外の打ち合わせなどは入れず、火曜日から木曜日にクライアントとのアポイントを集中させるようにしました。社内の打ち合わせなどは電話会議で十分です。移住後は、スケジュールを効率よく組むように意識するようになりました」
テレワークをするときは、主にリビングの一角、緑の借景が望める特等席で。心地いい空間で仕事の効率も高まる。「ただし電話のときだけは、寝室か車に閉じこもってしています。以前、海外オフィスと電話していたときに、グラムが乱入して大変だったんです(笑)」

テレワークは特等席で。通勤がない分、8時台から仕事を開始できる(写真撮影/片山貴博)

テレワークは特等席で。通勤がない分、8時台から仕事を開始できる(写真撮影/片山貴博)

往復4時間の通勤は貴重な仕事時間に

週に1日から2日はテレワークだが、それ以外は新幹線通勤になる。最寄駅の伊豆急行線伊豆高原駅まで車で3分程度、熱海駅で乗り換え、新幹線で品川駅へ。所要時間は約2時間だ。「大変でしょう、ってよく聞かれるんですけど、これが全然大変じゃないんですよ(笑)。伊豆高原駅は始発もあるので座って通勤できますし、新幹線と合わせて約2時間はパソコンを広げて仕事をしています。メールをチェックしたり、返信したり、資料を確認したり。帰りもそう。いわば往復4時間がビジネスタイムになっているようなもの。退社時間は早くなりましたが、その分車内で仕事をしているので、案外、業務時間は変わらないかもしれません」

伊豆急行線の車内。窓からの眺望を楽しみながら仕事ができる。「ただ、最近は帰りの新幹線が座れないことがあり、それはけっこう痛手です」(画像提供/本人)

伊豆急行線の車内。窓からの眺望を楽しみながら仕事ができる。「ただ、最近は帰りの新幹線が座れないことがあり、それはけっこう痛手です」(画像提供/本人)

釣り、キャンプ、SUP……趣味を気軽に満喫できる伊豆暮らし

「仕事面で言えば、案外、移住前と移住後でさほど業務自体は変わらないと思います」というOさん。だが、休日の過ごし方は変わった。
まず愛犬との暮らし。「海が近く、山も近く、お散歩する場所には困りません。愛犬は体を動かすのが大好きなので、思う存分走り回れてうれしそうです。それに、伊豆高原界隈って、別名、犬高原と言われているほど、犬フレンドリーな街。テラス席はもちろんのこと、犬と一緒に外食できるレストランが多く、気兼ねせず食事ができます」
趣味も満喫している。例えば夫婦共通の趣味であるスタンドアップパドルボード(SUP)や、釣り、キャンプなどのスポットが多く、気軽に足を運べる。「週末がいわば非日常なので、旅行に行く頻度は減りましたね」
もともと別荘地なので利便性が高く、近所のスーパーまで徒歩10分。海の幸、山の幸に恵まれた土地柄、新鮮な魚介類や野菜が手に入る。「それでいて、お洒落なサンドイッチ屋さんや美味しいイタリアレストラン、カフェもあって、今はお店を開拓するのが楽しみ。ただ、夜遅くまで空いているお店は少なくて、夜は真っ暗です。日の出とともに起き、就寝時間も早くなりました。人間本来の暮らしに戻った気がします」

近場の漁港で釣り。「犬の散歩がてら立ち寄る程度なので、いつもこれくらいの軽装なんです」(写真撮影/片山貴博)

近場の漁港で釣り。「犬の散歩がてら立ち寄る程度なので、いつもこれくらいの軽装なんです」(写真撮影/片山貴博)

愛犬グラム君お気に入りの散歩スポット、小室山。芝生広場があり、ボール遊びを楽しむ(画像提供/本人)

愛犬グラム君お気に入りの散歩スポット、小室山。芝生広場があり、ボール遊びを楽しむ(画像提供/本人)

支出はダウン。テレワークで仕事の効率はアップ

暮らしのコストも下がった。以前の川崎市のマンションに比べれば、伊豆高原の住まいのほうが価格も安く、ローンの支払い額も大幅に減額に。駐車場代もない。新幹線通勤を含めた定期代は、会社支給の上限があるため、一部は自腹だが、休日の遠出に伴う費用がゼロになった。ローンの支払いを含めてトータルの支出は4分の1程度に減った計算になる。当然、家の改装費などのコストもかかるが、以前支払っていた管理費・修繕積立金はなくなった。
「不満点は今のところありません。移住して、テレワークを始めて実感したことは、会社に行かなくても仕事は成り立つということ。満員電車でゆられている通勤時間は、僕にとっては無駄でした。新幹線通勤で移動時間を有効に使えるのもアリですが、テレワークで移動そのものがなくなれば、身体が楽になり、仕事の質は上がると思います」
今後は、敷地内に家庭菜園やドッグランをつくろうと画策中のOさん。友人たちが遊びに来る計画もあり、「やりたいことが次々出てくる」そう。「最初はそれこそ、定年後に田舎暮らしと漠然と考えていましたが、体力もある40代の今のうちに決断して良かったと思います。友人からは”いいなぁ、田舎暮らし”とうらやましがられています。私たちは子どもがいないので移住の自由度が高いというのもありますが、きっかけさえあれば意外と簡単なのではないのでしょうか。今後はテレワークの頻度がもっと上げられたらと思っています」

近所を散歩。妻は移住を機に仕事を辞めたため、こちらに友人はいないが、犬の散歩を通して犬友達ができつつあるとか(写真撮影/片山貴博)

近所を散歩。妻は移住を機に仕事を辞めたため、こちらに友人はいないが、犬の散歩を通して犬友達ができつつあるとか(写真撮影/片山貴博)

運動量が多い犬種のため、雪の日も台風の日も散歩がマスト。丘や海辺も散歩でき、グラム君もすっかりこの環境が気に入ったそう(写真撮影/片山貴博)

運動量が多い犬種のため、雪の日も台風の日も散歩がマスト。丘や海辺も散歩でき、グラム君もすっかりこの環境が気に入ったそう(写真撮影/片山貴博)

新幹線通勤とテレワークの二本柱で、仕事を変えずに住環境を大きく変えたOさん。ハードルが高いと思われがちな田舎暮らしも、これなら40代でスタートできるかもしれない。

只者じゃないトライアングル

所在地:板橋区成増
3,180万円 / 55.61平米(建物) 55.62平米(敷地)
東武東上線「成増」駅 徒歩11分

「横にとじて、空にひらく」



それが「どこでも本を読める家」という、オーナーの注文に対する建築家のアンサー。



壁面にはあえて大きい窓を設けず、ダイナミックに空へ向かって伸びる吹き抜けから、明るい光が降り注ぎます。



玄関を入ってすぐに出迎えてくれるのは、パチパチと軽快な音を奏で ... 続き>>>.
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パークサイドでレトロな一棟

所在地:中央区日本橋富沢町
44万円(税込) / 75.84平米
日比谷線・都営浅草線「人形町」駅 徒歩3分

公園に寄り添うように、ひっそりと立つレトロな一棟ビル。



この立地を生かして、何か始めてみませんか?年々おもしろい店が増え続ける、馬喰町や東日本橋から歩いてすぐという立地にも可能性を感じます。



隣は「久松児童公園」。都会の隙間に突然現れる細長い公園は、夏になるとプールに水が張ら ... 続き>>>.
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小さい気持ち良さ

所在地:横浜市港北区錦が丘
9万4,000円 / 30.07平米
東急東横線・横浜線「菊名」駅 徒歩6分

人気の東横線の駅に程近く、築6年のデザイナーズ。



室内は白を基調に、打ち放しの壁・木の天井がアクセントで効いています。玄関を入るとダイニングスペースです。中心にまとまった水回りを抜け、奥のリビングへ。



どちらも小さい空間ですが、手前と奥の空間を分けられるので、使い勝手に幅が出 ... 続き>>>.
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シンプルな心地よさ

所在地:横浜市港北区菊名
9万2,000円 / 31.23平米
横浜線・東急東横線「菊名」駅 徒歩8分

四角い建物に大小の開口、そしてダーク系の外壁が印象的なこちらの物件。



外とは対照的に、室内は白い壁と無垢フローリングで、温かみのある空間に仕上がっています。



壁の一部はコンクリート打ち放しになっていて、床や壁などの素材とのバランスがちょうどいいと感じました。



長方形の室内は ... 続き>>>.
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小さなまちをつくる

所在地:世田谷区宇奈根
4,994万~5,497万円(税込) / 78.66~81.16平米(建物) 95.58〜107.9平米(敷地)
東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川」駅 バス13分 「永安寺前」バス停 徒歩3分

※これは通常の売買物件情報ではありません。コーポラティブヴィレッジの参加者募集のお知らせです



コーポラティブヴィレッジとは、コーポラティブハウスの仕組みを応用した、戸建て住宅の集合体です。



建物を建設段階から住民が参加してつくっていくだけでなく、ランドスケープなども建築家と一 ... 続き>>>.
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ぜいたくな間借り?

所在地:大田区上池台
25万円 / 77.03平米
東急池上線「長原」駅 徒歩7分

二世帯住宅の戸建ての一世帯部分。



屋根の勾配に合わせて目一杯の高さにした天井高が開放的なリビング。ソファとダイニングが収まりやすく設計されていて、バランスのいい間取りです。



リビングの大きな白い壁は、角がなく、なめらかな曲線が美しい。窓の周りを木の造作にしているあたりからも、 ... 続き>>>.
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スモールオフィスの優等生

所在地:文京区湯島
10万1,200円(税込) / 27.89平米
中央線「御茶ノ水」駅 徒歩8分

少人数のクリエイティブ系の会社が借りたくなるオフィスって、こういうのじゃないかって思うんです。



普通のビルとは違う良い感じの外観・内装で、水回りは清潔感があり、ちゃんと便利な場所で、ほどほどの賃料で、場合によっては内装に少し手を加えることもできて、壁がホワイトボードになってたり ... 続き>>>.
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テレワークが変えた暮らし[3]引越し先の「共用部」がもう一つの仕事場に。働く意味を再発見

昨今、オフィス以外の場所で仕事をするテレワーク(リモートワーク)を導入する企業が増えていますが、テレワークしやすい「住まい」も登場し、支持を集めています。今回はワーキングラウンジなどが充実した「ソーシャルアパートメント」で暮らし、テレワークに取り組む人とそのリアルな声をご紹介します。
寮をリノベ。144世帯が暮らす「ソーシャルアパートメント」

2019年9月、完成したばかりのソーシャルアパートメント「ネイバーズ武蔵中原」に引越してきた前田彰さん。東京都・渋谷のIT企業勤務で、現在週1回、リモートワークをしています。

2019年9月に誕生した「ネイバーズ武蔵中原」。全144世帯)、現在満室(写真撮影/片山貴博)

2019年9月に誕生した「ネイバーズ武蔵中原」。全144世帯)、現在満室(写真撮影/片山貴博)

「以前は板橋のシェアハウスから毎日、満員電車に乗って通勤していました。転居を考えていたほぼ同時期に、会社でもリモートワークを導入することになり、自分もテレワークをはじめてみようと。共用部が充実したソーシャルアパートメントの存在は以前から気になっていたので、本当にタイミングがよかったです」と振り返ります。

「ソーシャルアパートメント」は、通常のシェアハウスと異なり、共用部での入居者同士の交流を楽しめる「仕掛け」がなされている住まいのこと。トイレやバス、キッチンは定期的に清掃が入り、清潔に保たれています。
また、こちらの物件は、キッチンに加えて、シアタールームやバー、防音室などの共用設備も充実しています。なかでも、前田さんのお気に入りはワーキングラウンジ。

ワーキングラウンジで。このソファのすみっこが前田さんのお気に入り(写真撮影/片山貴博)

ワーキングラウンジで。このソファのすみっこが前田さんのお気に入り(写真撮影/片山貴博)

「僕が仕事しているのはこのスペース。まさにこのソファです。仕事終わりでも部屋に帰らず、ココに立ち寄ってブログを書いたりしているので、自分の指定席のような感じですね」と笑います。この「ネイバーズ武蔵中原」は144世帯と大所帯なので住人全員と交流があるわけではありませんが、ここにいると知っている人を介して、会話がはずむこともあるそう。

「ワーキングラウンジにも2種類あるんですが、自分はこのソファ派です。部屋にソファがないというのもありますし、部屋にいるとダラダラしてしまうので、ほどよく人の目があるココが落ち着くんですよね」といいます。

もう一つのワーキングラウンジ。こちらは椅子席が中心。自習室のようなたたずまいで仕事もはかどりそう(写真撮影/片山貴博)

もう一つのワーキングラウンジ。こちらは椅子席が中心。自習室のようなたたずまいで仕事もはかどりそう(写真撮影/片山貴博)

バーラウンジにはダーツやビリヤード台も。奥にはシアタールームもある(写真撮影/片山貴博)

バーラウンジにはダーツやビリヤード台も。奥にはシアタールームもある(写真撮影/片山貴博)

調理や食は入居者同士の交流を生み出す大切なポイント。大型キッチンにはレアな調理家電が並び、自然と距離を縮められるような配慮も(写真撮影/片山貴博)

調理や食は入居者同士の交流を生み出す大切なポイント。大型キッチンにはレアな調理家電が並び、自然と距離を縮められるような配慮も(写真撮影/片山貴博)

心地よい場所があることで、「テレワークのほうが作業に集中できる」

前田さんがテレワークをはじめてみて3カ月あまり。率直な感想を聞いてみました。

「現在、会社では週1回のテレワーク、11時~16時のコアタイム制を導入しています。会社までの通勤は乗り換え1回、時間にして片道40分程度なのですが、通勤の義務がなくなるだけでも、ストレスは軽くなるなと思いました。テレワークをしてみると、オフィスで働く意味ってなんだろうって考えるようになりますよね(笑)」と心地よいよう。

ワーキングラウンジでは、前田さん以外にも仕事をする人の姿も(写真撮影/片山貴博)

ワーキングラウンジでは、前田さん以外にも仕事をする人の姿も(写真撮影/片山貴博)

特に前田さんはお気に入りの「ワーキングラウンジ」はオフィスよりも集中でき、仕事が捗ると感じることも。

「作業が詰まっているときは、僕はテレワークのほうがよいと思いました。会社だとどうしても話しかけられたりするので、集中できない。でも、自分の部屋だとだらけてしまう。一方で、例えばカフェなどだと、他人の声や仕草が気になってしまって気が散ってしまう。このワーキングラウンジは音や椅子、周囲の人も含めて、ちょうどよいのだと思います」

ほかにも、オフィスではよいアイデアが思いつかなかったものの、仕切り直しで持ち帰り、ワーキングラウンジで仕事を終わらせた、なんていうこともあったそう。一回休憩をはさむことでリフレッシュでき、持ち帰り仕事も負担にならないといいます。これも会社と自宅にほどよい「場所」がある良さと言えそうです。

大型のラウンジ。カウンター席やテーブル席、ソファ席などが用意され、気分にあわせて使いわけることができそう(写真撮影:片山貴博)

大型のラウンジ。カウンター席やテーブル席、ソファ席などが用意され、気分にあわせて使いわけることができそう(写真撮影:片山貴博)

暮らすのも働くのもシームレス。だから心地よいことが大事

一方で、週5日を完全にテレワークにしてしまうのは、ちょっと不安もあるといいます。

「仕事が詰まっていないとき、余裕がある時期はオフィスで働くほうがいいと思いました。やっぱりリモートワークは自分次第なので、少しでもゆるさがあるとだらけてしまう怖さがあります。あと、雑談から次のアイデアが生まれることもありますし、スタッフ同士の温度感など、得られるものは多い。リモートワーク可能な日を週2日~3日ともう少し増やすかもしれませんが、今はほどよいペースを見極めている状態かもしれません」(前田さん)。

心地よい屋上。開放的な空間で気持ちもリフレッシュできる(写真撮影/片山貴博)

心地よい屋上。開放的な空間で気持ちもリフレッシュできる(写真撮影/片山貴博)

前田さんが出社するときは朝9時30分に自宅を出て、帰宅はおよそ20時。とはいえ、前述の通り、自室に帰らず、ラウンジで作業していることが多いそう。
「働くのも暮らすのもシームレスで、分かれていない。すべて延長線上にあります。そういう意味で、今の暮らしがちょうどいい。心地よい場所があるって、とても大事だと思っています」

暮らすことも働くことも、「どれも毎日の一つ」と考える前田さん。ゆえに、どこで暮らすか、どのように働くかが同じくらい大切なのかもしれません。

「私の勤める会社でもテレワークの満足度は高いようですし、今、探りながら進めているところです」と話す通り、「ネイバーズ武蔵中原」は、今140世帯超の部屋が満室で、テレワークをする人も少なくないといいます。

また、友人にリモートワークやフレックスタイム制の話をすると、たいていの人が「いいな~」と返ってくるそう。自宅や会社以外の場所があり、そこで柔軟に働くことができれば、より仕事にも打ち込める。こうした働き方、住まい方は着実に社会に広がっていくことでしょう。

●取材協力
ネイバーズ武蔵中原

緑に寄り添う住まい【事務所可】

所在地:目黒区下目黒
13万7,000円 / 31平米
山手線・南北線・東急目黒線「目黒」駅 徒歩6分

開口の先に広がる一面の緑。何ものにも変えがたい居心地のよさに、心をわしづかみされました。



もちろん景色だけじゃありません。2016年3月にリノベーションを行った室内は、内装も抜かりなし。モダンなカーペットの床に、素材感のあるシックな壁紙。建具の色合いや、造作の棚、扉に至るまで、 ... 続き>>>.
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三文字に惚れて

所在地:荒川区西尾久
18万7,000円(税込) / 89.51平米
都電荒川線「小台」駅 徒歩1分

「ニューニュータウン」プロジェクトの活動エリアに位置する、元お茶屋の建物をまるごと一棟募集します。



**LINK|/nntn0|「ニューニュータウン西尾久」始まります!**



R不動産が運営する店舗「おぐセンター」までは徒歩5分程の距離。なにか関わりを持ちながら事業を行うという ... 続き>>>.
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大切なバイクと暮らす、こぢんまりハウス

所在地:横浜市神奈川区入江
12万2,000円 / 44.73平米
京急本線「子安」駅 徒歩5分

こちらの建物はメゾネットの中でも非常に珍しい4層タイプ。



武骨な外観が目を引きますが、反対に室内には木のぬくもりあふれる空間が広がっています。



1階部分はバイク置き場として使用できる専用スペース。もちろん自転車でも大丈夫です。その奥には大きな床下収納がたっぷりあります。



階 ... 続き>>>.
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根岸タウンハウス【専用庭・駐車場付き】

所在地:横浜市中区根岸旭台
25万円 / 131.82平米
京浜東北線「根岸」駅 徒歩12分

異国情緒が残る山手の稜線に、白い壁と赤茶色の屋根が特徴の、レトロなタウンハウスが立っています。周辺は2015年まで米軍住宅地区があったので、外国人向けの家が立ち並ぶエリアで、根岸森林公園もあるので、緑が多くゆったりとした住環境です。



そしてテラスハウスの中も、ゆったりとした造り ... 続き>>>.
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青空を切り取る

所在地:武蔵野市吉祥寺北町
7万7,000円 / 32.4平米
中央線・井の頭線「吉祥寺」駅 徒歩17分

眺望がスカッと抜けた、最上階の角部屋。青々とした空が見えて、暖かい光がたっぷり入って、純粋に気持ちがいいなあと感じました。



先にひとつ注意点を。エレベーターがなく、5階まで階段で上る必要があります。階段は少し急なので、体力に自信がある方におすすめです。



吉祥寺通りに面した、ち ... 続き>>>.
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あの名作が見たくなる!?

所在地:台東区台東
9万8,000円 / 25.05平米
日比谷線「仲御徒町」駅 徒歩5分

近未来の荒廃した世界を描く『マッドマックス』という映画を見たことはありますか?



