豊洲六丁目の民間都市再生事業計画が認定、オフィス・ホテルなど建設

国土交通省は2月26日、都市再生特別措置法の規定に基づき、民間都市再生事業計画「(仮称)豊洲六丁目4-2,3街区プロジェクト」について認定した。本年1月31日付けで清水建設(株)から申請のあったもの。事業区域は東京都江東区豊洲六丁目9番1の一部、24,453.77m2。ビジネスニーズに対応する大規模オフィスや、宿泊施設を計画。ゆりかもめ市場前駅と連携した交通広場と歩行者ネットワーク、水と緑を活かしたオープンスペースを形成し、魅力的な複合市街地を形成する。

建物はオフィス棟とホテル棟の2棟で構成される。オフィス棟は地上12階・塔屋1階、延べ面積87,688.25m2。ホテル棟は地上14階・塔屋1階、延べ面積30,910.00m2。施行期間は2019年2月4日~2021年8月31日の予定。

ニュース情報元:国土交通省

東京・豊洲市場隣接に大型複合施設

東京・豊洲で建設が進む、地上17階建て複合施設「(仮称)Dタワー豊洲」の概要が発表された。開発を進めるのは大和ハウス工業(株)だ。

同社は、都心部を中心に開発を行う高層建物「Dタワー」の第一弾として、「Dタワー西新宿」の建設を進めている。「(仮称)Dタワー豊洲」はその第二弾。東京ガス用地開発(株)が所有する開発用地を賃借して開発するもの。

施設は東京都江東区豊洲6丁目4-1B街区、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「市場前駅」より徒歩2分に立地。6階~16階には、スマートデバイスを活用し利便性を高めた宿泊施設「ホテルJALシティ東京 豊洲」(総客室数330室)が入居する。2階・3階には、(株)アシックスが運営するトレーニング施設「(仮称)アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ」が入る。標高2,000m級の高地に相当する低酸素のプールやランニングレーン、トレーニングジムを設けるという。

1階には、健康に配慮したレストラン、スポーツ関連商品を充実させたドラッグストアやコンビニエンスストアが入居。また、「自然の緑」「にぎわいの広場」「憩いの広場」「歩道状空地」といった4つのオープンスペースを創出する。レストランに面している「にぎわいの広場」は、テーブルやイスを並べ賑わいのあるスペースに、運河を望める「憩いの広場」は、帆布製の日除けやウッドデッキを設け、水辺を意識した空間にするという。

竣工は2019年7月31日、入居開始は同年8月1日の予定だ。

ニュース情報元:大和ハウス工業(株)