「ゴミには人間の本性が出る!」ゴミ清掃芸人・マシンガンズ滝沢さんインタビュー

賃貸でも分譲でも、住まい探しのときには「共用部のゴミ置き場をチェック」という話を聞いたことはありませんか? その大切さを多分、日本で最も痛感している芸人さんが、マシンガンズの滝沢秀一さんです。今回はゴミ清掃芸人の滝沢さんにコロナ禍のゴミと住まい、街のコミュニティのあり方まで聞いてきました。
ゴミ置き場は“伝染”する? ゴミ収集の目線で見た街と人の関係

お笑いコンビ・マシンガンズで活躍している滝沢秀一さん。2012年、妻の妊娠をきっかけに、「出産費用を稼ぐため」としてゴミ収集会社の仕事に携わり、そこで見た風景・人間模様を『このゴミは収集できません~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~』(白夜書房)にまとめて出版し、これが大ヒット。ゴミ清掃員の日常をつぶやき風にしたり、ゴミからみるお金もち世帯とそうでない世帯の違い、物件の見分けかた、回収できるゴミとそうでないゴミなど、おもしろくてためになる内容がぎっちりとつまっています。現在も芸人活動の傍ら、週2日のゴミ収集の仕事、著作の執筆に大忙しの日々を送っています。

緊急事態宣言下で何が起きたのかをまとめた、滝沢さんの最新の著作『やっぱり、このゴミは収集できません~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと~』(白夜書房)(写真撮影/片山貴博)

緊急事態宣言下で何が起きたのかをまとめた、滝沢さんの最新の著作『やっぱり、このゴミは収集できません~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと~』(白夜書房)(写真撮影/片山貴博)

「2020年、コロナ禍で緊急事態宣言が出されたときは、本当にすごい量の家庭ゴミが出されて大変でした。通常、年末年始は大量のゴミが出るんですが、それが2~3カ月続く感じです。ゴミ収集はインフラなので行わないわけにはいきませんし、休めない。キツかったですね」と振り返ります。滝沢さんによると、ゴミ出しには住まいや街、人間の暮らしそのものが反映されるのだといいます。

「ゴミって、人間の本性が出るんですよね。人が見ていないと思うと、人は“なんでもアリ”になるんだなって思います。そうですね、ゴミ置き場のなかでも、目安になるのがペットボトル資源です。ペットボトル資源がキレイに出されている集積場はいつもキレイ。ペットボトル資源が荒れているところは、可燃・不燃ともに汚れています」と驚きの事実を教えてくれます。

たしかにペットボトルは中身を出してゆすぎ、キャップをはずして、ラベルを剥がし、分別すると手間がかかります。「めんどくさいし、ま、いっか」と時には分別もせずに捨てたくなる気持ち、身に覚えがありますよね。また、ゴミ集積所には「ある法則」があるのだとか。

「清掃員同士でよく話題になるんですが、ゴミ置き場の美しさ・汚さって、伝染するんですよ。汚い集積所があるとだんだん汚くなっていくし、反対にキレイな集積所があると周囲もキレイになっていく。これってつまり人の目やコミュニティがあるからなんだと思います」(滝沢さん)

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『やっぱり、このゴミは収集できません~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと~』(白夜書房)より(画像提供/白夜書房)

『やっぱり、このゴミは収集できません~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと~』(白夜書房)より(画像提供/白夜書房)

よい街はみんなでつくる。人とのつながりが街を、地域を変えていく

滝沢さんは、ゴミ置き場が荒れているところは、人の目の行き届かないため、街に無関心な人が多くなって乱雑になる。一方、ゴミ置き場がキレイなところはご近所同士が助け合い、美しさを保っているのではないか……と長年の観察から推測します。そのため、ある程度、ご近所付き合い、地域への関心が必要だと考えるようになりました。

「人の目があると、やっぱり『○○班のゴミ』のように特定されるので、あまり乱雑にはできないのが人情ですよね。あと、ゴミの分別は、面倒くさいだけでなく、知らない・分からないという人も多いんです。そのため、自治体もチラシ類をつくってPRしているんですが、やっぱり人同士の会話・コミュニケーションにまさるものってないんですよ。教えてもらえれば、みんな分別するようになりますから。地域によっては清掃員に声をかけてくれる人がいたり、やっぱりよい街はみんなでつくるものだなあと思うようになりました」(滝沢さん)

(写真撮影/片山貴博)

(写真撮影/片山貴博)

まさかゴミの話から地域コミュニティの話まで行くとは、すごい展開です……。でも、ゴミの分別って分かりにくいですもんね。もちろん、行政からの告知も大事ですが、やはりご近所同士のなかで、聞ける・教えてもらえるのが一番であり、ゆるやかなコミュニティがあるほうが、人は住みやすいのではないでしょうか。

ただ、清掃の仕事をはじめたばかりのころは不燃ゴミのなかにアイスピックや包丁、かみそりが入っていて、怖い思いをしたこともあるそう。
「それに比べたら包丁や刃物をくるんで捨ててくれるなど、今はだいぶよくなりました。分別やゴミがひどいという話をしょっちゅうしているんですが、実は2000年以降、ゴミはゆるやかに減っていて、2001年度には5210万トンあったものが、直近では4272万トンにまで削減されました。分別も浸透し、若い世代は環境教育が浸透しているからだと思います」(滝沢さん)

環境省のゴミ総排出量のグラフの変化。こうして見ると、じわじわとゴミの排出量が減っているのが分かります(出典/環境省)

環境省のゴミ総排出量のグラフの変化。こうして見ると、じわじわとゴミの排出量が減っているのが分かります(出典/環境省)

今、気になるのは食品ロス。分別も家族全員で取り組むように

ゴミだけに限りませんが、小さなことだからいいや、1人くらいならいいやと軽く考えがちです。
「いやいや1人ひとりの積み重ねってすごいことですよ。可燃ゴミの中にビン・缶などの不燃ゴミが混ざっていると投入口の燃やす所が詰まってしまい、焼却炉の火を消して、詰まりを解消しなくちゃいけないんです。焼却炉の再点火にはなんと350万円もかかる。再点火の費用は、もちろん税金です! 小さな行動が大きく影響する例ですよね」といいます。今は一人ひとりの行動が街や地域を変えていくんだなと実感しているそうです。

2020年はコロナウィルス感染症、そしてレジ袋有料化と、ゴミ界隈にも大きな変化がありましたが、それ以上に今、滝沢さんが気になっているのが、「食品ロス」の問題です。

(写真撮影/片山貴博)

(写真撮影/片山貴博)

「お米とか、魚、野菜……。ほんとにびっくりするほど、食べものが捨てられているんです! 食品ロスの46%は家庭からって言われているんですが、その実感はありますね。大型連休明けやお中元やお歳暮の時期に手つかずの食べ物を回収するのはやっぱりつらいです……。足りないから買おうではなく、冷蔵庫にあるものでつくる、賞味期限や消費期限をチェックするなど、まだまだ、家庭でできることはあると思うんです。ぜひ、みなさんには知ってほしいですね」と力説します。

そのため、滝沢さん自身も今では自宅の冷蔵庫を小まめにチェックするようになり、消費期限・賞味期限を確認し、手元にある食材で調理するというスタイルに変わったそう。
「家族はチームなので、冷蔵庫を誰かがチェックすればいいわけです。『今日は○○の料理をつくろう』ではなくて、小松菜とたまごからできるものを考えるほうがよいでしょう。食材がなくても、お味噌汁とごはんだって立派な献立です。あと、子どもって大人や親の姿をよく見ていて、マネをするんですよね。だから、大人が分別していれば、子どもは自然と真似するようになる。うちの子どももしっかり分別できように育ちました(笑)」

家庭ゴミは1回3~4袋を目安に!