広大な砂漠で、改造したゴツい車やバイクを走らせるモヒカン頭の荒くれ集団に、さすらいの一匹狼が立ち向かうという物語で、独特の世界観を持つ作品です。



まるで少年が夢見る格好良さを、そのまま反映させたか ... 続き>>>.
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恵比寿の隠れオフィス

所在地:渋谷区広尾
16万5,000円(税込) / 30.3平米
山手線「恵比寿」駅 徒歩5分

JR山手線恵比寿駅から徒歩5分。道からは見えない隠れ家的物件。奥まった立地にありますが、隣の建物とは少し距離があるので日当たりはしっかり確保できています。



内装は白い壁と天井、タイルカーペットの床。吊り棚収納がついており、書類などをしまっておけそう。水回りはキッチン、トイレ共に ... 続き>>>.
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上へ、上へ

所在地:杉並区和泉
13万円 / 31.4平米
京王線「代田橋」駅 徒歩8分

光のよく入るメゾネットのワンルーム。眺望が遠くまで抜けたルーフバルコニーもついています。



最初にお伝えしておきます。この物件は、かなり階段やはしごを上ります。足腰が強い方におすすめしたい物件です。



共用部の階段を3階まで上り、さらに玄関ホールのらせん階段を上ると、明るい20畳 ... 続き>>>.
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三茶のひっそりアジト

所在地:世田谷区太子堂
21万円(税込) / 65.91平米
東急田園都市線「三軒茶屋」駅 徒歩6分

三軒茶屋駅からわずか6分、世田谷通り沿いの地下1階。ひっそりアジト的なこの場所を活用してもらえる方を募集します。



世田谷通りに面した入り口から階段で下りるアプローチ。暗い地下から明かりが漏れていて、どこかひかれる雰囲気があります。



重厚なとびらを開けると、厚みのある無垢フロー ... 続き>>>.
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賃貸住宅の訳あり物件・事故物件については、どこまで知らされる?

日管協(日本賃貸住宅管理協会)総合研究所では、年に2回、賃貸住宅景況感調査を実施している。今回の調査では、「心理的瑕疵物件における重要事項説明」に関する質問項目を新たに追加した。心理的瑕疵のある物件は、いわゆる訳あり物件や事故物件などといわれているが、その実態について見ていこう。【今週の住活トピック】
第22回賃貸住宅景況感調査「日管協短観」(2019年度上期)を発表/日管協総合研究所心理的に嫌悪するような傷のある物件

まず、「心理的瑕疵物件における重要事項説明」に関する調査の背景について説明しておこう。

「重要事項説明」とは、宅地建物取引業法で定められたもので、賃貸住宅の賃貸借契約を結ぶときには、仲介する不動産会社は借りる人に対して、どんな物件をどういった取引条件で借りるかについて、重要な項目を説明する義務がある。中古住宅を売買の場合も同様だ。

説明すべき項目の中に「心理的瑕疵(かし)」が含まれる。瑕疵とは隠れた欠陥のことなので、心理的瑕疵は「心理的に嫌悪するような傷」のことになる。

一般的に該当する事例としては、自殺や他殺、孤独死など人が亡くなったり、暴力団事務所などの嫌悪・迷惑施設が近隣にあったりといったことが挙げられる。仲介会社がそのことを知っていながら、借りる人に告げなった場合は責任を問われることになる。

ただし、どういった場合に心理的瑕疵に該当するのかについては、明確な基準がない。特に、人が亡くなった場合では、老衰や病気で亡くなってすぐに葬儀が執り行われた場合と、孤独死で長期間それに気づかなかった場合では、心理的な抵抗感や部屋に与える影響の度合いも変わってくる。

借りる人によって心理的に嫌悪する程度が異なったり、仲介する不動産会社の判断基準に違いがあったりなどで、どこまで告知されるかはケースバイケースというのが実態だ。心理的瑕疵に明確な基準を設けるべきだ、という声も強くなっている。

室内の自殺や他殺、病死などがあれば告知される場合が多い

さて、日管協の会員会社に調査した結果を見ていこう。人が亡くなった場合の亡くなり方で、どういった場合に心理的瑕疵として重要事項説明を行うかを聞いた結果が、画像1だ。

心理的瑕疵物件(事故物件等)において重要事項説明を行う範囲(出典/日管協総合研究所「日管協短観」(2019年度上期)より転載)

心理的瑕疵物件(事故物件等)において重要事項説明を行う範囲(出典/日管協総合研究所「日管協短観」(2019年度上期)より転載)

「室内で自殺」(74.6%)や「室内で他殺」(64.9%)の場合は、借りる人に告知する割合が高い。「室内で病死や事故死」の場合も59.7%が告知しているが、病死の場合は、それによって部屋が損傷したり臭いが染みついたりした場合に告知する割合(69.4%)のほうが高くなっている。また、室内ではなく共用部などであれば、自殺や他殺の場合でも、告知される割合は半数近くまで下がってくる。

つまり、借りようとする住戸内で自殺や他殺、病死などが起きた場合に、重要事項説明で告知されるケースが多いが、そうした場合でも必ずしも告知されるわけではないというのが実態だ。

入居者の入れ替えがあれば、告知されないケースも

次に問題になるのは、どこまで告知し続けるか、ということだ。こちらも明確な基準はない。
死亡事例があった後に誰かが入居して特段問題がなければ、次の入居者に対しては告知をしない、というのが最も短い期間になるだろう。

この告知期間について聞いた結果が、画像2になる。最も短いと考えられる「入居者1回入れ替え」が最多の35.1%で、「入居者2回入れ替え」(14.9%)や「一定年数」たったら(11.2%)という場合もある。一方で、「半永久的」という回答も14.9%あり、自殺や他殺、孤独死などが大きく報道された場合など「認知度合、インターネットへの閲覧等の要素」で判断するという回答も9.7%あった。

心理的瑕疵物件(事故物件等)において重要事項説明を行う告知期間(出典/日管協総合研究所「日管協短観」(2019年度上期)より転載)

心理的瑕疵物件(事故物件等)において重要事項説明を行う告知期間(出典/日管協総合研究所「日管協短観」(2019年度上期)より転載)

この結果を見ると、入居者が1回または2回入れ替わったり、一定年数がたったりすれば、心理的瑕疵が重要事項説明で告知されないケースも多い実態が分かる。

事故物件、訳あり物件なら入居しない?

心理的に嫌悪する傷のある賃貸には住みたくないと思うのは、今に始まったことではなく、江戸時代にもあったようだ。筆者の連載「連載江戸の知恵に学ぶ街と暮らし」の「お化け長屋」に見る 江戸時代の引越し事情にも書いたが、落語にも「泥棒に殺されたお上さんの幽霊が出る」と嘘をついて、入居希望者を退散させるという「お化け長屋」という噺がある。店賃はいらないと聞いて、それでもかまわないといって押しかけてくる輩が現れ、事態は二転三転という落語だ。

今の時代にも、事故物件なら賃料が安くなるので、あえて探すという人もいる。試しに、不動産情報サイト「SUUMO」で、キーワード検索に「事故物件」と入力してみると、いくつか物件が見つかった。詳細は問い合わせないと分からないが、「事故物件のため、2年間賃料ダウン・敷金礼金ゼロゼロ」という記載がある賃貸もあった。

心理的瑕疵の程度は借りる人によっても異なる。筆者のように霊感があまりなく、賃料が安くて室内がリフォームされているなら気にしないという人もいれば、霊感が強くて、絶対住みたくないという人もいるだろう。住みたくないという人は、仲介する不動産会社に過去に死亡事例などがないか、心理的瑕疵といわれるものがないかを確認して、それを契約書に記載してもらうといった方法で、確実に告知してもらうようにするとよいだろう。

威風堂々

所在地:文京区春日
14万5,000円 / 40.95平米
丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 徒歩10分

知る人ぞ知る、文京区春日の高台の閑静な住宅街に、威風堂々とした存在感で佇むヴィンテージマンション、「川口アパートメント」の一室に、toolboxの**LINK|https://www.r-toolbox.jp/ex/assy/|ASSY**によるリノベーションを施したお部屋が登場 ... 続き>>>.
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ていねいな仕事

所在地:大田区南千束
7万9,000円 / 28.8平米
東急大井町線「北千束」駅 徒歩5分

古い木造アパートも、ていねいな仕事を経ればここまで蘇るのか!と、部屋をたくさん見ている僕たちから見ても、ちょっとした感動がある物件です。



味の出た柱と、新しく入れ替えられた部分が、美しく調和しています。



もとはよく見るかたちの和室2DKでした。床を畳からパイン材の無垢フローリ ... 続き>>>.
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公園前にひらく

所在地:新宿区早稲田町
27万5,000円(税込) / 65.14平米
東西線「早稲田」駅 徒歩3分

公園のすぐとなりで、角地に立つ建物の1階部分。窓からは迫りくるような緑が見えて、気持ちのいい物件です。



場所は早稲田町。神楽坂からもそう遠くない距離にあります。



物件前の大きな公園は、子供を連れた家族、ぼーっと休憩する人、お弁当を食べる人などがいて、ほっこりするような場所。

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「災害対策」「マンション管理の重要性」「住まい選びの多様化」…2019年不動産市場を5つのキーワードで振り返る

2019年も残りあと数日となりました。今年の不動産界隈ではどのような出来事がおこったのでしょうか。さくら事務所会長の長嶋氏に、5つのキーワードで2019年の不動産市場を振り返っていただきました。今年は以下の5つのキーワードをピックアップしました。

【今年の注目5大キーワード】
キーワード1:災害とその対策
キーワード2:マンション管理の「質」に焦点
キーワード3:省エネ義務化 見送り
キーワード4:住まい選びはますます多様に
キーワード5:不動産価格は今がピーク?

詳しくみていきましょう。

●キーワード1:災害とその対策

台風15号や19号は国内各地に甚大な被害をもたらしましたが、浸水が発生したのはおおむね被害が想定されていた地域も多く、あらためて「ハザードマップ」の有効性がクローズアップされました。現在は不動産を売買・賃貸する際にハザードマップの説明をすることは必ずしも義務化されておらず、浸水可能性の有無を知らずに買ったり借りたりしているケースも。しかし今後の気候変動の趨勢(すうせい)を考えれば、法改正でハザードマップの説明が義務化される可能性は高く、また金融機関の担保評価項目に織り込まれることとなれば、資産価格への影響も必至だとみておいたほうが良いでしょう。

災害大国ニッポン。自身や家族の安全・安心のためにも、また不動産の資産性を守るためにも、ハザードマップの確認は必須。万一の際の避難場所の確認や防災グッズの準備も欠かせません。また、各地で大型地震の予測がされているほか、昨今は想定していなかった地域でも大型の地震が発生しています。「地理院地図」(国土地理院)などで、地盤の性質について確認しておくこともマストといえます。

●キーワード2:マンション管理の「質」に焦点(画像/PIXTA)

(画像/PIXTA)

主に1990年代後半から建設されてきたタワーマンションが続々と大規模修繕の時期に差しかかったこともあり、マンションの「持続可能性」に注目が集まりました。マンションの大規模修繕はおおむね15年ごとに行われますが、その原資となる修繕積立金の設定は、新築時に低めに設定されていたり、段階的な値上げを予定しているケースが多く、長期的な視野に立った修繕計画が大切です。一般的なマンションでは専有面積平米あたり200円程度の積立金が必要です。例えば60平米なら1万2000円程度の積み立てができているかということ。豪華な共用施設があるマンションやタワーマンションなどではもっとかかります。マンションへの永住意識が年々高まる中、購入者もマンションの持続可能性を見極め、所有者は管理組合運営に積極的にかかわるといった風潮が強まり始めています。

●キーワード3:省エネ義務化 見送り

2020年に一定の省エネ基準が義務化される予定であったところ、住宅などついては2015年に続いて見送りが決定されました。義務化された省エネ基準のない国は先進国では日本だけであり、世界的に見ればかなり後れを取っているといっていいでしょう。

しかし長期的に見れば、気候変動対策として、または「ヒートショック」などを防ぎ健康寿命を延ばすことを目的とした住宅省エネの追求は、やがて前進することになるはず。現行耐震基準にくらべて耐震性が低いいわゆる「旧耐震」の建物が、不動産取引や金融機関の融資、税制などで待遇に差があるように、やがて省エネ性の行程で、住んでいての快適性はもちろん、資産価格にも差がつく時代が来るでしょう。

●キーワード4:住まい選びはますます多様に

これまで住まいといえば「賃貸か持ち家か」といった2択でしたが昨今では、特定の住居を持たず定期的に居住地を移動する「アドレスホッパー」や、都心や地方といった複数の拠点を居住地とする「複数拠点居住」といった、新しいライフスタイルが台頭し始めています。

また「新築か中古か」といった2択も、ガス・電気・水道などのライフラインや構造躯体の性能を必要に応じて更新・改修したり、ライフスタイルに合わせ間取りや内外装を刷新する「リノベーション」の普及によってその境目もあいまいになってきました。

従来の常識や価値観にとらわれない多様な暮らし方は、今後もますます広がっていくでしょう。

●キーワード5:不動産価格は今がピーク?(画像/PIXTA)

(画像/PIXTA)

国内最高価格を誇る銀座4丁目の交差点周辺の地価上昇率は2017年にピークを迎え2018年、2019年とその上昇率が鈍化。このペースでいくと2020年のその上昇率はほぼゼロないしはマイナスに転じそうです。2012年12月の民主党から自民党への政権交代以降、株価が上昇するのと同様に、都心部・都市部を中心に上昇を続けてきた国内不動産価格も潮目が変わる可能性が高いでしょう。

「不動産投資家調査」(日本不動産研究所)においても、2020年が不動産価格のピークとみる向きが多いようです。

また東京より不動産価格の高いロンドンや香港・上海・ニューヨークなどの米主要都市も、米中貿易戦争やブレグジット、香港デモといった世情を受けピークから下落が鮮明。東京都心部から始まった不動産価格の上昇は転換期を迎えそうです。

【最後に】

歴史を振り返れば、元号の変わり目には大きな社会変化が起きてきました。大正から昭和に変わった翌年には最大商社(鈴木商店)が破綻、2年後に世界大恐慌へ。昭和から平成となった年末に株価は4万円近くのピーク、翌年の大発会で大崩れし、その後戻ることはありませんでした。数年たち「あれがバブル崩壊だった」と気づきます。

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」というマーク・トウェインの言葉がありますが、1990年バブル崩壊から衰退の30年を経過した今、社会には30年サイクルがあるように思えます。1960~1990年はいわゆる戦後を脱し「モーレツ」な高度経済成長。1930~1960年は恐慌から戦争へと突入し敗戦とその処理。1900~1930年は日清・日露戦争に勝利し先進国の仲間入り。さらに30年前は明治維新です。

いま、世界の債務は2京円を超え過去最大。ブレグジットで揺れるEU、多額のデリバティブ商品を抱えるドイツ銀行、米中貿易戦争、香港デモなど、世界の金融システム、ひいては政治経済を大きく揺るがす可能性のある火種はいくらでも転がっています。

思えば1990年のバブル崩壊、2000年初頭のITバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックと、金融ショックはおよそ10年ごとに起きてきました。前回リーマン・ショックの際には、米国政府がファニーメイやフレディーマックといった住宅系金融機関に公的資金を投入したところ批判が相次ぎ、民間金融機関であるリーマンブラザースを放置したところあのような事態となりました。リーマン・ショックから10年あまり、2020年以降の金融システムに変調があるか、着目しておきたいところですね。

一糸乱れぬリズム

所在地:渋谷区渋谷
17万6,000円(税込) / 42.7平米
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 徒歩6分

一度見たら忘れられない。



一糸乱れぬリズムで街へと飛び出すその姿は、心の奥深くまで突き刺さるような美しさ。



建物が立っているのは、骨董通りから少し入った住宅街。立地や外観の良さからか、クリエイティブな業種の事務所も多く入居する建物です。



今回ご紹介するのは、至って普通の住居 ... 続き>>>.
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実験のメゾネット

所在地:中央区日本橋小伝馬町
19万~38万円(税込) / 45.5~91平米
日比谷線「小伝馬町」駅 徒歩1分

江戸通りに面した角地に立つ、店舗、事務所物件のご紹介。



間取りは、それぞれ同じ45.5㎡のフロアが内部でつながるメゾネットタイプ。3面採光で開口が広く開放感がある空間です。天井高は約2.6mで、天井を抜けば2.9mほど。共用部からの出入り口も各階にあるので、どんな使い方をするの ... 続き>>>.
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ぽかぽか陽気に包まれる

所在地:品川区西五反田
13万3,000円 / 45.15平米
東急目黒線「不動前」駅 徒歩2分

心地よい日の光の恩恵を受けた、カップル向きの部屋を紹介します。



部屋は7階、LDKの大きい窓からの風通しが良く、さらに周辺の建物はそんなに高くないので抜けもいい感じ。



間取りは14畳の広いLDKと寝室。部屋は引き戸で仕切られるため、空間の圧迫感が少なく奥行きが生まれます。また ... 続き>>>.
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天高4mで見晴らしよく

所在地:杉並区荻窪
16万8,000円 / 44.1平米
中央線・丸ノ内線「荻窪」駅 徒歩3分

扉を開けた瞬間、その開放感に思わずおお…と声がでました。開放感の正体は約4mの天井高。最上階のため、スッキリと抜けた眺望も気持ちがいいです。



とにかく広く感じられるこの部屋。天井が高いだけではなく、ゆったりとしたバルコニーが続いていて、柱のないワンルームだからこそ感じる広さです ... 続き>>>.
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そそる立地の一棟ビル

所在地:世田谷区代沢
53万9,000円(税込) / 99.57平米
東急田園都市線「三軒茶屋」駅 徒歩10分

三軒茶屋と下北沢のちょうど間くらいに、気になる一棟ビルを見つけました。場所は、茶沢通りと淡島通りの交差点。視認性もばっちりです。



それぞれの駅からはちょっと歩きますが、大通り沿いなのでわかりやすい立地。路地ではなく、駅前ではないというところがそそります。



室内はスケルトンでは ... 続き>>>.
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猫足と眺望と

所在地:渋谷区上原
13万8,000円 / 41.6平米
小田急線・千代田線「代々木上原」駅 徒歩3分

眺望が良さそうだなーと思って見に行ったレトロ物件のバスタブが、猫足でした。なんだかちょっと不思議な取り合わせ。



代々木上原駅からは徒歩2分、1970年築のマンション。東と南に抜けた眺望と、ふたり暮らしにちょうどよさそうな間取りも気に入ってもらえそう。日当たりを邪魔されない、ちょ ... 続き>>>.
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DIYでつくったアート空間

所在地:港区赤坂
5,550万円 / 65.26平米
千代田線「乃木坂」駅 徒歩7分

ミッドタウンと赤坂サカスの中間に位置するマンションの3階。



売主さんはアート好きのご夫婦。アートが各所に飾られたそのお部屋は、まるで美術館。

国立新美術館や森美術館、21_21 DESIGN SIGHTが散歩圏にあるこの場所を選ばれたことにも納得がいきます。



「住みながら内装 ... 続き>>>.
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広尾のあの場所 – 緑VIEW –

所在地:港区南麻布
17万6,000円(税込) / 38.22平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩2分

地図を見れば「ああ、あそこね」とわかるような、広尾らしい場所にある事務所物件のご紹介。



エレベーターなしの5階なのですが、バルコニーから見えるモサモサした有栖川宮記念公園グリーンの眺望付きです。



室内はフローリングで、ノーマルな印象。室内からでも、公園の緑がよく見えて気持ちい ... 続き>>>.
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縦にも横にも広く

所在地:横浜市神奈川区入江
12万9,000円 / 51.08平米
京浜東北線・京急本線「京急新子安」駅 徒歩6分

単純な構成の物件が好きです。でも探すとなかなかなくて。



こちらの物件は天井高5mの開放感あるリビングが特徴で、あとはベッドルームが一つだけ。



広くてくつろげる部屋が一つ、寝る部屋が一つ欲しい、という方にちょうど良い物件です。



LDKは約19畳あり、高い天井のおかげでさらに広 ... 続き>>>.
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グッとくるウッドタイル

所在地:横浜市旭区二俣川
15万円 / 65平米
相鉄線「二俣川」駅 徒歩7分

二俣川駅から程近い住宅地に立つ、低層マンション。外観・共用部・エントランはスッキリと整っていて、好印象です。



間取りは2LDK。廊下が最小限で無駄がなく、各スペースはしっかりと広さが取れています。内装は表情の良いフローリング、コンクリート、しっくいの壁、タイル、間接照明などがバ ... 続き>>>.
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複合的な一棟

所在地:台東区台東
36万円 / 199.26平米
都営大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町」駅 徒歩7分

★賃料変更しました★



1階が倉庫、2階が事務所、3~4階がメゾネットの住居になっている一棟。



住居部分の水回りは少し使用感があるものの使える状態なので、住居兼店舗・事務所にしてはどうでしょうか?



