四肢まひ状態からリングに復活した本間朋晃、骨きしみ肉弾ける激闘は初観戦の少年にも勇気与えた
新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2024」仙台大会(11月27日・夢メッセみやぎ)に足を運んだ。1歩会場に入ると、ファンの静かなる熱気。中央のリングを見て、これから繰り広げられるドラマに期待が膨らんだ。隣を見ると、同じ……
【バスケ】B1仙台の星野曹樹、葛藤を乗り越え古巣に成長した姿見せる
B1仙台89ERSのSF星野曹樹(27)が、30日からの古巣・群馬クレインサンダーズとの2連戦に燃えている。 今季は、「結果にこだわる」という強い思いで新天地仙台へ移籍した。だが思うような成績はまだ残せていない。チームがホーム初勝利を挙……
自然環境に密接するトライアスロン、環境問題への啓発稼働の強化が必要/加藤友里恵
9月22~23日、東京都江東区海の森水上競技場で、アジアトライアスロンカップ ならびに 2024JTUトライアスロンエイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ(スタンダード・スプリント)が開催された。 1日目はエイジレースが実……
パリ五輪に負けず国スポ大盛り上がり 成年男子高飛び込み大久保、西田、金戸が大接戦/中川真依
男子高飛び込みのメダル獲得者(翼Japan公式インスタより) 夏の終わりが近づくと共に、飛び込み競技の慌ただしいシーズンにも終わりがきた。 今年最後の全国大会となったのは国民スポーツ大会(国スポ)。9月14日~16日にかけて、熱い戦いが……
とっておきのダイエット方法を教えます 食事制限は厳禁 鍛えて効果の高い部分とは/加藤友里恵
私事で恐縮なコラムですが、先日、健康診断を受けました。 アスリート時代はからだが資本の仕事だったので、年に1度は必ず健康診断を受けたり、体重、体脂肪測定は定期的にしていました。 しかしながら、最近は自分のからだよりも子ども達のことなどに……
とっておきのダイエット方法を教えます 食事制限は厳禁 鍛えて効果の高い部分とは/加藤友里恵
私事で恐縮なコラムですが、先日、健康診断を受けました。 アスリート時代はからだが資本の仕事だったので、年に1度は必ず健康診断を受けたり、体重、体脂肪測定は定期的にしていました。 しかしながら、最近は自分のからだよりも子ども達のことなどに……
熱気につつまれた第100回の飛び込み日本学生選手権 今後支える実力者2人の大熱戦/中川真依
あっという間に今年も9月。秋の訪れを感じる日々も増え、夏の全国大会ラッシュも大詰めになってきた。 9月7、8日にかけては、東京アクアティクスセンターにおいて「日本学生選手権水泳競技大会」が開催された。今大会は「日本選手権」と同様、記念す……
なでしこジャパンFW千葉玲海菜、故郷の福島・いわき市への思いを胸に立ったパリ五輪のピッチ
サッカー女子日本代表なでしこジャパンのFW千葉玲海菜(25=Eフランクフルト)は、故郷の福島・いわき市への思いを胸にパリ五輪のピッチに立った。 チームにアクシデントが頻発する中、全4試合に途中出場。前線を活性化させる重要な役割を担った。……
全中に副審判長として参加 満面笑みの子、悔し涙流す子も、みんなよく頑張ったね!/中川真依
パリオリンピックの余韻が残るなか、日本国内では全国大会ラッシュが始まっている。 8月17日、20日にかけては、第92回日本高等学校選手権が開催された。会場は大分県別府市営青山プール。今大会には、パリオリンピック銀メダリストとなった玉井陸……
トライアスリートの力で海をきれいに!環境セミナーとビーチクリーンのイベント開催/加藤友里恵
『スポーツで海をきれいに!アスリートと一緒に環境について考えよう!』と題して、環境セミナー、ビーチクリーン、マリンアクティビティとプロキングを行うイベントを7月27日に地元である千葉県銚子市、銚子マリーナ海水浴場、千葉科学大学で開催した……
レスリング男子フリー65キロ級金の清岡幸大郎が明かす「攻め続ける理由」とその先の競技への思い
過去最多8個の金メダルを獲得したパリオリンピック(五輪)のレスリング日本代表。男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した清岡幸大郎(23=三恵海運)と同学年で元レスラー記者が、彼とのエピソードを明かした。 ◇ ◇ ◇ ……
4年後も聖火のともる世界でありますように
ランタンに灯(とも)った聖火が、小さな希望の光に見えた。パリ・オリンピック(五輪)閉会式。壇上に上がった5大陸7人のアスリートが、心を寄せ合うように顔を突き合わせて灯火を吹き消した。私は思わず祈った。どうか4年後も聖火の灯る世界でありま……
ブレイキン半井重幸の衝撃 マシーン原田が「とんでもないやつが出てきた」と驚いた10年以上前