「年末年始は、大掃除・片付けしたゴミなどがでると思いますが、家庭から出せるのは1回3~4袋が目安です。それ以上出すなら、有料になる地域もあるので注意してください。ゴミ収集車の回収できる量は決まっているんです! あと、ゴミ袋の口はしっかり縛ってくれるとうれしいです! なぜか、“オレ流”を貫いて閉じてくれない人がいるんですよ……。口を縛ってないと、そこら辺にゴミが散乱して大変なんですよ、ぜひしっかり縛って出してください!」と、ゴミのネタはつきない滝沢さん。

ゴミ問題は教科書のような内容になりがちですが、そこはプロの芸人のトークで「宅配ピザのダンボールは油を吸っているから燃えるゴミです」「ごま油の容器に串を入れて燃えるゴミに捨てている人がいた。あれはさすがだった!」「永久保存版のビデオが捨てられていた。永久保存じゃないんかいっ」と自然と盛り上がります。そして現在、引越しを検討している人は、やっぱりゴミ置き場をチェックしましょう。滝沢さんのアドバイスだと「ペットボトルの日」のゴミがよさそうです。ぜひ、役立ててくださいね!

『やっぱり、このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと』(滝沢秀一 著、白夜書房刊)●取材協力
滝沢 秀一さん
ゴミ清掃員、お笑い芸人
1976年、東京都生まれ。1998年に西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。「THE MANZAI」2012、14年認定漫才師。2012年、定収入を得るために、お笑い芸人の仕事を続けながらもゴミ収集会社に就職。ゴミ収集中の体験や気づきを発信したツイッターが人気を集め、話題を呼んでいる。
Twitter
『やっぱり、このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと~』(滝沢秀一 著、白夜書房刊)

年末大掃除シーズン到来!床拭きの頻度はどの程度?二極化する掃除実態

年末の恒例行事といえば一家総出の「大掃除」か思い浮かぶが、最近では年末に大掃除をしない家庭も増えてきた。しない理由は、年代によって多少異なるようだ。大掃除の実態や二極化している様子を、アイロボットジャパンの調査結果から見ていくことにしよう。【今週の住活トピック】
「年末の大掃除に関する意識調査」結果を公表/アイロボットジャパン恒例ではなくなる!?家族で年末に大掃除をするのは約半数

お宅では、年末に大掃除をするだろうか?

実はこの時期に、年末の大掃除に関する調査結果が公表されることが多い。花王が実施した「『2018年の年末大掃除』に関する調査」では、2018年の年末大掃除の実施率は58%だった。また、ダスキンが実施した「第15回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」では、2018年の年末大掃除の実施率は55.9%で、過去3番目に低い実施率だったという。

一方、アイロボットジャパンが「年末に家族で大掃除をしますか?」と聞いたところ、「家族で大掃除をする」が50.3%と半数に達し、「家族では行わないが自身で行う」の28.7%と合わせると、79.0%が年末に大掃除をすると回答している。

Q:年末に家族で大掃除をしますか(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:年末に家族で大掃除をしますか(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

さきほどの花王の調査で、「2019年の年末に大掃除をする予定があるか」を聞いたところ、77%が実施予定だと回答していることから考えると、質問の仕方が「昨年に実施したか?」と「年末に大掃除をするか?」とでは、回答が多少異なるのだろう。

ただ、家族で年末に大掃除をする恒例行事的な習慣は、薄れつつあると言えそうだ

大掃除をしない理由は、年代によって異なる?

では、年末に大掃除をしない理由は、どういうものだろう?
アイロボットジャパンの調査結果によると、48.8%が「年末は忙しいので別の時期に掃除をする」と、42.9%が「日常定期的に掃除をしているので大掃除はしない」と回答し、理由は大きく2つに分かれた。「大掃除は業者に頼むので自分ではやらない」は4.8%だった。

2大理由ともいえる、「日常掃除で済ます」と「年末以外に行う」については、年代によって傾向が異なる。20代・30代では「日常掃除で済ます」派が多く、40代・50代では「年末以外に行う」派が多い。

Q:年末に大掃除をしない理由(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:年末に大掃除をしない理由(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

実は、最近は「秋掃除」や「春掃除」が効果的だと言われている。理由はいくつかある。
・油汚れなどが緩んで落としやすい
・水が冷たくない、お湯の温度を維持しやすい
・寒くないので窓を開けたままにできる
・洗ったものが乾きやすい
そう考えると「年末以外に行う」派は合理的といえるだろう。

普段おろそかにしている玄関まわりや窓まわり、カビ取りなど、日常の掃除だけでは手が回らないことも多い。日常の掃除に加えて、気になったときに小まめに“小掃除”するのが効果的だ。まとめてやるとなると億劫になるので、小掃除を習慣化することで効率アップを図る人も多いだろう。

「年末に大掃除をしない」背景には、それぞれの年代で、自分たちのライフスタイルに応じた合理的な掃除の仕方を工夫しているから、という見方もできる。

床拭きの頻度に大きな違いがあった!年1回程度VS週1回以上

さて、SUUMOジャーナル編集部と調査結果を見ていて注目したのは、「床拭きの頻度」だ。
この調査でいう床拭きが、水拭きを指すのか、から拭きだけでも床拭きというかは分からないが、床拭きの頻度はかなり二極化していた。

「日常の床拭きの頻度」を聞いたところ、最多は「週1回以上」の33.6%で小まめに床拭きをしている様子がうかがえる。次いで多かったのは、「月に1回程度」の29.1%だった。一方で、「大掃除の時や年に1回程度」が15.3%、「まったくしない」が15.5%と床拭き消極派が約3割もいることが分かった。

Q:日常の床拭き掃除の頻度(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

Q:日常の床拭き掃除の頻度(出典/アイロボットジャパン「年末の大掃除に関する意識調査」)

また、「自宅内で最も拭き掃除が必要と思われる箇所」を聞くと、1位が「リビング・ダイニング」(38.3%)、2位が「キッチン」(35.9%)だった。

敬遠されることもある床拭きだが、目には見えないホコリや汚れが床には残っているもの。消極派の方には、見直してほしい。掃除機をかけた後に水拭きでしっかり汚れを取り、水分を残さないように乾かすことがポイントだ。

ところで、江戸時代には、大掃除ともいえる“煤払い(すすはらい)”をした後、胴上げをしたということをご存じだろうか?

