【緒方耕一】初勝利のヤクルト中村優斗はチームの救世主になるのか 広島はもうひと踏ん張り!
ヤクルトが広島に快勝した。 ドラフト1位の中村優斗投手(22=愛知工大)が、5回7安打無失点の粘投でプロ初勝利を手にした。 ◇ ◇ ◇ 最下位を独走しているヤクルトの救世主になれるか? ドラフト1位ルーキーの中村優が……
【虎になれ】大山悠輔は右投手に強い 確信の指揮官・球児
大竹耕太郎と井上温大の投手戦。少し驚いたのは8回、巨人の攻撃だ。 先頭の代打キャベッジが内野安打で出て無死一塁。ここで打席は1番・丸佳浩に回った。丸はここまで2安打。大竹にとって、しのぎどころやな…と感じたが巨人ベンチの策は犠打だ。丸は……
【今岡真訪】泉口前にはじいていれば、吉川ストライク送球していれば…巨人は負けるべくして負けた
阪神はリクエストで判定が覆ったことで貴重な勝利を手に入れた。8回2死一、二塁。大山の遊ゴロが泉口の前でイレギュラーし、打球が横にそれた間に二塁走者森下がホームを突いた。もし泉口が前にはじいていれば三塁を回るのをちゅうちょしていたかもしれ……
【ソフトバンク】王会長のボルテージも上がった 分岐点は両先発の大関、加藤の「継投と続投」
<ソフトバンク2-1日本ハム>◇2日◇みずほペイペイドーム 首位日本ハムを猛追したいソフトバンクにとって勢いがつくサヨナラ劇となった。1点差の9回1死一、三塁。5番山川が左翼フェンス直撃の二塁打。フェンスで大きく跳ね返る時間もあって、一……
【宮本慎也】消極的な巨人 オコエに丸…バントばかりの戦術が勢いつけられない原因作ってしまった
首位の阪神を相手に、巨人は連敗だけは避けたいところ。交流戦から貧打に悩む巨人だけに、勝つためには先発の大竹をどうやって攻略するかが焦点になると思っていた。だが、巨人が実行した戦術は、消極的な印象を受けた。 0-0で迎えた8回表、ここまで……
【虎になれ】思い出すアクシデント当日朝の光景 石井大智の復活を及川雅貴も見守った
石井大智が頭部に打球を受け、戦線離脱した6月6日のこと。その朝、阪神ナインは札幌・新千歳空港からの便を利用している。前日までの日本ハム3連戦に勝ち越し、交流戦2カード目、いわゆる“移動ゲーム”のナイター、オリックス戦を甲子園で戦う前だ。……
【虎になれ】思い出すアクシデント当日朝の光景 石井大智の復活を及川雅貴も見守った
石井大智が頭部に打球を受け、戦線離脱した6月6日のこと。その朝、阪神ナインは札幌・新千歳空港からの便を利用している。前日までの日本ハム3連戦に勝ち越し、交流戦2カード目、いわゆる“移動ゲーム”のナイター、オリックス戦を甲子園で戦う前だ。……
【西本聖】巨人西舘合格点も「まだまだ相手でなく自分と勝負」火曜日に相手エースに投げ勝つには
火曜日という曜日は6連戦の初戦になりやすく、エース級の投げ合いが多くなる。それだけに今季途中から先発ローテーションを託された巨人の2年目右腕がどういうピッチングをするか、西舘本人とチームにとって重要な意味があった。 結果は6回を投げて2……
【西本聖】巨人西舘合格点も「まだまだ相手でなく自分と勝負」火曜日に相手エースに投げ勝つには
火曜日という曜日は6連戦の初戦になりやすく、エース級の投げ合いが多くなる。それだけに今季途中から先発ローテーションを託された巨人の2年目右腕がどういうピッチングをするか、西舘本人とチームにとって重要な意味があった。 結果は6回を投げて2……
【パ今週の展望】交流戦Vで勢いづくソフトバンク、上位と対戦続く今が踏ん張りどころ/平石洋介
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も終わり、識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(45=日刊スポーツ客員評論家)。 ----◇--◇---- 交流戦は、パ・リーグは全球団が勝ち越……
【セ今週の展望】5位中日まで優勝の可能性 V戦線生き残りへ大型連敗は避けるべき/緒方孝市
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も最終盤。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は緒方孝市氏(56=日刊スポーツ評論家)。 ----◇--◇---- 最初の節目である交流戦も終わり、リーグ戦……
【ソフトバンク】4月の2軍再調整から復活 鉄腕リリーフ津森宥紀は何が変わった?…足元に注目
ソフトバンクの鉄腕がよみがえりつつある。 6月19日の広島戦(マツダスタジアム)。小久保裕紀監督(53)が目を丸くしたのは津森宥紀投手(27)の好投だった。1軍に昇格して即1回無安打2奪三振無失点。試合後の囲み取材で、最後に津森に関する……
【阪神】藤川監督体制で入れ替えは倍増「環境を変えるのが一番」抹消中木浪聖也にも無言のゲキ
