ほっこり西荻暮らし

所在地:杉並区西荻北
13万5,000円 / 41平米
中央線「西荻窪」駅 徒歩5分

この部屋を訪れたあと、なんだかふと『西荻夫婦』を思い出しました。



数年前にリノベーションされてますが、決してつくり込みすぎず、少し力の抜けた感じが、ほっこりした西荻の街に似合う一室。



フロアにはこの住戸のみなので、独立性が高いのと、窓が多いのが嬉しいです。開放的なリビングで、 ... 続き>>>.
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素材を育むくらし

所在地:台東区元浅草
9万2,000円 / 29.59平米
銀座線「田原町」駅 徒歩5分

2018年にフルリノベーションされた空間。ただ手を加えたというわけではなく、時とともに変化を楽しみながら暮らしたくなるような物件です。



中でもかすかにピンク色をした桜の無垢フローリングと、築40年以上経つ古いコンクリートをいかした天井や壁は、暮らしていくうちにどんどんいい味わい ... 続き>>>.
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楽しげなバスルーム

所在地:世田谷区北沢
8万5,000円 / 19.95平米
井の頭線「池ノ上」駅 徒歩3分

部屋に向かってガラス窓があいた浴室が印象的。昼間にお風呂でも入ったら、かなり気持ちよさそうです。



コンパクトなワンルームですが、この浴室のおかげで、体感の広さも増しているような気がします。浴室内に植物などをたくさん吊り下げて、部屋からみても、入浴していても楽しめるようにすると楽 ... 続き>>>.
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芝に浮いたアジト

所在地:新宿区新宿
8万7,000円 / 27.6平米
副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅 徒歩4分

バルコニーに出ると芝に浮いたかのような、ちょっと楽しげな位置取りを味わえるアジトのご紹介。



始めに言っときますけど建物も室内も結構ジャンクです。キッチンはなくて(ガス栓はある)、浴槽もなくシャワーのみで洗濯機はバルコニーに置いてください。



サッシ等の建具もガタついたり、開きづ ... 続き>>>.
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東山になじみ、暮らす

所在地:目黒区東山
15万5,000円 / 50.22平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩5分

東山の丘に立つレトロマンション。今回は南向きの良い区画が5階に出ました。



欲をいえば、もう1、2階上だったらなー、と思いましたが、すかっと抜けた眺望を確認して一安心。バルコニーからちょっと顔を出して東を向けば公園の緑が広がり、心が和みます。



間取りは渋い3DK。二人暮らしだっ ... 続き>>>.
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代々木の杜を思いのままに

所在地:渋谷区代々木
33万円 / 95.9平米
小田急線「代々木八幡」駅 徒歩7分

代々木の緑に囲まれた、歴史あるマンション。6階からの眺めはぜいたくで、南には代々木八幡、東には代々木公園の緑を望めます。



バルコニーから手の届きそうな距離にある敷地内の木々。東面いっぱいに広がる窓は、まるで端から端まで緑で埋め尽くされているよう。風で葉が揺れるたびに、目を癒やし ... 続き>>>.
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都心の隠れ家

所在地:新宿区荒木町
36万円 / 70.38平米
都営新宿線「曙橋」駅 徒歩5分

都心のど真ん中、隠れ家のような戸建てにはぜいたくな気持ちよさが詰まっていました。立地よし、こだわりの建物で、住むも働くも叶えられちゃいます。



物件が位置するのは荒木町。そのすり鉢地形から、都心にありながらも風情ある路地の風景が残る町です。趣のある飲食店も数多く軒を連ねます。



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イチョウの木と暮らす

所在地:杉並区上荻
12万5,000円 / 56.7平米
中央線・丸ノ内線「荻窪」駅 徒歩12分

大きな大きな、イチョウの木と並んで立つ、こぢんまりとしたサイズのかわいい戸建て。現在は葉が落ちていますが、庭木の緑がこれからモサモサになるのが楽しみです。



つくりは1LDK。1階は約9.5畳の部屋ですが、大きな窓と庭のおかげで、ずいぶん広く感じます。西側が道路に面していますが、 ... 続き>>>.
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陽気な古ビル最上階

所在地:中野区中野
12万円 / 50平米
中央線・東西線「中野」駅 徒歩5分

古ビルの最上階にある、約20畳の居室のある1K。1フロア1戸のため日当たりがよく気持ちのいい室内、遠くまで抜けた眺望のおかげで、とても開放感を感じます。



はじめに注意点として、エレベーターなしの5階です。



用途は住居と事務所。ビルの1階と2階にも店舗が入っています。



間取り ... 続き>>>.
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すっきり、さっぱり!

