マイボイスコム(株)(東京都千代田区)はこのほど、「住まいのアフターサービス」に関する調査を実施し、その結果を発表した。調査方法はインターネット。調査時期は2017年12月1日~5日。回答数は10,887件。それによると、今後家を購入する場合、建物について重視することは、「耐震性、耐火性」がトップで51.5%。次いで「断熱性・気密性・遮音性」(47.9%)、「配置(間取り)」(44.4%)、「通気性、換気、風通し」(40.1%)と続く。「防犯対策」は35.0%、「居住スペースの広さ」は33.3%、「アフターサービス、保証制度」は26.6%だった。
また、住まいに関するサポート・アフターサービスを利用したことがある人は4割強。内容は「住宅・設備の定期点検」が26.9%、「住宅・設備の修理・補修」が17.8%、「緊急時の対応・サポート」が11.4%となっている。利用経験者は「持ち家・集合住宅/新築」居住者で6割、「持ち家・一戸建て/注文住宅」「持ち家・集合住宅/中古」居住者で各5割。賃貸居住者では2~3割と低い。
住まいに関するサポートサービス利用経験者の満足度は、満足層(「満足」「やや満足」の合計)は5割強。持ち家・一戸建て居住者では、「旭化成ホームズ」「一条工務店」「大和ハウス工業」居住者で各8割。持ち家・集合住宅居住者では、「住友不動産」「大京」「三井不動産レジデンシャル」居住者で7~8割。賃貸居住者では、「UR都市機構」居住者で6割弱。
住まいのサポートサービスについての不満・要望としては、『アフターケアについてどういうものがあるのかがわからない。』(男性29歳)、『修繕する場合など、あらかじめ大まかな費用、相場がわかれば実施するしないの検討ができる。今すぐやる必要があるのか、優先度低くて先延ばしした方が妥当かなどわかると良い。』(男性54歳)、『調査・点検はサービス(無料)でも、修理・補修は有料で割高なので、他の業者に頼んだほうがいいと思った。』(女性60歳)、などがあった。
ニュース情報元:マイボイスコム(株)