(株)リクルート住まいカンパニーは、このたび「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査」を行った。調査対象は1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)または2府1県(京都・大阪・兵庫)に在住の20~69歳の男女。有効回答数は1,039。それによると、デュアルライフ実施率は全国で1.3%。最も実施率が高い都府県をみると、関東では「東京都」で1.6%、関西では「京都府」で1.8%だった。また、デュアルライフの意向率は全国で14.0%。最も意向率が高い都府県は、関東では「東京都」で15.8%、関西では「大阪府」で14.9%だった。
実施者の属性を年代別でみると「20代」27.9%、「30代」29.1%、「40代」16.5%、「50代」13.1%、「60代」13.3%。20~30代で5割を超えている。家族構成では「単身」が15.0%、「既婚子なし」24.6%、「既婚子あり」40.6%、「その他同居」19.8%。「既婚子あり」が4割と一番高い。世帯年収では年収800万未満が5割を超えている。
デュアルライフ実施の理由として最も多いのは、「別荘として活用するため」で約3割(31.0%)。次いで「趣味を満喫するため」27.5%、「自然を感じられる環境で過ごすため」27.4%が続いた。実施前後での生活満足度の変化をみると、「満足度が上がった」は32.1%、「やや満足度が上がった」は46.2%。合わせて8割弱(78.3%)が満足度が向上している。
ニュース情報元:(株)リクルート住まい