阪神藤川球児監督(44)の育成方針を垣間見た。交流戦が終わり、リーグ戦開幕まで阪神は3日間を甲子園での練習に費やした。練習中に、就任1年目の指揮官は報道陣に囲まれた中で、出場選手登録抹消中の木浪聖也内野手(31)に言及した。 木浪はオフ……
【虎になれ】死球を巡るヒーロー2人の“謎“ 森下翔太と佐藤輝明
完勝だ。最下位に沈むヤクルト相手とはいえ、投げては酷暑のデーゲームで伊藤将司が復活をアピールする完封劇。 打っては打点王を争う3番森下翔太、4番佐藤輝明のアベック弾も出て、虎党にはこたえられないゲームになった。 前川右京が6番スタメンに……
【ナベQ論】4安打ネビン「ロバート・ローズになれる」最近の西武外国人打者では特筆もの
前西武GMで日刊スポーツ客員評論家の渡辺久信氏(59)が29日、西武-日本ハム11回戦が行われたベルーナドームを訪れました。結果は首位日本ハムに競り負け、リーグ戦再開後初のカードは1勝2敗で負け越し。「ナベQ論」として、あえていつものし……
【今岡真訪】森下翔太は「ナイスホームラン」警戒かいくぐり先制 1回攻防で流れがっちり
阪神を相手にする対戦チームのミーティングは、3番森下、4番佐藤輝には本塁打を打たれないように注意を払い、対策を講じているはずだ。 先制本塁打を放った森下は、その警戒をかいくぐって打ったことになる。 特にそれが「1回」に飛び出したことが大……
【虎になれ】シーズンも折り返し そろそろ開幕スタメン回帰の時期か
勝つには勝ったが…という気がしてならない。 森下翔太の1発による2点をディプランティエからのリレーでヤクルト打線を0封しての勝利。「最後までいいゲームになったと思いますね」。指揮官・藤川球児はそう振り返った。 実際、投手を中心にした守り……
【梨田昌孝】阪神勝ちパターン及川雅貴は決して良い状態ではない 今後は何とか点取り投手を楽に
阪神先発デュプランティエの好投は心強かったね。7回で23人の打者と対戦した102球のうち、ボール、ボールと続いた投球は4人しかなかった。厳しい暑さの中で見せたストライク先行の投球は、バックも守りやすかったはずだ。 球数的にも8回までは投……
【西本聖】中4日登板バウアーは勝てる投手のレベルにない 他の先発投手の調整を優先させるべき
今試合前まで首位阪神を追うDeNAも巨人も勝率は5割だった。まだまだ数字を気にする必要もないが、両チームともオールスター前までは借金を作りたくないというのが本音ではないだろうか。この期間はチーム状態を上げていくための期間として使いたいと……
朝倉大空主将「自分が打って決める」東邦を甲子園へ 父は元中日健太さん/ピカイチ・ジュニア編
今夏の「ピカイチ選手」を紹介する最終回は、父子鷹の「元プロジュニア選手編」。9年ぶりの夏の甲子園を狙う東邦(愛知)を主将として引っ張るのは、朝倉大空(そら)外野手(3年)だ。父は元中日投手で、現在は中日プロスカウトの朝倉健太氏(44)。……
【虎になれ】これも野球“2度目の開幕”村上頌樹も勝てず
村上頌樹もか…と思った。7回、ヤクルト打線の2発で同点にされた先発・村上はこの回限りで降板する。8回表に阪神の勝ち越しもなく、雨天による中断にもめげず、続投していたものの勝利投手にはなれなかった。 近年のペナントレース、1つの区切りであ……
【山田久志】阪神村上の交代機はオスナ迎えた場面 まさか本塁打浴びるとは考えにくかったか…
阪神村上頌樹投手(27)は7回のところが限界だったね。3点リードで迎えたこの回1死から並木にソロ本塁打を浴びたのは仕方がなかった。だが2死から3番内山に中前打でつながれた後、続くオスナの同点2点本塁打は防がなくてはいけなかった。 村上の……
【山田久志】阪神村上の交代機はオスナ迎えた場面 まさか本塁打浴びるとは考えにくかったか…
阪神村上頌樹投手(27)は7回のところが限界だったね。3点リードで迎えたこの回1死から並木にソロ本塁打を浴びたのは仕方がなかった。だが2死から3番内山に中前打でつながれた後、続くオスナの同点2点本塁打は防がなくてはいけなかった。 村上の……
【緒方耕一】基本プレー徹底し、ワンランク上のプレーが必要なDeNA「伸びしろ」はたくさんある
交流戦後、首位の阪神を追う巨人とDeNAの一戦は、山崎とケイの先発だった。エース級の投げ合いだけに、そう簡単には得点できない。ささいなプレーが勝負を分けると思っていたが、もったいないプレーで失点し、もう一工夫が足りずに得点チャンスを逃し……
【緒方耕一】基本プレー徹底し、ワンランク上のプレーが必要なDeNA「伸びしろ」はたくさんある
交流戦後、首位の阪神を追う巨人とDeNAの一戦は、山崎とケイの先発だった。エース級の投げ合いだけに、そう簡単には得点できない。ささいなプレーが勝負を分けると思っていたが、もったいないプレーで失点し、もう一工夫が足りずに得点チャンスを逃し……
渡辺翔塁、1年生も夏にかける!武相182センチ大型遊撃手/ピカイチ・ホープ編
