東海旅客鉄道(株)(JR東海)はこのほど、東京駅八重洲口における商業開発等の計画概要を公表した。同社は東京駅八重洲口の商業施設「東京駅一番街」において、八重洲北口付近に商業区画「TOKYO Me+(トウキョウミタス)」を設けている。八重洲周辺の再開発の進展、訪日外国人等の増加など、近年の環境の変化を捉え、商業区画の再開発を行うこととした。
八重洲北口エリアでは、商業区画を約2倍に拡充し、お土産店をリニューアルするとともにカフェ等を新設する計画。商業区画の面積は約900m2から約1,600m2となる。店舗の詳細については今後選定を行っていくが、話題や人気の商品等を取り揃えていく考え。
また八重洲南口エリアにおいては、現在のJR東海ツアーズ東京支店を八重洲北口エリアから南口エリアに移転し、旅行情報の発信、きっぷ・旅行商品の販売を行う予定。併せて八重洲中央南口改札と周辺店舗のレイアウトを変更し、きっぷうりば・新幹線改札・物販店をより利用しやすい配置とする。
2019年1月中旬に南口エリアより工事着手、2020年春頃に北口エリアの商業施設を営業開始する予定。
ニュース情報元:東海旅客鉄道(株)