テレワークが変えた暮らし[3]引越し先の「共用部」がもう一つの仕事場に。働く意味を再発見

昨今、オフィス以外の場所で仕事をするテレワーク(リモートワーク)を導入する企業が増えていますが、テレワークしやすい「住まい」も登場し、支持を集めています。今回はワーキングラウンジなどが充実した「ソーシャルアパートメント」で暮らし、テレワークに取り組む人とそのリアルな声をご紹介します。
寮をリノベ。144世帯が暮らす「ソーシャルアパートメント」

2019年9月、完成したばかりのソーシャルアパートメント「ネイバーズ武蔵中原」に引越してきた前田彰さん。東京都・渋谷のIT企業勤務で、現在週1回、リモートワークをしています。

2019年9月に誕生した「ネイバーズ武蔵中原」。全144世帯)、現在満室(写真撮影/片山貴博)

2019年9月に誕生した「ネイバーズ武蔵中原」。全144世帯)、現在満室(写真撮影/片山貴博)

「以前は板橋のシェアハウスから毎日、満員電車に乗って通勤していました。転居を考えていたほぼ同時期に、会社でもリモートワークを導入することになり、自分もテレワークをはじめてみようと。共用部が充実したソーシャルアパートメントの存在は以前から気になっていたので、本当にタイミングがよかったです」と振り返ります。

「ソーシャルアパートメント」は、通常のシェアハウスと異なり、共用部での入居者同士の交流を楽しめる「仕掛け」がなされている住まいのこと。トイレやバス、キッチンは定期的に清掃が入り、清潔に保たれています。
また、こちらの物件は、キッチンに加えて、シアタールームやバー、防音室などの共用設備も充実しています。なかでも、前田さんのお気に入りはワーキングラウンジ。

ワーキングラウンジで。このソファのすみっこが前田さんのお気に入り(写真撮影/片山貴博)

ワーキングラウンジで。このソファのすみっこが前田さんのお気に入り(写真撮影/片山貴博)

「僕が仕事しているのはこのスペース。まさにこのソファです。仕事終わりでも部屋に帰らず、ココに立ち寄ってブログを書いたりしているので、自分の指定席のような感じですね」と笑います。この「ネイバーズ武蔵中原」は144世帯と大所帯なので住人全員と交流があるわけではありませんが、ここにいると知っている人を介して、会話がはずむこともあるそう。

「ワーキングラウンジにも2種類あるんですが、自分はこのソファ派です。部屋にソファがないというのもありますし、部屋にいるとダラダラしてしまうので、ほどよく人の目があるココが落ち着くんですよね」といいます。

もう一つのワーキングラウンジ。こちらは椅子席が中心。自習室のようなたたずまいで仕事もはかどりそう(写真撮影/片山貴博)

もう一つのワーキングラウンジ。こちらは椅子席が中心。自習室のようなたたずまいで仕事もはかどりそう(写真撮影/片山貴博)

バーラウンジにはダーツやビリヤード台も。奥にはシアタールームもある(写真撮影/片山貴博)

バーラウンジにはダーツやビリヤード台も。奥にはシアタールームもある(写真撮影/片山貴博)

調理や食は入居者同士の交流を生み出す大切なポイント。大型キッチンにはレアな調理家電が並び、自然と距離を縮められるような配慮も(写真撮影/片山貴博)

調理や食は入居者同士の交流を生み出す大切なポイント。大型キッチンにはレアな調理家電が並び、自然と距離を縮められるような配慮も(写真撮影/片山貴博)

心地よい場所があることで、「テレワークのほうが作業に集中できる」

前田さんがテレワークをはじめてみて3カ月あまり。率直な感想を聞いてみました。

「現在、会社では週1回のテレワーク、11時~16時のコアタイム制を導入しています。会社までの通勤は乗り換え1回、時間にして片道40分程度なのですが、通勤の義務がなくなるだけでも、ストレスは軽くなるなと思いました。テレワークをしてみると、オフィスで働く意味ってなんだろうって考えるようになりますよね(笑)」と心地よいよう。

ワーキングラウンジでは、前田さん以外にも仕事をする人の姿も(写真撮影/片山貴博)

ワーキングラウンジでは、前田さん以外にも仕事をする人の姿も(写真撮影/片山貴博)