日刊スポーツの高校野球特集、第3回は「ピカイチ選手・ホープ編」として、活躍が期待される下級生にスポットを当てた。昨春の神奈川を制した武相に、1年生の大型遊撃手が現れた。渡辺翔塁内野手は中学時代は投手だったが、高校からショートに転向。入学……
【虎になれ】「だから狙いましたけどね」センター意識の佐藤輝明に思い出すイチローの話
昔話にお付き合いいただいて、イチローが甲子園に初登場したときのエピソードである。日米レジェンドのイチローが、オリックス在籍中に甲子園でプレーしたのは2試合のみ。当時、交流戦はなかったので公式戦の甲子園でイチローがプレーしたことはない。 ……
【浜名千広】「形」見えたソフトバンク、浮上のキーマンは「5番栗原」周東&野村の快足コンビも
ソフトバンクが6年ぶりに交流戦を制し、12球団最多の9度目Vを飾った。開幕から故障者が続出する中で柳町、野村ら若手が奮闘。3ゲーム差で追う首位日本ハムの背中も見えてきた。日刊スポーツ評論家の浜名千広氏(55)は、27日の敵地ロッテ戦で再……
【権藤博】中日に提言…高橋宏斗は別格、打の軸は細川成也「チョロチョロ動けばこれまでと同じ」
27日からのリーグ戦再開を前に、元横浜日本一監督で日刊スポーツ評論家での権藤博氏(86)が、現在借金5で5位に沈む中日の上位進出論を語った。投打の軸は高橋宏斗投手(22)と細川成也外野手(26)。不振や不調でもブレることなく起用すべきと……
健大高崎、仙台育英、智弁和歌山… 4年ぶりに優勝予想メール届く 大阪の地盤沈下にも苦言
夏の甲子園を目指す熱い戦いが今年も始まりました。先日、久しぶりに高校野球ファンのNさんからメールが届きました。 Nさんから「優勝校予想メール」が届くのは4年ぶり10度目。新型コロナで中止となった20年も「幻の夏」と題してメールをいただき……
昌平・桜井ユウヤ、180センチ90キロ 高校通算44発、魅せるフルスイング/ピカイチ野手編
日刊スポーツが今夏の「ピカイチ選手」を紹介する第2回は野手編。 昌平(埼玉)の大型スラッガー、タイにルーツを持つ桜井ユウヤ内野手(3年)は、高校通算44本塁打をマークする不動の4番打者だ。昨夏の埼玉大会では決勝まで進みながら、あと1歩の……
金足農・吉田大輝、兄を越えて「自分の年に」敗戦の悔しさ糧に聖地へ活躍誓う/ピカイチ投手編
球児たちの暑い、熱い夏が近づいてきた。第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の出場を懸けた各地方大会の本格化を前に、日刊スポーツでは独自に選んだ「ピカイチ選手」を全4回にわたって紹介する。第1回の投手編では金足農(秋田……
【佐々木主浩】大谷翔平2度目の登板も問題なし 前回唯一反省点も改善 心配はブルペン陣の負担
大谷は、変化球が多く、試合の中で試しながら投げているように感じた。前回登板で1球も投げなかったカットボールを投げ、逆に多投したツーシームをこの日は1球も投げなかった。前回はパドレス、今回はナショナルズが相手で打線の違いはもちろんあるが、……
【中日】上林誠知「佑京にはオーラがある。スターの」同学年の古巣ソフトバンク周東から刺激
中日の今季の交流戦が22日終わった。8勝10敗で4年連続負け越しに終わった。全18試合に出場した上林誠知外野手(29)は「ホークスがやっぱり強かった」と、しみじみと話した。3日~5日最初のカードで3連敗。いずれも先発が攻略され序盤で早々……
【阪神】ミスタープロ野球の代名詞 大山悠輔が背番号3に寄せる思い「すごく幸せなんだな」
長嶋茂雄さんが旅立った。すべての野球人が改めて「私と長嶋さん」に思いを巡らせた、この3週間だったように思う。 記者は少年野球の大会で背番号3をもらった時に、チームメートの父親に「ナガシマだね。よかったね」と言われた記憶がある。すでに引退……
【広島】交流戦ブレーク大盛穂、成長示す数字は3HRでも長打率.560でもなく「20.4%」
交流戦最終戦を終えた22日楽天戦後、大盛穂外野手(28)は悔しそうな表情で球場を後にした。 連続安打が10試合で途切れたことだけが理由ではない。今季初めて1試合2三振を喫したからだった。 交流戦で一気に存在感を示した。途中出場した8日西……
【虎になれ】バント、走塁…ツッコミどころ満載の最終戦か それでも阪神は首位
やはり、阪神1点ビハインドの7回裏だろう。短い間にいろいろな場面が展開され“ツッコミどころ”満載という感じか。少しだけ説明すれば先頭の大山悠輔が左前打。続く高寺望夢はバントの構えで入ったがバスターエンドランを決め、無死一、三塁に。これで……
【大石大二郎】7回坂本誠志郎セーフティースクイズに熊谷敬宥突っ込めず 中途半端なプレーに映った
阪神は1点リードされた7回の攻撃で同点に追いついておきたかった。5番大山が左前打で出塁後、高寺が一、二塁間を抜くバスターエンドランを決めた。ここまでは完璧なお膳立てだった。 7回無死一、三塁。7番小幡は浅い左飛だったから三塁走者・大山は……
【宮本慎也】ケガ人続出もソフトバンク交流戦9度目V、チームに“勢い”もたらした3選手