所在地:目黒区中町
11万円 / 33.3平米
東急東横線「祐天寺」駅 徒歩17分

シンプルな内装と大きく取られた窓。すっきりさっぱり、居心地の良さがアピールポイント。



基本的にリビングと洋室はつなげておくのが広く使えて良さそうですが、引き戸で仕切ることも可能。引き戸は厚みがあり、しっかりと空間を分けたい場合にも向いていると思います。



照明は賃貸物件でよくあ ... 続き>>>.
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重みと深みを感じる

所在地:渋谷区神泉町
14万円(税込) / 38.47平米
井の頭線「神泉」駅 徒歩1分

場所は神泉駅から徒歩1分、気品と重厚感が伝わってくる大きな建物がどっしりと構えています。



室内は壁紙の色が特徴的で、灰色がかったブルー。落ち着いた雰囲気で集中力が高まりそうです。床はフローリングです。



障子で窓側と玄関側をやんわりと分けてあります、作業スペースを分けるいいアク ... 続き>>>.
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池尻ニコイチの白いほう

所在地:世田谷区池尻
12万円 / 39.8平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩10分

目黒川緑道沿いに立つ、形の似た二つのマンションをご存知でしょうか。いつも「あれはニコイチだなあ」と思いながら緑道を通っています。今回はその左側の白い彼のご紹介。



高台に立っていて、眺望がスカーっと抜けているのが大きな魅力。エレベーターなしの4階の部屋なので階段の上り下りは疲れま ... 続き>>>.
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心地よい住まいを高輪に

所在地:港区高輪
15万5,000円 / 50.75平米
都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅 徒歩5分

日当りの良さと抜けた眺望が魅力。ふたり暮らしをするのにちょうど良さそうな間取りと収納量です。



キッチンは広く取られていますが、決まった冷蔵庫置き場がありません。柱とコンロの間のスペースが幅1.2mあるので、冷蔵庫の背面を壁に向けてぎりぎり置けるかなといった感じです。冷蔵庫を置く ... 続き>>>.
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広尾でリノベ済み住居を

所在地:渋谷区広尾
19万4,000円 / 53.16平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩5分

「広尾散歩通り商店街」近くのマンション。配管をあえて見せるようにデザインされた共用部、室内は木の建具や、古い扉、コンクリートがむき出しになった壁などが風合いよく、いいものを残す形でリノベーションされています。



東側と西側に背の高いマンションがあるため、洋室は少し暗めですが、LD ... 続き>>>.
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お店を持てる賃貸暮らし! コロナ禍でテレワーク以外も職住融合進む

新型コロナウイルスの影響でテレワークを導入する企業も増え、“住まいで働く”人も増えている今、「住居と仕事」の一体化も進んでいるようです。それも、コワーキングスペースやシェアオフィス付きだけではなく、“自分のお店が持てる”賃貸物件に注目が集まっているというのです。どのような特徴があるのでしょうか。「b.e.park祖師ヶ谷大蔵」「THE GUILD IKONOBE NOISE」「ナリ間ノワ プロジェクト 欅の音terrace」の3つの物件を取材しました。
横浜や世田谷に続々と職住融合の住まいが誕生している

1階などに商業施設がテナントとして入り、上層に賃貸物件がある建物は珍しくありませんが、このところ、増えているのが住まいと仕事場が一体となった住まいです。これは、住まいを借りた人がテナントにもなり、お店を経営できるというもので、職住融合という働き方でもあり、今注目を集めている暮らし方です。

2020年10月には「b.e.park祖師ヶ谷大蔵」(東京都世田谷区)、2020年12月に「THE GUILD IKONOBE NOISE」(横浜市都筑区)が次々に誕生するなど、こういった賃貸物件が少しずつ話題にのぼっています。

「b.e.park祖師ヶ谷大蔵」(写真提供/ジェクトワン)

「b.e.park祖師ヶ谷大蔵」(写真提供/ジェクトワン)

「THE GUILD IKONOBE NOISE」(写真提供/桃山建設)

