首都圏の単身生活者、「持ち家」志向は約7割

(株)FJネクストは、首都圏の単身生活者を対象に「ひとり暮らしの“モノ持ちと節約”意識」アンケートを行った。調査は2019年2月22日~24日、インターネットで実施。首都圏在住で、ワンルームに住む独身・ひとり暮らしの20代・30代男女計400人に行った。モノを持つ生活、持たない生活のどちらを志向していますか?では、“モノを持つ”派(「持つ生活」19.8%+「どちらかといえば持つ生活」35.0%)が過半数の54.8%。ただし、“持たない”派(「どちらかといえば持たない生活」34.3%+「持たない生活」11.0%)も4割超(45.3%)で、両者の差は10ポイント弱とほぼ半々に分かれたといえる。

将来、自分の家(集合住宅、一戸建)、自分の車を持ちたいとお考えですか?では、家については「持ちたい」が67.8%、「すでに所有している」が1.5%と、“持ち家志向”の人は約7割(69.3%)だった。男女別でも同様の傾向がみられた。一方、車については「持ちたい」(48.5%)、「持ちたくない」(43.8%)が拮抗。「持ちたい」は半数に届かず、昨今の“若者の車離れ”をある程度裏付ける結果となった。

普段から節約・倹約を意識していますか?では、「とても意識している」31.5%、「ある程度意識している」50.0%を合わせて約8割(81.5%)が節約・倹約を普段から意識している。費用面で実際に心掛けている節約・倹約トップ5は「食費」(70.9%)、「外食代」(53.4%)、「飲み代」(41.4%)、「電気代」(36.8%)、「衣類代」(35.0%)で、飲食に関するものが上位となった。

節約・倹約のために実践している生活行動は、「自炊する」がトップで61.0%。「クーポン・割引券を使用する」(54.3%)、「衝動買いをしない」(51.5%)、「モノを大切に扱う」(42.0%)、「家計簿をつける」(40.2%)が続いた。

ニュース情報元:(株)FJネクスト

平成生まれの独身者、今後も「おひとり様生活を続けたい」47.6%

(株)FJネクストはこのほど、ひとり暮らしをしている平成生まれの独身者を対象に、「おひとり様生活」に関するアンケート調査を実施した。調査は平成30年11月15日~18日にインターネットで実施。20代男女400人から回答を得た。
それによると、おひとり様生活のメリットは、「時間を自由に使える」が最多で73.5%。次いで「他人に干渉されない」が62.3%。自由で気ままな生活に喜びを感じている結果となった。一方デメリットは、「食生活が乱れる」が最多で44.0%。「人と話をしなくなる」24.5%、「特にない」17.5%が続く。メリットと違い、デメリットは人それぞれのようだ。

独身・一人暮らしの生活を楽しんでいますか?では、全体では「大いに楽しんでいる」(43.5%)、「ある程度楽しんでいる」(44.8%)を合わせた“楽しんでいる”との回答が約9割(88.3%)となった。男女別でみると、男性の方が「大いに楽しんでいる」の割合がやや高く、男性46.0%、女性41.0%となっている。

今後もおひとり様生活を続けたいですか?では、「続けたい」(「一生続けたい」+「できれば長く続けたい」)が47.6%、「続けたくない」(「あまり続けたくない」+「すぐにでもやめたい」)が52.6%で、「続けたくない」がわずかに上回った。

それぞれの理由を見ると、「続けたい」人は、「楽しいから」「楽だから」「気楽」「自由に生きたい」「時間を自由に使えるから」など、「楽」を挙げる人、「自由」を挙げる人が多く、回答者の4割強(45.7%)を占めた。一方、「続けたくない」人は、「結婚したい」を理由に挙げる人が多く、これと関連する「家庭を持ちたい」「子どもが欲しい」「一生独身はいや」も合わせると、「結婚」を意識している人が回答者全体の4割(40.0%)を占めている。

ニュース情報元:(株)FJネクスト

ひとり住まいの部屋探し、見学数は「3部屋」がトップ

(株)FJネクスト(東京都新宿区)は、引っ越しにまつわる様々な行動や意識について調査し、その結果を発表した。
対象は、1人暮らしを始めてから1回以上引っ越し経験のあるワンルーム単身入居者。調査期間は2018年2月16日~19日。調査方法はインターネット。回答数は400人。