シーズン序盤はケガ人が続出したソフトバンクだが、得意の交流戦で9度目の優勝を決めた。今年はパ・リーグのチームがセ・リーグに大きく勝ち越したため、リーグ戦の順位は大きな変化はなかったが、交流戦明けのチームに“勢い”をもたらせる優勝になった……
【虎になれ】藤川監督勝利もご機嫌ななめ?小幡竜平プロ初1試合2失策、正遊撃手でも精進続く
交流戦に強いソフトバンク戦に勝ったが指揮官・藤川球児はあまりご機嫌がいい様子には見えなかった。試合を見ていれば分かる気もする。1回に首尾よく3点を先制したが、その後の展開がよくなかった。 2回に近本光司が先頭で出たがソフトバンク側のリク……
【鳥谷敬】阪神は大竹緊急降板から予期せぬ収穫 救援右腕ネルソンに計算が立ち始めたのは大きい
阪神が完封勝利を飾った。先発の大竹耕太郎投手(29)が無失点のまま6回突入直後に緊急降板したが、救援陣が3点リードを守り切った。日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(43)は予期せぬアクシデントが生んだ2つの収穫に注目。夏場に向け、ブルペン陣の……
【虎になれ】モイネロ相手ゆえの捨て身プレー 敗戦にも光った近本光司の野球脳
投手戦、接戦を予期したビッグプレーだった。阪神1点ビハインドの2回表。この回先頭の牧原大成が右翼線二塁打を放ち、無死二塁となった。ここで8番・海野隆司の当たりはセンター前へライナーだ。 これに突っ込んできた中堅・近本光司が、さらに前へダ……
【虎になれ】小幡竜平の好走塁も“反省”する阪神首脳陣のシビアさ
阪神ディプランティエ、ロッテ種市篤暉の投手戦、勝敗の分岐点は4回、阪神の攻撃だろう。先頭の6番・小幡竜平が中前打で出た無死一塁。ベンチのサインはラン・エンド・ヒットだったはず。ここで坂本誠志郎が放った打球は中前へフラフラと上がった。 中……
【岩田稔】阪神小幡竜平の走塁判断は隠れたファインプレー「暴走」せず「好走」は準備のたまもの
阪神が本拠地甲子園で接戦を制し、7連敗後の2連勝で3カードぶりの勝ち越しを決めた。日刊スポーツ評論家の岩田稔氏(41)は4回裏の先制劇に注目。小幡竜平内野手(24)の走塁判断を「隠れたファインプレー」と表現した。【聞き手=佐井陽介】 ……
【宮本慎也】日本ハム北山亘基は2回からノーノーしそうだった…ある選手の打席で感じた予感
ノーヒットノーランピッチングをしていた北山にとって、悔いが残る1球だっただろう。9回1死、大城卓を迎えた。フォークを続けて追い込んだ後、真っすぐがボールでフォークをファウル。そして続けたフォークが甘く入ってライトへソロホームラン。ノーヒ……
【虎になれ】快勝で連敗ストップも球児監督が反省したのは…
「打つならもっと早う打てよ」。うれしさを隠し、そう言いたくなるのも虎党だったりして。とにかく8回、佐藤輝明のちゃんと走り出した一発を含め、一気に5得点。計8点でロッテに快勝、連敗を「7」で止めた阪神である。 なにしろ連敗中は4点止まり。……
【今岡真訪】阪神近本に飛んだ「1回」と「5回」の打球 得点入っていればゲームの行方わからず
阪神は終盤にロッテを振り切ることができたが、それまではもつれる展開だった。ゲームの流れを左右したのは、センター近本に飛んだ「1回」と「5回」の2つの打球にある。 まず1回は、ロッテ藤原が遊安と阪神小幡の悪送球で二進した。続く寺地の遊ゴロ……
【今岡真訪】阪神近本に飛んだ「1回」と「5回」の打球 得点入っていればゲームの行方わからず
阪神は終盤にロッテを振り切ることができたが、それまではもつれる展開だった。ゲームの流れを左右したのは、センター近本に飛んだ「1回」と「5回」の2つの打球にある。 まず1回は、ロッテ藤原が遊安と阪神小幡の悪送球で二進した。続く寺地の遊ゴロ……
【里崎智也】敗れた西武の抜け目ない試合運びに感じた骨子 昨年とはまるで別チーム
勝者をたたえるのが勝負事の鉄則だが、私は負けた西武の試合運びに、大切なチーム方針とも言うべき骨子を感じた。 4回2死一塁。打席は投手隅田。2死から8番仲田が死球で出塁という場面だった。着目したのは、9番まで回したことでオッケー、次は1番……
【里崎智也】敗れた西武の抜け目ない試合運びに感じた骨子 昨年とはまるで別チーム
勝者をたたえるのが勝負事の鉄則だが、私は負けた西武の試合運びに、大切なチーム方針とも言うべき骨子を感じた。 4回2死一塁。打席は投手隅田。2死から8番仲田が死球で出塁という場面だった。着目したのは、9番まで回したことでオッケー、次は1番……
【虎になれ】近本が初併殺打 ゲッツーこわくて打てるか、負けるのこわくて戦えるか、強気でいけ
これは厳しい。大阪弁で言わせてもらえば「ドツボにはまっとる」という感じである。それを強く感じた場面は2点を追う展開になっていた8回の攻撃だ。途中出場の坂本誠志郎が左前打で出て、無死一塁。ここで打順は近本光司に回る。 ちょっと見せ場、でき……