パリオリンピック(五輪)で新種目ブレイキンで、世界ランキング1位の半井重幸(Shigekix、22=第一生命保険)が、4位となった。 メダルは獲得できなかったが、スポーツの新しい形を日本中、そして世界中に示した。 トリコロールのキャンバ……
幼児期からの英才教育だけじゃない 北口榛花が示した金メダルへの道
つい最近までオリンピック(五輪)の投てき種目で日本の女子選手が世界の頂点に立つなど想像もできなかった。体格や筋力で欧米の女性には太刀打ちできないと思っていたからだ。そんな劣等感に起因する私の固定観念を、パリ五輪陸上女子やり投げの北口榛花……
五輪史上一番タフなパリのレース 高橋侑子選手のやり切った表情に過程の大切さ実感/加藤友里恵
連日、白熱しているパリ五輪。 トライアスロンは先日、全行程が終了した。 【パリ五輪トライアスロン=セーヌ川】という部分で、各方面で取り上げられているので、既にイメージが根付いてしまっていると思うが、トライアスロンという過酷で魅力なスポー……
年齢もメダルも超越したスケボー51歳のトリック
パリ五輪スケートボード男子パーク 3回目の滑走を終えたアンドルー・マクドナルド (AP) パリ・オリンピック(五輪)スケートボード男子パークの私の中での勝者は、最年長51歳で初出場したアンドルー・マクドナルド(英国)だった。圧巻は予選の……
「悔しいけどうれしい」 スケボー3人娘が体現した五輪精神
パリ五輪(オリンピック)スケートボード女子パーク決勝に出場した2人の日本人選手の言葉に、目が覚めた気がした。 前回に続く銀メダルを獲得した開心那は、最後の3回目に離れ技をすべて成功させたが、金メダルには0・55点届かなかった。それでも「……
奇跡ではなかった。体操3冠の岡慎之助が“強運”をつかんだ理由
人は誰でもミスをする。なくすのは不可能だが、訓練次第で限りなくゼロに近づけることはできる。それを競う究極の競技が体操なのだと思う。 数メートルも高いところから高速で回転しながら勢いよく落ちてきて着地を止める。それは力学的にはありえない神……
サニブラウンの陸上男子100m準決勝敗退と、人類の文明の進歩
パリオリンピック(五輪)陸上男子100メートル決勝は、上位7着までが写真判定という異例の決着になった。 2着にわずか1000分の5秒差の9秒79でノア・ライルズ(米国)が金メダルを獲得したが、驚いたのは8着の9秒91。これは前回の4着、……
メダルの色も超越するアスリートの輝き
「本当に情けない」。パリ五輪(オリンピック)柔道混合団体決勝後のインタビューで斉藤立は涙を流して言った。 日本は前回に続き宿敵フランスに敗戦。22歳の斉藤は、本戦と3-3からの代表戦で、男子90キロ超級を制したリネールに連続一本負け。銀……
もしもスーパーの店員がオリンピック代表選手だったら
“もしもスーパーの店員が五輪(オリンピック)代表選手だったら”。私ならプロフィルを聞いただけで絶対に応援する。懐かしい昭和のアスリートの残像が、記憶によみがえってきてしまうのだ。 そんな日本選手が8月1日のパリ五輪男子20キロ競歩に出場……
競泳マルシャンが人間の限界を超える同日2冠 分断のフランスに希望の光を灯す
五輪(オリンピック)は人間の計り知れない能力を引き出す見本市のようだ。我々の肉体と精神の限界は、まだずっと先にあるのだろう。 7月31日(日本時間8月1日)、パリ五輪男子競泳で同日2冠を達成したレオン・マルシャン(フランス)の超人的な泳……
河村勇輝のファウル判定と「三笘の1ミリ」の違いとは
「私がルールブックだ」。昭和時代のプロ野球のある名審判の言葉である。審判控室に抗議にきた監督に毅然(きぜん)と告げたという。彼には別の逸話もある。新聞に掲載された誤審の証拠写真を突き付けられると一瞥してこう言った。「写真が間違っている」……
奇跡の大逆転金メダル “体操ニッポン”が60年以上も継承してきたもの
1964年の東京五輪(オリンピック)体操女子個人総合金メダリストのベラ・チャスラフスカさん(故人)は、10代の頃から国際大会になると、志願して日本男子チームの練習に入れてもらった。 当時の男子は日本とソ連の2強時代。彼女の母国チェコスロ……
「UTA」の大合唱 パリが待望する阿部詩の復活伝説
「今夜は、僕の夜じゃなかったね」。 14年ソチ冬季五輪(オリンピック)のスノーボード男子ハーフパイプで、3連覇を逃したショーン・ホワイト(米国)が肩をすくめて言った。誰もが金メダルを疑わなかった絶対王者は、決勝でまさかのミスを犯して4位……
金色に光る永山竜樹の銅メダルが、巻き返しを図る日本勢のお手本に
男子60キロ級2回戦でガリゴスに押さえ込まれる永山(撮影・パオロ ヌッチ) 永山竜樹の銅メダルが、私には金色に光って見えた。 パリ五輪(オリンピック)柔道男子60キロ級の表彰式。「悔しい気持ちの方が大きい」と言う本人に笑顔はない。確かに……
