「日本は当然のようにアジアNo.1の地位を」J2長崎新スタジアムに感動…トルシエが本音で語る「言いたいのはモリヤスのマネジメントに関してだ」
「だが、世界に向けて挑戦したいのであれば――つまり世界のトップ15以上の地位を得たいのであれば、日本代表のマネジメントを見直さねばならないかもしれない」
W杯メンバー発表直後にアキレス腱断裂…中山雄太(28歳)がいま明かす日本代表への思い「ドレッシングルームで次のW杯のことを考えました」
あの大ケガさえなければ、中山雄太はカタールワールドカップの大舞台を踏んでいたはずだった。
「Jリーグ自体を変えていきたい」中山雄太が欧州を去り、FC町田ゼルビアに加入したワケ「(代表入りへは)毎日死ぬ気でやっていくしかない」
4月6日、FC町田ゼルビアが町田ギオンスタジアムに迎えた川崎フロンターレとの一戦。中山雄太は前半を終えると、そっと審判団に近づいていった。
「別次元に行っちゃった…」森保ジャパン期待の20歳高井幸大の“顔”が変わった?「Jリーグでは化け物級」敵記者も嘆く“ポカ激減”進化のワケ
周囲から頭一つ飛び抜ける192cmの体格に、風格が漂っていた。J1第7節、3月29日に味の素スタジアムで行われたFC東京vs川崎フロンターレ。高井幸大にとって、ただの1試合ではなかった。
「天才って言われすぎんのも」FW柿谷曜一朗35歳の電撃引退、“元問題児”が愛されたワケ…30歳時に話した「限界が、と思ったら潔く辞めます」
曜一朗はセレッソというより、日本サッカー界が生んだ天才だと思っています。(森島寛晃)
欧州デビュー目前に…3度の前十字靭帯断裂で消えた“天才”は全国注目の指導者になっていた! 財前宣之47歳の今「俺にしかできないことがある」
“伝説的MF”財前宣之のインタビュー。後編は、海外移籍から夢へと駆け上がる途中に待っていた大怪我との戦い。苦闘の末に見出した希望とはーー。
「上手すぎて近寄りがたかった」若き日の中田英寿が恐れた男・財前宣之が明かす〈天才少年伝説〉のリアル「自分の才能を特別とは思わなかった。ただ…」
1993年のU-17世界選手権で日本代表の「背番号10」を背負い活躍した財前宣之。小学生の頃から「天才」の名をほしいままにした“伝説的MF”の半生とはーー。
じつはラッパー兼クラブオーナー兼監督、サッカーYouTuberレオザフットボールに聞いたYouTube以外のこと「日本代表ソングを作りたい?」
サッカークラブの監督そしてオーナーを務め、アーティスト活動もするレオザフットボールにYouTube以外の仕事の話を聞いた。(全3回の第3回)
「イトウのスピードは素晴らしい」名FWカレッカが日本代表ベタボメ! “降格回避”古巣レイソルには愛の喝「育成はJの中で優秀だから…」
――当時、日本と日本のフットボールについてどのようなイメージを持っていたのですか?「日本と日本人については、非常にポジティブなイメージを持っていた」
なぜ柏木陽介は「調子乗り世代」と呼ばれて怒ったのか? 高校時代から記者にタメ口、赤髪モヒカン槙野智章と名コンビ…“愛された太陽”の素顔
柏木陽介「暗い表情してやるより、楽しそうな表情をしてやったほうがいいじゃない? もちろんヘラヘラしているわけではなく、チームがしんどい時こそ走るし、チームのためにやるけど、どうせやるならチームを明るくしたいよね」…
「25~26歳にはプレミアで」藤田譲瑠チマが語る“バランス型MFの理想”と10代で築いたベース「嘉人さんにはたくさん怒られましたけど…」
