会社員だけど毎日サーフィンする暮らし。ワーケーションで“プチ欝”脱出 私のクラシゴト改革6

メルカリでプロダクトマネジャーとして働くEさんは、現在25歳。コロナ禍をきっかけに、知人とともに神奈川県小田原市や長崎県・五島列島でのワーケーションに挑戦した。趣味のサーフィンを楽しみつつ、今までどおり仕事もするという暮らしを経験したEさんが学んだこととは?連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。鎌倉、小田原、五島列島。住む場所を変えて「コロナ鬱」を克服

東京都内に住み、都内の職場に出勤していたEさん。コロナ禍の広がりにより、2月末から自宅でテレワークを始めたものの、程なくして「プチ鬱」のような状態になってしまったという。

「生活圏が自宅から半径500m以内になり、アウトドア好きな自分にはかなりきつかったです。また、毎日誰とも会わずに生活するようになってから、会社で人と会っていたのは、自分にとって大事な時間だったんだと気づかされました」

会社のメンバーとはオンライン会議で頻繁に話していたものの、Eさんの会社では、他者の時間を重んじているため、なかなか雑談がしづらかった。今までは職場で自然と行われていた雑談の機会がゼロになってしまったことも、メンタルの落ち込みに拍車をかけた。

環境を変える必要性を感じたEさんは、3月に鎌倉の実家に帰省。趣味のサーフィンをする生活を始めることを思い立った。

(写真提供/Eさん)

(写真提供/Eさん)

(写真提供/Eさん)

(写真提供/Eさん)

「毎朝サーフィンをしてから、仕事を始めるようにしました。体を動かすので健康になりましたし、仕事への士気も高まりました。自分の一番好きな趣味を毎朝できるのは、すごく幸せでしたね」(Eさん)

健康的な暮らしで心身ともに調子を整えたEさんは、5月に入ると、民泊サービスAirbnbで見つけた小田原の一軒家で、2カ月間のワーケーションに挑戦する。かつての自分と同じように、家にこもって仕事をしていた同僚らに声をかけ、生活を共にした。

「一緒に暮らす人がいたことによって、生活にメリハリが生まれました。みんな普段はかなり遅くまで働いてしまうタイプなんですが、平日の夜は早めに切り上げて食事をしたり、週末も予定を立てて一緒に出かけたりして。ダラダラと仕事ばかりしてしまうことはなかったですね」

Eさんの“新しい暮らし”への試行錯誤はまだ続く。7月からは会社の先輩や同期を誘い、さらに遠方でのワーケーションを企画した。サブスプリクション住居サービスのHafHを利用して物件を選定し、大自然の中、五島列島のシェアハウスで2カ月間暮らすことに。今回は、HafH会員の初対面の3人とも同じシェアハウスで過ごすことになった。

「初対面の方たちとも、一緒にご飯を食べたり、週末に外出をしたりして過ごしました。動画編集の仕事をしているフリーランスの人もいて。会社員の自分たちとは全然違う働き方をしているんだと知り、とても新鮮でした」

五島では、海でスノーケルや海水浴を楽しんだ(写真提供/Eさん)

五島では、海でスノーケルや海水浴を楽しんだ(写真提供/Eさん)

そして10月に入り、再び東京の自宅に戻ってきたEさん。サーフィンも仕事もする生活を経験した今、ワーケーションのメリットは「自分が好きなことや、大切にしているものの近くで、今までと変わらず仕事に打ち込めること」だと話す。

今後については、サーフィンができる暮らしを続けるべく、東京から湘南エリアへの移住を計画中だ。今まではテレワークを続行するか否かなどの会社の方針が固まっていなかったために、単発的なワーケーションを繰り返していたものの、最近ようやく「月1回出社推奨」という方針が決まり、新しい暮らし方の見通しを立てられたという。

Eさんは、今年さまざまな暮らし方を試せたのは、会社のカルチャーによる面も大きかったと振り返る。

「今年、ワーケーション先で出会った人の中には、会社に隠れてこっそりワーケーションしている人もいて、息苦しそうでした。自分の場合は『こういう生活をやってみたいんです』と言うと、会社のメンバーが『いいね!』と後押ししてくれたのがありがたかったです」

ワーケーションの壁「時間・距離」をどう克服する?

働きながらサーフィンのできる生活を経験したEさんは、東京から離れて働く上で、課題に感じたことが2つあったと話す。

五島のシェアハウスで同僚と共同生活。写真は一緒に朝食をつくっている様子(写真提供/Eさん)

五島のシェアハウスで同僚と共同生活。写真は一緒に朝食をつくっている様子(写真提供/Eさん)

1つ目は、時間の使い方に関する問題だ。サーフィンをしている間や、その移動時間は仕事ができないため、仕事で関わるメンバーなど周囲に迷惑をかけない工夫が求められる。

「五島列島にいたときは、夕方に来るいい波に乗ってサーフィンをするために、17時には一旦仕事を終えて海に向かうようにしていました。ただ、まだほとんどのメンバーが働いているので、そのあと自分への確認事項が発生して業務が滞ってしまうことのないように、人とのやりとりが発生する仕事はできるだけ日中に済ませるようにしました。サーフィンをするからといって、仕事で手は抜きたくはありません。今まで通りのアウトプットを出すために、時間の使い方はかなり意識しました」

2つ目は、五島列島で感じた「ユーザーとの距離」に関する問題だ。Eさんが開発に携わっているWEBサービスは全国に展開されているものの、五島列島にはそのサービスを導入している店舗は見当たらなかった。Eさんの業務に直接影響があったわけではないが、自分たちのサービスが目に入らなくなったことで、店舗でのカスタマーの行動観察ができなくなってしまったという。

この問題については、解決策はないものの、「自分たちのサービスを地域に浸透させるにはどうしたらいいかと考えるきっかけになりました」と、Eさんは前向きに捉えている。

長崎の古民家で、同僚と一緒にワーケーション(写真提供/Eさん)

長崎の古民家で、同僚と一緒にワーケーション(写真提供/Eさん)

「どこで暮らすか」だけでなく、「誰と暮らすか」が大事

東京を離れる上でいくつかのハードルはあったものの、Eさんは「『もはや東京で暮らす必要はない』と実感した」と話す。

「地方で暮らしてみて、自分は東京に住んでいること自体を幸せに感じているわけではないんだなと気づきました。例えば、大衆居酒屋とか、クラブとか、バーとか、そういう東京らしい場所で遊びたい欲求は、今はまったくありません。さらに地方を巡ると、東京はいかに家賃が高いかを思い知らされました」

五島のシェアハウスにて。同居人と東京から遊びにきた友人たちと一緒にタコスづくり(写真提供/Eさん)

五島のシェアハウスにて。同居人と東京から遊びにきた友人たちと一緒にタコスづくり(写真提供/Eさん)

会社に通勤しなくて良いのなら、東京に住み続ける必要はない。頭では分かっていたことでも、実際にワーケーションを体験したことで、Eさんはその理由をはっきりと認識した。

最後に、地方でテレワークをする上で1つ大切なポイントがあると、Eさんは付け加えた。

「五島列島に住んでいたときに、一緒に住んでいた人が仕事の都合で先に帰ってしまい、自分一人になった時期があったんです。そのときはさすがに寂しくて。五島列島は確かに自然は豊かですし、景色は綺麗です。サーフィンはできるし、仕事にも集中して取り組める。でも、そういう環境があるだけで幸せになれるわけではありません。どこに住んでいたとしても、大事なのは一緒にいる人です。自分がワーケーションを楽しめたのは、気の置けない仲間がいたからだと、気づかされました」

大事なのは「どこで暮らすか」だけでなく、「誰と暮らすか」。サーフィンを楽しむためにワーケーションに挑戦したEさんが知ったのは、好きなことを毎日できる幸せと、同じ場所で過ごす人がいることの大切さだった。

王道の中にある個性

所在地:杉並区天沼
15万3,000円 / 40.23平米
中央線・丸ノ内線「荻窪」駅 徒歩1分

一見、何ら変哲のないリノベーションの内装ですが、その中でも細部へのこだわりや個性が垣間見える部屋のご紹介です。



人目に付きにくいトイレを含む、ほぼ全ての室内箇所を白塗装で仕上げた天井や壁。無垢フローリングの床に、天井のライティングレール。王道の組み合わせは、やっぱりいい塩梅です ... 続き>>>.
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「東京駅」まで60分以内、新築・中古の一戸建て価格相場が安い駅ランキング 2020年版

期せずして「新しい日常」を送ることになったことで、人々の仕事や暮らしに対する意識も変化が起きている。「おうち時間」を大事にする人が増えた結果、小麦粉不足が起きるほどパンづくりが人気を集めたり、自宅でキャンプを楽しむ「家キャン」が流行したり……。住宅業界においては、購入する物件タイプとして少し都心からは遠くても一戸建てを希望する人が増えている様子。そこで今回は、東京駅まで60分圏内にある一戸建ての価格相場が安い駅を調査! 築1年未満の「新築編」と築1年以上・築15年未満の「中古編」、それぞれの価格相場が安い駅TOP10を紹介しよう。●東京駅まで60分以内の価格相場が安い駅TOP10
【新築一戸建て編】
順位/駅名/価格相場/土地面積中央値/建物面積中央値
(沿線/所在地/新橋駅までの所要時間/乗り換え回数)
1位 龍ケ崎市 2080万円 土地174.03平米 建物100.43平米
(JR常磐線/茨城県龍ケ崎市/55分/0回)
2位 取手 2174.5万円 土地154.12平米 建物102.47平米
(JR常磐線/茨城県取手市/47分/0回)
3位 六実 2285万円 土地120.04平米 建物98.89平米
(東武野田線/千葉県松戸市/49分/1回)
4位 運河 2390万円 土地135.05平米 建物102.87平米
(東武野田線/千葉県流山市/55分/2回)
5位 二和向台 2580万円 土地132.05平米 建物98.64平米
(新京成線/千葉県船橋市/55分/1回)
5位 東我孫子 2580万円 土地141.87平米 建物102.87平米
(JR成田線/千葉県我孫子市/52分/1回)
7位 滝不動 2585万円 土地110.33平米 建物98.54平米
(新京成線/千葉県船橋市/50分/1回)
8位 高柳 2680万円 土地120.37平米 建物99.14平米
(東武野田線/千葉県柏市/47分/1回)
9位 三咲 2690万円 土地139.71平米 建物102.67平米
(新京成線/千葉県船橋市/53分/1回)
10位 実籾 2750万円 土地116平米 建物99.37平米
(京成本線/千葉県習志野市/50分/2回)

【中古一戸建て(築1年以上、15年以内)編】
順位/駅名/価格相場/土地面積中央値/建物面積中央値
(沿線/所在地/新橋駅までの所要時間/乗り換え回数)
1位 高柳 2230万円 土地130.95平米 建物101.02平米
(東武野田線/千葉県柏市/47分/1回)
2位 せんげん台 2380万円 土地100.18平米 建物93.98平米
(東武伊勢崎線/埼玉県越谷市/50分/1回)
3位 大袋 2480万円 土地102.72平米 建物96.79平米
(東武伊勢崎線/埼玉県越谷市/48分/1回)
4位 飯山満 2590万円 土地123.48平米 建物100.19平米
(東葉高速鉄道/千葉県船橋市/42分/2回)
5位 新河岸 2680万円 土地105.65平米 建物99.37平米
(東武東上線/埼玉県川越市/56分/2回)
6位 西所沢 2835万円 土地100.55平米 建物92.95平米
(西武池袋線/埼玉県所沢市/56分/1回)
7位 新柏 2980万円 土地122.44平米 建物101.54平米
(東武野田線/千葉県柏市/46分/1回)
7位 馬込沢 2980万円 土地137.34平米 建物100.27平米
(東武野田線/千葉県船橋市/40分/1回)
7位 鶴瀬 2980万円 土地100.44平米 建物99.77平米
(東武東上線/埼玉県富士見市/52分/1回)
10位 上福岡 2990万円 土地120.05平米 建物99.73平米
(東武東上線/埼玉県ふじみ野市/54分/2回)
10位 北上尾 2990万円 土地120平米 建物106.72平米
(JR高崎線/埼玉県上尾市/47分/0回)

「買うならマンションより一戸建て」派が昨年よりも増加傾向

中古マンションの価格相場を紹介する連載記事『「東京駅」まで60分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2020年版』(https://suumo.jp/journal/2020/12/01/176523/)では、「通勤時間が多少かかっても、広さを重視して住まい探しをしたい」層が増加傾向にあることを紹介した。この結果が導き出された調査の第2段として、リクルート住まいカンパニーが今年8月~9月に行った住宅の購入・建築・リフォームを考えている人に対する意識調査(「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」)では、「購入を検討する物件はマンションと一戸建てのどちらか」についても調べている。

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

その結果はというと、2019年12月実施の調査と比べて「一戸建て派」が首都圏では5ポイント増(56%→61%)。全国的に見ても、札幌市を除く全調査対象地域で「一戸建て派」が増加していた(関西、東海、仙台市、広島市、福岡市で2019年12月比2ポイント増~15ポイント増)。この調査結果からは、これまで以上に一戸建て需要が高まっていることが見て取れる。そんな注目の一戸建て物件、「東京駅まで60分圏内」という条件で調べた価格相場ランキングが上記リストの通り。ここからはランクインした駅について見ていこう。

新築一戸建ては茨城県・龍ケ崎市駅、中古一戸建ては千葉県・高柳駅が1位

「新築一戸建て編」で最も価格相場が安かったのは、JR常磐線・龍ケ崎市駅。価格相場は2080万円で、市場に出ている物件の中央値は土地面積が約174平米、建物面積が約100平米という広さ。東京駅までは55分、JR上野東京ラインに直通のJR常磐線を利用すれば乗り換えせずに1本で行くことができる。

龍ケ崎市駅前の街並み(写真/PIXTA)

龍ケ崎市駅前の街並み(写真/PIXTA)

龍ケ崎市駅はかつて「佐貫駅」という駅名だったが、2020年3月に駅が位置する茨城県龍ケ崎市の市名を掲げた駅名に。改称の背景には、「龍ケ崎市の認知度を高めるとともに、駅周辺地域を市の玄関口として活性化させていきたい」との想いがあるようだ。市では2016年に龍ケ崎市駅周辺を整備する基本構想を策定。同プランに基づいて誕生した「龍ケ崎市駅前こどもステーション」は、始業前に預けられた子どもたちを市内の保育園や幼稚園などに担当スタッフがバス送迎を行う「送迎ステーション」と、子育てに関する相談・情報提供・交流の場となる「子育て支援センター」の機能を備えており、働く子育て世代の力強い味方となっている。

今後も駅北西部にある牛久沼エリアへの道の駅開設や、駅周辺道路の整備などが予定されており、発展が期待される街と言えるだろう。現在の龍ケ崎市駅周辺の環境は、駅の西側にスーパーやホームセンター、ディスカウントストアと、大型店舗が並んでいる。駅の東側~南側には小中学校や幼稚園、保育園、スーパーなどが点在。駅周辺の住宅街を過ぎると、田園や森、牛久沼が広がるのどかな風景も見られる。

「中古一戸建て編」の1位は、東武野田線・高柳駅で価格相場は2230万円。市場に出ている物件の中央値は土地面積が約131平米、建物面積が約101平米という広さ。東京駅に向かうにはまず東武野田線で柏駅へ行き、JR上野東京ライン直通のJR常磐線に乗り換える。すると乗り換え1回、計47分で到着する。2020年3月のダイヤ改正により東武野田線は全線(大宮駅~船橋駅間)で急行列車の運転が開始し、本数も増発。高柳駅は急行停車駅なので、急行に乗れば柏駅まで最短7分、船橋駅までは最短12分で行くことができる。

高柳駅西口の街並み(写真/PIXTA)

高柳駅西口の街並み(写真/PIXTA)

高柳駅は千葉県柏市の南端部に位置しており、駅から南西方面と南東方面へそれぞれ10分も歩くと千葉県の松戸市や鎌ケ谷市に入る。そのため同じく高柳駅を最寄駅とする住宅であっても、柏市・松戸市・鎌ケ谷市いずれの住民となるかは立地により変化。市によって住民サービスに違いがあり、子どもが通う公立の学校や幼稚園なども変わってくるため、物件探しの際はその点も意識したほうがよさそうだ。ちなみに柏市・松戸市・鎌ケ谷市の子ども医療費助成制度を見比べてみると、対象者が0歳~中学3年生という点は3市共通。通院1回・入院1日あたりの自己負担金は柏市と鎌ケ谷市が各300円、松戸市は各200円となっている。

高柳駅の西口に出ると、スーパー「ヤオコー」を核として100円ショップやリサイクルショップも備えたショッピングセンターが見える。駅東側にも2019年にオープンしたスーパー「ジョイフーズ高柳店」があり、駅の線路を挟んで西側と東側、どちらに住まいを構えても買い物がしやすそう。また、駅東口には駅前広場を整備する計画が進行中だ。駅周辺の住宅街には公園が点在し、駅から北に車で20分弱の手賀沼から流れ出て駅東側まで続く大津川沿いには田園地帯が広がっている。自然を身近に感じながら生活できる環境だ。

東京駅から60分圏内なら新築・中古ともに東武野田線の沿線に注目東武野田線(写真/PIXTA)

東武野田線(写真/PIXTA)

「中古一戸建て編」1位の東武野田線・高柳駅は、「新築一戸建て編」でも8位にランクインしている。新築一戸建ての場合は価格相場が2680万円で、中古一戸建てよりも450万円アップ。しかし土地面積、建物面積ともに新築だと中古よりも狭い物件が多い様子。物件の質が異なるため単純に比較はできないが、同じ高柳駅周辺でよりゆったりした暮らしを楽しみたいのならば中古一戸建てに着目するのもよさそうだ。

しかし「新築一戸建て編」と「中古一戸建て編」のトップ10を見比べると、新築のほうが中古よりも価格相場が安く、土地面積は広い傾向が見られる。新築のほうがお得感のある物件と出合いやすいというのは意外ではないか? そんな疑問をSUUMO編集部にぶつけたところ、こんな見解を述べてくれた。

「中古一戸建てのランキング上位の駅は、かつてのニュータウンとして人気を集めたエリアが多いようです。そこに注文住宅として建築にこだわって建てられた住宅が、築10年から15年を経て市場に出てくると価格相場は高めなりがちです。一方、新築一戸建てランキングの上位には比較的新しく開発され土地が安めのエリアが多い。そうした土地のコストを抑えて建築された建売住宅が多いため、新築一戸建ての価格相場のほうが安い傾向が出た可能性があります」

まず新築一戸建てと中古一戸建てで物件の供給数が多いエリアが異なり、エリアによる地価も違ってくる。さらに建物も、当時こだわって施工費をかけて建てられた中古がある一方、新築はまとめてプランニング・建築することでコストを抑えて手に入りやすくなっている……といったさまざまな要因が掛け合わさり、ランキングだけ見ると新築一戸建てのほうが価格が低く見える複雑な結果となったようだ

では実際に新築と中古でランクインしたエリアは異なるのかを見てみると、「新築一戸建て編」は1位と2位が茨城県、3位以下は千葉県が独占。「中古一戸建て編」は千葉県と埼玉県が入り乱れる結果となっており、確かにエリアの傾向は異なるようだ。

東武東上線(写真/PIXTA)

東武東上線(写真/PIXTA)

駅の路線に目を向けると、「新築一戸建て編」「中古一戸建て編」ともに東武野田線が3駅ずつランクイン。また、新築のランキングには新京成線が3駅、中古のランキングには東武東上線が3駅、それぞれランクインしている。「新築一戸建て編」の新京成線の駅は二和向台(ふたわむこうだい)駅(5位)~三咲駅(9位)~滝不動駅(7位)の並び順で連続しており、二和向台駅~滝不動駅間は直径で2km弱しか離れていない。また「中古一戸建て編」の東武東上線の駅は、新河岸駅(5位)~上福岡駅(10位)~ふじみ野駅(ランク外)~鶴瀬駅(7位)と、1駅ランク外の駅を挟みつつ連続した並び順。新京成線と東武東上線、それぞれまとめてめぐりやすい駅がランクインしているので、休日に訪ね歩いて自分好みの住みたい街かどうかを確かめるのもよさそうだ。

一戸建て物件の価格相場を調査した今回のランキング。「東京駅から60分圏内」という条件に限るなら、中古よりも新築のほうが手を出しやすい価格相場という意外な結果が判明した。これは「一戸建てを買うなら、予算的に中古物件かな」と考えていた人にとって、選択肢が広がる嬉しい情報だ。予算と相談しつつ新築・中古を問わずにエリアを見極めながら探していくと、お気に入りの物件と出あえるチャンスが増えるだろう。

●調査概要
【調査対象駅】東京駅まで電車で60分圏内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】
駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数40年未満、敷地権利は所有権のみ
■新築一戸建て:新築物件(築1年以上の未入居物件を含む)
■中古一戸建て:築1年以上15年未満
【データ抽出期間】2020/6~2020/8
【物件相場の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出
【所要時間の算出方法】株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、朝7時30分~9時の検索結果から算出(2020年8月31日時点)。所要時間は該当時間帯で一番早いものを表示(乗換時間を含む)
※記載の分数は、駅内および、駅間の徒歩移動分数を含む
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
※ダイヤ改正等により、結果が変動する場合がある
※乗換回数が2回までの駅を掲載

ニューノーマル・南平台

所在地:渋谷区南平台
6,280万円(税込) / 66.48平米
山手線「渋谷」駅 徒歩8分

グループサイト「toolbox」がディレクションを担当し、人気のパーツを各所にあしらいリノベーションしたお部屋。



素材や質感、細かいディティールにしっかりとこだわった心地よい空間であることはもちろん、こんな世の中を明るく楽しく暮らせそうな仕掛けが随所に。



まず玄関の動線が効率 ... 続き>>>.
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人と人が「つながるバス停」? 福岡・八女市でライブラリー併設のバス停が誕生!

日本各地の自治体が、人口減少や山間部の過疎問題に直面しています。課題解決に取り組む福岡県八女市は、コミュニティ通貨が利用できるライブラリーを併設した「つながるバス停」の運用を開始しました。日本初の本で人をつなげるユニークなバス停と、人と人をつなげるコミュニティ通貨「まちのコイン」は、地域にどのような影響を与えているのでしょうか。八女市とプロジェクトを企画した面白法人カヤックに話を聞きながら、新しい地域のまちづくりについて、お伝えしたいと思います。
人と人をつなげる、ライブラリー併設のバス停とは?

福岡県南西部に位置する人口約6万2000人の八女市。市街地の玄関口、西鉄バス福島停留所にできた新しいバス停は、市町村として日本初の取り組みであるコミュニティ通貨が利用できるバス停です。八女杉と漆喰の白壁を使ったぬくもりのある建物の中に、ライブラリーがあります。地域の高校生が選んだ本が並び、減農薬で栽培された八女茶を楽しむことができます。マイボトルを持参し、通勤前にお茶を入れるリピーターも多いそうです。

福岡県立八女農業高等学校の学生が栽培から製造まで一貫して行ったこだわりの八女茶(水出し)をコミュニティ通貨50ロマンで提供(画像提供/面白法人カヤック)

福岡県立八女農業高等学校の学生が栽培から製造まで一貫して行ったこだわりの八女茶(水出し)をコミュニティ通貨50ロマンで提供(画像提供/面白法人カヤック)

「つながるバス停」のオープニング式典で企画の趣旨を説明する八女市長と面白法人カヤック代表の柳澤大輔さん(画像提供/面白法人カヤック)

「つながるバス停」のオープニング式典で企画の趣旨を説明する八女市長と面白法人カヤック代表の柳澤大輔さん(画像提供/面白法人カヤック)

地元の高校生や地域で活躍している人がおすすめする本などがずらり(画像提供/面白法人カヤック)

地元の高校生や地域で活躍している人がおすすめする本などがずらり(画像提供/面白法人カヤック)

内装には八女杉も使用。天井高は4m以上あり、開放感がある(画像提供/面白法人カヤック)

内装には八女杉も使用。天井高は4m以上あり、開放感がある(画像提供/面白法人カヤック)

ライブラリーには、「今月のセレクター」というコーナーがあり、地域の魅力ある「八女人」が月ごとに紹介されていく予定です。屋根とベンチしかなかったバス停が、通勤通学の利用者だけでなく、お年寄りや観光客も立ち寄れる地域内外に開かれた場所に生まれ変わりました。

地域コミュニティを創り出す! 「関係人口」を増やす試み

山間部が多くを占め、八女杉を産出する自然豊かな八女市では、人口減少や過疎問題を抱えていました。
「八女市では、地域コミュニティの機能低下による悪循環をなくすために、『関係人口創出事業』の取り組みを行ってきました。民間の知恵を借りようと2020年6月にプロポーザルを実施。バス停をコミュニティライブラリーにするというユニークな発想によって乗降客のコミュニケーションの場とすることで地域内外の交流を促進させる点を評価し、『つながるバス停』が採用となりました。本をフックにするというのは、IT関係の会社の提案としては意外で、面白い発想だと感じました」と話すのは、八女市役所定住対策課町並み景観係の溝尻竜夫(みぞじり・たつお)さんです。

古いバス停を取り壊した跡地に建築(画像提供/面白法人カヤック)

古いバス停を取り壊した跡地に建築(画像提供/面白法人カヤック)

外壁を木製の縦格子にすることで、圧迫感がなく、ぬくもりのある雰囲気に(画像提供/面白法人カヤック)

外壁を木製の縦格子にすることで、圧迫感がなく、ぬくもりのある雰囲気に(画像提供/面白法人カヤック)

「関係人口」とは、移住による「定住人口」でも、観光による「交流人口」でもない、地域や地域の人と多様に関わる人を指す言葉です。若者を中心とした地域外の人材が、地域づくりの新しい担い手となることが期待されています。

「つながるバス停」を提案した面白法人カヤックの地域プロデューサー長田拓さんは、企画の背景を次のように語ります。

「八女市には、別の事業で頻繁に訪れておりますが、広く知られていないだけで、ポテンシャルが高いと感じていました。八女茶のほかにも、八女手漉和紙や八女提灯、八女福島仏壇などの伝統工芸も盛んですし、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている江戸時代から続く白壁の町並みも美しい。そんな八女の魅力をしっかりと発信したいと考えたんです。本というアナログのものに着目したのは、八女の魅力を支えている人を起点にしたい、そのために人のつながりを可視化したいと考えたから。高校生が選んだ本や八女に関わる本、八女出身の作家の本などを置くことで、地域内外の人に興味を持ってもらい、会話のきっかけをつくる。読んだ人は、本にしおりをはさめるようになっているんですよ。しおりには、名前やニックネーム、SNSのアカウントやよく行くお店を記入できます。昔の図書貸し出しカードのように、人とゆるくつながれるアイテムとして役立ててもらえたらと考えました」

人とのつながりを実感してほしいと、30種類の人の形のしおりを作成。仲良くなるきっかけに(画像提供/面白法人カヤック)

人とのつながりを実感してほしいと、30種類の人の形のしおりを作成。仲良くなるきっかけに(画像提供/面白法人カヤック)

高校生など地元の人が集まり、にぎわうオープニング式典時のバス停内(画像提供/面白法人カヤック)

高校生など地元の人が集まり、にぎわうオープニング式典時のバス停内(画像提供/面白法人カヤック)

室内には、八女茶の香りが漂う(画像提供/面白法人カヤック)

室内には、八女茶の香りが漂う(画像提供/面白法人カヤック)

使えば使うほど仲良くなる!? コミュニティ通貨「まちのコイン」

「つながるバス停」での八女茶のボトリングサービス等、加盟店が提供する特別なサービスを受けるときに使える地域通貨が、「まちのコイン」です。「まちのコイン」は、面白法人カヤックが、2018年に開発を開始したコミュニティ通貨サービスで、神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」に採択され、2019年11月に鎌倉市で実証実験を行い、現在は神奈川県小田原市や民間のデベロッパー主導で山手線大塚駅周辺の地域で導入が開始されています。八女市の通貨名は「ロマン」。コミュニティ通貨のテーマは、「大自然や歴史、伝統をつないでにぎわうまち八女」です。

アプリをダウンロードすれば、面白法人カヤックが提供するコミュニティ通貨導入地域が選択でき、どこでも利用ができる(画像提供/面白法人カヤック)

アプリをダウンロードすれば、面白法人カヤックが提供するコミュニティ通貨導入地域が選択でき、どこでも利用ができる(画像提供/面白法人カヤック)

「従来の地域通貨は、お金の代わりですが、コミュニティ通貨は、人と人のつながりが生まれたときに、交換するためのものです。当社では、地域固有の魅力を資本価値と捉える『地域資本主義』を発信しています。まちのコインの流通量を増やしていくことが、地域の魅力の増加につながります」(長田さん)

「まちのコイン」アプリの操作画面。通帳から、貯まったロマンと使用頻度に応じた自分の八女レベルが分かる(画像提供/面白法人カヤック)

「まちのコイン」アプリの操作画面。通帳から、貯まったロマンと使用頻度に応じた自分の八女レベルが分かる(画像提供/面白法人カヤック)

「クラフトコーラづくり」など地域の商店が発行するおもしろチケット

「まちのコイン」導入にあたり、チケットを発行する加盟店から戸惑いの声はなかったのでしょうか。
「市として前例がなく、参考になるものがないので、説明会などでは、『これは八女市のファンをつくるための事業です』と必ずお伝えしていました。皆さん、『面白いですね!』『八女の魅力を伝えるためなら!』と、すぐに理解してくださいました。個人事業主の方は、柔軟でチャレンジ精神も旺盛ですし、我々が思いつかないような面白いアイデアを出してくださいます」(溝尻さん)

例えば、薬膳料理の店「八女サヘホ」では、子どもと一緒にコーラシロップづくりを体験できるチケットを発行。講習では、中に入れるスパイスの紹介があるなど、なかなかできない体験が好評でした。ほかにも、醤油屋さんの若旦那とお話ができるチケットやお店の裏メニューを注文することができるチケットも。
「それらは、コインを払うチケットですが、お店にとってありがたいSNSでの発信に協力したり、八女の『町歩きツアー』に参加するだけで、コインをもらえるチケットもあります。アプリでは、活動履歴が残るようになっています。仕事とボランティアの間にあるお手伝いごとの動機付けとして、また、少しハードルが高いSDGs(持続可能な開発目標)に関係する地域活動を身近に感じるきっかけになっています」(長田さん)

「コーラの材料にスパイスがあったとは」と、参加者も驚いていた(画像提供/面白法人カヤック)

「コーラの材料にスパイスがあったとは」と、参加者も驚いていた(画像提供/面白法人カヤック)

筆者も「まちのコイン」のアプリをダウンロードしてみましたが、地域ごとにおもしろいチケットがあり、ゲーム感覚で操作できるのも楽しい! 神奈川県小田原市や山手線大塚駅周辺など「まちのコイン」導入地域同士の連携や関係イベントを今後、検討していくとのことなので、最寄りを訪ねた際は、チェックして使ってみるのも良いと思います。

今後は、「つながるバス停」を交流拠点だけでなく、人材が活躍できる場所として活用していくそうです。同じ八女市が運営するコワーキングスペース「南仙荘」を中心に展開する地域仕事づくり支援事業と連携し、起業希望者に期間限定のチャレンジショップとして役立ててもらう予定です。

地域のにぎわいを生み出す「つながるバス停」と「まちのコイン」。「まちのコイン」は、人と人とのつながりを可視化し、地域をひらいていくコミュニティ通貨です。多様な人に地域に関わってもらう取り組みが続いています。

●取材協力
・面白法人カヤック

ニーズ急増の宅配ボックス、築何年のマンションから当たり前に?