特に前田さんはお気に入りの「ワーキングラウンジ」はオフィスよりも集中でき、仕事が捗ると感じることも。

「作業が詰まっているときは、僕はテレワークのほうがよいと思いました。会社だとどうしても話しかけられたりするので、集中できない。でも、自分の部屋だとだらけてしまう。一方で、例えばカフェなどだと、他人の声や仕草が気になってしまって気が散ってしまう。このワーキングラウンジは音や椅子、周囲の人も含めて、ちょうどよいのだと思います」

ほかにも、オフィスではよいアイデアが思いつかなかったものの、仕切り直しで持ち帰り、ワーキングラウンジで仕事を終わらせた、なんていうこともあったそう。一回休憩をはさむことでリフレッシュでき、持ち帰り仕事も負担にならないといいます。これも会社と自宅にほどよい「場所」がある良さと言えそうです。

大型のラウンジ。カウンター席やテーブル席、ソファ席などが用意され、気分にあわせて使いわけることができそう(写真撮影:片山貴博)

大型のラウンジ。カウンター席やテーブル席、ソファ席などが用意され、気分にあわせて使いわけることができそう(写真撮影:片山貴博)

暮らすのも働くのもシームレス。だから心地よいことが大事

一方で、週5日を完全にテレワークにしてしまうのは、ちょっと不安もあるといいます。

「仕事が詰まっていないとき、余裕がある時期はオフィスで働くほうがいいと思いました。やっぱりリモートワークは自分次第なので、少しでもゆるさがあるとだらけてしまう怖さがあります。あと、雑談から次のアイデアが生まれることもありますし、スタッフ同士の温度感など、得られるものは多い。リモートワーク可能な日を週2日~3日ともう少し増やすかもしれませんが、今はほどよいペースを見極めている状態かもしれません」(前田さん)。

心地よい屋上。開放的な空間で気持ちもリフレッシュできる(写真撮影/片山貴博)

心地よい屋上。開放的な空間で気持ちもリフレッシュできる(写真撮影/片山貴博)

前田さんが出社するときは朝9時30分に自宅を出て、帰宅はおよそ20時。とはいえ、前述の通り、自室に帰らず、ラウンジで作業していることが多いそう。
「働くのも暮らすのもシームレスで、分かれていない。すべて延長線上にあります。そういう意味で、今の暮らしがちょうどいい。心地よい場所があるって、とても大事だと思っています」

暮らすことも働くことも、「どれも毎日の一つ」と考える前田さん。ゆえに、どこで暮らすか、どのように働くかが同じくらい大切なのかもしれません。

「私の勤める会社でもテレワークの満足度は高いようですし、今、探りながら進めているところです」と話す通り、「ネイバーズ武蔵中原」は、今140世帯超の部屋が満室で、テレワークをする人も少なくないといいます。

また、友人にリモートワークやフレックスタイム制の話をすると、たいていの人が「いいな~」と返ってくるそう。自宅や会社以外の場所があり、そこで柔軟に働くことができれば、より仕事にも打ち込める。こうした働き方、住まい方は着実に社会に広がっていくことでしょう。

●取材協力
ネイバーズ武蔵中原

家に映画館!? 世界を広げる一人暮らし「ソーシャルアパートメント」の魅力

もうすぐ卒業シーズン。そして、新年度のはじまりとともに、入学・就職・転職などで一人暮らしをはじめる人も多いのでは。新生活を迎えるにあたり、ひとつの楽しみが物件探し。立地で選んだり、部屋で選んだり、DIY可能な物件を選んで自分好みにカスタマイズしたり。ライフスタイルにあわせてさまざまな選択肢があるが、その選択肢に、“シェアハウス”や“ソーシャルアパートメント”も加えてみては。実際の暮らしはどのような感じなのか、2018年10月にオープンした映画館付きのソーシャルアパートメント・FILMS和光を見学してみた。
ソーシャルアパートメントはシェアハウスと何が違う?