選手も観客も、みな等しく、ずぶぬれに…が生んだ一体感「広く開かれた大会に」を体現した開会式
26日(日本時間27日)にセーヌ川で行われたパリ五輪開会式は、夏季五輪で初めて競技場外で実施された。多様性や若年層を意識した華やかな演出で、「広く開かれた大会に」というスローガンをアピールした。雨降りしきる中での革新的なセレモニーでは選……
選手も観客も、みな等しく、ずぶぬれに…が生んだ一体感「広く開かれた大会に」を体現した開会式
26日(日本時間27日)にセーヌ川で行われたパリ五輪開会式は、夏季五輪で初めて競技場外で実施された。多様性や若年層を意識した華やかな演出で、「広く開かれた大会に」というスローガンをアピールした。雨降りしきる中での革新的なセレモニーでは選……
飛び込み日本代表に声援を!「いよいよオリンピックが始まる」実感が日に日に増して/中川真依
いよいよパリ五輪が開幕する。4年に1度の大舞台。選手たちの人生をかけた熱い戦いは、すでに始まっている。開会式は27日。現地時間19:30(日本時間27日=土、2:30)に開始される。3時間以上にわたって行われる予定だ。 今大会は、史上最……
パリ五輪開幕!トライアスロン日本代表3選手に聞いた見どころやポイント、意気込み/加藤友里恵
いよいよパリオリンピック(五輪)が開幕します。 東京五輪から早3年。 いつも以上にあっという間にオリンピックイヤーです。 今回はトライアスロン競技日本代表として戦う3選手に、それぞれ感じるレースの見どころやポイント、意気込みを伺いました……
猛暑を乗り切るための4つの方法 今日からできる暑さ対策を教えます/加藤友里恵
梅雨入りした途端に猛暑日ですね。異常気象と言われている通り、数年前と比べると気候が変わったと実感しています。 幼い頃は最高気温が30度を越えると暑いイメージでしたが、今や30度は『今日は涼しいね』と言ってしまうほどです。 日本特有の四季……
パリ五輪で日本飛び込み勢初のメダルが期待される玉井陸斗が優勝も大会後は居残り練習/中川真依
6月28日から30日にかけて、京都アクアリーナでは関西選手権が行われた。 毎年シーズン初めに行われるこの大会。シニアの選手にとっては、日本選手権の出場権を獲得するための大切な1試合となっている。練習環境が大変な冬を乗り越え、全国大会出場……
B1仙台での“黄援”胸に滋賀へ「これからも頑張っていこうと思えた」岡田泰希の3年目が始まる
スーパールーキーの復活を誰もが望んでいた。23~24年シーズンまでの3シーズンを仙台89ERSでプレーした岡田泰希(24)は、23年12月10日の三河戦で負傷。 以降コンディション不良による欠場が続き、今年2月にクラブから、右股関節唇損……
パリ五輪へ玉井陸斗は「異次元」完成度、寺内健さん太鼓判 他メンバーも仕上がり順調/中川真依
パリオリンピック(五輪)開幕まで、あと1カ月ちょっと。アメリカ国内では、今まさにパリ五輪代表選考会が行われている。続々とメンバーが決定し、ニュースやSNSからもオリンピックがさらに間近になってきた事を感じている。 日本は既に決まっている……
「撮れば撮るほど、知れば知るほどにとりこに」トライアスロン写真家竹見脩吾さんに聞いた/加藤友里恵
スポーツにはさまざまなドラマがある。 主役はプレイヤーのみならず、それを支える関係者、審判、そして観客。一瞬一瞬、立場は違えども心に刻まれるドラマがある。 私はトライアスロンの魅力をもっと多くの方々に伝わってほしいと願っている。 Do(……
石川遼の苦手意識に対する向き合い方に感銘 「楽しむ」思いに人生訓を教えてもらった気がした
苦手意識の向き合い方。ゴルファーだけではなく、誰もが人生で直面する課題だろう。 「いやあ、もうそこは逆に楽しみにしてたんですよ!」 石川遼の声が弾んだ。男子ゴルフのBMWツアー選手権森ビル杯の最終日が行われた6月9日。茨城県宍戸ヒルズC……
石川遼の苦手意識に対する向き合い方に感銘 「楽しむ」思いに人生訓を教えてもらった気がした
苦手意識の向き合い方。ゴルファーだけではなく、誰もが人生で直面する課題だろう。 「いやあ、もうそこは逆に楽しみにしてたんですよ!」 石川遼の声が弾んだ。男子ゴルフのBMWツアー選手権森ビル杯の最終日が行われた6月9日。茨城県宍戸ヒルズC……
“結婚したくない趣味の上位“のトライアスロン 夫婦共通の趣味としてトライを/加藤友里恵
みなさんはトライアスロンと聞いて、どんな印象があるだろうか? 私はやり始めた頃、『過酷なスポーツ、よくやるね!』『つらくないの?』と言われていた。 私自身、得意なスポーツが集結したのがトライアスロンだったので、トライアスロンをはじめて知……
能登半島地震から5カ月 ほど遠い復興の現状に石川県出身のアスリートで募金活動/中川真依
