ライオン(株)はこのたび、既婚で共働き30代~40代の男女各250名、計500名を対象に「夫婦の家事に関する調査」を実施した。調査期間は2018年5月25日(金)~5月29日(火)。調査方法はインターネット。夫の家事に不満がありますか?では、「ある」と回答した妻は24.4%、「たまにある」は54.4%。約8割の妻が、夫の家事に不満を持っていることが明らかになった。
妻が夫にしてほしい家事としては、1位「ゴミ捨て」(69.6%)、2位「風呂掃除」(64.8%)、3位「食器洗い」(40.8%)という結果。「ゴミ捨て」を選んだ理由には、「重たくて捨てるのが大変だから」(44歳・長野県)、「重たいので男の人にしてほしい」(30歳・大阪府)など、夫の手を借りたいという意見があった。「風呂掃除」についても、「体力を使うから」(39歳・埼玉県)、「重労働だから」(32歳・神奈川県)などが理由。「食器洗い」については、「手荒れするので」(41歳・神奈川県)という声が見られた。また、「自分で食べた分くらいはきれいにしてほしい」(30歳・大阪府)、「私が食事を作っているので、洗い物はやってほしいから」(39歳・埼玉県)といった意見もあった。
妻が自分でやりたいと思っている家事1位は、「日用品などの買い出し」(46.0%)だった。理由には、「高いものを買いそうだから」(40歳・兵庫県)、「節約してくれないから」(48歳・東京都)、「余計なものを買ってくるから」(36歳・山形県)など、家計を気にする声が多く見られた。2位は「洗濯」(41.2%)。「シワを伸ばさないから」(43歳・愛知県)という理由が最も多く、「下着を触られたくない」(41歳・愛知県)という、妻ならではの意見もあった。
一方、夫が自分でしたいと思う家事は、1位「ゴミ捨て」(56.4%)。妻が夫にしてほしい家事の1位と一致している。しかし、2位「洗濯」(45.2%)と3位「日用品などの買い出し」(40.0%)については、妻が自分でやりたいと思っている家事の2位と1位に重なる結果に。夫の方で積極的に家事をしていると思っていても、知らず知らずのうちに妻の不満は溜まっているのかもしれない。
ニュース情報元:ライオン(株)