住居部分には荷物が多く残っていますが撤去の予定。内装は和室が二つの2LDK。4 ... 続き>>>.
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都市と緑を望むペントハウス

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
7,770万円 / 84.05平米
山手線「代々木」駅 徒歩8分

西を向けば夜景の美しい高層ビル、東を向けば新宿御苑のもりもり緑。そして、どーんと正面にそびえ立つのはNTTドコモ代々木ビル。とんでもない場所にあるペントハウスをご紹介します。



建築設計の仕事をしているオーナーが、事務所として使われていた部屋を購入し、スケルトンからリノベーション ... 続き>>>.
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赤坂のカクカクアジト

所在地:港区赤坂
16万2,000円 / 46.38平米
千代田線「乃木坂」駅 徒歩2分

乃木坂駅からすぐに立つ、白やグレー、ベージュなどの、絶妙なモザイクタイル貼りのカクカクしたレトロマンション。



南北に設けられた掃き出し窓や、L字の窓からは、夕方まで常に光を取り入れることができるため、ひっそりとした空間ですが居心地がいいです。



ベージュのタイルカーペットに、白 ... 続き>>>.
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「恩送り基金」を創設し次世代へ託す。終活を楽しむ暮らし あの人のお宅拝見[15]

今回お宅訪問したのは、元リクルートワークス研究所の名物研究員で筆者の大先輩の角方正幸さん。今年古希(70歳)を迎えた角方さんから『謝縁会』と名付けられた会への招待状が届き、「これはもしやいわゆる生前葬?」と不安なまま会に赴くと……。その件も交えて今に至る人生話を、プライベートな暮らしぶりを拝見しながら伺いました。連載【あの人のお宅拝見】
「月刊 HOUSING」編集⻑など長年住宅業界にたずさわってきたジャーナリストのVivien藤井繁子が、暮らしを楽しむ達人のお住まいを訪問。住生活にまつわるお話を伺いながら、住まいを、そして人生を豊かにするヒントを探ります。「意志のある寄付で社会を変える」を自ら実践

角方さんは熱狂的な横浜DeNAベイスターズファン。もちろんお住まいは横浜市、駅前ながら遊歩道の緑を望む好立地にある一戸建て。

取材日は生憎の雨でどんよりですが、緑豊かな遊歩道に面した高台に建つお宅(写真撮影/相馬ミナ)

取材日は生憎の雨でどんよりですが、緑豊かな遊歩道に面した高台に建つお宅(写真撮影/相馬ミナ)

お部屋に招き入れていただくと「見て見て、コレ!」と、角方さんがうれしそうに手招きし、見せてくださったのがこちら。

バンダイ社がケンウッドと協力して開発されたエンターテイメント・オーディオ・ロボット(写真撮影/相馬ミナ)

バンダイ社がケンウッドと協力して開発されたエンターテイメント・オーディオ・ロボット(写真撮影/相馬ミナ)

ジャズの音楽が流れると、演奏しているかのように動きだした人形たち。ピアノ・ギター・ドラム・サックスなどのバンドマンと、よく見ると……歌手が美空ひばりだ!

『美空ひばりジャズを唄う』バージョン。音響は6.1chシステムの本格サウンド(写真撮影/相馬ミナ)

『美空ひばりジャズを唄う』バージョン。音響は6.1chシステムの本格サウンド(写真撮影/相馬ミナ)

「家に帰ってチョッと一杯やるときにこれをかけると、雰囲気のいいBarにでも居る気分だよ。こういう手づくり感のある物が好きなんだ」と、ご満悦。
DIYはじめ何事も手づくりが得意な角方さんらしい、お気に入りの一品です。

さて6月に開催された『謝縁会』のお話に。これも手づくり感たっぷりの素敵な会でした。
『謝縁会』は、寄付文化の創造を目指すパブリックリソース財団の理事でもある角方さんが考えた“新しい形の生前葬”。

「元気なうちに、ご縁のあった方々へ感謝を伝えたかったのと、『恩送り基金』を設立したので、その紹介もしようと思ってね」
“元気なうちに”というのも、角方さんは60代でガンなど3度も大病を経験したことから、古希70歳のタイミングで実施を決意されたそう。

会場の前方演壇に、角方夫妻がそろって着席。参加者は家族から仕事関係者、ご近所さんなど約150人が20テーブルに分かれて座り、これから何が起こるのかと興味津々。

演壇に飾られていた絵は、若き角方さんが描いた当時の“将来の妻”、今の奥様です! 油絵を描いていたことが、お二人の馴れ初めのよう(写真提供/角方さん)

演壇に飾られていた絵は、若き角方さんが描いた当時の“将来の妻”、今の奥様です! 油絵を描いていたことが、お二人の馴れ初めのよう(写真提供/角方さん)

会場には絵のほかにも、お仕事の軌跡や家族・友人たちとの思い出の写真など、角方さん作の数々が展示されていました。
昨今、お葬式でも故人を偲ぶものが飾られたりしていますが、ここは生前葬的『謝縁会』。華やかな飾り付けを前に、参加者とご本人が一緒に当時を懐かしみ、笑い声が響いていました。

縁ある方々からのスピーチ、色とりどりのお料理も縁あるものをチョイスされていて、心のこもったおもてなしをたくさんいただきました。
角方夫妻の歩みを紹介するビデオを一同感慨深く見入り、角方さんが恩送り基金として『角方基金』を創設した思いを知ることができました。

『謝縁会』当日参加者に配られた、プログラムと150人にもなった参加者の一覧表(写真提供/角方さん)

『謝縁会』当日参加者に配られた、プログラムと150人にもなった参加者の一覧表(写真提供/角方さん)

「若い人たちの教育支援が私のライフワーク。これまで皆さんからいただいた恩を、次世代に送る仕組みとして基金をつくることにしたんだ」
ご自身が1000万円を寄付して基金を設立。基金が支援する目的や活動団体に共感すれば、誰でも、いくらからでも、“意志のある寄付”をこの基金へできるのです。

感謝の気持ちを一番伝えたかったのは、やはり奥様。全員集合の写真撮影にて3時間強の会を締めくくった(写真提供/角方さん)

感謝の気持ちを一番伝えたかったのは、やはり奥様。全員集合の写真撮影にて3時間強の会を締めくくった(写真提供/角方さん)

「『謝縁会』参加者からも寄付をいただきましたが、全く知らない方からも支援目的を知って寄付があり驚いています」。そんな寄付文化を日本にも根付かせようと自ら実践されています。
基金からの支援先には、教育の格差是正や障害者教育などの活動をしているNP0をいくつか選定しているそうです。

企業人、地域人、家庭人としての「三位一体」の人生

『謝縁会』に招かれた方々には、仕事関係者である私が知らない角方さんの縁者がたくさんいらっしゃいました。
常々、角方さんがモットーに掲げている ~企業人、地域人、家庭人としての「三位一体」の人生~ を垣間見た気がします。

今のお住まいへは、2001年に同じニュータウン内のマンションから転居されたそう。
3人の子育て中だったマンション時代も管理組合理事長に始まり、『みどりの会』なるものを設立して竹炭づくりを夜通し楽しむなど、住民のコミュニティーづくりを“地域人”として率先されてきたようです。
「この家を買ったのも、面白い縁があってねー!」と、今に至る話を聞かせてくれました。

庭の向こうに見える隣家を指して
「実は分譲時に、私たちが申し込んだのは隣の家なの。ただ、妻が子ども3人に個室が欲しいと5LDKを希望していたのに、残っていたのは4LDK。この家に申し込んだのは偶然、知人だったんだけど、反対に知人家族は大きな和室を希望。4LDKの方が広い和室だったので、お互いの要望が一致。余分な費用がかかったけれど交換できる手続きを取り、めでたく入居したという経緯(笑)」

リビングに面してウッドデッキのあるお庭の向こうが、入居前から懇意のお隣さん。もちろん『謝縁会』にもご出席(写真撮影/相馬ミナ)

リビングに面してウッドデッキのあるお庭の向こうが、入居前から懇意のお隣さん。もちろん『謝縁会』にもご出席(写真撮影/相馬ミナ)

お話を伺っていると、愛猫ココちゃんがニャオニャオ「外へ行きた~い」とアピール。

とっても人懐っこいココちゃん(12歳)角方さんに似て、ご近所付き合いが良く、あちこちでオイシイ思いをしているらしい(写真撮影/相馬ミナ)

とっても人懐っこいココちゃん(12歳)角方さんに似て、ご近所付き合いが良く、あちこちでオイシイ思いをしているらしい(写真撮影/相馬ミナ)

ドアを開けるとココちゃん、まずはお隣へご挨拶に?

ココちゃんが渡っている橋は、フェンスを切ってお隣の勝手口に直結してる!(写真撮影/相馬ミナ)

ココちゃんが渡っている橋は、フェンスを切ってお隣の勝手口に直結してる!(写真撮影/相馬ミナ)

「当初は子どもも3人いたし、お互い物のやりとりやら行き来が多かったので、玄関回るより早いでしょ。これも全部、私がDIYでつくったんだけどね」
えっ?ウッドデッキも、パーゴラもテーブルセットも全部、角方さんの手づくりとは驚きです!

なんと!立派なピザ窯も手づくり。レンガを積んで本格的。水道栓までつくり付け、余った木材で緑のラティスもつくってしまった角方さん(写真撮影/相馬ミナ)

なんと!立派なピザ窯も手づくり。レンガを積んで本格的。水道栓までつくり付け、余った木材で緑のラティスもつくってしまった角方さん(写真撮影/相馬ミナ)

「これも見て」と扉を開けた中からは、ダーツのボードが現れました。

「ちゃんと競技用の距離から、投げられるようにセットしてあるんだよ」。人が集まっても飽きさせない遊び心満載のガーデンテラス(写真撮影/相馬ミナ)

「ちゃんと競技用の距離から、投げられるようにセットしてあるんだよ」。人が集まっても飽きさせない遊び心満載のガーデンテラス(写真撮影/相馬ミナ)

私は“企業人”角方さんを調査研究のプロとして尊敬してきましたが、今回DIYガーデンを拝見して“家庭人”角方さんの一面に驚くばかり。

DIYの工程を写真と共に「2002年手作りガーデン日記」としてファイリング。これは角方さんらしいシステマチックな記録(写真撮影/相馬ミナ)

DIYの工程を写真と共に「2002年手作りガーデン日記」としてファイリング。これは角方さんらしいシステマチックな記録(写真撮影/相馬ミナ)

その工程は、土台づくりから始まっていました。設計図もご自分で書いた様子(社会工学科卒なのに)。
「子どものころから絵より図工が上手かったんだ、親父の影響かな……」。
その創作力が角方さんの息子さんにも受け継がれていく、家庭人としての“恩送り“。

庭にウッドデッキ用の土台をコンクリートで打った基礎。息子さんもホームセンター通いからお手伝いされたそう、今となっては素敵な思い出になっていることでしょう(写真提供/角方さん)

庭にウッドデッキ用の土台をコンクリートで打った基礎。息子さんもホームセンター通いからお手伝いされたそう、今となっては素敵な思い出になっていることでしょう(写真提供/角方さん)

手にはパソコンを刷毛に変え、デッキを塗装中の角方所長(笑)。

お手入れもされているだけあって、18年経っても頑丈でツヤツヤのウッドデッキでした(写真提供/角方さん)

お手入れもされているだけあって、18年経っても頑丈でツヤツヤのウッドデッキでした(写真提供/角方さん)

このウッドデッキで、ご近所さんや家族親戚を招いてBBQやピザパーティーを楽しまれるそう。

同時に新築入居した5軒の家族が、持ち回りで毎年催すパーティーの様子。今年で19回目だそう!(写真提供/角方さん)

同時に新築入居した5軒の家族が、持ち回りで毎年催すパーティーの様子。今年で19回目だそう!(写真提供/角方さん)

予想外なDIYの実力に圧倒されてしまいましたが、角方さんの全ての原動力は周りの皆が喜ぶ顔なのだと感じました。素晴らしい“家庭人” “地域人”の姿を初めて拝見しましたが、そこは“企業人”角方さんのスタンスと変わらぬ姿。~企業人、地域人、家庭人としての『三位一体』の人生~、そのものです。

角方基金で次世代の社会に“恩送り”、家族・孫には“愛情送り“

70歳今なお現役で、リアセック キャリア総合研究所所長の角方さん。ご自宅でもお仕事をされるようで、寝室には大きなデスクの書斎コーナーが。

「この椅子は姿勢が良くなるんだよね」と、バランスチェアに腰掛けてお仕事(写真撮影/相馬ミナ)

「この椅子は姿勢が良くなるんだよね」と、バランスチェアに腰掛けてお仕事(写真撮影/相馬ミナ)

背後も全面書棚でしたが、正面の棚には独立された3人の息子さん家族との写真などが並べられています(写真撮影/相馬ミナ)

背後も全面書棚でしたが、正面の棚には独立された3人の息子さん家族との写真などが並べられています(写真撮影/相馬ミナ)

「3時ころには、妻が孫を連れて帰ってくるはず」と、おっしゃっていた矢先にお孫さんが学校から帰宅。

「お帰り~!」近居のお孫さんは共働きの両親が帰宅するまで、祖父母宅で過ごすのが日課。お孫さんも第二のわが家のようにリラックス(写真撮影/相馬ミナ)

「お帰り~!」近居のお孫さんは共働きの両親が帰宅するまで、祖父母宅で過ごすのが日課。お孫さんも第二のわが家のようにリラックス(写真撮影/相馬ミナ)

実は角方さん宅の窓からは、小学校の通学路になっている遊歩道を眺めることができます。

取材日も朝の通学時に、お孫さんを見つけて手を振る奥様。孫育てを楽しんでおられます(写真撮影/角方さん)

取材日も朝の通学時に、お孫さんを見つけて手を振る奥様。孫育てを楽しんでおられます(写真撮影/角方さん)

「子どもたちが下から眺めると面白いだろうと思って、風見鶏を飾ってるんだ。毎年、新しいものを買ってきてね」
一年くらいで壊れるため毎年行く軽井沢で購入されるらしく、これまた手づくりクラフト感のある風見鶏。

通学路からこれを見つけて笑う子どもの顔、素敵な情景が目に浮かぶ(写真撮影/相馬ミナ)

通学路からこれを見つけて笑う子どもの顔、素敵な情景が目に浮かぶ(写真撮影/相馬ミナ)

(写真撮影/相馬ミナ)

(写真撮影/相馬ミナ)

古希の『謝縁会』を終え、次にやりたいことは何ですか?と尋ねると
「ゴルフでエイジシュート(※)を達成したいんだよね」と、これまた違う角度から答えが返ってきて驚き(笑)。
※ゴルフの1ラウンド(18ホール)を、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること

「元気なうちにやらないと意味が無いんだよ!」と、病気や認知症など判断力を失う前に人生のしまい方を考えるべきと教えてくれました。『謝縁会』や『角方基金』、高齢社会の新しい選択肢を見せてくれる団塊の世代は、いつもわれわれのロールモデルです。

角方正幸
株式会社リアセック キャリア総合研究所所長。
1949年東京生まれ。1972年東京工業大学社会工学科卒業後、三井情報開発株式会社総合研究所を経て1984年株式会社リクルート入社。リクルートリサーチ、ワークス研究所で教育・労働分野を調査研究。2009年リクルート初の男性定年退職者に。同年より現職、神奈川県参与、株式会社大学改革代表取締役に就任。2012年パブリックリソース財団理事、NPO「まちと学校の未来」監事、桜美林大学大学院客員教授
株式会社リアセック キャリア総合研究所
公益財団法人パブリックリソース財団
角方基金(オンライン寄付サイト「GiveOne」内)

渋谷で露天風呂!?

所在地:渋谷区神泉町
18万5,000円 / 44.76平米
井の頭線「神泉」駅 徒歩3分

★賃料が下がりました★



部屋より豪華なルーフバルコニー。ウッドのフェンスやデッキできれいに整備されたバルコニーには、まさかのジャグジーバス。



テーブルや椅子もあり、ゆったり食事をしたり、人を招いて楽しんだりできる、ぜいたくな空間です。オーニングやガスストーブもあるので、プライ ... 続き>>>.
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5歳のXmasプレゼント・リクエスト

「クリスマスに、サンタさんから何をもらいたい?」

 

 

 

という質問に、満面の笑みで、

 

 

 

爆  笑ゴリラ!」

 

 

 

と答えていたのは、息子が何歳の頃だったかしら…。

 

 

 

 

今年のリクエストは、「仮面ライダーゼロワンの変身ベルト」か「大きなラジコンカー」かでずっと迷っていました。

 

 

 

 

ところが、先週、急に「ニンテンドースイッチ」と言い出したので焦りました。

 

 

 

 

なぜニンテンドースイッチ???

 

 

 

 

そういえば先週、降園後にお友達と遊んでいた時、ママ友Aさんが「ニンテンドースイッチをプレゼントする」と言っていたっけ。

 

 

 

Aさんの子が息子に話したのかもしれません。

 

 

 

ママ友Aさんは、

 

 

 

「保育所に通っている子は、年中組くらいでゲーム機を買ってもらうのは普通だよ~。」

 

 

 

と言っていましたが、今ってそんな感じなの?びっくり

 

 

 

 

あと、一緒にいた別のママ友Bさんは、

 

 

 

「幼稚園の間は与えたくないけど、小学生になればゲームを持っていないといじめられるから、買ってあげようと思う。」

 

 

 

と言っていましたが、今ってそんな感じなの?びっくり

 

 

 

 

うちは、子どものタブレット使用やゲームには慎重派です。

 

 

 

理由は、目が悪くなるから

 

 

 

 

でも、そんなこと言ってられないのかな…。いじめとか、怖いわ…。ガーン

 

 

 

 

 

そんな中、息子と図書館に行った時に、本のタイトルの「ゲーム」が目についたので、思わず借りちゃいました。

 

 

 

『Q&Aでわかる 子どもの ネット依存とゲーム障害』 樋口進・著

 

 

 

 

中学生・高校生の子どもを持つ親御さんと学校関係者向けに書かれていますが、とても興味深い内容です。

 

 

 

とりあえず、オンラインゲームは危ないな…。

 

 

 

 

 

そんなこんなで悶々としていましたが、今週になってから変化が!

 

 

 

 

先週とは違うお友達グループと遊んだ時に、息子がニンテンドースイッチを欲しがっている話をしました。

 

 

 

 

「電器屋とかホームセンターで本物のスイッチを買っちゃえば。」

 

  (※本物のスイッチ。画像お借りしました。)

 

「サンタさんが勘違いしたってことにしなよ!」

 

 

 

「大丈夫だって!きっとスイッチをパチパチして楽しむから!」

 

 

 

と、ママ友みんなが励ましてくれました。

 

 

 

 

息子が近くに来た時に、ひとりのママ友がさり気なく、「サンタさんから何をもらうの?」と聞いたら、息子は、

 

 

 

爆  笑大きいラジコンだよ。」

 

 

 

と答えました!