大和ライフネクストが管理する分譲マンションについて、同社のマンションみらい価値研究所が宅配ボックスの設置率などを調査し、レポートにまとめた。一定の築年数以下であればほぼ設置されている、という境目があるという。詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】
分譲マンションの宅配ボックス設置率および設置検討の事例を調査/大和ライフネクスト マンションみらい価値研究所ネットで買い物するなら、宅配ボックスは必須アイテム?

コロナ禍で外出自粛や在宅勤務などが続き、家にいる時間が長くなっている。その影響で、ネットショッピングが増加していると聞く。「長く家にいるので買った荷物を受け取れる」と思う人もいるだろうが、「時間を気にしなくて済むので宅配ボックスは便利」とか「対面で受け取りたくないので宅配ボックスを利用したい」と思う人もいるだろう。

リクルート住まいカンパニーが実施した「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」で、「コロナ拡大による住宅に求める条件の変化」として、「宅配ボックス・置配ボックスを設置したくなった」という選択肢を設けたところ、首都圏で20%、関西で18%、東海で22%がYESと回答した。約2割の人が、コロナ拡大で宅配ボックスなどへのニーズを高めているわけだ。

これからマンション購入を検討しようという人で、宅配ボックスの有無を条件に挙げる人も多いだろう。では、分譲マンションに宅配ボックスはどの程度設置されているのだろう?

築20年以下のマンションなら、宅配ボックスが設定されている

マンションみらい価値研究所の調査結果によると、同社が管理するマンション3921件のうち、全体の70.8%に宅配ボックスが設置されていた。

さらに築年数別の設置率を見ると、「築20年以下」のマンションであれば、99%以上に宅配ボックスが設置されていた。「築21年以上25年以下」では78.9%の設置率なので、ある程度期待できそうだが、26年以上になると設置率はがくんと低くなる。この結果から「2000年以降に分譲されたマンションでは標準設備として宅配ボックスが設置されている」といえるとしている。

築年数別宅配ボックス設置率(出典:大和ライフネクスト マンションみらい価値研究所「分譲マンションの宅配ボックス設置率および設置検討の事例について」)

築年数別宅配ボックス設置率(出典:大和ライフネクスト マンションみらい価値研究所「分譲マンションの宅配ボックス設置率および設置検討の事例について」)

後付けでマンションに宅配ボックスを設置できる?

では、後から宅配ボックスを設置することはできるのだろうか?

同社が管理するマンションで宅配ボックスが設置されているのは70.8%だが、内訳は、新築時から設置されていたのは68.3%(2677件)、後付けで管理組合が設置したのは2.5%(98件)だった。同社のレポートでは、管理組合が宅配ボックス新設を総会の議案とした事例(112件)を集めて、分析している。98件は総会で宅配ボックスの新設が可決されたが、14件は否決または継続審議となっていたという。

レポートでは、総会で可決に至らなかった理由を調査し、いくつかの課題を浮き彫りにしている。最も大きいのは「設置費用」の問題だ。長期修繕計画は、劣化部分を改修することが中心になるので、通常は新たに設置する設備などの費用は盛り込まれない。それでなくても修繕積立金が不足しがちだ。それでも宅配ボックスの設置費用に充てるのかなど、費用をどうするかは大きな課題となるだろう。

ほかに、いつも在宅しているので荷物を受け取れると反対する人が多かったり、事前にアンケートなどで意向を確かめていないなどの総会運営上の問題も。また、設置場所が適切かという、マンションのスペース上の問題もある。

「マンションの高齢化と宅配ボックスの設置議案の否決は無関係ではないだろう」とレポートでは分析している。高齢者は在宅時間が長いことや、宅配ボックスから自分の住戸まで荷物を運べないなど、宅配ボックスの便利さより不便さを感じることがあるからだ。

逆にいうと、管理組合が費用と設置場所などの問題をクリアし、宅配ボックスのメリットなどを周知して事前に意向を確認するなど、適切な総会の運用をすれば、後付けで設置できる道があるということだ。

国土交通省もマンションの宅配ボックス設置を促進

さて、国土交通省では、宅配ボックスの設置によって再配達が減少することから、配送業界の働き手不足やCO2排出削減などの目的で、宅配ボックスの設置を推進している。

マンションのような共同住宅は、建築基準法の容積率の規制を受ける。ただし、エントランスと共用廊下が一体となっているような場合で共用廊下に宅配ボックスを設置する際には、容積率規制の対象外とするなどの考え方を明確にして、設置しやすくする工夫もしている。

<まとめの文>
ところで、筆者が住んでいる分譲マンションにも、宅配ボックスはあるが、宅配ボックスがあれば必ず利用できる、というわけでもない。

年末年始やゴールデンウイークなど不在する人が多い時期には、すぐに受け取れない人もいるので、宅配ボックスの空きが少ないということが起きる。特に、大型のボックスは数が少ないので、誰かの荷物で埋まっていると次の人が利用できないということになる。

うちのマンションでは、一定期間、宅配ボックスの荷物が引き取られないと、管理員が該当のお宅に声がけをするようにしている。

さて、宅配ボックスの適切な運用方法を検討するのも、管理組合の役割だ。今後、マンションの高経年化が進めば、ますますマンションの課題が増えていくと予測される。管理組合が円滑に活動しているかどうかは、マンション選びにも、重要な指標になるだろう。

かわいい本社

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
124万5,244円(税込) / 287.8平米
副都心線「北参道」駅 徒歩1分

いくら時代がリモートワークに変わろうとも、みんなが集まる拠点としてのオフィスは必要ですよね。



地下には倉庫としても使えそうなガレージ、1階にはショールームにも使えそうな視認性の高い区画を備え、いろいろな役割をまとめられそうな一棟ビルを本社にするのはどうでしょう?



最初に強調し ... 続き>>>.
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国立競技場前アトリエ

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
25万5,000円(税込) / 62.67平米
中央線「千駄ヶ谷」駅 徒歩9分

国立競技場の目の前という好立地。ワイドな窓から街路樹の緑越しに青空を望む開けた眺望により、なんとも晴れ晴れしい気分で働けそうなこのオフィス。



1964年に開催された東京オリンピックの1年前に建築されたこのビルは、いわゆる洋風とはまた違う、アトリエっぽい独特な雰囲気を醸し出してい ... 続き>>>.
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スモールオフィスの優等生

所在地:文京区湯島
10万5,600円(税込) / 27.89平米
中央線「御茶ノ水」駅 徒歩8分

少人数のクリエイティブ系の会社が借りたくなるオフィスって、こういうのじゃないかって思うんです。



普通のビルとは違う良い感じの外観・内装で、水回りは清潔感があり、ちゃんと便利な場所で、ほどほどの賃料で、場合によっては内装に少し手を加えることもできて、壁がホワイトボードになってたり ... 続き>>>.
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穏やかな街と穏やかな部屋

所在地:杉並区久我山
11万円 / 38平米
井の頭線「富士見ヶ丘」駅 徒歩1分

数年前に温もりを感じる内装にリノベーションされた、この物件。レトロな雰囲気の建物とマッチするように、温もりのある施工がされています。個人的には、浴室や玄関ドアの色が建物や室の雰囲気とマッチしているのがお気に入りなポイント。



素材も、使い込むと味が出てくるものが多用されています。 ... 続き>>>.
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住める美術品

所在地:豊島区池袋
6万2,000~6万7,000円 / 15.66~16.78平米
副都心線・有楽町線「池袋」駅 徒歩9分

タイルやステンドガラスで彩られた共用部分は、まるで宗教建築のよう。コンクリートの建物なのですが、どこか有機的で温かみさえ感じるような、独特の感覚に包まれる物件です。



設計は建築家、梵寿綱(ぼん じゅこう)氏。都内にいくつかある氏の建築物は、どれも個性的な外観で異彩を放ち、一部に ... 続き>>>.
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ワイルドにいこう

所在地:台東区東上野
27万5,000円(税込) / 52.88平米
山手線・京浜東北線・常磐線・高崎線「上野」駅 徒歩6分

上野駅から歩くこと約6分。ブコツな雰囲気が魅力の店舗物件のご紹介。



こちらの物件は、現況での引き渡し。改装が必要な状態です。自分の城を持ちたい、と思っている方、マイワールドを表現してみませんか?



入り口はシャッターのみでファサードがない状態なので、店の顔からつくりましょう。

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リバービューの優越感

所在地:中央区湊
23万円 / 56.48平米
京葉線「八丁堀」駅 徒歩5分

目の前に広がるリバービュー!朝はバルコニーに出て、スッキリとした空気と眺望で目を覚まし、夜は対岸の夜景を楽しみながら一杯。川沿いの散歩だって気軽にできます。そんな川が近くにある暮らしはいかがでしょう?



隅田川のほとりに立つ、レトロなマンションの4階のご紹介。間取りについては、ゆ ... 続き>>>.
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赤坂の年代物 – 駐車場付き –

所在地:港区赤坂
30万円 / 87.6平米
銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅 徒歩8分



赤坂に立っている、年代物のレトロマンション。駐車場が付いた広い部屋で、ゆったりと暮らしませんか?



室内は、リフォームされ比較的きれいな状態。クセのないシンプルな内装で、どんな家具でもフィットしそうです。



リビングからは、敷地内の庭を眺められるようになっていて、緑を近くに感じ ... 続き>>>.
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西麻布で一棟、どうでしょう

所在地:港区西麻布
132万円(税込) / 191.25平米
日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅 徒歩6分

六本木駅から歩いて6分。六本木通りから路地を一本入った場所に現れる、白い外観が可愛らしい一棟ビル。



1フロア60㎡ほどの3階建て。1階の大きな窓は視認性が高いので、店舗やショールーム、2・3階を事務所という使い方はいかがでしょうか。入り口は1階と2・3階で別になっているので、使 ... 続き>>>.
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こもる、大人のぬくもり空間

所在地:港区三田
15万円 / 38.4平米
都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅 徒歩2分

2013年にリノベーションされた広めのワンルーム。木の質感をふんだんに感じる建具に、漆喰(しっくい)仕上げの壁、オールステンレスのキッチンがいい塩梅に調和した、ぬくもりある部屋です。事務所としても、住居としても。



引き戸で空間を分けることができ、その場合、北側はシングルベッドが ... 続き>>>.
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青一に庭付きの拠点を

所在地:港区赤坂
15万円 / 36.42平米
銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅 徒歩6分

青山通りを抜けた、静かな住宅街に立つ重厚感のあるレトロマンション。住居としても、事務所としても利用可。専用庭がついて、ペット飼育も可と条件の良さが魅力的です。



間取りは1LDK。1階ですが正面が平置き駐車場で、部屋も南向きのためよく日が入ります。庭の植栽のおかげで、視線も気にな ... 続き>>>.
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テレワークで会社勤めと多拠点居住を両立!“生き方の見本市”な人々との暮らし 私のクラシゴト改革5

コロナ禍の影響でテレワークへ移行し、「どこに住んでもいいんじゃないか」と考えた人は多いのでは?実際に、毎日通勤しないなら、と郊外に住み替えるケースもあるそう。なかには、それをさらに発展させ、日本各地の多拠点暮らしを始めた会社員も。今回は、そんな新しい暮らし方を実践している定塚仰一さんにインタビュー。
「実は会社に承諾をもらうのが大変だった」というエピソードをはじめ、多拠点居住を選んだ経緯、各拠点での暮らし方、今後の展望など、あれこれ聞いてみた。

連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。テレワークで都心居住に疑問。住み放題サービス「ADDress」を活用

インタ―ネットの広告会社で働く社会人3年目の定塚さんが、多拠点居住を始めたのは今年6月。利用しているのは、定額住み放題サービス「ADDress」。全国にある空き家・空き別荘を活用した拠点に、どこでも好きな時に暮らすことができるシステムだ。

もともと学生時代から、世界各国をホームスティしながら旅をしたり、地方活性化のサークル活動もしていた定塚さん。当然、この新しい暮らし方には興味をひかれていたそう。ただ、当時利用できる拠点に、郊外が多く、通勤という観点から二の足を踏んでいたそう。

「面白そうだなとは思っていたものの、会社員のうちは無理かなと。とにかく満員電車が苦手だから、新宿にある会社に徒歩通勤もできる距離の住まいに、友人とルームシェアをしていました」

そんななか、緊急事態宣言を受け、会社はテレワークとなり「ほぼ自宅で引きこもり生活に。『別に新宿に住んでいる意味ないな』と感じちゃったんです。今だったら、どこにでも暮らせる。多拠点もアリじゃないか!と俄然現実味を帯びてきました」

会社へ多拠点居住を交渉。平日はメイン拠点の習志野で

ただし、大きなハードルも。会社の就労規則から、特定の自宅を持たない働き方は規則に違反してしまうことになっていたのだ。
「僕は顔や名前を出して、何かしら発信していきたかったし、会社に嘘をついたり、規約違反するのは嫌だった。そこで会社の人事と話し合い、ルール内で運用出来るように、特定のメイン拠点で住民票を取得できるしくみを利用し、平日のテレワークは常にその拠点で行うという形に。週末だけを他の拠点を利用するスタイルとなりました」

平日にテレワークをしている習志野の拠点にて。他のメンバーが使っている6部屋のほか、リビング、ダイニング、縁側や小さな庭もある。電気代・ガス料金・水道代・ネット回線料金はすべて会員料金に含まれている(写真撮影/嶋崎征弘)

平日にテレワークをしている習志野の拠点にて。他のメンバーが使っている6部屋のほか、リビング、ダイニング、縁側や小さな庭もある。電気代・ガス料金・水道代・ネット回線料金はすべて会員料金に含まれている(写真撮影/嶋崎征弘)

交渉した結果、特定のメイン拠点で住民票を取得できる仕組みを利用し、平日のテレワークはその拠点で行うという形に。週末だけ他の拠点を利用するというスタイルになった。

開放感とおこもり感、両方を感じられる庭のワークスペースは「家守(やもり)さん」と呼ばれる物件の管理者のDIYによるもの。「家守さん」は、物件の管理だけでなく、ローカルな体験や交流の機会を提供してくれる独自の存在(写真撮影/嶋崎征弘)

開放感とおこもり感、両方を感じられる庭のワークスペースは「家守(やもり)さん」と呼ばれる物件の管理者のDIYによるもの。「家守さん」は、物件の管理だけでなく、ローカルな体験や交流の機会を提供してくれる独自の存在(写真撮影/嶋崎征弘)

メイン拠点のドミトリーには自分専用の固定ベッドがある。メイン拠点では住民票登録もでき、郵便物も受け取れる(別途追加料金が必要) 別拠点に行くときは、着替えなどの荷物は置いたまま(写真撮影/嶋崎征弘)

メイン拠点のドミトリーには自分専用の固定ベッドがある。メイン拠点では住民票登録もでき、郵便物も受け取れる(別途追加料金が必要) 別拠点に行くときは、着替えなどの荷物は置いたまま(写真撮影/嶋崎征弘)

そして驚くべきは、実は定塚さん、この多拠点暮らしと同時に、結婚をしたというのだ。
「彼女は今実家に暮らしていて、一緒に暮らすのは年明けの予定。彼女には“いいんじゃない”と賛成してもらいました。実はこのADDressは、契約者と同伴なら、家族一緒に追加費用なしで利用できるので、週末は彼女と別拠点で過ごしているんです」

メイン拠点として習志野を選んだのは、週に2回出社する必要があること、彼女の実家に近いことから。日本大学が近くにあり、近くの商店街は学生向けの美味しい定食屋がたくさん(写真撮影/嶋崎征弘)

メイン拠点として習志野を選んだのは、週に2回出社する必要があること、彼女の実家に近いことから。日本大学が近くにあり、近くの商店街は学生向けの美味しい定食屋がたくさん(写真撮影/嶋崎征弘)

行きつけのカフェ「Star Cafe」では「なつかしオムライス」(820円・税込)がお気に入り。ランチや夜にタイミングが合えば習志野拠点の仲間たちと外食も(写真撮影/嶋崎征弘)

行きつけのカフェ「Star Cafe」では「なつかしオムライス」(820円・税込)がお気に入り。ランチや夜にタイミングが合えば習志野拠点の仲間たちと外食も(写真撮影/嶋崎征弘)

週末は旅行気分で日本全国の拠点へ。日常が特別な時間に

一方、休日はあらゆる場所に足を運んでいる定塚さん。南伊豆の温泉のある家、海が目の前にある元は民宿だった南房総の家、歴史ある街にたたずむ鎌倉の家etc.
そこにあるのは、高揚感だ。「やはりテンションが上がります。森に囲まれた家なら、ベランダでコーヒーを飲みながら朝ごはんを食べたいなと考えたり、知らないまちを探検したり。今週末はどこに行こうか考えるのが楽しい。場所を変えるだけで、何気ない日常そのものが新鮮に感じられます」 

ホテルのように1泊ごとの費用がかからず、気軽に利用できるのもメリットで、自然豊かな郊外や地方の拠点だけでなく、日本橋や品川など都心のゲストハウス拠点を利用することもある。

ある休日には妻と鎌倉の拠点へ。元は著名な学者の方の自邸で、本棚にはブックコーディネーターがセレクトした本が並び、まるで図書館のような趣(写真提供/定塚さん)

ある休日には妻と鎌倉の拠点へ。元は著名な学者の方の自邸で、本棚にはブックコーディネーターがセレクトした本が並び、まるで図書館のような趣(写真提供/定塚さん)

南房総の拠点は、すべての個室とコワーキングスペースから海を一望できる。シュノーケリングや釣り、SUPなどのマリンスポーツがすぐに楽しめる贅沢な立地だ。家守でもあるプロカメラマンの横山 匡さんとワイングラス型の夕陽を眺めに行ったことも(写真撮影/横山 匡さん)

南房総の拠点は、すべての個室とコワーキングスペースから海を一望できる。シュノーケリングや釣り、SUPなどのマリンスポーツがすぐに楽しめる贅沢な立地だ。家守でもあるプロカメラマンの横山 匡さんとワイングラス型の夕陽を眺めに行ったことも(写真撮影/横山 匡さん)

下賀茂温泉近くにある南伊豆の拠点は、なんと温泉付き。春は菜の花や桜、夏にはひまわりが咲く名所があり、温泉メロンも収穫されるなど草花が生い茂る自然豊かな土地(写真提供/定塚さん)

下賀茂温泉近くにある南伊豆の拠点は、なんと温泉付き。春と菜の花や桜、夏にはひまわりが咲く名所があり、温泉メロンも収穫されるなど草花が生い茂る自然豊かな土地(写真提供/定塚さん)

各拠点で出会う人は”生き方の見本市”。気づきを与えてくれる

さらに、定塚さんの多拠点生活で得られたのは、人との出会いだ。20代から50代まで、さまざまな人たちと出会うことで、常に刺激を得られる。
例えば、習志野をメイン拠点にしているのは、大手メーカーの経営企画室で働く家守さんの20代男性と、登録者数1万人以上の飲食系ユーチューバーなど、個性豊かな顔ぶれ。ほかにも、数日だけ利用する人が入れ替わり立ち替わりやってくる。北海道から来た元・保育士さん、キャンピングカーで鉄塔のメンテナンス業をしながら旅する夫婦、次の仕事が始まる前の合間にやってくるビジネスパーソン、モラトリアム期間の仮住まい、実家とは別の住まいとして選ぶ人もいる。もちろん、自分が週末に訪れる習志野以外の家でも、また新しい出会いがある。
「まるで働き方、生き方の見本市。こうした新しい暮らし方を選ぶ人って、自由で面白い人が多くて、話をしていて楽しいです。それに、自分の人生に迷ったり悩んでいる人もいて、どこか自分探しの側面も。いろんな人と話すことで、自分の仕事の意外な面白さを再発見したり、今、社会で求められていることを肌で感じたり、とても刺激的です」

色紙に今年の抱負を書いて、拠点のみんなで撮った記念写真(写真提供/定塚さん)

色紙に今年の抱負を書いて、拠点のみんなで撮った記念写真(写真提供/定塚さん)

色紙には個人の目標やポリシーを書いて飾っている(写真は定塚さんの目標)(写真撮影/嶋崎征弘)

色紙には個人の目標やポリシーを書いて飾っている(写真は定塚さんの目標)(写真撮影/嶋崎征弘)

リビングのテレビボードの上には、拠点のみんなでやりたいコトを付箋に貼る。「流しそうめんは実現しました」(写真撮影/嶋崎征弘)

リビングのテレビボードの上には、拠点のみんなでやりたいコトを付箋に貼る。「流しそうめんは実現しました」(写真撮影/嶋崎征弘)

みんなで楽しんだ夏の花火も大切な思い出(写真提供/定塚さん)

みんなで楽しんだ夏の花火も大切な思い出(写真提供/定塚さん)

コロナ禍が生き方の原点に立ち戻るきっかけに

今まで、学生時代に、世界22カ国の家族と共同生活をした記録を書籍化したり、副業で、旅の中で知り合った農家や職人さんのPR動画を企画・制作するなど、常に旅と人との出会いを大切にしていた定塚さん。エネルギッシュな生き方をするアクティブな自由人という印象を持つが、新卒として就職して以来は「ずっと会社と家の往復の3年間でした」と意外な発言も。
「少し縮こまった生活をしていましたね。それでいて飛び出すのが怖い。コンフォートゾーン(心地よいゾーン)にいた感じでした」
そんな毎日の中、新型コロナウイルスが直撃。「否応なしに働き方、暮らし方を考えざるをえない状況になりました。また、今回、多拠点暮らしを会社に交渉したことで、社会のほうも変化を余儀なくされていると実感。会社員でもフリーランスでも変わらず、変化に順応し新しい事に進んで取り組んで、個人の力をどれだけ強められるかが大事だと再認識しました」
消費行動も変わった。この多拠点居住の開始とともに、持っていた家具や家電はほぼインターネットのフリマサイトで譲渡や売却をした。もともと古着好きで洋服もたくさん持っていたが、思い切って断捨離を敢行した。
「完全に捨てる前に、最小限のモノで暮らせていけるか1週間ほど生活をしたら、案外大丈夫だったんですよ。モノを持たないから買わないで済み、ミニマムな暮らしを実践できています」

別の拠点に移動するときは、リュックと携帯するボストンバックの2つのみ(写真撮影/嶋崎征弘)

別の拠点に移動するときは、リュックと携帯するボストンバックの2つのみ(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

結婚後は、夫婦ふたりの拠点の部屋を借りつつ、今のサービスを利用し、ふたりでさまざまな場所に旅したいと考えているという。いつかは自分の家を提供するホストファミリーにもなってみたいという野望も。常に自分にフィットした暮らし方を軽やかに変えていきたい定塚さん。今後の活動がどうなるか楽しみだ。

(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

●取材協力 
全国 定額住み放題「ADDress」
・Twitter
・YouTube
・定塚さんが作成した南伊豆拠点の紹介動画

嗚呼、素晴らしきヴィンテージ

所在地:目黒区三田
6,880万円 / 67.33平米
山手線「目黒」駅 徒歩10分

いつ見ても堂々たる立ち姿にクラクラとしてしまう、すてきなヴィンテージマンション。



目黒と恵比寿の中間くらい、ゆったりとした街並みにどこか品のいい空気が流れる、目黒区三田。すてきなマンションが集まるエリアにつき、東京R不動産でもご紹介することが多いのですが、その中でも個人的には1 ... 続き>>>.
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レトロ団地で見晴らしよく

所在地:中野区上高田
2,980万円 / 50.6平米
西武新宿線「新井薬師前」駅 徒歩10分

とにもかくにも、この眺望の気持ちよさ!高台に位置するレトロ団地の最上階。見晴らしよく、緑と青空と高層ビル群を望みます。



妙正寺川から坂道を緩やかに上ったところ、どっしりと2棟の団地が立っています。このシブかっこいい存在感のある外観、グッときます。



ご紹介するのは2棟のうち大き ... 続き>>>.
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お二人さん、いらっしゃい!

所在地:世田谷区下馬
10万5,000円 / 39.13平米
東急東横線「祐天寺」駅 徒歩12分

三軒茶屋駅と祐天寺駅の間あたりにある、緑道沿いに立つレトロなマンション。



間取りは奥行きがある12畳のLDKと6畳のベッドルームの、シンプルな1LDK。ダイニングテーブルがよほど大きくなければ、ソファーとテレビも置ける、1人~2人暮らしにちょうどよいサイズ感。



内装はシンプル ... 続き>>>.
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招かれたい家

所在地:中野区東中野
28万円 / 90.33平米
中央線「東中野」駅 徒歩5分

ゆったりとした鉄柵のバルコニーに面した、スタジオのような雰囲気の大きいリビングがなんとも心地の良い空間。耐震補強の工事を2012年にした築43年のマンションをリノベーションしています。



いい感じに渋みのある無垢フローリングと漆喰(しっくい)で塗り上げた壁をベースに、アクセントに ... 続き>>>.
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ケヤキ並木のかわいい子

所在地:三鷹市西久保
44万円(税込) / 136平米
中央線「三鷹」駅 徒歩4分

角地にちょこんと立つ、色白でかわいらしいビルを、まるっと一棟!窓からはケヤキの木を眺められます。



建物1975年築、約34㎡×4階建て。屋上は気持ちよく、晴れた日には富士山も見えます。



ちなみに前オーナーは1階でコインランドリーを長らく運営し、上階に家族で住んでいました。現状 ... 続き>>>.
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レトロビルに腰を据えて

所在地:台東区上野
50万1,600円(税込) / 125.61平米
千代田線「湯島」駅 徒歩1分

前を通るたび、カッコイイと思っていたビルのご紹介。シャープで軽やかなビルもステキですが、昭和築ならではの、存在感があり重厚な雰囲気にどうしてもひかれてしまいます。



渋くてレトロな外観だけでなく、南と西の壁面が大きめの開口になっているのもグッドポイント。レトロビル×大きい窓のコン ... 続き>>>.
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開放感を手に入れる

所在地:世田谷区赤堤
11万3,000円 / 38平米
京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩3分

下高井戸駅から徒歩3分とアクセスのいい立地にあるルーフバルコニー付き、最上階の角部屋をご紹介。



低層の住宅街かつルーフバルコニーの北側の正面には小学校があるため眺望はかなり抜けており、周辺の建物からの視線も気になりません。日中は外で遊ぶ子供たちの元気な声が聞こえてくるものの、室 ... 続き>>>.
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かつての小学校が“まち”になる! 「那須まちづくり広場」始動

国土交通省、地域づくり活動の優良事例を表彰する「地域づくり表彰」で、廃校となった小学校を再生した「那須まちづくり広場」が最高位の国土交通大臣賞に選出された。これは、市場、カフェ、アート教室等へリノベーションされ、再び地域住民が集う場所へと生まれ変わったプロジェクトで、2022年にはサービス付き高齢者住宅(以下、サ高住)を中心としたリニューアルも予定されている。
今回、計画にあたって重視していること、今後の展開などを、那須まちづくり広場株式会社の近山恵子さんと鏑木孝昭さんにお話を伺った。

かつて学校だった記憶を尊重した改修で、誰もが集う場所に

「那須まちづくり広場」は、2016年に廃校となった旧朝日小学校を再生利用した複合施設で、行政の建物を民間主導で運営する取り組み。2022年の完成を目指し、現在は先行して旧校舎を改修し、地元の食材を中心とした地産地消のマルシェ「あや市場」や、地域の住民たちが腕を振るう「コミュニティカフェ ここ」などを運営。今後は校庭に、サ高住が新築される予定だ。

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

厳選された地元の新鮮野菜や自然食品が並ぶ「あや市場」。所狭しと商品が並び、宝探しをしているような気分に(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

厳選された地元の新鮮野菜や自然食品が並ぶ「あや市場」。所狭しと商品が並び、宝探しをしているような気分に(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

周辺の農家さんから直売される新鮮な野菜。つくり手自ら加工した食品も。「サ高住が完成した将来は、こうした直売以外にも、提供する食事に使うために地元農家さんと契約していきたいと考えています」(鏑木さん) (写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

周辺の農家さんから直売される新鮮な野菜。つくり手自ら加工した食品も。「サ高住が完成した将来は、こうした直売以外にも、提供する食事に使うために地元農家さんと契約していきたいと考えています」(鏑木さん) (写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「大切にしているのは、学校本来の機能・雰囲気を活かすこと。今でもこの学校は、地域の運動会や敬老会が開催されるなど、地域のみんなが集う場所です。かつての思い出、記憶、継続している活動を尊重したいと考えています」(近山さん)
例えば、カフェのある場所は元家庭科室、鍼灸・マッサージ・整体などができる「こころと体の健康室」は、元は放送室。給食調理室は、今はオリジナルブランドの人気アイスキャンデー工場だ。玄関入ってすぐの下駄箱は、色を塗りなおし、街のチラシあれこれを入れたインフォメーションコーナーに。

本や絵本がずらりと並び図書館機能も持つ「コミュニティカフェ ここ」。Wi-Fi完備でコワーキングスペースにも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

本や絵本がずらりと並び図書館機能も持つ「コミュニティカフェ ここ」。Wi-Fi完備でコワーキングスペースにも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

スパイスの利いた特製豆カレーは定番の人気ランチ。サラダ、スープ付きで800円(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

スパイスの利いた特製豆カレーは定番の人気ランチ。サラダ、スープ付きで800円(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

玄関の靴箱には地域のお知らせなどのチラシを置いて。課外活動の一環として見学にくる地元の小学生も多く、子どもたちによるポスターも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

玄関の靴箱には地域のお知らせなどのチラシを置いて。課外活動の一環として見学にくる地元の小学生も多く、子どもたちによるポスターも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

「リノベーションの過程で、近所の住民の方が小学生のころに書いた“大きくなったら自分の家を継ぎます”と書いた画用紙も見つかりました。かつて自分自身や自分の子どもが何度も足を運んだ場所だからこそ愛着がある。“みんなで作る生涯活躍のまち”事業において、学校を再利用するのはとても意義があると思います」(近山さん)

