(株)東急コミュニティーはこのたび、「家事代行サービス」に関する意識調査を実施した。調査期間は2017年5月12日~5月14日。調査対象は首都圏(1都3県)の分譲マンション居住者2,986名。それによると、家事代行サービスの利用率は、「実際に利用したことがある」は3%、「利用したことはないが今後利用してみたい」は17%だった。家事代行サービスの利用動機については、サービス利用経験者では「質の高い出来栄え期待」(38%)が最多で、「仕事が忙しい」(31%)、「時間がない」(31%)と続く。多忙を背景に質の高いサービスが期待できるなら利用したいというニーズがよみとれる。
家事代行サービスの中で、最も利用したいもの、あるいは最もよく利用したものはどれですか?では、「日常的な掃除」が41%で最多。衣・食・住の中でも料理や洗濯に比べ家事代行のメニューとしてニーズが高いことが分かる。サービス利用の際の重視点は、「仕事の出来栄え」(90%)に続き、「スタッフの人柄、信頼性」(88%)があがり、作業の質だけでなくスタッフの質もサービス利用検討時に大きなウエイトを占めていることが分かった。
家事代行サービスにニーズや期待がある一方で、実際のサービス利用経験者は3%。その理由ともなるサービス利用の不安点は、「どんなスタッフが来るのか分からない」(61%)、「他人を家に入れることに心理的抵抗がある」(56%)など。サービス利用未経験者は、経験者より多くの不安があることが分かった。
ニュース情報元:(株)東急コミュニティー