防災グッズ備蓄保有率、エリア別では北海道が最多

ソフトブレーン・フィールド(株)(東京都港区)はこのたび、「防災への備えに関する意識調査」を行った。調査は2019年1月11日(金)~1月15日(火)にインターネットで実施、20代~60代の男女4,259名より回答を得た。それによると、現在不安に思っている災害1位は「地震・津波」(68.2%)だった。次いで「豪雨・洪水などの水害」(32.4%)、「暴風・竜巻」(25.9%)の順。季節や時刻に関係なく発生する「地震」が不安であると多くの方が考えていることがわかる。

自宅周辺の指定避難場所について「知っている」は75.3%となり、前回(2016年)調査時の69.9%から5.4ポイント上昇。居住地域の地震ハザードマップについては、「家にある」が33.2%、「家にはないが見たことがある」が22.8%となり、2人に1人の方が地震ハザードマップをみたことがあるようだ。

防災グッズについて「備蓄・保管している」は48.8%と約半数。エリア別では「北海道」(53.8%)がもっとも多く、「関東」(51.5%)、「中部・北陸」(49.0%)と続く。備蓄している防災グッズは「懐中電灯」が88.6%でもっとも多く、「非常用飲料水」(67.9%)、「非常用持ち出し袋・防災セット」(55.9%)と続いた。ほかにも「非常食」(51.8%)や、「携帯ラジオ」(49.4%)など、非常時に使用するアイテムがランクインしている。

防災グッズの見直しをしていますか?では、「年に1回以上行っている」が41.6%、「数年に1回程度行っている」が43.4%となり、合わせて約8割以上の方がある程度の期間で防災グッズの見直しを行っている。

ニュース情報元:ソフトブレーン・フィールド(株)