かつての面影を最も色濃く残している図工室はアート教室に。隣のギャラリーで展覧会を開くことも可能(画像提供/那須まちづくり広場)

かつての面影を最も色濃く残している図工室はアート教室に。隣のギャラリーで展覧会を開くことも可能(画像提供/那須まちづくり広場)

パイプオルガン、チェンバロなど歴史ある楽器が並ぶ「音楽工房LaLaらうむ」。緩和ケアのための音楽を取り入れる試みも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

パイプオルガン、チェンバロなど歴史ある楽器が並ぶ「音楽工房LaLaらうむ」。緩和ケアのための音楽を取り入れる試みも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

子育て世代、高齢者、障がい者など多様な人々が1人でもふらりと立ち寄るのもよし、グループで集う場所として利用することもできる(写真提供/那須まちづくり広場)

子育て世代、高齢者、障がい者など多様な人々が1人でもふらりと立ち寄るのもよし、グループで集う場所として利用することもできる(写真提供/那須まちづくり広場)

屋上に太陽光発電設備を設置し、環境共生・防災時の備えにも取り組んでいる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

屋上に太陽光発電設備を設置し、環境共生・防災時の備えにも取り組んでいる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

住民自身が担い手になることで、暮らしはもっと豊かになる

さらに重視しているのが、地域住民が当事者であること。
例えば、カフェで料理をしてくれるのは、地域に住む方々。料理自慢が通常営業のほかにも、例えば毎週木曜日はワンプレートで雑穀ごはんと6種の惣菜をのせた木曜ランチの日、月に1回はタイカレーの日と、それぞれその日に料理を担当する人の事情に合わせたメニュー構成に。お菓子づくり名人によるオリジナルケーキはかなりの評判だそう。

「自身の“得意”と“時間”を提供していただいています。こうした“場”があることで、みなさんの才能を掘り起こすことができました。自分のお店をオープンするのはハードルが高いけれど、ここでなら自分のできる範囲で才能を発揮できる。それをマッチングさせるのが私たちの役目ですね」(近山さん)

カフェで働くのは地元の主婦の方々ばかり。「スタッフはすぐに集まって、スタートすることができました」(鏑木さん)(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

カフェで働くのは地元の主婦の方々ばかり。「スタッフはすぐに集まって、スタートすることができました」(鏑木さん)(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

アート、音楽、映像などの多種多様な講座が行われるプログラム「楽校」は、地域の人たちが先生役となることも少なくない(画像提供/那須まちづくり広場)

アート、音楽、映像などの多種多様な講座が行われるプログラム「楽校」は、地域の人たちが先生役となることも少なくない(画像提供/那須まちづくり広場)

住民自ら街づくりに参画する取り組みは、現在進行形の街づくりプロジェクトでも実践中。ワークショップの「人生100年・まちづくりの会」は住民参加型。街にどんな機能が必要か意見交換をしたり、住む、働く、食べるといったテーマ別でアイデア出しをしたり。さらには、自治体や介護の分野で注目されている「誰もが従業員で経営者」という働き方「ワーカーズコープ」の勉強会も開かれている。

「また、これからできるサ高住は暮らしたいと思う人のコミュニティづくりからスタート。中の設計も自由にカスタマイズ可能など、高齢者向けのコーポラティブ住宅のような取り組みをしています」(近山さん)

「人生100年・まちづくりの会」の様子。「参加者には移住された方が多いですね。最近はオンラインによる参加の方もいます」(近山さん)(画像提供/那須まちづくり広場)

「人生100年・まちづくりの会」の様子。「参加者には移住された方が多いですね。最近はオンラインによる参加の方もいます」(近山さん)(画像提供/那須まちづくり広場)

超高齢化社会の受け皿をワンストップで集約させるべく計画中

今後の課題、目標として「那須まちづくり広場」が掲げるのが「地域包括ケアの推進」だ。
自立型のサ高住、通所型のデイケアサービス、24時間対応の訪問介護サービス、看取り対応の高齢者住宅など、あらゆるニーズに対応する機能をワンストップに集約させる計画となっている。
「積極的に治療せず病院からの退院を余儀なくされるケース、病院で死にたくないけれど自宅介護は困難なケースなど、医療難民、介護難民となる人は多い。そうした局面での受け皿となる場所を目指しています」(鏑木さん)
そのためには現状で足りないものを優先。「例えば、今回の計画にはいわゆる通常の保育所はありませんが、障がい者児童向けの放課後デイケアサービスはあります。周辺地域に十分足りている施設については、あえて入れていないんです」(近山さん)

那須まちづくり広場2022年の完成予想パース。校舎やプールを改修、校庭に新たにサ高住を供給。全体で事業化することでコスト課題を解消する予定(画像提供/那須まちづくり広場)

那須まちづくり広場2022年の完成予想パース。校舎やプールを改修、校庭に新たにサ高住を供給。全体で事業化することでコスト課題を解消する予定(画像提供/那須まちづくり広場)

さらに「福祉の産直」も狙っている。
「サ高住含め、住戸100戸を供給予定。そのスケールメリットを活かして、地域の雇用を生み出すことができ、経済を活性化させていくことも目標です」(鏑木さん)
合わせて住宅の確保が困難な方向けのセーフティネット住宅や低価格の簡易宿泊所も併設。ここで暮らしながら、介護を勉強、資格を取得し、生活を立て直すこともできる。
「例えば、簡易宿泊所に泊まりながら、質のいいリハビリやヘルパーの研修プログラムに参加することも。目指すのは、福祉の産直と地消地産。社会的弱者と呼ばれる人たちの経済的、精神的自立を図ることも大きな目標のひとつです」(近山さん)

フロアマップ予想図。セーフティネット住宅には、住宅の確保が困難な高齢者、障がい者、子育て世代、外国人向けの住宅。また、移住、定住前のお試し住居として利用できる予定。サ高住の居室は1坪当たり約110万円で検討中(画像提供/那須まちづくり広場)

フロアマップ予想図。セーフティネット住宅には、住宅の確保が困難な高齢者、障がい者、子育て世代、外国人向けの住宅。また、移住、定住前のお試し住居として利用できる予定。サ高住の居室は1坪当たり約110万円で検討中(画像提供/那須まちづくり広場)

那須まちづくり代表の近山さん(左)と鏑木さん(右)。「我々が目指すのは地産地消ならぬ、地消地産。地域で消費するものをなるべく自分たちで生み出していくことが目標。理念を可視化するために、実践しながら共有していく。そのための”場”がここなんです」(近山さん)(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

那須まちづくり代表の近山さん(左)と鏑木さん(右)。「我々が目指すのは地産地消ならぬ、地消地産。地域で消費するものをなるべく自分たちで生み出していくことが目標。理念を可視化するために、実践しながら共有していく。そのための”場”がここなんです」(近山さん)(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

生きる、働く、そして死ぬことーーあらゆる局面で必要となる場を含んだまちづくりは、高齢化社会が加速する日本においては急務の課題。その舞台として、かつてコミュニティの場であった学校の跡地を利用するのは他の自治体でも挑戦可能な手段といえる。今後の「那須まちづくり広場」の挑戦をウォッチしていきたい。

●取材協力
那須まちづくり広場
MINSURU[みんする] :那須まちづくり広場・事業構想プロジェクト

副業・多拠点生活・田舎暮らし、会社員でもやりたいことはあきらめない! 私のクラシゴト改革4

民間気象会社に勤めながら副業でカメラマンの仕事をしつつ、東京・京都・香川での3拠点生活を実現している其田有輝也(そのだ・ゆきや)さん。最初から柔軟な働き方が可能な職場だったのかと思いきや、其田さんの入社時点では、副業自体が認められていない環境だったそう。其田さんはどのように会社を説得し、現在の働き方・暮らし方を手に入れたのか?連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今、私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。副業を認めてもらうために、入社一年目で会社と交渉

其田さんは大学生時代、フリーランスのフォトグラファーとして活動する夢があった。

一年間休学して世界を旅しながら写真を撮ったり、ファミリーフォトやウェディングフォトの仕事を請けるなどして、独立の可能性を探っていた。しかし、単価の低い仕事を多く受けるスタイルから抜け出せず、フリーランスへの道は断念。卒業後は、大学で学んだ気象予報の知識を活かせる民間気象予報会社に就職した。

プロモーション関連の部署を希望していたものの、配属されたのは希望とは異なる部署。其田さんは、「これでは自分のやりたいことが全然できない生活になってしまう」と感じ、副業でフォトグラファーの仕事を始めることを思い立つ。

当時、其田さんの会社では、副業は認められていなかった。しかし、其田さんは諦めることなく、約半年かけて交渉を重ねた末、会社に副業を認めてもらったのだ。一体どのように会社を説得したのだろうか?

「会社で副業が認められていないからといって、社内の全ての人が反対しているわけではありませんでした。本当に大変でしたが、若手に対して柔軟な姿勢を持っていて、かつ人事系の要職に就いている方に、直接相談して、少しずつ自分の味方になってくれる人を増やしていきました」

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

其田さんは入社から2、3カ月を待たずして、会社と交渉を始める。新人の立場から会社に制度変更を訴えるのは勇気がいるはずだが、すぐに動いたのには理由があった。

「勤続年数が経ってから相談をすると、交渉のハードルがさらに高くなってしまうと思ったんです。副業で得たスキルや経験をどれぐらい会社にフィードバックできるのかを定量的に示さなければ、認めてもらえない気がして。でも一年目なら、そこまでシビアな要求はされないのではと思い、早めに行動しました」

それでも、説得する際には、副業で得られるスキルを会社に還元できる旨を、会社側にはっきりと伝えたという。

「副業を始めてしばらく経ってから、気象予報士のキャスター名鑑作成の仕事や顧客Webサイトのデザインリニューアルを任せてもらったんです。キャスターの写真撮影にも、冊子やWebサイトのデザインにも、副業で得られたスキルが活きています。『副業は本業にも役に立つ』と口で言うだけでなく、少しずつ地道に行動で示したことで、会社の信頼を獲得してこれたのではないかと思います」

コロナ禍で分かった、会社員でいることの価値

其田さんのInstagramやnote、TwitterなどSNSのフォロワー数の合計は約5万人。カメラメーカーのキヤノンや定額住み放題サービスのHafH、バンシェアのCarstayのプロモーションを請け負うなど、フォトグラファーとしての活動の場を広げている。撮影するだけでなく、SNSでの発信に力を入れたり、自分のWebサイトを検索サイトの検索結果で上位表示させるなどの努力も地道に重ねてきた結果だ。

キヤノンのプロモーションに利用した写真(写真提供/其田さん)

キヤノンのプロモーションに利用した写真(写真提供/其田さん)

(写真提供/其田さん)

(写真提供/其田さん)

これだけの実力があるならば、会社員を辞めて、フリーランスになったとしても十分にやっていけそうだ。しかし其田さんは、「自分は副業としてフォトグラファーの仕事をすることが独自化や差別化、リスクヘッジになると思っています」と強調する。

「副業を始めたてのころは、外国人観光客の写真を撮る仕事を中心に手掛けていたんですが、その仕事はコロナ禍の影響でほとんどゼロになってしまいました。今は企業からプロモーションの仕事をいただけるようになったので、副業の収入は徐々に回復していますが、もし会社員でなかったら一時的に収入がゼロになっていたことを思うと、やっぱり会社員をやっていてよかったと思います」

収入だけでなく、メンタルの面でも、副業のメリットは大きいという。

「平日に通勤して、土日に副業をしていると、休みがないので体がきつくなることもあります。でも、副業は好きなことなので、どんなに忙しくても精神的な辛さはないですね。会社でストレスを感じる出来事があったとしても、副業でリフレッシュできるので、心のバランスを保つ上でも、副業は効果があるなと感じました。ただ、自己管理がちゃんとできていないと体調を崩してしまい、会社や取引先に迷惑をかけてしまうこともあり得るので、その点には注意が必要です」

築100年の古民家を購入。東京・京都・香川の多拠点生活へ

もともと、東京と京都を拠点にフォトグラファーとして活動していた其田さん。コロナ禍によりテレワークが認められると、同じくフォトグラファーとして働く妻が暮らしている香川県高松市を含めた、3拠点での暮らしを始めた。

(写真提供/其田さん)

(写真提供/其田さん)

其田さんが利用している、HafH加盟ホステルのWeBase高松(写真提供/其田さん)

其田さんが利用している、HafH加盟ホステルのWeBase高松(写真提供/其田さん)

HafHに加盟しているNINIROOM(京都)ラウンジでテレワーク中の其田さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

HafHに加盟しているNINIROOM(京都)ラウンジでテレワーク中の其田さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

ところが、其田さんが始めたのはただの多拠点生活ではない。香川県でも街の中心部ではなく、田舎の築100年の古民家を購入し、田舎暮らしも同時に実現しようとしている。

仕事や暮らしに効率を求めるなら、拠点の場所は駅近がベストなはず。其田さんはなぜ、都心から遠く、しかも駅からも離れた場所に3拠点目を構えたのだろうか?

「都会でずっといそがしく働いていると、心がすり減ってしまう気がして。でも、田舎だけだと副業の単価がどうしても低くなってしまいがち。田舎と都会を行き来することで、心のバランスだけでなく、収入のバランスも保っていけるのではないかと考えました」

新たに物件を所有する場合、固定資産税や光熱費などの費用が発生する。多拠点生活において、こうした固定費は重くのしかかってくるのではないだろうか?

「香川県の古民家は、シェアハウスやゲストハウスとしての運営を視野に入れています。せめてランニングコストだけでも利用者と分担しあえる仕組みをつくれば、この暮らしを長く続けていけるのではないかと考えました。妻が現在もシェアハウスの経営をしているので、そのノウハウも活かしながら力を合わせてやっていければ。また、こんな変わった物件には、自分たちと共通する価値観を持った人たちが訪れてくれると思っています。ここで新しいコミュニティが生まれると思うと、今からすごく楽しみですね」

其田さん夫妻が自らの手でリノベーションを進めている香川県の古民家(写真提供/其田さん)

其田さん夫妻が自らの手でリノベーションを進めている香川県の古民家(写真提供/其田さん)

(写真提供/其田さん)

(写真提供/其田さん)

コロナ禍が追い風となって実現した現在の暮らしのメリットを、其田さんは次のように語る。

「時間を柔軟に使えることですね。以前は週5日出勤しなければならなかったので、地方へ出られるのは週末だけでした。でも今は、テレワークで会社の仕事をした後、すぐに副業やリノベーションの作業に移れます。1日の時間を無駄なく使えるようになり、この一年でガラッと生活は変わったなと感じています」

古民家の屋根を瓦から鉄の板に張り替える作業をしている。「これを土日だけやって東京と行き来していたら、全然終わらないんですよ(笑)。移動時間を挟まずに作業に取りかかれるから、働きながらリノベーションができるんです」(写真提供/其田さん)

古民家の屋根を瓦から鉄の板に張り替える作業をしている。「これを土日だけやって東京と行き来していたら、全然終わらないんですよ(笑)。移動時間を挟まずに作業に取りかかれるから、働きながらリノベーションができるんです」(写真提供/其田さん)

会社員をしながら、どこまでやりたいことをできるか挑戦中

フォトグラファーとしての副業、多拠点生活、田舎暮らし……と、次々と新しい挑戦をしてきた其田さん。今後については、「会社員をしつつ、地道にコツコツどこまでやりたいことを実現できるのか挑戦してみたい」と、意気込みを語る。

「今は働き方の選択肢が増えただけに、今後のキャリアについて悩んでいる方は多いと思うんです。そんな中で自分は、会社員とフリーランスを組み合わせながら新しいことに挑戦しつつ、テレワークや複業、多拠点の魅力を自身のSNSやメディアを通じて発信していきたいですね。もちろん、大変なことや辛いことも本当にたくさんあります。大切なのは諦めずに少しずつ前に進むこと。ちいさくはやく、行動に移すことが大切だと感じています。自分もまだ、もがきつつチャレンジしているフェーズなので、こんなやり方もあるんだと面白がってもらえたらうれしいです」

自分のやりたいことに向かって臆せず前進し続ける其田さん。その背中は、働き方や暮らし方に迷う私たちに、「会社員だからって、やりたいことをあきらめる必要なんてない」と、語りかけているように見える。

拠点の一つ、京都の東山での写真撮影をしている様子(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

拠点の一つ、京都の東山での写真撮影をしている様子(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

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このバランス感恐るべし

所在地:渋谷区神宮前
19万2,500円(税込) / 46.36平米
山手線「原宿」駅 徒歩7分

原宿・千駄ヶ谷周辺で、事務所や予約制の店舗をお探しの方にぜひオススメしたい、こちらの物件。



貸主側で天井を抜いて、天高は約2.65mと高く、ライティングレールが設置済み。壁面はシンプルな白の壁紙。床はフロアタイルですが、剥がせばモルタルの床が姿を表します。



借主負担ですが、フ ... 続き>>>.
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桜の特等席はちょっと不思議

所在地:目黒区青葉台
16万2,000円 / 41.25平米
日比谷線・東急東横線「中目黒」駅 徒歩10分

目黒川の桜が目の前いっぱいに広がる、桜の特等席。それだけに、すこし不思議な作りの部屋です。



ちょうど、桜よりも少し高い位置から見下ろす感じ。バルコニーに出ると、桜並木の上にフワリと降り立ったような気分が味わえる眺めです。



南と西に面した角部屋で、窓がたくさんあるこの部屋。そん ... 続き>>>.
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直感でいこう!- オトナ部屋 –

所在地:板橋区蓮根
12万5,000円 / 42.9~45.52平米
都営三田線「蓮根」駅 徒歩5分

ハッと出会ってしまったら、その直感を信じてみるのもアリだと思います。2020年12月にリノベーションされたばかりの空間、2部屋をご紹介。



それぞれの部屋で少し内装が異なりますが、どちらも採光は東向きで、約16畳の大きなリビングのある1LDKです。



305号室は、アカシアの床に ... 続き>>>.
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風そよぎ、木かおるアトリエオフィス

所在地:杉並区下井草
17万6,000円(税込) / 50.5平米
西武新宿線「井荻」駅 徒歩3分

★ 賃料が下がりました ★



のんびりとした雰囲気の駅、畑や大きな公園がある街。建築家であるオーナーが設計した建物、国産の杉が多用された部屋。窓から見える庭の木々、さ〜っと心地よく抜ける風。



こんな環境で仕事ができたら、穏やかな気持ちで進められそうだし、はかどりそうだなぁ。



... 続き>>>.
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外国のホテル

所在地:中野区江原町
7万9,000円 / 30.26平米
都営大江戸線「新江古田」駅 徒歩4分

ワンルームをざっくりとした質感で改装した、どこか異国の雰囲気を感じさせる一室です。室内の設計は建築士のオーナーが自ら手掛けたもの。



室内は土足利用を想定してつくられていて、住居としてはなかなか珍しいかたち。それだけではありませんが、どこか日本ではない異国の雰囲気があり、海外居住 ... 続き>>>.
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公園よこの特権

所在地:杉並区高円寺北
11万円 / 32.4平米
中央線「高円寺」駅 徒歩10分

公園よこの特権としか言いようがない、気持ちよく抜けのある物件です。建物南側に馬橋公園があり、部屋にいながら見事な紅葉を眺めることができました。



ワンルームの室内は東・南・西側に窓があり、向こう側に邪魔な建物もありません。実際の平米数以上に広がりを感じます。昼間はとても明るい暮ら ... 続き>>>.
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緑を切り取る平屋

所在地:三鷹市井の頭
15万円 / 60平米
井の頭線「井の頭公園」駅 徒歩8分

色とりどりの木々が生える庭を楽しむ、こぢんまりとした平家。窓の多い室内には光と風が気持ちよく通り、のんびりとした居心地のいい空気が漂います。



物件が位置するのは井の頭公園駅からほど近く。閑静な住宅街を進み、細い道を進んだ奥まったところに、隠れ家のような平家がひっそりと立っていま ... 続き>>>.
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親子ワーケーションで旅も働き方も自由に! 子どもの成長にも変化 私のクラシゴト改革3

いま注目を集めている、働きながら旅をする「ワーケーション(ワーク+バケーションの造語)」。それを子ども連れで実践している、フリー編集者の児玉真悠子さんにお話を伺った。子どもたちの思わぬ反応もあったようで・・・・・・。連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。仕事をしながら暮らすように旅ができる。山口県萩の10日間

とにかく旅好きな児玉さん。しかし出産、育児でなかなか旅行ができない状態が続き、もやもやしていたそう。
「そもそも、夫と長期休暇が合わず、子ども2人を連れての家族旅行は、スケジュール調整だけでひと苦労。結局、PCを持ち込んで旅先で仕事をしていました」
そんな時、山口県の萩市から、所属する一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会宛に、“ワーケーションを自ら実践してパンフレットをつくってほしい”という依頼が。“子連れなら行けます”と返答したのが、親子ワーケーションを意識した最初だった。

そして昨年の夏に、当時小5の息子と小1の娘を連れ、山口県萩市で10日間過ごすワーケーションの旅に。日中は子どもと遊び、早朝や夜は集中的に仕事。4日目で夫が合流すると、子どもの見守りを分担した。
「とにかく予定を詰め込みがちな通常の旅行と違い、腰を落ち着けてその土地で生活する楽しさがありました。萩市は吉田松陰や高杉晋作など明治維新の立役者の生家が徒歩圏内なんです。感動しましたね。場所の力に刺激を受け、夫と今後についてゆっくり話し合う時間もありました。ああ、こういう過ごし方もありなんだと発見でした」

ただし、正直、子どもが同じ場にいながらの仕事は困難も。外に連れ出す際は、私も同行しなければならず、フルには稼働できないジレンマもあったそう。

萩市のお試し暮らし住宅(#梅ちゃんち)に10日間1万円で滞在。古民家だが、中はリノベーション済みで快適(画像提供/児玉さん)

萩市のお試し暮らし住宅(#梅ちゃんち)に10日間1万円で滞在。古民家だが、中はリノベーション済みで快適(画像提供/児玉さん)

吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作などの生家、世界遺産の松下村塾など名所が街のあちこちに(画像提供/児玉さん)

吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作などの生家、世界遺産の松下村塾など名所が街のあちこちに(画像提供/児玉さん)

メール返信や、アイデア出し、情報収集といった仕事は、児童館の横のスペースがぴったり(画像提供/児玉さん)

メール返信や、アイデア出し、情報収集といった仕事は、児童館の横のスペースがぴったり(画像提供/児玉さん)

子どもを地元の小学校に通わせつつ、長崎県五島列島でワーケーション

その課題から、2度目の親子ワーケーション先として選んだのは、子どもたちが地元の小学校に通える長崎県五島市のプログラム「GOTO Workation Challenge 2020」。

「最初は、島に行くことに子どもたちは不安だったみたいです。娘は『東京に戻ってきたら、習っていない漢字があるのが不安』って泣いてしまったので、『大丈夫だよ、事前に先生に何を習うか聞いておくから』と安心させました。一方、息子の第一声は『そこって、Wi-Fiある?』。デジタルネイティブだな~と思いました(笑)」

当初は不安だった2人も、入学初日で「楽しかった!」とイキイキとした表情で帰ってきたそう。「『掃除の仕方が違ってた』『牛乳がびんじゃなくて紙パックだった』『給食にくじらの肉が出たよ』とか、たくさん話してくれました。娘はあやとりが好きなのですが、島の子とつくる作品が違っていたみたいで、お互いに“すごいね”って言いあいながら仲良くなったようでした」

地元の小学校へ登校する2人。「ドキドキ、不安だったのは初日だけ。日に日に登校時の表情が明るくなって、短期間でも子どもたちの成長を感じました」(画像提供/児玉さん)

地元の小学校へ登校する2人。「ドキドキ、不安だったのは初日だけ。日に日に登校時の表情が明るくなって、短期間でも子どもたちの成長を感じました」(画像提供/児玉さん)

地元の子どもたちがくれた、お手製の観光ガイトの小冊子(画像提供/児玉さん)

地元の子どもたちがくれた、お手製の観光ガイトの小冊子(画像提供/児玉さん)

最後に色紙をくれたのもいい思い出に。「子どもたちの関係は本当にフラットで、すぐ仲良くなれるのはすごいなぁと思いました」(画像提供/児玉さん)

最後に色紙をくれたのもいい思い出に。「子どもたちの関係は本当にフラットで、すぐ仲良くなれるのはすごいなぁと思いました」(画像提供/児玉さん)

五島市では1階にコワーキングスペースが併設されているホテルに宿泊。「子どもが学校に行っている間は東京と同じように仕事ができました」(画像提供/児玉さん)

五島市では1階にコワーキングスペースが併設されているホテルに宿泊。「子どもが学校に行っている間は東京と同じように仕事ができました」(画像提供/児玉さん)

知らない世界に飛びこむアウェイ体験は、将来の生きる力に

「一番、印象的だったのが、息子が『まるで、違う人の人生を生きたみたいだった』と言ったこと。また、『いろんな教え方をする先生がいるんだ』とか、『どっちの学校も面白いことと、そうじゃないことがある』って気付けたようで、どこか自分自身を俯瞰で見るような、貴重な体験ができたみたいです。子どもの世界ってどうしても狭くなりがち。でも、いつもの学校とは違う”パラレル”な世界をちょっとだけ経験したことで、自分が所属している社会がすべてじゃないと知ったよう。この体験は、子どもたちが今後何かでつまずいたときに、生きる力になるんじゃないかと思います」

五島市のプログラムに参加していた子どもたちと。「こうして子どもたちに地縁のある場所をひとつずつ増やしていきたいです」(画像提供/児玉さん)

五島市のプログラムに参加していた子どもたちと。「こうして子どもたちに地縁のある場所をひとつずつ増やしていきたいです」(画像提供/児玉さん)

児玉さんが子どもたちに体験入学をさせたかった理由は、ご自身の子どものころの体験が大きい。
「私は親の仕事の都合で転校が多く、ドイツやフランスで過ごしたことも。そこでは既存のコミュニティの輪の中に飛び込まないといけず、いろんなことに挑戦しなきゃいけなかった。でも、それって社会人になれば当たり前のことですよね。異世界での刺激が自分を成長させてくれたと思うから、子どもたちにも、そうしたアウェイ経験をさせてみたかったんです」

コワーキングスペースの片隅でゲーム中。「東京の友達とオンラインゲームで遊んでいました。今は離れていてもこうやってつながることができるのもいいですね」(画像提供/児玉さん)

コワーキングスペースの片隅でゲーム中。「東京の友達とオンラインゲームで遊んでいました。今は離れていてもこうやってつながることができるのもいいですね」(画像提供/児玉さん)

会社員でもテレワークが浸透。ワーケーションや二拠点暮らしも視野に

今年秋には、ワーケーションのモニターとして、栃木県那珂川町で2泊3日、下の娘さんを連れて滞在。地元の小学校で体育の授業を一緒に受けたり、川遊び、そば打ち体験、竹細工づくり、栗拾いをしたり、普段とは違う刺激を受けたようだ

「娘は栃木で、子どもを預かってくれた地元のスタッフさんと昔遊びをしたのがすごく楽しかったようで、『もっと森とか川が近くにある場所に住みたい』って言っていました。そんなふうに、小さい時から、自分にフィットする環境を意識することは大切だと思います。そんな娘のために、これからは山で暮らす機会を増やしてあげたいです。こうした経験の積み重ねが、将来、都市以外で暮らす選択肢にもなるのではないかと。それこそ、職業選択の幅も広がると思っています」

もちろん、こうした長期のワーケーションができるのも、児玉さんがフリーランスだからだが、コロナ禍の影響でテレワークが増え、会社員でも可能な選択になっているといえるだろう。
「実際、かつては毎日出社していた会社員の夫も、現在はほぼリモート。東京から離れて暮らすのも全然アリだと言っています。ただ、私は実家が都内にあり、東京の住まいをなくすことは考えていません。ゆくゆくは二拠点暮らしができたらいいね、と夫と話しています」

民家の庭先で栗拾い中。「モニターに参加した同級生の男の子ともすっかり仲良しに。今回、初めて合ったとは思えないくらい!」(画像提供/児玉さん)

民家の庭先で栗拾い中。「モニターに参加した同級生の男の子ともすっかり仲良しに。今回、初めて合ったとは思えないくらい!」(画像提供/児玉さん)

観光マインドからひとつ抜け出すことがワーケーション浸透のカギ

現在、ワーケーションに関するモニター参加や、ワーケーションに関するイベントなどを通して、ワーケーションを推進したい自治体の関係者とも話をする機会の多い児玉さん。課題は何だろうか。

「受け入れ側がまだ観光マインドが抜けないことが大きいですね。例えば、オフシーズンの夏のスキーゲレンデを訪れた時、『このゲレンデの芝を滑って遊べたら、子どもたちがすごく喜びそうだし、このスキー場内の施設で仕事ができたらいいですね。Wi-Fiがあって、見守りしてくれる大人がいたら、みんな来たいですよ』と言ったら、『そんなのでいいのですか』と言われました。地域を観光資源としてだけ見ていて、生活する上での何気ない魅力に気が付いていない人が多いんです。ほかにも、子ども向けの地元のワークショップが、親も参加がマストならワーケーションには向かないけれど、●歳以上は子どもだけの参加でOKとか、親子が別々に過ごせる時間がつくれるならワーケーション向きになります。ワーケーション先を探すとき、今は親がそれぞれ自分で生活環境や子どもの受け入れについて情報収集をしていますが、受け入れる自治体が親子向けのワーケーション先としての魅力を発信するだけでも違ってくるんじゃないでしょうか」

ビジネス系出版社の書籍編集者から、2014年に編集者・ライターとして独立。一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリパラ編集部」、地方創生チームに所属。親子向けワーケーションの普及に向けて、企画や発信を行う事業を展開。現在、小6男児、小2女児の母。夫もマスコミ勤務。写真は10月に参加した兵庫県新温泉町のワーケーション視察後に訪れた鳥取砂丘にて(写真提供/児玉さん)

ビジネス系出版社の書籍編集者から、2014年に編集者・ライターとして独立。一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリパラ編集部」、地方創生チームに所属。親子向けワーケーションの普及に向けて、企画や発信を行う事業を展開。現在、小6男児、小2女児の母。夫もマスコミ勤務。写真は10月に参加した兵庫県新温泉町のワーケーション視察後に訪れた鳥取砂丘にて(写真提供/児玉さん)

子どもがいるから、仕事があるから、と旅がままならない人たちも、テレワークの浸透で働き方はぐっと自由に。実は、思春期になる前の小学生の時期は、乳幼児ほど目が離せないわけではなく、ワーケーションや二拠点生活に向いている。
また、ワーケーションとひとくくりにしても、仕事重視か、休暇重視かで滞在場所や期間も変わる。“プライベートの旅行のときに仕事を持っていく”という段階からひとつ超えた、新たな旅のスタイル、働き方の広がりに期待したい。

●取材協力
・萩市お試し暮らし住宅(#梅ちゃんち)
・「GOTO WORKATION CHALLENGE 2020」
・創生なかがわ株式会社

ノイジーな交錯場【テナント】

所在地:横浜市都筑区池辺町
7万400~8万5,800円(税込) / 12.43~19.25平米
横浜線「鴨居」駅 徒歩9分

JR横浜線「鴨居」駅から少し歩いたところに立つ、建設会社の木材倉庫・加工場・共同住宅が大々的にリノベーションされました。この物件の立つ横浜市都筑区池辺町(いこのべちょう)は中原街道が通り、住宅街のほか、工場・倉庫が多く、物件の徒歩2分のところには「ららぽーと横浜」もあります。第三 ... 続き>>>.
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ノイジーな交錯場【住居】

所在地:横浜市都筑区池辺町
8万3,000~9万円 / 31.5~37.5平米
横浜線「鴨居」駅 徒歩9分

JR横浜線「鴨居」駅から少し歩いたところに立つ、建設会社の木材倉庫・加工場・共同住宅が大々的にリノベーションされました。この物件の立つ横浜市都筑区池辺町(いこのべちょう)は中原街道が通り、住宅街のほか、工場・倉庫が多く、物件の徒歩2分のところには「ららぽーと横浜」もあります。第三 ... 続き>>>.
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ドローンが離島にアイスを運ぶ!未来を変えるドローン活用の最前線を追いかけた

コロナ禍による巣ごもり需要を受け、宅配サービスはどこも大忙し。しかし、コロナ以前からネットショッピングの急成長や人材不足などで、物流サービスは悲鳴を上げていました。
こうした状況下において、ネットショッピングなど、70以上の事業を展開する楽天が、約4年前からドローンを使った新しい物流サービスの構築・提供を試みています。将来、場所を問わず荷物をすぐに受け取れるようになれば、私たちはますます住む場所を自由に選べるようになります。どのようなサービスなのか、楽天のドローン・UGV事業部のジェネラルマネージャー向井秀明さんに伺いました。
7年後には配送ドライバーが24万人も不足する!?