能登半島地震からちょうど5カ月となった6月1日。羽田イノベーションシティでは、Beyondカンファレンス2024 in HANEDA INNOVATION CITYが開催された。 その一部のエリアに、能登ブースが設置されるということで、……
B1仙台・青木保憲、旧友ファジーカスのラストゲームに参加 偉大な選手とのひととき楽しむ
B1仙台89ERSの青木保憲(28)が30日、川崎ブレイブサンダースで12年間プレーし、日本バスケをけん引してきたニック・ファジーカス(38)の引退試合「NICK THE LAST GAME」に参加した。青木は、18年1月に特別指定選手……
茨城へ移籍の秋田長谷川暢は涙「秋田のCNAアリーナというのは本当に特別なもの」
B1秋田ノーザンハピネッツの長谷川暢(のぼる=27)は、涙を抑えきれなかった。5日の今季最終戦で千葉ジェッツに2度の延長の末、93-88で勝利すると、チームシャツで顔を覆った。涙の理由は23日、クラブから明かされた。 B1茨城ロボッツへ……
最も効果があったのはうさぎポーズ ヨガと酵素風呂でカラダとココロを整えた/加藤友里恵
いよいよ梅雨がスタートする。 私は最近の用語でいう『気象病』だ。低気圧にもっぱら弱く、倦怠感や頭痛に見舞われる。特に産後は寝不足などもあり生活リズムが整わず、天候と月経に左右されやすい体質になったと自覚がある。自律神経のバランスは自分の……
パリ五輪テスト大会で玉井陸斗ら日本代表5選手が躍動 本番に向けて時差や食事も確認/中川真依
今月8日から10日にかけて、パリ五輪テスト大会となるフランスオープンが開催された。 会場はパリ五輪と同じプール。日本からはパリ五輪に内定している5人の選手が出場した。 日本人選手のトップバッターとなったのは、男子10メートル高飛込の玉井……
アメリカンカップで山崎佳蓮は3.85点差でメダル届かず「悔しさ」を成長の糧に/中川真依
米国・インディアナ州の中央部に位置するインディアナポリス。現役時代に何度も合宿で訪れた私の特別な場所だ。いつも練習していたのは、インディアナ大学内にある「ナタトリウム」。飛び込みプールの壁面には、ここで練習し五輪へ出場した選手の名前がズ……
アメリカンカップで山崎佳蓮は3.85点差でメダル届かず「悔しさ」を成長の糧に/中川真依
米国・インディアナ州の中央部に位置するインディアナポリス。現役時代に何度も合宿で訪れた私の特別な場所だ。いつも練習していたのは、インディアナ大学内にある「ナタトリウム」。飛び込みプールの壁面には、ここで練習し五輪へ出場した選手の名前がズ……
パリ五輪へ5・11横浜で代表選考大会、選手には「今」かけがえのない瞬間を大切に/加藤友里恵
東京五輪から早3年。 いよいよ今年はパリ五輪だ。 トライアスロン大会も各地で開催され、5月11日土曜日には神奈川県横浜市でワールドトライアスロンシリーズ(WTCS)横浜大会が開かれる。 3月のWTCSアブダビ大会中止により、2024年シ……
パリ五輪へ5・11横浜で代表選考大会、選手には「今」かけがえのない瞬間を大切に/加藤友里恵
東京五輪から早3年。 いよいよ今年はパリ五輪だ。 トライアスロン大会も各地で開催され、5月11日土曜日には神奈川県横浜市でワールドトライアスロンシリーズ(WTCS)横浜大会が開かれる。 3月のWTCSアブダビ大会中止により、2024年シ……
パリ五輪が楽しみ!玉井陸斗が世界トップレベルの大会で強豪中国選手と互角に渡り合う/中川真依
今月19~21日にかけて行われた、中国・西安で開催されたダイビングワールドカップ第3戦。 今大会はスーパーファイナルとなっており、第1戦のカナダ・モントリオール、そして第2戦のドイツ・ベルリン大会においてランキング18位以内に入った選手……
「トライアスロンができなくなる」増え続けるプラスチックごみに危機感/加藤友里恵
3月28日、スポーツ界を横断して削減に取り組むプロジェクト「HEROs PLEDGE」の発表会に参加した。 「HEROs PLEDGE」は、地球規模で広がっている海洋ごみ問題や気候変動といった環境問題に対して、その原因のひとつである使い……
22年前の素敵なドイツの思い出が甦ったベルリン訪問、歴史の体感と世界平和への願い/中川真依
先月、ジャッジとして参加した「ワールドカップ・ベルリン大会」。久々に訪れたドイツは、私が日本代表として初めて国際大会に出場した思い出の地だ。当時は中学3年生。生まれて初めての海外だった事もあり、とても印象深く心に残っている。 ブランデン……
為末大×あんぱんの木村屋總本店「クスッと笑う」本気のパン食い競争in日本橋 優勝は13歳
「突発的な思い付きでやったけど、みなさんが楽しんでくれてそれが良かった」 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者、オリンピックに3度出場した為末大さんは笑顔で振り返った。 4月6日の土曜日、桜が満開となった東京・日本橋。多くの人でに……
