東京駅前八重洲一丁目、再開発組合の設立認可

東京都は1月11日、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合の設立を認可した。土地の高度利用と都市機能の更新、交通結節機能の強化を図るとともに、安全で快適な歩行環境を創出する。
事業地は中央区八重洲一丁目地内の約1.3ヘクタール。地上50階・地下4階・高さ約250mの複合施設を建設する。業務・商業・居住・交流・生活支援等の都市機能を導入するとともに、帰宅困難者の受入などにより地域の防災対応力を強化していく。

総事業費は約2,104億円。権利変換計画認可は2020年度、工事着手は2021年度、建物竣工は2025年度の予定。

ニュース情報元:東京都

東京駅八重洲口で商業区画を再開発、JR東海

東海旅客鉄道(株)(JR東海)はこのほど、東京駅八重洲口における商業開発等の計画概要を公表した。同社は東京駅八重洲口の商業施設「東京駅一番街」において、八重洲北口付近に商業区画「TOKYO Me+(トウキョウミタス)」を設けている。八重洲周辺の再開発の進展、訪日外国人等の増加など、近年の環境の変化を捉え、商業区画の再開発を行うこととした。

八重洲北口エリアでは、商業区画を約2倍に拡充し、お土産店をリニューアルするとともにカフェ等を新設する計画。商業区画の面積は約900m2から約1,600m2となる。店舗の詳細については今後選定を行っていくが、話題や人気の商品等を取り揃えていく考え。

また八重洲南口エリアにおいては、現在のJR東海ツアーズ東京支店を八重洲北口エリアから南口エリアに移転し、旅行情報の発信、きっぷ・旅行商品の販売を行う予定。併せて八重洲中央南口改札と周辺店舗のレイアウトを変更し、きっぷうりば・新幹線改札・物販店をより利用しやすい配置とする。

2019年1月中旬に南口エリアより工事着手、2020年春頃に北口エリアの商業施設を営業開始する予定。

ニュース情報元:東海旅客鉄道(株)