広島駅ビル「ASSE」建替え、新駅ビルは2025年春開業

西日本旅客鉄道(株)は、JR西日本不動産開発(株)、中国SC開発(株)及び(株)ジェイアール西日本ホテル開発と共に、広島駅ビルの建替え計画を推進していくと発表した。同事業は、2014年9月に広島市が策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて検討してきたもの。新駅ビルは地上20階・地下1階とし、商業・ホテル・駐車場を導入。広島に新たな賑わいや交流を創出する施設を目指す。

商業として、店舗面積約25,000m2のショッピングセンターおよびシネマコンプレックスを計画。高層階には、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」(400室規模)を配置。駅北の「ホテルグランヴィア広島」とあわせ、国内外からの多様なニーズに対応していく。ホテルの事業主体は(株)ジェイアール西日本ホテル開発、運営は(株)ホテルグランヴィア広島を予定している。

なお、1965年の開業以来、50年以上にわたり運営してきた現駅ビル「ASSE(アッセ)」は、2020年3月末に閉館。2020年4月に建替え工事に着手し、2025年春に新駅ビルを開業予定。

ニュース情報元:西日本旅客鉄道(株)

東急祐天寺駅ビル、10月1日開業

東京急行電鉄(株)(東急電鉄)は、東急祐天寺駅ビルを、2018年10月1日(月)に開業すると発表した。

同施設は、東横線「祐天寺駅」高架下と隣接敷地に開業するもの。1階は7店が出店する商業施設「エトモ祐天寺」、2階は(株)キッズベースキャンプが運営する企業主導型保育園「KBCほいくえん祐天寺」、3階から6階は(株)リアルゲイトが運営するスモールオフィス「Pointline」で構成。東急グループ初となる「保育園連携型のオフィス」となる。

「祐天寺駅」は、「渋谷駅」から各駅停車で3駅約7分と交通利便性が高い立地でありながら、商店街や公園、個性的な物販店、飲食店などが点在し、住宅地として人気を集めるエリア。同施設は、このエリアならではの職住近接を提案することで、育児と仕事の両立の可能性を広げる。

スモールオフィス「Pointline」の入居者は、2階の「KBCほいくえん祐天寺」に優先的に子どもを預けることができる。書籍を自由に読むことが出来るシェアラウンジは、オフィス入居者以外の保育園児の保護者もワーキングスペースとして利用できる。オフィス入居者と園児をかけ合わせるようなイベントなども定期的に開催していくという。

ニュース情報元:東京急行電鉄(株)