「ハーゲンダッツのアイスクリームを、猿島で食べられるとは思わなかった」。
これは神奈川県横須賀市にある離島の「猿島」において、2019年7月~9月に提供されたドローン配送サービスで、利用者から思わず出た言葉です。この時のサービス内容は、猿島のバーベキュー場を訪れた人が専用アプリで注文すると、海の向こうおよそ1.5km先にある横須賀市の西友からドローンを使って商品を届けるというもの。通常西友から猿島までは船で30分ほどかかりますが、ドローンならおよそ10分で配達完了。配送料は500円ですが、品物の価格は店頭と変わらず、数人分の買い物を同時に済ませられると考えれば、あっという間に元はとれます。例えばバーベキューに必要な焼き肉のタレを「忘れた!」なんてときも諦めずにすみ、あるいは往復1時間以上かけて定期船で買いに行く必要もなくなります。溶けやすいアイスクリームも、ドローンで買い物ができるなら、離島で食後に美味しく食べることができます。

実はこうしたドローンの実証実験は、国を挙げての取り組みとして注目されているのです。その大きな理由は、数年前から顕在化してきた「物流クライシス」であると向井さんは言います。
「2010年の時点では約7.8兆円だったネットショッピング市場は、2019年には約19兆円と、約2.4倍の規模に成長しています。一方で少子高齢化や、労働環境による不人気からドライバー不足が問題になっていて、ある調査では2027年には配送ドライバーが24万人不足すると指摘されています」(楽天・向井さん)

こうした課題を解決するために、国は、官民協議会の「過疎地域等におけるドローン物流ビジネスモデル検討会」を設置。また経済産業省はドローン物流をスムーズに実現するために欠かせない技術推進や法的整備について話し合う官民協議会「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会」において、ロードマップを作成。その2020年版「空の産業革命に向けたロードマップ2020~我が国の社会的課題の解決に貢献するドローンの実現~」では、「2022年以降に有人地帯での目視外飛行(レベル4)を目指す」としています。

国を挙げてドローン活用へと向かう現在、物流クライシスはネットショッピング事業の成長に向けて解決すべき課題です。

「ドローンのようなイノベーションを利活用して物流クライシスを解決しようと考えたのです。こうしてドローン事業が立ち上がりました。主要な目標は、物流クライシスの回避と、地域エンパワーメントです。また、3つのミッションを掲げています。

1. こんな所に荷物が届く、という新たな利便性の提供
2. 物流困難者(買い物弱者)の支援
3. 緊急時の物流インフラの構築

我々はネットショッピング事業者として、ドローンを活用した物流サービスをパッケージ化し、民間企業や自治体等に提供することを目標に掲げています」(同)

誰でもすぐに扱えるドローン物流サービスを目指す

では、同社が挑んでいる「ドローンを活用した物流サービス」とはどんなものなのでしょうか。まず使用するドローンを見てみましょう。

「ドローンというと「操縦が難しそう」と思う人もいると思いますが、使用しているドローンは完全自律飛行タイプです。飛行開始ボタンを押せば、設定した飛行ルートをドローンが自動で飛行してくれます。メーカーと連携しながら、実証実験を通してさまざまな改善を図っていき将来的には、ボタン一つで誰でもすぐにドローンを飛ばせるサービスにすることを目指しています」(同)

猿島での飛行の様子。現在楽天は最大積載量2kgの小型機と、同5kgの大型機を使用している(写真提供/楽天)

猿島での飛行の様子。現在楽天は最大積載量2kgの小型機と、同5kgの大型機を使用している(写真提供/楽天)

「完全自律飛行をするためには、配送する側には飛行ルートを設定しドローンにその情報を与えるシステムがなくてはなりません。また、配送してもらう側にはスマートフォンで簡単に注文できるアプリが必要です。こうしたドローン配送に必要なソフトウェアやアプリ等も我々楽天で開発しています。

サービス開始の際には、着陸地点の設定などを運用者が任意に定めることを想定しています。楽天はリモート会議や遠隔操作などを通してサポートし、運行状況はリアルタイムで楽天側でも確認できます」(同)

これが楽天の考えているドローンを活用した物流サービスの概要です。従来の物流とくらべて遙かに人手がかからず、またドローンが離着陸できる場所さえあればどこでも荷物を運ぶことができます。

「ドローンを活用したオンデマンド配送はお客様が希望する時間と場所にピンポイントで荷物を届けることができるようになります。配送時間が約10~20分程度の短時間であれば、昨今のオンラインデリバリーサービスの様に、お客様が荷物の到着を待つことを考えると、再配達の心配もグッと減ることが考えられます」(同)

標高2800mへも、家の前の畑へも荷物が届く

冒頭で紹介した神奈川県横須賀市の猿島の他にも、これまでに同社では全国13県で、さまざまな利用シーンを想定して実証実験やサービス提供を行っています。例えば2020年9月には長野県白馬村において、山小屋への物資配送の実験が行われました。

白馬村での実証実験の様子(写真提供/楽天)

白馬村での実証実験の様子(写真提供/楽天)

離陸地点は麓の登山口、標高1250m地点にある「猿倉荘」。届け先である「白馬山荘」は標高2832mと、標高差は約1600mもありましたが、国内で初めてドローン配送に成功しました。人が山を登って運ぶと片道・約7時間かかるところを、わずか15分で5kgの物資を届けることができたのです。

白馬山荘までの登山ルート(写真提供/楽天)

白馬山荘までの登山ルート(写真提供/楽天)

また2020年2月には、岩手県下閉伊郡岩泉町において、買い物弱者の支援や、災害対策など緊急時の実用化を目的とした実験を行いました。過疎地と高齢化が進んでいる地域ですが、実験を通して、同様の問題を抱える地域でのドローン配送サービスが成り立つということが分かりました。

「地域によっては、ドローンの離着陸の場所として公民館の駐車場などを活用していましたが、例えば家の前の畑などを利用できれば、住民が荷物を受取に公民館等へ出掛けなくてもすみます。ドローンが活用されれば、高齢者も買い物に困らずに済むと考えています。
また同町は2016年に台風による豪雨で甚大な被害を受けたことのある地域ですが、そのような災害時でも緊急物資をドローン配送できることを目指しています」(同)

機体の安全性向上が今後の課題

一方で、まだ新しい技術・サービスですから課題もあります。
「まず一つの課題は、バッテリー容量と飛行距離です。現在のバッテリー性能では、約5kgの荷物を搭載すると、飛行距離は片道約5km程度。物流サービスの一翼を担うには、片道20kmは飛びたいところです。もう一つの課題は、機体の信頼性です。飛行機やヘリコプターのように、ドローンが日常で人々の上空を飛行しても安全かどうか、という点です。もちろん年々機体の信頼性は高まってきていますが、まだまだ高い安全レベルを満たすための実験検証データがそろっていません。そのためこれまでの実証実験では、海や川の上、あるいは人のいない山岳部を飛んでいました。どうしても道など人のいるところを横切らなければならない場合は、第三者の侵入を防ぐなどさまざまな対策を講じています。今後、人々が暮らす上をドローンが飛んでも、決して落下しないという安全性が確認できることもドローン配送サービスを拡大するうえで重要となってきます。機体の信頼性が向上すれば、飛行機やヘリコプターのように人や住宅の上を飛べるようになるでしょう。

楽天は、これまでの実証実験の通り、人の上空を飛ばさずに範囲を限定することでドローン配送の実証やサービスを重ねてきています。こうした実験の成功を着実に積み重ねることが、他企業の機体開発参入など、機体の進化を促すことに繋がるのではないでしょうか」(同)

ドローンを使った物流サービスが、地方や世界を助ける日

「オペレーションの仕組みなどは、将来的にはパソコンが使えて、運行前の点検が出来る人が扱えるレベルでの実装を目指しています。ただ高齢化の進む過疎地域では、やはりパソコンやドローンの扱いに不慣れな人が多いと思います。そのためにも、地域人材の育成が重要だと考えています。できれば、IoTなど先端技術に明るい、若い人に担ってもらうことが理想です。若い人が過疎地で地域人材として活躍すれば、その地域も活性化され、ひいては、その地域への移住者が増えるかもしれません」(同)

このように地方創生の可能性も秘めた「ドローンを使った新しい物流サービス」。同社は実際にサービスを開始する時期の目標を、「2021年」を目途として定めています。楽天はドローン配送というソリューションを各地域と連携しながら展開し、「ドローンが当たり前のように飛んでいる社会をつくっていきたい」とコメントしています。

さらに同社は、その先も見ています。「猿島のような活用法は、法律などさまざまな事を鑑みなくてはいけないが、例えば離島の多いフィリピンでも応用・転用できると考えています。世界には離島も山岳地帯も、交通網の貧弱な地域も、たくさんあります」(同)

近い将来、世界各地でドローンの実用が始まった際、国内・国外に同社のソリューションを提供するというビジョンのためにも「まずは日本で、きちんとカタチにしたい」と向井さん。日本中のさまざまな地域で、この恩恵を受けられる日が来るのは、そう遠くないようです。

チャペルと子供と電車ビュー

所在地:杉並区西荻北
13万5,000円 / 58.39平米
中央線「西荻窪」駅 徒歩2分

ずっと紹介したかった、いかした外観のレトロマンション。さらに今回の部屋は最上階の9階で、抜ける眺望も大きな魅力です。



最上階からの眺望が南方向にズドーンと抜けていて、いやあ、あっぱれあっぱれ。中央線も部屋から見られます。電車が見える部屋、やっぱり好きだなー。



室内の内装はよく ... 続き>>>.
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どうなる、これからのマンション価格?コロナ禍でも住宅購入は抑制より促進?

リクルート住まいカンパニーは、緊急事態宣言下の5月に引き続き、8月~9月(8/24~9/11)にかけて実施した、首都圏・関西・東海と一部の政令指定都市に在住する、住宅購入・建築やリフォームを検討している人たちに調査した結果を公表した。8/24~9/11という調査時期は、第3波が訪れたいま振り返れば、第2波が収まりつつあった時期に当たるのだが、調査結果にどんな違いがあったのだろう?【今週の住活トピック】
第2回「コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」を公表/リクルート住まいカンパニー第2波後も在宅勤務の影響で、住まい探しは促進傾向?

緊急事態宣言下で行われた同社の第1回の調査結果については、SUUMOジャーナル「駅距離よりも家の広さが欲しい?コロナ禍で変わる住まい選び」で詳しく紹介している。第2回の調査結果を見ると、第1回と同じような傾向が見られる。具体的に見ていこう。

「コロナの拡大によって住まい探しにどういった影響が出たか?」について、以下のように分類したところ、全体として第1回の調査結果より「抑制された」という割合が減っている。

○影響はない
○抑制された
・モデルルーム・モデルハウス・住宅展示場・不動産店舗・実物物件を見に行くことをやめた
・検討を休止した、いったん様子見にした
・検討を中止した
○促進された
・住まい探し始めのきっかけになった
・住まい探しの後押しになった
・契約の後押しになった

コロナ拡大の住まい探しへの影響(特定の項目に回答した人のみ/単一回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より転載)

コロナ拡大の住まい探しへの影響(特定の項目に回答した人のみ/単一回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より転載)

ただし、この結果には地域差も見られ、関西では「抑制」のほうが「促進」より多いが、東海ではイーブンに、首都圏では「促進」のほうが「抑制」より多くなるという結果になった。

これは、在宅勤務などの影響が見て取れる。「テレワークの実施率」を見ると、全国的に緊急事態宣言中に大きく上昇し、7~8月末になると減少しているが、それでも首都圏では62%と依然として実施率は高い。

【緊急事態宣言中と7~8月末のテレワークの実施率】
首都圏:72% → 62%
関西 :53% → 47%
東海 :51% → 41%

その影響もあってだろうが、「住まいの検討のきっかけ」(複数回答)を聞くと、首都圏では「在宅勤務になった/増えた」(5月調査では「在宅勤務になった」)が急増して、最多のきっかけ要因になった。結婚や子どもの誕生などのライフステージの変化に加えて、特に首都圏で、テレワークが住まいを検討する大きなきっかけになっている。

住まいの検討のきっかけ(複数回答)※上位3つを抜粋(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より抜粋転載)

住まいの検討のきっかけ(複数回答)※上位3つを抜粋(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より抜粋転載)

コロナ下では「在宅時間の長期化」と「在宅勤務の継続」の影響大

住宅に求める条件は、住み替えを考えるきっかけによっても変わる。今回の調査結果を見ると、(1)在宅時間が長くなったこと、(2)在宅でのテレワークが続いていること、が住宅の条件にも影響していることがうかがえる。

※:今回調査から選択肢に追加した項目(前回調査では選択肢に含まれず) コロナ拡大による住宅に求める条件の変化(複数回答)※上位10を抜粋(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より抜粋転載)

※:今回調査から選択肢に追加した項目(前回調査では選択肢に含まれず)
コロナ拡大による住宅に求める条件の変化(複数回答)※上位10を抜粋(出典:リクルート住まいカンパニー「第2回 コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査」より抜粋転載)

コロナ下では換気が求められるので、「換気性能」や「通風」などが上位に挙がる。加えて、従来も重視されてきたが、「日当たり」「省エネ性」「遮音性」などの機能や「宅配ボックスなど」の設備は、在宅勤務や会食の自粛などで在宅時間が長くなったことも影響しているだろう。また、特に首都圏では、在宅勤務でニーズが高まる「仕事専用スペース」「通信環境」が、1・2位を占め、在宅勤務による影響の大きさがうかがえる。

どうなる?住宅市場の動向は?価格は?

では、これからの住宅市場はどうなっていくのだろう?

住宅購入・建築やリフォームについては、大半の検討者が「影響なし」と回答しており、「抑制された」比率は前回調査より下がっている。首都圏では、むしろ「促進された」比率のほうが多いという状況を見ると、住宅市場は比較的安定していると見てよいだろう。

例えば、東日本不動産流通機構が公表している首都圏の中古マンションや中古一戸建ての取引データを見ると、4・5月こそ一時的に売買の成約件数が大きく落ち込んでいるが、以降は回復しているし、成約した価格については、コロナ下でも大きな下落もなく、いまのところ安定している。

次に、研究機関の予測を見てみよう。

東京23区のマンション価格と賃料の中期予測/2020下期(出典:日本不動産研究所)

東京23区のマンション価格と賃料の中期予測/2020下期(出典:日本不動産研究所)

一般財団法人日本不動産研究所が公表した「東京23区のマンション価格と賃料の中期予測/2020下期」を見ると、東京23区の新築マンションの価格と賃料は、2020年~2025年までほぼ横ばいで推移すると予測している。新築マンションの価格については、新型コロナによるマクロ経済の停滞の影響は小さいと見ており、2020年に新築マンションの供給が減少しているが、主な購入層の経済余力は減少していないため、価格は下がらないという見立てだ。

こうしたことから、住宅市場に限れば新型コロナによる影響はあまり大きくないので、当面は価格も大きな変動はないと見てよさそうだ。住宅購入はライフステージの変化や今の住まいに対する不満などがきっかけになる。もしいま住み替えたいと思ったのであれば、コロナの影響に左右されることなく、冷静に判断するとよいだろう。

○日本不動産研究所/「東京23区のマンション価格と賃料の中期予測/2020下期」

商店街やスナックに泊まる!? ホテルが懐かしのまちの風景を守る

古き良き街の景色が惜しまれつつもなくなる一方、空家化やシャッター街化が問題になっている昨今。そんな問題を解決し、新たな価値を生み出す試みが、あちこちで始まっている。商店街にある空家やスナック街にあるビルをホテルとしてリノベーション、そこから地域を元気にしたい。大阪と青森に始まった、そんなムーブメントを紹介しよう。
コンセプトは「旅先の日常に飛び込もう」。コミュニケーションを楽しむ「SEKAI HOTEL」

布施駅(大阪府東大阪市)から商店街を歩きながら、「SEKAI HOTEL」を探していた。「あれ、このへんのハズだけど」と一度スルー。そして、来た道を戻ると、開口部がどーんと広がったカフェのようなホテルを発見した。でも、上の看板はリノベーションする前の「Ladies shop キヨシマ」のまま。だから、見逃したのか!

「そう。ここは以前、婦人服店だったんです。『SEKAI HOTEL』は、看板は昔のまま、店舗部分だけリノベーションしています」と、「SEKAI HOTEL」を経営するクジラ株式会社の三谷昂輝さん。

「地域とつながりたいから」と、大きな開口部を設けた「SEKAI HOTEL」のフロント。町工場をコンセプトに、照明など東大阪のプロダクトを採用し、インダストリアルな雰囲気に。カフェ&バーの営業時間は13~22時(写真撮影/出合コウ介)

「地域とつながりたいから」と、大きな開口部を設けた「SEKAI HOTEL」のフロント。町工場をコンセプトに、照明など東大阪のプロダクトを採用し、インダストリアルな雰囲気に。カフェ&バーの営業時間は13~22時(写真撮影/出合コウ介)

(写真撮影/出合コウ介)

(写真撮影/出合コウ介)

「SEKAI HOTEL」は、大阪の下町・布施商店街のいくつかの空家をリノベーション。フロントをベースに、商店街のアチコチに6棟の宿泊施設が点在する「まちごとホテル」だ。まずゲストはフロントでチェックイン(現在は3密回避のため、客室にてチェックイン)。ガイドが商店街を案内しながら、宿泊棟へと案内してくれる。宿泊時に渡される「食べ歩きチケット」を使えば、商店街のお店で商品と交換(食べ歩きチケット付きのプランでの予約が必要)。「ああ、SEKAI HOTELに泊まっているのね」と気さくに声をかけてくれるので、会話も弾む。そう。このホテルの「宿泊」はサイドメニュー。メインディッシュは「コミュニケーションを楽しむ」なのだ。

商店街の中に、宿泊棟N2~5が連なる。ちなみに、NとはNext doors(隣の家)のN。N4はもともと整骨院だったが空き地になっていたのでここだけ新築。川田菓子店がN3、喫茶店モアの1階がN2、2階がN5となっている。看板は昔のママ、店舗部分だけリノベーション。商店街に馴染んでいる(写真撮影/出合コウ介)

商店街の中に、宿泊棟N2~5が連なる。ちなみに、NとはNext doors(隣の家)のN。N4はもともと整骨院だったが空き地になっていたのでここだけ新築。川田菓子店がN3、喫茶店モアの1階がN2、2階がN5となっている。看板は昔のママ、店舗部分だけリノベーション。商店街に馴染んでいる(写真撮影/出合コウ介)

取材当日、徳島出身の女性2人組がちょうど宿泊棟に案内されているところに遭遇!「社員さんのSNSでこのホテルを知りました。ローカルディープが魅力で、人とか食べ物とか行けば楽しい事がいっぱいありそうだと思って予約しました。大阪はいつも日帰りだったのに、泊まるのは今回が初めて!」とその魅力を語ってくれた。

「『SEKAI HOTEL』は西九条(大阪市)に続き、布施が2拠点目となります。西九条の時点ではまだコンセプトが固まっていなかったのですが、ゲストが来て地元を案内すると宿泊客が喜ぶ。朝食が出せないデメリットも、近くの喫茶店で食べていただくと、これまた宿泊客が喜ぶ。そこで、地元との交流が観光資源として有効だと学びました」

黒門市場といった観光地化した商店街がある一方、布施の商店街は大阪の下町の良さが残っていた。シャッター街化が進んでいるからこそ、布施に「SEKAI HOTEL」をつくることで、地域を活性化したい。そんな想いからのスタートだ。

「ホテルのフロントを立ち上げると同時に、宿泊施設として使える空店舗を探しましたが、なかなか見つかりませんでした」と三谷さん。地域外からいきなり参入したため、すんなり借りる事ができず、どうしても時間がかかった。だが、地道に地域とのつながりを深めることで交渉も進み、宿泊棟も最初の1棟から6棟に拡大。「立ち話も業務」との言葉どおり、商店街の方々ととにかくコミュニケーションをとることで、協力してもらえるようなってきた。現在では、スタッフの努力も実り、優待割引のある「SEKAI PASS」に10店舗、「朝食銭湯プラン」に2店舗+1軒、「食べ歩きプラン」に6店舗と、提携店も増えつつある。

「SEKAI HOTEL」に勤務するクジラ株式会社の三谷昂輝さん。当初は遠くに住んでいたが、「地域の人々とのつながりを大切にしたいから」と近くに引越したそう(写真撮影/出合コウ介)

「SEKAI HOTEL」に勤務するクジラ株式会社の三谷昂輝さん。当初は遠くに住んでいたが、「地域の人々とのつながりを大切にしたいから」と近くに引越したそう(写真撮影/出合コウ介)

スタッフはみな、布施マスター。「布施のことなら、私たちに聞いてください!」

「SEKAI HOTEL」に宿泊すると、付いてくるのが食べ歩きチケット(6店舗5枚)。各店舗で100円相当の商品と交換できるシステムだ。その提携店を紹介しよう。まずは、「三ツ矢蒲鉾本舗」の井上美鈴さん。「SEKAI HOTEL」オープン当初からのおつきあいだ。

レトロな雰囲気のある布施の商店街。看板に歴史を感じる(写真撮影/出合コウ介)

レトロな雰囲気のある布施の商店街。看板に歴史を感じる(写真撮影/出合コウ介)

(写真撮影/出合コウ介)

(写真撮影/出合コウ介)

「SEKAI HOTELさんが来て2年、街が一体化して活気が出て来ました。若い学生さんや外国の方も増えましたね。そうそう。私はよくSEKAI HOTELさんに遊びに行くんですよ。スタッフさん、みんな若くていい人ばかり。お茶したり、おしゃべりしたり。ネットのこと教えてもらったり、外国人スタッフのアンネさんに英語教えてって頼んだり。すごく刺激をもらってますし、これからが楽しみです」とニコリ。

「三ツ矢蒲鉾本舗」の井上美鈴さん(写真撮影/出合コウ介)

「三ツ矢蒲鉾本舗」の井上美鈴さん(写真撮影/出合コウ介)

名物の玉ねぎ天。玉ねぎの甘さがたまらなく美味しい!一盛7個で440円がチケットなら玉ねぎ天2個と交換できる(写真撮影/出合コウ介)

名物の玉ねぎ天。玉ねぎの甘さがたまらなく美味しい!一盛7個で440円がチケットなら玉ねぎ天2個と交換できる(写真撮影/出合コウ介)

ドイツから留学で日本にやって来たアンネさん。「求人を見て応募しました。地域創生、社会に貢献しているのが気に入って。新しい試みも面白い!」と流暢な日本語で話してくれた(写真撮影/出合コウ介)

ドイツから留学で日本にやって来たアンネさん。「求人を見て応募しました。地域創生、社会に貢献しているのが気に入って。新しい試みも面白い!」と流暢な日本語で話してくれた(写真撮影/出合コウ介)

次にうかがった、鳥からあげ店「Kitchen friend怜」は、「店の名前は僕の名前から取りました(笑)」という店長・山尾怜司さん。実はお母様が30年前ここで総菜店を営んでいたという地元の方。そのお母様がつくる家庭の味・からあげが近所でも評判で、からあげのお店を開く決心をしたという。

「地元の商店街がどんどん活気を失って、このままじゃいかん、地元活性化の手助けになればという想いから、お店をオープンしました。実はSEKAI HOTELさんと提携すると、ホテルに一泊宿泊体験させていただけるのですが、扉を開けると、外観からは想像できない世界感が広がっていてびっくり。地元材を使っているのもいいなあと思いました。SEKAI HOTELさんのお客さまは、目新しさを求めてやってくる、若くてフレンドリーで明るい人が多いですね。商店街もまとまれば観光力があがる。SEKAI HOTELさんが起爆剤になってくれればと思います」

「Kitchen friend怜」の店長・山尾怜司さん(写真撮影/出合コウ介)

「Kitchen friend怜」の店長・山尾怜司さん(写真撮影/出合コウ介)

チケットを鶏皮チップスor鳥のからあげと交換。「ハーフ&ハーフも人気です。多めにサービスしておきますよ」(写真撮影/出合コウ介)

チケットを鶏皮チップスor鳥のからあげと交換。「ハーフ&ハーフも人気です。多めにサービスしておきますよ」(写真撮影/出合コウ介)

現在は、コロナの影響でゲストは少ない分、スタッフは「何かできないか」と地域の方とのコミュニケーションに軸足を置き、子ども連れに人気の「和菓子づくりプラン」、地元の人たちと仲良くなれる「飲み歩きプラン」など、商店街の方と相談しながらプランをつくっていく。最初は「布施にしては、カッコよすぎ」と敬遠されていたフロントにも、商店街の人が遊びにくるようになり、「隣のスナックのママさんがそうめんとか差し入れしてくれるんです」とスタッフもうれしそう。今後の目標は?

「地元の人がゲストに対して明るく接してくれるから、『SEKAI HOTEL』を通じて会話が広がるのがうれしい。宿泊棟数を増やしていく、というよりは、『SEKAI HOTEL』と関わる提携店をどんどん増やし、ますます活気が出てくるといいですね。最終目的は、布施の人口を増やすこと。観光地ではない布施のローカルな魅力を、もっと多くの方に知ってもらいたいです」と三谷さん。

布施の暑苦しさ(笑)=コミュニケーション、人情、そして粋な人々。そんな地域独特のオーディナリー(日常)をゲストに届けるのが、ここ布施の役目。そして、「SEKAI HOTEL」の3拠点目に予定されているのが、富山県高岡市。高岡市のどんなオーディナリー(日常)をゲストに届けるか、「SEKAI HOTEL」から目が離せない。

N3などの宿泊棟は「町工場」をコンセプトに、グレー・黒・シルバーを基調に、剥き出しの床はそのまま、無機質な素材でインダストリアルな雰囲気を演出 (写真撮影/出合コウ介)

N3などの宿泊棟は「町工場」をコンセプトに、グレー・黒・シルバーを基調に、剥き出しの床はそのまま、無機質な素材でインダストリアルな雰囲気を演出(写真撮影/出合コウ介)

ベッドとの間仕切り壁のエキスパンドメタルや照明は地元・東大阪の工場でオーダーメイドしたもの(写真撮影/出合コウ介)

ベッドとの間仕切り壁のエキスパンドメタルや照明は地元・東大阪の工場でオーダーメイドしたもの(写真撮影/出合コウ介)

ノスタルジックな泊まれるスナック街「GOOD OLD HOTEL」看板が建ち並ぶスナック。これがホテルなんて!夜は看板にライトがついて妖艶な雰囲気(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

看板が建ち並ぶスナック。これがホテルなんて!夜は看板にライトがついて妖艶な雰囲気(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

一方、青森の「GOOD OLD HOTEL」は、スナックをリノベーションした、非接触型ホテル(コロナ対応で非対面チェックインに対応)。昭和40年代の弘前市・鍛冶町に誕生したグランドパレス。バブル時代に若者が集ったこの場所も、時代とともにすっかり寂しいビルに。

「うちは大阪の不動産会社なのですが、自社で競売落札したのが、このグランドパレス。最初は使えるかどうかもわからず、ネガティブな印象しかなかったのですが、現地に行ってみると、鍛冶町は弘前市屈指の歓楽街。近くには歴史のある大正レトロなビルも立ち並び、弘前城や現代美術館『弘前れんが倉庫美術館』(2020年オープン)もすぐそば。街のポテンシャルが高い。当時民泊が盛んだった事もあり、『街に泊まる』をコンセプトに、スナックを活かしたホテルにしたら面白いんじゃないかと」(キンキエステート野村昇平さん)

「地元の人たちにも懐かしんでもらいたい」と、当時の古き良きたたずまいはそのままに、泊まれるスナック街にリノベーションした。「想い出映えする、というかノスタルジック×映える=ノスタルジェニックな時間を過ごしていただきたいと思いました」とコンセプトワークを担当した、有限会社odoru取締役中田トモエさん。外装やドア、看板はそのまま(一部除く)。青森の雰囲気が感じられる「ニューうさぎ」や「プードル」、スナック感の強い「DEN」「スナックターゲット」など、コンセプトが異なるレトロなお部屋を11室用意している。「もう文化遺産です」と中田さんは笑う。

「ニューうさぎ」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「ニューうさぎ」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「ニューうさぎ」は青森の特産品であるリンゴをイメージした内装。外観がリンゴの木っぽいような緑色なところからインスピレーションを受け、部屋の中はリンゴの実の色である赤・黄色・茶でまとめた(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「ニューうさぎ」は青森の特産品であるリンゴをイメージした内装。外観がリンゴの木っぽいような緑色なところからインスピレーションを受け、部屋の中はリンゴの実の色である赤・黄色・茶でまとめた(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「オープンは2020年7月。コロナの影響もあり、客足はまだまだ。地元の方の認知度もこれからだと思います」と、運営スタッフの木村深雪さん。今後の展望は?