わくわくチャレンジデュアスロン 裏テーマは「頑張ったね」と「ありがとう」/加藤友里恵
3月31日日曜日、千葉科学大学をお借りして第2回目わくわくチャレンジデュアスロン&マラソンを開催した。 約50人の参加者と保護者のみなさん、そしてサポート、ボランティアの方々も約30人ほどご協力いただき、無事に開催できた。 特に千葉科学……
W杯第2戦ベルリンにジャッジとして参加、パリ五輪に向けて世界は確実にレベルアップ/中川真依
3月20日から24日にかけて、ドイツのベルリンではダイビングワールドカップ第2戦が行われた。ここへ参加したのは、パリ・オリンピック(五輪)内定の選手たち。 五輪に向けて、それぞれの課題や目標に向かって熱い戦いを繰り広げた。 今回は私もジ……
「出産後もアスリートでいる選択肢」荒木絵里香さん、中山由起枝さんに聞いた/加藤友里恵
先日、一般社団法人MANが主催のセミナー「産前産後トレーニング」と「人生設計プログラム」に参加させていただいた。 一般社団法人MANは、子を持つアスリートが「アスリートであり、親である」自身の経験を生かし、子を持つアスリート、これから子……
34年越しの夢の実現「夢を見ている感じ」大橋会長 井上尚弥が5・6東京ドーム防衛戦決定
会見に臨む井上尚弥(中央)。左は大橋会長、右はルイス・ネリ(撮影・河田真司) 1990年2月11日、東京ドームで行われたプロボクシング統一世界ヘビー級タイトルマッチは、5万1600人の大観衆で埋まった。リングサイドにはWBC世界ミニマム……
アジアエージグループ選手権 クラブ後輩の二羽倖駕が金、銅、杉本琉音と出たシンクロで金/中川真依
2月26日から3月1日にかけ、フィリピンでは第11回アジアエージグループ選手権が行われた。本来なら昨年の12月に開催される予定だった本大会。世界情勢などの理由で延期となっていた。 今大会には、13歳から18歳までの男女合わせて6人の選手……
トライアスロンからミスインターナショナル日本準グランプリになった内田江里子さん/加藤友里恵
今回は私のトライアスロン仲間でもある内田江里子さんにインタビューをしました。2024ミス・インターナショナル日本代表選出大会にて準グランプリを獲得されています。トライアスロン選手から全く別ジャンルに転向をし、新たな目標に向かって取り組ん……
トライアスロンからボクシングに転向した笠原直子の目標は2年後の愛知アジア大会/加藤友里恵
今回は私のトライアスロン仲間でもある笠原直子さんにインタビューをしました。 トライアスロン選手から全く別ジャンルのボクシングに転向し、新たな目標に向かって取り組んでいます。 トライアスロン選手だった時のことや現在に至るまでの経緯、人生観……
31歳坂井丞パリ五輪切符獲得「引退」の文字を頭の片隅に置きながら会心の演技/中川真依
今月2日から行われた世界水泳・ドーハ大会。飛び込み競技は11日に幕を閉じ、今大会で新たに2人の選手がパリ五輪に内定した。 前回の世界水泳・福岡大会で既に内定されているのは、「10m高飛び込み」の玉井陸斗(JSS宝塚)、「3m板飛び込み」……
スポーツ×SDGs「自分の経験を通して社会に何か」環境問題に絡むトライアスロン/加藤友里恵
2月4日の日曜日、富山県富山市で開催された「富山市SDGs推進フォーラム」のパネルディスカッションに参加させていただいた。 パネリストは中島祥元さん(一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン代表理事)、藤井裕久・富山市長、コーディネーター……
パリ五輪懸けた戦いに悔し涙した荒井祭里と金戸凛、どのように未来に繋げるかも大切/中川真依
ドーハ世界水泳の会場で写真に収まる飛び込みの日本代表メンバー(翼ジャパン公式アカウントから) 今月2日。パリ・オリンピック(五輪)の最終選考会となる世界水泳ドーハ大会が開幕した。日本からは男女合わせて10名の選手が出場している。 会場と……
日本人初のメジャーリーガー誕生から60年 村上雅則氏が日本スポーツ学会大賞を受賞した理由
今年は日本人初のメジャーリーガー誕生から60年の節目の年である。 1964年9月1日、ニューヨーク・メッツの本拠地シェイ・スタジアムで、試合直前にメジャー登録されたサンフランシスコ・ジャイアンツの村上雅則投手が、メッツ4点リードで迎えた……
冬はフォーム改善など土台作りが大事 大きな花が咲くように力強い根を育ててほしい/加藤友里恵
1月21日日曜日に、地元の千葉県銚子市にある銚子スポーツタウン(旧銚子西高校)にて、ランニング教室を開催した。 千葉・銚子スポーツタウンでランニング教室を開催。前列右端が筆者 本来は『2時間の耐久レース』を予定していたが、悪天候によりラ……
6歳娘が初のスキー体験、温かい目で見守ろうと思っていたけど…いら立った自分に反省/中川真依
