最も魅力的な都道府県、トップは10年連続で北海道

(株)ブランド総合研究所はこのほど、第13回「地域ブランド調査2018」を実施し、その結果を発表した。それによると、最も魅力的な都道府県は10年連続で北海道だった。これは、国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる「地域ブランド」を調査したもの。今年で13回目。全国の消費者30,024人から有効回答を得た。

2018年、都道府県で最も魅力的と評価されたのは59.7点で北海道。北海道は都道府県が調査対象に加わった2009年から10年連続で1位となった。北海道は魅力度のほか、観光意欲度や産品購入意欲のうち食品想起率、地域資源評価項目「海・山・川・湖などの自然が豊か」などでも10年連続で1位となっている。

2位は京都府で52.2点。京都府も居住意欲度(2位)、観光意欲度(2位)のほか、歴史に関連するイメージ項目などで高い評価を得ている。3位は東京都で41.9点、4位は沖縄県で41.2点となっており、2015年以降4年連続で上位4位の順位に変動はなかった。

市区町村の結果では、函館市が50.0点で1位。2016年以来5度目の魅力度1位となった。同市は観光意欲度で1位、産品購入意欲度で2位となっている。2位は前年1位の京都市で48.1点。3位は札幌市で46.8点と続く。

ニュース情報元:(株)ブランド総合研究所