「SNSでは、一夜で2万件のいいね、ツイートの反響も400件あり、若い人もレトロなスナック文化に興味を持っていることが分かりました。鍛冶町といえばスナック文化。それこそ、『SEKAI HOTEL』さんみたいに、もっと街ぐるみで連携して、このホテルに泊まる=コミュニケーションと、ハシゴ酒などをしながら、街を楽しんでもらえたらいいなと思います」(キンキエステート野村さん)

「プードル」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「プードル」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

もともとの造作が木っぽいつくりだったのと、照明が土器っぽかったので、青森にある三内丸山遺跡をイメージしたお部屋(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

もともとの造作が木っぽいつくりだったのと、照明が土器っぽかったので、青森にある三内丸山遺跡をイメージしたお部屋(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「Den」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

「Den」(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

スナック感が強い部屋。タバコのヤニで琥珀色になったシャンデリアがポイント(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

スナック感が強い部屋。タバコのヤニで琥珀色になったシャンデリアがポイント(ツイン)(写真提供/GOOD OLD HOTEL)

今回紹介した、「SEKAI HOTEL」と「OLD GOOD HOTEL」は、商店街の空家やスナック街のビルをリノベーションしてホテルとして再出発。ただ、ハードの整備ももちろんだが、それ以上にスタッフとゲスト、ゲストと地域の人々、地域の人々とスタッフといった3者の「コミュニケーション」がうまくいって初めて、魅力ある街に、活気ある街へと変化していく。ハードの魅力<ソフトの魅力。その努力こそが、街の風景を守る、有効な方法ではないだろうか。

●取材協力
SEKAI HOTEL
OLD GOOD HOTEL

下町のNEWスポット「東京ミズマチ」のおすすめショップ&周辺散歩

「東京ミズマチ」は、下町観光を代表する浅草と東京スカイツリー・ソラマチを結ぶ新スポットです。隅田川沿いを散策しながらランチやショッピングが楽しめると注目されているんですよ。そこで今回は、東京ミズマチのおすすめショップをご紹介。お出かけついでに、周辺の散策スポットにも立ち寄ってみませんか?
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三ノ輪の元材木屋

所在地:荒川区東日暮里
16万5,000円(税込) / 68.97平米
日比谷線「三ノ輪」駅 徒歩2分

元は材木店として使われていた建物の1階部分。材木店の看板や、資材を吊り上げるクレーンや鉄骨のフレームが当時の面影を残しています。



室内はがらんどうの空間。パーケットの床はかわいらしい感じですが、傷みがあるので改装は必要かと。トイレが和式だったり、エアコンがなかったりとある程度の ... 続き>>>.
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南平台、ジャンクに軽やかに

所在地:渋谷区桜丘町
33万円(税込) / 100.04平米
井の頭線「渋谷」駅 徒歩6分

渋谷駅すぐ、少しゾクッとするけど気になるマンションをご紹介。倉庫も含むと100㎡越え。物販店舗やサロンも可能です。



打って変わって、室内は軽やかで心地いい。3方向に窓があるので風が抜け、曇りガラスから自然光も程よく入ってきます。天井が2.3mと低めなので人物撮影は難しいですが、 ... 続き>>>.
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ほっこりするアトリエ店舗

所在地:台東区三筋
16万5,000円(税込) / 33平米
都営大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町」駅 徒歩6分

蔵前駅から歩くこと約8分。昔ながらの雰囲気が香るころんと可愛らしい戸建て、1階路面区画のご紹介です。



シンプルながら渋さの残る、いい顔をした外観が魅力的。ビルの路面区画も良いけれど、渋い戸建ての世界観もひかれるものがあります。



内装についてはリフォームされたばかりでツルピカで ... 続き>>>.
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フレッシュな新生活

所在地:杉並区西荻南
13万7,000円 / 42.52平米
中央線「西荻窪」駅 徒歩9分

白を基調としたフレッシュな室内。南向きで光がサンサンと入り、眺望も抜けていて気持ちがいいです。



部屋の間仕切りを開けば、空間を大きく使うことができます。来客の際はサッと閉めればOK。



個人的に、キッチンからの眺めが好きです。楽しく料理ができそうです。



水回りはどこも新しく、 ... 続き>>>.
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住民主導の「街そだて」とは?グッドデザイン受賞の幕張ベイパークを訪ねてみた

新型コロナウイルスの感染防止対策として、外出自粛やテレワークの増加など生活が大きく変化した。自宅周辺の“わが街”で過ごす時間が長くなり、街の魅力を再確認した人も多いだろう。そんな自宅周辺の街を住民自身が育てる取り組みで、2020年度のグッドデザイン賞を受賞した事例があると聞いて、訪ねてみた。
地域コミュニティにもグッドデザイン!?

グッドデザイン賞の公式ホームページによれば、「デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動」とある。特定の商品や建築物での受賞作品は数多くあるが、「地域・コミュニティづくり」のような形のないものも、「人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰する」のだという。

今回受賞したのは、一般社団法人幕張ベイパークエリアマネジメント(以下、B-Pam)および東京都や千葉県のデベロッパー7社だ。売り主であるデベロッパー側だけでなく、その街を拠点とする住民や店舗が主体となって「街そだて」をする仕組みが評価されての受賞となった。

ここで、受賞対象の街である「幕張ベイパーク」について説明しておこう。

JR京葉線・海浜幕張駅徒歩15分くらいの場所に、開発面積約17.5ヘクタール(東京ドーム約3.7個分)の広大な土地がある。2015年に開発事業者が決定し、ここに約4500戸の住宅及び生活するうえで必要となる商業施設や保育・教育施設、医療施設、運動施設などを、時間をかけて整備し、将来的には約1万人が暮らす街づくりの計画が立てられた。A街区とB-1~7街区の8区画に分かれ、中心に位置する楕円形の公園を取り囲むように、6棟の超高層マンションや生活関連施設が段階的に開発されていくミクストユースの街づくりを目指しているとのことである。

幕張ベイパーククロスポートに設置された模型

幕張ベイパーククロスポートに設置された模型

筆者が取材した段階では、A街区にイオンスタイルの商業施設が、B-7街区に「幕張ベイパーククロスタワー&レジデンス(497戸)」(写真手前)と保育・学童施設やコワーキングスペース、コンビニなどが、B-1街区に「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」があり、それぞれ稼働している。B-2街区には「幕張ベイパークスカイグランドタワー(826戸)」(写真右奥)とクリニックモールやスポーツ施設などが間もなく竣工予定で、B-3街区で超高層住宅の工事が着手されたところだ。

街そだての仕組みである「B-Pam」とは?

さて、街そだての役目を担う「B-Pam」に取材するために、街の公民館のような存在という「幕張ベイパーククロスポート」を訪れた。当日はちょうど、「謎解きトレジャーハント」というイベントが開催されていた。イオンスタイル幕張ベイパークで配布する「宝の地図」に記載された14カ所の店舗を回ってクイズを解き、12文字の暗号を伝えるとB-Pamの活動拠点である幕張ベイパーク クロスポートで宝物をもらえるというもので、筆者が見ている間に次々と親子が問題を解きに来ていた。宝物は足りるかと心配するほどの勢いだ。

B-Pamが拠点を置く幕張ベイパーククロスポート。謎解きトレジャーハントの謎を解いて、宝物をもらいにきた子どもたちが次々と訪れていた(画像提供:B-Pam)

B-Pamが拠点を置く幕張ベイパーククロスポート。謎解きトレジャーハントの謎を解いて、宝物をもらいにきた子どもたちが次々と訪れていた(画像提供:B-Pam)

取材に対応してくれたのは、B-Pam代表理事で住民でもある遠藤峰志さんと、事務局長でマンション管理会社三井不動産レジデンシャルサービスの社員でもある吉野公二さん、開発担当者である三井不動産レジデンシャルの柳谷剛弘さん。まず、B-Pamの役割を聞いた。

■B-Pamの役割
(1)自治会機能
(2)商店会機能
(3)管理組合の横連携機能
(4)エリアマネジメント機能

B-Pamの主な役割は上記の4つがあるという。まず、町内会のような住民組織である自治会としての機能(1)、ここで営業する商店主による商店会としての機能(2)がある。また、街区ごとにマンション管理組合が組織化されるが、幕張ベイパーク内には今後も段階的にマンションが建設されていくため、将来必要になる管理組合相互の横の連携を図る機能(3)もB-Pamの役割となる。

(1)~(3)は相互連携がテーマだが、(4)のエリアマネジメントは、街の価値を維持・向上させるための活動である。B-Pamでは、住民や店舗などが参加しやすいイベントの企画運営、街の景観を維持するためのルールづくりや清掃活動、安全安心な地域づくりのための防災訓練実施などのさまざまな活動の企画と実施を担っている。

デザインガイドラインを設け、街の中の商業施設に関しても、街並みの統一感を図っている。写真はイオンスタイル幕張ベイパークで、外観は落ち着いたトーンになっていた

デザインガイドラインを設け、街の中の商業施設に関しても、街並みの統一感を図っている。写真はイオンスタイル幕張ベイパークで、外観は落ち着いたトーンになっていた

B-Pamの活動拠点は、次の2つ。
■B-Pamの活動拠点
・幕張ベイパーククロスポート(街のコミュニティ拠点)
・B-Pam WEB(インターネット上の交流サイト)

「幕張ベイパーク クロスポート」には、B-Pamの活動拠点であるほか、貸し出しできるフリースペース(キッチン付きパーティールームもあり)があり、パーティーや趣味のサークルなど多様に利用ができるようになっている。一方「B-Pam WEB」では、イベントなどの告知や参加申し込み、管理組合からのお知らせ、店舗などの情報提供、フリースペースやマンションの共用施設の予約などもできるようになっている。

また、B-Pamはどういったメンバーで構成されるかというと(下図参照)、住民による「居住会員」とエリア内の商業施設の事業者による「店舗会員」、街を開発するデベロッパーによる「開発会員」などで構成され、それぞれの代表が役員を務める「理事会」を事務局がサポートしながら活動し、正会員による「総会」で決議していく形だ。

B-Pam組織図(画像提供:B-Pam)

B-Pam組織図(画像提供:B-Pam)

正会員のほかに、居住会員の家族による「ファミリー会員」や商業施設の従業員による「ワーカー会員」を「準会員」としているほか、B-Pamの活動を支援する企業や団体による「パートナー会員」や幕張ベイパークに居住していないが関わりたい個人による「オープン会員」なども設定している。

会員になるのは任意で強制ではない。会費も支払うことになる。居住会員の会費は、1世帯あたり月300円で、店舗会員は店舗の広さに応じで会費が変わる。現在、居住会員は居住者の約7~8割が加入しており、店舗会員は13店舗が全て加入している。

また、現在の理事会は幕張ベイパークの居住者4名、店舗事業者2名、デベロッパー社員3名の役員で構成しており、任期は2年。居住者による役員は、マンションの管理組合との連携を図る意味合いから、管理組合の理事と兼任を図っているとのことだ。代表理事の遠藤さんも、管理組合の第1期理事を務めていた。

重要なのは継続していくこと、参加者の主体性がカギに

さて、幕張ベイパークは2019年4月に「街びらき」イベントを開催している。街びらきイベント自体は、入居者の親睦のためでもあるが、お披露目としての宣伝効果もあり、デベロッパーが力を入れることで盛大に実施することはできる。問題となるのは、その後だ。大勢が参加する多様なイベントを、数多く継続して開催できるかどうかが課題だ。

デベロッパーが用意した活動の場があっても、事務局などの限られた人たちだけがいくらがんばっても、継続して活動してくれる住民たちがいなければ続かないものだ。そうした担い手をどう集めるかが最も難しい点だ。

B-Pamでは、マンションの入居が始まる前からこのコミュニティづくりにいち早く取り組み、契約者が入居するまでに、どういった活動をするかを詳しく説明し、街づくりに関心を持つ人を育てていった。遠藤さんもそこで関心を持った一人だ。こうした人を中心に、「B-Pamサポーター」を募集して、どんなことをやったら楽しいか、どんなことがやれるかをブレストして、アイデアを紙に張り出すといったこともしている。あくまで住民がやりたいことを吸い上げて具現化する「街の住民の主体性」を重視する発想だ。
例えば、2019年のハロウィーンのイベントは、4、5人の住民有志が手を挙げて企画実行したが、有料でも人が集まるか、チラシを打って人を集めるだけの期待を得られるような企画になっているか、協力してくれるボランティアは集まるかなど、多くの不安を抱える中で試行錯誤して実施したという。その結果、「ハロウィーンハント」という、昼間にはシールを集めたり、公園に隠された宝を探したりするイベントを有料先着順で開催し、夜間には公園に夕食を持ち寄って集まるオープンイベントを開催したが、予想を超える300人以上の参加があり、大盛況だったという。

左)ハロウィーンハントの手づくりチラシ 右)ジャック・スパロウ船長に扮して、仮装大会で優勝した遠藤さん。右隣のダース・ベイダーは事務局の吉野さん、左隣は柳谷さん(画像提供:B-Pam)

左)ハロウィーンハントの手づくりチラシ 右)ジャック・スパロウ船長に扮して、仮装大会で優勝した遠藤さん。右隣のダース・ベイダーは事務局の吉野さん、左隣は三井不動産レジデンシャルのは柳谷さん(画像提供:B-Pam)

また、間を空けずに継続して、イベントなどを開催していくことも大切だという。というのも、継続することで「つながる場」を多くつくることになり、住民同士が顔見知りになる機会も増えて、次のイベントの参加を誘い合ったり、興味を持って新たに企画実行のメンバーになったりする。結果として、間口が広がって担い手を育てる効果もあるからだ。

B-Pamでは、街のイベントとして、七夕や夏祭り、夏の早朝ラジオ体操、秋の運動会、ハロウィーン、クリスマス、餅つきといったイベントも開催していった。さらに、フリースペースでは、店舗スタッフの協力によるコーヒーセミナー・各種の料理レッスンや、住民がそれぞれに企画した料理やアート、教養の教室などが多様に開かれている。

なかには、小学生の女の子が「クレープを焼きたい」とB-Pamに相談したことで、パーティールームを使ったクレープパーティーが開かれたこともあった。「子どもたちが企画したり、協力してくれたりということが意外に多く、かなりの戦力になっています」(遠藤さん)という。

悩ましいコロナ禍でのイベント。知恵を絞って継続

しかしそこへ、このコロナ禍だ。密になるイベントが難しいこともあって、1周年記念イベントが開催できなかった。そこで、これまで住民が取り溜めた街の写真の「フォトコンテスト」とおうち時間を使って子どもが描いた絵画の「絵コンテスト」を実施して、住民が参加できるイベントを工夫して継続していった。

加えて、コロナ禍で営業が厳しい近隣の店舗を応援しようと、住民の発案による「宅配ごはん」推奨の企画も実現した。B-Pam会員割引を設定してもらい、チラシ作成も住民が行って、テイクアウトの利用を促進したという。

こうして、街びらきから1年半近く経った今は、さまざまな活動が定着しつつある。
・毎月の公園清掃活動
・防災勉強会
・ハロウィーンやクリスマスなどの大型季節イベント
・ソフトボール部、サッカー愛好会等の部活動
・店舗支援企画

清掃活動の様子。インスタグラムやFacebookで清掃活動のボランティアを呼び掛けたところ、幕張に拠点を置くアメリカンフットボールチームIBM BIG BLUEの選手も参加してくれた(画像提供:B-Pam)

清掃活動の様子。インスタグラムやFacebookで清掃活動のボランティアを呼び掛けたところ、幕張に拠点を置くアメリカンフットボールチームIBM BIG BLUEの選手も参加してくれた(画像提供:B-Pam)

ソフトボール部が誕生した話というのも面白い。ある日突然、住民の一人が数日後に開催されるソフトボールの大会に出場したいとB-Pam事務局に相談してきた。「まだソフトボール部がない」のに、である。急遽、部員募集の告知をしたり、言い出しっぺの部長が朝のバス停でチラシを配ったりして、何とか人数をかき集めて大会に出場できた。しかし、練習不足で予選敗退。ところが、1年後の大会では見事に準優勝に輝いた。

こうした多様なイベントが継続する要因は、企画自体が住民の発案によるものだからだという。理事会は、街そだてに意味がある企画かどうかを判断し、事務局で自治体などの外部との交渉や予算管理などをサポートする。例えば景品の調達に企画実行チームの住民が駅周辺の商業施設に直接交渉したり、必要なボランティアを集めたりして、自主的に動いている。

「プロに外注できる予算を確保していますが、住民の皆さまが自治会としての金銭感覚で工夫してくれるので、予算を節約できています。イベントで司会が必要だとなると、住民のあの人なら上手にできそうと人選して、想定どおりにとても盛り上がる司会ぶりを発揮してくれたといったこともありました。」(吉野さん)

WEBで情報提供するだけでなく、イベントの開催やメンバー募集などを呼び掛けるチラシも手づくりしている

WEBで情報提供するだけでなく、イベントの開催やメンバー募集などを呼び掛けるチラシも手づくりしている

2020年のハロウィーンは小規模な開催となったが、クリスマスイベントは感染予防対策をしたうえで4週続けて土曜日に開催する予定だ。これまでの経験からそろいのアイテムを身に着けるとイベントが盛り上がるということが分かったので、今年はB-Pamオリジナルのクリスマスマスクを発売することにした。

遠藤さんが付けているのが、今回用意したオリジナルマスク

遠藤さんが付けているのが、今回用意したオリジナルマスク

2019年のクリスマスイベントの様子(画像提供:B-Pam)

2019年のクリスマスイベントの様子(画像提供:B-Pam)

B-Pamでは、イベントを開催するグループやサークル活動などの「街そだて」に貢献する活動に対して、支援金制度(最大5万円)を設けている。活動のための費用を負担することも大切だが、最も重要なのは住民の「熱い思い」だろう。にぎわいのある街を育てるには、その担い手が必要だ。更地だったこの街に住もうという住民たちには、街の成長に期待し、新しいつながりを築こうとする人が潜在的に多いのだと思う。

だからこそ、活動の場や仕組みに乗じて、ボトムアップで楽しみながらイベント等を企画実行する担い手が登場し、持続可能なエリアマネジメントが可能になるのではないか。それにしても、この街に暮らす住民たちはオールシーズン楽しいだろうと羨ましくなった。

6 rooms gallery

所在地:杉並区井草
7万円 / 31.6平米
西武新宿線「下井草」駅 徒歩8分

住居でここまで徹底して無機質な物件は東京でも珍しい。「ありそうでなかった」と言えましょう。



男子の憧れの生活がここにあります。



玄関開けたら、ど~んと広いワンルーム。コンクリートを真っ白に塗装した空間は、まるでギャラリー。床はモルタル、配管も剥き出し、電気配線も鉄管でまとめら ... 続き>>>.
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テレワークで生まれた時間で地元貢献!会社員が仕掛ける「うらわパーティ」 私のクラシゴト改革2

会社員として働きつつ、テレワークで生まれた時間で、地元の埼玉県浦和エリアを応援する活動「うらわパーティ」プロジェクトを始めた長堀哲也さん。長堀さんに、その経緯や、新しい暮らし方、働き方についてインタビューした。連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。コロナ禍でテレワークに。通勤時間は地域活動の時間にあてた

大手メーカーのIT系グループ会社で営業として働く長堀さんは、新型コロナウイルスの影響で今年3月からフルリモートワークに。働き方が劇的に変わった。「これまで制度としてリモートワークはあったものの、営業という職種から、ほとんど利用したことはありませんでした。現在は、週に1度ほどクライアントに足を運ぶ以外は、ほぼ在宅です」
そして、テレワークで往復二時間半かけていた通勤時間が減り、地元で過ごす時間が圧倒的に増えたことで、長堀さんが新たに取り組んだのが、地域活動「うらわパーティ」プロジェクト。ネットでのワークショップや飲み会、テラスを無料開放した屋台など、オンラインとリアルの両輪で、ゆるいコミュニティをつくりながら、浦和を盛り上げようという活動だ。

JR浦和駅西口前のカフェ「OkiOki Café」では、「うらわパーティ」の一環で誰でも自由に使えるパーティテラスを無料で貸し出し。テイクアウトのお弁当を売る屋台になったり、県内の作家手づくりのマスク店を出店したり (画像提供/長堀さん)

JR浦和駅西口前のカフェ「OkiOki Café」では、「うらわパーティ」の一環で誰でも自由に使えるパーティテラスを無料で貸し出し。テイクアウトのお弁当を売る屋台になったり、県内の作家手づくりのマスク店を出店したり (画像提供/長堀さん)

屋台で販売する宅版専門の焼肉弁当屋(薫巻)さん (画像提供/薫巻さん)

屋台で販売する宅版専門の焼肉弁当屋(薫巻)さん (画像提供/薫巻さん)

「コロナ禍の自粛生活の中、地元の飲食店が苦境に立たされているのを実感し、『自分で何か応援できないか』と考えたのがきっかけでした。もともと、パパ友たちとイベントを開催する『うらわClip』という活動していて、地元には知り会いがたくさんいたので、何かしら始めることは自然な流れでした。これはスピード感が大事ですから、知り会いのWebデザイナー、フリーの動画編集者など、機動力のあるメンバーを巻き込んで、自粛期間中に一気に立ち上げました。一時期は毎日のようにオンラインで打ち合わせをしていましたね」

「うらわパーティ」で、オンラインでゲスト講師を招いて折り紙ワークショプも実施。他にも華道家による生け花のレッスン、元浦和レッズ選手のオンライン飲み会など、幅広いターゲットのコンテンツに (画像提供/長堀さん)

「うらわパーティ」で、オンラインでゲスト講師を招いて折り紙ワークショプも実施。他にも華道家による生け花のレッスン、元浦和レッズ選手のオンライン飲み会など、幅広いターゲットのコンテンツに (画像提供/長堀さん)

全国的にも有名なクラフトビールバー「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」は、浦和レッズのサポーターの間でもよく知られているお店。「うらわパーティ」ではオーナーによるオンラインイベントを後方支援。「正直、オンラインの集客は苦労していますが、コンテンツが強ければ集客できる成功例になりました」 (画像提供/長堀さん)

全国的にも有名なクラフトビールバー「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」は、浦和レッズのサポーターの間でもよく知られているお店。「うらわパーティ」ではオーナーによるオンラインイベントを後方支援。「正直、オンラインの集客は苦労していますが、コンテンツが強ければ集客できる成功例になりました」 (画像提供/長堀さん)

重視したのは、オンラインとリアルの場の両方があるということ。「自粛期間中でも、スーパーへの買い物やお昼ごはんをテイクアウトしたりと、外に出るでしょう。コロナ禍でさまざまなイベントがオンライン化しましたが、地元だからこそ、リアルな体験にこだわりたかったんです。何かあったらすぐ集まれて、すぐ対応できるのが強みですから」

浦和の街を盛り上げようと、浦和の街への応援メッセージを書いてもらった花の折り紙を、リースにして、街のあちこちに飾るプロジェクトも「うらわパーティ」で実施 (画像提供/長堀さん)

浦和の街を盛り上げようと、浦和の街への応援メッセージを書いてもらった花の折り紙を、リースにして、街のあちこちに飾るプロジェクトも「うらわパーティ」で実施 (画像提供/長堀さん)

子どもの誕生とともに人の輪が広がり、リアルイベントの活動も

長堀さんは浦和生まれ、浦和育ち。とはいえ、会社員として多忙な毎日を過ごし、以前は地元に関わる活動をそこまでしていたわけではなかったそう。きっかけは子どもが生まれたこと。「幼稚園のパパたちと、『“パパ会”なる飲み会でもしましょうか』と話したのが最初のスタートでした」。そのうち、「せっかくなら何か地元でやりたいね」と、2018年に始めたのが「うらわClip」。”うらわ圏に属する人々が、うらわ圏に愛着を持ち、魅力的で誇れるものとして、次世代にその価値をつなぐこと”をコンセプトに、主にリアルなイベントを中心に活動している。
「僕と、デベロッパーで働く会社員、公認会計士兼税理士、司法書士の4人のパパを中心に、さいたま市役所の職員のパパもオブザーバーになってもらいました。さらに、地元の飲食店はもちろん、浦和PARCOさん、行政の方などともリレーションができ、それが現在の『うらわパーティ』の土台のひとつになっています」

現在は、「うらわパーティ」と「うらわClip」の両方の活動を行っている。「うらわClip」ではリアルにこだわり、12月には感染対策を講じつつ、ドライブインライブという新しい形に挑戦 (画像提供/長堀さん)

現在は、「うらわパーティ」と「うらわClip」の両方の活動を行っている。「うらわClip」ではリアルにこだわり、12月には感染対策を講じつつ、ドライブインライブという新しい形に挑戦 (画像提供/長堀さん)

ホームタウンという実感が、毎日の暮らしをハッピーに

「うらわClip」が、どこか非日常なお祭り的なイベントの“場”であるのに対し、「うらわパーティ」はもっと日常的。テラス、シェアオフィス、遊び場、カフェなど、街のあちこちに、つながれる場を誰もが持っていることが理想だ。
ステイホーム期間中は家にこもりがちになる人が多いなか、長堀さんは、逆に知り会いが増え、世界が広がったそう。「だから、街を歩いていると、知り会いに会いまくりです(笑)。在宅しているということは、圧倒的に地元にいるってことじゃないですか。だから、人と人とがゆるやかにつながるような、街の縁側のような場をつくりたいと思っています」
さらに、街中に知り合いが増えるということは、子どもたちにとっても好影響だと長堀さんは実感。「ほんとみなさん、いい人ばっかりなんです! 街のあちこちに、知っている大人がいるというのは安心感があるんですよね。みなさんの仕事もバックグラウンドも多種多様。知らない間に“こういう仕事があるんだ”と子どもたちが多様性を学ぶ機会になるんじゃないかと思います」

長堀さんの2人の息子さんとうらわClipのメンバーたち。うらわパーティで5月5日の子どもの日に折り紙ワークショップイベントを開催し、息子さんたちが家で折った作品を、屋台で飾るために直接届けに来てくれた。街のいたるところに彼らのことを見守ってくれる大人がいるのは心強い (画像提供/長堀さん)

長堀さんの2人の息子さんとうらわClipのメンバーたち。うらわパーティで5月5日の子どもの日に折り紙ワークショップイベントを開催し、息子さんたちが家で折った作品を、屋台で飾るために直接届けに来てくれた。街のいたるところに彼らのことを見守ってくれる大人がいるのは心強い (画像提供/長堀さん)

コロナ禍で大々的なイベントが難しくなっている今、ステイホームで地元にいる時間が長くなった人も多いはず。長堀さんのような主催者側ではなくても、参加者として地元との接点を増やしてみるのもよさそうだ。「地域活動をされているシニア世代の方たちとも交流を持っていますが、みなさんイキイキとしていらっしゃいます。子どもたちの幼稚園や学校の集まりなどで、パパたちは所在なさげにひとりで立っていることが多いけれど、もったいない。行きつけのお店でもいいですし、道で会ったらちょっと立ち話程度の交流をする人が増えるだけで、自分の生活圏がぐっと豊かになるんじゃないかと思います」

●取材協力
・うらわパーティ
・うらわClip

等身大のリノベーション

所在地:板橋区中丸町
2,680万円 / 71.42平米
東武東上線「大山」駅 徒歩7分

リビングにポカポカと光が入る、最上階の角部屋。壁も床もシンプルに、けれどこだわるところはこだわって。程よくリノベーションされた室内は、背伸びせず、自分好みの暮らしが叶う気配がします。



南向きのリビングは開口部が大きく、自然光が部屋の奥まで入ります。ダイニングとソファスペースの両 ... 続き>>>.
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穏やかな昼下がり

所在地:目黒区五本木
19万8,000円 / 77.01平米
東急東横線「学芸大学」駅 徒歩5分

穏やかな空気感の路地の奥に立つ、懐かしさを感じるかわいらしい戸建て。



学芸大学駅から歩いて5分。この立地の良さに加え、小型車のみですが、玄関前のスペースを駐車場として利用できます。住居以外に住居兼事務所も可能なので、アクティブに都心を動き回る方や、搬入出が多い方にもおすすめした ... 続き>>>.
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潜む、代々木レトロ

所在地:渋谷区代々木
11万5,500円(税込) / 32.97平米
山手線「代々木」駅 徒歩8分

代々木の住宅街にひっそりと立つ、レトロなマンション。中庭の木々が爽やかな印象です。前面道路から少し奥まった場所に位置していることもあり、都心とは思えない静かな環境が整っています。



広さとしては、2~3人で使えるオフィス。窓からいい感じに緑が見えて、南向きのため日当たりもよく、気 ... 続き>>>.
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裏路地戸建てではじめよう!

