(株)読売広告社都市生活研究所とR&D局は、このたび「都市生活者のワークスタイルと暮らしの変化 研究レポート」を作成した。2017年12月に行った調査から、フルタイムで働く20代~60代の男女1,998人の結果をもとに分析したもの。
それによると、テレワークを活用してオフィスに出勤しなくていい働き方をしたいと思いますか?では、フルタイムワーカーの24.3%が「5年後くらいまでにはテレワークを利用した働き方をしたい」と考えていることが分かった。「いつかはしたい」(29.7%)までを含めると半数以上にのぼる。「したくない(オフィス勤めでよい)」は45.7%だった。
また、テレワーク利用意向者は4つのタイプに分かれ、利用モチベーションも異なることが分かった。「ビジネス力向上志向タイプ」は、テレワーク活用でビジネスの生産性をあげたいと考えるタイプで17.5%。「プライベート充実志向タイプ」は、テレワーク活用でプライベートを充実させたいと考えるタイプで16.9%。ほかには、テレワーク活用が現状の不満低減に繋がると考える「現状改善志向タイプ」(21.1%)、テレワーク活用意向はあるが利用目的はまだ漠然としている「受動的受け入れタイプ」(44.5%)に分かれる。
テレワークを利用したいと思ったきっかけは、「ビジネス力向上志向タイプ」は、『通勤の分の時間が活用できる』や『自分のペース・自由な時間で仕事ができる』といった理由が多く、「プライベート充実志向タイプ」には、『通勤がないので身体が楽』『仕事と家庭の両立ができる/しやすくなる』が多い。また、『生活拠点を置く場所が都心に捉われず自由に考えられる』といった、暮らし方に関する回答も多かった。
ニュース情報元:(株)読売広告社