(株)不動産経済研究所は12月17日、2018年11月度・首都圏「マンション市場動向」を発表した。それによると11月の新規発売戸数は3,461戸、対前年同月(3,366戸)比2.8%増と、3カ月連続の増加となった。
地域別発売戸数は、東京都区部1,388戸(全体比40.1%、前年同月比13.4%減)、都下364戸(同10.5%、0.3%減)、神奈川県918戸(同26.5%、69.4%増)、埼玉県404戸(同11.7%、前年同月と同数)、千葉県387戸(同11.2%、14.4%減)。東京都のシェアは50.6%。
新規発売戸数に対する契約戸数は1,866戸で、月間契約率は53.9%。前月の68.3%に比べて14.4ポイントダウン、前年同月の67.9%に比べて14.0ポイントダウンした。1戸当り平均価格、1m2当り単価は、6,017万円、89.7万円。2018年10月は5,934万円、88.8万円だったので、前月比総額では83万円(1.4%)のアップ、m2単価は0.9万円(1.0%)アップしている。
地域別平均価格、1m2当り分譲単価は、東京都区部7,652万円、123.7万円(22.3%アップ、23.3%アップ)。都下5,428万円、76.3万円(11.3%アップ、5.4%アップ)。神奈川県5,322万円、75.7万円(3.7%ダウン、2.4%ダウン)。埼玉県4,001万円、57.6万円(20.0%ダウン、18.9%ダウン)。千葉県4,458万円、61.9万円(8.5%アップ、6.9%アップ)。
即日完売は435戸(全体の12.6%)で、【フラット35】登録物件戸数は3,257戸(同94.1%)だった。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所