地元の街クラブである町田大蔵FCで藤田譲瑠チマがボールを蹴っていた小学生時代、ヨーロッパでは、ペップ・グアルディオラ率いるバルセロナがこの世の春を謳歌していた。だが、譲瑠少年の心を奪ったのは、“ガナーズ(砲撃手)”の愛称で親しまれる北ロンドンの名門クラブだった。…
「焦りしか感じてなかった」藤田譲瑠チマ21歳が語る海外移籍の舞台裏…目に留まったベルギー戦、4年ぶりのオランダ戦〈パリ世代インタビュー〉
ベルギーのシント・トロイデンに合流して3日後のアンデルレヒト戦には選手登録が間に合わなかったが、その1週間後、8月20日のゲント戦で藤田譲瑠チマはさっそくスタメンに抜擢された。
本山雅志44歳が語った引退秘話…2度目の契約満了→実家の鮮魚店でアナゴをさばく日々→初の海外挑戦「40歳過ぎてやれると思ってなかった」
昨シーズン、43歳で現役を引退した本山雅志が鹿島アントラーズのアカデミースカウトに就任した。鹿島アントラーズの10番として数々のタイトルに貢献した天才ドリブラーが、自身のサッカー人生を振り返る。…
鹿島の10番・本山雅志が、いま明かすJリーグ連覇中の”体の異変” 手術は8時間におよび「腎臓を4分の1残すことに成功したが…」
昨シーズン、43歳で現役を引退した本山雅志が鹿島アントラーズのアカデミースカウトに就任した。鹿島アントラーズの10番として数々のタイトルに貢献した天才ドリブラーが、自身のサッカー人生を振り返る。…
「衝撃的だった」黄金世代の10番・本山雅志が語る小野伸二とワールドユース決勝「あの大会でパッと頭に出てくる思い出といったら…」
昨シーズン、43歳で現役を引退した本山雅志が鹿島アントラーズのアカデミースカウトに就任した。鹿島アントラーズの10番として数々のタイトルに貢献した天才ドリブラーが、自身のサッカー人生を振り返る。…
初代表で「体に触ることすら…」バングーナガンデ佳史扶がコロンビア以上に衝撃だった瞬間は?「僕は奪いに行く側」パリ五輪代表への野心
今年中の日本代表デビューを思い描いていたバングーナガンデ佳史扶にとって、早くも目標を叶えた3月28日のコロンビア戦が記念すべき一戦だったのは間違いない。だが、プロキャリアにおいてそれ以上に重要な意味を持つゲームがある。…
サイドバック王国の系譜を継ぐバングーナガンデ佳史扶21歳が思い描く未来像「リース・ジェームズのような怪物になりたい」〈パリ世代インタビュー〉
長友佑都、徳元悠平とのポジション争いを制し、左サイドバックとして開幕スタメンの座を射止めたのが今年2月のこと。翌月には21歳にして日本代表に初招集されたばかりか、3月28日のコロンビア戦で先発起用され、代表デビューまで果たした。…
磐田で激怒しまくりドゥンガの日本愛「ゴン、ナナミ、フクニシ…“通常と異なる刺激”も」「ミトマにクボ、カマダ…“あのボランチ”も注目だ」
1994年のワールドカップ(W杯)でセレソン(ブラジル代表)のキャプテンとして優勝カップを掲げた世界トップクラスのボランチが、わずか1年後、創立から3年目のJリーグへ舞い降りた。このことは、世界中のフットボール関係者を驚かせた。…
〈森保ジャパンのキーマン〉新コーチ・名波浩のサッカー哲学の原点とは「ロッカールームで泣いている選手もいた」ジュビロ磐田が誇った史上最強時代の秘密
高給な助っ人はゼロ、ほとんど地元出身者だけのチームが、ボールを美しく操り、ときに泥臭く奪い、常に相手を圧倒していた。文字通りの中心人物とライバルの証言で、J史上最強をひも解く。…
「子どもが風邪をひいたらどうするんだ!」元Jリーガーが語る、中国の“甘やかされた子ども”問題…なぜオシムチルドレンは中国でサッカーを教えるのか?
