新生インテルのキャラ濃すぎ問題。クリロナも挑発する“オラオラ系”。
パガーニ・ウアイラBCという怪物がいる。インテルの新入団選手っぽい名前だが、4本のタイヤを履いている。V12ツインターボ・エンジンから最高速度370km/hを叩き出す、イタリア北部モデナ生まれの超弩級モンスターマシンだ。お値段は約2億9000万円也。…
ミランをミラニスタの手に取り戻せ。レオナルド復帰による再建の希望。
「ミラニスタ」という言葉には、ミランのファンという第一義に加えて、ミランの所属選手やOBという意味がある。“ミランをミラニスタの手に取り戻す”。
イタリア全土がロナウドフィーバー。彼はなぜ、ユベントスを選んだのか。
「僕はまだまだ若い。僕はつねにチャレンジを欲している。幸運なことに僕はこれまで夢のようなキャリアを過ごしてきたが、ここでもきっと上手くいくはずだ」
アンチェロッティがナポリを変える。ユーベのロナウドと師弟対決も。
イタリアの夏がにわかに“熱く”なってきた。ビーチでも町中のバールでも、巷の話題は「C・ロナウドは本当にユベントスに来るのか」で持ちきりだった。
VAR判定でイタリア審判団に脚光が。仕切るのはレフェリー界のビッグ3。
もはや「VAR」抜きのワールドカップなどありえない。我々はロシア大会で新しい時代を目撃している。今大会から初めて採用されているビデオ判定補助システム「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)」について、“中間報告”が出た。…
奇跡のセリエA復帰を祝ったが……。パルマに待っていたSNSの落とし穴。
今のイタリア半島は、W杯に乗じた商戦キャンペーンや大安売りがほとんどないせいで不気味なくらい静かだ。
イタリア新時代を託されたマンチーニ。バロテッリ復帰と若き才能たちの登用。
どんなに6月の太陽が熱く照りつけても、W杯のないイタリアは気の抜けたビールのようだ。ロシアW杯開幕が近づく日曜の朝、近所のバールにぶらり出かけた。ユベントスの選手起用法について議論していた、古希以上と思しき人生の先輩たちに昔のことを尋ねてみる。…
セリエA迷言大賞はガットゥーゾ!?「若手はカワイコちゃんと……」
「もう3日も妻と口を聞いていない」昨年秋、イタリア代表がロシアW杯出場のかかった大一番である予選プレーオフ第2戦を迎えたとき、ジェノアの監督ダビデ・バッラルディーニは憮然とした表情で地元紙のインタビューに応えた。…
異論承知で言う、MVPはブッフォン!史上初7連覇ユーベのみが持つ強さ。
ユベントスが前人未到のスクデット7連覇を達成した。長く続いたナポリとのデッドヒートを制した彼らは、コッパ・イタリア4連覇も成し遂げている。国内Wタイトル4連覇はもちろん史上初の快挙だ。…
ユベントスに中指を立てたナポリ。「最後までスクデットを信じる」
2m48cm。ナポリDFクリバリーは誰よりも高く飛んだ。バムッと強烈な打撃音を残して、彼のヘディング弾がユベントスのゴールに突き刺さった。今シーズンが終わったとき、この一撃が“スクデット・ゴール”と呼ばれるかもしれない。…
バルサから3点差逆転勝ち。あの夜、ローマが起こした本当の奇跡とは。
ローマが奇跡を起こした。CL準々決勝で優勝候補の一角だったバルセロナを破り、34年ぶりのベスト4進出を決めた。1stレグで喫した4失点大敗をひっくり返す大逆転劇だった。
ユーベは2大タイトルを獲れるか。セリエ最高指揮官アッレグリの勝算。
代表戦によるセリエA中断期間に、ユベントス監督マッシミリアーノ・アッレグリは「パンキーナ・ドーロ(黄金のベンチ)」賞を受賞した。イタリアで最も優れた指導者の証である同賞は、同国監督協会の主催によるものでシーズン毎に選定される。…
ブッフォンの代表復帰に「NO!」。混迷するアズーリの明日はどっちだ。
アズーリはどこへ向かおうとしているのか。17日、イタリア・サッカー連盟が今月下旬の英国遠征へ臨むイタリア代表の招集リストを発表した。
ローマ、ミランにトルコ人が君臨!進撃のウンデルとチャルハノール。
突拍子もないことや予期せず起きてしまったことを伝えたいとき、イタリア語には「トルコ人の仕業だ(=fare cose turche)」という言い回しがある。
セリエAの優勝争いが熱い!ナポリはユーベ7連覇を阻止できるか。
ナポリとユベントスのスクデット争いが熱い。何しろ首位ナポリと2位ユーベによる勝ち点1差の鍔迫り合いがもう2カ月半も続いている。現時点でユーベと3位ローマとの勝ち点差は15点も開いているから、今季のセリエAの優勝争いは2強に絞られたといっていいだろう。…
長友のいないサンシーロは寂しい。インテリスタが嘆くユートとの別れ。
長友佑都はもうサンシーロにいない。小さなジャッポネーゼは、冬の移籍市場最終日にインテルからトルコの強豪ガラタサライへの移籍が決まり、イスタンブールへと旅立った。
ユーベやナポリのオファーを蹴る!セリエA、地方LOVEな男たち列伝。
リーグ優勝を狙う首位クラブから移籍オファーが来た。提示された内容は年俸3倍増、しかも長期の5年契約。こんなビッグチャンスは滅多にあるもんじゃない。なのに、FWベルディ(ボローニャ)の返事は「NO」だった。冬の移籍市場は今がたけなわだ。…
トッティ引退後のローマを大改革!華より“汗をかけ”の兄貴分監督。
カルチョの国の“冬の王者”はナポリが戴冠した。シーズンの半分を折り返した昨年末時点の最多得点チームは勝点差1で追うユベントス。スクデットレースは2強のつば迫り合いが始まっている。…
ドルトムントが警戒する地方クラブ。セリエA下位から、2年でEL決勝Tへ!
今季のUEFAヨーロッパリーグ(以下EL)前半戦最大のサプライズかもしれない。欧州カップ戦へ27季ぶりに出場しているアタランタが、グループEで堂々首位突破を果たした。
ミランにガットゥーゾが帰ってきた!愛と罵倒は堕ちた名門を救うのか。
“闘犬”が帰ってきた日、サン・シーロは雪になった。氷点下の寒さだが、ミランの新監督ガットゥーゾにとっては物の数ではない。「試合に集中してたら寒さなんて感じない。ハダカだっていいぐらいだ。俺が預かっているのはミランのベンチなんだぞ」…
W杯逃したイタリアの混迷は続く。経済損失2兆円、権力争いにセクハラ。
イタリア代表がスウェーデンとのプレーオフに敗れ、ロシアW杯への切符を逃した翌日、IKEAは簡素な木製組立て式ベンチの写真広告を出稿した。