何十年ぶりだろうか。大自然の中に広がる銀世界。急な斜面をたくさんの人が気持ち良さそうに滑っている。ホテルの窓からスキー場を眺め、小さい頃の楽しい思い出がよみがえった。 石川県に生まれた私は、冬になると家族でスキーに行くのが恒例だった。し……
【陸上】「トータルで考えるとどうか」走り幅跳び“日本記録保持者”秦澄美鈴が手に入れた視座
苦境をどう捉えるのか-。 陸上女子走り幅跳びの秦澄美鈴(27=シバタ工業)は、1つの視座を持ち合わせています。 昨季は日本選手権で3連覇を達成。アジア選手権(タイ・バンコク)では6メートル97を跳び、従来の日本記録を17年ぶりに更新しま……
身近なアスリートと「一緒に走ること」それが地域の方々や子供たちにとっての活力/加藤友里恵
2024年が幕を開けた。 「銚子アスリート」のイベントに参加した人たち 新年からさまざまな出来事があり、今というこの時間を過ごせていることに感謝するとともに、これから先のことも考えさせられた。 そんな中ではあるが、スポーツを通して地域活……
ラクロスの五輪採用につなげた山田幸代に聞いた五輪の価値 競技の起源「ホデノショニ」の今後は
五輪実施競技になるために奮闘した日本女性がいる。 日本初のラクロスプレーヤーで、17年W杯では強豪国オーストラリア代表に選出された山田幸代。41歳のいまも競技の伝道師として世界を渡り歩く。 「ほっとしたというのが一番ですね」 10月、国……
能登半島地震に胸が締め付けられる…復興願い私たちアスリートにできること考えたい/中川真依
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 いつもなら清々しい気持ちで迎える新年。しかし今年は明るい気持ちで過ごす事はできなかった。 元旦に起きた能登半島地震。さらに2日には飛行機事故。こんな年明けを誰が想……
「9秒台…ではなく」橋岡優輝、短距離選手ばり助走でパリへ「どの色がいいか皆さん知ってる」
橋岡優輝(24=富士通)が“スプリンターばりの助走”で今夏のパリ五輪へと突っ走る。 5日、練習拠点とする米国への出国前に羽田空港で取材対応。陸上男子走り幅跳びで東京五輪6位入賞の実力者は、今季の目標記録を問われるとニヤッと笑った。 「9……
100回目の箱根駅伝で見えた課題と、心に響いた被災地・石川県出身ランナーの言葉
100回目の箱根駅伝は、近年の高速化を象徴する大会になった。 青山学院大の優勝タイムは10時間41分25秒で、従来の記録を2分17秒も更新した。3区(21・4キロ)を走った太田蒼生(3年)は、同区間で日本人で初めて1時間を切った。5区で……
「成功する姿をリアルにイメージ」夢の五輪切符をつかむために実践した4つの思考法/加藤友里恵
今年もあと数日。 そして、来年は早くもパリオリンピックだ。 東京2020が翌年に延期となったため、3年のスパンで開催されるオリンピック。アスリートにとっては我々より月日が経つのが早いと感じていることと思う。 リオデジャネイロ五輪の女子ト……
「令和の時代に日本人の世界ヘビー級王者が誕生するかも」今はふに落ちる大橋会長の予言
1990年(平2)2月、WBC世界ミニマム級王座を奪取した大橋秀行は、平成初の世界王者になった。翌日、新王者は首相官邸に招待され、当時の海部俊樹首相から記念のネクタイピンを贈呈された。プロボクシングの世界王者は、それほど希少価値があった……
子供に「他者を思いやる心」を教えてくれた、お店の前に落ちていた50円/中川真依
HEROs AWARDに参加した筆者(中川真依) 昨年に引き続き、今年もHEROs AWARDにご招待していただいた。久々のドレスアップはすこぶる気分が上がる。いつもよりも丁寧な行動を心がけ、少し緊張しながら会場入りした。 HEROs ……
同じ志を持つアスリートが集結「社会のため、誰かのために」スポーツの力を広げたい/加藤友里恵
12月18日月曜日、日本財団主催の「HEROs Award」に初めて出席した。 こちらの式典は、今年1年を通して社会貢献活動に励んだアスリートやアーティスト、企業・団体を表彰する式典だ。 今回で7年目となり、表彰はもちろんのこと、普段は……
「もう自分のために、という段階は越えたのかな」4度目の五輪出場へ高谷惣亮が闘い続ける理由…
レスリングの全日本選手権が今日21日、東京・代々木第2体育館で開幕する。男子は8階級でパリ五輪出場枠を得ておらず、今大会優勝者がアジア予選に派遣される。 この舞台に、男子史上最多4度目の五輪出場をかけるフリースタイル86キロ級の高谷惣亮……
「雨が降ればいいのに」7年前のパレードで雨願った柔道・高市未来、3度目の五輪へ心晴れわたる