【梨田昌孝】負け込む阪神 藤川監督のもどかしさが継投の迷いに 才木に打球直撃も決断できず
監督を経験してきた身として「継投」の難しさはイヤというほど味わってきた。おそらく藤川監督の心境を察するに、うまくいかないもどかしさが、継投の迷いにつながっているのではないだろうか。 投手力で勝ってきた阪神が、これだけ終盤にひっくり返され……
【梨田昌孝】負け込む阪神 藤川監督のもどかしさが継投の迷いに 才木に打球直撃も決断できず
監督を経験してきた身として「継投」の難しさはイヤというほど味わってきた。おそらく藤川監督の心境を察するに、うまくいかないもどかしさが、継投の迷いにつながっているのではないだろうか。 投手力で勝ってきた阪神が、これだけ終盤にひっくり返され……
【里崎智也】巨人バッテリーのサイン思惑に微妙なズレ 読み切った日本ハム捕手伏見が会心の一撃
その時、巨人甲斐はそれがベストと思ってサインを出し、投手井上も納得して投げたはずだ。それでも、その内情をじっくり見ると、そこには微妙な思惑のズレがあったように映った。 2回無死一塁。万波にはカウント3-1から3球続けてスライダー。甲斐は……
大谷翔平復活登板を大魔神佐々木氏徹底分析 球速&スイーパー○ 直球引っかけも「修正できる」
23年に2度目の右肘手術を受けたドジャース大谷翔平投手(30)が16日のパドレス戦(ドジャースタジアム)で、663日ぶりにマウンドに上がった。「1番投手」でスタメン出場。大歓声に包まれながら先発マウンドに上がり、1回を打者5人に28球、……
【ソフトバンク】大野稼頭央「自分らしさを出して…」最後の夏に臨む鹿児島実の弟に熱烈エール
高校野球の季節が今年も訪れる。ソフトバンク大野稼頭央投手(20)は鹿児島実に在籍する弟純之介投手(3年)に熱烈なエールを送った。 長男の稼頭央は左投げも、三男の純之介は右投げ。昨秋はエースナンバーを背負い、九州大会の初戦では明豊(大分)……
【ソフトバンク】大野稼頭央「自分らしさを出して…」最後の夏に臨む鹿児島実の弟に熱烈エール
高校野球の季節が今年も訪れる。ソフトバンク大野稼頭央投手(20)は鹿児島実に在籍する弟純之介投手(3年)に熱烈なエールを送った。 長男の稼頭央は左投げも、三男の純之介は右投げ。昨秋はエースナンバーを背負い、九州大会の初戦では明豊(大分)……
【オリックス】右肋骨骨折の広岡大志「たらればの話」直前の大きなアクシデントに多くを語らず
オリックス広岡大志内野手(28)が、右肋骨(ろっこつ)骨折で13日に出場選手登録を抹消された。今季は53試合に出場して打率3割2厘、4本塁打、13打点。5月14日日本ハム戦(エスコンフィールド)の劣勢の8回には、逆転満塁弾を放ってチーム……
【オリックス】右肋骨骨折の広岡大志「たらればの話」直前の大きなアクシデントに多くを語らず
オリックス広岡大志内野手(28)が、右肋骨(ろっこつ)骨折で13日に出場選手登録を抹消された。今季は53試合に出場して打率3割2厘、4本塁打、13打点。5月14日日本ハム戦(エスコンフィールド)の劣勢の8回には、逆転満塁弾を放ってチーム……
【セ今週の展望】阪神は悪い流れのど真ん中 伊藤将司を見殺しにした西武戦が分水嶺に/岩田稔
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も最終盤。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は岩田稔氏(41=日刊スポーツ評論家)。 ----◇--◇---- 先週のセ・リーグチームは相当に苦しみました……
【セ今週の展望】阪神は悪い流れのど真ん中 伊藤将司を見殺しにした西武戦が分水嶺に/岩田稔
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も最終盤。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は岩田稔氏(41=日刊スポーツ評論家)。 ----◇--◇---- 先週のセ・リーグチームは相当に苦しみました……
【パ今週の展望】ソフトバンクの強さ本物 交流戦残り2カードも勢い保てるか/平石洋介
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も最終盤。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(45=日刊スポーツ客員評論家)。 ----◇--◇---- 先週はパ・リーグが強かった。日本ハム……
【パ今週の展望】ソフトバンクの強さ本物 交流戦残り2カードも勢い保てるか/平石洋介
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も最終盤。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(45=日刊スポーツ客員評論家)。 ----◇--◇---- 先週はパ・リーグが強かった。日本ハム……
