あの日の浮遊感

所在地:文京区本駒込
13万4,000円 / 31.04平米
都営三田線「千石」駅 徒歩2分

ぷかぷかと宙に浮かんでいるような気がしたのは、きっとたくさんの窓と、高い天井のせい。なかなか普通の住宅にはない開放感を味わえる、テラスハウスの最上階。



設計は住まい手がワクワクするような物件を世に出し続ける、一級建築士事務所ビーフンデザインによるもの。



インパクトのある三角屋 ... 続き>>>.
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ペントハウスを堪能する

所在地:渋谷区神宮前
50万円 / 61.48平米
山手線「原宿」駅 徒歩9分

屋上の時計にピンと来る方もいらっしゃるかと思いますが、なんと、その建物のペントハウスを募集する運びとなりました。



ペントハウスと聞いて、秘密基地のようなイメージで胸が高鳴り、どうしてもハードルが上がってしまいましたが、杞憂でした。レトロさを損なわぬよう、ていねいに、なおかつ大胆 ... 続き>>>.
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自由設計を楽しもう!in西荻窪

所在地:杉並区西荻北
7,340万~1億1,520万円(税込) / 72.3~93.3平米
中央線「西荻窪」駅 徒歩7分

※これは通常の売買物件情報ではありません。コーポラティブハウスの参加者募集のお知らせです



コーポラティブハウスは「新築マンション」でありながら、個別に間取りやデザインを「自由に創っていく」ことが出来る住まい。自分の想い描く心地よい空間をつくってみませんか?



今回募集の建物は、 ... 続き>>>.
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新も旧も愛す!

所在地:横浜市神奈川区六角橋
13万1,000円 / 48.55平米
東急東横線「白楽」駅 徒歩3分

青空に映えるキリリとした顔は、紛れもなく「新」。

白楽駅ほど近くに一昨年完成したのは、保育所とコワーキングスペースを下階に構え、上階に住居が企画された楽しげな建物です。



「旧」の要素は果たしてどこにあるかというと。

写真を最後まで見てください。目と鼻の先にあるレトロな商店街が、 ... 続き>>>.
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木造に愛をこめて

所在地:目黒区目黒
7万9,000円 / 19.42平米
山手線「目黒」駅 徒歩7分

単身向けの木造アパートの一室を使いやすく、そして居心地よくリノベーションしたこちらの物件。



天井が抜かれ、その高さは3mオーバー。天高が上がるだけでこんなにも印象が変わるのだと、実感させられる空間です。



お気に入りの家具を配置して、梁や窓側に取り付けられたハンガーパイプに植物 ... 続き>>>.
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古くて新しい、下町戸建て

所在地:葛飾区東堀切
15万5,000円 / 74.73平米
京成本線「お花茶屋」駅 徒歩4分

かわいい前庭が迎えいれてくれる、リノベ戸建。先日リノベーションが完了したばかりの物件です。



間取りを大きく変えて、広いリビングに。構造の筋交ブレスが現れているのがアクセントです。



小上がりになった部分がユニーク。ステージのようになっているので、植物やアートを並べてギャラリーと ... 続き>>>.
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世界の名建築を訪ねて。“曲面テラス” に覆われた超高層集合住宅タワー「アクア・タワー(Aqua Tower)」/アメリカ・シカゴ

世界中の建築を訪問してきた建築ジャーナリスト淵上正幸が、世界最先端の建築を紹介する連載3回目は、“曲面テラス”がユニークな超高層集合住宅タワー「アクア・タワー(Aqua Tower)」(アメリカ・シカゴ)を紹介する。

