(株)DeNAトラベル(東京都新宿区)は、10代~70代の男女915名を対象に「家事の分担」に関する調査を行った。調査期間は2018年2月15日(木)~2月18日(日)。調査方法はインターネット。あなたは家事をやっている、あるいは手伝っていますか?では、女性は「やっている」が89.6%と圧倒的にやっている人が多かった。男性も「やっている」(37.7%)、「少しやっている」(37.3%)を合わせると7割を超えたが、まだまだ家事については女性の負担が大きいようだ。
パートナーは家事をやってくれる、あるいは手伝ってくれますか?では、男性は「やってくれる」が88.0%。しかし、女性の「やってくれる」は26.8%と男性との回答とに差がつく結果に。男性が家事をやっていると思っていても、女性はやっていないと思っているという認識の差があるようだ。
あなたがやっている家事を何ですか?(複数回答可)では、男性のベスト3は「ゴミ出し」(69.8%)、「食器洗い」(61.0%)、「掃除(風呂)」(59.4%)だった。一方、女性のベスト3は「料理」(93.5%)、「洗濯」(93.3%)、「買い物」(92.4%)。男性のやっている率が低い家事ほど女性がやっている率が高い傾向にあり、男女で役割分担をして家事をしている家庭が多いようだ。
パートナーにやって欲しい家事は何ですか?(複数回答可)では、男性のトップ3は「料理」(47.9%)、「掃除(部屋)」(39.8%)、「洗濯」(37.5%)となっており、男性がやっている率が低い家事が上位に挙がった。女性のトップ3は「ゴミ出し」(59.1%)、「掃除(風呂)」(54.5%)、「食器洗い」(45.5%)となり、「料理」「裁縫」など技術が必要なものというよりはパっと手伝える項目が上位に来ている。
パートナーの家事に対する満足度を100点満点で評価すると?では、全体の平均は65.4点。男女で分けると大きく差が開き、男性が79.0点なのに対し、女性は48.8点と低い評価となっている。まだまだ男性の家事への貢献度が足りていないようだ。
ニュース情報元:(株)DeNAトラベル