クリナップ(株)は、自宅のリフォーム経験がある40~60代既婚女性300名を対象に「リフォームの理想と現実」に関する調査を行った。調査期間は2018年8月8日~14日。調査方法はインターネット。
リフォームにおいてこだわった場所はどこですか?では、1位は「キッチン」で44%、2位「トイレ」「バス」39%、4位「リビング」27%と続き、水回りが上位を占める結果となった。
「キッチン」について具体的にどのようにこだわったか聞くと、「キッチンの高さを高くして、背の高い私でも腰をかがめる必要をなくすことにこだわりました」(46歳)、「IHコンロに替えて安全で、掃除しやすく、清潔さが保てるようにしている」(53歳)などの意見があった。主婦の腕の見せ場である「キッチン」へのこだわりには並々ならぬものがあるようだ。
一方、リフォーム後から現在までで「すでに劣化しはじめていると感じる場所」をきくと、1位「キッチン」(22%)、2位「バス」(21%)、3位「トイレ」(14%)の順。「こだわりの場所」であるはずのキッチンが「すでに劣化しはじめている場所」でも1位という結果だった。
具体的に「キッチン」において後悔しているポイントを聞くと、「水回りの使い勝手が悪くなってきている」(42歳)、「とにかく全体的に古い!昭和を感じる」(45歳)などの声があった。「キッチン」は長く過ごす場所だからこそ「劣化」を感じやすい場所であると言えそうだ。
また、リフォーム後の家の「劣化」を見つけた時の気持ちを聞くと、1位「がっかりする」(43%)、2位「我慢するしかないと思う」(31%)、3位「同じ家に住み続けることに少しうんざりする」(17%)の順。気持ちが落ち込みながらも我慢してしまう人の多さがうかがえる。
ニュース情報元:クリナップ(株)