所在地:台東区元浅草
22万円(税込) / 46.28平米
銀座線「稲荷町」駅 徒歩6分

下町感漂う、台東区元浅草。南に蔵前、北に浅草というアツイエリアの裏路地に潜む、レトロな戸建てのご紹介。



裏路地にある戸建てというだけでワクワクしますが、内装についても感じよくリノベーションされていて、1階の天井高は約3.4m!魅力的な条件がずらりと並びます。



内装は、現況での ... 続き>>>.
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緑の曲線、自由の庭

所在地:杉並区浜田山
6,380万円 / 71.97平米
井の頭線「西永福」駅 徒歩7分

好きなだけ植物を育てられそうな広い庭と、窓の先には植栽の緑豊かな借景。杉並のおだやかな空気感も相まって、心地よく暮らせそうな空間です。



室内は2013年に前の売主によってリノベーションされ、雰囲気よく仕上げられています。無垢材のフローリングに、シンプルな白の壁紙と、古い家具にも ... 続き>>>.
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庭に癒されながら

所在地:世田谷区駒沢
16万5,000円 / 66.7平米
東急田園都市線「駒沢大学」駅 徒歩4分

大きく取られた窓。敷地内の大きな庭にはたくさんの木々が生え、マツやモミジ、キンカン、ユズなど色とりどり。隣の敷地にはイチョウ。眺めるだけで、心が落ち着く風景です。庭と空が楽しめる、開放的で気持ちの良い空間です。



LDKはゆとりある15畳。それに6畳の和室が2部屋。レトロな建具と ... 続き>>>.
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恵比寿の爽やかレトロ

所在地:渋谷区恵比寿
38万円 / 105.97平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩10分

恵比寿通り沿いのレトロで爽やかなマンション。主張しすぎない、ブラウン系でまとめられたタイルが可愛いんです。ゆったりとした住居をお探しの方におすすめしたい物件です。車の有無にかかわらず、駐車場の契約が必須のため、車での移動が多い人に向いていると思います。



間取りは2LDK。中はす ... 続き>>>.
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ほっこり長屋でゆったりと

所在地:目黒区中目黒
14万円 / 42.96平米
日比谷線・東急東横線「中目黒」駅 徒歩12分

落ち着いたエリアに立つ、築50年が経過した長屋の真ん中の区画。10年前に改装された暮らしやすそうな間取りの室内は、ほどよくレトロ感が残っていて、ほっこりとした気持ちになります。



最寄りの駅からは少し歩きますが、中目黒駅と目黒駅がどちらも使える立地が魅力です。自転車があれば恵比寿 ... 続き>>>.
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グッドビューを手に入れて【スケルトン】

所在地:横浜市磯子区汐見台
550万円 / 46.91平米
京急本線「屏風浦」駅 徒歩9分

バーンと目の前に広がる眺望を存分に楽しめる、団地の最上階。その清々しさに、思わず「おお!」と声が出てしまいました。



現況は自分好みの内装に仕上げられるスケルトン状態。間取りについては、部屋の南北を構造壁が分けていますが、クセがなく使いやすそう。お風呂や洗面などの水まわりは玄関を ... 続き>>>.
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光差し込むタウンハウス

所在地:中野区沼袋
24万8,000円 / 117.21平米
西武新宿線「沼袋」駅 徒歩4分

カクカクしたフォルムが可愛らしい、古き良きタウンハウス。経年の趣を感じながらも、ていねいに住まわれてきたこの雰囲気、ワクワクします。



L字型の大きな窓が開放感のあるリビングは、ヘリンボーン柄の床がクールな雰囲気。落ち着いた濃い色のフローリングに光が差し込み、自然光の気持ちのいい ... 続き>>>.
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駅横スタイリッシュ【メゾネット】

所在地:横浜市青葉区荏田北
11万7,000円 / 51.07平米
東急田園都市線「江田」駅 徒歩1分

江田駅の真横にある物件のご紹介です。外観はシャープさが際立ち、コンクリートのスクエアなボリュームに付いているのは窓だけという潔さ。江田駅を利用する方であれば、一度は見たことがある建物ではないでしょうか。



室内も同じくスタイリッシュな印象のメゾネットです。上の階(3階)に洋室と水 ... 続き>>>.
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グッドな倉庫で新たな店を

所在地:世田谷区若林
42万9,000円(税込) / 143.24平米
世田谷線「松陰神社前」駅 徒歩6分

年々すてきな店が増え、盛り上がりを見せる松陰神社前駅。昔から住民に愛されている店と、バランスよく新旧が入り混じるこの街は、歩くたびに新たな発見があって、なんだかワクワクしてきます。



今回募集する物件は駅前の商店街を抜け、落ち着いた住宅街に位置するマンションの1階部分。決して人通 ... 続き>>>.
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グッドな倉庫で新たな店を

所在地:世田谷区若林
42万9,000円(税込) / 143.24平米
世田谷線「松陰神社前」駅 徒歩6分

年々すてきな店が増え、盛り上がりを見せる松陰神社前駅。昔から住民に愛されている店と、バランスよく新旧が入り混じるこの街は、歩くたびに新たな発見があって、なんだかワクワクしてきます。



今回募集する物件は駅前の商店街を抜け、落ち着いた住宅街に位置するマンションの1階部分。決して人通 ... 続き>>>.
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俺たちの畑

所在地:足立区西新井
8万円 / 34.78平米
日暮里舎人ライナー「谷在家」駅 徒歩3分

それぞれ独立した住居部分とは別に、建物前の畑と、共用のリビング・キッチンスペースが使える物件です。共用、というワードが出るとシェアハウスと勘違いされがちですが、違います。これもまた、魅力的な暮らし方のひとつ。



建物に関わる人たちが、ただ住む以上に豊かな関係を築いてくれたら、とい ... 続き>>>.
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コロナ禍で犯罪も変化。おうち防犯をアップデートしよう

新型コロナウイルスの影響で、テレワークのための在宅時間が増えるなど、今までと違う暮らし方が浸透しつつありますが、それに伴って住まいや人を狙う犯罪も大きく変化しているといいます。今回は防犯ジャーナリストの梅本正行さんに、犯罪手口の変化と防犯対策を聞きました。
マスクの着用や在宅時間の増加を利用した犯罪が増加中

2020年、新型コロナウイルスの影響で、かつてないほど暮らしが変わりました。防犯ジャーナリストの梅本さんは、この変化と犯罪の影響について以下のように指摘します。

(1)マスクをしている人が増え、警戒が難しい

新型コロナウイルス対策で、マスクをしていることが当たり前になりました。犯罪の下見をしていても人相がばれにくく、周囲に怪しまれにくいため、犯罪を企てる人にとっては好都合なのだといいます。「現在、世界中で課題となっています」(梅本さん、以下同)

ただ、新型コロナウイルスの対策として、当面、マスクは手放せそうにありません。
「常日ごろから周囲をよく観察し、周辺に見たことのない人物はいないか警戒をしましょう。歩きながらのスマホはやめ、イヤホンははずし、バッグは道路の反対側に持つなど、『警戒しているぞ』という気配を出し、生活の仕方を工夫することで、犯罪に巻き込まれる可能性を下げられます」

家に帰宅するとき、また家を出るときにも同様の「警戒心」が大事になるそう。
「マンションでは、共用廊下のくぼみなどに潜んで待ち伏せし、出社時に玄関扉があいたスキを狙って、部屋に押し入った事件がありました。玄関扉を開閉するときは緊張感を忘れずにいたいですね」

アパートの内廊下の写真

マンションやアパートでは、玄関扉を開閉するときはいっそう注意したいところ(画像/PIXTA)

(2)在宅時間が増え、特殊詐欺・訪問盗も増加中

外出自粛で高齢者の在宅時間が増加し、高齢者が孤立したところに、特殊詐欺やなりすまし詐欺の電話が入ることが増えました。また、新型コロナウイルスに便乗した検査や還付金詐欺、ガスなどの点検を装って家を訪れる「訪問盗」も多発しています。

「高齢者だけで暮らしているのであれば、固定電話を【出ても良い。出ない方が良い。がランプの色で分かる】という防犯電話機能付きに機種変更しておきましょう。高齢者がその場で判断をしなくてよくなり、それだけ犯罪に巻き込まれずに済みます。また、自宅に点検が来たとしても、玄関の外で待ってもらい、会社・役所に電話をして本当に点検の予定があるか確認すると伝えたり、実際に電話をして確認するとよいでしょう。本物の業者なら必ず待っていてくれます。怪しいなと思ったら、とにかく施錠・ドアガードをかけた状態を徹底して、対応するようにしましょう」

昔ながらの物件の玄関では、互い違いの「引き戸」になっていることも多いはず。その場合は片方の扉に施錠し、施錠していない方の戸のレールに戸1枚分の横幅より少し短い棒を置いて「突っ張り棒」のような状態として、「ドアガード」を自作するのがおすすめだといいます。

引き戸の写真

引き戸は、突っ張り棒を使ってドアガードを自作することもできる(画像/PIXTA)

(3)宅配便やデリバリーサービスが当たり前に

買い物を避けるため、通販やデリバリーサービスを使う人が増加し、マンションでも一戸建てでも、配送業者が敷地に入っても怪しまれにくい状況が続いています。前述の通り、訪問盗も紛れ込みやすく、また、敷地内に置いた荷物(いわゆる置き配)を狙った犯罪も増えているそう。

「宅配ロッカーを利用するなどして、建物内に外部の人間が入れないようにするほか、荷物は配送時間の事前通知や写真による配送完了通知などの防犯対策を。対面で荷物を受け取りたくない人は、配達通知があったらすぐに荷物を受け取るなどすれば、盗難被害を防げます。デリバリーだからといって安心するのではなく、警戒心を持って、ドアガード越しに『そこに置いてください』といい、帰ったあとに食品や荷物を受け取る方法も有効です」

また、上記にあげた以外の変化として、感染を恐れてレンタカーやカーシェアリングで移動する人が増えた点をあげ、「今までレンタカーを利用する人は限定的でしたが、今では当たり前となりました。犯罪やその下見にレンタカーを使うケースは以前から多かったのですが、利用者が増えたことで、近くに「わ」ナンバーの車が停まっていても警戒しにくくなった、こうした変化も、犯罪の取締りを難しくしています」(梅本さん)

ちなみに、最近では交通系ICカードをお財布に入れている人が多いため、バッグの手に取りやすい場所にお財布があることが多く、スリの標的になっているとか。
「スマホやICカードで、決済する人が増えましたが、これもお財布と同じ機能を持つため狙われています。注意してほしいですね」

カバンの中を探す人

最近では、お財布やスマホ、ICカードなどがかばんのとりやすい場所にあるため、スリの標的になっている(画像/PIXTA)

在宅時間が増えたのは子どもも同じ。どうやって守る?

(4)子どもだけの在宅を狙った犯罪も

在宅時間が増えたのは、大人だけでなく子どもも同じです。また、「買い物は最少人数で」と呼びかけられていることもあり、子どもだけの「留守番」も増加しているため、その時間帯を狙った犯罪者もいるそう。

「子ども狙う犯罪は、家だけでなく周囲に大人がいる・大人の気配がするだけで防げるもの。子どもだけで留守番させるときは、『今、お母さん(お父さん)は、手が放せないのであとにしてください』と言わせましょう。よく『居留守』を使って、無視しなさいという人がいますが、すると犯罪者が留守だと思って侵入することも。そこで、インターホン越しで対応させ、『手が離せない』と言うことで、大人がいることを匂わせることができます」

最近では、スマホと自宅のインターホンを連動させる機能が付いた商品が登場しているので、外出先から親が対応するという手段もよいでしょう。実は、子どもを狙った犯罪を企てるのは、見知らぬ人ではなく、近所の人など顔を見知っている人が多いのです。

「昔、言われた『知らない人についていかない』では対策になりません。『家を一歩出たら、家族以外についていってはダメ』と言い聞かせましょう。また、被害にあっても、子どもは親に怒られると思って話をせずに、被害が拡大するケースも。日ごろから親子でなんでも話せるような親子の信頼関係が大切です」

話し合う親子

子どもは被害を話すと親に怒られると思い、言い出せずにいることも。日ごろから何でも話せるような、親子の信頼関係が大切(画像/PIXTA)

(5)子どもがインターネットに接する時間が増えた

自宅で過ごすことが増えた子どもたちは、デジタルネイティブ世代で、ネットやネットゲームがあるのは当たり前です。そこで悪意を持った大人と接触し、事件や事故に巻き込まれることもあるといいます。

「子どもがスマホやタブレット端末、ゲーム端末で何をしているか、知らない…。残念ながらよく聞く話です。また、親が使っていたお古のスマホをアプリも入れたまま与える人もいるようです。さらに、携帯各社が用意するフィルタリング機能や利用制限などの見守り機能を活用できておらず、外部の人と接触してしまい、言葉たくみに連れ出されることも。親がITリテラシーを高めて、子どもが使えない環境にしておきましょう」

内閣府もフィルタリングについては、万能でないとしつつも「親子でフィルタリングの特徴や機能を正しく理解して、インターネットの利用ルールについて考えて」と推奨しています。機能だけでなく、ルールやマナーについて話し合っておく・話せる環境にしておくというのがよさそうです。

犯罪を企てる人は衝動的に行動するのではなく、意図を持って・念入りに準備し、油断したスキをたくみについてくるといいます。
「今回、解説した通り、現状としてマスクやレンタカーで素性を隠しやすい、SNSで犯罪仲間を募りやすいといった側面があります。社会の状況の変化に応じて、犯罪も変化しているのです。被害に遭う前に警戒を怠らず、賢く『防犯生活』を送ってください」(梅本さん)

これから何かと慌ただしくなる年末です。「昨日まで何もなかったから平気~」ではなく、もう一度、気を引き締めて1年を締めくくりましょう。

家を手に乗せている人

時代にあわせて、家族全員で防犯対策をアップデートしていこう(画像/PIXTA)

●取材協力
防犯ジャーナリスト 梅本正行さん
一般社団法人 日本防犯学校学長。長年、警察署で署員特別教養講師を務めるなど、防犯対策のエキスパートとして知られる。防犯対策責任者の育成のため養成講座を開講。地域の防犯ボランティアや防犯住宅を造る工務店の育成を目指し全国で活躍中。近年、防犯アパート・マンションの普及に力を注いでいる。テレビ出演等を通じて予知防犯対策を提唱している

ギャップを楽しめる家

所在地:世田谷区北沢
13万8,000円 / 33.99平米
小田急線・井の頭線「下北沢」駅 徒歩8分

地重視の方に見てほしい、笹塚駅と下北沢駅からどちらも徒歩8分圏内とアクセスがいいデザイナーズ木造アパートのご紹介です。



室内の床材には、珍しい凸凹感のあるモザイクタイルを1階に、木製フローリングを2階に用いることで、温かみを感じられる内装になっています。外観は無機質でスタイリッ ... 続き>>>.
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ペットと庭を眺める暮らし

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
15万5,000円 / 50.4平米
山手線「原宿」駅 徒歩7分

原宿駅、北参道駅、明治神宮前駅まで徒歩10分圏内、3駅3路線利用できる好立地に位置する、ペット飼育も可能な低層マンション。



1階ですがマンションの共用庭に面しているため人の視線は気にならず、バルコニーの先にある共用部分の庭からは日常的に緑を感じられ、カーテンを開けて生活したくな ... 続き>>>.
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韓国文学好きの“仲間”が集う出版社「クオン」とカフェ「チェッコリ」【全国に広がるサードコミュニティ10】

近年、日本でも人気の韓国文学の翻訳書を多数発行する出版社・クオンは、カフェの運営や翻訳コンクールの開催など、出版にとどまらない取り組みで韓国文学好きのコミュニティを育んでいます。連載名:全国に広がるサードコミュニティ
自宅や学校、職場でもなく、はたまた自治会や青年会など地域にもともとある団体でもない。加入も退会もしやすくて、地域のしがらみが比較的少ない「第三のコミュニティ」のありかを、『ローカルメディアのつくりかた』などの著書で知られる編集者の影山裕樹さんが探ります。韓国語圏の本、文化を日本に紹介する出版社・クオン

映画化もされ、韓国国内で130万部の大ヒットとなった小説『82年生まれ、キム・ジヨン』が日本でも話題をさらったのは記憶に新しいですが、2010年ごろから、韓国の小説を積極的に紹介してきた出版社が神保町にある“クオン”です。名作から気鋭の作家の短編小説、コロナ禍に立ち向かった市民や医療関係者の声を集めた本など、韓国の文化にまつわる本を出版するほか、ブックカフェ「チェッコリ」には、連日韓国文学好きが訪れます。(現在カフェは休止し、書籍のみ販売)

コロナ禍にあってリアルイベントの開催は難しくなっていますが、文学のみならず映画やドラマなど、韓国コンテンツ好きの仲間たちが集まるイベントや、翻訳者を養成する翻訳スクールも人気です。またクオンではリアル店舗の運営以外にも翻訳コンクールを主催するなど、韓国文学ファンや韓国文学を紹介する人々の裾野を広げる活動を続けています。

クオンの刊行物「新しい韓国の文学」シリーズ第一弾として出版された、イギリスのブッカー賞を受賞したハン・ガンの『菜食主義者』(中央)など(写真撮影/影山裕樹)

クオンの刊行物「新しい韓国の文学」シリーズ第一弾として出版された、イギリスのブッカー賞を受賞したハン・ガンの『菜食主義者』(中央)など(写真撮影/影山裕樹)

ホ・ヨンソン詩集『海女たち』(姜信子・趙倫子訳、新泉社刊行)の刊行記念イベント(画像提供/クオン)

ホ・ヨンソン詩集『海女たち』(姜信子・趙倫子訳、新泉社刊行)の刊行記念イベント(画像提供/クオン)

広告代理店を経て出版業界に参入

クオンを立ち上げた金承福(キム・スンボク)さんは、韓国・全羅南道霊光出身。ソウル芸術大学卒業後に留学生として来日し、日本大学を卒業後、日本のインターネット関連の広告代理店に就職します。当時、金さんは『韓国.com』という、韓国の芸能、スポーツ、文化を紹介するポータルサイトを担当。そのうち、海外の取引先とやりとりしながら多言語対応のウェブサイトを制作するなど、さまざまな仕事を受けるようになっていました。

「3年くらい仕事をした後、その会社が韓国部門の仕事を辞めることになって。でもクライアントからは辞めないで欲しいと言われ、結局私がその部門を引継いで別会社を立ち上げることになったんです。不思議なことに、同じ会社の中に机もあるんだけど、別会社。当時、2000年ごろの日本はインターネット関連の仕事がどんどん増えていく時代だったので寝る暇もないほど忙しかったですね。とても儲かりましたけど(笑)」(金さん)

金承福さん(画像提供/クオン)

金承福さん(画像提供/クオン)

次第にウェブだけでなくイベントや展示会、ショールームのデザインなど大規模な仕事が増えていきました。そんな働き詰めだった2008年、リーマンショックが起こります。

「今考えれば、(本のように)在庫も抱えず返品もないわけですから、その分心配することも少ないし仕事は楽しくて仕方なかった。けれどリーマンショックで仕事が激減して、外的な要因に左右されるクライアントありきの仕事に疑問を持ち始めました。景気に翻弄されず、自分の努力次第で経営が成り立つ仕事がしたい。そこで、ウェブの会社をたたんで出版社を立ち上げました。実はずっと出版に関わる仕事がしたかったんです」(金さん)

出版社が書店を経営する理由とは?

そんな中、未経験で飛び込んだ出版業界に、金さんは戸惑いを覚えました。それまでは主に外国の取引先との仕事が多かったのですが、出版業界は印刷会社も、取次会社も書店もみんな日本人。「そのとき初めて、自分は日本にいる」と金さんは感じたそうです。そこで、いきなり出版物を刊行し始めるよりも、まずは業界との関係づくりからスタートしました。

「韓国コンテンツはどんどん盛り上がっていたので、当初は翻訳エージェントの仕事をメインで活動を続けていました。前の仕事も言ってみればウェブエージェンシーだったわけで、編集プロダクションに近いんですよ。仕事を引き受けて、校正して、翻訳をして、ウェブに載せるという仕事。私の中では繋がっているんです」(金さん)

全羅南道 羅州市にある東新大学漢医学部教授キム・ソンミン先生による3回講座「韓方的な生き方」(画像提供/クオン)

全羅南道 羅州市にある東新大学漢医学部教授キム・ソンミン先生による3回講座「韓方的な生き方」(画像提供/クオン)

2010年に入って、「新しい文学シリーズ」の刊行をスタート。当時は折しも、2002年の日韓ワールドカップ、2003年の「冬のソナタ」の大ヒット、K-POP……韓流コンテンツは追い風になっていました。でも、文学はまだちゃんと紹介されてなかった。良い作品を紹介すればきっと受け入れられると金さんは信じていました。

「韓国では有名な作家でも日本ではほとんど知られてない。読者に興味を持ってもらうため、本を出すだけではなく、日本の著名作家との対談を行ったり、読書会もたくさん開きました。でも常にスペースの問題にぶち当たるんです。そこで2015年に神保町に引越してブックカフェを開きました。書店を自分たちでやれば、好きな時にイベントができるし、読者の顔も見えるじゃないですか」(金さん)

翻訳コンクールの開催と書店のシナジー

チェッコリでは自社の本を売るだけでなく、他の出版社の本も販売しています。運営元がクオンだと知らずに来店するお客様も多いそうです。

また、チェッコリの棚の大多数は韓国の本で占められています。その数約4000冊! 文学だけでなく、絵本、漫画、人文、実用書まで幅広く扱っています。

お坊さんに学ぶ韓国の茶道―そして茶談(画像提供/クオン)

お坊さんに学ぶ韓国の茶道―そして茶談(画像提供/クオン)

「最初チェッコリを始めようと思ったとき、『誰が韓国語の本を読むんだ』って言われました。でもチェッコリでは韓国語の本が売れます。しかも、日本の本と違って海外の本は売り値を自分たちで付けられる。出版というよりは輸入販売業に近い。話題になっている本だけでなく、自分たちが紹介したいものを選んで仕入れる楽しさもあります」(金さん)

韓国関連の書籍の棚を広げたかった

ほかにも金さんは、韓国書籍が日本国内で広く翻訳されることを目指す「K-BOOK振興会」という団体を立ち上げ、おすすめ本に関する情報発信をしたり、韓国文学翻訳院との共催で翻訳コンクールを毎年開催しています。この翻訳コンクールでは、毎回2本の短編が課題として出されます。それにしても、短編2本とはなかなかハードルが高い。

「翻訳者の発掘も大切なので始めたのですが、第一回目で200人以上の応募があったんですよ。短編2本って結構なボリュームなのに、これだけチャレンジしてくれる人がいるのはすごいことです。潜在的なニーズを感じました。私たちの翻訳コンクールでは最優秀賞作はクオンで出版することにしています。課題となる短編の原書を書店で販売し、優れた翻訳を出版し販売する、出版、書店、コンクールの関係がうまく機能しています」(金さん)

第2回日本語で読みたい韓国の本―翻訳コンクールの受賞式(審査員と受賞者のトーク)(画像提供/クオン)

第2回日本語で読みたい韓国の本―翻訳コンクールの受賞式(審査員と受賞者のトーク)(画像提供/クオン)

そのうち、翻訳コンクールに応募した人たちがツイッター上で情報交換を始めます。「これ。みんなどういうふうに訳している?」などなど。この様子を見た金さんは、翻訳スクールの開講を思いつきます。

「世の中に韓国語会話のスクールはいっぱいありますが、翻訳専門のスクールってあまりないな、と閃いたんです。私たちのお客さんには韓国語教室の先生が多くいますが、翻訳専門の教室であれば先生たちと競合することもないじゃないですか」(金さん)

翻訳スクールの優れた生徒やコンクールの受賞者を、他社に紹介することもします。
金さんは繰り返し、「ニーズをつくることが大事」と語っていました。書店で「海外文学」の棚に少し紹介されるだけだった韓国文学を、それだけで棚ができるようにしたい、だから韓国語の本を翻訳する仲間を増やしたいんだ、と金さんは語ります。

文学ツアーで“仲間たち”との親睦をさらに深める

他にも、今年はコロナの影響で行けませんでしたが、金さんは「文学で旅する韓国」というツアーを毎年開催しています。30人ほどのメンバーで小説に出てくる舞台を訪れたり、作家に会いに行ったりなど、3泊4日にわたる贅沢なツアーです。

「半数くらいはリピーターで、もはやクオンや韓国文学のファンというよりは仲間ですね。そのなかのお一人は写真が趣味でいつも素敵なツアー写真を撮ってくれるのですが、韓国で写真展を開くのが夢だったそうなんです。私たちのツアーに参加した際、現地のギャラリーのオーナーと話をつけて、写真展を開くことができました」(金さん)

第一回目の「文学で旅する韓国」統営編―大河小説『土地』の作家パク・キョン二記念館の前で(画像提供/クオン)

第一回目の「文学で旅する韓国」統営編―大河小説『土地』の作家パク・キョン二記念館の前で(画像提供/クオン)

この話はもちろん、チェッコリで報告会というかたちで話してもらいました。他にも、最近ではソウル大学に留学された方が、オンラインで大学生活について話してくれたり。このように、チェッコリで開催するイベントでは “仲間”たちがホストを務めることも多いそうです。

「心がけていることがひとつあって、偉い人を呼んで聞いてもらうだけのイベントにはしない。“お客様”扱いはしない。その代わり、みなさんにも韓国にまつわる得意なことをイベントでシェアしてもらう。当日は椅子を並べるのを手伝ってもらったり、飲み物を運んだりという作業を手伝ってもらうこともあります。みなさん喜んでやりますよ。“仲間”ですから」(金さん)

今回の取材で、金さんが、「誰も損しない、みんなが幸せになる仕組みをつくるのが好き」とおっしゃっていたのがとても印象に残りました。出版社と読者、作家とファンという非対称な関係ではなく、みんなが等しく韓国の文化を盛り上げようとする“仲間”であるという感覚は、コミュニティを資産とした事業運営を考えている人にはとても大事なポイントだと思います。クオンの場合、ひとりひとりのお客さんだけでなく、書店、他の出版社、韓国の政府機関など、さまざまなステークホルダーと競合することなく協働するところにその姿勢が見て取れます。

クオンやチェッコリは、韓国と日本の文化交流を促進するうえで貴重な場だと思いますし、そこに集う“仲間”たちの結びつきは今後もさらに強まっていくことでしょう。韓国ドラマやK-POPから韓国カルチャーに興味を持った人はぜひ、一度チェッコリに訪れて文学にもハマってみませんか?

●取材協力
CUON

流れゆく川を眺めて

所在地:中央区新川
13万5,000円 / 38.88平米
東西線・日比谷線「茅場町」駅 徒歩9分

ゆったりと流れる川を眺める暮らしはいかがでしょうか?



ベランダはもちろん、室内からも隅田川ビューを味わえます。ちょっとぼーっとしたい時ってありますよね。そんなときはバルコニーでコーヒーでも飲んでひと休みしましょう。



室内は約5.8畳の洋室と約8.5畳のダイニングキッチン。間に ... 続き>>>.
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洗濯して、部屋でゴロゴロ

所在地:中野区中野
11万3,000円 / 28.2平米
中央線「中野」駅 徒歩5分

今回の募集にあたりリフォームした室内。壁紙や床、ドアや窓のサッシを新しくしました。フレッシュで気持ちがいいです。水まわりも新調されました。



南向きの角部屋で室内は明るく、ほっとするような心地のよさ。ぬくぬくゴロゴロしたくなりました。



収納は十分なサイズ感のものがついています。 ... 続き>>>.
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代官山シンプル暮らし – 角部屋 –

所在地:渋谷区代官山町
15万6,000~16万7,000円 / 44.55~51.86平米
東急東横線「代官山」駅 徒歩8分

代官山と渋谷のちょうど中間あたりに位置するマンション。間取りが使いやすく、代官山の街を見渡せる部屋をご紹介します。



今回の募集は4区画。内装、間取りはほぼ同じですが、7、8階は角部屋につき南西側にも窓がついており、少しだけ広くなります。



フローリングは嫌な印象がなくシンプルな ... 続き>>>.
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生まれ変わった大先輩

所在地:墨田区東向島
12万9,000円 / 45.54平米
東武伊勢崎線「東向島」駅 徒歩7分

★賃料が下がりました★



下町らしい風景の細路地を抜けた、角地に立つ戸建て。



この地に立ってから約81年の「大先輩」は、街の風景と調和しながらも、明らかに周りとは違う風格を身にまとい、力強く生まれ変わりました。



家の戸を開けるとまず目に飛び込んでくる、吹き抜けの土間とワイドな ... 続き>>>.
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コロナ禍で仕事も暮らしも丸ごとデザインし直す“クラシゴト改革“が進む

コロナ禍で生活者にさまざまな行動変容が起きた。住宅にかかわる行動変容を調べていくと、「住まいの選び方」と「働き方」がまさに表裏一体と感じることが多い。そんななか、リクルートホールディングスが、「Afterコロナの”働く”と”住む”の関係性」をテーマにした、オンラインによる「コレカラ会議(第3回)」を開催した。どんな変化が起きるというのか、紹介しよう。【今週の住活トピック】
「コレカラ会議」第3回を開催/リクルートホールディングス「コレカラ会議」とは何ぞや?

例年、リクルートホールディングスでは、その年の「トレンド予測」を発表していた。SUUMOジャーナルでも、これまで度々記事として紹介してきた。しかし、世界中がコロナの真っただ中にいるなか、例年とは違う形でトレンドを予測しようとしている。

事務局の説明によると「今までの『社会における良い兆し』の発信から、一段進化して『日本の未来を“良い未来につなげる兆し”』の発信へとシフトする」のだという。すでに、仕事と教育の関係性をテーマにした第1回、婚活、仕事、進学の関係性をテーマにした第2回が開催されている。

そして第3回は、筆者の専門領域である「住まい」と、コロナ禍で表裏一体だと強く認識された「仕事」の関係性からafterコロナの“良い未来につなげる兆し”を発信する、オンラインセミナーが12月2日に開催された。

暮らし方も変わり、働く人も変わる「クラシゴト改革」が起きる

リクルート住まいカンパニー『SUUMO』編集長の池本洋一さんと、リクルートキャリアHR統括編集長の藤井薫さんによる発信の内容を整理すると、次のようになる。

まず、コロナ禍で、「働き方」が変化した。自由に「テレワーク」ができるようになったり、副業を認める企業が増えたりした。特に、テレワークは多くの人に肯定的に受け止められ、今後も何らかの形で継続すると予測される。

そうなると、勤務先に通勤するという前提が薄れるので、通勤重視で選んだ今の家に住み続ける必然性がなくなり、住む場所の選択肢が広がってくる。また、通勤時間が無くなったことで新たな時間が生まれ、その時間を、自分がやりたかったことに使えるという状況も生まれた。
まとめると、テレワークがキッカケとなり、「仕事や暮らしの自由度・裁量度」が増すという変化につながったと発表された。

第3回「コレカラ会議」の様子(撮影:リクルート住まいカンパニー広報)

第3回「コレカラ会議」の様子(撮影:リクルート住まいカンパニー広報)

藤井さんによると、コロナ禍において、自分の人生・キャリアを見つめ直した人も生まれた。人生とは何か、自分にとって幸せとは何かを見つめ直した結果、自分のやりたい暮らしを実現するために、仕事選びにおいても時間の自由度やテレワーク・副業の裁量度などが重視されるようになっている。

こうしたことから、with コロナ・afterコロナに加速すると予測されるのは、画像2のように「暮らし方」と「働き方」もともに変える「クラシゴト改革」を行う人が増えることだとしている。

第3回「コレカラ会議」資料より転載

第3回「コレカラ会議」資料より転載

「クラシゴト改革」を先取りする人も多数出現?

