サンケイリビング新聞社(東京都千代田区)はこのたび、20代から80代の女性1232人に「消費増税」に関するアンケートを行った。それによると、増税後の家計は「かなり厳しくなりそう」が39.5%、「少し厳しくなりそう」51.0%と、合わせて約9割の人が増税後の生活に懸念していることが分かった。増税後の買い物行動の変化(複数回答)としては、「購入する商品をより安いものに変更」(34.0%)、「より安く売っている店舗を探す」(32.7%)、「セールのときにまとめ買い」(31.9%)、「買う量を減らす」(31.3%)と、買い物に慎重になる考えであることが伺える。
増税を機に節約したいものは、全世代を通じて1位に「外食費」(47.1%)が選ばれた。一方、増税後も節約しないものとしては、「食費」が1位となっている。
また、キャッシュレスでのポイント還元施策に対しては、「普段は現金支払いが多いが、積極的にキャッシュレス決済をしようと思う」(32.1%)層が、「現金支払いに慣れているので、キャッシュレス決済は利用しない」派(20.8%)を上回る結果となった。「普段からなるべくキャッシュレス決済をしているので、特に変わらない」(41.9%)を含めると、約7割の人がクレジットカードや電子マネーなどを使うことに積極的なようだ。
ニュース情報元:サンケイリビング新聞社