若者のライフスタイル、インドア派が約7割

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)は、18~24歳の男女を対象に「若者のライフスタイルに関するアンケート調査」を行った。調査は2018年12月21日(金)~12月26日(水)にインターネットで実施。1,502名から回答を得た。それによると、若者がいま悩んでいること(複数選択)は、1位が「お金のこと」で49.0%と約半数。2位に「仕事・就職のこと」(46.1%)、3位に「今後の未来のこと」(43.7%)と続く。回答者を20歳に絞って3年前から比較すると、2016年~2018年の1位は3年連続で「今後の未来のこと」だった。しかし今年の20歳の回答は、1位は「お金のこと」(45.0%)となっており、未来に対する不安以上に日々の生活に重要な「お金」に対する意識が高まっている。

10月に実施される消費税増税については、「増税に反対である」は48.3%、「増税に賛成である」は21.8%、「どちらでもない」は29.9%。半数近くが消費税増税に反対であると回答している。増税反対派の理由は「使われ方が不透明」「出費が増えて苦しい」「景気が悪化する」といった回答が多く、賛成派は「仕方がない」「やむを得ない」との回答が多かった。

買い物に対する意識をみると、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」という意識をもっている若者が88.5%と多かった。また、「買物にはコストパフォーマンスを求める」(80.2%)、「自分に必要な物だけを買う」(75.7%)という意識も高い。さらに、「外でお金をかけて遊ぶよりも、家でくつろぐ方が好き」(68.9%)という意識も高く、いまの若者は無駄遣いせず賢く消費をする傾向が高い一方、ライフスタイルとしてインドア派が7割近くいるようだ。

生まれ育った地元での暮らしについては、「現在地元で暮らしていて、今後も地元で暮らし続けたい」との回答は41.7%。「すでに地元を離れているが、今後は戻りたい」は15.1%となり、最終的には地元での生活を選択する若者が半数以上いるようだ。

ニュース情報元:カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)