西日本旅客鉄道(株)は、JR西日本不動産開発(株)、中国SC開発(株)及び(株)ジェイアール西日本ホテル開発と共に、広島駅ビルの建替え計画を推進していくと発表した。同事業は、2014年9月に広島市が策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて検討してきたもの。新駅ビルは地上20階・地下1階とし、商業・ホテル・駐車場を導入。広島に新たな賑わいや交流を創出する施設を目指す。
商業として、店舗面積約25,000m2のショッピングセンターおよびシネマコンプレックスを計画。高層階には、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」(400室規模)を配置。駅北の「ホテルグランヴィア広島」とあわせ、国内外からの多様なニーズに対応していく。ホテルの事業主体は(株)ジェイアール西日本ホテル開発、運営は(株)ホテルグランヴィア広島を予定している。
なお、1965年の開業以来、50年以上にわたり運営してきた現駅ビル「ASSE(アッセ)」は、2020年3月末に閉館。2020年4月に建替え工事に着手し、2025年春に新駅ビルを開業予定。
ニュース情報元:西日本旅客鉄道(株)