筆者の「連載:江戸の知恵に学ぶ街と暮らし」に執筆したが、江戸時代には電気はないので火を使うために室内に煤がたまり、その煤を払い落とす習慣があった。大掃除というだけでなく、正月を迎えるお清めの儀式でもあったので、大きな商店では煤払いの後に、食事や酒がふるまわれ、時には胴上げをするなどのお祭り騒ぎになった。『東都歳事記』にもそうした絵が描かれている。

年末に大掃除をしないとしても、新年を気持ちよく迎えるために、正月の準備はきちんとしたいものだ。

●取材協力
花王
ダスキン

1日で正月を迎えられる状態に! 時短大掃除のポイントをプロが伝授

暮れも押し迫ってくると、気になりだすのは大掃除のこと。家を整えて気持ちよく正月を迎えたいと思う一方で、年末は仕事も山盛り、忘年会の予定も目白押しで忙しいですよね。そこで忙しい人に向けて1日で大掃除を終えるポイントとコツをプロにきいてきました。
年末の大掃除。時間がないときの“簡単に家の中をスッキリさせるワザ”

「新しい年を迎えるために、大掃除をしてきちんと家を整えたい」。そんな気持ちがありつつも、忙しい年末には大掃除まで手が回らないもの。それに、なんといっても寒くて掃除が辛いですよね。住まい方アドバイザーの近藤典子(こんどう・のりこ)さんによれば、気候的には冬は大掃除に適した季節ではないそう。

「暖かい季節なら、窓を開け放ってお掃除をしても辛くありませんよね。夏場は水気もよく乾きますし、軽装で体を動かせる。それに日も長いので、お掃除のしやすさでいったら、年末のような真冬よりも夏に軍配が上がります」(近藤さん)

とはいえひとつの区切りとして、年が改まる前にお掃除をしておきたい。そんな時に、おさえるべきポイントがあると近藤さんはいいます。

「お掃除は時間をかけて極めようと思えば、とても年末の1日では足りません。でも、忙しくて寒い年末に、全てを完璧にやろうとして消耗しなくてよいのです。年末には日々使う部分ではなく、ついつい後回しにして汚れを溜め込んでしまいがちなお掃除を簡単に効率よく片付けておきましょう。そこで時短でできて、格段に部屋がキレイに見えるポイントをお掃除すると、お正月を気持ちよく過ごせますよ」(近藤さん)

年末にやるべき掃除と、時短でキレイに見える掃除とは? さっそくその方法を教えてもらいましょう。

近藤典子さん 画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

近藤典子さん 画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

来年に持ち越してはいけないアノ汚れを、一気に取り払おう

大掃除というと、換気扇を外して洗ったり、バスルームのカビを徹底的に落としたりといった水回りの掃除に目がいきがちな人も多いのでは? ところが近藤さんによれば、重視するべきポイントは他にあるとのことです。

「水回りの掃除って、別に大掃除じゃなくてもいいと思うんです。料理は日々するものだし、お風呂も入りますよね。だから日常のなかの汚れが気になった頃合いに、休日を使って掃除してもよい。それよりも汚れのなかで一番の強敵は埃(ホコリ)です。埃落としは大掃除の機会にしっかりしておきたいですね」(近藤さん)

大掃除は1年の汚れを落とすだけではなく、来年も気持ちよく暮らしたいという願いを込めて行うもの。ならば知らない間に降り積もり、後々やっかいな汚れに変化してしまう“埃汚れ”こそ落とすべきだと、近藤さんはいいます。

「最初に埃が溜まりだした時は、吹いたら飛んでいくくらい軽いものです。ところがこれに湿気や生活汚れ、油汚れなどがつくと、張り付き現象が起こって、汚れのミルフィーユが形成されます。こうなるとこびりついてなかなか落ちないやっかいな存在に。たとえば油汚れも、油だけならすぐに落ちるんですよ。それに埃が張り付くから落ちにくい汚れになってしまうのです」(近藤さん)

床に溜まった埃は普段の掃除の際に取り去っている人も多いかもしれませんが、上部にも埃は溜まります。天井や棚の上など、家の上方は普段掃除しにくい箇所なので、大掃除でしっかり掃除しましょう。

埃を一掃する大掃除の手順は?

まず埃を落とす前に部屋にあるものをざっと片付けます。ここで気をつけるべきは「片付けることに一生懸命になりすぎない」こと。掃除と片付けは別物と心得ましょう。

「捨てられるものは捨てて、判断に迷うものは大きな袋に入れて自分の部屋に一時置き、年が明けてから徐々に片付ければよいのです。しまい込んでしまうと忘れるので、少し邪魔に思うくらいの目立つ場所に置いてくださいね。また埃を落とす前に窓や網戸を開けて風通しを良くしたら、レースのカーテンを外してソファや机、パソコンなどの埃がついて欲しくないものに掛けて置きます。埃落としが終わったら、そのレースのカーテンを外で叩いて埃だけ落とし、すぐに洗濯。脱水したレースのカーテンならそのままカーテンレールに掛けておけばすぐに乾き、一石二鳥ですよ」(近藤さん)

天井と壁は紙のモップで一気に埃を落とします。家具の表面も紙モップ。照明の電球部分の裏側は化学繊維のモップを使いましょう。
「10畳までぐらいのお部屋なら、ものの5~6分で埃落としが終わりますよ。そうしたら床も埃を集めて取り去ります。順番は上から下に行うこと。埃を取り去った後で拭き掃除をすれば、汚れが絡まらずに楽々と拭けるはずです」(近藤さん)

まず紙のモップと化学繊維のモップで埃をしっかりと落として取り去れば、その後の拭き掃除も楽になる(画像提供/PIXTA)

まず紙のモップと化学繊維のモップで埃をしっかりと落として取り去れば、その後の拭き掃除も楽になる(画像提供/PIXTA)

ココを磨けば、格段に部屋が輝いて見える! その箇所は?

