京急線「大森町」から「梅屋敷」高架下に『ものづくり複合施設』

京浜急行電鉄(株)(京急電鉄)は、京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下スペースに、地域の「町工場」と「クリエイター」の拠点を整備し、新旧のものづくりが融合した『ものづくり複合施設』を建設する。大田区は、大規模製造を支えてきた町工場が集積し、事業所数および従業員数において都内で最大の規模を誇る。また近年は、デザイン力や発想力を持ったクリエイターが流入している。

同施設は東京都大田区6丁目付近に建設。鉄骨造8棟(平屋建7棟、地上2階建1棟)。クリエイターのための拠点づくりを行う(株)アットカマタとの連携により、コワーキング施設を整備し、クリエイターの拠点として活用していく。また、地元町工場を受け入れる工場施設や、高架下で働く人々や地域住民の憩いの場となる飲食店舗等も整備する。開業は2019年春の予定。

さらに、次世代のものづくりを実践する方や地域の方など、誰でも参加できるオープンなイベントとして、本年7月より「ラウンドテーブル」を開催。エリアの活性化やこれからの時代に求められる“新しいものづくり”について、地域とともに自由に議論していく。

ニュース情報元:京急電鉄