“ソーシャルアパートメント”と“シェアハウス”の違いは?と疑問をもつ人もいるだろう。ソーシャルアパートメントの大きな特徴は、リビングなどの共用部を通らなくても部屋に行ける動線になっていること。そのため、プライベートが保ちつつ共用部を使え、人とのつながりを通してコミュニティが広がる醍醐味(だいごみ)を味わうことができる。地方から上京したばかりであったり、コミュニティを広げたいと感じていたり、シェアハウスなどに興味はあっても人と暮らすことを不安に感じている人だったり、そういう人にはぴったりの物件なのだ。

物件の顔であるFILMS和光のエントランス。夜になるとサインが灯る(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

物件の顔であるFILMS和光のエントランス。夜になるとサインが灯る(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

独立したプライベートと充実した共用部。ソーシャルアパートメント・FILMS和光の魅力とは

FILMS和光があるのは、都心へのアクセスがいいことからいま注目を集めているベッドタウン・埼玉県和光市。和光市駅から10分ほど歩くとマンションが見えてきた。

シアタールーム入口。まるで本当の劇場のよう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

シアタールーム入口。まるで本当の劇場のよう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

劇場のエントランスを模したような玄関を入り、まず目に飛び込んでくるのがこの物件の特徴でもある映画館。エントランスのみならず、中ももちろん本格的。座席は実際に映画館で使われているものと同様のシアターシートで、さらに4K高画質プロジェクターや7.1chサラウンドの音響設備など、家にいながら本格的な設備で映画鑑賞が楽しめる。
「これまでシアタールームのあるソーシャルアパートメントはありましたが、ここまで本格的な映画館ははじめてです。動画の定額制配信等のサブスクリプションサービスの隆盛で映画館離れが進んでいるとされる時代に逆行しますが、あえて映画館をつくることで、映画館に行くワクワク感を感じ、そして、本当の映画館にも行っていただきたいという思いもあります」(株式会社グローバルエージェンツ 吉田主恵さん)

シアター内観。ゲーム機器を接続して大画面でゲームを楽しんだり、スポーツ観戦などを楽しむこともできる。もちろん、しっかりとした防音設備も(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

シアター内観。ゲーム機器を接続して大画面でゲームを楽しんだり、スポーツ観戦などを楽しむこともできる。もちろん、しっかりとした防音設備も(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

座席は映画館で使われているシネマチェア(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

座席は映画館で使われているシネマチェア(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

シアター入口には予定表が。すべての共用部は、貸切や占有はNG。ボードに使いたい時間を書き、観たい人がいたら一緒に参加も可能。映画館もコミュニケーションの場所のひとつ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

シアター入口には予定表が。すべての共用部は、貸切や占有はNG。ボードに使いたい時間を書き、観たい人がいたら一緒に参加も可能。映画館もコミュニケーションの場所のひとつ(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ラウンジ内観。「映画」をテーマにした内装・インテリアがGOOD。壁には映画のセリフの引用が書かれてるなど、コミュニケーションのきっかけとなるような仕掛けも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ラウンジ内観。「映画」をテーマにした内装・インテリアがGOOD。壁には映画のセリフの引用が書かれてるなど、コミュニケーションのきっかけとなるような仕掛けも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

共用部のなかでも、日々入居者同士がコミュニケーションを取る重要な場所がラウンジ。映画館のチケットブースを模したカウンターやビリヤード台などアメリカンクラシックな内装・インテリアなど、「映画」というテーマに沿った空間が広がっている。ソファが多く設置されていたり、Nintendo Switchがあったり、リラックスしながらもコミュニケーションを図れるツールもさりげなく用意されているのもうれしい。ここでは、よくパーティーも開かれているのだとか。

充実した設備のキッチン。食材などを置ける個人のストッカーも完備(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

充実した設備のキッチン。食材などを置ける個人のストッカーも完備(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

リビングの横にあるキッチンには、7台のキッチンセットを完備。調理器具や食器などは共用のものを自由に使うことができる。バルミューダのトースターやル・クルーゼの鍋など一人暮らしではなかなか使うことのできないツールが用意されているのもソーシャルアパートメントのメリットのひとつ。水まわりは、キッチンのほかにトイレ、シャワールーム、ドラム式全自動洗濯乾燥機が完備されたランドリールームなどが。はじめて一人暮らしをはじめる人にとっては、コンパクトな荷物で引越しができるのも魅力だろう。