 

 

 

最初から欲しかった物に落ち着いたみたい。一件落着です!チョキ

 

 

 

 

それから、なぜ急に「ニンテンドースイッチ」と言い出したのかも判明しました。

 

 

 

日曜日の朝、ヒーロータイム放送中にCMをしているのです。

 

 

 

ちなみに、息子は釣りがしたいと。↓ 

 

 

 

 

これら一式そろえると、4万円くらいするのね💦高額だ~。

 

 

 

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リトル・コリアだけじゃない! “ごちゃ混ぜ”多国籍タウン、新大久保の最新事情

リトル・コリアとして有名な新大久保。しかし、東京には西葛西の「リトル・インディア」、高田馬場の「リトル・ヤンゴン」、竹ノ塚の「リトル・マニラ」など、「リトル〇〇」と呼ばれる街がいくつもある。

しかも、新大久保はもはや韓国人だけでなく、さまざまな国から人が集い、コミュニティを形成している“ごちゃ混ぜ”タウンになっている。今回は、そんな新大久保に深く潜入し、取材を続けている室橋裕和さん(45歳)に街の最新事情を教えてもらった。

新大久保駅の北口、日本語はほとんど聞こえない室橋裕和さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

室橋裕和さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

室橋さんは今年5月、日本で暮らす外国人のコミュニティを取材し、彼らの暮らしに迫ったルポ、『日本の異国 在日外国人の知られざる日常』(晶文社)を出版している。

練馬の「リトル・モンゴル」、池袋の「リトル・ダッカ」など、意外な街の意外なコミュニティも紹介(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

練馬の「リトル・モンゴル」、池袋の「リトル・ダッカ」など、意外な街の意外なコミュニティも紹介(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

集合は新大久保駅の北口。日本語はほとんど聞こえない。目を閉じて音だけ聞いていると、アジアのどこかの街を旅行で訪れたような気になる。

室橋さんが歩き出す。

「来年春に大久保エリアのことを書いた本を出版する予定でして、その取材も兼ねて2年前にこの近所に引越したんです。今はネパール系、ベトナム系の方がずいぶん増えましたね」

冒頭の、通りに室橋さんが立っている写真は、室橋さんが「新大久保の中でもごちゃごちゃ感がある通りのひとつ」と称する一角。最近できた中国料理屋の店頭には水槽が置かれ、ザリガニが元気に泳いでいる。もちろん、食用だ。

食べ方は茹でたり蒸したりといろいろ。中国の中でも東北地方の方が多く進出してきているという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

食べ方は茹でたり蒸したりといろいろ。中国の中でも東北地方の方が多く進出してきているという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「通りの奥に専門学校や語学学校がいくつかあって、若者はそこにみんな通っています。夕方の今ごろは学校が終わってアルバイトに行く時間帯ですね」

ネパール人の夫とベトナム人の妻が切り盛りする「新大久保アジア屋台村」。外から店内が見えるため、入店しやすい(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ネパール人の夫とベトナム人の妻が切り盛りする「新大久保アジア屋台村」。外から店内が見えるため、入店しやすい(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ここで、室橋さんがアジアンフード店の前に置かれた袋麺を手に取った。

「これは『ハオハオ』といって、ベトナムで売り上げナンバーワンのインスタント麺。最近、日本への輸入が始まったんです」

製造元は日本の食品メーカー、エースコック。いわば、逆輸入という形だ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

製造元は日本の食品メーカー、エースコック。いわば、逆輸入という形だ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

さらに、なぜか日本食の弁当も。「売れるなら何でも売ってやろう」という貪欲さを感じる。

ランチの売れ残りだろうか、値下げがうれしい。漢字の間違いはご愛嬌(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ランチの売れ残りだろうか、値下げがうれしい。漢字の間違いはご愛嬌(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

500円ランチはこの辺りの相場、ギリギリで価格競争をしている

今日は2軒の飲食店を回る。1軒目はネパール料理店の「ラトバレ」。

2015年12月にオープン。「リトル・カトマンズ」のシンボル的存在だ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

2015年12月にオープン。「リトル・カトマンズ」のシンボル的存在だ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

店内に入ると、BGMはしっとりとしたネパール音楽。

「ランチが安くて美味しいので時々食べに来るんです。この辺で働いているネパール人も『ここがいちばんおいしい』と言います。日本人客はほとんどいなくて、異国情緒が味わえるお店」

ランチメニューは16時まで。間に合った。さて、何をいただこうか(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ランチメニューは16時まで。間に合った。さて、何をいただこうか(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

注文したのはチキンカレー、ダルカレー、タルカリ、ライス、アチャルが付いた「Aセット」(500円)とネパール風蒸し餃子の「モモ」(600円)。

「ネパール語で豆は『ダル』、ご飯は『バート』。このセットは『ダルバート』というあちらの定食です」

おっと、ずいぶん安くないですか?(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

おっと、ずいぶん安くないですか?(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「500円ランチはこの辺りの相場ですね。ギリギリの採算で価格競争をしているんだと思います」

先述したように「リトル〇〇」は各地にある。なぜ、その街に外国人のコミュニティが生まれたのか。室橋さんによれば、「いろんなケースがありますが、確実に言えるのは誰か一人、頼れる人物がいるということ」

新大久保のネパール人コミュニティでいえば、ネパール語新聞『ネパリ・サマチャー』の編集長、ティラク・マッラさんだという。この辺りのネパール人の父親的存在で、「彼がいるなら俺らも安心して暮らせるな」と人が集まってくる。

大久保エリアの食材店に置いてある『ネパリ・サマチャー』。以前は週刊だったが、現在は隔週刊に(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

大久保エリアの食材店に置いてある『ネパリ・サマチャー』。以前は週刊だったが、現在は隔週刊に(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

こんな話も聞けた。

「一時期、技能ビザの中のコックという資格でネパール人がたくさん入って来ました。しかし、さすがに多すぎるだろうというのと、書類を偽造する業者がネパールでたくさんいることが発覚したんです」

こうした余波で、ここ1、2年はネパール人に対してコックとしての入国ビザは下りていない。

百人町は下級武士の屋敷の区割りが当時のまま残っている

本場のネパール料理に舌鼓を打ったところで、再び散策スタート。室橋さんが立ち止まる。

「ここはタイの弁当屋で美味しい。手づくりのスイーツも人気で、すぐに売り切れます」

ボリュームがある上に、ここも安い。そして、タピオカはタイでも大流行中なのだ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ボリュームがある上に、ここも安い。そして、タピオカはタイでも大流行中なのだ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

今、我々が歩いている百人町は、かつて「鉄砲百人組」と呼ばれる下級武士の屋敷が並んでいた。その区割りが当時のまま残っているため、道は細くて狭い。

「この辺はネパール、ベトナムゾーンで、台湾と中国が少し。韓国はあまりない。ベトナム料理屋では、そろそろ『山羊鍋始めました』という貼り紙が出る時期ですね」

東京媽祖廟の前を通りかかった。これは航海と経済の女神様を祀る建物で、台湾華僑にとっては心の拠り所だ。

残念ながら入れなかった。「たしか、日曜日は入れるはず」と室橋さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

残念ながら入れなかった。「たしか、日曜日は入れるはず」と室橋さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ペルー人のシェフがいる「ペルー南米酒場」もオススメだという。

「ちょっと高いけど美味しいですよ。このビルのテナントもごちゃごちゃで、上階には住んでいる人もいて、コインランドリーがあります」

カラオケ、和食、ショットバー、そしてペルー(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

カラオケ、和食、ショットバー、そしてペルー(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「戦争で焼け野原になった大久保エリアの土地を買い始めたのが韓国人や台湾人。ほどなくして、ロッテのガム工場もできて労働者が集まる場所になった。戦後の復興の中、新宿で働く韓国人や台湾人の後背地として栄えた街なんです」

ベトナム人の女の子たちも来ているから味も保証付き

大久保通りを渡ったところで、テイクアウトのケバブ屋を発見。そう、トルコもアジアの一員だ。

23時まで営業している「SARAY 大久保店」(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

23時まで営業している「SARAY 大久保店」(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「人気のケバブ屋です。美味しいし、店員がものすごくフレンドリー。トルコ人とネパール人が日本語でずっと喋っているんです」

歩くごとに、さまざまな人種と料理の匂いが混じり合う。

「長年ニューヨークで暮らしていた日本人の知人を連れてきたら、『ニューヨークみたい』だと言っていましたね」

お次はバインミー専門店。ベトナムのサンドウィッチだ。

ハノイの実家もバインミー専門店だというオーナーが開いた「BAMI OISHI」。(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ハノイの実家もバインミー専門店だというオーナーが開いた「BAMI OISHI」。(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「とにかく、量がすごい。現地でもこんなに多くないですよ。ベトナム人の女の子たちも来ているから味も保証付きでしょう」

実家のバインミー専門店の味を忠実に再現している(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

実家のバインミー専門店の味を忠実に再現している(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

勢いで購入したのは具がぎっしり詰まった特大サイズの「たっぷり」(700円)。

見よ、圧倒的なボリュームを。パテやハムも厨房内で手づくりしている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

見よ、圧倒的なボリュームを。パテやハムも厨房内で手づくりしている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

最終目的地の「イスラム横丁」は雑多な外国人エリア

さらに、散策は続く。

タマネギもジャガイモも安すぎやしませんか?(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

タマネギもジャガイモも安すぎやしませんか?(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「土地柄、外国人専門の不動産屋も多いですね。家賃は決して安いわけじゃないけど、新宿駅の隣なのでそこそこの値段。でも、この大久保エリアですら外国人に貸してくれる大家さんは全体の2割ぐらいしかいないのが現状です」

しかし、最近は外国人にも貸す賃貸オーナーも少しずつだが増えてきているという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

しかし、最近は外国人にも貸す賃貸オーナーも少しずつだが増えてきているという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

大久保エリアをぐるりと一周した。最終目的地はディープな「イスラム横丁」だ。

「イスラムオンリーというわけではなく、要するに雑多な外国人エリア。インド人オーナーの食材店、『グリーンナスコ』が中心的なスポットです。品ぞろえが豊富でラマダンの期間は特売セールで安くなります」

1階は食材売り場、上階にはモスクもある(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

1階は食材売り場、上階にはモスクもある(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「イスラム教徒はお酒禁止だけど、日本ではみんなバンバン飲んでいますね。でも、ここのモスクのボスは厳格なので1階でお酒は売っていません」

1階の食材売り場では日本語がほとんど見当たらない(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

1階の食材売り場では日本語がほとんど見当たらない(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

路地の奥には鮮魚店があった。

ネパール人に人気の「大間水産」。ネパールには海がないため、淡水魚の味に近いボラが人気だという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ネパール人に人気の「大間水産」。ネパールには海がないため、淡水魚の味に近いボラが人気だという(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「ちょっと、これ見て」と室橋さんから声がかかる。指を指す先を見ると、赤魚の粕漬け16枚が800円で売られていた。

安すぎる謎の価格設定(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

安すぎる謎の価格設定(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「ちなみに、大久保エリアでは送金業者がコンビニより多いんです。一気に増えたのは、ここ5年間ぐらい。日本の銀行経由で送るより手数料がずっと安い。それ以前は非合法の地下送金を利用するしかなかった」

店によってネパール特化、バングラディシュ特化など、専門分野があるそうだ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

店によってネパール特化、バングラディシュ特化など、専門分野があるそうだ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

1カ月前に来日したばかりの店員と日越交流が始まった

新大久保ツアーのゴールは「ベトナムフォー」という名のベトナム料理店。

「ベトナム料理店は当たり外れが激しいけど、ここは一番のおすすめ。ランチタイムはベトナム人の学生であふれ返って学食みたいになるんですよ」

本場のベトナム料理が楽しめる有名店(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

本場のベトナム料理が楽しめる有名店(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

階段を上って入店すると、メロウでスローテンポな歌声が聴こえてきた。今回のツアーでは国ごとのご当地ソングが流れるBGMもムードを高めてくれる。

かなり広い店内。窓からはイスラム横丁を見渡せる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

かなり広い店内。窓からはイスラム横丁を見渡せる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ベトナム風お好み焼きの「バインセオ」(1100円)、「豚肉のレモングラス巻き焼き」(870円)、そして「ハス茶」(500円)を注文。

運ばれてきた「バインセオ」を見て、室橋さんが「おお、こんなにでかかったか」と声を上げる。

「豚肉のレモングラス巻き焼き」はベトナムの定番料理(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「豚肉のレモングラス巻き焼き」はベトナムの定番料理(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

室橋さんがベトナム語で女性店員に話しかけると、「おお、すごいねえ」という反応。

ここから日越交流が始まった(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ここから日越交流が始まった(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ひとしきりの会話が終わって、室橋さんに「何を話していたんですか?」と聞いた。

「最初、ベトナム語で『ありがとう』と言いました。彼女はちょっと前にイオンモールができたホーチミン近郊の街の出身で、1カ月前に日本に来たばかりだそうです」

いろんな国の人たちとの関係ができたから、正直、離れづらい

心温まる交流を目にしたところで、濃密な新大久保ツアーは終了。

2015年の調査によれば、大久保・百人町エリアに住む外国人人口は約1万3000人。外国人比率は3割を超えている。もちろん、これに別の街からやってくる外国人を加えれば、相当な数になるはずだ。そんな新大久保は姿を変えながら、常に新しいコミュニティが生まれている街だった。

今回ガイド役を引き受けてくれた室橋さんは、埼玉県入間市の出身。大学時代からバックパッカーとしてアジア全域の旅を続けてきた。自身では「入間が何もない街だったから世界を見たいと思ったんでしょうね」と振り返る。

さらに、2005年にはタイに移住。10年間住んだのち、4年前に帰国した。来年の春には新大久保取材の集大成としての書籍が出る。ひと区切り付くわけだが、またどこかに移住するのだろうか。

タイに住んでいたころの室橋さん(写真提供/室橋さん)

タイに住んでいたころの室橋さん(写真提供/室橋さん)

「そういう気持ちもありますが、この街でのいろんな国の人たちとの関係がだいぶできちゃって。毎週月曜日はヒンズー教徒の集まりに誘われたりとか。気を使わないで暮らせる街だから居心地がいい。正直、離れづらいです」

ベトナムの旧正月にはベトナム人の女性がアオザイを着て街の風景を彩る。ネパールのダサインというイベントの時期にはネパール人が浮き足立つ。新大久保で暮らすということは、日本にいながらにしてアジアを旅しているようなものなのかもしれない。

●取材協力
室橋裕和さん
アジア専門の記者、編集者。元週刊誌記者で、元タイ在住10年。現在は新大久保に住み、アジア関連、日本の中のアジア関連、新大久保情報を発信している。著書に晶文社刊「日本の異国」がある。新聞やWebメディアでの連載も持つ。
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たとえばこんな選び方

所在地:世田谷区北烏山
1,780万円 / 48.6平米
井の頭線「久我山」駅 徒歩23分

ちいさなサイズのマンションを手頃な価格でお探しの方に。



バルコニーの枠がちょっとかわいいマンション。ご紹介するのは2階の角部屋です。



最寄りは久我山駅や千歳烏山駅で、渋谷へも新宿へも一本。都心へのアクセスが良く、静かな環境で暮らしたい方にオススメです。



ただしどちらも駅まで ... 続き>>>.
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青空と緑に包まれたヴィンテージ

所在地:文京区大塚
6,980万円(税込) / 98.35平米
有楽町線「護国寺」駅 徒歩2分

文京の緑豊かなゆとりある敷地に、堂々と立つヴィンテージ。広々としたリビングからは抜けた眺望、その先に広がる開けた景色。



この建物を少し遠くから眺めるだけでも、心が高鳴るのを感じます。目に飛び込んできた時の、その立ち姿はいつ見ても眩しいばかり。



室内は2019年12月にフルリフ ... 続き>>>.
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低いい改装OKオフィス

所在地:世田谷区池尻
11万円(税込) / 20.01平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩4分

なぜか天井が低くい。でも、なぜか部屋は狭く感じないですし、居心地も悪くない。しかも、自由に改装OK。



場所は世田谷区池尻。池尻大橋駅から三茶方面へ歩いて4分のところにある、5階建ての小さなビル。その最上階の募集です。ちなみに、ビルは玉川通り沿いに建っています。



室内は前テナン ... 続き>>>.
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低いい店舗

所在地:世田谷区池尻
33万円(税込) / 34.62平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩4分

なぜか天井が低くい。でも、吹き抜けがあって、前テナントが改装した内装も雰囲気が良くて、こじんまりとしたいい店舗になりそうだと思いました。



先にお伝えしておくと、飲食店舗は不可です。物販店舗やショールームなどでお考えください。



場所は世田谷区池尻。池尻大橋駅から三茶方面へ歩いて ... 続き>>>.
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天空系アトリエ?

所在地:港区北青山
15万1,800円(税込) / 25.26平米
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 徒歩2分

骨董通りと青山通りの交差点に面したビルの最上階物件。この天空でアトリエやサロンは、気分がいいだろうなと思います。



共用部分の廊下から、ズバーっと眺められる青山方向や、新宿方面の高層ビル。なかなか得難い体験です。部屋からの眺望は、方向的に残念ながら大したことないです。



室内は整 ... 続き>>>.
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中庭を囲む隠れ家

所在地:目黒区柿の木坂
1億5,980万円 / 300.18平米
東急東横線「都立大学」駅 徒歩16分

しっくいの壁や柿渋を染み込ませた無垢フローリング、モミジが目を引く中庭。自然素材を使ったこの物件は現状の使い方がちょっと特殊なこともあって「料理」方法の妄想が膨らむ家でした。



ここは目黒区柿の木坂の閑静な住宅街。最寄り駅からは徒歩16分と歩きますが、バスが便利です。近くにバス停 ... 続き>>>.
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そびえ立つ名作 – 懐かしい部屋 –

所在地:文京区関口
9万円 / 37.1平米
有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩5分

衆目を集める、いわずもがなのヴィンテージマンション、目白台ハウス。



今回の物件は、エントランスと同じ階に位置しています。とはいえ建物が傾斜地に立っているため、バルコニー側は3階の高さです。



大きい窓の先は、植栽のカーテン。木漏れ日や、葉っぱの擦れ合うサラサラという音、鳥のさえ ... 続き>>>.
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年末大掃除シーズン到来!床拭きの頻度はどの程度?二極化する掃除実態

年末の恒例行事といえば一家総出の「大掃除」か思い浮かぶが、最近では年末に大掃除をしない家庭も増えてきた。しない理由は、年代によって多少異なるようだ。大掃除の実態や二極化している様子を、アイロボットジャパンの調査結果から見ていくことにしよう。【今週の住活トピック】
「年末の大掃除に関する意識調査」結果を公表/アイロボットジャパン恒例ではなくなる!?家族で年末に大掃除をするのは約半数

お宅では、年末に大掃除をするだろうか?

実はこの時期に、年末の大掃除に関する調査結果が公表されることが多い。花王が実施した「『2018年の年末大掃除』に関する調査」では、2018年の年末大掃除の実施率は58%だった。また、ダスキンが実施した「第15回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」では、2018年の年末大掃除の実施率は55.9%で、過去3番目に低い実施率だったという。

一方、アイロボットジャパンが「年末に家族で大掃除をしますか?」と聞いたところ、「家族で大掃除をする」が50.3%と半数に達し、「家族では行わないが自身で行う」の28.7%と合わせると、79.0%が年末に大掃除をすると回答している。

Q:年末に家族で大掃除をしますか(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:年末に家族で大掃除をしますか(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

さきほどの花王の調査で、「2019年の年末に大掃除をする予定があるか」を聞いたところ、77%が実施予定だと回答していることから考えると、質問の仕方が「昨年に実施したか?」と「年末に大掃除をするか?」とでは、回答が多少異なるのだろう。

ただ、家族で年末に大掃除をする恒例行事的な習慣は、薄れつつあると言えそうだ

大掃除をしない理由は、年代によって異なる?

では、年末に大掃除をしない理由は、どういうものだろう?
アイロボットジャパンの調査結果によると、48.8%が「年末は忙しいので別の時期に掃除をする」と、42.9%が「日常定期的に掃除をしているので大掃除はしない」と回答し、理由は大きく2つに分かれた。「大掃除は業者に頼むので自分ではやらない」は4.8%だった。

2大理由ともいえる、「日常掃除で済ます」と「年末以外に行う」については、年代によって傾向が異なる。20代・30代では「日常掃除で済ます」派が多く、40代・50代では「年末以外に行う」派が多い。

Q:年末に大掃除をしない理由(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:年末に大掃除をしない理由(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

実は、最近は「秋掃除」や「春掃除」が効果的だと言われている。理由はいくつかある。
・油汚れなどが緩んで落としやすい
・水が冷たくない、お湯の温度を維持しやすい
・寒くないので窓を開けたままにできる
・洗ったものが乾きやすい
そう考えると「年末以外に行う」派は合理的といえるだろう。

普段おろそかにしている玄関まわりや窓まわり、カビ取りなど、日常の掃除だけでは手が回らないことも多い。日常の掃除に加えて、気になったときに小まめに“小掃除”するのが効果的だ。まとめてやるとなると億劫になるので、小掃除を習慣化することで効率アップを図る人も多いだろう。

「年末に大掃除をしない」背景には、それぞれの年代で、自分たちのライフスタイルに応じた合理的な掃除の仕方を工夫しているから、という見方もできる。

床拭きの頻度に大きな違いがあった!年1回程度VS週1回以上

さて、SUUMOジャーナル編集部と調査結果を見ていて注目したのは、「床拭きの頻度」だ。
この調査でいう床拭きが、水拭きを指すのか、から拭きだけでも床拭きというかは分からないが、床拭きの頻度はかなり二極化していた。

「日常の床拭きの頻度」を聞いたところ、最多は「週1回以上」の33.6%で小まめに床拭きをしている様子がうかがえる。次いで多かったのは、「月に1回程度」の29.1%だった。一方で、「大掃除の時や年に1回程度」が15.3%、「まったくしない」が15.5%と床拭き消極派が約3割もいることが分かった。

Q:日常の床拭き掃除の頻度(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:日常の床拭き掃除の頻度(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

また、「自宅内で最も拭き掃除が必要と思われる箇所」を聞くと、1位が「リビング・ダイニング」(38.3%)、2位が「キッチン」(35.9%)だった。

敬遠されることもある床拭きだが、目には見えないホコリや汚れが床には残っているもの。消極派の方には、見直してほしい。掃除機をかけた後に水拭きでしっかり汚れを取り、水分を残さないように乾かすことがポイントだ。

ところで、江戸時代には、大掃除ともいえる“煤払い(すすはらい)”をした後、胴上げをしたということをご存じだろうか?

