広島駅ビル「ASSE」建替え、新駅ビルは2025年春開業

西日本旅客鉄道(株)は、JR西日本不動産開発(株)、中国SC開発(株)及び(株)ジェイアール西日本ホテル開発と共に、広島駅ビルの建替え計画を推進していくと発表した。同事業は、2014年9月に広島市が策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて検討してきたもの。新駅ビルは地上20階・地下1階とし、商業・ホテル・駐車場を導入。広島に新たな賑わいや交流を創出する施設を目指す。

商業として、店舗面積約25,000m2のショッピングセンターおよびシネマコンプレックスを計画。高層階には、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」(400室規模)を配置。駅北の「ホテルグランヴィア広島」とあわせ、国内外からの多様なニーズに対応していく。ホテルの事業主体は(株)ジェイアール西日本ホテル開発、運営は(株)ホテルグランヴィア広島を予定している。

なお、1965年の開業以来、50年以上にわたり運営してきた現駅ビル「ASSE(アッセ)」は、2020年3月末に閉館。2020年4月に建替え工事に着手し、2025年春に新駅ビルを開業予定。

ニュース情報元:西日本旅客鉄道(株)

大阪・吹田市の健康医療都市に商業施設、11月17日グランドオープン

JR西日本グループが開発を推進してきた商業施設「VIERRA岸辺健都」が、11月17日(土)、北大阪健康医療都市(愛称:健都)にグランドオープンする。健都では、国内外の健康寿命の延伸をリードするモデル都市となることを目指している。「VIERRA岸辺健都」は健都の中核施設となるもの。健康・医療のまちづくりに即した「健康増進機能」と地域の方々のための「生活利便機能」をコンセプトとしており、特に健康増進機能に資する店舗構成にこだわった。

施設は大阪府吹田市岸部新町5番45号に立地。鉄骨造地上9階。店舗数30店舗。2Fには商業施設内では全国初の「かるしお認定定食」を提供できる健康食レストランを導入。かるしおとは、国立循環器病研究センターが推奨する「塩をかるく使って美味しさを引き出す」減塩の新しい考え方。彩り豊かな野菜をたくさん使ったメニューなど、ヘルシーをテーマにした様々な料理が楽しめる。

5Fにはフィットネスクラブ「グンゼスポーツ吹田健都」や地域の健康づくりに貢献するデイサービスを設置する。9Fにはおもてなしホテル「カンデオホテルズ大阪岸辺」が入居。カゴメ(株)と共同開発した、1日に必要な野菜の1/2相当量を使用したビュッフェ朝食「朝ベジスタイル」を提供する。

また、「VIERRA岸辺健都」では、健康への関心が薄れてしまっている方に対し、買い物の合間や通勤のスキマ時間などに受診できる無料健康チェックを提供していくという。

ニュース情報元:西日本旅客鉄道(株)