東京都はこのたび、令和元年6月及び令和元年第2四半期の新設住宅着工を発表した。それによると、都内における6月の新設住宅着工戸数は11,203戸。前年同月比では、全体で10.5%減と3か月連続の減少となった。
利用関係別でみると、持家は1,425戸(前年同月比4.6%増、3か月ぶりの増加)、貸家は5,411戸(同17.5%減、3か月連続減少)、分譲住宅は4,175戸(同8.8%減、3か月連続減少)、マンションは2,397戸(同17.7%減、3か月連続減少)、一戸建ては1,725戸(同4.8%増、4か月ぶりの増加)。持家は増加したが、分譲、貸家ともに減少した。
第2四半期においては、新設住宅着工戸数は33,220戸。前年同期比では、貸家、持家、分譲住宅ともに減少し、全体で12.6%減と4期振りの減少となった。
地域別でみると、都心3区は1,609戸(前年同期比20.1%減、3期ぶりの減少)。都心10区は8,085戸(同8.0%減、4期ぶりの減少)。区部全体では25,576戸(同11.6%減、4期ぶりの減少)。市部では7,483戸(同16.9%減、5期ぶりの減少)。
※都心3区:千代田区、中央区、港区
※都心10区:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区
ニュース情報元:東京都