10年前、中国でスクールを始めて最初に雨が降った際「練習はやりますよ」と伝えたら「子どもが風邪でもひいたらどうしてくれるのだ!」とクレームの嵐だった。
「真実は自分で探求する」イビチャ・オシムが語っていた名将の条件とは?「リスクを冒しながらトライできるように」「日本の監督の問題は…」
イビチャ・オシムが亡くなって1年が過ぎた。生前、数々の機知に富んだ言葉や発想、哲学を遺していたオシムの名将たる所以とはーー。
「ちょっと病みつきになる」福田正博が惚れた最高のパサーはラモスでも小野でもなく…森保に慰められたJ2降格、引退を決めたオフトの言葉
ラモス瑠偉、名波浩、小野伸二、礒貝洋光……。日本代表と浦和レッズで稀代のゲームメーカーから珠玉のパスを受けてきた福田正博が「あのパスは、ちょっと病みつきになるくらい凄かった」と称賛する選手がいる。…
J開幕、ドーハの悲劇、浦和レッズの低迷…濃密すぎる福田正博の1993年「ジーコの言葉は嬉しかったけど…」「申し訳ない気持ちでいっぱい」
今から30年前の1993年は、福田正博の人生において最も濃密で、最も重く、最も急速に過ぎ去っていった1年だった。プロサッカーリーグの誕生と、W杯予選敗退。つまり、Jリーグ開幕と、ドーハの悲劇――。…
「カズに憧れていた」福田正博が今だから明かす30年前の本音…“賞金50万”で買った思い出のヴィトンのバッグ〈Jリーグ前夜の記憶〉
1993年に産声を上げたJリーグは、今年で30周年を迎えた。日本サッカー界が誇るレジェンドの一人、福田正博(56歳)はアマチュアからプロ化への転換期だった激動の時代にキャリアをスタートさせている。屈指のストライカーとして名を馳せた福田だが、その道のりを辿ると知られざる葛藤や苦難があった。ACL決勝を前に、古巣・浦和への思いも赤裸々に語った。【全4回の1回目/#2、#3、#4へ】…
代表スタメンも“シュート0本”…ワントップ町野修斗がそれでも自信ありげに語った「プレッシャーを力に変える作業は得意」
「代表のプレッシャーがないと伸びないと思うし、それを力に変える作業は得意なので、もっと期待してもらってもいい」(町野修斗)
日本ではナーゲルスマンのような指導者は生まれにくい? 中村憲剛が語る“指導者ライセンス制度の課題”とは「人材のリソース全体を…」
「現行のシステムを、いかにより良い形にしていくかをみんなで考え、指導者のレベルアップにつなげていく。それこそがとても重要だと思います」(中村憲剛)
A級取得・中村憲剛に聞く指導者ライセンス講習の“本当の価値”…本田圭佑の問題提起で議論も「トレーニングの質が明らかに変わっていく」
古くて新しいテーマが、本田圭佑の問題提起をきっかけに議論されている。日本サッカー協会(JFA)の指導者ライセンス制度の是非についてだ。
日本のサッカーゴールが世界基準に追いついたのは2002年日韓W杯から? 以前は決まったはずのゴールが認められず敗れる悲劇も…
50代前半の筆者にとって高校時代、部活でお世話になったサッカーゴールは金属の支柱だらけ。やたら重く、大人数で「せーの」で持ち上げ、「せーの」で地面に置いたものだ。
「分かります? 着てもないものに熱くなれない」鈴木優磨(26歳)が日本代表より愛する鹿島で果たしたい“義務”と“ハセさん超え”
引き続き、鹿島アントラーズFW鈴木優磨(26歳)のインタビューをご覧ください。後編ではベルギーでの生活、さらに破談となった移籍秘話まで赤裸々に明かしている。そして日本代表への想いも……。全2回の2回目(#1から読む)…
「まさか娘がフジテレビに…」永島昭浩が語る安藤優子に鍛えられたキャスター時代とW杯親子共演「コネ? 僕にはそんな力はない(笑)」
元サッカー日本代表・永島昭浩さん(58歳)インタビュー第3回は、スポーツキャスターに抜擢された当時の心境から、フジテレビアナウンサーとして活躍する娘・優美さんへの思いを明かしている。全3回の3回目(#1、#2も読む)…
週刊誌を騒がせた「釜本邦茂との確執」の真相…永島昭浩が明かす、愛するガンバとの離別と大震災に見舞われた故郷・神戸への電撃加入
永島昭浩さん(58歳)インタビューの第2回は、Jリーグ開幕直後に新聞や週刊誌で騒がれた「恩師・釜本邦茂との確執」の真相、そして故郷を襲った大震災について明かしている。全3回の2回目(#1、#3へつづく)…
