ダイキン工業(株)はこのほど、首都圏在住の女性200人を対象に「冬場のエアコン暖房に関する女性のお悩み実態調査」を行った。調査期間は2018年11月16日(金)・17日(土)。調査方法はインターネット。それによると、冬場にエアコン使用で最も「困っている/気になる」ことは、「室内の空気が乾燥する」で約6割(60.5%)の女性が第1位に挙げている。他の項目(「電気代がかかる」(11.0%)、「足元が寒い」(10.5%))と比べても圧倒的に高くなっていることから、冬場のエアコン暖房における最大の困り事といえそうだ。
冬場の室内の乾燥対策については、最も多かったのは「肌に保湿クリームを塗る」で62.5%、次いで「加湿器を使う」53.0%、「洗濯物やタオルを部屋干しする」51.0%が続き、冬場の主たる乾燥対策となっている。年齢別で見ると50代女性は、他の年代と比べて「何もしていない」(18.0%)割合が高く、室内の空気の乾燥に無防備な状態の人も多いようだ。
自分がしている冬の室内における乾燥対策に対する満足度では、半数以上の約6割(55.8%)の女性が「満足していない」(「全く満足していない」(5%)+「あまり満足していない」(50.8%)の合計)と回答。室内の乾燥対策として何らかの策は講じているものの、有効な解決策には至っていない実態が浮かび上がる。
また、室内における乾燥対策の課題で最も多かったのは、「結露することがある」で51.5%。次いで「湿度を維持することが難しい」43.5%、「面倒くさい」39.5%と続く。室内の湿度を快適な状態に保つ湿度コントロールの難しさや、それに伴う手間(加湿器への給水や乾燥対策の準備等)が課題といえそうだ。
ニュース情報元:ダイキン工業(株)