未婚女性の住宅購入理由、トップは「家賃を払い続けるのがもったいない」

カーディフ生命保険会社は、このたび、住宅購入経験のある未婚男女を対象に「住宅購入に関する意識調査」を実施した。
調査対象は20~59歳の男女で住宅購入の経験者、これまでに結婚経験のない方。調査方法はインターネット。調査期間は2017年10月17日~25日。有効回答数は2,196名(女性1,058名、男性1,138名)。

それによると、女性の購入理由で最も多かったのは「家賃を払い続けるのがもったいないから」(39%)。次いで「老後の安心のため」(37%)、「マイホームを持ちたかったから」(36%)がほぼ同率で続く。一方、男性は「マイホームを持ちたかったから」(40%)が突出し、「家賃を払い続けるのがもったいないから」(28%)が続く。

男女差が顕著な購入理由は「老後の安心のため」で、女性は男性(20%)の約2倍。「将来的に家族を持ちたいと考えた」女性は2%で、男性(10%)より8ポイント低かった。

また、32%の女性が年収400万円未満で住宅を購入していることが分かった。男性(25%)に比べて、収入が低い時点で購入に踏み切る傾向があるようだ。購入後の気持ちや行動の変化では、62%の女性が「家具・インテリアにこだわるようになった」、40%が「知人・家族を招くようになった」と回答している。

男女ともに60%超が「住宅ローンを組むときに不安を感じた」と回答。不安の理由トップは、男女ともに「病気やケガにより収入が減るかもしれないから」(女性63%、男性60%)。購入前・購入時にやっておけばよかったこと」で最も多いのは、男女ともに「団信の特約を付けておけばよかった」(男女ともに24%)、次いで「もっと多くの住宅ローンを検討すればよかった」(女性11%、男性9%)だった。

ニュース情報元:カーディフ生命保険会社