(株)マクロミル(東京都港区)は、このたび「災害や防災に関する定点調査(第5回)」の結果を発表した。この調査は2017年2月より年2回実施しているもの。今回は全国20~69歳の男女1,000名を対象に、2019年1月29日(火)~1月30日(水)に実施した。それによると、最も恐れられている災害は「地震」で96%。過去の調査と同様に、ほぼ全員が選択している。2位は「豪雨、洪水」で66%と続く。居住エリア別でみると、「豪雨、洪水」のスコアは中国・四国・九州エリアでは74%にのぼった。西日本豪雨をきっかけに、特に被害が大きかったエリアでの「豪雨、洪水」への恐怖心が上昇していることがわかる。
大災害に対する“備え”の状況としては、最多が「避難場所や避難所の確認」で48%。最多とはいえ、半数は避難する場所を把握していないという状況のようだ。2位は「日用品・水・食料品などの備蓄」で47%。国や自治体より最低でも3日分、出来れば1週間分程度の家庭用食料品の備蓄が推奨されているが、半数の人は備蓄自体を行っていない実態が明らかになった。
大災害発生時に注目すると思う情報源としては、最多は「テレビ」で72%。「ニュースサイト」55%、「災害伝言サービス」51%、「ラジオ」47%、「家族からの情報」44%が続いた。
ニュース情報元:(株)マクロミル