部屋に降り積もった埃をリセットした後は、分かりやすく「部屋がキレイになった」実感を得られる場所を掃除しましょう。その場所とは、ズバリ“窓”なのです。

「窓掃除を難しく考えている人が多いのですが、とても簡単な方法があります。窓がキレイになると部屋が明るくなって、輝いて見えるのでお正月も気持ちよく過ごせますよ。しかも、一手間かけるだけで1年はキレイが長持ちする隠し技もあるんです!」(近藤さん)

近藤さんが窓掃除のために用意するのがストッキング。伝線したり使い古しでOKです。こちらの片足を切って袋をつくりストッキングの残りの部分をそのなかに詰めます。最後に切り口を縛れば、「ストッキングたわし」の出来上がりです。これが、窓を傷つけずに汚れを落とすのに、最適なのだそう。

道具は、このストッキングたわし、スクイージー、雑巾、バケツです。
手順は次のとおり。

1)ストッキングたわしで窓のガラスを円を描くようにこすり、静電気で表面の埃や汚れを取り除く
2)熱めのお湯で雑巾をゆるく絞り窓全体を洗うように拭く
3)窓の水滴をスクイージーで取り除く
※汚れが強い場合は1)と2)の間にストッキングたわしに住居用洗剤かクリームクレンザーをつけてこする

これでお掃除は終わり。とっても簡単なのに思いの外の出来栄えに、気分もアップしますよ。そして最後の仕上げに大切なのが「車の撥水剤を塗る」こと。

「塗るタイプの撥水剤を、窓ガラスの外側にだけ塗っておきます。撥水剤は水を弾いてくれるものですが、実は埃もつかなくなるのです。これで、1年は窓がキレイな状態が続きますよ。一年経ったらまたクリームクレンザーでコーティングを落としてお掃除し、撥水剤を塗りなおしましょう」(近藤さん)

また、網戸の掃除は大きな歯ブラシにも似た「洗車ブラシ」が役に立ちます。窓を閉めた状態で、網戸の目に沿って洗車ブラシでなぞるだけで、目の間に詰まった埃もキレイに取れてしまいます。

「車のボディ用の柔らかい洗車ブラシは毛足が長く、目に入り込んだ埃も簡単に取り除けます。またサッシの溝は掃除機のすき間ノズルに、ストローを貼り付けて一気に吸い取ってしまいましょう」(近藤さん)

憂鬱だった窓掃除が、この方法なら楽にできそうです。しかも、来年一年間、大掃除直後のキレイな状態が続くなら、ぜひ試してみたいですよね。

ストッキングたわしで窓を傷つけずに汚れを落とす(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

ストッキングたわしで窓を傷つけずに汚れを落とす(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

したたる状態の雑巾で洗い拭き(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

したたる状態の雑巾で洗い拭き(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

スクイージーは水や洗剤を切る際に便利(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

スクイージーは水や洗剤を切る際に便利(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

網戸は洗車ブラシでブラッシングするだけ!(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

網戸は洗車ブラシでブラッシングするだけ!(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

サッシはストローをつけたすき間ノズルで(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

サッシはストローをつけたすき間ノズルで(画像提供/近藤典子Home&Life研究所)

大変な労力をかけて大掃除をし、家中をピカピカにしたはよいけれど、そこで忙しい年末の限られた時間や気力を使い果たしてお正月……というのは、よくあるパターン。そんなことを繰り返さないためにも、今年は余力を残しつつ来年のお掃除のやる気を上げられる、“モチベーションアップ系”の時短大掃除にしてみませんか?

●取材協力
近藤典子Home&Life研究所

大掃除の予算は平均1,845円、実施予定率は54%

(株)マクロミル(東京都港区)はこのたび、「大掃除」をテーマにインターネット調査を行った。調査対象は全国20~69歳の男女。調査期間は2018年11月30日(金)・12月1日(土)。回答数は1,000サンプル。
掃除が「好き」ですか?「嫌い」ですか?では、「好き」は43%(大好き4%+好き39%)、「嫌い」は57%(大嫌い9%+嫌い48%)で、掃除が嫌だという人のほうが多かった。好き嫌い別に掃除の頻度について確認すると、“掃除が嫌いな人”の64%、“掃除が好きな人”でも52%が「掃除の頻度を減らしたい」と回答している。

機械やプロに掃除を任せたいと考える人はどの程度いるかでは、「機械に任せたい」は“掃除が好きな人”の27%、“掃除が嫌いな人”の45%だった。ロボット掃除機をはじめ、掃除関連の家電が次々と登場しているが、現状では「機械に任せるよりも人間の手で行ないたい」という意向の人の方が多いようだ。

掃除代行サービス、家事代行サービス、ハウスクリーニングサービスなどの“掃除のプロ”へ、実際に自宅の掃除を依頼したことがありますか?では、利用経験率は8%とまだまだ少数。依頼した理由としては、「試してみたかった」が最多の40%だった。2位と3位には、「汚れが酷かったから」(33%)、「仕上がりがとてもきれいだから」(25%)が挙げられ、プロの技術に任せたいといった心理が垣間見える。4位と5位は「掃除が面倒だから」(19%)、「忙しく掃除する時間がないから」(15%)と、自分の代わりに掃除をしてほしい、という“代行”としての理由が挙げられた。

また、掃除のプロへ依頼した経験がない人の利用意向率は27%だった。依頼したい理由は、多い順に「掃除の手間が省けるから」(52%)、「試してみたいから」(44%)、「仕上がりがとてもきれいだから」(42%)、「汚い場所の掃除をしなくて済むから」(38%)、「掃除によるストレスを軽減したいから」(37%)だった。実際に利用したことがある人の理由との違いを見ると、「ストレスを軽減したい」という回答が上位5位に入っている。

今年の年末の大掃除については、実施予定率は54%。最も大掃除を予定している人が多いのは「12月29日(土)」で実施予定率は29%だった。また、大掃除の合計予算(洗剤、掃除グッズ、掃除家電、掃除代行サービスの利用など、すべて含む)は平均で1,845円だった。

ニュース情報元:(株)マクロミル

大掃除の予算は平均1,845円、実施予定率は54%

(株)マクロミル(東京都港区)はこのたび、「大掃除」をテーマにインターネット調査を行った。調査対象は全国20~69歳の男女。調査期間は2018年11月30日(金)・12月1日(土)。回答数は1,000サンプル。
掃除が「好き」ですか?「嫌い」ですか?では、「好き」は43%(大好き4%+好き39%)、「嫌い」は57%(大嫌い9%+嫌い48%)で、掃除が嫌だという人のほうが多かった。好き嫌い別に掃除の頻度について確認すると、“掃除が嫌いな人”の64%、“掃除が好きな人”でも52%が「掃除の頻度を減らしたい」と回答している。

機械やプロに掃除を任せたいと考える人はどの程度いるかでは、「機械に任せたい」は“掃除が好きな人”の27%、“掃除が嫌いな人”の45%だった。ロボット掃除機をはじめ、掃除関連の家電が次々と登場しているが、現状では「機械に任せるよりも人間の手で行ないたい」という意向の人の方が多いようだ。

掃除代行サービス、家事代行サービス、ハウスクリーニングサービスなどの“掃除のプロ”へ、実際に自宅の掃除を依頼したことがありますか?では、利用経験率は8%とまだまだ少数。依頼した理由としては、「試してみたかった」が最多の40%だった。2位と3位には、「汚れが酷かったから」(33%)、「仕上がりがとてもきれいだから」(25%)が挙げられ、プロの技術に任せたいといった心理が垣間見える。4位と5位は「掃除が面倒だから」(19%)、「忙しく掃除する時間がないから」(15%)と、自分の代わりに掃除をしてほしい、という“代行”としての理由が挙げられた。

