一人暮らしで「あるある」と思うこと、トップは「親のありがたみが分かる」、千趣会調べ

(株)千趣会(大阪市)の通信販売事業ベルメゾンは、これから一人暮らしを始める人と、一人暮らしを始めて3年以内の20代男女を対象に、「一人暮らしの準備調査」を行った。
調査期間は2018年2月10日(土)~2月13日(火)。調査対象は全国の20歳代の男女計414名(男性207名、女性207名)。調査方法はインターネット。

それによると、一人暮らしに関して不安に思っていること(複数回答)は、「お金のやりくり」が72.1%と最も高く、特に女性(82.7%)の方が不安に思っていることがわかった。次いで「食生活が変わりそう」(51.0%)、「料理」(50.0%)、「寂しくなりそう」(42.3%)、「掃除」(41.3%)が続く。中でも男性は「洗濯」(42.3%)を不安に思っている人のポイントが「料理」(42.3%)と同位で、全体の3番目に上がった。女性は「防犯」(55.8%)、「寂しくなりそう」(53.8%)のポイントが高かった。

一人暮らしのアイテムを準備する際に不安に思っていること(複数回答)は、「費用がかかる」が87.5%と男女ともに最も高く、次いで「何が必要か分からない」(35.6%)、「適切な費用が分からない」(33.7%)の順。

一人暮らしをしている中で「あるある」と当てはまるもの(複数回答)は、「親のありがたみが分かる」が48.1%と最も高く、次いで「湯ぶねにつからなくなる」(45.8%)、「自炊にはまる」(44.8%)、「趣味を気兼ねなく思いきり楽しめる」(43.5%)と続く。

一人暮らしに必要な家具を購入した際の全体の予算と実際にかかった金額では、当初は67.7%が10万円未満を予算としていたが、実際に10万円未満に収まったのは57.1%。費用面では、予算外の出費があったことが分かる。

ニュース情報元:(株)千趣会