住まいの中での寒暖差による「寒暖差疲労」や「ヒートショック」に注意

LIXILが、20代~50代の男女4700人を対象に、冬(主に11月~2月)における「住まいの中での寒暖差と住宅の断熱に関する意識調査」を実施した。近年は地球温暖化により「暖冬」になることもあるが、同社によると、暖冬の場合は急激な寒暖差が起こりやすく“寒暖差疲労”に注意が必要なのだという。調査結果を詳しく見ていこう。

【今週の住活トピック】
「住まいの中での寒暖差と住宅の断熱に関する意識調査」を実施/LIXIL

特に「朝起きて布団から出る時」に寒暖差を感じる人が多い

これから本格的な冬の寒さが到来する。「冬、普段生活している自宅の中で過ごしている際に、場所や時間によって寒暖差を感じることがあるか」と尋ねたところ、寒暖差を感じるという回答が74.1%(「感じる」39.4%+「どちらかというと感じる」34.7%)だった。

寒暖差を感じると回答した人に「寒暖差を感じる瞬間」を尋ねると、ダントツで「朝、起床し布団から出る時」(69.5%)となった。2位の「脱衣所で服を脱ぐ時」(48.0%)、3位の「浴室から出た時」(40.8%)と比べてもかなり多い回答だ。

かくいう筆者も、この記事を執筆している日の朝は外の気温が1℃だったので、布団から出るのがつらかった。昼でも10℃なので、ひざ掛けをしてパソコンに向かっているありさまだ。

「寒暖差疲労」と「ヒートショック」に注意

LIXILによると、「一日の温度差が7℃以上あるときに寒暖差疲労は起こりやすいとされている」という。寒暖差疲労とは、「寒暖差による体温調節により多くのエネルギーを使用することで、体に疲労が蓄積し、疲労感やめまいといった症状を引き起こす」もの。

約7割が寒暖差を感じる「起床して布団から出る時」は、「温められた布団から冷えた室内に出ると、体が急激に冷やされることで血圧が上がり、ヒートショックを引き起こす危険がある」というのは、気になる点だ。住まいの断熱リフォームのビフォー/アフターで、起床時の血圧がかなり違うという研究結果(【画像1】)もあるのだ。「手の届く範囲に羽織れるものを用意しておく」、「暖房器具をタイマーセットし、朝方に部屋が暖かくなるようにする」、「寝室だけでも断熱リフォームを行い部屋の気温差を一定に保ちやすくする」などの対策を検討したい。

起床時の血圧の比較

【画像1】
※日本サステナブル建築協会 断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)資料より
起床時の血圧の比較(出典: LIXIL「住まいの中での寒暖差と住宅の断熱に関する意識調査」プレスリリース)

住宅内で寒さを感じる場所は、ヒートショックの発生リスクが高い

住宅内で「寒さを感じる場所」と「暖かさを感じる場所」を尋ねると、【画像2】のような結果となった。おおむね居室やお湯をたくさん使う場所は暖かく、居室でない場所は寒く感じるようだ。リビングや寝室は暖房器具で暖めるものの、トイレや脱衣所、廊下などは日当たりが悪く、暖房もしないということだろう。

冬の自宅で寒さを感じる場所、暖かさを感じる場所

【画像2】
冬の自宅で寒さを感じる場所、暖かさを感じる場所(出典: LIXIL「住まいの中での寒暖差と住宅の断熱に関する意識調査」プレスリリース)

同社の「住まいStudio」にある、断熱性能の異なる3つの部屋で同じ0℃の環境下で比較したのが【画像3】だ。断熱性能の違いを説明すると専門的になるので、分かりやすく言うと、「左」の昭和55年省エネ基準は「昔の家」、「中央」の平成28年省エネ基準は「今の家」、「右」のHEAT20 G2は「断熱性能のかなり高い家」と考えてよいだろう。外気温0℃はかなり寒い環境なので、暖房のある「居間」でもサーモカメラで見ると昔の家や今の家では青い色が残っている。一方、断熱性能のかなり高い家では、暖房のない廊下やトイレでも居間の暖房が効いて青くなっていない。同じ外気温、同じエアコン設定でも、住宅の断熱性能によってかなり違うことが分かる。

「住まいStudio」の3つ部屋の温度の違い

【画像3】
「住まいStudio」の3つ部屋の温度の違い(出典:LIXIL「住まいの中での寒暖差と住宅の断熱に関する意識調査」プレスリリース)

実は筆者は、住まいStudioを訪問してこの3つの部屋を体験したことがある。窓の断熱性能の違いもあって、暖房のある居間でも窓際にいるとかなり寒さが違ったと記憶している。断熱性能のかなり高い家では、暖房ではなく送風でも十分に暖かった。建築コストも異なるが、住む間の電気代も変わることだろう。

また、昔の家では居間とトイレの温度差は12.1℃、今の家でも温度差は9.6℃だったが、断熱性のかなり高い家では温度差は5.3℃とその差は縮まり、部屋の間を移動する際の身体への負担も小さくなるので、ヒートショックの発症リスクも軽減されるという。

窓まわりの断熱リフォームのススメ

住宅の断熱性能の違いが室温に大きく影響するわけだが、「これまでに断熱リフォームを検討、もしくはしたことがあるか」を尋ねている。「断熱リフォームをしたことがある」が6.7%、「断熱リフォームをしたことがないが、検討したいと思う(検討中である)」が9.5%で多いとはいえないが、昨年の調査結果と比べるとそれぞれ約1.4倍に増えたという。

