虎ノ門・麻布台地区の再開発事業が認定

国土交通省は7月26日、都市再生特別措置法の規定に基づき、民間都市再生事業計画「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を認定した。
同事業は本年7月2日付けで、虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が申請していたもの。事業区域は東京都港区虎ノ門五丁目18番3他。住宅、ホテル、オフィス、商業施設、教育施設(インターナショナルスクール)のほか、大規模な中央広場を一体的に整備することで、国際性豊かな複合市街地の形成を目指す。

また、街区再編に伴う大規模土地利用転換により、木造建物が密集した状態を解消し、人工地盤等の整備による地形の高低差の解消、地下鉄連絡広場、歩行者通路等を整備。災害対応力の強化と歩行者の回遊性向上を図る。

事業では、A街区に地下6階・地上65階、B-1街区に地下6階・地上64階、B-2街区に地下6階・地上53階など、7棟の複合ビルを建設する。施行期間は2019年8月1日~2023年3月31日の予定。

ニュース情報元:国土交通省

虎ノ門一・二丁目地区の再開発事業が認定

国土交通省は3月22日、都市再生特別措置法の規定に基づき、森ビル(株)が申請していた民間都市再生事業計画「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」について認定した。事業地は東京都港区虎ノ門一丁目208番1他。地下4階・地上49階の複合施設(事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点等)、地下3階・地上4階の店舗・駐車場、地下1階・地上12階の複合施設(事務所、店舗、住宅、子育て支援施設等)を建設する。

また、地下鉄日比谷線新駅の整備と一体となった立体的な駅広場や、新駅と周辺市街地を結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークの整備等により、交通結節機能を強化。帰宅困難者支援や自立・分散型エネルギーシステムの導入により、地域の防災機能も強化していく。

事業施行期間は、2019年10月1日~2023年2月28日の予定。

ニュース情報元:国土交通省

港区・虎ノ門に複合施設「神谷町トラストタワー」上棟

森トラスト(株)は、東京・港区で開発を推進している国家戦略特別区域特定事業「東京ワールドゲート」(街区名称)の核となる複合施設「神谷町トラストタワー」を2月2日(土)に上棟した。

同施設(旧建物名称「虎ノ門トラストタワー」から名称変更)は港区虎ノ門四丁目に立地。敷地面積16,210m2(約4,900坪)、延床面積195,190m2(約59,000坪)、地上38階・地下3階。オフィス、カンファレンス、レジデンス、ホテル、サービスアパートメント、ショップ&レストラン等からなる複合施設となる。

オフィスは様々な企業ニーズにフレキシブルに対応。超大型フロアプレート(約1,200坪)の無柱空間を有し、3階~16階には「クリエイティブフロア」も展開する。31階~36階には、マリオット・インターナショナルの最高級グレードであるラグジュアリー・ライフスタイルホテルブランド「EDITION」が日本初進出。

37階・38階はレジデンスで、最上階にホテルサービス付き最高級分譲レジデンスを配置する。その他、ラウンジ、ショップやレストラン、多言語ワンストップ医療機能、生活コンシェルジュ機能などを1階・2階に集約する。竣工は2020年3月の予定。

ニュース情報元:森トラスト(株)

超高層タワー「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」上棟

虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合が推進する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」が、このたび上棟した。竣工は2019年12月を予定している。
同ビルは「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の隣接地において、グローバルレベルの大規模オフィス、約6,300m2の商業施設を有する地上36階建ての超高層タワー。日比谷線虎ノ門新駅(仮称)や既存の銀座線虎ノ門駅とも連結する。

1階には、空港リムジンバスや都心と臨海部を結ぶBRT(バス高速輸送システム)も発着可能なバスターミナルを設置。4階には約3,000m2の「イノベーションセンター」を開設する。起業家や大企業のエグゼクティブが集うサロンやイノベーターを育成するイベントスペース等も設ける。

2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」のほか、今回上棟した「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と建設中の「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」、計画中の「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は、区域面積7.5ha、延床面積80万m2に拡大。約30万m2のオフィス、約720戸のレジデンス、約26,000m2の商業店舗、約15,000m2の緑地空間を備え、道路や鉄道などの交通インフラとも一体化した複合都市となる。

ニュース情報元:森ビル(株)

虎ノ門一・二丁目地区、再開発組合の設立認可

東京都はこのほど、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合の設立を認可した。
今回の組合設立認可により、地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備と一体となって、周辺の広場空間と立体的に連続する広場を整備し、交通結節機能強化とにぎわいの創出を図る。また、業務、商業、文化・交流機能や生活・業務支援機能などの多様な機能を導入するほか、防災対応力強化も行い、国際的なビジネス・交流拠点の形成を図る。

施行地区は港区虎ノ門一丁目及び虎ノ門二丁目各地内、約2.2ヘクタール。総事業費は約2,126億円。A-1街区(約236,420m2)に地上49階・地下4階、A-2街区(約8,780m2)に地上4階・地下3階、A-3街区(約7,900m2)に地上12階・地下1階の複合ビルを建設する。用途は事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、住宅など。

2019年3月に権利変換計画認可、同年10月に工事着手、2023年2月に建物竣工の予定。

ニュース情報元:東京都