2017年のリフォーム費用、平均は218.5万円

(株)ホームプロ(東京都中央区)は、「2017年リフォーム実態調査」を行い、その結果を発表した。対象は2017年のホームプロ利用者。集計期間は2017年1月1日~12月31日。集計数は8,667サンプル。

それによると、リフォームにかけた費用は、2017年度全体では平均218.5万円だった。前年の全体平均と比較して8万円上昇している。住居種別でのリフォーム費用は、マンションが平均185.9万円、戸建住宅が平均239.3万円と、約53万円の差があった。

リフォームした部分は「浴室・バス」が31.2%、次いで「トイレ」27.5%、「キッチン」24.4%、「洗面」21.5%など、水回りが上位を占める。住居種別ごとにみると、上位3項目は水回りリフォームが占めているが、マンションの4位が「リビング」27.3%だったのに対し、戸建住宅では「外壁」19.7%がランクインした。

リフォームした物件の築年数は「築11~20年」が30.7%で最も多い。「21~30年」が29.8%、「31年以上」が27.9%。リフォームしたきっかけは、「住宅設備が古くなった・壊れた(43.1%)」「家が古くなった・老朽化した(16.1%)」「好みのインテリア・デザインに変更(11.5%)」が上位だった。

「住宅設備が古くなった・壊れた」は、すべての住居種別において1位だった。種別ごとにみると、マンションは「中古物件を購入した(15.6%)」「好みのインテリア・デザインに変更(15.2%)」が続く。一方、戸建住宅は「家が古くなった・老朽化した(20.7%)」「外観の見栄えが悪くなった(14.2%)」が続く。

リフォーム会社との契約日から工事が完了するまでにかかった日数の平均は60.6日、中央値は45日。費用別の平均は、「50万円未満」が28.6日、「50万円以上~500万円未満」が63.4日、「500万円以上」では139.1日だった。

ニュース情報元:(株)ホームプロ

2017年の中古住宅購入者、リフォーム費平均は298.7万円

(株)ホームプロ(東京都中央区)は、「2017年 リフォーム実態調査」を行い、そのうち“中古住宅購入者”に絞った集計結果を発表した。対象はホームプロ利用者で「中古物件を購入した」「中古物件を購入予定」だった方。集計期間は2017年1月1日~12月31日。集計数は1,148サンプル。

それによると、中古住宅購入者がリフォームにかけた費用の平均は298.7万円だった。リフォーム実施者全体の平均218.5万円と比べると、約80万円高かった。物件種別では、マンションの平均費用が260.6万円、戸建住宅が362.3万円で、戸建住宅の方が約100万円高い。

中古住宅購入者がリフォームした物件の築年数は「築11~20年」が最も多く38.2%。「築21~30年」は27.2%、「築31年以上」は22.5%だった。リフォーム実施者全体と比べ、中古住宅購入者は築年数の浅い物件の割合が高いものの、築21年以上がほぼ半数、築31年以上が2割以上を占めている。

中古住宅購入者がリフォーム会社と工事契約までにかかった日数の平均値は61.0日で、リフォーム実施者全体(平均値71.6日)より10日短い。工事契約日からリフォーム工事が完了するまでにかかった日数の平均値は66.8日、リフォーム実施者全体(平均値60.6日)と比べて6日長かった。

ニュース情報元:(株)ホームプロ