年末大そうじ実施率、6年で約1割減少

花王(株)は、全国の20歳~69歳の既婚女性1,000名を対象に、「2017年の年末大掃除」に関する調査を行った。調査は2018年1月にインターネットで行ったもの。
それによると、2017年の年末大掃除実施率は58%。2011年に行った同調査(66%)に比べ9%減少した。また、年代別にみても、どの年代でも減少していることが分かった。

年末大掃除をしなかった理由は、「普段からこまめに掃除している」が33%、「年末は忙しくて時間がとれない」が32%。次いで、「年末大掃除をやるのは面倒」28%、「仕事が忙しかった」21%。有職女性をみると、「年末は忙しくて時間がとれない」(37%)、「仕事が忙しかった」(32%)が2大理由となっている。有職女性の増加にともない、忙しくて大掃除をする時間がないという実態が、大掃除実施率減少の背景の1つであるようだ。

また、年末大掃除は普段やらない場所まで掃除したいですか?では、「そう思う」が36%、「ややそう思う」が43%と、合わせて79%の方が「普段やらない場所まで掃除したい」と思っている。大掃除実施率は減少傾向ではあるが、年末の大掃除の必要性は多くの方が感じているようだ。

年末大掃除で知りたい情報としては、「効率よく行う時短大掃除の仕方」が52.8%でトップ。2位の「プロのお掃除並みにきれいになる大掃除の仕方」(44.1%)よりも、効率的に時短できれいにできる方法が求められている。

ニュース情報元:花王(株)