実は、すでにこれを先取りして、暮らし方も働き方も変えてしまった人がいるという。池本さんは7人の実践者を紹介した。

●テレワークとフレックス制を利用して、都内とワーケーションの暮らしを実現
(20代後半、独身男性の事例)
コロナ前は、IT関連会社に通勤勤務。コロナの影響でフルテレワークに変わり、誰にも会わない生活に。そこで鎌倉の実家に戻って、朝夕は趣味のサーフィンを満喫する生活に変える。都内の自宅に戻ってからも、小田原などでワーケーションしながら、サーフィンを続ける。勤務先が試験的に、自宅以外の場所でのテレワークを認めたことが大きかった。

●副業に加えてテレワークが可能になり、多拠点居住の生活を実現
(20代後半、妻と二人暮らしの男性の事例)
コロナ前は、民間気象会社に通勤勤務。副業を認めてもらい、フォトグラファーの仕事も週末にしていた。コロナの影響でテレワークが可能になり、多拠点居住を開始。平日も朝夕はフォトグラファーの仕事ができるようになり、土日は撮影に加えてさまざまな場所に行き、感性を磨けるようにもなった。多拠点居住では、住まいの定額制サービス「HafH」を利用するなど、住居費の抑制に工夫をしている。

第3回「コレカラ会議」資料より転載

第3回「コレカラ会議」資料より転載

ほかにも、テレワークが可能な会社に転職して、東京で子育てをしながら、地域おこしのふるさと副業に参画した人の事例、フルテレワークになって生まれた時間を、地元の飲食店支援などのコミュニティ活動を行った人の事例などが紹介された。

藤井さんからは、働き方を変革する企業の事例紹介があり、時間と場所の自由裁量が広がると、仕事やキャリアを変える人が出てきて、生き方そのものを丸ごとデザインし直す人が増えていくとまとめた。

最後に、オンライン会議では質疑応答の時間もあり、「これまで言われてきた“働き方改革”と今回の“クラシゴト改革”とは、根本的にどこが違うのか?」という質問があった。

それに対して、藤井さんは「働き方改革は会社の中が前提で、暮らしは関与していませんでした。新しい価値を創出する場が、生活者の体験に広がっていったという点が大きな違いでしょう」と、池本さんは「今回取材した方々は、自らがこうした暮らし方をしたいと会社に働きかけて実現していました。主権が移動したというと言いすぎかもしれませんが、会社側でなく自らが自己裁量権を拡大させているという点が違いだと思います」と回答した。

さて、筆者が見る限り、「コロナ禍でさまざまな行動変容が生じている」ことを示す調査結果は多い。テレワークを急速に導入した企業もあり、「仕事は勤務先に通勤して行う」という、これまでの常識が打ち破られる事態が起きた。この影響は大きく、自宅で仕事をする場所を確保するようになったり、通勤時間が無くなって生まれた時間を活用しようと考えるようになったりして、どこにどんな家に住むかを考え直す人も増えてきた。

加えて、コロナ禍で働き方改革が加速された。柔軟な働き方を可能にする企業が好まれるようになり、企業に勤務して安定した収入を得ながらも、働く場所や住む場所を変えようという人も出てきた。加えて、住まいの定額制などの新しいサービスが利用できるようになったり、都心の生活者を受け入れようとする地方自治体や企業があったりして、やりたいことが実現できる環境が整ってきた。

こう見ていくと、コロナによってできなくなったこともある一方で、新たに実現できるようになったこともある。これを機会に自分らしい生き方を考え直すのもよいと思う。

リモート副業×東京で秘書!長野ではまちづくりに参加 私のクラシゴト改革1

新型コロナウイルスで社会の在り様が大きく変化した現在、新たな働き方が注目されている。都市部で働く人材が、地方企業の仕事にも関わる新しい働き方「ふるさと副業」もそのひとつ。
今回は東京で会社員として働きつつ、長野県塩尻市で外部ブレーンを務める千葉憲子さんにインタビュー。経緯や仕事内容、さらに二児のママとして実感など、あれこれお話を伺った。

連載名:私のクラシゴト改革
テレワークや副業の普及など働き方の変化により、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より豊かな生き方を選ぶ人が増えています。職場へのアクセスの良さではなく趣味や社会活動など、自分のやりたいことにあわせて住む場所や仕事を選んだり、時間の使い方を変えたりなど、無理せず自分らしい選択。今私たちはそれを「クラシゴト改革」と名付けました。この連載では、クラシゴト改革の実践者をご紹介します。ふるさと副業を考えたのは、働き方自由な会社だったから新卒で入社したのは大手メーカーのグループ商社。国内海外転勤、出張が当たり前の世界で、出産、育休を経て復帰したものの、時間=会社への貢献度になってしまうことに疑問を抱き、転職。「前職とガイアックスとではカルチャーがまったく違うので最初は驚きました」。現在は社長秘書の業務とともに、オンラインコミュニティの運営など、社内でも兼業している(写真撮影/スーモジャーナル編集部)

新卒で入社したのは大手メーカーのグループ商社。国内海外転勤、出張が当たり前の世界で、出産、育休を経て復帰したものの、時間=会社への貢献度になってしまうことに疑問を抱き、転職。「前職とガイアックスとではカルチャーがまったく違うので最初は驚きました」。現在は社長秘書の業務とともに、オンラインコミュニティの運営など、社内でも兼業している(写真撮影/スーモジャーナル編集部)

千葉さんは、東京都のIT企業「ガイアックス」の社長室で働きつつ、今年の5月より長野県塩尻市と業務委託を結び、地域課題の解決に取り組んでいる。それは、塩尻市が推進する「MEGURUプロジェクト」の一環で、副業限定の地域外のプロフェッショナル人材が地方と協働で地域の課題に取り組んでいくというもの。その中で、千葉さんはCCO(Chief Communication Officer)に就任。地域外の人と塩尻をつなぎ、関係人口を拡大していくミッションのもと、さまざまな企画立案やイベントを仕掛けている。
本業、副業ともに、「〇時~〇時まで働く」という取り決めはなく、基本成果主義。主に塩尻の業務は週末や夜などにすることが多いが、その境界線はあいまいだ。それができるのも、本業も副業も、業務はほぼリモートだから。東京で塩尻の仕事、塩尻で東京の仕事をすることもある。

「もともと、ガイアックス自体がとにかく働き方が自由な会社で、休日も自分で決めていいし、どこで働いてもいい。もちろん副業もウェルカム。リモートワークが大前提で、会社に出勤するのも週に1度程度。だから、副業を始める前も、実家のある長野県松本市に子ども2人と帰り、1カ月間実家で仕事をしていたこともあります。実際、副業、二拠点、完全リモートをしている社員も多く、私が今の働き方を選ぶのも自然な流れでした」
さらにガイアックスではライフバランスを考えて、仕事半分、報酬も半分といった交渉も可能。千葉さんの場合も、副業ありきで業務量も報酬も上司に交渉している。「トータルで考えると収入は上がりました。夫は会社員をしており、首都圏から離れることは難しく、転職や移住はハードルも高い。しかし、リモート副業なら、私の判断で挑戦できるし、自分のキャリアアップのためにも良かったと思います。夫もこの働き方を応援してくれています」

「息子たちに田舎暮らしを体験させたい」。最初はあくまでも個人的な話から

このプロジェクトに応募した理由のひとつに、子育てで抱いた疑問が大きいという千葉さん。
「私自身は長野の大自然で育ちました。それなのに、息子たち2人を、親が都会で働いているからという理由だけで、都会でしか育てられないなんて変だなと考えていました。移住はさすがに無理だけれど、リモートで副業をすることは現実的な選択だと思いました」

そこで、当初は地元、長野県松本市で地域に貢献できるような仕事はないか考えていたところ、高校時代の友人から、塩尻で外部の人材を募集している話を聞く。
「塩尻は、観光都市の松本や諏訪に挟まれた、人口6万人超のコンパクトなまち。“このままでは人口減。関係人口を増やしたい”という危機感がある分、モチベーションも高かった。規模の大きいコワーキングスペースがそろっていたり、一人の生徒が複数の学校に就学できる”デュアルスクール制度”があったり、ソフト面でもハード面でも受け入れ態勢が整っていました」

塩尻のシビックイノベーション拠点「スナバ」にて。「プロジェクトが始まってみると、市役所の人も、商工会議所の人も、いわゆる”お役所”っぽくなくて驚きでした」(画像提供/スナバ)

塩尻のシビックイノベーション拠点「スナバ」にて。「プロジェクトが始まってみると、市役所の人も、商工会議所の人も、いわゆる”お役所”っぽくなくて驚きでした」(画像提供/スナバ)

今年の夏休み、長野で過ごした子どもたち(画像提供/千葉さん)

今年の夏休み、長野で過ごした子どもたち(画像提供/千葉さん)

自分のなかの「普通」の経験が、想定以上に地域で役立つ場面も

ちなみに、外部のプロフェッショナル人材は、千葉さんのほか6人。その顔触れは国内の大企業の一線で働くビジネスパーソンばかりで、起業家として著名なインフルエンサーもいる。しかも、驚くべきは、千葉さんはお隣の松本市出身だが、他の6人は、長野県にはまったく地縁のない人なのだ。
「地方だからこそできることがあり、その地域の課題に自分の経験やスキルで貢献できたらと考える人材はたくさんいるんだなと改めて思いました。例えば観光促進のために、コンサルタントを外部の企業に依頼すれば、多額のコストがかかる上、多くの企業は契約期間が終了したらいなくなってしまう。そういう痛い体験をしている自治体は多いと思います。でも、移住ではなくリモートで副業という形なら、こうした人的財産をフル活用できるのではないでしょうか」

しかし、多くの人は「そんなに華々しいキャリアもスキルも自分は持っていないから無理」と尻込みしてしまうのでは? という質問に、千葉さんは「そんなことはありません」と即答。
「私だって普通の会社員です。でも自分が通常の業務と思っていたことも、案外、地方や役所では有難がられることも多いです。例えば、私は限られた時間で最大限の効果を出すために、自分の業務を分散し、アウトソーシングすることも多いんです。それは、私には当たり前だと思っていたのですが、地方では個人に業務が集中し、「〇〇さんにしか分からない」「〇〇さんが動けないのでそれはストップしている」という事態になることも多いんです。そんなとき、「この業務のこの部分は別にこの人でなくてもいいのでは?」と整理し、スピードを上げていくのも私の役目。本業での、なに気ない仕事のアレコレが思いのほか役立つことが多いと実感しています。もちろん、逆に塩尻での気づきが本業に役立つことも多々あります」

(写真提供/千葉さん)

(写真提供/千葉さん)

コロナ禍の不自由も逆手にとる。オンラインでのコミュニティづくりが進んだ

募集自体はコロナ禍の前で、現在は、当初の予定とは変更を余儀なくされた部分も大きい。
「今はオンライン上でのコミュニティが主です。もともと塩尻にはなんの縁もなかった人が、トークイベントのゲスト目的で参加し、興味を持ってもらうなど広がりを見せ、今では塩尻市の「関係人口創出・拡大事業」でのオンラインコミュニティ『塩尻CxO Lab』という形に。さらに、実際に地元の中小企業で複業するなどのもっとコアに地域課題に参加していただく有料会員も定員以上の応募が集まりました。この状況下で制約は多いけれど、リモートやオンラインの動きが一気に加速し、距離を感じなくなったことはプラスですね」

千葉さん本人にも副産物はあった。「オンラインイベントでのファシリテーションを何度も務めるうち、スキルが上がったと思います。参加してくださる方には、こうしたオンライン上に慣れていない方もいます。本業とは違うデジタル環境のなか、場数を踏んだことで突発的なトラブルに対応できるようになりました」。その結果、現在は、本業、副業とは別に、こうしたファシリテーションを仕事として引き受けることもあるそう。

オンラインイベントの様子。「いつかはみんなで塩尻ツアーをしたいですね」。今はオンラインだけど、いつかリアルで会えたらどんなに楽しいか、今からワクワクしています」(写真提供/千葉さん)

オンラインイベントの様子。「いつかはみんなで塩尻ツアーをしたいですね」。今はオンラインだけど、いつかリアルで会えたらどんなに楽しいか、今からワクワクしています」(写真提供/千葉さん)

毎年秋に行われる「木曽漆器祭」は、今年はオンラインで。リアルなワークショップが実施できないからこそ、普段は入ることができない各工房の中の様子を配信。千葉さんはレポーター役として活躍(写真提供/千葉さん)

毎年秋に行われる「木曽漆器祭」は、今年はオンラインで。リアルなワークショップが実施できないからこそ、普段は入ることができない各工房の中の様子を配信。千葉さんはレポーター役として活躍(写真提供/千葉さん)

ワーケーションがもっと進めば、暮らしはもっと豊かになる

もちろん課題もある。「私が長野で仕事をする間、子どもたちは松本の実家の両親たちが預かってくれましたが、それができない人も多いはず。子どもがいる人でも二拠点生活が可能なように、預け先の確保は課題です。また小学校に入ると子どもたちも長野に行けるのは長期の休みだけ。親も二拠点で働き、子どもも二拠点で学ぶことができれば、二拠点や副業がもっとスムーズになるのではと思います」
特に、首都圏からのアクセスのしやすさから、山梨、長野は二拠点目としてのポテンシャルが高い。「例えば甲府から松本までのエリアが“ワーケーションベルト”として、コワーキングスペースを充実させて、旅をしながら仕事をしてもらえるなど、相乗効果で盛り上がったらいいですね」
今後は、地域外の人材を地域に活用するこの塩尻の試みを、他の自治体へ広げていきたいと考えているそう。
「同じような課題を持つ地方は多いはず。何かしら地域に貢献したいと考えている人は多いので、受け入れ側の意識が変われば、塩尻のフォーマットが他の地方自治体にも応用可能だと思います。それが今のところの野望です」

●取材協力
株式会社ガイアックス
MEGURUプロジェクト

渋谷が拠点!

所在地:渋谷区南平台
5,780万円 / 66.48平米
山手線「渋谷」駅 徒歩8分

★価格が下がりました★



どこへ行くにも便利な南平台。渋谷駅へのアクセスはもちろん、代官山、中目黒が徒歩で行けてしまう都会的な立地。華やかな街の印象でありながら、意外と近くにスーパーもあったりして生活に必要なものはちゃんとそろう環境です。



内装は2013年にリノベーション済み。 ... 続き>>>.
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風が通るメゾネット

所在地:国立市北
4,870万円 / 71.36平米
中央線「国立」駅 徒歩3分

駅近で広々リビングとルーフバルコニーのある暮らし、いかがでしょう?



質感の良い漆喰(しっくい)仕上げの壁に、光がよく入り、風通しの良い室内。決して細部までつくり込まれた内装ではないですが、余白があり何となく居心地のいい空間です。これくらいが、ちょうどいいのかも。



間取りは2階 ... 続き>>>.
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落ち着くグレイッシュビル

所在地:中央区日本橋蠣殻町
38万5,000円(税込) / 69.44平米
半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩3分

茅場町駅から徒歩4分ほどのオフィス街に潜むレトロビル、最上階のご紹介。うれしいことにフリーレントが4ヶ月つきます。



外観がグレーのビルはたくさんありますが、こちらのビルは新しいビルには醸し出せない渋さや落ち着きを感じます。なんだかダンディーなイメージ。



さて、室内については部 ... 続き>>>.
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ポカポカしてねむくなる

所在地:杉並区浜田山
12万3,000円 / 36平米
井の頭線「西永福」駅 徒歩3分

既に東京R不動産でもたくさんご入居いただいているこのマンション。毎回退去前に申し込みがあり、早急に募集が終了してしまう人気の物件です。



このマンションがあるのは、穏やかな街「西永福」。閑静な住宅街が広がっていて、スーパーや小さい商店街もあります。そりゃ季節にもよりますが、ポカポ ... 続き>>>.
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「東京駅」まで60分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2020年版

「新しい日常」への移行を一気に迫られた2020年。テレワーク化が進み、通勤しない日が増えたという人も多いだろう。生活様式が変わったことで住まいに対する考え方にも変化が起き、「通勤時間が多少かかっても、広さを重視して住まい探しをしたい」という人も増えているようだ。
そこで、いつもは「主要駅まで30分以内」の価格相場を調べている当連載「中古マンション相場ランキング」においても、今回は調査範囲を広げて「東京駅まで60分以内」にある駅の価格相場を調査してみた。駅徒歩15分以内にある、ファミリータイプの中古マンションの価格相場が安かった駅のトップ10を紹介したい。
●東京駅まで60分以内の価格相場が安い駅TOP10
1位 七里 1050万円(東武野田線/埼玉県さいたま市見沼区/51分/1回)
2位 桶川 1385万円(JR高崎線/埼玉県桶川市/50分/0回)
3位 北本 1400万円(JR高崎線/埼玉県北本市/55分/0回)
4位 白井 1515万円(北総線/千葉県白井市/50分/2回)
5位 元山 1535万円(新京成線/千葉県松戸市/47分/1回)
5位 天王台 1535万円(JR常磐線/千葉県我孫子市/43分/0回)
7位 三郷 1580万円(JR武蔵野線/埼玉県三郷市/45分/2回)
7位 流山 1580万円(流鉄流山線/千葉県流山市/56分/2回)
9位 北柏 1590万円(JR常磐線/千葉県柏市/44分/1回)
10位 村上 1730万円(東葉高速鉄道/千葉県八千代市/53分/1回)

コロナ禍で住まいの選択肢が広がった(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

リクルート住まいカンパニーでは今年5月、住宅の購入・建築・リフォームを考えている人に対し、検討する物件に関する調査を実施(「コロナ禍を受けた『住宅購入・建築検討者』調査(首都圏)」)。今回と前回(2019年12月実施)の調査結果を比べてみると、意識の変化が浮かび上がってくる。通勤時間に対する意向を尋ねた設問では「徒歩・自転車で15分以内」と回答した割合が前回より7ポイント減少し(35%→28%)、「公共交通機関で31分超60分以内/60分超」と回答した割合が10ポイント増加(24%→34%)。また、「住まいの広さと駅からの距離、どちらを重視するか」では、広さ重視派が10ポイント増加(42%→52%)。つまり、住まいから駅や勤務先まで離れていてもいいと考える人や、住まいの広さを重視する人が増加していたのだ。

ということで、これまでなら都内に勤務することを考えると「ちょっと遠いな」と住まい探しの選択肢から外していた「東京駅まで60分以内」のエリアを、検討対象にする人も増えたのではないか。そんな考えのもとで行った今回のランキング結果は上記リストの通り。ランクインした駅について見ていこう。

大宮まで4駅、再開発が進行中のさいたま市の駅が1位に

1位は埼玉県さいたま市に位置する、東武野田線・七里(ななさと)駅。価格相場は1050万円で、2位以下よりもぐっとリーズナブルな結果となった。東京駅へ向かうには東武野田線で4駅・約10分の大宮駅に行き、そこからJR上野東京ライン直通のJR高崎線またはJR東北本線に乗り換えると計50分少々で到着する。この経路の列車は7時・8時台に加え9時台にも何本も走っており、時差通勤が推奨されている状況でも比較的無理なく乗ることができるだろう。

七里駅は現在、駅舎の改修が進行中。2023年度中の完成を目指して、橋上駅舎化と、駅北側からのアクセス性が向上する南北自由通路の整備が行われている。また、駅北側の再開発も進められており、将来的には北口駅前広場ができるほか、公園や幹線道路の整備も計画されている。

七里総合公園(写真/PIXTA)

七里総合公園(写真/PIXTA)

現在の七里駅周辺はというと、商店は主に駅南側に集中。駅から徒歩約15分圏内に、スーパーにドラッグストア、ホームセンターのほか、子ども用品を扱う「西松屋」も。芝生広場や花畑があり野菜の朝市も開かれる駅北側の「さいたま市春おか広場」や、大型遊具やアスレチックを備えた駅南側の「七里総合公園」など、子どもがのびのびと遊べて大人の息抜きにもぴったりな公園も点在している。のんびりと暮らすにはいい街だろう。

JR上野東京ラインで東京駅まで1本で行ける駅にも注目

2位以下の駅は埼玉県と千葉県からランクイン。そのうち東京駅まで乗り換えせずに行けるのは、2位のJR高崎線・桶川駅と3位のJR高崎線・北本駅、5位のJR常磐線・天王台駅。この3つの駅に共通するのは、JR上野東京ラインへと乗り入れるJR高崎線またはJR常磐線の停車駅だという点だ。JR上野東京ラインは東京駅と上野駅を経由した後、JR高崎線・宇都宮線・常磐線の各線に分岐していく。そのため埼玉県、栃木県、千葉県と都心部がダイレクトにアクセス可能になり、2015年の開業時は話題を集めたものだ。

2位の桶川駅と3位の北本駅はJR常磐線の隣り合う駅。桶川駅のほうが東京駅寄りで、東京駅までは約50分で行くことができる。桶川はかつて中山道の宿場町として栄えた歴史ある街であり、今も残る古い土蔵や蔵造りの商家といった宿場町の面影を訪ねて観光客もやって来る。

春の城山公園(写真/PIXTA)

春の城山公園(写真/PIXTA)

桶川駅西口とペデストリアンデッキで結ばれたショッピングセンター「おけがわマイン」など、暮らしを支える施設も充実。同ショッピングセンター3階には、中央図書館、書店、カフェ、イベントスペースで構成された文化・交流施設「OKEGAWA hon プラス+」も備わっている。春は「城山公園」でお花見を楽しみ、夏は「桶川祇園祭」の御輿や山車を眺め……と、季節ごとの楽しみも多彩なので、単に住みやすい街としてだけではなく「楽しめるお気に入りの地元」として住民に愛されている。また、桶川市には中古マンションを含む住宅購入資金の貸付制度があるので、興味のある人は調べてみてはいかがだろう。

千葉県の駅で最も安かったのは4位の北総線・白井(しろい)駅で、価格相場は1515万円。東京駅へのアクセス方法は、京成本線(特急)に直通の北総鉄道(特急)に乗り、青砥駅で京成本線(通勤特急)に乗り換えて日暮里駅へ、そこからJR上野東京ライン直通のJR常磐線に乗車。すると乗り換え2回、計50分ほどで東京駅にたどり着く。2回も乗り換えるのを避けたい場合は、所要時間が10分ほど増えるものの乗り換え1回で東京駅まで行ける経路も選択できる。

白井駅は千葉ニュータウンとの呼び名で宅地開発された区域の一角をなす、千葉県白井市に位置。駅を中心に計画的に整備されただけあり、整然とした街並みが広がっている。駅から北に徒歩10分ほどの市役所には警察署の分庁舎が併設され、周辺には病院や消防署など生活に欠かせない施設が集結。広大な芝生広場や散策路、遊具広場がある「白井総合公園」と、図書館と郷土資料館、プラネタリウム館、さまざまなイベントが行われる文化会館を備えた「白井市文化センター」も、市役所に隣接している。

千葉ニュータウンの様子(写真/PIXTA)

千葉ニュータウンの様子(写真/PIXTA)

白井市は「住みやすく・子育てしやすい街」を目指して街づくりに取り組んでおり、今年4月には複合型保育施設「白井市幼稚園等送迎ステーション」を開設した。これは幼稚園の開所時間と保護者の就労時間のミスマッチを解消するための施設だそう。保護者に送り届けられた子どもたちは、幼稚園開所時間外の朝夕は送迎ステーションで過ごし、日中は幼稚園バスの送迎で通っている幼稚園へ。さらに、子どもが幼稚園にいる日中の送迎ステーションは、保育所や幼稚園に通っていない子どもでも利用可能な一時預かり、小規模保育施設としても機能している。また、この保育施設がある一帯は複合商業エリア「フォルテ白井」として整備され、スーパーにドラッグストア、100円ショップ、衣料品店、クリーニング店とコインランドリーが建ち並び、先日の「カレーパングランプリ2020」で最高金賞を受賞したベーカリー「ピーターパン」の支店もある。

今回ランクインした駅は東京駅まで50分前後の立地が多く、都心へのアクセスを重視して住まい探しをする場合は候補地から外される場合もあるだろう。しかし、それぞれの街について見てみると、のびのびと暮らしやすそうだったり子育て支援に力を入れていたりと、生活の質という面からすれば魅力的な特徴も備えている。

これまでとは生活様式がガラリと変わったことで、人々の意識にも変化が生じている。住まいに対する考え方、価値観も例外ではない。今の自分にとって真に心地よい住環境とはどんなものか、改めて考えてみてはいかがだろう。そうすることで、よりしっくりとくる住まいが見つかるかもしれない。

●調査概要
【調査対象駅】東京駅まで電車で60分圏内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】
駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数40年未満、敷地権利は所有権のみ、間取り3K、3DK、3LDKタイプ(2sLDKを含む)以上
【データ抽出期間】2020/6~2020/8
【物件相場の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出
【所要時間の算出方法】株式会社駅探の「駅探」サービスを使用し、朝7時30分~9時の検索結果から算出(2020年8月31日時点)。所要時間は該当時間帯で一番早いものを表示(乗換時間を含む)
※記載の分数は、駅内および、駅間の徒歩移動分数を含む
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
※ダイヤ改正等により、結果が変動する場合がある
※乗換回数が2回までの駅を掲載

住んでも働いても西麻布

所在地:港区西麻布
11万円 / 33.13平米
千代田線「乃木坂」駅 徒歩8分

価格で勝負させてください!

このエリア、月極駐車場代が5万とか6万とかいう立地です。



エレベーターなし、ハイスペックな設備なし、スペシャルな内装なし。

古いビルだから、、、という理由だけなら「これはラッキー」と思える方、お勧め物件です。

清潔感あり、陽当たり良好。

住んでも良し ... 続き>>>.
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タイニーアパートで小さく住む

所在地:新宿区早稲田南町
7万8,000円 / 20.38平米
東西線「早稲田」駅 徒歩3分

余計な装飾や華美なデザインはいらない。シンプルな暮らしに必要なものだけ揃っていれば、それでいい。



そんなメッセージが物件から伝わってくるかのような、ミニマルにリノベーションされたアパート。



無垢のパーケットフローリングの床に、わずかにグレーがかった色味で塗装された壁。間仕切り ... 続き>>>.
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石蔵!?大谷石で!?

所在地:茨城県つくば市高崎
8万8,000円(税込) / 75平米
常磐線「牛久」駅 バス7分 「茎崎第一小学校」バス停 徒歩2分

この見た目にはやられました。



まさか、大谷石を使った石蔵が賃貸に出ているとは…



どこを切り取ってもかっこいい。外壁はもちろん、出入口の鉄扉も痺れます。室内も、天高が5〜7mあって圧巻です。



用途は、事務所・アトリエや倉庫。敷地内には駐車スペースが2台分あるので、来客も大丈夫 ... 続き>>>.
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根岸の丘スタンダード

所在地:横浜市中区滝之上
20万円 / 90.16平米
京浜東北線「根岸」駅 徒歩12分

根岸森林公園をご存知でしょうか。根岸の高台に位置するこの公園は前身が横濱競馬場で、横浜を代表する公園の一つです。



この公園をグルッと囲む道路沿いには、眺めの良いマンションがいくつか立ち並んでいます。このマンションもその一つ。



レトロな外観のマンションは当初外国人の方が多く住ん ... 続き>>>.
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ギャラリーのような空間をどう使う!?

所在地:台東区松が谷
15万4,000円(税込) / 39.24平米
銀座線「稲荷町」駅 徒歩10分

昔からキャラの濃い浅草、上野と、ここ数年で一気におしゃれエリアになった蔵前のトライアングル・エリアの一角に位置する台東区松が谷にある、路面店舗としての利用も可能なこの物件。



天井高は2.8mと高く、開放的。露出させた天井や梁、壁は配管を含めてどこもかしこも真っ白に塗りあげ、まる ... 続き>>>.
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多趣味さんいらっしゃい

所在地:八王子市中野上町
7万2,000円 / 39.6平米
中央線「八王子」駅 バス14分 「中野」バス停 徒歩3分

遊び心ある改装によって生まれ変わった古い木造アパート。面積を広くするために上下の部屋をつなげてメゾネットに。1階は床を下げて土間仕上げ、天井を抜いたので高さ3mを確保できました。専用の庭もあって、敷地内の駐車場は月額4,400円(税込)。おまけにペット飼育相談です。



キャンプや ... 続き>>>.
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思いを継ぐ家

所在地:北区田端
17万円 / 112.31平米
山手線・京浜東北線「田端」駅 徒歩2分

大切に住み継がれた築60年の古民家です。大きな庭と広い縁側が魅力で、心がふわっと解けるような居心地の良さ。文豪や芸術家が居を構えた田端文士村エリアにある建物です。



庭にはさまざまな木々が植えられており、季節の移ろいを楽しめます。小さくてモダンな池も残されていて、とても趣のある雰 ... 続き>>>.
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のんびり清澄暮らし

所在地:江東区平野
10万5,000円 / 33平米
半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅 徒歩4分

在宅勤務が続いたり、足を伸ばして出かける機会が少なくなったこともあり、徒歩圏内の環境を見つめ直す機会が増えたように思います。



日常の中に、ふらっと寄れるお気に入りの店や自然のある環境に住みたい!そんな願いを叶えてくれる清澄白河で、のんびりとした空気を感じながら、まちごと楽しむ暮 ... 続き>>>.
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スモールオフィスの優等生(1階+地下)

所在地:文京区湯島
16万5,000円(税込) / 47.98平米
中央線「御茶ノ水」駅 徒歩8分

少人数のクリエイティブ系の会社が借りたくなるオフィスって、こういうのじゃないかって思うんです。



新しいビルではないけれど、外観・内装はイイ感じに改装されていて、水回りは清潔感があり、ちゃんと便利な場所で、ほどほどの面積と賃料で。そんな条件をまんべんなく満たしている、優等生な物件 ... 続き>>>.
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変則的なメゾネット

所在地:大田区南六郷
7万5,000~8万4,000円 / 27.24~28平米
京急本線「雑色」駅 徒歩8分

設計事務所ビーフンデザインによる、トリッキーなメゾネットの物件。



室内は全体的に白と木でまとめられ、どこかギャラリーのような雰囲気が漂っています。アートを飾ればたちまちによく映えそう。



これは「みんなとは違う変わった家に住みたい」という方におすすめしたい物件。



E号室は天窓 ... 続き>>>.
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こだわりのコンパクトな暮らし

所在地:新宿区市谷砂土原町
13万9,000円 / 37.03平米
南北線・都営新宿線・中央線「市ヶ谷」駅 徒歩4分

無垢フローリングや古材を使用した棚、陶器のタイルなど、どこもかしこもこだわりが詰まった内装。



天高は2.4m。リビング、寝室共に天井が抜かれていてコンクリートがあらわになっています。ただし各部屋への入り口は1.7mとかなり低いです。



リビングは6畳ほど。ダイニングテーブルを置 ... 続き>>>.
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裏路地文化のポテンシャル<401>

所在地:千代田区神田猿楽町
16万3,000円(税込) / 47.93平米
半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅 徒歩5分

裏路地文化の根付く下町、神保町。



「錦華通り」から一本路地に入ったところに立つ築51年の古ビル。ちょうど2020年11月に、1階の紙の倉庫がショールームに生まれ変わり、ビルの顔が一新したところ。



今回は2部屋を一つにまとめた4階の区画を募集します。先にお伝えしますと、エレベー ... 続き>>>.
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コロナ禍の「オンライン祭り」仕掛け人に聞いた!お祭りの未来はどうなる?