また、掃除のプロへ依頼した経験がない人の利用意向率は27%だった。依頼したい理由は、多い順に「掃除の手間が省けるから」(52%)、「試してみたいから」(44%)、「仕上がりがとてもきれいだから」(42%)、「汚い場所の掃除をしなくて済むから」(38%)、「掃除によるストレスを軽減したいから」(37%)だった。実際に利用したことがある人の理由との違いを見ると、「ストレスを軽減したい」という回答が上位5位に入っている。

今年の年末の大掃除については、実施予定率は54%。最も大掃除を予定している人が多いのは「12月29日(土)」で実施予定率は29%だった。また、大掃除の合計予算(洗剤、掃除グッズ、掃除家電、掃除代行サービスの利用など、すべて含む)は平均で1,845円だった。

ニュース情報元:(株)マクロミル

2018年末の大掃除、実施予定率は74.1%

(株)ダスキン(大阪府吹田市)はこのたび、全国の20歳以上の男女を対象に「2018年末の大掃除の予定」を調査した。それによると、今年は74.1%が「大掃除をする予定」と回答し、2017年末の大掃除実施率55.7%を大きく上回った。
調査は2018年10月4日(木)~10月6日(土)の期間、インターネットで行ったもの。2,080人から回答を得た。

性別、年代別にみると、20代男性の実施予定率は82.7%、20代女性では84.1%と、それぞれ全体より約10%高い結果となった。一方、実施予定率が最も低いのは60代以上の男女(男性:62.5%、女性63.9%)だった。大掃除は、昔からの習慣として年齢が高い方が実施する人が多いように思われがちだが、実際には若者の方がやる気があるようだ。

2018年末の大掃除の実施予定日は、「12月29日(土)」(38.3%)が最も多く、次いで「12月30日(日)」(29.9%)。また、大掃除の実施予定日数は「2日間」(28.3%)が最多であることから、仕事納め後から大晦日までの数日間に集中して実施することが推測できる。

今年こそキレイにしたい場所としては、「レンジフード・換気扇」(24.1%)、「窓・網戸」(16.3%)、「浴室」(13.7%)の順で、2017年末の大掃除の苦戦場所とほぼ同様の結果となった。

大掃除をプロに依頼してみたいですか?では、「依頼したいと思うことがある」が52.4%と、約2人に1人いるようだ。

ニュース情報元:(株)ダスキン

年末大掃除、念入りにやりたい主婦が例年より増加

DCMホールディングス(株)(東京都品川区)は、このたび「2018年度 年末大掃除についての調査」を実施した。調査時期は2018年9月末~10月中旬。全国の既婚女性を対象に行い、300人から回答を得た。これまでの年末大掃除についての実施状況では、「いつもよりちょっと気合いを入れて掃除をした」「家じゅう徹底的に掃除をした」と回答した人が合わせて51%。これに対し、今年の大掃除実施予定は、「いつもよりちょっと気合いを入れて掃除をするつもり」「家じゅう徹底的に掃除をしたい」と回答した人は合わせて72%となり、今年の年末大掃除は例年以上に念入りにやるつもりの人が多いようだ。

テレビやインターネットの裏ワザ実施状況について、お掃除の裏ワザを「試したことがある」と答えた人は61%と過半数を占めた。一方、「お掃除の裏ワザ」を実際に試してみて、イマイチだと思ったことはあるかという質問には36%の人が「はい」と回答している。

なんとかして落としたいと思うガンコな汚れに当てはまるもの(複数回答)は、「油汚れ」がトップで66%。「水アカやカルキ汚れ」54%、「蓄積汚れ(トイレや壁の黄ばみ、床の黒ずみなど)」45%、「カビ」44%が続く。

使ってみたい掃除グッズ(複数回答)としては、「普段から使用している使い慣れた市販のグッズ」42%に対し、「ちょっと価格が高くても汚れが格段に落ちるプロ仕様のグッズ」36%、「面倒な準備や調合いらず、強力な汚れもこれ一つで、といった業務用のグッズ」29%といった回答があり、プロ仕様や業務用グッズを使用してみたい人が多いようだ。

ニュース情報元:DCMホールディングス(株)

子育て世帯の大掃除、2017年末の実施率は63.3%

(株)ダスキン(大阪府吹田市)は、全国の20歳以上の男女計4,160人(うち高校生以下の子どもがいる1,154人)を対象に、2017年末の大掃除の実態を調査した。調査期間は2018年1月26日(金)~1月28日(日)。調査方法はインターネット。
それによると、2017年末の大掃除実施率は全体では55.7%。子育て世帯では63.3%となっており、全体の実施率よりも約8ポイント高かった。特に子育て世帯の女性は65.6%と高く、結婚や出産を機に衛生意識が高まり掃除に積極的に取り組むようになるようだ。

子育て世帯の女性が大掃除にかけたトータル時間は「4時間以上6時間未満」(23.7%)と、全体(23.9%)と同水準だったが、1日あたりの平均掃除時間では全体よりも短い「1時間以上2時間未満」(25.4%)が最も多かった。また、大掃除に費やした日数は、全体では「2日」(26.8%)が最多だったが、子育て世帯の女性では全体よりも多い「3日」(26.3%)となっている。子育て世帯の女性は大掃除時間の確保のため、1日の掃除時間は短縮し、その分複数日に分散して行っていることが分かった。

配偶者の大掃除の取り組みに対する満足度では、「夫の妻への満足度」が87.5%だったのに対し、「妻の夫への満足度」は59.0%と、夫婦間で約29ポイントの開きがある。また、満足した理由の1位は夫婦ともに「積極的に取り組んでくれたので」だったが、夫の2位が「きちんと汚れが落ちたので」(36.8%)である一方、妻の2位は「自分や他の家族では掃除が難しい箇所を担当してくれたので」(37.9%)と、評価のポイントが異なる。夫は積極的な姿勢で「レンジフード・換気扇」や「窓・網戸」など妻や子供では掃除が難しい高所を、妻は目が留まりやすい「リビング・ダイニング」や「玄関」などを分担することが、夫婦円満の秘訣と言えそうだ。

ニュース情報元:(株)ダスキン

年末に大掃除をやりますか? 気持ちよく新年を迎えたいVS年末は忙しい

花王とダスキンが、年末の大掃除についての調査結果を相次いで発表した。2017年の年末に大掃除をした割合は、それぞれ55.7%/57%と似たような割合だった。つまり、半数近くが年末に大掃除をしなかったわけだが、大掃除をした派・しなかった派で、どういった違いがあるのだろうか?【今週の住活トピック】
「年末大掃除の実施」に関する調査結果を公表/花王
「14回 大掃除に関する意識・実態調査」を公表/ダスキン半数近くが年末に大掃除を実施しなかった!?