「今後断熱リフォームを実施したい住まいの箇所」の1位は、56.9%の「断熱性の高い窓を設置/交換」だ。実は筆者も以前、窓の断熱リフォームを行った。冬の朝の窓ガラスの結露がひどかったので、それから解放されたのがうれしかった。工事は一日で終わったので、窓際が寒いという家の場合はぜひ窓の断熱リフォームを検討してはいかがだろう。

家の断熱性能を高めると、エコにつながることや光熱費が抑えられることが言われるが、最も大切なのは家の中にいる時の快適性が上がることだと思う。暑さ寒さの不快感が軽減し、寒暖差疲労やヒートショックのリスクも下げられるのは、日々の生活のなかで重要なことだ。家の断熱性能を高めていくと建築コストもかかるが、先進的窓リノベ事業(2024)などの補助金や減税などの優遇措置もあるので、上手に活用して冬を快適に過ごすことを考えてほしい。

●関連サイト
LIXIL「住まいの断熱と寒暖差に関する調査」

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(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

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(イラスト/阿部夏希)

たべる、あるく、よりみちするのが大好きな岩手県盛岡市在住のスガワラさんとアベさんが、盛岡市民おなじみのイベント「材木町 よ市(ざいもくちょう よいち)」(4月~11月開催)をレポート! 盛岡駅から徒歩7分の材木町商店街に100店舗以上の露店が並ぶ人気イベントを盛岡在住の料理家、橋本玲奈(はしもと・れな)さんとおしゃべりしながらぶらぶら。食べ歩きしながら惣菜や新鮮な食材を買い込んで玲奈さんの自宅へ。玲奈さんの料理も記事の見どころです。買ってきた岩豆腐にキムチをのせてごま油をたらり……これは絶対美味しいやつ! 「材木町 よ市」を目的に盛岡市を訪ねたくなります。

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UXデザイナーが自宅マンションリノベの”要求定義”した結果。「絶対に後悔しない家づくり」のプロセス【ビジネスパーソン必見】

(写真撮影/嶋崎征弘)

UXデザイナーMさんの仕事は、ユーザーにとって嬉しい体験を実現するためにどんなシステムが必要なのかを考えること。UXデザイナーが家づくりをしたらどんな住まいができるでしょうか。Mさんと同じくUXデザイナーである夫のRさんとの家づくりを取材。ユニークなのは、「要求定義」を家づくりのアプローチに用いたこと。「要求定義」とは、システム開発プロジェクトにおいて、システムを通して何を実現したいのかを分かりやすく定義したものです。自らをリサーチし、「住まいへの要求をまとめた資料」は一見の価値あり!

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(写真撮影/藤本幸一郎)

人口約7700人、過疎の進む一方だった長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町。ところが、最近8年間で新しいお店が約25店舗オープンし、50人以上が移住。交流拠点「Sorrisoriso(ソリッソリッソ)」は、年間約2万7000人訪れる場所に大躍進。一体何が起こっているのでしょうか? 現地を訪れ、「Sorrisoriso(ソリッソリッソ)」を運営する、一般社団法人「東彼杵ひとこともの公社」代表理事の森一峻(もり・かずたか)さんを取材しました。2022年秋には、ひとこともの公社が、「国土交通大臣賞 地域づくり部門」を受賞。森さんが見つけた「まちづくりの鍵」とは。成果を上げた取り組みを紹介します。

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(写真撮影/藤本幸一郎)

佐賀で活動する、建築デザインユニット「対対/tuii」(以下、tuii)の田中淳さんと伊藤友紀さんは、本業のかたわら、ビル一棟を、オーナーに代わり運営しています。1階には本屋、カフェ、おにぎり屋、2階には洋服店、3階には彼ら自身の建築・デザイン事務所が入居し、クリエイターが集う場所になっています。それを「地域のためや、まちのため、ではなく、デザイナーの社会的地位、プレゼンスを上げるための投資」とふたりは言い切ります。「誰とどんな仕事をしていきたいのかを見せていく」等デザインの仕事に限らず、「やりたい仕事を実現するため」に参考にしたい考え方や工夫を紹介します。

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(写真提供/樋井川テラス)

リノベーションや不動産に見識のある人たちの間では、全国区でその名を知られる福岡県福岡市の吉浦ビル。2013年、時代に先駆け“入居者が好みに合わせて自由にフルカスタマイズ可能な賃貸”で話題に。空室率20%、高齢化率40%、滞納金1,000万円以上、最寄りの駅からも40分程度だった難物件が、クリエイティブな人たちが集う人気物件になったストーリーは多くのメディアで取り上げられてきました。それから10年、どんな変化が起こっているのでしょうか? 空き家をリノベーションして“民間の公民館”のような拠点にするプロジェクトなど街や、時代に深く斬り込む活動の数々を紹介します。

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「今週の住活トピック」では、東京カンテイのマンション価格の年収倍率に関する調査をクローズアップ! 東京カンテイが算出した都道府県別の年収倍率は、“マンションの買いやすさ”を検証するためのもの。都道府県ごとに「2022年に分譲された新築マンションの平均価格(70平米換算)」と「2022年における築10年の中古マンションの平均価格(70平米換算)」が、平均年収(※)の何倍に相当するかが調査されました。調査結果を住宅ジャーナリストがわかりやすく解説します。
※内閣府発表の「県民経済計算」を基に平均年収を予測した数値

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