引っ越し先の部屋を決めるまでに、何社ぐらいの不動産業者の実店舗を回りますか?では、全体では「1社」(34.5%)がトップ、次いで「2社」(27.0%)と、上位2つで約6割(61.5%)を占めた。「3社以上」(「3社」「4社」「5社以上」の合計)は2割程度(23.8%)に留まった。一方、店舗には行かない「0社」という回答が14.8%あった。知人・友人からの紹介のほか、近年ではインターネット上の不動産情報サイトが充実しており、部屋探しの重要な手段となっていることが伺える。

引っ越し先の部屋を決めるまでに、実際に何部屋見ますか?では、全体では「3部屋」(28.0%)が最も多く、次いで「5部屋」(18.0%)、「2部屋」(14.5%)の順。「1~3部屋」の合計は過半数(51.0%)に達し、「1~5部屋」の合計は8割(80.3%)を超えている。全体の平均値は「3.56部屋」で、3部屋前後を見て決定するというのが平均的な行動と言えそうだ。

一人暮らしを始めたとき、部屋を決める際に親の承認を得ましたか?では、親の承認を得た人は全体では約7割(70.8%)と多数派。男女別では、「得た」との回答は男性が約3人に1人(67.0%)であるのに対し、女性は約4人に3人(74.5%)で、女性の方が親の承認を「得た」人が多い傾向にある。

部屋を決める際、重視するポイントは何ですか?(複数回答)では、全体では「家賃」(74.8%)が断然のトップ。次に多かったのは「駅からの距離」(45.3%)で、「部屋の広さ」(41.5%)、「部屋の設備」(40.5%)を上回った。男女別では、両者トップの「家賃」の他に、男性は「部屋の広さ」(46.0%)、「部屋の設備」(42.0%)といった部屋そのものを重視するのに対し、女性は「駅からの距離」(50.0%)、「周囲の環境」(22.5%)、「セキュリティ」(24.0%)といった立地や環境面にも気を配る傾向がみられた。

ニュース情報元:(株)FJネクスト

部屋を決める際「家賃重視派」は約7割、FJネクスト調べ

(株)FJネクスト(東京都新宿区)は、首都圏の独身ワンルーム単身入居者400人を対象に、防犯(セキュリティー)、防災など、“安心・安全”に対する意識をテーマにアンケートを実施した。調査期間は2017年10月13日~15日。調査方法はインターネット。
部屋を決める際に、家賃とセキュリティーのどちらを重視しますか?では、全体では「どちらかといえば家賃重視」が約半数の46.3%でトップ。「家賃重視」24.3%と合わせて“家賃重視派”は約7割(70.6%)を占めた。男女別では、男性は“家賃重視派”が約8割(79.5%)を占めているのに対し、女性は約6割(61.5%)と低く、男性よりも女性の方が“セキュリティー重視派”が多い傾向。

また、ひとり住まいの部屋に欠かせないセキュリティー設備のトップ3は、「モニター付きインターホン」(55.5%)、「ドアチェーン」(47.3%)、「オートロック」(46.5%)の順。4位は「ドアスコープ」で、“訪問者の顔”を確認できる設備が上位にランクインしている。

あなたは防犯グッズを持っていますか?では、全体では「持っていない」が86.0%を占め、所持率は低いことがわかった。持っているものとしては「防犯ブザー」(10.3%)や「笛」(3.5%)で、購入しやすいものでも所持率はわずかだった。男女別でも、男女共に「持っていない」は86.0%だった。

防災対策として行っていることは何ですか?では、「飲料水の備蓄」(34.0%)、「食料品の備蓄」(29.8%)が上位で、被災した時には“水”と“食べ物”が大事と考えている。避難時に必要な「非常用持ち出し袋の用意」は、大きな災害が発生するたびに重要性が指摘されるが、実行者は15.3%とわずか。また、「家具などの転倒防止」(9.3%)も低い数字だった。

ニュース情報元:(株)FJネクスト