【阪神】北の大地で試合24時間前にショップに列をつくった虎党 新加入の楠本泰史は南の島で驚く
入社2年目で虎番1年目の私は阪神担当になってからの約半年間でさまざまな場所を訪れた。特に今月は交流戦。北海道、仙台にも行き23年半の人生で12球団本拠地を制覇した。 驚いた場所は北海道。日本ハム戦の初戦が始まるおよそ24時間前の2日午後……
【虎になれ】どうも責める気にならない佐藤輝明のあの場面 甲子園で反省を生かせ
なぜ岡田彰布(前監督、オーナー付顧問)が仙台のローカル放送に出ているのか。試合中に流れる各スポーツ紙発のネット記事を見て、そう感じた虎党もいたかもしれない。 岡田は仙台の東日本放送(テレビ朝日系)で以前、放送されていたスポーツ番組で“最……
【平石洋介】4連勝と好調の楽天「1つになった」転機は11日中日戦で「すきを見せなかった」粘り
楽天元監督の平石洋介氏(45)が楽天-阪神3回戦(楽天モバイルパーク)を評論した。黒川史陽内野手(24)のサヨナラ打で今季最多タイ4連勝。交流戦の勝敗を6勝6敗の五分に戻した好調の要因を分析する。 ◇ ◇ ◇ 楽天は連日の……
【ソフトバンク】危ない試合で逆転勝ち 失点はすべて内野安打から…今宮離脱中だけに堅守の意識を
<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-3DeNA>◇15日◇みずほペイペイドーム 何とも危ない試合ではあったが、ソフトバンクが逆転勝ちで本拠地3連勝を飾った。交流戦2度目のホーム3連勝。やっぱり地元でしっかり勝たないと盛り上がらない。……
【西本聖】セ・パ最下位のロッテとヤクルト 貧打に泣く両軍の勝負分けた9回攻防「代走」で明暗
セ・パの最下位に沈んでいるロッテとヤクルトの3連戦は1勝1敗で3戦目を迎えた。両チームとも貧打に泣いているため、ロースコアの投手戦になると予想していたが、5-4でロッテがサヨナラ勝ち。接戦の勝負を分けたのは9回の攻防だった。 同点で迎え……
【西本聖】ヤクルト苦しい時こそ攻撃的な姿勢を ベンチが責任を取る覚悟が必要
セ・パの最下位に沈んでいるロッテとヤクルトの3連戦は1勝1敗で3戦目を迎えた。両チームとも貧打に泣いているため、ロースコアの投手戦になると予想していたが、5-4でロッテがサヨナラ勝ち。接戦の勝負を分けたのは9回の攻防だった。 同点で迎え……
【虎になれ】代打キナミーッ! そう叫んでほしかったなあ 今季ワースト5連敗に思う
「代打、キナミーッ!」。あの場面、指揮官・藤川球児にそう叫んでほしかった。そんな風に思えて仕方がないのである。 阪神が1点を追う形になっていた9回表。元猛虎戦士・加治屋蓮を攻め、1死満塁の好機だ。ここでベンチは途中出場していた梅野隆太郎……
【鳥谷敬】阪神救援陣の3球勝負からにじみ出た「焦りにも似た感情」今こそ勝ち方を貫いてほしい
阪神が49年ぶりとなる球団ワーストタイの5試合連続逆転負けを喫した。「日本生命セ・パ交流戦」の敵地楽天戦は3回に2点を先制したが、雨中のシーソーゲームに突入。4-4の延長10回に7番手岩貞祐太投手(33)が3連打を浴びて今季最長5時間1……
【谷繁元信】初回明暗…中日上林誠知は「何としても1点」の意識感じられず 西武は遊ゴロで先制
中日は順位こそ5位だが、試合前時点で借金はわずか1だった。1点差の惜敗で勝率5割復帰はならなかったが、よく粘っていると言っていい。さらに上に行くためには、という視点で指摘させてもらう。 まず攻撃面は、初回が明暗を分けた。中日は先頭岡林が……
【谷繁元信】初回明暗…中日上林誠知は「何としても1点」の意識感じられず 西武は遊ゴロで先制
中日は順位こそ5位だが、試合前時点で借金はわずか1だった。1点差の惜敗で勝率5割復帰はならなかったが、よく粘っていると言っていい。さらに上に行くためには、という視点で指摘させてもらう。 まず攻撃面は、初回が明暗を分けた。中日は先頭岡林が……
元巨人の辻東倫さん、培った経験武器にアパレルブランド立ち上げ
野球界からアパレル業界へ-。元巨人内野手の辻東倫さん(30)が、昨年4月にアパレルブランド「S.T.J」を立ち上げた。12年ドラフト3位で巨人に入団。プロ生活6年間で通算43試合に出場し、18年シーズン限りで現役を引退した。翌年からジャ……
【虎になれ】阪神は6番問題か 今季ワーストタイの4連敗
これはいけるか-。1点を追う9回1死二、三塁と絶好のチャンスでそう思ったが3番・森下翔太、4番・佐藤輝明が則本昂大に抑えられ、阪神は楽天の前に1点差で屈した。今季ワーストタイの4連敗。交流戦は5勝5敗の五分だ。 試合前「ははあ」と思った……
【桧山進次郎】左翼森下の山なり本塁返球はボーンヘッド ミスが出始めての4連敗は心配な負け方
現役時代は阪神一筋22年、4番や代打の神様で活躍した日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(55)が試合をチェック。4連敗につながった森下翔太外野手(24)の痛恨の左翼守備を「ボーンヘッド」と厳しく指摘しました。【聞き手=松井清員】 痛かった……
