山口敬之氏はニューヨークタイムズ記者の質問にどう答えたか?<信号無視話法分析>
海外メディアから相次いだ厳しい質問 2019年12月18日、元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたと訴えた伊藤詩織氏は民事裁判にて勝訴。一方、敗訴した山口氏は翌19日に日本外国特派員協会で開いた記者会見にて改めて身 […]…
海外メディアから相次いだ厳しい質問 2019年12月18日、元TBS記者・山口敬之氏から性暴力を受けたと訴えた伊藤詩織氏は民事裁判にて勝訴。一方、敗訴した山口氏は翌19日に日本外国特派員協会で開いた記者会見にて改めて身 […]…
年末年始、ハワイに渡航する日本人旅行者は多いことだろう。しかし、19世紀末からハワイに渡った日本人移民の歴史については、あまり旅行者には知られていない。国立歴史民俗博物館の原山浩介准教授は「彼らの足跡をたどってみると、 […]…
ベトナム人技能実習生女性の死 2019年8月17日、いくつかの新聞に小さな記事が掲載された。 「栃木の用水路に女性遺体 事件の可能性も」(産経新聞) 17日午前9時35分ごろ、栃木県足利市堀込町の農業用水路に女性の […]…
日本人なら罰金刑でも、外国人なら在留資格があっても収容か強制送還 フィリピン国籍のエメリータさんは、今年11月30日で3年を超える収容となる。 彼女は痩せこけ骨と皮のみとなっていて、51キロあった体重は35キロまで落 […]…
日本で働く外国人の数は年々増え続けており、’18年の時点で約146万人。その働き方も大きく変わってきている。鋭いビジネスセンスで財を成すもいる一方で、日本に厳然と残る差別的な構造で「奴隷労働」としか言いようがない働き方 […]…
外の空気を吸えることだけが、唯一良かった 法務省、出入国管理庁による外国人への長期収容はますます深刻さを増している。被収容者たちの抗議のハンストはいつまでたっても終わりが見えない。 6月24日、長崎県の大村入管で起き […]…
前回は、2014年の申請時に不正行為があったため5年間認可しないペナルティが課されていたが、ペナルティ機関を経て5年ぶりに申請され、ついに「諮問」にかけられるようになった「大学ではないユニバーシティ」、「ハッピー・サイ […]…
帰国できない事情を持つ外国人が、無期限に拘束されてしまう かつての戦中の治安維持法による政治犯拘束より、現在の法務省・出入国在留管理庁(入管)での外国人での拘束の方が、制度として酷い―-。11月8日、衆院法務委員会で行 […]…
今回から裁判傍聴の連載が始まるということで、ある日の午後、東京地方裁判所にやってきた。荷物検査の先にある開廷表で今日の裁判を見てみると、なんとそこにはあの「新井浩文」の名前があった。しかし残念ながら、裁判は午前中に終わ […]…
2週間の仮放免で再収容される人が続出 茨城県にある牛久入管(東日本入国管理センター)では、多い時には100名以上の被収容者たちが長期収容による抗議のため、ハンガーストライキを行っていた。この件は、多くのメディアなどで取 […]…
入管に収容されたクルド人難民申請者から、血染めのTシャツが送られてきた 10月7日、筆者の自宅に血染めのTシャツが届いた。 送り主は、法務省の出入国在留管理庁の収容施設「東日本入国管理センター」(茨城県牛久市。以下、 […]…
奴隷労働が横行する技能実習制度で甘い汁を吸う連中 現在、日本で働く外国人労働者が増加している。特にアジアの途上国から多額の借金をして日本に出稼ぎに来る技能実習生と留学生が急増している。だが、夢見た日本で待っているのは「 […]…
台風19号の影響で都内でも河川の氾濫などの被害が出た10月12日から13日にかけて、台東区が野宿者の避難所利用を拒否したことについて、ネット上で批判があがっている。 これについて12日に私が台東区災害対策課に確認した […]…
34年6か月投獄され、再審無罪に 何もしていないのに知人宅にいるところで突然逮捕され、無実を訴えたのに死刑判決が確定し、34年6か月も投獄された末、再審裁判で無罪となった日本人がいる。1983年に日本の死刑囚で初めて再 […]…
政治的理由で Chef 関連のプログラムが消えた Chef というサーバー構成管理ツールがある。Chef Software 社によって開発されており、Ruby というプログラミング言語で書かれている。 9月の中旬に、 […]…