ワーキングラウンジ。普通の座席のほかにスタンディングチェアの座席、半個室のソファ席も(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ワーキングラウンジ。普通の座席のほかにスタンディングチェアの座席、半個室のソファ席も(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ひとりで仕事や勉強に取り組みたいときは、リビング・キッチンの横にあるワーキングラウンジがぴったり。奥には半個室のソファ席もあり集中するには最適な場所だ。フリーランスで活動する人にとっても、家の中に寝室以外の仕事部屋があるのはうれしいだろう。そのほかにも、ヨガやトレーニングなど身体を動かすときに使えるスタジオや、ちょっとした撮影で使えるフォトスタジオなども。

ヨガや筋トレなどトレーニングを楽しめるスタジオ。ソーシャルアパートメントでは部活動も盛んなのだとか(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ヨガや筋トレなどトレーニングを楽しめるスタジオ。ソーシャルアパートメントでは部活動も盛んなのだとか(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

本格的な撮影スタジオでは、フリマアプリなどで販売用のちょっとした撮影も可能(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

本格的な撮影スタジオでは、フリマアプリなどで販売用のちょっとした撮影も可能(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

個人の居室は、ベッド・デスク・ローテーブルを置いても十分な広さ。自分の好みにカスタマイズできそう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

個人の居室は、ベッド・デスク・ローテーブルを置いても十分な広さ。自分の好みにカスタマイズできそう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

個人の部屋は、広さが8畳以上あるので、ベッドのほかにソファを置いてくつろぐことも可能。クローゼットのほかにベランダがあるのもうれしいポイントだ。

ソーシャルアパートメントの住み心地はどう? 入居者に聞いた(写真提供/のりこさん)

(写真提供/のりこさん)

プライバシーを確保された動線や映画館をはじめとした充実した共用部など、魅力あふれるFILMS和光だが、実際の住み心地をどうなのだろうか。エステティシャンをしているという女性の入居者に話を聞いた。

「入居した理由は、ずばり、オープンの日が自分の誕生日と同じだったからです(笑)。6年間、正社員として勤務した会社を辞めて、アラサーで転職、引越しで、人生の転機、というと大袈裟ですが、30歳の誕生日に新しい環境を(自分に)プレゼントしたいと思いました。シェアハウスに全く抵抗がなかったわけではありませんが、友人が別のソーシャルアパートメントに住んでいたので、なんとなくイメージは湧いていて、職場にアクセスしやすい立地と建物の中に映画館があるという非日常、しかも新しい物件だったので住んでみたいとシンプルに思いました。

(ソーシャルアパートメントを選んで良かった点は、)個人のプライベートはしっかりありつつ、住人と顔見知りになるので、安心感がありました。都会で隣が誰かも分からないような感じよりいいな、という感覚です。あと、水まわりの掃除から解放されます! これは、結構いいです! そして、住人同士のかかわりについても、お互いの夢?というと大袈裟かもですが、刺激的です。小説を書いている人に感想欲しいです!って言われたり、転職の経緯を聞かれて、いろいろ話していたら、ジャンルが似ているからお互い頑張って勉強して、アウトプットも兼ねてコラボできたらいいね!っていう話になったりするんです」(のりこさん 女性 30歳 エステティシャン)

(写真提供/のりこさん)

(写真提供/のりこさん)

(写真提供/のりこさん)

(写真提供/のりこさん)

家は、自分の世界を広げてくれる場所

のりこさんの話からも分かるように、ソーシャルアパートメントの真の魅力とはハードウェアではない。住人間のコミュニケーションから “ひとり”を拡張できる、ソフトウェアの部分にある。

「基本的に、ソーシャルアパートメントは物件のテーマを寄せ過ぎないようにしているんです。テーマを寄せるとその属性の人が集まってきてしまうのはいいのですが、自分とは違う属性の人と出会う機会は狭まってしまう。私たちは“多様性”を重視していて、物件のテーマは誰もが受け入れられるものにとどめているんですね。
大切なのは、入居者同士のコミュニケーションやそこで生まれる化学反応、そして日常生活で世界が広がるという体験のあるライフスタイル。映画というのは多くの人が観るものであり、世界が広がる体験であり、その価値をより深めるテーマだと思うんです」(吉田さん)

ひとり暮らしのよさは、やはり自由なこと。生活サイクルも食生活も自分のペースで暮らすことができる。ただ、同時にそこには責任や孤独もつきまとう。ソーシャルアパートメントでは、ひとり暮らしでありながら「おはよう」「おかえり」と言ってくれる相手がいる。年をとっていくと新たな友人関係を築くのは難しくなってくることもあるが、家族でも古くからの友達でも同僚でもない、家をきっかけとした新たなコミュニティは、生活に新たな風を吹かせてくれるだろう。長い人生の数年間、ソーシャルアパートメントで暮らしてみると、人生が大きく拡張していくかもしれない。