【篠塚和典】打てない巨人打線、今は各自ができることを やみくもに振ってはチームはバラバラに
巨人打線の選手個々の打率を見ると、かなり低いことに驚かされる。私の印象としては、今は泉口、吉川、増田陸に状態の良さを感じるが、そのほかの打者はいずれも苦しんでいるというのが現状だ。 その中でもペナントレースはどんどん進んでいく。打線のつ……
八百長対策 各国は連携 日本も官民一体で検討急ぐ必要性/スポーツ違法賭博市場の実態3
野球などのスポーツを対象とした違法ベッティング(賭博)市場が、日本を席巻している。一般財団法人「スポーツエコシステム推進協議会」が5月14日、調査結果を発表した。日本の居住者が海外のスポーツベッティングサイトを利用してプロ野球やMLBな……
【虎になれ】いっちょ呼ぶか前川右京 流れ変えたい3連敗の阪神
叱られるかもしれないがオールド・ファンには懐かしいムードだろうか。やることなすこと、うまくいかず逆転負け。「昔はこんなんやったな」。苦い記憶を思い出していた虎党も少なくないはず。強い阪神しか知らない若いファンに「こんな試合ばっかしてた時……
【ソフトバンク】長嶋さん逝去後初観戦の王貞治会長、まだ心の整理できず 笑顔の白星を届けたい
<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク0-0巨人>◇12日◇みずほペイペイドーム いろんな思いを胸に秘めながら戦況を見守ったことだろう。古巣巨人との交流戦3戦目。ソフトバンク王会長にとっては5月28日の日本ハム戦以来、12試合ぶりのゲーム……
【真弓明信】両翼の守備ミスとリリーフ陣への負担のツケ…守備布陣とブルペンの課題浮き彫りに
阪神が同一カード3連敗を喫した。3回には右翼佐藤輝の“後逸”から勝ち越しを許し、4回には左翼森下の“後逸”から追加点を許す散々な黒星。3試合連続逆転負けで交流戦首位からも陥落。阪神元監督で日刊スポーツ評論家の真弓明信氏(71)が解説した……
【里崎智也】打力あるも…ロッテ寺地隆成と広島坂倉将吾 ともに捕手の基本動作に課題
ロッテ3点リードの6回2死満塁。広島大盛への初球、捕手の寺地は外寄りに構えていたが、種市の投球は大きく内角に外れた。寺地は抑えることができず暴投となり、2点差。さらに同点適時打を浴びた。 記録は種市の暴投だったが、寺地が捕球できる可能性……
【里崎智也】打力あるも…ロッテ寺地隆成と広島坂倉将吾 ともに捕手の基本動作に課題
ロッテ3点リードの6回2死満塁。広島大盛への初球、捕手の寺地は外寄りに構えていたが、種市の投球は大きく内角に外れた。寺地は抑えることができず暴投となり、2点差。さらに同点適時打を浴びた。 記録は種市の暴投だったが、寺地が捕球できる可能性……
【虎になれ】湯浅、岩崎の継投…どうにもモヤモヤが残る黒星か 阪神、交流戦初連敗
選手起用は采配同様、監督の“専権事項”だ。どういう場面で、どんな選手起用をするか。それは監督が決めること。いわゆる“外野”から、どうこう言っても仕方がない。 さらに言えば、チーム内にしか分からない事情、状況というものも必ず存在する。別に……
【桧山進次郎】2日連続勝利の方程式が崩れた阪神は痛い1敗 ボールは正直、湯浅に隠せない疲労
現役時代は阪神一筋22年、4番や代打の神様で活躍した日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(55)が試合をチェック。2点リードの9回に登板して逆転サヨナラの黒星を喫した湯浅京己投手(25)の投球に見える疲労を指摘。2日連続逆転負けの阪神は「痛……
【桧山進次郎】2日連続勝利の方程式が崩れた阪神は痛い1敗 ボールは正直、湯浅に隠せない疲労
現役時代は阪神一筋22年、4番や代打の神様で活躍した日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(55)が試合をチェック。2点リードの9回に登板して逆転サヨナラの黒星を喫した湯浅京己投手(25)の投球に見える疲労を指摘。2日連続逆転負けの阪神は「痛……
【虎になれ】才木浩人で勝てなかった阪神は11日がポイント “最弱の水曜“どう戦う
8回に登板した鉄腕左腕・桐敷拓馬が2点のリードを守れず被安打5、4失点を喫してしまった。 逆転負けの阪神、ある意味、きょう11日の西武2戦目は初の「交流戦V」、さらにその後へ向けて、大きなポイントになると見ている。 先発・才木浩人は絶好……
【虎になれ】才木浩人で勝てなかった阪神は11日がポイント “最弱の水曜“どう戦う
8回に登板した鉄腕左腕・桐敷拓馬が2点のリードを守れず被安打5、4失点を喫してしまった。 逆転負けの阪神、ある意味、きょう11日の西武2戦目は初の「交流戦V」、さらにその後へ向けて、大きなポイントになると見ている。 先発・才木浩人は絶好……