曲面テラスが醸すユニークな超高層集合住宅タワー(c) Hedrich Blessing

(c) Hedrich Blessing

今日、ニューヨークは超高層ビル群が櫛比(しっぴ)する垂直都市として世界的に知られている。スレンダーなスカイスクレーパー(超高層ビル)群が林立する様は、まさに経済的なシンボルともいわれている。だが摩天楼発祥の地はシカゴなのだ。シカゴにはかつて長らく米国1の高さを誇っていた高さ442mの「ウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)」や、それに続く344mの「ジョン・ハンコック・センター」があり、それらの偉容は、シカゴの超高層都市としてのアーバン・イメージを特徴づけてきた。

そうした中、シカゴをベースに活躍する女性建築家ジーン・ギャングが率いる建築設計スタジオ・ギャングが登場し、ここ20数年、主にユニークな集合住宅タワーを設計し評判になっている。彼女は1997年に事務所をシカゴに開設。女性建築家として世界的に有名であったイギリスのザハ・ハディド亡きあと、徐々にアメリカから世界を視野に収めた活動を展開しているスター・アーキテクトである。

彼女が数年前に発表したマルチ・ファンクショナル(多機能的)な集合住宅タワーが、世界的に評判で話題になっている。82階建て約263mの高さを誇る「アクア・タワー」は、4~18階にホテル、19~52階にレンタル・アパートメント、53~79階にコンドミニアム、80~81階(※)にペントハウスが配されている延床面積176,510m2の大きな超高層建築である。いわゆるブラウンフィールド(古い工場などの廃棄跡地)と呼ばれる約16,700m2の敷地に立つ建物は、敷地の50%をグリーンのオープン・スペースとして開放し、シカゴの標準的なゾーニング基準である25%をはるかに超えている寛大なデザインが人気である。この集合住宅タワーの発表で、彼女は一躍世界的に知られるようになった。
※米国では日本の1階部分をグラウンド0(0階)とするため、82階部分は、81階と呼ぶ

(c) Hedrich Blessing

(c) Hedrich Blessing

眺望を追求し、最大3.6m突出させたテラス

「アクア・タワー」が一見して他のビルと異なるのは、そのユニークな外観にある。建物が立つエリアはミシガン湖に近いが、周辺には同規模のタワー群が建ち並んでおり、眺望を楽しむビュー・ライン(視線)がところどころで遮られているのが現状だ。そのため近隣に立つビル郡の間隙(かんげき)を縫って眺望視線を獲得するために、テラスに工夫が施されているのだ。

(c) Hedrich Blessing

(c) Hedrich Blessing

建物は各階のプランがコンタ・ライン(等高線)のようにうねっている。特にテラスは曲面となって最大3.6mほど突出している。それは眺望、日影、ルーム・サイズ、居室タイプによって異なっている。建物外壁を見上げると、それらが機能に根ざした非常に彫刻的なヴァーティカル・ランドスケープ(垂直の景観)を呈しているのだ。「アクア・タワー」は強烈なアイデンティティーを生み出し、シカゴ・スカイラインにおける個性的なランドマーク建築として登場したのである。

3階の広いルーフガーデンには多数のアメニティー施設が3階平面図(画像提供/筆者)

3階平面図(画像提供/筆者)

建物はシカゴの建築群の中で、最も広いグリーン・ルーフガーデンのひとつをもつビルとしても知られている。3階の広いルーフガーデンには多数のアメニティー施設があり、住民は自由な時間を楽しく過ごすために、外部に行かなくても十分事足りるようになっている。アメニティーとしては、プールをはじめ、ジム、シアター、ジョギング・コース、室内プール、見晴台、庭園、囲炉裏、禅ガーデン、ヨガ・テラス、バーベキュー・コーナー、脱衣室など、多くのヘルスケア&エンターテイメント施設が充実している。またサスティナブル・デザインとして、自然採光、自然換気、雨水利用をはじめ、開口部まわりには6種類ものガラスが使用されている。特にバード・ストライク(鳥の衝突)予防のために、フリット・ガラスを使用するなど、配慮が行き届いた超高層集合住宅タワーでもある。

●関連サイト
Aqua Tower
スタジオ・ギャング