●取材協力
FILMS和光

埼玉・和光市に映画館を備えた「ソーシャルアパートメント」

(株)グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、首都圏を中心に展開する隣人交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」40棟目となる「FILMS(フィルムス)和光」を、本年10月にオープンする。ソーシャルアパートメントは、従来型のワンルームマンションやシェアハウスとも異なり、賃貸マンション内にデザイン性の高いキッチンやラウンジなどの共用スペースを備え、住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持った共同住宅。

「FILMS和光」のコンセプトは「ソーシャルアパートメント×映画館」。映画館で暮らしているような非日常的な生活を演出するという。約40m2以上の広々とした空間に実際の映画館でも利用されているシネマチェアを20席配置、4Kプロジェクターやサラウンドスピーカーを擁した音響設備など、映画館さながらの空間を再現。入居者同士でこだわりの作品を選んで上映することも可能だ。

入り口には劇場のエントランスを思わせるようなデザインを採用し、映画館へ行く時の高揚感を演出。その他の共用スペースも随所に映画館の空間要素を取り入れる。オープン後には映画関連の各種サービスとコラボレーションし、映画を中心としたコミュニケーションイベントや映像編集ワークショップの開催も予定しているという。

施設は、東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市」駅徒歩9分に立地。世帯数は123戸、居室タイプは1BRタイプ(16.9m2~13.4m2)で、賃料は58,000円~66,000円。入居検討者向けの完成前内覧会は、8月より順次開催していく。

【「FILMS和光」概要】
●所在地:埼玉県和光市丸山台2丁目11番13号
●アクセス:東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市」駅徒歩9分
●構造:鉄筋コンクリート造・陸屋根5階建
●築年月:1992年6月
●世帯数:123戸
●居室タイプ:1BRタイプ(16.9m2~13.4m2)
●賃料:58,000円~66,000円(2年プラン適用時/管理費・水道光熱費別)
●グランドオープン:2018年10月中旬(予定)

ニュース情報元:(株)グローバルエージェンツ

埼玉・和光市に映画館を備えた「ソーシャルアパートメント」

(株)グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、首都圏を中心に展開する隣人交流型賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」40棟目となる「FILMS(フィルムス)和光」を、本年10月にオープンする。ソーシャルアパートメントは、従来型のワンルームマンションやシェアハウスとも異なり、賃貸マンション内にデザイン性の高いキッチンやラウンジなどの共用スペースを備え、住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持った共同住宅。

「FILMS和光」のコンセプトは「ソーシャルアパートメント×映画館」。映画館で暮らしているような非日常的な生活を演出するという。約40m2以上の広々とした空間に実際の映画館でも利用されているシネマチェアを20席配置、4Kプロジェクターやサラウンドスピーカーを擁した音響設備など、映画館さながらの空間を再現。入居者同士でこだわりの作品を選んで上映することも可能だ。

入り口には劇場のエントランスを思わせるようなデザインを採用し、映画館へ行く時の高揚感を演出。その他の共用スペースも随所に映画館の空間要素を取り入れる。オープン後には映画関連の各種サービスとコラボレーションし、映画を中心としたコミュニケーションイベントや映像編集ワークショップの開催も予定しているという。

施設は、東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市」駅徒歩9分に立地。世帯数は123戸、居室タイプは1BRタイプ(16.9m2~13.4m2)で、賃料は58,000円~66,000円。入居検討者向けの完成前内覧会は、8月より順次開催していく。

【「FILMS和光」概要】
●所在地:埼玉県和光市丸山台2丁目11番13号
●アクセス:東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市」駅徒歩9分
●構造:鉄筋コンクリート造・陸屋根5階建
●築年月:1992年6月
●世帯数:123戸
●居室タイプ:1BRタイプ(16.9m2~13.4m2)
●賃料:58,000円~66,000円(2年プラン適用時/管理費・水道光熱費別)
●グランドオープン:2018年10月中旬(予定)

ニュース情報元:(株)グローバルエージェンツ