【ソフトバンク】勝負を決めた野村勇の泥だらけの安打 生存競争を続ける男の気迫が勝利導く
<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク5-2巨人>◇10日◇みずほペイペイドーム ユニホームは泥だらけのままだった。ソフトバンク野村は8回1死満塁から今宮の左前打で決勝のホームを駆け抜けた。2-2の同点で迎えた8回の第4打席は先頭打者だっ……
【大石大二郎】阪神、勝ちパターンも8回につまずき逆転負け 連勝止まるも西武隅田攻略に成果
阪神が逆転負けを喫したのは、勝ちパターンに入っていただけにもったいなかった。先発才木から及川、桐敷、岩崎とつなぐ腹づもりだったのだろうが、8回につまずいた。 その8回に桐敷が西武打線にひっくり返された5長短打の球種は、すべて変化球だった……
【セ今週の展望】2位と5ゲーム差になれば独走の気配 首位阪神の充実は明らか/中西清起
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は中西清起氏(63=日刊スポーツ評論家)。 ◇ ◇ ◇ セ・リーグにとってはシーズンの行方を左右しかねない1週間……
近大2年生主務は佐藤輝明以来のドラフト会議まで大忙し「連盟を代表する人材になって」光元監督
全日本大学野球選手権(6月9日開幕)の出場校・近大(関西学生)に、頼もしい下級生の主務がいる。昨秋のリーグ戦後に、1年生ながら就任した稲葉陽士(はると)主務(2年)は初の全国大会に臨む。 チームは阪神佐藤輝明内野手(26)以来のNPB入……
【阪神】和田豊氏、現役引退試合で長嶋茂雄さんの言葉に感謝 最後の巨人指揮の日も球界全体考え
「野球の神様」は、たくさんの人にかけがえのない思い出を残していた。 今月3日、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんが89歳でこの世を去った。阪神和田豊打撃巡回コーディネーター(62)にとっては、同じ千葉出身の大先輩。「長……
【大学選手権】初出場の聖カタリナ大は自主性の変化で今春リーグ初V 愛媛勢33年ぶり1勝へ
初出場の聖カタリナ大が新たな歴史を刻めるか。第74回全日本大学野球選手権が9日から神宮と東京ドームで開幕する。今春初めて四国地区大学リーグで優勝した聖カタリナ大が全国舞台に挑む。 同大学は18年に創部。森浩昭監督(64)は1部リーグに昇……
【大学選手権】初出場の聖カタリナ大は自主性の変化で今春リーグ初V 愛媛勢33年ぶり1勝へ
初出場の聖カタリナ大が新たな歴史を刻めるか。第74回全日本大学野球選手権が9日から神宮と東京ドームで開幕する。今春初めて四国地区大学リーグで優勝した聖カタリナ大が全国舞台に挑む。 同大学は18年に創部。森浩昭監督(64)は1部リーグに昇……
【虎になれ】6回のあの場面 満弾・佐藤輝明が先制打・中野拓夢に言った言葉は…
めずらしいと言えばめずらしいシーンは6回の守備だ。1死一塁でオリックス杉本裕太郎の放った右方向への打球。これに二塁・中野拓夢が背走し、最後はスライディング・キャッチした直後のことだ。 中野は右翼・佐藤輝明と何ごとか話し合い、最後は軽くタ……
【今岡真訪】均衡局面「フルカウント」は「チームのカウント」坂本のしぶとい出塁で阪神大勝起点に
野球において「フルカウント」からの1球が明暗を分けるのはよくあることだ。それだけ3ボール2ストライクというのは、ゲームの中で大事な意味を持つ繊細なカウントだと思っている。 阪神がオリックスに大勝したのは、森下、佐藤輝の本塁打のインパクト……
【今岡真訪】均衡局面「フルカウント」は「チームのカウント」坂本のしぶとい出塁で阪神大勝起点に
野球において「フルカウント」からの1球が明暗を分けるのはよくあることだ。それだけ3ボール2ストライクというのは、ゲームの中で大事な意味を持つ繊細なカウントだと思っている。 阪神がオリックスに大勝したのは、森下、佐藤輝の本塁打のインパクト……
「菊池病」から完全復活した近大・野間翔一郎、観察眼と「相手のミス誘う足でかき回したい」
6月9日開幕の全日本大学野球選手権に関西から出場する4大学のうち、2大学の注目選手を紹介する。3人のプロ注目打者を擁する近大(関西学生)は、春に高熱を伴う「菊池病」を発症した野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)が完全復活。走攻守でチームを……
「菊池病」から完全復活した近大・野間翔一郎、観察眼と「相手のミス誘う足でかき回したい」
6月9日開幕の全日本大学野球選手権に関西から出場する4大学のうち、2大学の注目選手を紹介する。3人のプロ注目打者を擁する近大(関西学生)は、春に高熱を伴う「菊池病」を発症した野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)が完全復活。走攻守でチームを……