「THE GUILD IKONOBE NOISE」(写真提供/桃山建設)

その背景に共通してあるのは、「地域を盛り上げたい」という思いです。今まで賃貸での一人暮らし、二人暮らしでは、地域と交流することはほとんどなく、「地域を知らない」「干渉しない」で生きていけました。一方で、住まいと仕事場所が離れてしまうことで、本来の人の暮らしにあった「にぎわい」「つながり」が生まれることはありません。新型コロナウイルスの影響で地元での暮らしと働き方の関係を見直す人が増えている今、その受け皿として職住融合の住まいが話題になっているのかもしれません。

才能ある人が集い、街に憩いの場を生み出す

「b.e.park祖師ヶ谷大蔵」は、カフェが少なく、地元の人が滞在して話すような場所が足りないことから生まれた「地域密着の複合型交流シェアハウス」です。以前は社宅や住宅として使われていた築60年の鉄筋コンクリート造の建物を、地域の拠点として生まれ変わらせました。居住者はシェアハウスで暮らしつつ、1階の飲食スペースの運営に携わることで、地域に広く開かれた店にしていこうとしています。

1階にできたダイニングバー。「緑豊かな街の公園」をイメージしているそう(写真提供/ジェクトワン)

1階にできたダイニングバー。「緑豊かな街の公園」をイメージしているそう(写真提供/ジェクトワン)

住人に染色家がいるため、2020年11月に「染色イベント」を開催したそう(写真提供/ジェクトワン)

住人に染色家がいるため、2020年11月に「染色イベント」を開催したそう(写真提供/ジェクトワン)

シェアハウスエリア。個室はいたってシンプルで暮らしやすい(写真提供/ジェクトワン)

シェアハウスエリア。個室はいたってシンプルで暮らしやすい(写真提供/ジェクトワン)

暮らしているのは、教育劇団の運営者、染色アーティスト、ライター、グルテンフリーの料理を提供する料理研究家など、さまざまな表現を仕事とする人たち。

この物件の再生・企画に携わった空き家再生事業を手掛けるジェクトワンの布川朋美さんとb.e.parkを運営するスペリアルの荻野智希さんは「コロナウイルス流行の影響で、飲食店の営業や人を招いてのワークショップ、食事会などのイベントなど、思うようにいかないことのほうが多いですが、地域住民や大家さんからもすごく評判がよくて、建物の再生だけでなく、地域の活性化にもつながっていると思います」と今後に期待を寄せます。

今後は、染め物イベントのほかに、若者支援イベント、詩集の制作、絵本の交換、グルテンフリーの料理教室など、住人それぞれのスキルをいかしたイベントを開催予定だとか。才能が集っているだけに、多様な企画ができるのも強みといえるでしょう。

住む人&働く人が増えると、地域がおもしろく、豊かになる

祖師ヶ谷大蔵はいわゆる住宅街ですが、横浜市都筑区にできた「THE GUILD IKONOBE NOISE」は工場や倉庫の多い、工場エリアに誕生した職住融合の物件です。周囲は工場が多いため、実は「住まい」として不向き、ともいわれる地域です。

木製の建具が目印(写真提供/桃山建設)

木製の建具が目印(写真提供/桃山建設)

プロジェクトメンバーと。一つの物件ができることで、街が変わっていく気配がします(写真提供/桃山建設)

プロジェクトメンバーと。一つの物件ができることで、街が変わっていく気配がします(写真提供/桃山建設)

建物内部には土間があり、さまざまな用途に使えるのも魅力的(写真提供/桃山建設)

建物内部には土間があり、さまざまな用途に使えるのも魅力的(写真提供/桃山建設)

「建物は築40年超で、以前、私たち桃山建設が木材倉庫や木工加工場として使っていた場所です。今回、リノベーションでものづくりや小商いもできる土間のある住居、仕事場としても使えるシェアキッチンスペース、まちに開くショップを誘致するテナント機能を設けました。工場でもあるのでシェア工具を備え付けていて、当社で出る端材を利用してDIYができますし、みなで盛り上げていけたら」と話すのは、桃山建設の専務取締役川岸憲一さん。このプロジェクトの責任者です。建物は2020年12月に無事に完成し、現在はテナントや入居者を探して、いっしょにお店を開き、街を盛り上げる人を探している最中だとか。