昨年の年末に大掃除をしただろうか? それぞれの調査結果は、次のように類似した比率になった。

○花王:年末大掃除実施率57%(2011年調査の66%から大幅ダウン)
○ダスキン:年末の大掃除実施率は55.7%(2005年の調査開始以来2番目に低い比率)

大掃除の実施頻度についてダスキンの調査結果を見ると、「大掃除をほとんどしない」(22.1%)という人もいれば、「2年に1回」(14.9%)、「3年~5年に1回」(5.6%)という人もいて、たまたま2017年には実施しなかったという人もいるようだ。

大掃除の実施頻度(出典/ダスキン「14回 大掃除に関する意識・実態調査」)

大掃除の実施頻度(出典/ダスキン「14回 大掃除に関する意識・実態調査」)

大掃除は普段やらないところまで掃除するチャンス?

ダスキンは「20歳以上の男女」を対象に調査しているのだが、「大掃除をした理由」を聞いたところ、「気持ちよく新年を迎えたいから」という回答が最多の39.4%だった。一方で、専業主婦に限定してみると「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が44.1%で最多となった。

「普段やらない場所まで掃除したい」という思いは、「20代~60代の既婚女性」に調査した花王の結果も同じで、79%(そう思う36%・ややそう思う43%)の既婚女性がそう思うと回答している。大掃除という建前があるからこそ、普段やらないところまで掃除をしようと思うようだ。

年末大掃除は「普段やらない場所まで掃除したい」と思う割合(出典/花王「年末大掃除の実施」に関する調査結果)

年末大掃除は「普段やらない場所まで掃除したい」と思う割合(出典/花王「年末大掃除の実施」に関する調査結果)

普段からこまめに掃除をしていれば年末に大掃除をする必要はない?

では、「大掃除をしなかった理由」は何だろう?

花王の調査結果によると、「普段からこまめに掃除している」(33%)、「年末は忙しくて時間がとれない」(32%)というものだった。ダスキンの調査でも、「普段こまめに掃除をしているから」が大掃除をしなかった理由の最多ということなので、時間的な問題もあるものの普段の掃除で十分と考えている人も多いことが分かった。

季節に合わせて掃除をするのもおススメ?

ちなみに筆者は、毎年年末に大掃除をしている。やはり「家をきれいにして新年を迎えたい」と思うからだ。といっても最近では、普段おろそかにしている天井や壁、家具のすき間、照明のカバーなどの掃除を加える程度にしている。

その代わりに、季節ごとにしっかり掃除する場所を決めるようにしている。例えば、
・エアコンの掃除は、花粉シーズンが終わり(花粉症なので)冷房を入れる時期が来る前にする。
・窓を開けたままにできる初夏に、カーテンの洗濯や床のワックスがけをする。
・水洗いが苦にならず、油汚れが落としやすい、暖かい時期にキッチンを掃除する。
・豪雨の後、ガラスが濡れているときにガラスを拭く。
あとは、浴室のカビが気になったらそのときというように、気になったときにその場所を掃除するようにしている。

加えて、自分では汚れを落としきれないと思う換気扇(レンジフード)や浴室などは、クリーニング専門業者に依頼している。ただし、スケジュールが調整しづらく高額な年末は外すようにしている。

筆者はこういった掃除を実践しているのだが、一体いつ大掃除をしていると言えばよいのだろうか?

さて、年末が近づいて、そろそろ今年の大掃除が気になるタイミングになってきた。お宅では今年の年末、大掃除で普段やらないところまで掃除するのだろうか、それともこまめに掃除をしているので普段通りの掃除で済ませるのだろうか?どちらにせよ、気持ちよく新年を迎えたいものだ。

年末大そうじ実施率、6年で約1割減少

花王(株)は、全国の20歳~69歳の既婚女性1,000名を対象に、「2017年の年末大掃除」に関する調査を行った。調査は2018年1月にインターネットで行ったもの。
それによると、2017年の年末大掃除実施率は58%。2011年に行った同調査(66%)に比べ9%減少した。また、年代別にみても、どの年代でも減少していることが分かった。

年末大掃除をしなかった理由は、「普段からこまめに掃除している」が33%、「年末は忙しくて時間がとれない」が32%。次いで、「年末大掃除をやるのは面倒」28%、「仕事が忙しかった」21%。有職女性をみると、「年末は忙しくて時間がとれない」(37%)、「仕事が忙しかった」(32%)が2大理由となっている。有職女性の増加にともない、忙しくて大掃除をする時間がないという実態が、大掃除実施率減少の背景の1つであるようだ。

また、年末大掃除は普段やらない場所まで掃除したいですか?では、「そう思う」が36%、「ややそう思う」が43%と、合わせて79%の方が「普段やらない場所まで掃除したい」と思っている。大掃除実施率は減少傾向ではあるが、年末の大掃除の必要性は多くの方が感じているようだ。

年末大掃除で知りたい情報としては、「効率よく行う時短大掃除の仕方」が52.8%でトップ。2位の「プロのお掃除並みにきれいになる大掃除の仕方」(44.1%)よりも、効率的に時短できれいにできる方法が求められている。

ニュース情報元:花王(株)

高齢者の大掃除実施率、2017年末は53.1%

(株)ダスキン(大阪府吹田市)は、全国の20歳以上の男女計4,160人(うち高齢者60歳以上832人)を対象に、「2017年末の大掃除の実態」を調査した。調査は2018年1月26日(金)~1月28日(日)にインターネットで行ったもの。それによると、高齢者の2017年末の大掃除実施率は53.1%だった。中でも高齢の女性の実施率は58.2%と、2017年末の全体の実施率より高く、年末大掃除への意識が高いことがうかがえる。

高齢者が還暦を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所上位3ヵ所は、「レンジフード・換気扇」(46.6%)、「窓・網戸」(36.7%)、「照明器具」(27.9%)。理由は、「イスや脚立を使った、高所の掃除に不安を感じる」(61.9%)が最も高く、「面倒になった」(45.2%)、「疲れやすくなった」(38.5%)が続く。

また、親と別居している人を対象に、実家の大掃除や片付けを手伝ったか聞いたところ、「自分の実家」を手伝った方は12.0%、「配偶者の実家」を手伝った方は5.5%だった。

「自分の実家」を手伝った際に困ったことでは、『自分の家より物が多いからどこから始めたらいいか分からない』(男性20歳)、『捨ててよいものか、必要なものか分からない』(男性64歳)、『掃除道具が自分が使っている物と違うので戸惑った』(女性35歳)など、作業の大変さや不自由さを挙げる声があった。

「配偶者の実家」を手伝った際に困ったこととしては、『気遣いに疲れた』(男性29歳)、『自分の親ではないので手が出しづらい』(男性41歳)、『いちいち聞かなければならなくて気を遣うし進まない』(女性57歳)など、気遣いに疲れるといった声が多くあった。

ニュース情報元:(株)ダスキン

大掃除実施率、2017年末は55.7%

(株)ダスキン(大阪府吹田市)は、全国の20歳以上の男女計4,160人を対象に、2017年末の大掃除の実態を調査した。この調査は2005年から開始し、今回で14回目。2018年1月26日(金)~1月28日(日)に行った。それによると、2017年末の大掃除実施率は55.7%で、調査開始以来最低だった2016年末(54.6%)に次いで、過去2番目に低い実施率となった。

