家づくりで「パートナーにイライラしたことがある」63%

Houzz Japan(株)(東京都渋谷区)はこのたび、22日の「夫婦の日」を前に、「家づくりとパートナーとの関係性調査」を実施した。この調査は、住まいのコミュニティサイト「Houzz」に登録している国内のユーザーを対象に、2018年6月11日~2018年7月2日の期間に行ったもの。有効回答数は1,451名。

円満な関係に住まいの快適さは影響していると思いますか?では、96%もの回答者が円満な関係に「住まいの快適さが影響している」、76%の回答者が現在のパートナーとの関係を「円満」と答えている。また、円満な関係を構築するための秘訣トップは「コミュニケーション」(70%)、次いで「パーソナルスペース」(12%)、「スキンシップ」(9%)、「パートナーと家事の役割分担」(9%)と答えた。

72%の回答者が、パートナーとの家づくりを「楽しい」と答えた一方、「家づくりの過程で、パートナーにイライラしたことがある」と回答した人は63%いた。イライラの原因のうち、もっとも多かった回答は「パートナーとの趣味が違った」(23%)、次いで「パートナーに自分の理想を説明・理解してもらえなかった」(21%)だった。

さらに、9%の回答者が、「家づくりの過程で別れ・別居・離婚を考えた」と回答した。「考え方の違いや感覚の違いから意見がぶつかることが多く、『離婚』という言葉まででるほどの喧嘩をした」や、「家づくりの後、離婚前提で別居することになった」など、家づくりが原因で実際にパートナーとの絆が壊れてしまった回答者もいた。

家づくりを経験した回答者が、今後家づくりをする際に実施したいこととしては、「リサーチをしっかり行う」(51%)、「自分のアイデアをパートナーともっと共有する」(42%)、「もっと経験者にアドバイスをもらう」(30%)、「任せられることは専門家に頼む」(27%)、「予算変更を加味して計画を立てる」(22%)などだった。

ニュース情報元:Houzz Japan(株)

キッチンリフォーム平均費用は79万6,700円、Houzz Japan調べ

Houzz Japan(株)(東京都渋谷区)は、このほど「2018年版 Houzz キッチン市場調査(日本)」の結果を発表した。対象は過去1年間にキッチンのリフォーム・リノベーションを行った、または現在進行中・今後3ヶ月の間に行う予定の298名。それによると、キッチンをリフォーム・リノベーションした主な理由は、「キッチンの老朽化により、安全面・衛生面で不安になった」(35%)がもっとも多かった。次いで、「最近家を購入し、自分好みにアレンジしたかった 」(32%)、「家族構成やライフスタイルの変化に合わせて」(28%)、「以前のキッチンが気に入らなくなった」(21%)、「ずっと改修したいと思っていて、やっと予算を確保できた」(20%)が続く。

また、リフォーム・リノベーションをしたホームオーナーのうち、52%がレイアウトを変更している。新しいキッチンのレイアウトでもっとも人気があったのは、I型(45%)、続いてII型(29%)、ペニンシュラ型(16%)。34歳以下のホームオーナーにはII型(35%)が人気の一方で、35歳~54歳(47%)と55歳以上(43%)のホームオーナーにはI型が支持されている。

キッチンのリフォーム・リノベーションの平均費用は79万6,700円。しかし、キッチンの広さによって異なり、8m2以上のキッチンの平均費用は71万7,600円、8m2以下のキッチンの平均費用は87万1,400円だった。年齢層別にみると、55歳以上の年齢層ではその金額が跳ね上がり、平均費用は135万4,300円で、35歳未満の平均費用42万5,700円と比べると3倍を超える金額だった。

ニュース情報元:Houzz Japan(株)