「今まで、賃貸に住んでいる人と地域の人はなかなか交流が生まれなかったでしょう。でも、できたら飲食店を誘致して、住んでいる人やここを訪れた人に“楽しい!”“おもしろい!”“いいね!”が生まれる場にしたい、そうすると地域が変わっていくでしょう」とその狙いを話します。

また、工場が多いために、「音出しがOKな場所」であることを強みとして捉えています。
「人と生活すると感じる雑音や煩わしさ(ノイズ)がうまれるでしょう。でも、ちょっとしたノイズって必要だと思うんですよね。ノイズをおもしろいと思えるような人と、一緒にこのまちを盛り上げていきたいですね」(川岸さん)

職住融合の現代アップデートは、まだまだ始まったばかり

現在のこうした職住が融合した物件が増えてきた背景には、なんといっても2018年、東京都練馬区にできた「ナリ間ノワ プロジェクト 欅の音terrace」(以下、欅の音terrace)の成功を抜きにして語ることはできません。「欅の音terrace」は、住んでいる人がさまざまな店舗を構える、店舗と住まい融合が一体化した建物で、デザイン面、建築面、地域活性化など、さまざまな側面から注目を集めています。

「欅の音terrace」(写真撮影/片山貴博)

「欅の音terrace」(写真撮影/片山貴博)

一見すると店舗ですが、奥は居住空間が広がっています(写真撮影/片山貴博)

一見すると店舗ですが、奥は居住空間が広がっています(写真撮影/片山貴博)

このプロジェクトを手掛けた一級建築士事務所・つばめ舎建築設計のみなさん、大家さんから相談を受け、企画から不動産の募集などに携わったスタジオ伝伝の藤沢百合さんも、今改めて「職住融合」の暮らしに手応えを感じていると言います。

「コロナ禍でテレワークをする人が増えるなどして、職住融合が進む追い風となり、”住まいで自分のペースで働ける“という新しいライフスタイルに惹かれる人が増えていると感じます。ただ、建物を所有して仕事をはじめようとすると、どうしてもハードルが高くなるでしょう。賃貸であれば、初期投資も少なくて済み、自分たちのペースで働けますから」とつばめ舎建築設計の永井雅子さん。

左から、若林拓哉さん(つばめ舎建築設計パートナー/ウミネコアーキ代表)、永井雅子さん(つばめ舎建築設計共同代表)、藤沢百合さん(スタジオ伝伝)、根岸龍介さん(つばめ舎建築設計共同代表)(写真撮影/片山貴博)

左から、若林拓哉さん(つばめ舎建築設計パートナー/ウミネコアーキ代表)、永井雅子さん(つばめ舎建築設計共同代表)、藤沢百合さん(スタジオ伝伝)、根岸龍介さん(つばめ舎建築設計共同代表)(写真撮影/片山貴博)

また、郡上八幡と東京に拠点を持っている藤沢さんは、「そもそも、ナリワイ(仕事)と暮らしが一体化した建物って、昔は当たり前だったんです。今でも郡上八幡には道路に面する前の建物が店舗になっていて、中庭を挟んだ奥の建物に住まいがあるという町家の形式の建物が珍しくありません。『欅の音terrace』は、それを現代のアパートに当てはめた形です」と続けます。

なるほど、確かに職住が分離するのが当たり前になったのは、戦後からです。70年の間ですっかり住まいと暮らしの常識が変わってしまったんですね。

「リノベーション前の欅の音terraceは、2DKのよくあるアパートで、独身、または二人暮らし向けの住まいでした。藤沢さんが話したように、職住融合って日本の暮らしに馴染んだ形なんです。それを今どきに合うように最適化している感じです。まだまだ始まったばかりなので、“可能性”ばかり。やり方はひとつじゃないので、もっと増えていくのではないでしょうか」(つばめ舎建築設計・根岸龍介さん)

そもそもですが、会社員として企業に所属して働くスタイルが変わりつつある今、暮らしの箱である住まいもどんどん変わっていくことでしょう。現在はきっとその先駆けの時期であり、「兆し」の段階かもしれません。土地を所有することにこだわるよりも、ゆるやかに活用して働き、地域も人生も豊かになる。そんな住まい方・暮らし方が広がればいいなと思います。

●取材協力
ジェクトワン
スペリアル
THE GUILD IKONOBE NOISE
ナリ間ノワ プロジェクト 欅の音terrace