「雨が降ればいいのに」 日本の真裏のブラジルの地で、首にメダルをかけられなかった22歳の柔道家の本心を聞いたことがあった。 リオデジャネイロの興奮は、まだ東京五輪への逆風のだいぶ前。地球の反対側からの熱量は、史上初のオリンピック、パラリ……
「飛び込み発祥の地」を築いた中田周三さん、その志を次世代へつなぐのが私たちの役目/中川真依
第6回を迎えた「中田周三杯」。毎年12月に行われるこの大会は、飛び込み選手にとっては1年を締めくくる大切な大会となっている。 今回も会場となったのは「金沢プール」。 私の故郷でもある石川県は、日本の飛び込みの発祥地とも言われるほど歴史が……
浦和の太陽は“岐阜の太陽”へ 柏木陽介が引退年に加入のプロ7年目GK茂木秀を定位置へ導いた
今季限りでの引退を発表し、12月2日のJ3最終節が現役ラストマッチのFC岐阜の元日本代表MF柏木陽介(36)。18年のプロ生活に区切りをつける。 2010年から11年間在籍した浦和レッズ時代は「浦和の太陽」と親しまれ、J1のカテゴリーで……
ほとんどのアスリートが直面するセカンドキャリア 選択肢を増やしていけるように/加藤友里恵
『アスリートのセカンドキャリア』。 よく耳にするこの言葉だか、アスリートならほとんどの方が直面する悩みだ。 私も3年前に引退すると決めてからすぐに次のステージへ行く準備をはじめた。年齢も30歳を越え、ライフスタイルもどう変化していくかわ……
「オリンピックデーラン」で懐かしい選手に再会、陸上の佐野夢加さん今や同じ2児の母/中川真依
今月12日に開催された日本オリンピック委員会(JOC)主催の「オリンピックデーラン富士吉田大会」。このイベントは毎年さまざまな場所で開催されており、私も数年ぶりに参加した。 これは6月23日の「オリンピックデー」を記念して開催されている……
生誕100年 日本初のボクシング世界王者・白井義男の功績と、井上尚弥との共通点
産声を上げたのは、1923年(大12)9月1日に発生した関東大震災の約2カ月半後。震災による火災で一家は墨田区錦糸公園近くの自宅を焼け出され、当時の荒川区三河島町に身を寄せていた。それが母体に影響したのか、予定より1カ月も早い早産で、体……
アスリートの「減量=食事」は厳禁 食事はパフォーマンス向上だけでなく心も満たす/加藤友里恵
合宿中、バーベキューで楽しい食事 『食を極めて、レースを極める』と言っても過言ではないくらい、食事はパフォーマンスを発揮するために大切なことだ。 今回は私自身の経験談と実際に取り入れていた食事法についてお話ししたいと思う。 まず、トライ……
母校の小松市立中海小学校が150周年 安心して羽ばたける場であり続けてほしい/中川真依
先日、母校である石川県の小松市立中海小学校が150周年を迎えた。うれしい事に、その記念講演をさせて頂いた。小学校を卒業して24年。もうそんな月日が経ったのかと驚いてしまうが、それもそのはず。小学生の頃は永遠に続くような気がしていた飛び込……
MGCの大迫傑と川内優輝 記憶に残るレースは人の心をつかみ自分も成長させる/加藤友里恵
今回は「記憶」に残るレースについてお話ししていこうと思う。 私は小学生の頃からスポーツが好きで水泳や陸上の大会に出ていた。 数えきれないくらいの大会に出場してきたため、正直なところ全ての大会を鮮明に覚えてはいない。むしろ、「記憶」に残っ……
MGCの大迫傑と川内優輝 記憶に残るレースは人の心をつかみ自分も成長させる/加藤友里恵
今回は「記憶」に残るレースについてお話ししていこうと思う。 私は小学生の頃からスポーツが好きで水泳や陸上の大会に出ていた。 数えきれないくらいの大会に出場してきたため、正直なところ全ての大会を鮮明に覚えてはいない。むしろ、「記憶」に残っ……
ジャッジとして初参加したアジア大会 離れた我が子とはTV電話ではなく動画で我慢/中川真依
ジャッジとして初めて参加した杭州アジア大会2023。選手としては何度も参加したアジア大会だが、引退してから7年、またこの場に来ている事が不思議でならなかった。 オリンピックやアジア大会、ユニバーシアードなど、様々な競技が同時に行われる大……
OLとの“二刀流”フラッグフットボール近江佑璃夏「何、それ?」から28年ロス五輪への挑戦
赤のユニホームに身を包み、手元には名刺入れ-。 フラッグフットボール女子日本代表のWR近江佑璃夏(おうみ・ゆりか、24=BlueRoses)は記者会見を終えても、競技に対する愛情を言葉にした。 10月16日、幼少期から取り組んできたフラ……
白熱したかごしま国体 男子は内田弦太、女子は江田佳子が優勝 勝因に迫った/加藤友里恵
10月8日、燃ゆる感動かごしま国体トライアスロン競技が鹿児島県の徳之島で開催された。『燃ゆる感動』というキャッチフレーズにふさわしい白熱した熱いレースが繰り広げられた。 女子は東京都代表の江田佳子が見事2冠に輝いた。男子は滋賀県代表の内……
杭州アジア大会、アウェーで中国の伝統を切り崩したメダル3つ 今後への期待高まった/中川真依