筆者の「連載:江戸の知恵に学ぶ街と暮らし」に執筆したが、江戸時代には電気はないので火を使うために室内に煤がたまり、その煤を払い落とす習慣があった。大掃除というだけでなく、正月を迎えるお清めの儀式でもあったので、大きな商店では煤払いの後に、食事や酒がふるまわれ、時には胴上げをするなどのお祭り騒ぎになった。『東都歳事記』にもそうした絵が描かれている。

年末に大掃除をしないとしても、新年を気持ちよく迎えるために、正月の準備はきちんとしたいものだ。

●取材協力
花王
ダスキン

ふわりとつながる

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
24万7,500円(税込) / 42.07平米
副都心線「北参道」駅 徒歩3分

白い箱に散りばめられたのは、チークの無垢フローリングとグレイッシュなブリックタイル。シンプル過ぎず、やり過ぎず。程よい塩梅のリノベーションで心地よく働けそうな、温かみある空間に生まれ変わっています。



間取りは水回りによってゆるく空間を分けられたワンルーム。入り口側の空間を打ち合 ... 続き>>>.
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公園向かいのほっこり路面店【事務所可】

所在地:墨田区両国
9万3,500円(税込) / 25.59平米
総武線「両国」駅 徒歩4分

東京の下町、親子連れでにぎわう公園の真向かい。タイル張りのレトロなビルの路面で、ちいさなお店をはじめてみませんか?



先に建物の場所から。両国駅近くの大通りを渡ってすぐの住宅街です。



休日の日中には公園で子どもたちが元気に遊びまわっています。また斜め向かいは小学校、前面道路は交 ... 続き>>>.
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日本一の「自転車のまち」へ。サイクリストが集う茨城県土浦市の暮らし

日本で二番目に大きな湖である霞ヶ浦。そのすぐほとりに位置する茨城県土浦市では、今日本各地からサイクリストが集まりつつある。官民一体となってのまちづくりが功を奏している証拠だ。一体、どのような取り組みが成されているのか、土浦市へ向かってみた。
サイクリングロードをきっかけとして始まった取り組みとは

土浦市が、本格的にサイクリングに特化したまちづくりを始めたのは、2016年のこと。土浦市政策企画課の東郷裕人さんが教えてくれた。
「それまで、主なサイクリングロードは2つありました。筑波山方面の一本と、霞ヶ浦を回るルートです。それが茨城県の事業として合体することになり、全長180kmになる『つくば霞ヶ浦りんりんロード』として生まれ変わりました」

霞ヶ浦周辺をぐるりと楽しめるサイクリングロード。車の往来はそれほどないので、安心して自転車も走行できる(写真撮影/相馬ミナ)

霞ヶ浦周辺をぐるりと楽しめるサイクリングロード。車の往来はそれほどないので、安心して自転車も走行できる(写真撮影/相馬ミナ)

筑波山の麓まで行ってもよし、霞ヶ浦をぐるり一周するもよし、もちろん全てのルートを回ってもいい。茨城県を代表する風景を楽しめるサイクリングロードができたことで、土浦市はサイクリストが集う街への道を走り始めたというわけだ。

まず、環境整備としては、つくば霞ヶ浦りんりんロードに限らず、周辺の道は県道もあれば市町村それぞれが管理する道もある。各自治体で話し合い、統一のデザインで自転車走行の場所や方向を示すように整備された。サインクリングロードには、どこにも青い矢羽根が描かれている。

ちなみに霞ヶ浦の一周は約140km。アップダウンが少ない平坦な道ゆえに風景を楽しみながら、途中の温泉に寄ったり、道の駅で買い物をしたりと、ゆっくり走るのもいいだろう。しかし、子連れにはちょっと長い距離かもしれない。

商工観光課の中村良さんが話を続ける。

「一周するのが大変という方は『霞ヶ浦広域サイクルーズ』もおすすめです。自転車を乗せることができる遊覧船でショートカットする方法もあるので、そちらを利用してもらってもいいですね」

小さな子どもがいる人にも、さらには途中で雨が降ってきて早く戻らなくてはならなくなっても、遊覧船があれば安心だ。あらゆる状況を想定してサイクリングを楽しめるように考えられていることが分かる。

商工観光課の中村さん。自らも自転車に乗る機会が増えたという(写真撮影/相馬ミナ)

商工観光課の中村さん。自らも自転車に乗る機会が増えたという(写真撮影/相馬ミナ)

さまざまなニーズに対応すべく考えた施策

このように多角的な視点から「サイクリング」に取り組んでいることが伝わってくる。レンタサイクルは、市が運営するものもあれば、民間のものもあり、それぞれしっかり差別化されている。

例えば、貸出場所と返却場所は別でも大丈夫という乗り捨て可能なレンタサイクルもあれば、事前予約をするとレンタルできる今人気のスポーツタイプの電動アシスト自転車などの最新機種がそろうお店もある。さらには、専用アプリに会員登録をすれば早朝や深夜に借りたり返したりできる無人のステーションも。

一面ガラス張りで開放感のある「りんりんポート土浦」。自転車に特化した施設は、市として初めての試み(写真撮影/相馬ミナ)

一面ガラス張りで開放感のある「りんりんポート土浦」。自転車に特化した施設は、市として初めての試み(写真撮影/相馬ミナ)

「特徴を分かりやすくお伝えすることで、使い道にあった場所で借りていただければ、と考えています。さらに、サイクリストの憩いの場として、拠点となる施設である『りんりんポート土浦』もつくりました。トイレやシャワールーム、更衣室もあれば、自転車のメンテナンスができる道具やスペースもあります」(中村さん)

施設内にある自動販売機は、エネルギー補給のスイーツのほか、メンテナンス用の道具も販売されている(写真撮影/相馬ミナ)

施設内にある自動販売機は、エネルギー補給のスイーツのほか、メンテナンス用の道具も販売されている(写真撮影/相馬ミナ)

この『りんりんポート土浦』以外にも、まちなかの店舗や施設に『サイクルサポートステーション』というのぼりが立っている。そこではサイクリストに休憩場所を提供していたり、トイレを貸し出したり、空気入れや工具を用意していたりする。

休憩しながら、ルートを考えたり、他のサイクリストとコミュニケーションをとったりできるスペースになっている(写真撮影/相馬ミナ)

休憩しながら、ルートを考えたり、他のサイクリストとコミュニケーションをとったりできるスペースになっている(写真撮影/相馬ミナ)

「こうして少しずつ施設が増えることで、市全体でサイクリングを盛り上げようという意識が高まってきています。カフェメニューに自転車をかたどったスイーツをつくっていたり、パンクや鍵の紛失などに対応する自転車のロードサービスもできてきました」(中村さん)

ベースキャンプとなる駅ビルの開発

その流れの拠点となっているのが、土浦駅に直結している駅ビルである「PLAYatré TSUCHIURA」だ。

駅直結の「PLAYatré TSUCHIURA」は、市外からの玄関口になっている(写真撮影/相馬ミナ)

駅直結の「PLAYatré TSUCHIURA」は、市外からの玄関口になっている(写真撮影/相馬ミナ)

「日本最大級のサイクリングリゾート」をコンセプトに立ち上げたという。主任の髙梨将克さんに話を聞いた。

「土浦駅はサイクリングコースの『つくば霞ヶ浦りんりんロード』のスタート地点として考えています。首都圏からの玄関口でもあるので、ここをベースキャンプとしてみなさんに楽しんでもらえたら、という考えでサイクリングに特化した施設になっています」

「PLAYatré TSUCHIURA」の1階にある「りんりんスクエア土浦」内に店舗を構える「le.cyc土浦店」。レンタサイクルや販売のほか、修理や情報発信、さらにはサイクルイベントも行っている(写真撮影/相馬ミナ)

「PLAYatré TSUCHIURA」の1階にある「りんりんスクエア土浦」内に店舗を構える「le.cyc土浦店」。レンタサイクルや販売のほか、修理や情報発信、さらにはサイクルイベントも行っている(写真撮影/相馬ミナ)

「PLAYatré TSUCHIURA」の1階と地下にある「りんりんスクエア土浦」は、茨城県が事業主体となり、JR東日本、アトレが連携して管理運営を行っている施設。先ほど説明した最新モデルのロードバイク等が借りられるレンタサイクルのほか、アプリ連携での無人のレンタサイクル、コインロッカーやシャワールームなど、手ぶらで来てもサイクリングを楽しめるような設備が整っている。

地下1階にある無人のレンタサイクルのエリアにも、シャワー室がある。入り口には防犯カメラもしっかりついていて安心して使える(写真撮影/相馬ミナ)

地下1階にある無人のレンタサイクルのエリアにも、シャワー室がある。入り口には防犯カメラもしっかりついていて安心して使える(写真撮影/相馬ミナ)

ここを拠点にしてほしいという思いの表れとしての情報発信スペースもあり、ここからどう回ればいいか、さまざまなルートのパンフレットがそろっている。

「le.cyc土浦店」内の情報発信スペース。それぞれの能力や希望に合わせたルートを提案している(写真撮影/相馬ミナ)

「le.cyc土浦店」内の情報発信スペース。それぞれの能力や希望に合わせたルートを提案している(写真撮影/相馬ミナ)

日本初のサイクリストに向けた駅ビルとは

見てください、と髙梨さんが指差した足元にはブルーのラインが描かれている。

「館内はどのフロアも自転車の持ち込みが可能なんです。そのルートを表しているのがこのライン。館内の店にはサイクルスタンドが設置されているので、自身の自転車のそばで安心して過ごしてもらえるようになっています」

青いラインが館内の各フロアに敷設されている。手前にある「PLAYatré」の刻印の入ったサイクルスタンドはビル内に設置されている(写真撮影/相馬ミナ)

青いラインが館内の各フロアに敷設されている。手前にある「PLAYatré」の刻印の入ったサイクルスタンドはビル内に設置されている(写真撮影/相馬ミナ)

サイクリストは、自分の自転車に愛着を持っているものだ。お金をかけている人も多いだろう。外の駐輪場よりも、そばのスタンドに置けることで安心というわけだ。サイクリストの心理に寄り添って細やかな配慮がされている施設であることが分かる。

「TULLY’S COFFEE」はイタリアの自転車メーカー「Bianchi」とコラボレーションした内装で、チェレステカラーを使ったサイクルスタンドがある(写真撮影/相馬ミナ)

「TULLY’S COFFEE」はイタリアの自転車メーカー「Bianchi」とコラボレーションした内装で、チェレステカラーを使ったサイクルスタンドがある(写真撮影/相馬ミナ)

館内にはカフェやレストラン、学習スペースのほか、茨城の良さを広く知ってもらおうと、地元で人気のベーカリーショップやスイーツを扱う店や、ワークショップを開催する書店が並ぶエリアもある。スタンドに自転車を置いて店内へ行く人もいれば、広いスペースで折りたたんで颯爽と駅構内へ向かう人もいる。

「従来、サイクリストが電車に乗るには、自転車を折りたたんだり広げたりするスペースがなくて大変だったんです。そういうサイクリストの声を一つ一つ拾って、どんな施設が必要かを考えてできた施設なんです」(髙梨さん)

レストランフロアも充実していて、自転車にまつわるディスプレーが目を引く(写真撮影/相馬ミナ)

レストランフロアも充実していて、自転車にまつわるディスプレーが目を引く(写真撮影/相馬ミナ)

「通り過ぎるのではなく、滞在する場所にしたくて」という髙梨さんの言葉通り、飲食店でも書店でも、学習スペースでも、たくさんの人がゆったりと過ごしているのが印象的だ。さらに2020年3月には、サイクリングや観光を楽しむためのホテル「星野リゾート BEB5 土浦」も完成する。

土浦市がサイクリングへ特化した取り組みを始めて2年。地元で自転車を利用する人や、首都圏からサイクリングに訪れる数もかなり増えてきている。官民一体となって走り続けてきた取り組みが、しっかりと根付いている証しだ。

●取材協力
土浦市
PLAYatré TSUCHIURA

無名のツワモノ現る!

所在地:世田谷区上用賀
18万8,000円 / 59.5平米
東急田園都市線「用賀」駅 徒歩9分

おそらく知名度は低いのですが、かっこいいんですよこのマンション。



さらに室内はリノベーションされていて、無垢フローリングに白い壁紙と、クセのない上質なシンプル。



ゆったりとしたリビングは東側一面が大きな窓で、明るい光が入ります。ゆとりあるバルコニーがついてくるのもうれしいポイ ... 続き>>>.
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コの字の空間

所在地:川崎市中原区木月
8万8,000円 / 29.4平米
東急東横線「元住吉」駅 徒歩8分

ワンルームは意外と家具のレイアウトや、部屋の使い方が難しいものです。なんとなくエリアを分けて使いたいと思うと、少し広い部屋に住まないとダメ、ということになります。



でも、こちらの物件はワンルームでも、なんとなくエリア分けができて、暮らしやすそうなプランになっています。



真ん中 ... 続き>>>.
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丘上レトロマンション

所在地:横浜市中区山手町
14万5,000円 / 71.8平米
京浜東北線「石川町」駅 徒歩8分

丘の本通り沿いに立つレトロなマンション。外観は「そびえ立つ」という言葉が似合う、風格ある雰囲気を醸し出しています。



共用スペースのデザインは重厚感のある、とてもダンディな感じです。室内は建物のレトロな雰囲気を生かしつつ、リノベーションされています。



ドアを開けると、玄関ホール ... 続き>>>.
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この土間どう使う?

所在地:杉並区和泉
11万5,000円 / 53.48平米
京王線「代田橋」駅 徒歩11分

■賃料下がりました!



前入居者の一級建築士がデザインし、部屋に土間をつくった物件です。土間部分にベッドを置いてみたり、北側の和室もリビングにしてみたりと、さまざまなレイアウトが見つかりそうです。



土間は玄関からリビング・キッチンまで続いていて、和室に上がるときに靴を脱ぐ。マン ... 続き>>>.
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南青山を見渡して

所在地:港区南青山
9万9,000円(税込) / 15.5平米
銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅 徒歩2分

青山一丁目駅から徒歩2分の立地で、この眺望は見逃せませんでした。



10階からは、南青山の街が間近に見えたり、遠くまで抜けた景色を楽しめたり。気分転換をちょこちょこしたい方にピッタリの小さな事務所物件を紹介します。



室内は5月に全面改装を行いました。床や壁は白を基調に、北側の壁 ... 続き>>>.
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バシッと決まったワンルーム

所在地:文京区千石
8万8,000円 / 28.09平米
都営三田線「千石」駅 徒歩9分

すっと立つレトロなマンション。7階からの眺望が心地よい、フルリフォームされたばかりのワンルームです。



向かいには住宅街が広がり、部屋より高い建物はありません。写真は曇り空ですが、晴れた日にはいい景色が見られます。



室内は7月にフルリフォームされ、とても清潔な雰囲気。床はサラッ ... 続き>>>.
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秘密にしたい最上階

所在地:中央区日本橋小網町
69万1,216円(税込) / 122.52平米
東西線・日比谷線「茅場町」駅 徒歩4分

8階建ての最上階、天高は3m。窓が多く、日の光がたっぷりと入ってくる室内。ウッドデッキが敷かれたルーフバルコニーに面してアイランド型のキッチン。内装はラフな印象を残しつつ、落ち着いた雰囲気で、建物の最上階らしく特別感を詰め込んでいます。



デザインはシンプルな床や壁の空間に、キッ ... 続き>>>.
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秘密の最上階

所在地:新宿区舟町
27万円 / 52.46平米
丸ノ内線「四谷三丁目」駅 徒歩4分

階段でぐるぐると4階まで上がった先、扉の向こうは屋上かな?と思いきや、ウッドデッキがすてきなルーフバルコニーとリノベーションされたデラックスな一室が待っていました。



攻めた間取りが規格外。超ワイドな引き戸が玄関扉となっていることも、その先にスタジオのようなリビング空間が広がって ... 続き>>>.
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公園で本を読む暮らし

所在地:杉並区荻窪
18万円 / 73.52平米
中央線・丸ノ内線「荻窪」駅 徒歩13分

徒歩5分の場所にすてきな図書館と公園があります。



図書館と一体となった公園というコンセプトで造られた「読書の森公園」。東屋や小川のほとり、ケヤキの木陰で読書を楽しめる。そんなぜいたくな環境を含め、お薦めしたい物件です。



しっとりと落ち着いた雰囲気のリビングダイニングからは、L ... 続き>>>.
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水上の住み家

所在地:中央区日本橋中洲
14万9,000円 / 47.83平米
都営新宿線「浜町」駅 徒歩8分

まるで水に浮いているような感覚を味わせてくれるリバービューの部屋。建物は川が少しカーブした位置にあり、川に囲まれたような感覚が楽しめます。



写真では伝わりきらない景色が待っていますので、ぜひ見に来ていただきたいです。とにかく川がすぐ間近に感じられ、大迫力です。



部屋は回遊性の ... 続き>>>.
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テレワークが変えた暮らし[2]千葉から石川県金沢市へ。移住先で始めた複業で新たな夢に挑戦

近年、テレワーク(リモートワーク)できる企業が増えつつある。ITを活用した場所にとらわれない働き方だが、遠隔で働くことが、自分たちの暮らしにいったいどんな作用をもたらすのだろうか。今回は4年前に千葉県から石川県金沢市の移住をきっかけにテレワークを始めた須田麻佑子さんに経験談とメリット・デメリットを語っていただいた。
子育て環境を求めて社内フルタイム・テレワーカー第1号に

2015年5月に長男を出産。産休を経て、翌年5月には東京都内の職場へ復帰を控えていた須田さんは、家族の住まいと生活について真剣に向き合いはじめる。当時は千葉県津田沼市のマンションに3人暮らし。待機児童問題も我が身に振りかかり、保育園入園のハードルの高さを肌身に感じた。それに加えて夫妻そろって東京都内のオフィスまで通勤時間が1時間近くかかる環境に、子育てと仕事の両立への不安は増すばかりだった。

自然があり教育環境も良く、夫妻の出会ったきっかけの場所でもある石川県金沢市で子育てがしたい。とりあえず長い目でと夫が転職活動を始めてみると、思いのほかトントン拍子で話が進み、移住を検討しはじめて2、3カ月で内定が出た。担っていた業務内容が対面業務だったこともあり、須田さんは復職後の面談で会社に退職の意を申し出た。

自宅近くの犀川。金沢は自然が身近に感じられる環境である(写真撮影/イマデラガク)

自宅近くの犀川。金沢は自然が身近に感じられる環境である(写真撮影/イマデラガク)

金沢移住が決まったのは育休から復帰する二週間前だったが、子育て環境を優先し、須田さんは一度、退職を会社に申し出る(写真撮影/イマデラガク)

金沢移住が決まったのは育休から復帰する二週間前だったが、子育て環境を優先し、須田さんは一度、退職を会社に申し出る(写真撮影/イマデラガク)

職場復帰して半年後の退職が決まった須田さんだったが、日々チーム内にはたくさんの業務があり、そのなかで自分一人分が抜けてしまう……という状況に、居ても立ってもいられなくなり、どうにかこのまま会社を続けるという選択がないかと、自らテレワークの提案をしたところ、「やってみよう!」とマネージャーからも賛同を得ることができ、社内初のフルタイム・テレワーカーとして働くこととなった。

須田さんの所属する「特定非営利活動法人フローレンス」は、待機児童問題など子育てにまつわる社会問題の解決に取り組むNPO団体。組織としての働き方に対しても意識を向けており、須田さんのこれまでの業務や仕事への姿勢を加味したときにテレワークでも業務上支障がないと判断。社内でも特例としてフルタイムのテレワーカーへ移行した。須田さんは本社にて保育者の面接を含むスタッフの採用業務を担っていたが、金沢移住後は面接以外の入社手続き業務や代表の秘書としてスケジュール調整などを兼任することになった。

須田さんのご自宅は、築80年以上の町家をリノベーション。階段下にワークスペースを構えて仕事をしている(写真撮影/イマデラガク)

須田さんのご自宅は、築80年以上の町家をリノベーション。階段下にワークスペースを構えて仕事をしている(写真撮影/イマデラガク)

WEB会議システムを通じてミーティングに参加する須田さん(写真撮影/イマデラガク)

WEB会議システムを通じてミーティングに参加する須田さん(写真撮影/イマデラガク)

仕事の効率が向上し、社内にも良い変化が

「テレワークを経て一番の変化は、仕事にかけられる時間です。通勤時間がないので、家から徒歩5分の保育園に子どもを送り出せば、すぐに仕事が始められます。業務のやり取りもチャットがメインになったので、オフィスだとどうしても発生してしまう電話や会議の時間が減った分、業務効率は上がりました」と話す須田さん。仕事への集中度合いが大きく変化したようだ。

また社内でもテレワーカーの誕生で良い変化がおきた。須田さんの移住をきっかけのひとつにしてどんな場所に居ても働けるよう、組織全体で体制を整えたのだ。社内でも業務に支障が出ないよう、WEB会議システム用のマニュアルを作成したり、スピーカーフォンをそろえたりと、テレワーク環境が急ピッチで整備された。おかげで須田さんもすんなりと業務に取り組むことができたそうだ。

