(株)リクルート住まいカンパニー(東京都港区)はこのほど、不動産オーナーを対象にLGBTに対する意識調査を実施した。調査対象は30歳から69歳の男女。所有する賃貸用不動産の住戸数が4戸以上の方。2018年8月3日(金)~8月7日(火)の期間、インターネットで調査を実施。有効回答数は1,024人。
LGBTという言葉を聞いたことがありますか?では、「知っている・聞いたことがある」と答えた不動産オーナーは79.4%だった。年代別の認知度は、30代が89.1%と最も高く、年代が上がるにつれて認知が低くなる傾向。
入居希望者への対応として、男性同士の同性カップルの入居を過去に断った経験がある不動産オーナーは8.3%、女性同士の同性カップルの入居を過去に断った経験がある不動産オーナーは5.7%だった。
また、今後の入居希望者への対応意向としては、男性同士の同性カップルの入居希望に対して「特に気にせず入居を許可する」という回答は36.7%。女性同士の同性カップルの入居希望に対して「特に気にせず入居を許可する」という回答は39.3%。“男性同士、女性同士カップル”の入居希望と、“男子同士・女性同士ルームシェア”の入居希望への対応意向を比較すると、「特に気にせず入居を許可する」という回答率はほとんど変わらなかった。
LGBTに対する印象・意識については、「応援したい」という回答が37.0%。年代別では、30代オーナーが「当てはまる+やや当てはまる」合計で54.7%とトップで、若い年代ほど「応援したい」のスコアが高かった。
ニュース情報元:(株)リクルート住まいカンパニー