第19回アジア大会、中国・杭州。飛び込み競技は9月29日から10月4日まで試合が行われた。 今大会に参加したのは13カ国、66人の選手たち。日頃の練習の成果を存分に発揮し、大いに会場を盛り上げた。 初日に行われた女子10メートルシンクロ……
聴覚障がいのある子や義足の選手も「陸上競技ならではの姿」サニブラウンが思い描く陸上界の未来
陸上の男子100メートルで8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)6位入賞のサニブラウン・ハキーム(24=東レ)が、日本の陸上界のために奔走を続けている。 9月30日、東京・夢の島競技場。約500人の応募者から抽選で選ばれた小中高生1……
「はじめは2、3人」から広がった秦澄美鈴への応援の輪 「個人競技だけど…」エールを送る意味
23年7月のアジア選手権で日本新記録を樹立し、所属先のシバタ工業で開かれた壮行会に参加した女子走り幅跳びの秦(同社より提供) 陸上女子走り幅跳びの秦澄美鈴(27=シバタ工業)が杭州アジア大会(中国)に臨み、6メートル48(追い風0・4メ……
フェルスタッペン「最高の週末!」初表彰台ピアストリ「特別な週だ」写真で振り返るF1日本GP
3日間で累計22万2000人が詰めかけた今年のF1日本GP。レッドブル・ホンダRBPTのフェルスタッペンがスタートから1度も先頭を譲らず今季13勝目を挙げて、チームは製造者部門のチャンピオンに輝いた。 レース後の会見では、それぞれの思い……
食欲の秋ということで…これぞ地元銚子の味、持久系アスリートにオススメ料理を紹介/加藤友里恵
9月も下旬となり、ようやく秋の風が吹いてきましたね。 秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、秋と結びつく言葉はたくさんあります。 四季があり、その季節を楽しみ、味覚を味わえるところも日本の良さだと思っています。今日……
eスポーツレーサー兼リアルレーサー冨林勇佑「レースは100%ゲームと一緒」
ゲームの王者から、本物のプロレーサーの世界へ羽ばたいた青年の物語を描いた映画「グランツーリスモ」がこのほど公開された。 その主人公と同じく、モーターレーシング二刀流を実現した男が日本にもいる! それが冨林勇佑(27)だ。冨林に話を聞いた……
伊熊扇季は誰もが驚く成長ぶり、世界水泳4位相当記録で日本一!強みは高難度の大技/中川真依
今月1~3日に行われた飛び込み日本選手権。今年は新しい顔ぶれの活躍が光った。 まずは男子3メートル板飛び込み。日本一に輝いたのは伊熊扇季(日本体育大)だった。この結果は、本人が一番驚いたのではないだろうか。 優勝した伊熊(中央) という……
「走ることが生きることなんだな」DLファイナル6位田中希実、ハンガリーで再確認した“原点”
「走りたい」。湧き上がる思いに身を委ねていく。 陸上の女子中距離の田中希実(24=ニューバランス)が17日、世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ(DL)の年間上位者で争うファイナル(米・オレゴン州ユージン)に初出場し、5000メートル……
【ラグビー】激闘W杯の裏で…廃部から再出発志す35歳のラガーマン「貢献できる人に」
世界中がラグビーで盛り上がる、4年に1度の祭典が幕を開けた。 W杯フランス大会が8日、各地で開幕。10日には日本代表が1次リーグ初戦でチリを42-12で下した。 2019年に行われたW杯日本大会から4年。コロナ禍に加え、日本ラグビー界は……
追悼テリー・ファンク 一夜にして日本プロレス史上最も人気のある外国人レスラーになった理由
アブドーラ・ザ・ブッチャーの右手には銀色に光る凶器が握られていた。「あっ、フォークだ!」。実況の日本テレビの倉持隆夫アナウンサーが絶叫した。リング上で悲鳴を上げるテリー・ファンクの右腕は肉が割け、流血で右足まで真っ赤に染まった。それでも……
48年ぶり日本男子バスケ五輪自力出場、突破口は約20年前の田臥勇太の孤独な夢への挑戦
「日本代表の試合は見たことがないです」。1990年代半ばにバスケットボールの全国選抜優勝大会で取材した有力選手の発言は、今も印象に残っている。 当時の日本は五輪も世界選手権にも手が届かなかった。多くの高校生たちの目標は総体や選抜大会で勝……
【バスケ】「ハラーニ」原修太、同じ難病患う人からの激励に「勇気や元気をもらって頑張った」
日本(沖縄)など3カ国開催のバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)で、日本はアジア勢最上位となり、来年のパリ五輪出場切符をつかんだ。 守備力に定評がある原修太(29=千葉J)は開幕から2試合連続で先発起用されるなど、全5試合に出場。……