ただ、もともと人と話すことに抵抗のない須田さんが一番感じたデメリットとしては「雑談」がテレワーカーにはないこと。同僚の旅行の思い出話を聞いたり、ふとしたときに話しかける相手がいなかったりするのは寂しく感じるそう。その分、チャットツールで本社にいる社員とやり取りしたり、WEB会議システムを使った飲み会を開催したりなどして、業務外に積極的にコミュニケーションをとっている。

不定期開催のリモート飲み会。WEBを通じてオフタイムの社員同士の会話にも参加。他愛もない会話はここで満喫。須田さんは子育ての近況報告や金沢移住の状況などを話す(写真提供/須田麻佑子さん)

不定期開催のリモート飲み会。WEBを通じてオフタイムの社員同士の会話にも参加。他愛もない会話はここで満喫。須田さんは子育ての近況報告や金沢移住の状況などを話す(写真提供/須田麻佑子さん)

また都会ではなかなかできなかった自然とともに暮らす子育てができるようになり、人との距離が近い地方で一軒家を構えて生活しはじめたことで、自分も家族も、近所との距離感が年々近くなり、心がよりオープンになっていったと満面の笑みで話してくれた。

4歳の息子さんとともに図書館で本棚をつくるワークショップに参加(写真提供/須田麻佑子さんご友人)

4歳の息子さんとともに図書館で本棚をつくるワークショップに参加(写真提供/須田麻佑子さんご友人)

 町内会のイベントの様子。自宅の近所に流れる犀川で消防車の放水体験(写真提供/須田麻佑子さん)

町内会のイベントの様子。自宅の近所に流れる犀川で消防車の放水体験(写真提供/須田麻佑子さん)

地元で仲良くなった家族を招いてホームパーティー。都会だと知り合いも埼玉、千葉、横浜……と点在していてなかなか自宅に招きづらいが、金沢だとエリアが狭いので家族同士での集まりも声をかけやすくなったそう。人づきあいがしやすくなったのも魅力のひとつだと語る(写真提供/須田麻佑子さん)

地元で仲良くなった家族を招いてホームパーティー。都会だと知り合いも埼玉、千葉、横浜……と点在していてなかなか自宅に招きづらいが、金沢だとエリアが狭いので家族同士での集まりも声をかけやすくなったそう。人づきあいがしやすくなったのも魅力のひとつだと語る(写真提供/須田麻佑子さん)

地域とつながりができても、本業を辞めない理由

テレワークとして働くことにより仕事も子育ても充実した須田さんだが、なんと現在は週に1日、金沢で簡易宿所を運営する地元企業でも複業をしている。いわゆるパラレルワーカーだ。

複業として働いている「こみんぐる」のオフィス。ここで地域のイベントも積極的に行っているという(写真撮影/イマデラガク)

複業として働いている「こみんぐる」のオフィス。ここで地域のイベントも積極的に行っているという(写真撮影/イマデラガク)

須田さんは、金沢で簡易宿所を運営する「株式会社こみんぐる」運営メンバーとして、フローレンスでも使用していた管理システムを宿泊予約管理に導入した。これに伴い、スタッフの手間が大幅に軽減されたという。

「地元企業で複業することで、これまでは知り得なかった人脈がどんどん広がっていきました」と、そう熱っぽく話すのにはわけがある。須田さんはもともと地域ぐるみでの暮らし・子育てに興味があり、地域の助け合いによって子育てができるまちづくりをすることが夢だったのだ。フローレンスへの就職もその想いが背景にあった。

そのため、地元に直接関わる会社で働けることもうれしいが、さらに複業をきっかけに福井県の在宅医療のクリニックと縁ができ、医療的ケアが必要な子どもたちとの関わりを持つようになったことは大きな変化だったという。現在は、医療的ケアの必要な子どもたちやその家族が安心して旅行に出かけられるように、医療的ケア児の旅行ガイドラインを作成中だ。テレワークと複業を通じて、さらに新しい挑戦へと駒を進めている。

地元の会社に勤めることで人脈が県を超えて広がり、この地域でやりたいことも見出せた(写真撮影/イマデラガク)

地元の会社に勤めることで人脈が県を超えて広がり、この地域でやりたいことも見出せた(写真撮影/イマデラガク)

地元とのつながりもでき、地域でやりたいことも見つかった須田さんだが、それでも本業を辞めない理由は何故なのか? ふと湧いた疑問に、須田さんはこう答えてくれた。

「もともとフローレンスの仕事が好きだという気持ちもありますが、本業にも複業にもどちらにもいい影響があるからです。フローレンスは東京のNPO団体ですが、北陸でも保育や社会福祉、医療の領域で働く人の間ではフローレンスの認知度は高いと感じています。子育て中であることや、NPO団体で働いているということから、有識者として市から子育てと教育を考える懇話会に呼ばれることもあります。市の子育てや保育の環境について意見を求められることもあり、私自身も良い経験が積めています。こうして金沢で得た人脈や地域の特性を本社に共有することによって、フローレンスのビジョンの達成に貢献できるのでは、と思っています」

なるほど。地域に社員がいれば、支社機能がなくても組織のビジョンや取り組みが広がる場合もあるのだ。

時にはリスクヘッジ対策にも

「これはあくまで個人的な意見ですが、都心が災害に遭ったときのことを考えると、全ての本社機能が1カ所に集中しているのはリスクだと思います。特に都内だとインフラが駄目になると会社機能がストップしてしまうことが考えられます。業種や事業内容にもよりますが、テレワーカーを増やし、業務を分散して一時的でも他地域で経営を回せるようにしておくのは、会社にとってリスクヘッジになるのではないでしょうか。そういった目線でも分散型にしておくのは、これからの時代に必要な働き方になっていくと思います」(須田さん)

会社としても個人としても金沢にいる価値をフローレンスや地元住民の方々にもたらしたいと須田さんは照れ臭そうに笑った(写真撮影/イマデラガク)

会社としても個人としても金沢にいる価値をフローレンスや地元住民の方々にもたらしたいと須田さんは照れ臭そうに笑った(写真撮影/イマデラガク)

働く場所や社員同士が物理的に離れていると、お互いの心理的な面や作業効率などが見えないことが懸念となり、テレワークの導入を踏みとどまっている会社や個人も少なくない。しかし長い目で見れば、視野が広がるきっかけにもなりうる。テレワークは、個人の働き方や暮らし方を変えるだけではなく、新たに拠点とする街に住まう人たちの文化を知り、新たなビジネスにもつなげるチャンスにもなる。須田さんの話を通じて、そんなことを感じた。

思い入れのある犀川にて(写真撮影/イマデラガク)

思い入れのある犀川にて(写真撮影/イマデラガク)

●取材協力
・特定非営利活動法人フローレンス
・株式会社こみんぐる

団地×リノベ×高円寺

所在地:杉並区高円寺北
13万円 / 52.04平米
中央線「高円寺」駅 徒歩7分

気になるキーワードが並ぶ住まいの紹介です。

場所といい、昔懐かしい建物といい、刷新された室内といい、絶妙なバランス感を気に入ってくれる方も多いのではないでしょうか。



舞台は高円寺、元社宅だったしっぶい団地をテーマに、設計を担当したのはR不動産の馬場正尊率いるOpenA。2棟ある ... 続き>>>.
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自分だけのギャラリー

所在地:中野区上高田
2,990万円(税込) / 53.38平米
都営大江戸線「中井」駅 徒歩9分

ゴツゴツとむき出しになったコンクリートと、いさぎよく無駄のないワンルームは、実に男前な印象。天井は抜かれて天高約2.8mと、開放的な空間がそこには広がっています。



まず初めに注意点から。バルコニーの先には大きな木が1本、その下には広範囲に墓があります。周辺は「寺町」と呼ばれ、い ... 続き>>>.
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変わりゆく長屋、吉祥寺にて

所在地:武蔵野市吉祥寺北町
13万2,000円(税込) / 63.29平米
中央線・井の頭線「吉祥寺」駅 バス9分 「北町四丁目」バス停 徒歩2分

吉祥寺からちょっと外れたところ、かわいらしい顔の長屋が並んでいます。



1階は店舗、2階は住居として建てられた長屋。店舗はかつて近所の人たちにとって生活の中心でした。この物件では何十年もの間、クリーニング屋が営業していたそう。



そんな風景も徐々に移りゆくもので、この長屋にもだん ... 続き>>>.
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新しくも懐かしい戸建

所在地:大田区大森中
15万8,000円 / 59平米
京急本線「梅屋敷」駅 徒歩7分

ずいぶんと前からここにあったかのようです。2012年築と比較的新しい一戸建てなのに、風景に馴染み過ぎて懐かしさや温かさがにじみ出ているように感じるのは、この場所がそうさせるのでしょうか。



まずはただの一戸建てではないこの場所の説明を。広い敷地の中にマンションが1棟、長屋が2棟、 ... 続き>>>.
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開放感に脱帽

所在地:品川区上大崎
45万円 / 173.46平米
山手線・南北線「目黒」駅 徒歩7分

掃き出し窓が大きく、リビングとバルコニーがつながっているように感じる、開放的な空間に脱帽。室内にいながら外で過ごしているような感覚を楽しめます。



内装はフローリングと白い壁紙のシンプルな仕様。そして特筆すべきは収納量。リビングや、洋室には壁面に造作棚を設けています。また玄関ホー ... 続き>>>.
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「勝間和代さんに聞く“汚部屋“ 一番快適な場所に! 人生が変わったきっかけとは」「サブスクリプション型住宅サービスの違い」【11月人気記事まとめ】

新元号が変わり最初の年末が訪れようとしています。節目のタイミングを意識してか、SUUMOジャーナルで11月に公開した記事では「勝間和代さんインタビュー:“汚部屋“が一転、一番快適な場所に! 人生が変わったきっかけとは」や 「”デザイナーズ学生寮” JR中央線高架下に来春登場!ここまで進んだ遊休地活用」などが人気でした。TOP10の記事を詳しく紹介します。
11月の人気記事ランキングTOP10はこちら!

1位 勝間和代さんインタビュー:“汚部屋“が一転、一番快適な場所に! 人生が変わったきっかけとは」
2位 団地から「街」へ。温浴施設などを備えた相武台団地の取り組み
3位 ”デザイナーズ学生寮” JR中央線高架下に来春登場!ここまで進んだ遊休地活用
4位 シングルマザー向けシェアハウスは母子家庭支援として成功する? リアルな生活事情も
5位 アドレスホッパーに聞いた「Hostel life」「ADDress」「HafH」の違いって?
6位 団地はどう変わっていく?「ハラッパ団地・草加」に見る新しい暮らし
7位 4割が住宅ローン選びに後悔!注意点はある?
8位 「名古屋駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
9位 サブスク型住居サービス「ADDress」を体験。暮らしの新たな価値を見た
10位 あなたは「旧耐震マンション」の建築時期を知っていますか?
※対象記事:2019年11月01日~2019年11月30日までに公開された記事
※集計期間:2019年11月01日~2019年11月30日のPV数の多い順

1位 勝間和代さんインタビュー:“汚部屋“が一転、一番快適な場所に! 人生が変わったきっかけとは」

(写真提供/文藝春秋)

(写真提供/文藝春秋)

著名な経済評論家の勝間和代さん。かつては多忙さによる「汚部屋」「収納破産」な生活を送っていましたが、断捨離を決心したきっかけや、思い切った断捨離から約4年経過後の現在の生活、ライフスタイルの進化を伺いました。

2位 団地から「街」へ。温浴施設などを備えた相武台団地の取り組み

(写真提供/神奈川県住宅供給公社)

(写真提供/神奈川県住宅供給公社)

近年、魅力が見直されつつも、さまざまな課題も抱える団地。衰退の危機にさらされていた、相模原市の築50年を超えた相武台団地は、高齢者や子育て世帯などサポートの必要な人にとって暮らしやすい場所にするため、温浴施設を開設しました。新しい団地のあり方を紹介しています。

3位 ”デザイナーズ学生寮” JR中央線高架下に来春登場!ここまで進んだ遊休地活用

(画像提供/JR中央ラインモール)

(画像提供/JR中央ラインモール)

大規模な高架下スペースの再開発が進む昨今、JR東日本が手がけたのは初の高架下賃貸住宅「中央ラインハウス小金井」。鉄道アクセスの良い商業施設だけでなく、コミュニティ空間としても活用されている高架下の今を探ります。

4位 シングルマザー向けシェアハウスは母子家庭支援として成功する? リアルな生活事情も

(写真/水野浩志)

(写真/水野浩志)

収入の不安定さが、シングルマザーの家探しの大きな課題になっています。それを支える手段として注目されているのがシェアハウス。彼女たちを対象にしたシェアハウスにお邪魔し、入居者や家主へのインタビュー。その必要性や日常の課題、運営のヒントまで伺いました。

5位 アドレスホッパーに聞いた「Hostel life」「ADDress」「HafH」の違いって?

(写真提供/野口福太郎さん)

(写真提供/野口福太郎さん)

音楽や動画だけにとどまらず、暮らす場所にもサブスクリプション型サービスが広がっています。それぞれのサービスの違いを、3つのサービス全てを利用した、家を持たない生活を送る「アドレスホッパー」に聞いてみました。

6位 団地はどう変わっていく?「ハラッパ団地・草加」に見る新しい暮らし

(写真提供/ハラッパ団地・草加)

(写真提供/ハラッパ団地・草加)

1971年築の社宅をリノベしたハラッパ団地・草加は、全55戸が満室なだけでなく、40組以上も入居待ちがある人気物件。その理由は、敷地のゆとりなど団地ならではの設備面の魅力だけでなく、人とのつながりにあるようです。

7位 4割が住宅ローン選びに後悔!注意点はある?

(画像提供/PIXTA)

(画像提供/PIXTA)

家選びは人生最大の買い物と言われていますが、その費用である住宅ローンは、数十年にもわたる人生最大の「借金」です。「借金」で後悔している人のアンケート調査結果から、住宅ローン選びについて深掘りします。

8位 「名古屋駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版

名古屋駅(写真/PIXTA)

名古屋駅(写真/PIXTA)

リニア中央新幹線の設置へ再開発が進む名古屋駅へアクセスの良い駅の家賃相場ランキングから、オススメの駅をご紹介。車社会・愛知の中で電車移動にトコトコ注目したら、子育て向けの駅や学生に人気の駅など、さまざまな駅がピックアップされました。

9位 サブスク型住居サービス「ADDress」を体験。暮らしの新たな価値を見た

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

全国のゲストハウスやシェアハウスに滞在し放題のサブスクリプション型住居サービス「ADDress」を利用し、多拠点生活を実体験。実際に利用出来る物件の詳細や、会員と地域をつなぐスタッフとの話ともに、働く場所と住む場所の垣根を超えた未来を覗き見しました。

10位 あなたは「旧耐震マンション」の建築時期を知っていますか?

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

近い将来の大規模地震の可能性が指摘される中、誰もが気になるマイホームの耐震性。マンションの旧耐震と新耐震について、改めて確認。これからマンションを買う人も、すでにマンションを所有している人も参考にしてみてください。

リノベ団地の工夫とサブスクリプション型住宅サービスの詳細が、ともにランキング内に2本登場しているのが印象的でした。その根底でうかがえるのは、地域と、人どうしのつながりの重視。家を選ぶことは、人とのつながりを求めることと同義であるのかもしれません。

【カップル&ファミリー編】新橋駅まで30分以内・中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2019年版

さまざまな企業がオフィスを構え、「サラリーマンの聖地」とも呼ばれる新橋駅。仕事後の憩いの場である居酒屋も豊富にあり、新橋で働く人のなかには「家が近ければ飲んでから帰宅するのも楽なのにな……」と夢想したことがある人もいるのでは。そこで、新橋駅から30分以内にある中古マンションの価格相場を調査した。今回は専有面積50平米以上~80平米未満の物件をランキング。価格相場が安い駅TOP20をご紹介しよう。●【カップル&ファミリー編】新橋駅まで30分以内の価格相場が安い駅TOP20
順位/駅名/価格相場(沿線/所在地/新橋駅までの所要時間)
1位四ツ木 2588万円(京成押上線/東京都葛飾区/25分)
2位お花茶屋 2730万円(京成本線/東京都葛飾区/29分)
3位京成高砂 2980万円(京成本線/東京都葛飾区/29分)
3位綾瀬2980万円(JR常磐線/東京都足立区/29分)
3位西新井 2980万円(東武伊勢崎線/東京都足立区/30分)
3位京成立石 2980万円(京成押上線/東京都葛飾区/27分)
7位国道3074.5万円(JR鶴見線/神奈川県横浜市/29分)
8位船橋3120万円(JR総武線/千葉県船橋市/30分)
9位青砥3180万円(京成押上線/東京都葛飾区/29分)
10位小菅3200万円(東武伊勢崎線/東京都足立区/30分)
11位尾久3380万円(JR東北本線/東京都北区/15分)
11位新子安3380万円(JR京浜東北線/神奈川県横浜市/29分)
13位大鳥居3394万円(京浜急行空港線/東京都大田区/29分)
14位葛西臨海公園3480万円(JR京葉線/東京都江戸川区/28分)
15位小村井3580万円(東武亀戸線/東京都墨田区/30分)
15位八広3580万円(京成押上線/東京都墨田区/22分)
17位八丁畷3590万円(JR南武線/神奈川県川崎市/28分)
18位町屋3615万円(東京メトロ千代田線/東京都荒川区/25分)
19位曳舟3680万円(東武伊勢崎線/東京都墨田区/26分)
20位新小岩3690万円(JR総武線/東京都葛飾区/19分)

葛飾区に位置する京成押上線の駅が1位、3位、9位にランクイン

1位は京成押上線・四ツ木駅で価格相場は2588万円。今回調査の基点駅にした新橋駅の価格相場は6520万円だったので、その2分の1以下という結果だ。

四ツ木は人気サッカー漫画『キャプテン翼』の作者の出身地という縁から、2019年3月より駅構内が『キャプテン翼』の特別装飾に彩られている。駅の周辺には『キャプテン翼』の主人公・大空翼の像が立つ「四つ木つばさ公園」をはじめ公園が点在。また、駅西側を流れる荒川の河川敷は自然を感じる環境で、子育てファミリーにもよさそう。50店舗ほどが軒を連ねる「まいろーど四つ木商店街」やスーパーもあり、生活しやすい街だろう。

3位は四ツ木駅から1駅の京成押上線・京成立石駅。この京成立石駅も1位・四ツ木駅も、都営浅草線直通の電車に乗れば、乗り換えせずに新橋駅まで行くことができる。駅周辺には商店がひしめく「立石仲見世商店街」やちょっとディープな「呑んべ横丁」が広がり、昭和レトロな街並みに惹かれて訪れる人も。どこか懐かしく親しみやすい雰囲気が魅力の一方で、街の再開発が計画されている。今後、駅の北側に35階建て、南側に34階建ての高層ビルが着工予定で、街並みが大きく変わっていく。現在の価格相場は2980万円だが、これも上昇していきそうだ。

呑んべ横丁(写真/PIXTA)

呑んべ横丁(写真/PIXTA)

9位の青砥駅(あおと)は、京成押上線の始発駅。四ツ木駅や京成立石駅よりも千葉寄りではあるが、快速、特急などすべて停車、京成本線も利用でき座って通勤できるメリットも。駅周辺には、親子カフェが併設されている駅から徒歩15分の子ども総合センター(「健康プラザかつしか」内)やスーパーもあり、子育てしやすい環境といえる。

隣接する駅なのに価格相場に900万円以上の開きがある場合も!