コロナ禍により、日本中のほとんどのお祭りが中止を余儀なくされた2020年。年に一度のハレの日のイベントを失い、地域住民は意気消沈……。そんな状況を何とかしようと、全国のお祭り支援を手掛けるオマツリジャパンは今年の8月、「オンライン夏祭り2020」を開催した。前代未聞のオンライン祭りは、地域に何をもたらしたのか? お祭りの未来は一体どうなる? オマツリジャパン営業担当の加藤さんと、「オンライン夏祭り2020」参加団体の一つである、宝龍会の上林さんにお話を伺った。
祭りの中止が続々と決定。手探りで始めたオンライン配信

新型コロナの感染が日本で広がり始めた2~3月、音楽ライブなどの大型イベントは軒並み中止に。地域のお祭りも、残念ながらその例に漏れることはなかった。そんな中、お祭り支援団体のオマツリジャパンは、徳島県の阿波踊りや、熊本県の牛深ハイヤ、沖縄県のエイサーなどの8つのお祭り団体とともに「オンライン夏祭り2020」を開催。お祭り動画の視聴や踊りの体験など、自宅にいながらお祭りの魅力を味わえる企画を2日間にわたりYoutubeで生配信した。

開催に至るまでの経緯を、オマツリジャパンの加藤さんはこう語る。

「年に一度のハレの日のイベントが失われ、ショックを受けている地域住民の方は多いのではないかと思いました。コロナ禍が落ち着くのを待つのではなく、今できることを模索する中、僕らは『かなまら祭り』の試みで突破口を見出しました」

オマツリジャパン営業部長・加藤匠さん(写真提供/オマツリジャパン)

オマツリジャパン営業部長・加藤匠さん(写真提供/オマツリジャパン)

かなまら祭りとは、神奈川県川崎市で毎年4月に行われる、男性の局部をかたどったお神輿が有名なお祭り。毎年多くの観光客が訪れるが、コロナ禍の影響を免れず中止が決定。肩を落とす主催者に、オマツリジャパンはSNSを利用した発信を提案した。

神奈川県川崎市で昨年行われた「かなまら祭り」の様子(写真提供/オマツリジャパン)

神奈川県川崎市で昨年行われた「かなまら祭り」の様子(写真提供/オマツリジャパン)

「お神輿は担げないけれど、普段公開していない神事の様子をライブ配信すれば、興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思ったんです。実際にやってみると反響は想像以上で、オンラインのお祭りでも喜んでいただけるんだと、非常に可能性を感じました」

「オンライン夏祭り2020」を開催すると決めた加藤さんたちが最初に声をかけたのは、日本三大音頭の一つである泉州音頭(大阪府)の担い手、宝龍会だった。

「宝龍会さんは、メンバーの自宅をオンラインで繋いで稽古している様子をYoutubeで配信していました。お祭りの担い手は高齢者が多く、ITに抵抗がある方も少なくない中、宝龍会の皆さんはむしろ率先してデジタルを取り入れていた。オンライン祭りにもきっと楽しんで参加してくださるはずと思いました」

例年大阪南西部の泉州エリアで催される「泉州音頭」(写真提供/泉州音頭 宝龍会)

例年大阪南西部の泉州エリアで催される「泉州音頭」(写真提供/泉州音頭 宝龍会)

コロナ禍によりオンラインで稽古を行った様子(写真提供/泉州音頭 宝龍会)

コロナ禍によりオンラインで稽古を行った様子(写真提供/泉州音頭 宝龍会)

宝龍会が毎年稽古場として利用していた公民館は、コロナ禍で使えなくなってしまった。それでも週に一度の稽古を続けるために、メンバーの家からでもセッションができるよう、オンラインで音を遅滞なく届ける専用のソフトを各々が購入したという。メンバーの年齢は45~70代。環境構築は簡単ではなかったのではないだろうか。そう聞くと、宝龍会の上林さんは、「なかなか面白かったですよ」と笑顔で答えてくれた。

「最初は、『バラバラな場所から演奏するなんて、つまらないんじゃないか』と思ってたんです。でも、やってみたら意外に面白かった。みんな乗り気で、機材に10万円使った人もいるぐらい(笑)。今回整えたオンライン稽古の環境は、今後も使えると思いましたね」

お祭り団体の交流、全国への配信……オンラインならではの良さも

「本物のお祭りと比べて満足感が低かったり、物足りなく感じてしまうことのないように気を配った」と話す加藤さん。特に、視聴者を飽きさせないように、さまざまな工夫を凝らしたという。

その1つが、オンライン祭り専用の短時間プログラムの制作だ。例えば、宝龍会の泉州音頭は、本来であれば歌い手が約20分ずつ歌いつなぎ、何時間も音頭が続いていく。しかし、それをそのまま動画で配信すると飽きられてしまうため、今回は歌い手一人あたりの歌う時間を20分から3分に短縮。オンライン祭り専用の30分のプログラムを用意してもらった。

また、個々のお祭りの動画を配信するだけではなく、複数のお祭り団体が共演する企画も実施した。徳島県の阿波踊りのルーツが熊本県の牛深ハイヤ節にあると言われていることから、2つの団体の踊り手が一緒に踊りながら、曲調や踊りの似ている点や異なる点を見つけ合う「阿波踊り×牛深ハイヤ教室」の開催だ。

「阿波踊り×牛深ハイヤ教室」では、それぞれの祭りの踊り手が一堂に会した。© Omatsuri Japan / © kiCk inc.(写真提供/オマツリジャパン )

「阿波踊り×牛深ハイヤ教室」では、それぞれの祭りの踊り手が一堂に会した。© Omatsuri Japan / © kiCk inc.(写真提供/オマツリジャパン )

さらに、東京のスタジオでは、カメラを3台設置。ずっと同じカメラの映像を流していると視聴者が退屈してしまうため、引きの画、よりの画、動きのある画を撮影し、随時切り替えを行った。

オマツリジャパンの加藤さんは、初めてのオンライン祭りを終えての感想を次のように語る。

「ストレスなく楽しめるコンテンツをつくるのは、こんなに大変なんだと痛感しました。でも、ちゃんと体制を整えて配信すれば、お祭りの楽しさや空気感を映像を通じて伝えられることも分かった。本物のお祭りに及ばない部分はありますが、オンラインだからこそできることもあるんだと、非常に勉強になりました」

一方、お祭りの担い手側は、どのような感想を抱いたのだろうか?

「楽しませてもらいましたよ。短い時間でしたが、やりきった感があった。終わったあとは魂が抜けたようになりましたね(笑)。特にうれしかったのは、配信した動画をいろんな地域の人が見てくれたことです。東京の人や東北の人がコメントしてくれて。まさか自分たちの祭りを遠くの地域の人が楽しんでくれるなんて、やってみるまでは思いもしませんでしたから」(宝龍会・上林さん)

初めての観客不在のお祭りに、寂しさは拭えなかったはず。しかしオンライン配信によって、今まで接触する機会のなかった人に自分たちのパフォーマンスを見てもらえたことは、担い手の方たちの新たなやりがいにつながっていた。

来年以降のお祭りは、オンラインとオフラインのハイブリッド型に

日本のお祭りはこれからどうなるのだろうか? 加藤さんは、「オンラインの良さを取り入れつつ、オフラインに戻していくのが大きな流れになる」と説明する。

「オンライン祭りの良さは、確かにあります。先ほどお話ししたような、オンラインだからこそ実現できる企画がありますし、高齢の方など現地に来られない方がお祭りに参加する手段にもなる。さらに、遠くの人たちにお祭りを知ってもらうプロモーションの機会にもなります。

その一方で、オンライン祭りだけではオフラインのお祭りほど地域経済に貢献できないのも実情です。例えば徳島県では今年、阿波踊りの中止によって多くの宿泊施設が廃業の危機に追い込まれました。年に一度の大きなお祭りで経済が成り立っている地域があることを踏まえると、『お祭りはこれからもずっとオンラインで』というわけにはいきません」

例年開催されている徳島県内の阿波踊り(写真提供/オマツリジャパン)

例年開催されている徳島県内の阿波踊り(写真提供/オマツリジャパン)

オンライン夏祭りで全国配信された阿波踊り(写真提供/オマツリジャパン)

オンライン夏祭りで全国配信された阿波踊り(写真提供/オマツリジャパン)

そこでオマツリジャパンは現在、内閣官房の関係各省、日本青年会議所と連携し、アフターコロナのお祭りガイドラインの作成を進めている。どのような安全対策が適切なのかが明確になれば、オフラインのお祭り復活に向けた目処が立ちそうだ。

とはいえ、どんなに体制が整ったとしても、お祭りをやる人たちの意欲が削がれてしまっては意味がない。例年通りのお祭りを開催できなかったために、肝心の担い手のモチベーションが落ちてしまってはいないだろうか? そんな筆者の心配をよそに、宝龍会の上林さんは来年に向けた意気込みを力強く語ってくれた。

「逆に火がついていますよ。僕たちの勢いが止まることはありません。今年のオンライン祭りで僕たちの祭りに興味を持った方が直接見に来てくれるようなことがあったら、すごくうれしいですしね。それから、来年はお祭り中の櫓(やぐら)の中の様子も配信できたら面白いと思うんですよ。舞台裏のドタバタ劇を楽しんでもらうのもいいかもしれません」

取材に対応してくれた宝龍会の上林さん(写真提供/オマツリジャパン)

取材に対応してくれた宝龍会の上林さん(写真提供/オマツリジャパン)

今年のオンライン祭りをきっかけに、新しいアイデアも広がっている様子。来年以降はオンライン配信という新しい武器とともに、全国のお祭りが今まで以上の盛り上がりを見せてくれることを願いたい。

●取材協力
オマツリジャパン
泉州音頭 宝龍会

「部屋」のない間取り

所在地:西東京市東町
10万8,000円 / 45.36平米
西武池袋線「保谷」駅 徒歩4分

サンサンと光が入る、ワンルームっぽくないワンルーム。眺望が気持ちよく抜けたバルコニーもついてます。



使いにくそうな間取りに引かれたオーナーが、7年前にリノベーションしたこの物件。壁を取り払い、「部屋」として分かれない間取りが目指されました。



水回りとフリースペースの土間を挟ん ... 続き>>>.
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シンプルに、心地よく

所在地:港区南青山
22万円(税込) / 48.42平米
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 徒歩8分

骨董通りを一本入った通りにある、ベージュのタイルが爽やかな印象のマンション。表参道駅から歩いて8分と立地も良好。



2005年にリノベーションされた室内は、無垢フローリングに白を基調としたシンプルなつくり。時間が経過している分部屋になじみ、心地いい雰囲気です。



間取りは広々とし ... 続き>>>.
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いつでもどうぞ!

所在地:墨田区江東橋
149万5,950円 / 310.05平米
半蔵門線・総武線「錦糸町」駅 徒歩6分

エレベーターを降りると、明るく爽やかな雰囲気にリノベーションされたラウンジ・会議室スペース。その奥に集中して作業できそうな執務スペース。



入居する時には「こんな空間にしたい」という改装が、既にされた状態のオフィス。



しかも、ラウンジや会議室にあるデスクやソファはレンタルで使え ... 続き>>>.
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すっきりな箱

所在地:渋谷区上原
16万8,000円 / 37.3平米
小田急線・千代田線「代々木上原」駅 徒歩9分

カクカク、シャキシャキ、凸凹ナシ。

コンクリートのすっきりな箱はいかがでしょう。



あれこれと装飾された部屋よりも、シンプルで飾らぬ部屋から、自分らしいアレンジで空間の色付けをしていきたい人におすすめです。



キッチン・バス・トイレ、機能あるものは全て片側一面の黒壁の中にまるっと ... 続き>>>.
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ヘリンボーンに魅せられて

所在地:港区元麻布
19万8,000円 / 50.64平米
南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅 徒歩6分

ヘリンボーンの無垢床に、コンクリートむき出しになった天井や壁面。お気に入りの家具を配置するだけで、画になる部屋が完成するはずです。



まずは注意点から。バルコニーから墓が見えます。見える範囲は広くはなく、その先に見える木々も手伝ってか、そんなにイヤな感じはしませんが、はじめにご承 ... 続き>>>.
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古き良き木造アパートの新たな船出

所在地:杉並区高円寺南
11万8,000円 / 34.5平米
中央線・東西線「中野」駅 徒歩11分

大工さんが丹精込めてつくった古き良き木造のアパート。建築当時の素材を生かしながら雰囲気良くリノベーションされた一室のご紹介です。



改装は約3年前。年を重ねていい味が出てきた柱や梁などに合ように、床はオークの無垢フローリング、壁・天井は塗装で仕上げています。



間取りを変えていな ... 続き>>>.
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遊び心を散りばめて

所在地:中央区日本橋小舟町
28万9,000円 / 67.58平米
銀座線・半蔵門線「三越前」駅 徒歩5分

落ち着いた色合いのフローリング、明るい色の建具など、木の質感に包まれたリビングと寝室。シャープな手すりが軽やかな印象を与える階段。アクセントに爽やかな色をした扉や壁。ライトグリーンが爽やかな浴室は、窓があるのがうれしいポイント。おまけにルーフバルコニー付き。



細部までこだわった ... 続き>>>.
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個性それぞれ、3層メゾネット

所在地:横浜市港南区上永谷
10万5,000円 / 58.76平米
横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷」駅 徒歩6分

こちらの物件は新築時から約25年経過するデザイナーズのため、多少時代を感じる部分はありますが、光と素材、色使いが豊かで印象的です。



58㎡の室内は3層のメゾネット型住戸で、それぞれの階が個性的な空間になっています。



まず1階は、和室とトイレです。コンクリートの天井に障子や木の ... 続き>>>.
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脱都心暮らしという選択肢

所在地:世田谷区北烏山
8万9,000円 / 43.37平米
井の頭線「久我山」駅 徒歩17分

10万円以下で物件を探していると、なかなかこれといった特徴のあるものを見つけるのが難しく、結局都心のワンルームにたどりつくことも多いのではないでしょうか?



少しだけ西側で探していたら、久我山駅から徒歩17分、千歳烏山駅から徒歩18分と駅からの距離はあるものの、敷地内に置けるサイ ... 続き>>>.
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郊外暮らしのすすめ

所在地:埼玉県所沢市小手指町
2,980万円 / 70.1平米
西武池袋線「小手指」駅 徒歩9分

都心への通勤も減ってきた、あなたへ。落ち着いたのどかな環境でまったり過ごす時間はいかがでしょうか?



ほどよく郊外な所沢市小手指町。西武池袋線の始発電車がでているため、座れる確率も高く、混んでいても快適に通勤できるよう。急行電車が停車するため、池袋まで30分ほどで出ることが可能。 ... 続き>>>.
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心安らぐひと時を

所在地:埼玉県川越市的場
18万円 / 185.11平米
川越線「的場」駅 徒歩5分

あちこちに太い柱や梁が使われている、代々大切に受け継いできた古民家を移築した本物件。



今では手に入れることができない建具がそこかしこに。そんな趣きがある古民家を愛してやまないオーナーと同じく、古民家が好きな方へ向けてのご紹介。



大きな窓から入る光と風、縁なし畳のいぐさの香り、 ... 続き>>>.
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神保町のオアシス

所在地:千代田区神田神保町
85万2,544円(税込) / 160.13平米
半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅 徒歩3分

神保町のビル街の中に、ちいさなオアシス。



駅から歩いていると、雰囲気のある植栽ときれいなライティングのエントランスに目を奪われます。共用部、専有部ともにリノベーションされたばかりできれいな空間に生まれ変わっています。



1フロアに1区画。エレベーターで4階にあがると、フローリン ... 続き>>>.
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つい、居たくなるオフィス

所在地:渋谷区神宮前
32万7,800円(税込) / 81平米
千代田線「明治神宮前<原宿>」駅 徒歩9分

原宿エリアの、パッと目を引くレトロなマンションの一室。緑のあるウッドデッキのバルコニーで、ホッとひと息つけます。室内の居心地も良いので、ついつい居たくなってしまうオフィスです。



広々とした20畳、12畳の洋室に加え、ミーティングに使えそうな4.5畳の小部屋、そして納戸もご用意。 ... 続き>>>.
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鹿児島発「こどものけんちくがっこう」って? 未来の地域づくりに種をまく!

数学や英語、プログラミングなどは学校以外で子どもが学べる場があるけれど、「建築」について子どもが学べる場は聞いたことがなかった。鹿児島県鹿児島市が拠点の「こどものけんちくがっこう」は、自分たちが暮らす地域の環境や住まいについて学べる学校だ。2020年度には日本建築学会教育賞(教育貢献)や第14回キッズデザイン賞のキッズデザイン協議会会長賞・奨励賞も受賞している。大学に建築学科があるのだから、国語や算数のように、小さなころから建築に意識を向けるのは良いことに違いない!「こどものけんちくがっこう」を立ち上げた鹿児島大学准教授の鷹野敦先生にお話をお聞きした。
日本の子どもたちに、一般教養として建築を学ぶ場を

まず、2016年の「こどものけんちくがっこう」立ち上げの背景について。
「私は鹿児島大学に着任して5年目になりますが、その前はフィンランドの大学に研究員として勤めていました。向こうで木造建築に関する研究をしながら暮らし、子育ても経験しました。

フィンランドの人たちは、街や建物への意識や関心がとても高いんです。多くの人が、それらを『自分のこと』として考えていて、それって大事だなと。日本ではなかなかないことなので、感銘を受けました」

フィンランド・ヘルシンキの児童向けの建築学校の様子(写真提供/鷹野先生)

フィンランド・ヘルシンキの児童向けの建築学校の様子(写真提供/鷹野先生)

では、フィンランドの人たちは、具体的にはどんな風に街と関わっているのだろう。

「例えば公共の建物をつくる場合、日本ではプロポーザル方式で委託先を選んで進めることが多く、その決定に至るまでのプロセスの中で、実際にその建物を使う一般の住民との接点はあまりありませんよね。一方、フィンランドでは情報をオープンにして、住民投票を行うこともあるし、住民が反対したら建設自体を止めることもあります。それに、大人も子どもも長い夏休みがあるので、コテージなどのセカンドハウスを持っている家が多く、親子で自宅やそれら住まいのメンテナンスをすることも日常的なのです」

確かに日本では、気づいたら空き地で工事が始まっていて、施設が建っていることが多いし、そういうものだと思っていた。建物の建設に住民が関わる場がないまま物事が決まっているので、賛否に関わらず、活動に参加する機会があまりない。

「だから、自分が日本に帰ることがあれば、子どもたちへの一般教養として、塾やピアノやそろばんのように、建築を学べる場をつくりたいと思っていたんです」と鷹野先生。2016年に帰国することとなり、鹿児島大学の准教授に着任してから、知り合いだった地元の工務店「ベガハウス」に声をかけ、わずか1カ月で「こどものけんちくがっこう」を立ち上げたという。

薩摩藩の「郷中教育」に習い、先輩が後輩へ伝える

以来、鹿児島大学構内で、月に2回、毎回5コマの授業を実施してきた。生徒は小学3年生から中学生まで。コロナ禍でオンライン授業となる前までは、学年ごとのクラス制で授業を行っていた。

「授業内容は、ものづくりが中心です。2~3コマで完成するような、住まいの模型や家具づくりなどを行います」(鷹野先生)

レベル別に3段階の内容があり、
小学3・4年生は「建築を楽しむ!をテーマに、簡単な木工や模型づくり」
小学5・6年生は「建築を考える!をテーマに、環境や森の座学から少しハイレベルなものづくり」
中学生は「建築を深める!をテーマに、建物の構造や日当たり、通風など屋内環境などの座学からハイレベルなものづくり」
といった具合だ。

木材だけでつくる(金物無し)橋の製作授業。2019年の定期授業(5年生クラス)の様子(写真提供/こどものけんちくがっこう)

木材だけでつくる(金物無し)橋の製作授業。2019年の定期授業(5年生クラス)の様子(写真提供/こどものけんちくがっこう)

子どもたちには、ノコギリやインパクト、金槌、メジャー、直角定規といった“マイ道具”を毎回持参してもらうというから本格的だ。

マイ道具をそろえることで、道具の使い方を覚え、モノづくりに愛着がわき、また日ごろから建築への興味を深めることができるそうだ。実際に、木工で余った端材を持ち帰り、家庭でも親と一緒に工作に挑戦する子たちがいるという。

そして最大の特徴は、鷹野先生は裏方に回るということ。代わりに大学生が1年間、生徒たちの「担任の先生」として教壇に立つ。「担任は、年間の授業計画や材料費の見積もりなど、お金のマネジメントも行います。子どもたちに建築を教えつつ、学生本人のためにもなるという取り組みなのです」

2019年の定期授業(中学生クラス)で、大学生である担任の先生から、日本の木造建築の多くを占める在来軸組の仕組みに関して学ぶ子どもたち(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2019年の定期授業(中学生クラス)で、大学生である担任の先生から、日本の木造建築の多くを占める在来軸組の仕組みに関して学ぶ子どもたち(写真提供/こどものけんちくがっこう)

先生役の大学生は、鷹野先生の研究室所属生だけでなく、やりたいと申し出た学生たち。やる気があれば学年も問わないという。

「かつて薩摩藩には、郷中教育(ごじゅうきょういく)という伝統の縦割り教育がありました。先生を立てずに、先輩が後輩に伝えていくという教育方法です。『こどものけんちくがっこう』を、現代版の郷中教育の場にしたいと考えました」

子どもたちが持つ建築への興味をさらに引き出す授業

では、受講生はどんな子どもたちなのだろう。子どもか、もしくはその親が、かなり建築に対し意識が高いのでは?!

「そもそも、子どもたちは建築への興味が高いものですよ」と鷹野先生。「受講者の親御さんも、もちろん興味を持っている方たちが大半ですが、子ども自身が建築や建物に関心を持っているということが多いのです。また、申し込んだのは親でも、子どもがどんどんのめり込むというケースが多いです」

そういえば我が家の子どもも、幼児期から木工などのイベントを楽しんでいるし、道を歩くと景色の変化によく気がつく。木や自然も大好きだ。子どもたちはもともと、建築への“意識高い系”だったのだ。

街並み見学や製材所、建設現場の見学、森へ連れて行くこともあるそうだ。「括りは『建築』ではなく、『環境に対してどう意識を持つか』だと思うのです。家だけでなく、街全体を自分たちが住む場所だと考えれば、森も家も関係なく、自分を取り巻くエリアが住まいだといえます。子どもたちにそう思ってもらうことは、地域の貢献にも繋がると思います」と話す。

また、毎年夏休みには、2日間かけて特別授業を実施。「工務店の大工さんにサポートしてもらいながら、実際の建物を子どもたちが建設します」

アイデア出しも、もちろん子どもたち自身で。夏期特別授業に向けて、担任の学生と一緒に子どもの遊び場を考案中(写真提供/こどものけんちくがっこう)

アイデア出しも、もちろん子どもたち自身で。夏期特別授業に向けて、担任の学生と一緒に子どもの遊び場を考案中(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2017年の夏期特別授業で、鹿児島市内の商業施設「マルヤガーデンズ」の屋上「ソラニワ」に、子どもの遊び場「ソラニワモッキ」を建設。大人はボランティアで、サポートに入る工務店も「子どもたちに建築を教えることは、ビジネス抜きで重要」と考えているそう(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2017年の夏期特別授業で、鹿児島市内の商業施設「マルヤガーデンズ」の屋上「ソラニワ」に、子どもの遊び場「ソラニワモッキ」を建設。大人はボランティアで、サポートに入る工務店も「子どもたちに建築を教えることは、ビジネス抜きで重要」と考えているそう(写真提供/こどものけんちくがっこう)

「こどものけんちくがっこう」を受講する子どもたちは、「街にこんな建物があったよ」「なんで窓がここにあるんだろう?」と、自分が住む地域や住まいを見る目が変わる。自分の家を新築するタイミングがあった生徒は、「プロの大工仕事を手伝った」と喜んでいたという。

受講した子どもたちが、将来建築の道に進んでも進まなくても、どちらでもいいと考えているという鷹野先生。「衣食住の中の住に目を向けてもらえればいいと思っています」

それでも受講生の中には、すでに工業高等専門学校の建築学科に進んだ女の子もいるという。「建築への興味に男女差もないですね」とのことだ。

身の回りのことから街を住みやすく変える意識を

これまでも、鹿児島大学の農学部など他の学部や、行政ともコラボレーションして活動してきた。
「コラボレーションする側の大人にも、環境や建築に関して『やはり子どもたちへの教育が大事だ』という機運が広がったと感じます」という鷹野先生。

「本来、住む建物や街は他人事ではありません。『家は製品のように買うもの』『壊れたら誰かに直してもらおう』といった意識を変えていかなければ。これは、地域や年代に関わらず、国内全体に対して言えることです」

そして鷹野先生から、「日本の建築教育は世界でもトップクラスなのに、日本の街並みは統一感やビジョンがなく、あまりキレイではないですよね」とドキリとするような指摘が。

「住む街を自分たちのものだと思わないと、住環境は変わっていきません。専門家の考えだけではなく、一般の方々が何を求めるのかということです。行政の人も住民ですから、そういった人も含めて、一人ひとりが危機感を持たなければ。市井の人が『ここはもっとこうならないの?』と街を意識しなければいけません」

それでは、専門知識がない私たち住民が、街への意識を持つためには、何をしたらいいのだろうか。

「例えばみんなで地域を掃除するとか、そういった身の回りのことからでもいいのです。こどものけんちくがっこうの活動も、まだ“点”ではありますが、自分たちの住む街を変化させようと、子どもたちと取り組んでいるところです」

子どもの読書スペースのアイデアを出す、2018年の夏期特別授業の様子。子どもたちは皆真剣な表情(写真提供/こどものけんちくがっこう)

子どもの読書スペースのアイデアを出す、2018年の夏期特別授業の様子。子どもたちは皆真剣な表情(写真提供/こどものけんちくがっこう)

これまでも前述の夏期特別授業で、鹿児島市内の商業施設の屋上に、子どもたちが考えた居場所をつくるなどの取り組みを行ってきた。

「これは商業施設とのタイアップによるものでしたが、若いファミリーが多く訪れる施設ですので、子どもも行きたくなる遊び場をつくってはどうかとみんなで考えました」

翌年は、同じ商業施設の「ジュンク堂書店」児童書コーナーに、子どもの読書スペースを制作。靴を脱いで座ったり、柱にもたれたり。子どもたちの「こんな場所で自由に本が読みたい」というアイデアが表現された、秘密基地のようなスペースだ。こちらは現在も利用することができる。

2018年の夏期特別授業でつくった子どもの読書スペース(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2018年の夏期特別授業でつくった子どもの読書スペース(写真提供/こどものけんちくがっこう)

そして今年は、同じ商業施設の授乳室に小さい子の遊び場を制作中とのこと。赤ちゃんの授乳時、上の子の待ち時間などに重宝しそうだ。

「街歩きをするときには、『ゴミ拾いをしながらやろう』と子どもたちに呼びかけて実施してきました。そのほうが、街のことや環境のことなどがいろいろと目に入ってくるんですよ」と鷹野先生。子どもたちの純粋な気持ちとキラキラした好奇心が、活動の原動力だ。

時間と場所を飛び越え、「オンラインだからできる建築」を模索中

今年はコロナ禍で、「こどものけんちくがっこう」も思うように現場で活動ができなくなり、代わりにオンライン授業をスタートした。

「オンラインだからこそできることもありますよね。まず、時間や場所を飛び越えられます」と鷹野先生は前向きに捉えている。実際、これまでの受講生は鹿児島県内在住の子どもたちだったが、今年は全国の子どもたちが受講する機会を得た。

「また、各自が家で過ごす時間が長くなり、『家の中を調べてきて』などと、より住まいを教材にしやすくなりました。これまで以上に、自分の住まいに目を向けていくこと。それを探索するのが今年だと思います」

2020年のオンライン授業「○○家」の様子。子どもたちが思い思いの小さな住宅を製作した(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2020年のオンライン授業「○○家」の様子。子どもたちが思い思いの小さな住宅を製作した(写真提供/こどものけんちくがっこう)

例えば、「世界の住まいを学ぼう」という授業では、フィンランドやスウェーデンに住む知人とオンラインでつなぎ、約7時間の時差を超え、ライブ配信で北欧の住まいや街を知る授業を実施したという。

2020年のオンライン授業「世界の住まいを学ぼう フィンランド/スウェーデン編」の様子(写真提供/こどものけんちくがっこう)

2020年のオンライン授業「世界の住まいを学ぼう フィンランド/スウェーデン編」の様子(写真提供/こどものけんちくがっこう)

「今後は状況を見ながらですが、来年からは、オンサイトでの授業とオンライン授業を並行し、規模や内容を広げていきたいと思います。また、全国で同じ志を持つ人たちと連携し、こどものけんちくがっこうの全国展開も考えています」

すでにフィンランド・ヘルシンキやイタリアにある建築学校とも繋がりを持っているといい、オンラインを活用して世界はますます広がっていく。

大人も受講してみたいと話すと、「保護者の方からそういった声もあがっているので、いずれはオンラインで大人向けの『けんちくがっこう』も考えています」とのことだ。

子どもたち目線で暮らしやすければ、親目線でも子育てしやすい環境であり、もちろん大人も暮らしやすいはず。そうなると街に愛着を持つ人が増え、定住率が高まっていく……。これからの新しい街づくりにも活かされそうだ。

今後全国に広がるであろう「こどものけんちくがっこう」の卒業生たちが、建築だけでなく行政や街づくりに関わる仕事についたら、未来の街並みも変わるかもしれない。

市民講座でも「こどものけんちくがっこう」として鷹野先生が授業を行った(写真提供/こどものけんちくがっこう)

市民講座でも「こどものけんちくがっこう」として鷹野先生が授業を行った(写真提供/こどものけんちくがっこう)

「建築」と難しく捉えなくても、自分たちの住まいや街・地域から気づきが得られ、還元できる学問だと考えれば、深めるほど毎日が楽しくなりそう。それに、子どもが住まいのことに興味を持ってくれれば、家のメンテナンスや大掃除がラクになるかも……!? 子にも親にもいいことばかりだ。

オンラインの「こどものけんちくがっこう」は、ZOOM環境があれば受講可能(小学校低学年は保護者の同席が望ましい)。ホームページのメールフォームから申し込み、授業料(1講座1000円~2500円)を振込む形なので、気になるテーマから選ぶことができる。

公園でゴミ拾いを始めた我が子を、「ダメ!」と制した記憶が蘇った筆者……。今週末は子どもと一緒に街を歩いてみよう。改めて、自分が住んでいる地域を見つめ直してみようと思った。

鷹野敦さん●取材協力
鷹野敦さん
1979年生まれ。Doctor of Science (Tech.) / 一級建築士、鹿児島大学大学院修了。アアルト大学木質材料学修士・博士課程修了(フィンランド)。2016年度より鹿児島大学大学院理工学研究科准教授。
建築設計、木質材料・構法、環境評価、児童向け建築教育など、幅広く実践・研究活動を行っている。
受賞歴に2020年日本建築学会教育賞(教育貢献)、第14回木の建築賞(活動賞)、ウッドデザイン賞2019優秀賞(林野庁長官賞)、第14回キッズデザイン賞(キッズデザイン協議会会長賞・奨励賞)、2020年度かぎん文化財団賞(学術)など(写真提供/鷹野先生)
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