大掃除をした理由は「気持ちよく新年を迎えたいから」が39.4%で最多、男女ともに1位だった。しかし、専業主婦の女性は「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」(44.1%)が最多で、さらに大掃除しなかった理由でも「普段こまめに掃除をしているから」が最も多いことから、専業主婦は“日頃の掃除の補完作業”として大掃除を済ませているようだ。

2017年末の大掃除実施日は、「12月30日(土)」(37.0%)、「12月29日(金)」(32.9%)、「12月28日(木)」(21.8%)の順で多く、12月最終週で実施した人は7割を超えた。大掃除に費やした日数は、全体では「2日」(26.8%)が最多。「3日以内」で実施した人は全体の75.9%で、平均日数は「2.9日」だった。男女別では、男性の1位は「1日」(35.6%)だった一方、女性の1位は「3日」(26.5%)だった。

最も精力的に掃除した場所と最も汚れが落ちにくかった場所は、9年連続で「レンジフード・換気扇」が1位。また、2017年末の大掃除の自己採点は平均「71.2点」だった。自己採点で80~100点を付けた人からは、「思った通りに完璧に掃除できた」「普段よりキレイになった」「満足している」など、ポジティブな声があがっている。

ニュース情報元:(株)ダスキン

たった3時間でもできる!? 大掃除を始める前に知っておきたいポイント

気が付けば今年も残りあとわずか。年末最後の数日で、今年こそは気合いを入れて大掃除を!と思っている人も多いのでは?日ごろの掃除で「見ないふり」をしてきた気になる場所を、効率よく大掃除できるコツを紹介します。
大掃除=長時間の作業だと思っていませんか?

一人暮らしでも効率的に!大掃除を3時間で終えるコツ
(2015年12月11日掲載)

一人暮らしでも効率的に! 大掃除を3時間で終えるコツ

【画像1】(写真/thinkstock)

リビングで1時間、バス・トイレで1時間、キッチンで1時間、など場所ごとにかける時間を決めておくことも大事です。無理をしないために30分もしくは1時間単位で区切るのがいいでしょう。1つの場所にのめりこむと時間があっという間に過ぎてしまいますので、アラームを設定するなどして、最初に設定した時間が経ったらひとまず終了し、次の掃除に取り掛かるようにします。掃除を忘れがちなのは、目線より上の「高い場所」

大掃除前にチェック! 掃除を“忘れがち”なトップ10はココ
(2015年12月4日掲載)

大掃除前にチェック! 掃除を“忘れがち”なトップ10はココ

【画像2】(写真/thinkstock)

普段は床を中心に掃除する方が多いので、つい目線より上の部分を見落としてしまいがちなんです。大掃除のときは、『高い場所』から優先的にチェックしていくと、掃除のし忘れがなくなると思いますよ。ラップ、キッチンペーパー、ドライヤーで油汚れを撃退!?

年末の大掃除! キッチンの油汚れを簡単・キレイに落とすコツ
(2014年12月19日掲載)

年末の大掃除!キッチンの油汚れを簡単・キレイに落とすコツ

【画像3】(写真/thinkstock)

漬け置きができなくとも、洗剤の反応を高めることはできます。おすすめの方法としては、油汚れのある場所に洗剤を吹きかけたキッチンペーパーを置き、その上にラップを貼ります。汚れがきついところは、さらにその上からドライヤーをあてるとさらに反応が早まります。暫くしたら剥がしてタオルで拭き取ればOKです。蛇口やお風呂場の鏡で気になるアレ、どうやって落とせばいい?

水まわりの大掃除! カビ・水垢をすっきり落とすコツ!
(2014年12月16日掲載)

水まわりの大掃除! カビ・水垢をすっきり落とすコツ

【画像4】(写真/thinkstock)

お風呂場の鏡などは、カビの上にシャンプーなどの石鹸カスが付着し、その上にまたカビが重なるなどしています。方法として、まず浴室用の洗剤をかけてブラシでよくこすり、一回タオルでキレイに拭き取った後にカビ除去剤などをかけると良いですよ。清潔なベッドで新年を迎えましょう!

ベッドマットレスは清潔ですか? 家庭でできる簡単なお手入れ方法
(2014年12月6日掲載)

ベッドマットレスは清潔ですか?家庭でできる簡単なお手入れ方法

【画像5】(写真/123RF.COM))

マットレスをメンテナンスするにあたり、まず何から始めるべき?

「念入りに掃除機をかけることからはじめましょう。最近はベッド専用の掃除機なども販売されていますが、丁寧に行えば一般家庭にある普通の掃除機でも十分だと考えています。シーツなどのカバーを外し、時間をかけて表裏や側面までしっかりと掃除機をかけましょう。縦方向にかけた後、横方向にもかけてください」

いざ大掃除!と意気込んでみても、どれぐらいの時間をかけて進めるべきか、どこを優先すべきか、どんな方法で掃除するのか、が分からないと非効率になってしまいます。気持ちよく新年を迎えられるように、大掃除の進め方を見直してみてはいかがでしょうか。

大掃除にも大活躍間違いなし!節約・時短になる家事のコツとは?

毎日繰り返し行う家事。細かいところまでやっていると時間がかかり、洗剤や雑巾などといった消耗品の費用も意外とかさむ。そんな悩みを解消するために、プロの裏技を参考にしてみてはどうだろう。家事代行サービスを運営する株式会社CaSy(カジー)は、家事代行キャストによる「家事の裏技選手権」を実施している。3回目となる今回のテーマは、「身近なものを利用した家事の裏技」。毎日の家事はもちろん、年末の大掃除にも活用できそうなノウハウがそろった。さっそくベスト3を確認していこう。CaSyの担当者に年末の大掃除に向けた掃除のコツも聞いたので、あわせて参考にして欲しい。

【第1位】ボディ用ナイロンタオルをスポンジ代わりに!【画像1】掃除するものに傷がつかず、コスパも優秀(画像提供/株式会社CaSy)

【画像1】掃除するものに傷がつかず、コスパも優秀(画像提供/株式会社CaSy)

ボディ用のナイロンタオルは、大切な体を洗うものなので、傷をつけにくい仕様になっている。そのため、シンクや浴槽などといった、あまり傷をつけたくない場所も安心して掃除ができるというメリットがある。また、泡立ちや水切れ、汚れ落ちもパーフェクト。掃除に使った後もすぐに乾くため、カビも生えにくく衛生的である。使用済みのものを再利用してもよし、100円ショップなどで購入するもよしと、コストパフォーマンスも優秀。

掃除をするときには、汚れが少ないところから汚れがひどいところといった順で行うのが基本。ボディ用ナイロンタオルを使って掃除をするときも同様だ。ボディ用ナイロンタオルや雑巾を無駄に消費しないためにも、「汚れの少ないところ→汚れがひどいところ」という順番は守りたい。