葛飾区と隣接する荒川区で唯一ランキングに入ったのは、18位の東京メトロ千代田線・町屋駅だ。京成本線も乗り入れているほか、都電荒川線・町屋駅前停留所もあり3路線が利用できる。駅前にはスーパーやドラッグストア、そして3フロアにわたり飲食店や服飾・雑貨店などが並ぶショッピングセンター「サンポップマチヤ」がある便利な環境だ。

町屋駅(写真/PIXTA)

町屋駅(写真/PIXTA)

さて、1位・四ツ木駅、3位・京成立石駅、9位・青砥駅と同様に15位・八広(やひろ)駅も京成押上線の駅。そして青砥駅~京成立石駅~四ツ木駅~八広駅の順に連続しており、この4駅は電車で5分ほどしか離れていない。にもかかわらず、15位・八広駅の価格相場は3580万円で1位・四ツ木駅よりも900万円以上高い。この2駅は荒川を挟んで隣り合う各駅停車の駅で、1駅遠くに行くだけで価格相場の開きが大きい結果となった。

その他注目の駅としては、7位はJR鶴見線・国道(こくどう)駅。高架にある無人駅で1930年の開業以来、そのままの雰囲気を残す時が止まったかのようなレトロな雰囲気だ。駅東側に鶴見川が流れ、川を少し南下すれば東京湾という海が近いロケーション。そんな立地からか、駅近くには鮮魚店が連なる「生麦魚河岸通り」がある。魚好きにはたまらない環境だが、昼前には営業終了なので早起きして買い物に出かけたい。また、駅から5分ほど歩くと京急本線・花月園前駅があるので、行先に応じて路線が使い分けられるのもうれしいところだろう。

東京の東側の区が上位を占めた今回のランキング。20位までで約1000万円の価格の開きがあった。今回ランキングに上げた駅の条件はすべて乗り換え2回以内で新橋に行けることだが、物件探しをする際は「新橋駅からの近さ」といった距離のみならず、停車する列車のタイプや本数なども考慮し譲れる部分を見つければ予算にあった街が見つけやすいだろう。

●調査概要
【調査対象駅】新橋駅まで電車で30分圏内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】駅徒歩15分圏内、築年数35年未満、物件価格相場1500万~1億円、専有面積50m2以上80m2未満、敷地権利は所有権のみ
【データ抽出期間】2019/5~2019/7
【物件相場の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出
【所要時間の算出方法】株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、平日の日中時間帯の検索結果から算出(乗換時間を含む)
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
※ダイヤ改正等により、結果が変動する場合がある
※乗換回数が2回までの駅を掲載
※ランキングで掲載している駅は、「駅探」サービスで、7時30分以降に出発し、8時30分までに30分以内で到着できることが確認できた駅を採用

六義園ビューに心奪われて

所在地:文京区本駒込
12万円 / 44.28平米
山手線「駒込」駅 徒歩5分

ぜいたくな借景に思わず「おおっ」と感嘆してしまいました。目の前を邪魔するものは何もありません。清々しい、そんな言葉がぴったりなワンルームのご紹介。



もちろん室内からも、紅葉を迎えた木々の景色を眺められます。



内装は白を基調としており、キレイめな感じ。床は石のタイルで、建具は白 ... 続き>>>.
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いまだ色褪せず

所在地:中央区日本橋兜町
18万円 / 77.64平米
銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋 」駅 徒歩5分

平成通り近くの路地にひっそり立つ、ルーフバルコニー付き戸建てのご紹介です。



砂壁の和室や階段など、以前のままであろう渋い内装や建具が、いまだ色褪せることなく残っていてグッときました。



1階はゆとりある土間の玄関と、リビングダイニング。2階は板張り天井にカーペット仕様、渋い造作 ... 続き>>>.
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ひっそりと秘密のオフィス 【住居可】

所在地:渋谷区代々木
18万9,200円(税込) / 60.33平米
山手線「代々木」駅 徒歩3分

代々木駅からすぐ、細い路地の奥にある渋いマンションの一室。都会の喧騒を逃れた秘密のオフィスをご紹介します。



物件は5階角部屋。光の入りや風通しが良く、明るくて爽やかです。



間取りはすこし変わっていて、玄関を開けるとリビング、北と南にそれぞれ居室があります。



リビングをメイン ... 続き>>>.
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夜、光る

所在地:台東区松が谷
10万4,500円(税込) / 22.3平米
銀座線「稲荷町」駅 徒歩3分

コンクリートの直方体を、ズバッと斜めに切り落としたような形の建物。インダストリアルな素材感が、どこか退廃的な雰囲気を漂わせます。



路地をふいっと入ると、急に現れる(この表現がしっくりきます)異形。立地といい、まさに秘密基地だ…と、静かに胸が高鳴りました。



最も高いところで5m ... 続き>>>.
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プチレベル差ワンルーム

所在地:横浜市港北区錦が丘
9万1,000円 / 30.07平米
東急東横線・横浜線「菊名」駅 徒歩6分

人気の東横線沿線で、駅から程近いワンルーム。室内は白が基調で、壁・天井の打ち放しがアクセントとして効いています。



玄関から通路を抜けて奥のスペースに向かう途中に、数段の階段があります。フラットな空間もいいんですが、個人的には単調でないレベル差のある空間が好きです。



奥のスペー ... 続き>>>.
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ポカポカして眠くなる

所在地:杉並区浜田山
12万円 / 36平米
井の頭線「西永福」駅 徒歩3分

既に東京R不動産でもたくさんご入居いただいているこのマンション。毎回退去前に申込があり、早急に募集が終了してしまう人気の物件です。



とはいっても、もちろん契約前に必ず下見をしていただきますので、ご安心ください。以下お読み頂いて、気になるようであれば申込書のご記入・提出をお願いい ... 続き>>>.
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未完成系ノスタルジック

所在地:豊島区目白
11万4,000円 / 39.41平米
山手線「目白」駅 徒歩6分

面白いです、この物件。かなりヒットしました!



スケルトンからフルリフォームされたこの物件。通常は下地として使う材料をそのまま床に使い、荒々しく剥き出しになったコンクリートの壁・天井には鉄管が這い回り。



3畳の和室とリビングの仕切りには、和紙で覆われた壁。キッチンというより厨房 ... 続き>>>.
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つながる和室

所在地:神奈川県鎌倉市大町
7,600万円 / 101.52平米(建物) 278.58平米(敷地)
JR横須賀線「鎌倉」駅 徒歩17分

鎌倉駅徒歩圏で、状態の良い平屋は今となっては本当に希少な存在。地元の工務店が既存の建物を生かして必要な箇所に手を加え、素敵に仕上げています。



室内に入ると和室がつながる様子が懐かしくてホッとします。6畳間、8畳間と続き、少し奥に4.5畳の和室。この感覚は歳を重ねたからなのか、日 ... 続き>>>.
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東日本橋プチスタジオ事務所

所在地:中央区東日本橋
14万3,000円(税込) / 39.5平米
都営浅草線・総武線「浅草橋」駅 徒歩5分

Pタイルを剥がした跡をほどよく残し、墨色で着色した味のある表情のモルタル床に、白く塗装された壁。約2.8mと少し高めの天井高により、ギャラリーのような雰囲気を持つこのオフィス。



既にカウンターカルチャーの拠点として地位を築いた東日本橋エリアにおいて、こうしたデザインがされたオフ ... 続き>>>.
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ゆるく心地よい空気感

所在地:港区北青山
29万7,000円(税込) / 34.56平米
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 徒歩7分

「ここ本当に青山!?」



いい意味で青山っぽくない、のんびりとした空気があたりにはただよっています。窓の先に広がるのはちょっとしたグラウンド。ベンチでくつろぐ老人、キャッチボールを楽しむ若人の姿になんだかほっこり。



そんなおもしろい場所に立つ、タイル張りでレトロな雰囲気がグッと ... 続き>>>.
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カクカク神楽坂

所在地:新宿区赤城元町
18万8,000円 / 58.32平米
東西線「神楽坂」駅 徒歩2分

神楽坂の赤城神社のすぐ隣にひっそりとあるこの物件。カクカクとした間取りは、三つの部屋がそれぞれの角でつながっているため、すべて2面採光の角部屋!状態。



ゆとりのあるキッチンやお風呂をはじめ、住むための設備がきちんとしていて、穏やかで快適な暮らしが想像できました。



一方で、玄関 ... 続き>>>.
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ちいさな長屋で小商い

所在地:世田谷区上馬
10万4,500円(税込) / 33.04平米
東急田園都市線「駒沢大学」駅 徒歩6分

ちいさく、ハードルを下げてスタートできます。事務所の他、店舗利用も可の、レトロな長屋のご紹介。



建物は築55年、2区画の長屋で隣は住居。1階あたり16㎡程度のかわいらしいサイズです。



室内は住居仕様できれいにされており、今からでもすぐ使えそう。加えてうれしいことに、事前に相談 ... 続き>>>.
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森林調査、2割が農山村に定住意向あり、7割が木造住宅を選びたい

森林の存在や木材の利用は、私たちの生活に深くかかわっており、その効用にも注目されている。内閣府が「森林と生活に関する世論調査」の令和元年版(全国の18歳以上の3000人を対象に個別面接形式で実施、有効回収率51.5%)を公表した。そのなかから、「農山村での暮らし」や「木造住宅」に関する結果について、詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】
「森林と生活に関する世論調査(令和元年10月調査)」を公表/内閣府約2割が農山村に定住意向あり。農山村での森林浴や景観は魅力

まず、「農山村に定住してみたいと思いますか」と聞いたところ、「定住してみたい」(定住してみたい8.6%+どちらかといえば定住してみたい12.2%)という回答が20.8%と、約2割が定住の意向があることが分かった。また、「既に定住している」割合は14.1%だった。

定住意向のある人に「定住する場合に就いてみたい職業」を聞いたところ(複数回答)、「農業」を挙げた割合が最も高く56.4%で、次いで「第3次産業(農業以外の小売業、飲食サービス業、医療業など)」の22.1%となった。一方、「就いてみたい職業はない」の割合が15.6%と3番目に多くなった。定住する場合に、どんな仕事をしていくかは課題になりそうだ。

次に、「農山村に滞在して休暇を過ごす場合、どのようなことをして過ごしてみたいと思いますか」(複数回答)と聞いたところ、「森林浴により気分転換する」が43.1%、「森や湖、農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」が41.4%となり、4割以上が森林浴や景観に魅力を感じていることが分かった。

農山村に関する企画への参加意向(複数回答)(出典/内閣府「森林と生活に関する世論調査(令和元年10月調査)」)

農山村に関する企画への参加意向(複数回答)(出典/内閣府「森林と生活に関する世論調査(令和元年10月調査)」)

政府は「定住人口」「関係人口」「交流人口」で地域創生を狙う

さて、地域創生を掲げた政府だが、就労などのハードルが高い「定住人口」や観光目的の短期的な「交流人口」の創出に加え、「関係人口」の創出を打ち出している。関係人口とは、地域に関心をもち、地域や地域の人々と多様にかかわっていこうとする人々のことだ。

「農山村に関する企画への参加意向」の調査は、関係人口の可能性につながるものだろう。選択肢にあるような「地域の特産品購入」を定期的に行うことや「自然と触れ合う体験」、「伝統的な文化の体験」などで頻繁に地域を訪れることも、関係人口に該当する。

定住意向の有無にかかわらず、こうした企画に参加意向のある人が多いということが、将来的な関係人口へとつながることを期待したい。

木造住宅を選びたい人が7割超、ただし若年層では約6割に

調査では、木造住宅に関する項目もある。「仮に今後、住宅を建てたり買ったりする場合、どのような住宅を選びたいと思うか」を聞いたところ、「木造住宅(昔から日本にある在来工法のもの)」の割合が47.6%、「木造住宅(ツーバイフォー工法など在来工法以外のもの)」の割合が26.0%で、木造住宅の合計が73.6%になった。「非木造住宅(鉄筋、鉄骨、コンクリート造りのもの)」の23.7%に比べると、木造住宅を選びたいという回答が多いことが分かる。

木造住宅か非木造住宅かの意向(単一回答)(出典/内閣府「森林と生活に関する世論調査(令和元年10月調査)」)

木造住宅か非木造住宅かの意向(単一回答)(出典/内閣府「森林と生活に関する世論調査(令和元年10月調査)」)

前回調査(2011年10月調査※20歳以上に調査)と比べると、「木造住宅(在来工法)」で8.4ポイント減少、「木造住宅(在来工法以外)で1.3ポイント増加という違いが見られたが、依然として木造住宅の意向が高いことが分かる。

ただし年齢別に見ると、若い世代ほど「非木造住宅」を選びたいと回答する割合が高くなり、18~29歳では、「非木造住宅」(39.4%)、「木造住宅(在来工法以外)」(37.9%)、「木造住宅(在来工法)」(21.2%)の順で、木造住宅の合計は約6割だった。マンションなどの非木造住宅がマイホームとして定着し、現在マンションで暮らしている人などが多いという背景もあるのだろう。

では、「様々な建物や製品に木材を利用すべきと思いますか」と聞くと、「利用すべきである」(利用すべきである53.8%+どちらかといえば利用すべきである35.2%)が89.0%と9割近くを占めた。

「利用すべきである」と回答した人に、「木材を利用すべきと思う理由」(複数回答)を聞くと、「触れた時にぬくもりが感じられるため」(62.7%)、「気持ちが落ち着くため」(57.8%)、「日本らしさを感じるため」(49.5%)、「香りが良いため」(40.7%)が上位に挙がった。

一方、「利用すべきない」と回答した人に、「木材を利用すべきではないと思う理由」(複数回答)を聞くと、「森林破壊につながる印象があるため」(63.0%)、「火に弱い印象があるため」(35.3%)、「地震に弱い印象があるため」(30.3%)が上位に挙がった。

また、「どのような施設に木材が利用されることを期待するか」(複数回答)を聞いたところ、「保育園などの保育施設や幼稚園、小・中学校などの教育施設」が75.6%と最多だった。

木材は二酸化炭素を吸収してくれるし、繰り返し生産できる循環型の資源でもある。自然環境に優しいことに加え、調査結果からも分かるように、森林には森林浴や自然美あふれる景観などの魅力があり、木材の利用には木のぬくもりを感じたり、気持ちを落ち着けたりする効果が期待できる。

木材を活用してきた日本社会では、木造住宅を選ぶ意向も高い。半面、火災や地震に弱いことへの懸念もある。最近では、RC造(鉄筋コンクリート造)などと同等の防火性能を有する木造建築物が認められるようになり、設計上の工夫や技術開発などによって、木造建築物の安全性を高められるようになっている。木材活用の可能性が広がることに期待したい。

家賃がマイホームに変わる?! 「家賃が実る家」がつくる住まいの新概念

以前、住宅購入を勧められたときに「家賃はお金をドブに捨てているようなもの」と言われたことがある。家賃を払い続けても、最後に何も手元に残らないと言いたいのだろう。でも、もしその家賃でマイホームが手に入るとしたら……? 今回は、毎月、家賃を払い続けると、借りていた家が自分のものになるという新しい不動産システムを紹介。そんな夢のような仕組み、本当にあるの?
家賃を払い続けたあとに“家”が残る、賃貸と分譲のハイブリッド

例えば月々10万円の家賃だと、1年で120万円。10年で1200万円になり、20年で2400万円、25年で3000万円になる。敷金礼金や更新料などを含めるとさらに出費は増えるだろう。3000万円と言えば、エリアや立地、広さなどにもよるが、新築の一戸建てが買える額だ。だから、「25年間、家賃を払い続けても、25年後には何も残らない」という理由で、賃貸よりも購入に軍配をあげる人がいるのもうなづける。

だが、家賃を払い続けた後に、「家」が残る賃貸がある。それが”家賃が実る家”だ。その上、エリアが選べたり、間取りや内装なども自分で選んでカスタマイズできる。いわば賃貸と分譲のハイブリッドなのだ。
仕組みはこうだ。まずは、建物の間取りや設備を選んで、内装や外装のカラーを選択しプランニングを済ませたところで支払う期間や家賃を決定する。その後、通常の賃貸と同様に身分証明書などにもとづいた入居審査を受ける。続いて土地の選定に取り掛かる段階で、登録事務手数料5万円(税別)と保証料等20万円(うち5万円は信用保証料、15万円は契約時の仮登記費用に充当)を支払う。希望の土地が決定し、大家(賃貸人)が確定してから建築を開始。約6カ月の工期を経て完成、入居となる。

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

審査は賃貸借契約の入居審査のみなので、金融機関の住宅ローン審査に通らなかった人でも、申し込みが可能。原則として三親等内の親族が連帯保証人となる必要があるが、親族以外の方の連帯保証人でも申し込みはできる。

入居後、あらかじめ決めた期間、家賃を払い続けると、期間終了後にその土地と建物の所有権が自分に移り、自分の所有物となる。所有権移転までの賃貸契約期間は10年~28年の範囲で設定が可能。北海道と沖縄を除く全国の希望エリアで建築できるが、東京23区内など地価が非常に高いエリアや、地方政令指定都市の駅前の商業系、工業系地域は選定できない。賃貸経営ができないエリア、中古住宅の市場(需要)がないようなエリアも同様だ。

なお、途中で退去する場合は、手続きを踏むことで途中解約が可能。建物の原状回復費用と「譲渡を受ける権利」を保全するために設定した仮登記の抹消費用を負担することになる。原状回復費用は間取りや建物の使用状況により異なるが、ハウスクリーニング費用と借り手の故意・過失により損耗した修繕費用を負担することになっている。

地方の人口流出を食い止め、移住定住を促すために考案

そもそもどのような経緯でこのような仕組みが出来上がったのだろうか。“家賃が実る家”を手掛ける株式会社Minoru代表取締役の森裕嗣さんに聞いた。

「私は秋田県内では賃貸管理・仲介、売買、建築業を営んでいますが、秋田県は、日本で最も速いスピードで人口が減少しているエリア。それだけに、人口流出に歯止めをかけ、移住定住を促進できないかと、その方策を模索していました。そんな中、『持ち家を購入する人は、基本的に定住する覚悟を持っている。だから、賃貸入居者が賃貸感覚で簡単にマイホームを取得できる仕組みがあれば、持ち家のハードルが下がり、定住性が高まるのではないか』という考えが浮かんだのです」(森さん)

このビジネスモデルを構想してからというもの、森さんは法務や税務、システム開発等、事業を実現するためのさまざまな課題解決に奔走、「最後に家が借り手のものになる」という仕組みも、入居時の契約や手続きによって可能にした。

「入居の際に、『賃貸契約』と『贈与予約契約』を締結して仮登記します。この二つの『賃貸契約』と『仮登記』をすることで、入居期間が終了した後の所有権移転を担保しています」(森さん)

こうして秋田で事業を開始、さらに構想から5年後の2018年12月には、事業を全国にリリースすることとなった。会員数は7355人に上っている(2019年12月現在)。

株式会社Minoru代表取締役の森裕嗣さん。大学卒業後、デベロッパー勤務、都内での不動産会社設立を経て、妻の故郷である秋田県でリネシス株式会社を設立。後に譲渡型賃貸住宅ネットワーク事業を新設分割し、株式会社Minoruに継承した(画像提供/Minoru)

株式会社Minoru代表取締役の森裕嗣さん。大学卒業後、デベロッパー勤務、都内での不動産会社設立を経て、妻の故郷である秋田県でリネシス株式会社を設立。後に譲渡型賃貸住宅ネットワーク事業を新設分割し、株式会社Minoruに継承した(画像提供/Minoru)

住宅ローンが借りられなくても持ち家が手に入る

秋田県・Aさん(家族構成:母、子2人))の場合

すでに“家賃が実る家”に入居して4年になる秋田県のA(41歳)さんは、「家賃が最終的に自分の資産となる」という点を大いに評価している。

「離婚して子どもたちとアパートに引越すところだったのですが、”家賃が実る家”のことを知って、こちらを選びました。アパートに住んでいたら、家賃は” ただ出ていくだけ”になるわけですが、このシステムだと捨てずに済む。それがとても良いと思いました」(Aさん)

それまで住んでいたところの近所という希望がかなったので土地勘もあり、子どもは転校させずに済んだ。リビングとキッチンがゆるく区切られていることや、リビングから階段で2階に上がる間取りも希望通りだったし、好みの茶系のインテリアでまとめられた点にも満足している。

Aさん宅の内装。建具がAのさん好みの茶系ベースとなっている(画像提供/Minoru)

Aさん宅の内装。建具がAさん好みの茶系ベースとなっている(画像提供/Minoru)

(画像提供/Minoru)

(画像提供/Minoru)

入居後4年経った今、「外壁を汚れが目立たない濃い色にして良かった」と実感しているそう(画像提供/Minoru)

入居後4年経った今、「外壁を汚れが目立たない濃い色にして良かった」と実感しているそう(画像提供/Minoru)

間取りは現在80種類から選べるようになっている(画像提供/Minoru)

間取りは現在80種類から選べるようになっている(画像提供/Minoru)

「住宅ローンの審査に通るかどうかは分からなかったので、賃貸契約の審査だけで家が持てるのは、女性一人で2人の子どもたちを育てる上で、とてもラッキーだったと思います。家賃は約7万円で、入居期間である30年間(*1)支払い続けられるかどうか、多少の不安はありますが、所有権が自分に移るまでは大家さんがメンテナンスをしてくれて(*2)、固定資産税なども払わなくて済む点は助かります」(Aさん)

*1:Aさんの契約時は最長入居期間が30年だった。現在は10~28年の範囲で設定することになっている
*2:入居してから15年間の修繕は、入居者の故意過失でない限り、電球や蛍光灯の交換等の軽微な修繕以外は賃貸人(大家)が負担。16年目以降の修繕費は入居者(所有権移転が済んでいる場合は所有者)が負担することになる

Aさん宅の間取図。リビングから廊下を経ずに階段で2階に上がれるつくりがAさんのお気に入り。2階の洋室はコンパクトながらも間仕切りで3つに仕切られているので、家族全員が個室を持つことができた(画像提供/Minoru)