「僕は自分を売り込みに来たんだ」25歳の永島昭浩は欧州王者のPSVに加入するはずだった? カズと並ぶ“次世代スター候補”だった頃
Jリーグの前身であるJSL時代からストライカーとしてゴールを量産し、その後もガンバ大阪、ヴィッセル神戸と行く先々でチームの顔となった永島昭浩(58歳)。当時を知る古参のサッカーファンからすれば、スポーツキャスターとしてニュースを読む姿なんて想像できなかったに違いない。メディアで囁かれた釜本邦茂との確執の真相、故郷を襲った大震災、そしてアナウンサーとして活躍する娘への思いまでたっぷりとサッカー人生を振り返った。全3回の1回目(#2、#3へつづく)…
「代表に選ばれないのは悔しい」「優磨くんのそこは見習わないと」選手権得点王・パリ世代の染野唯月がヴェルディで誓う“挫折のち逆襲”
「年齢の近い選手が多くてコミュニケーションが取りやすいので、だいぶ慣れましたね」尚志高校から鹿島アントラーズに加入して3年目を迎えた世代屈指のストライカー、染野は今夏、J2の東京Vへの期限付き移籍を決断した。…
日本代表生き残りへ“E-1ラストチャンスを生かした5人”とは? 3ゴールの相馬勇紀、最大の発見・町野修斗と“化けそうなマリノス勢”
E-1サッカー選手権優勝を飾った日本代表。今後のメンバー生き残りに向けて存在感を放ったJリーガーは誰か。3試合を現地取材したライター飯尾篤史氏に挙げてもらった。
〈日本代表考察〉Jリーグの戦術、本当に自分のモノになってる? 脇坂泰斗や田中碧、守田英正の“川崎仕込みの立ち位置”が示すヒント
この2試合で「うまいなあ」と感じたのが、川崎フロンターレのMF脇坂泰斗だ。“止める・蹴る”の技術が高いのはもちろん、味方をサポートするポジショニングだけでなく、相手にとって嫌な位置に立ち、「ここに入れてくれ」と言わんばかりのジェスチャーでパスを要求する。…
〈今季J1出場ゼロの19歳A代表初陣〉鈴木彩艶と西川周作36歳…「日本代表クラスが2人」森保監督も認める浦和GKのハイレベルな背景は?
今シーズンのリーグ戦未出場の選手が代表戦のピッチに立つ。しかもそれが代表デビューだなんて、ここ30年の日本代表の歴史を振り返っても記憶にない。だが、逆に言えば、この19歳のGKには日本代表監督が試したくなるだけのポテンシャルと魅力があるというわけだ。…
W杯26人枠サプライズも? 水沼貴史がE-1に推す“J1の5人”「気になるのは名古屋の…」「湘南FWは化ける」息子・宏太にもエール
今回、Jリーグを見る上でぜひ注目してほしいのは5名。いずれも現時点で好調な選手を選びました。
「和製ハーランドじゃなくて“怪物・中島大嘉”に」デカくて速い20歳FWの魅力は“ドラゴン久保竜彦級”のスケールと茶目っ気
そんな不思議な魅力を持つ男――中島大嘉(なかしまたいか)は国見高校から北海道コンサドーレ札幌に加入したプロ2年目の若者だ。
「バルサの練習に参加できないか」頼んだ相手はまさかの…岩本輝雄が振り返る引退前の仰天エピソード《戦友・森保監督への要望》
2004年5月の試合中に右足首の靭帯を断裂した岩本輝雄は、懸命のリハビリと2度の手術も実らず、復帰の目処が立たないまま、名古屋グランパスを退団することになった。引退するつもりはなかったが、サッカーができる状態でもなかった。「とにかく足首が痛くて。ただ、太っちゃいけないし、肺の機能を落としちゃいけないから、足を引きずりながら毎日のように100メートルを72本走ったよ。でも、普通に歩くのもキツくて。そうしたら今度はヒラメ筋っていう、すねのところが痛くなって」…
ユベントス留学から帰国した中田英寿の“変貌”…岩本輝雄がベルマーレを去った理由と、仙台での復活「ベガルタで引退したかった」
「湘南の暴れん坊」と呼ばれたベルマーレ平塚は1994年のニコスシリーズ(2ndステージ)で2位に躍進した勢いをそのままに天皇杯で優勝し、Jリーグ初参戦のシーズンを締めくくった。その年のベストイレブンにはベッチーニョと名塚善寛が選出され、新人王には田坂和昭が輝いた。さらに、岩本輝雄と名良橋晃が日本代表デビューを飾るなど、ベルマーレ旋風の巻き起こったシーズンだった。…
元日本代表10番・岩本輝雄が語る“94ベルマーレ旋風”…ヴェルディにボコられたJリーグ初陣、実は鹿島ジーコから誘われていた?
