大阪梅田ツインタワーズ・サウス、II期部分を着工

阪神電気鉄道(株)と阪急電鉄(株)は、6月1日(土)より「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」II期部分の新築工事に着手した。同事業は、大阪市北区梅田1丁目に整備中の地下3階・地上38階の超高層複合ビル。「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」間の道路上空を活用した建替と、周辺公共施設の整備を一体的に行うことで、都市機能の高度化や防災機能を強化し、質の高いまちづくりを目指している。I期部分は2018年4月27日に竣工、同年6月1日から「阪神百貨店(阪神梅田本店)」が部分開業した。

今回着工したII期部分では、2021年秋に全面開業する予定の百貨店ゾーンや、1フロア当たりの貸室面積が西日本最大規模(約3,500m2)となるオフィスゾーン(地上11階~38階)のほか、大小2つのホールを備えるカンファレンスゾーンを整備する。

新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、解体工事前と同規模(延床面積約100,000m2)で、フロア数は11層(地下2階から地上9階まで)を計画。店舗づくりにおいては、品揃えの充実を図り快適な売場環境を整備、様々なイベントを通じてライフスタイルの提案を行っていく施設を目指す。なお、全体開業は2022年春の予定。

ニュース情報元:阪神電気鉄道(株)

京都・洛西口の高架下複合施設、10月22日に第1期グランドオープン

阪急電鉄と京都市が開発を進める複合施設「TauT(トート)阪急洛西口」の第1期エリア(洛西口駅付近)が、10月22日(月)にグランドオープンする。

「TauT 阪急洛西口」は京都市西京区川島六ノ坪町に立地。阪急京都線・洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)により生み出された総延長約1km、面積約11,200m2の高架下空間。第1期エリアは「地域の魅力を再発見するエリア」と位置付け、地元京都で人気の店舗や地元企業による店舗を中心に誘致した。

京都・大阪・滋賀に13店舗を展開、魚食文化の本質的価値を提唱する老舗鮮魚店の新ブランド「uroco by 西浅」、長岡京市に本店を構える天然酵母パンの名店「BAKEHOUSE Mere(ベークハウス メール)」、世界大会で活躍するバリスタ・大西剛氏のお店「Latteart Junkies Roastingshop(ラテアート ジャンキーズ ロースティングショップ)」などがオープンする。

全体開業は2020年の予定。

ニュース情報元:阪急電鉄