Aさん宅の間取図。リビングから廊下を経ずに階段で2階に上がれるつくりがAさんのお気に入り。2階の洋室はコンパクトながらも間仕切りで3つに仕切られているので、家族全員が個室を持つことができた(画像提供/Minoru)

貸し手たちは安定的な投資先として評価している

茨城県・Bさん(父、母、子2人)の場合

一方、茨城県のBさん(40代)は、現在、建物のプランを確定したところだ。

「賃貸に住みながら、最後に自分のものになるという手軽さが魅力でした。実家の近くという希望エリアに土地を見つけてもらった上、私たち4人家族に合わせたプランを提案してもらえたので、希望通りの仕様の家が建てられそうです」(Bさん)

Bさんが建築を予定している一戸建ての完成予想イメージ。外壁はインパクトのあるブルーで、内装は白とベージュを基調とした明るいトーンにまとめている(画像提供/Minoru)

Bさんが建築を予定している一戸建ての完成予想イメージ。外壁はインパクトのあるブルーで、内装は白とベージュを基調とした明るいトーンにまとめている(画像提供/Minoru)

予定している家賃は11万円で、現在の家賃14万円よりも月々の支払いは減少する見込み。入居期間は20年としてあるので、入居後20年経ったときに所有権が移転することになる。所有権移転後は、固定資産税や都市計画税などの税金や修繕費などの維持費は自分で負担することになる(修繕費は入居後16年目から自己負担が発生)。

「大家さんが決まらないので、いつ家が完成して入居できるのかがまだ分からない点が不安ではありますが、住宅ローンを借りなくても良いことや、固定資産税・火災保険料などがかからない点がお得だと思います」(Bさん)

”大家さん”、つまり貸し手である賃貸人は、Minoruの取引相手である不動産投資経験者のオーナーだ。入居者が決めた土地・プランに対して、投資する価値があると判断した投資家が、資金を投資して”大家”となる。人口減少時代に危機感を持つ不動産投資家にとって、今後、どれだけ賃料が低下して、空室リスクが高まるのかが不透明な状況は不安なもの。”家賃が実る家”のように、住み続けることを前提とすることで賃料低下のリスクがなく、原則として空室も生じないシステムは、不動産投資家から、不動産投資の一策として評価されているのだという。

なお、賃貸人が破産した場合は、賃貸を続けられなくなった場合は、破産管財人からの任意売却を活用して、次のオーナーへの売却を進め、権利関係の承継を行うとのことだ。

Bさんが建築を予定している一戸建ての間取図。1階に20.4畳のLDK、2階に7畳の洋室を3室確保。主寝室にはウオークインクローゼットも備えている(画像提供/Minoru)

Bさんが建築を予定している一戸建ての間取図。1階に20.4畳のLDK、2階に7畳の洋室を3室確保。主寝室にはウオークインクローゼットも備えている(画像提供/Minoru)

入居希望者の約7割は30~40代のファミリー

対して、賃借人、つまりこのシステムでマイホームを手に入れようとしている入居希望者は、9割以上が家庭を持つ世帯。年齢層で言うと、45~49歳が最多で24.0%。40~44歳が17.5%で続き、40代だけで4割強を占めている。次いで、35~39歳が13.9%、30~34歳が13.4%と、30~40代が全体の7割弱。世帯年収では、200万~400万円が33.4%と全体の約3分の1で最多であり、400万~600万円の19.7%と合わせて半数以上が世帯年収200万~600万円の層に集中している。

「通常、賃貸物件では、間取りや内装を自分で選んだり、賃料を設定することができませんが、”家賃が実る家”なら、スマートフォンで新築一戸建てのプランニングが可能。自分の収入に応じて賃貸期間と賃料を選択することができます。勤務先に家賃補助や住宅手当などの制度がある場合、持ち家や実家住まいでは補助が受けられないことが多いのですが、”家賃が実る家”ならこうした補助も受けられるので、そうした点も入居を希望する動機のひとつとなっているようです」(森さん)

不動産業界にとっても、このシステムは画期的だったようだ。全国宅地建物取引業協会連合会の不動産総合研究所が年1回発行する「Renovation2019」という研究報告書で「新しい不動産業」として取り上げられたのをはじめとして、不動産業界誌など80以上のメディアで紹介されたという。賃貸と分譲のいいとこ取りをしたこの仕組みに、業界全体が注目しているのだろう。

地方自治体との官民連携事業も始まっている。宮城県大郷町では、指定の農業法人に勤めることでマイホームが手に入るという、「職」と「住」を同時に提供する職住一体型移住定住促進事業が、同社との提携で実現しているのだ。地方が抱える問題解決という目的のもと、同社の取り組みが周囲を巻き込みながら広がりつつあることを示す一例といえそうだ。

月々支払う家賃がそのまま住宅の代金になるという、一見、夢のようなシステムだが、人口減少時代を背景に、不動産投資家のニーズや社会の課題解決なども包括する現実的なビジネスモデルであることが分かった。入居者と大家の両者がWin-Winの関係でないと成立しないこのシステム。賃料の設定方法などがまさにこのビジネスモデルの肝になるのだろう。この「新しい不動産業」が、人口減少時代の課題解決に寄与するかどうか。今後の展開を注視したい。

●参考
・家賃が実る家

駒場の森に包まれる

所在地:目黒区駒場
22万円(税込) / 44.77平米
小田急線・千代田線「代々木上原」駅 徒歩8分

青々と輝く緑から紅葉まで、移りゆく季節を存分に楽しめます!

借景の木立が生かされ、まるで森の中にいるような雰囲気の部屋。



コンクリートの無機質な表情に、情緒豊かな景色がぱっと映え、温かみのある無垢フローリングは、外の木々に呼応するかのよう。景色を切り取る窓の不可思議な配列も、独 ... 続き>>>.
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ちょっとした心地よさ

所在地:千代田区九段北
13万900円(税込) / 23.1平米
中央線「市ヶ谷」駅 徒歩6分

南向きの開口の先に小さい広場があって緑が見える。ちょっとしたことですが、あるとないとじゃ心地よさが全然変わってきます。



こちらの物件は、現況がスケルトンで、契約締結後に室内の工事を開始する予定です。完成予想図を参考にご検討ください。



西側の壁にトイレと洗面が設置される以外余計 ... 続き>>>.
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上原で戸建て気分

所在地:渋谷区西原
25万5,000円 / 66.25平米
小田急線・千代田線「代々木上原」駅 徒歩5分

これは上原好きに捧げたい!



天井が高く明るいリビング、広めのウッドデッキ、駅から徒歩5分という近さ。そんな好条件を兼ね揃えたテラスハウスですが、室内は隣の区画と接しているところがないため、戸建て感覚で住めるのも大きなポイントです。



雰囲気の良いレンガ張りの外壁に木の扉と、外観 ... 続き>>>.
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小さな木造スケルトン【飲食可】

所在地:東京都世田谷区上北沢
14万800円(税込) / 27.23平米
京王線「上北沢」駅 徒歩3分

上北沢駅からほど近く。小さくのどかな商店街から一本入った通りに、ぽつぽつと昔ながらのお店が並んでいます。



ご紹介するのはその中ほど、理容室とクリーニング屋の間に挟まれた、小さな木造店舗の2階部分です。



内装は壁や床は合板がむき出しのスケルトン状態。すぐにでも塗装をはじめられま ... 続き>>>.
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屋上がパラダイス

所在地:大田区大森中
10万8,000円 / 46.3平米
京急本線「梅屋敷」駅 徒歩7分

★賃料が下がりました★



広がってました。文句なくテンション上がる屋上が!

てっぺんまで階段を上ったら、360度、大空をどーんと体感できるこんな場所が待っているなんて、もうそれだけで「よし」って感じです。



屋上出入禁止のマンションが多くなる中で、誰かの部屋の専有でもなく、住人み ... 続き>>>.
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駅チカでひなたぼっこ

所在地:世田谷区松原
11万3,000~11万5,000円 / 33平米
井の頭線「東松原」駅 徒歩1分

とにかく日当たりがいい部屋をお探しの方へ、朗報です。



東松原駅から歩くことたったの1分。南向きの窓から部屋のすみずみまで日の光が差し込む室内。部屋のどこにいてもポカポカして、ついついウトウトしてしまいました。



外観はちょっとレトロでかわいい雰囲気ですが、室内はつるっとキレイめ ... 続き>>>.
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どうアレンジする?

所在地:杉並区下高井戸
9万1,000円 / 26.04平米
京王線「上北沢」駅 徒歩7分

玄関とバルコニーが一直線に配置され、外からの光が共用廊下にも届くように設計されたマンション。バルコニーの手前の天井には物をかけられるハンガーバー、壁には自転車をかけられるフックも。



使い方次第で暮らしがちょこっと楽しくなる、しつらえのある物件です。



場所は京王線「上北沢」駅か ... 続き>>>.
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最上階、風と香りの部屋

所在地:渋谷区東
11万円(税込) / 33平米
山手線・銀座線・半蔵門線・東急東横線・東急田園都市線「渋谷」駅 徒歩9分

窓を開けた瞬間気持ちよい風が抜け、焙煎されたコーヒー豆の香りに包まれました。



最上階、角部屋。室内は居心地がよくて、スタートアップ用の物件を探されている方たちにはピッタリだと思います。



2面採光のため日当たりが良く、風通りも申し分なし。加えて、窓の先が抜けているため、開放感も ... 続き>>>.
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テレワークが変えた暮らし[1] 理想の子育てと移住が叶った! 東京から山梨県北杜市へ

今年1月から山梨県北杜市への移住とともに、 テレワーク(リモートワーク)を始めた山本さん夫妻。テレワークって実際どう? 暮らしは移住以前と以後ではどう変わった? 経緯や暮らしぶり、今後についてインタビューした。
最初のきっかけは、単純な住み替えのはずだった

現在、山本さん夫妻は、ともに正社員として東京・南青山にある企業(取材当時・現在は本社を宮崎県西都市に移転)に在籍しながら、山梨県北杜市にある自宅の1室をオフィスにしてフルリモートで働いている。
八ヶ岳、南アルプス、富士山に囲まれた自然豊かな環境、満員電車とは無縁な生活、のんびりとした子育て環境。東京生活では得られない生活を、移住と転職で手に入れた形だ。

2歳になったばかりの息子と。「山々に囲まれた環境は東京では得られなかったものです」(写真撮影/相馬ミナ)

2歳になったばかりの息子と。「山々に囲まれた環境は東京では得られなかったものです」(写真撮影/相馬ミナ)

そもそも移住を考えたきっかけは?
「最初はよくある部屋探しだったんですよね」と山本さん夫妻。1歳の息子が歩き始め、夫婦ふたりで暮らすための40平米の1Kでは手狭に。「もっと広いところに引越さなきゃね、という話になり、通勤は30分以内で、駅からは徒歩圏で、家賃は9万円前後で……と検索するわけです。でも、決断できるほど、希望に合う物件はありませんでした」(妻)。

部屋探しは長期化。「そんななか、『そもそもどうして東京で家を探しているんだっけ』って。『仕事がそこにあるから? じゃあ、仕事さえどうにかなったら、住む場所ってもっと自由になるんじゃない?』という話になったんです」(夫)。
そこで、考えたのが「移住」という選択だ。
もともとキャンプなどのアウトドアが好きで、休日には東京を離れていたふたり。「いつか田舎暮らししてみたいなぁ、移住もアリかもな~と漠然と思っていたんです。でも、それって、別に“いつか”じゃなくて、“今”でもいいんじゃないかなって思えました」(夫)。さらに、「当時、まだ子どもが1歳で、小学校入学前の転校うんぬんの話にならない今って、実は絶好のタイミングじゃないかと考えたんです」(妻)と、移住が現実味を帯びることに。

山梨県北杜市の「保育園が近くの賃貸住宅」と出会う

そこで候補に挙がったのが、移住者に人気の街として知られる「山梨県北杜市」。東京から車で2時間程度と近いこと、自治体が移住者を積極的に誘致していること、アウトドアのスポットが豊富なことに惹かれた。
「とりあえず、一回行ってみよう」と日帰りで北杜市に。twitterや検索サイトで見つけた、実際の移住者や、別荘地専門の不動産会社などにアポを取り、話を伺うことに。さらに、市役所内にある移住者定住相談窓口に電話もしてみた。
そして見つけたのが、保育園の近くにある賃貸住宅。偶然にも趣味のキャンプで訪れたことのある キャンプ地の裏手という縁も感じて、申し込むことに。
「このあたりは待機児童もなく、保活が不要な点も魅力でした」(妻)。
運よく入居審査が通り、契約に。「移住といえばハードルが高いと思っていましたが、“あ、東京都内の引越しとさほど変わらないんだな”と、不思議な感覚になりました」(妻)。

住まいは75平米の3LDK。トランクルームと駐車場付きで家賃4万8000円と、東京では考えられない安さ。グレーのアクセントウォールはもともとの仕様でオシャレ(写真撮影/相馬ミナ)

住まいは75平米の3LDK。トランクルームと駐車場付きで家賃4万8000円と、東京では考えられない安さ。グレーのアクセントウォールはもともとの仕様でオシャレ(写真撮影/相馬ミナ)

バルコニーからの眺めも緑にあふれている。ハンモックを置き、のんびりとくつろぐことも(写真撮影/相馬ミナ)

バルコニーからの眺めも緑にあふれている。ハンモックを置き、のんびりとくつろぐことも(写真撮影/相馬ミナ)

仕事をどうするか――一番大きなハードルを転職で打破

ただし、移住の前に、一番大きなハードルがある。「仕事をどうするか」だ。
まずは、お互い、当時勤めていた会社に相談してみた。テレワーク(リモートワーク)は制度としてないものの、ネットを通じた仕事が多いため、交渉の余地があるのでは、と考えていたからだ。
その結果、マーケティング職である夫は、週に1回出社の条件付きテレワークが可能だったが、人事職であった妻は、扱う情報がデリケートなため、テレワークは困難という結論に。
「何度も話し合いの場を設けてくださり、 業務委託でライターになるという選択肢もありました。ただ、今までの経験を活かせることと、安定を重視した正社員という形態にこだわりたく、退職することにしました」(妻)。
そんななか、Twitterでたまたま見つけたのが、「リモートワークを当たり前にする」というミッションを掲げ、働くメンバーのほとんどがテレワーカーという企業「キャスター」。 秘書、人事、経理、web運用に関するさまざまな業務をリモートで働くアシスタントに依頼できるサービスを提供している会社ゆえに、リモートが大前提の会社だ。「転職活動も独特で、面接もオンラインで受けました」(妻)。
一方、夫は普段は自宅で仕事をしながら、週に1回、朝6時の高速バスで東京へ通う生活を5カ月間続け、その後、妻の勤める企業に転職。100%テレワークとなった。
テレワークによって、家賃だけでなく、生活コストが格段に下がったことは大きなメリットだった。「東京にいたころは、週末ごとに2時間かけて郊外やアウトドアに遊びに行っていたので、その娯楽費がまず減りました。平日の外出もほぼ無くなり、洋服代やランチの外食費、飲み会代もなくなりました」(夫)。

車ですぐのキャンプ場PICA八ヶ岳明野へ友人たちと (写真提供/夫)

車ですぐのキャンプ場PICA八ヶ岳明野へ友人たちと (写真提供/夫)

移住によって、時間もコストも気持ちも余裕が生まれる

山本さん夫妻の現在の一日の過ごし方を教えてもらった。
夫は8時半~17時半、妻は8時~17時が勤務時間。2歳の息子を保育園へ、朝は夫が見送り、夕方のお迎えは妻が担当だ。
「通勤時間はゼロ。保育園もすぐ近くなので、時間に追われることがなくなりました。東京にいたころは時短勤務で16時半に会社は出るものの、通勤に1時間、保育園にお迎えに行って、家に帰って、夕食をつくって、食べさせて、お風呂に入れてと、毎日大変でした。夫も協力的でしたが、やはり帰ってくるのは20時ごろ。お迎えからのルーティンは1人だったので、いつも疲れていましたね」(妻)。
今は、時短勤務ではなく、フルタイムのテレワークに。それでも夕方18時には家族みんなで夕食をすませ、近所の温泉に出かけることもできる。突然の子どもの発熱も、夫婦で協力しあいながら看病できる。

暖房効率を考え、1部屋を夫婦共有の仕事部屋に。デスク、イス、PCモニターはテレワーク開始とともに購入したもの(写真撮影/相馬ミナ)

暖房効率を考え、1部屋を夫婦共有の仕事部屋に。デスク、イス、PCモニターはテレワーク開始とともに購入したもの(写真撮影/相馬ミナ)

テレワークはフリーランスと社員のイイトコ取り

同じ会社に在籍はしているが、職種やクライアントがそれぞれ異なるため、夫婦で会話することは少ない。自宅だが、仕事部屋を1室別に設けることで、自然と仕事モードに。「テレワーク=楽と思われるかもしれませんが、それは間違い。いわゆるプロセスが評価されることがなく、“何をやったか”という結果が重視されます。そういう意味では意外とシビア。フリーランスで働くのと同じかもしれません」(夫)。
ちなみにテレワークを推進する企業だけあって、「会わない」ことが大前提。毎日1度はある会議もWeb上で行う。「南青山のオフィスに行くことはないし、同僚はいますが、いわゆる職場の人間関係のストレスはありません。物足りない人もいるかもしれないけど、決して関係性が希薄なわけではないし、職場とは別のリアルなコミュニティもあるので十分です」(夫)。
さらに、オンとオフの切り替えを明確にするため、「18時以降は連絡してはダメ」というルールにしてある。申請すれば残業も可能だ。「ただ、残業をしなくても終えられる仕事量に調整してくれていると思います。こうした対応はフリーランスでは難しいとは思うので、“社員”としての業務形態にこだわったのは正解だったと思います」(夫)。

テレワークで新たに購入したのはコーヒーメーカー。仕事中の息抜きのための必需品となった(写真撮影/相馬ミナ)

テレワークで新たに購入したのはコーヒーメーカー。仕事中の息抜きのための必需品となった(写真撮影/相馬ミナ)

移住×テレワークは現在の自分の選択に過ぎないのかも

移住して良かったですか? と尋ねると、「もちろん。メリットしかないです」と答えたお二人。とはいうものの、当初は不安もあったそう。
例えば友人。それまでの東京での人間関係をゼロにすることに戸惑いがあったのも事実だ。「けれど、意外にも、私たちが田舎暮らしを始めたことで、それがきっかけで友人たちと遊ぶ機会が増えた気がします。離れていても会う人は会うし、近くに住んでいても縁が切れてしまう人もいる。それに、この北杜市は移住者が多く、似たような価値観の方が多いため、同じ年ごろの子どもをもつご近所さんなど、新たな友人が増えました」(妻)。

東京から遊びに来た友人たちと清里テラスへ。「私たちの友人らが来ると、いろんな観光地を訪れるきっかけにもなります」(妻、写真提供も)

東京から遊びに来た友人たちと清里テラスへ。「私たちの友人らが来ると、いろんな観光地を訪れるきっかけにもなります」(妻、写真提供も)

ただし、将来のことは未知数だというお二人。「もしかしたら、息子のよりよい教育環境を求めて、違う場所に暮らすかもしれないし、逆に、田舎ならではの仕事を始めるかもしれない。先のことは分かりません」(妻)というように、田舎暮らしもテレワークも、永続的な決断ではないそう。「ただ、いずれは田舎暮らしをしてみたかったし、子どもが小学生になって身動きが取れなくなったころに”あのとき移住してみればよかった”と後悔したくなかったんです。だから、”田舎暮らししてみたいけど、ハードルが高い”と尻込みしている人には、”案外、簡単だよ。単に引越しと変わらないよ”と言いたいですね。仕事は一番大きなハードルだけど、今後社会が変わっていくはず、変わっていってほしいと思っています」(夫)

四季の移り変わり、自然の不思議な力を目の当たりにする環境に魅了されているとか。「今の会社は副業OKなので、いつか地元のためになるような仕事にもチャレンジしたいです」(妻) (写真撮影/相馬ミナ)

四季の移り変わり、自然の不思議な力を目の当たりにする環境に魅了されているとか。「今の会社は副業OKなので、いつか地元のためになるような仕事にもチャレンジしたいです」(妻) (写真撮影/相馬ミナ)

●取材協力
山本さん夫妻
・夫のツイッター

昭和モダンな日本家屋

所在地:江東区木場
18万円 / 61.49平米
東西線「木場」駅 徒歩2分

築60年の日本家屋。昭和の面影をそのままに、水周りなどを現代仕様にリノベーションしています。



コンパクトだけどもぜいたくに建てられた家で、装飾や仕上げからこだわりを感じます。全部屋和室で、漆喰の壁。ガラスの建具やレトロな照明、絵入りの襖などによって上品な空間となっています。



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