かつてベルマーレ平塚やベガルタ仙台などで活躍し、ファルカン監督に日本代表の10番を託された岩本輝雄。今年の5月で50歳を迎えるが、いまボールを追い続ける日々を過ごしている。バルセロナをはじめとする欧州サッカー戦術への造詣も深い稀代のレフティーが過ごした紆余曲折のキャリアとは? 現役時代にチームメイトとして共にピッチで戦った森保一監督へのエールも語った(全3回の1回目/#2、#3へ)。…
“元同部屋”森保監督へ集まる批判に「羨ましいな」 大谷翔平の母校・花巻東で指導する柱谷哲二(57)が今も抱き続ける野心とは?
サッカー日本代表のキャプテンマークには、この男の魂が宿っているのかもしれない。闘将・柱谷哲二、57歳だ。「ドーハの悲劇」を経験し、W杯アジア予選の厳しさを誰よりも理解する男は、かつて同部屋だった森保一にどんなエールを送るのか。憧れた兄の存在、日産から読売へ“禁断の移籍”、Jリーグ開幕戦の秘話、そして現在指導する花巻東高校への思いを熱く熱く語り始めた。全3回の#3(#1、#2へ)…
「テツ!絶対に勝てよ!」衝撃だった川淵三郎との出会い、オフトvsラモスの衝突…柱谷哲二が語るドーハの悲劇とW杯を諦めた瞬間
サッカー日本代表のキャプテンマークには、この男の魂が宿っているのかもしれない。闘将・柱谷哲二、57歳だ。「ドーハの悲劇」を経験し、W杯アジア予選の厳しさを誰よりも理解する男は、かつて同部屋だった森保一にどんなエールを送るのか。憧れた兄の存在、日産から読売へ“禁断の移籍”、Jリーグ開幕戦の秘話、そして現在指導する花巻東高校への思いを熱く熱く語り始めた。全3回の#2(#1、#3へ)…
「7500万だったかな。倍以上だった」柱谷哲二が明かすJ開幕前の“日産→読売”禁断の移籍、和司の「行くな」とラモスの「来い」
サッカー日本代表のキャプテンマークには、この男の魂が宿っているのかもしれない。闘将・柱谷哲二、57歳だ。「ドーハの悲劇」を経験し、W杯アジア予選の厳しさを誰よりも理解する男は、かつて同部屋だった森保一にどんなエールを送るのか。憧れた兄の存在、日産から読売へ“禁断の移籍”、Jリーグ開幕戦の秘話、そして現在指導する花巻東高校への思いを熱く熱く語り始めた。全3回の#1(#2、#3へ)…
佐藤寿人が“減俸提示”で考えた自分の仕事「フォワード=ストライカー、じゃない」《今、最も気になる選手は?》
日本が震災で大きな打撃を受けた2011年、広島でプレーしていた佐藤寿人は33試合に出場し、11得点をあげた。悪い数字ではない。04年から続いていたシーズン2ケタ得点の記録は、「8」にまで伸びた。もはや、彼が日本を代表するストライカーの一人であることに異を唱える者はいなくなっていた。
だが、この年の契約更改の場で彼は「キャリアで初めて」という経験をする。
減俸提示である。…
「J1のベンチよりJ3のスタメン」「“ここ”じゃなくて“このあたり”」佐藤寿人が語る《ゴールを獲るための思考法》
若い、まだ名声も実績もないストライカー予備軍が殻を破るためにはどうしたらいいか。佐藤寿人の答は単純明快だった。「出場機会を増やすことですね。J1でベンチを温めてるぐらいだったら、J2、なんだったらJ3でも出場機会を求めた方がいい。ストライカーとしてやることって、カテゴリーが違ってもそんなに変わらないですし」…
《J通算220ゴール》「ストライカーは育てられますよ」佐藤寿人の成長を加速させた“好男さんのアドバイス”とは?
ゴールキーパーは、現代サッカーにおける“炭鉱のカナリア”である。スイス然り。ベルギー然り。何より、スペイン然り。それまでの殻を破って台頭した国の多くでは、まず優れたゴールキーパーの出現があった。これは断じて偶然ではない。…