また、CaSy担当者によれば大掃除では「ドアスイッチや家電などの手あかがたまりやすい部分や機械の掃除も必要」とのこと。溝などの細かいところは、綿棒や先にティッシュをつけた楊枝で汚れを取り除くことができる。さらに、インターホンや郵便受けといったエクステリアの掃除も忘れずに行なおう。

さらに、忘れやすい盲点がスリッパの裏。汚れがついたままだと、せっかくきれいにした床もスリッパで汚れを広げてしまいかねない。スリッパの裏も、ボディ用ナイロンタオルで水拭きが効きそうだ。大掃除でスリッパの汚れを解消したい場合、新年を気持ち新たに迎えるために新しいスリッパに交換するのもオススメだ。

【第2位】ホコリ対策に!拭き掃除にリンスを活用【画像2】リンスには静電気防止効果がある(画像提供/株式会社CaSy)

【画像2】リンスには静電気防止効果がある(画像提供/株式会社CaSy)

ヘアケアに使うリンスだが、これには静電気防止効果がある。リンスをバケツの水に数滴加え、それで拭き掃除をすれば、棚や床などのホコリがたまりやすい場所でもホコリの蓄積を防ぐことができる。ホコリはぜんそくやアレルギーの原因にもなるので、健康を守るためにもリンス入りの水を利用して拭き掃除をするとよいだろう。

ホコリがたまりやすいところといえば、「冷蔵庫の上も、大掃除の際には忘れずに掃除して欲しい」とCaSyの担当者。調理時に舞った油がたまり、そこにホコリが降り積もって厄介な状態になっていることも多いそう。なかなか目に触れないこともあるが、年に一度ぐらいはピカピカにしておきたい。冷蔵庫の上にたまった汚れには、油汚れが含まれているため、酸性の油を中和できる、重曹スプレーなどのアルカリ性洗剤を利用して汚れを取るとよいとのことだ。

【第3位】冷凍庫に眠っているアレが大変身!?保冷材で消臭剤を手づくり【画像3】放置してしまいがちな保冷剤も(画像提供/株式会社CaSy)

【画像3】放置してしまいがちな保冷剤も(画像提供/株式会社CaSy)

ケーキなどの生菓子や生鮮食品についてきた保冷剤は、いつか使えると思って冷凍庫に保管するものの、入れっぱなしで放置されていることも多いはず。

保冷剤の中身は、実はにおいを吸着する成分でできている。保冷材の中身を空きビンなどに移し替えておくだけで、シューズボックスや冷蔵庫などといったにおいが気になりやすい場所で、消臭剤として活躍させられるのだ。また、オシャレなビンに入れたり、絵の具で色付けしたりすれば、素敵なインテリア小物に変身する。

今回、株式会社CaSyによって発表された家事の節約・時短裏技は、毎日の家事や、大掃除にもその効果を発揮するアイディアだった。さっそく家事にとり入れて、掃除にかかる時間や費用を大きく節約してはどうだろうか。

ニュース情報元:株式会社CaSy

1位は昔のアレ、大掃除中に見ると作業が止まってしまうもの、SUUMO調べ

(株)リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。今年も終わりに近づき、年末には「大掃除」を予定している人も多いはず。いつもと違う場所を掃除していると、普段目にしないものが出てきて手が止まってしまう、なんてことも。そこで今回は、「見始めてしまったために作業が止まってしまったもの」についてアンケートを行い、ランキングにまとめた。

【調査概要】
●調査実施時期:2017年10月4日~2017年10月5日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:416

【調査結果】
Q.大掃除、「これを見始めてしまったために作業が止まった」ものは?(複数回答可)
1位:昔の写真(卒業アルバム・家族のアルバムを除く)20.7%
2位:マンガ 16.8%
3位:家族のアルバム 13.5%
4位:過去の手紙や年賀状 13.2%
5位:卒業アルバム 10.6%
6位:昔使っていた携帯電話 4.6%
7位:卒業文集 4.1%
8位:子どもの工作 2.4%
9位:昔のテストの答案用紙 1.4%
10位:交換日記 1.2%
※上位10位まで表示

1位は「昔の写真(卒業アルバム・家族のアルバムを除く)」(20.7%)。「昔のよかったことを思い出す」「若かったころを思い出して笑ってしまう」など、自分の若かりしころを思い出すのはもちろん、「娘の小さいころの写真を見ると、手が止まる」「子どもやペットの写真を見ていると、懐かしくなって時間を忘れてしまう」など、家族やペットの写真で手が止まる人も多いようだ。

2位は「マンガ」(16.8%)。「捨てようと思ったが、見始めると面白いことが多い」「どんな話だっけ?から始まり全部読み返す」など、ちょっとめくってみたはずがどっぷりはまってしまう人が多く見られた。読みだすと止まらなくなるため、中を開いてはいけないもののひとつかもしれない。

3位は「家族のアルバム」(13.5%)。「子どもの小さいころの写真を見て、可愛くて懐かしくなって」という今の家族の写真を見て思い出に浸る人はもちろん、「どんなところへ連れて行ってもらっていたのかを見て、感謝の気持ちになった」など、自分が小さいころの家族写真で両親に思いをはせる人も。

4位は僅差で「過去の手紙や年賀状」(13.2%)。これは「処分するつもりで片付け始めたのに、読みふけってしまった」など、処分のつもりが読みふけり、「捨てようか捨てまいか、迷う」「捨て時が分からない」など、捨てるべきか取っておくべきか迷ってしまう人が多数いるようだ。

多くは懐かしくてつい時間を忘れて見入ってしまい、掃除という第一目的を忘れてしまう様子。年末はただでさえ時間がない時期。思い出に浸ってしまいそうなものを手にとるのは危険。時間を忘れて見入ってしまいそうなものは絶対に開かない!など、ルールを設けて大掃除を完了したい。掃除の行き届いたきれいな家で新しい1年を始めよう。

【主なコメント】
●昔の写真(卒業アルバム・家族のアルバムを除く):眺めているといろいろな思い出がよみがえるため。(31歳・男性)
●昔の写真(卒業アルバム・家族のアルバムを除く):どんどん出してしまってさらに散らかってしまう。(47歳・女性)
●マンガ:つい一巻から一気読みしてしまう。(25歳・女性)
●家族のアルバム:ちゃんと整理できていないので、やりたくなってしまう。(50歳・女性)
●過去の手紙や年賀状:旧姓の自分への旧姓の友人からの手紙には感慨がある。(55歳・女性)
●卒業アルバム:青春を感じるから。(21歳・男性)
●昔使っていた携帯電話:懐かしい写メをついつい見てしまう。(35歳・女性)
●卒業文集:みんなのを読んでしまった。(20歳・女性)
●子どもの工作:捨てていいものかどうか悩んでしまいます。(50歳・女性)
●昔のテストの答案用紙:今では解けると思い、問題を解いていたら時間が過ぎていた。(28歳・男性)
●交換日記:その時の思っていることなどが書いてあるのを見て、思い出に浸ってしまった。(26歳・女性)

「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。