トルコに帰ったら捕まってしまう 東京入管で収容されて1年4か月のメメット・オズチャルギルさんは現在、トルコ国籍クルド人の中で最も長い拘束となる。未だ仮放免される気配がない。 メメットさんは2009年に長男のいる日本へ […]…
観戦に参加しなければ「欠席扱い」 東京消防庁によると、平成30年(2018年)から過去5年間の救急搬送人員は、前年に比べ、すべての年齢区分で増加していた。 来年は救急搬送される人がさらに増え、1万人を突破することが見 […]…
現在、日本で働く外国人労働者が増加している。特にアジアの途上国から多額の借金をして日本に出稼ぎに来る技能実習生と留学生が急増している。だが、夢見た日本で待っているのは「奴隷労働」である。 保守言論誌『月刊日本』では、 […]…
女性の被収容者が解放されるケースは、ほとんどない 東京オリンピックを前にして、ビザのない外国人に対する長期収容がますます深刻なものとなっている。大村入管(長崎県)ではナイジェリア人が謎の死を遂げた。牛久入管(茨城県)で […]…
日本の「自民党政治家」の不正はスルーして韓国の不正を報じるテレビ 安倍晋三首相が絡むモリカケを筆頭に、甘利明前経済再生担当相の口利き不正、さらには外国人在留資格を巡る口利き疑惑で厚生労働政務官を辞任した自民党の上野宏史 […]…
ベトナム人技能実習生ら3人が福島県の建設会社を提訴 技能実習生として来日し働いていたベトナム人男性3人が、技能実習契約に反して除染作業・被ばく労働に従事させられたとして、約1200万円の損害賠償を求めて福島県の郡山市の […]…
収束しないハンガーストライキ 入管による、終わりのない無期限収容により東日本入国管理センター(牛久入管)では、被収容者による抗議のハンガーストライキが行われた。最大時には、その人数は100名にものぼった。数は少しずつ減 […]…
2016年7月26日、相模原市にある障害者施設「津久井やまゆり園」にて入所者19人が元職員の植松聖被告によって殺害された。また職員を含む、27人が負傷。 3年を迎える2019年7月26日、津久井やまゆり園には、多くの […]…
ハンストを誘発した、長期化する難民申請者の強制収容 今回のハンストは「本気」だ。 茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」(法務省出入国在留管理庁の収容施設のひとつ。以下、牛久入管)には今、難民認定申請が不許可となっ […]…
長期化する入管の収容。自由を求め、命をかけた被収容者たちによる非暴力の抗議行動ハンガーストライキが続いている。収束の日はいつなのか。 仮放免されるも2週間で収容所に逆戻り 過去、入管収容所では何度も被収容者によるハン […]…
突然、人が変わったようになってしまったサニーさん 6月24日、大村入管(長崎県)で収容されていたナイジェリア人サニーさんが3年7 か月の長期収容の末、謎の死を遂げた。一部では「ハンストをしたことによる餓死ではないか」と […]…
SNSで大きな話題を呼んだある「作品」 2019年6月15日、東京都北区十条にある東京朝鮮中高級学校(以下、東京朝高)の文化祭。同校美術部の学生たちは、この文化祭に合わせ、一つの美術展を企画した。美術展のタイトルは「ア […]…
今月行われたサッカー女子W杯で見事優勝を果たしたアメリカ代表。ご存知の方も多いだろうが、そのキャプテンであるミーガン・ラピノーのメッセージが話題を呼んでいる。 給与格差は当然? メッセージのひとつは男子チームに比べて […]…
「まだ死んでいない、喋ってるじゃないですか」という入管職員 6月24日、クルド人の2家族による記者会が、都内でおこなわれた。1組は、1年半収容されて6月17日に解放されたメメット・チョラクさんとその妻。もう1組は、現在 […]…
米国民以外の人権軽視が加速するアメリカ 米メディアで衝撃的な写真が伝えられたのは、6月26日のことだった。 米国とメキシコの国境にあるリオグランデ川のほとりで、父親と2歳の娘がうつ伏せのまま溺死している痛ましいシーン […]…
病院の中で繰り広げられた異常な光景 2018年10月、3人の入管職員が1人の外国人を手錠腰縄でしばりながら、多くの人が行き来する病院内を歩かせていた。たまたまその場に居合わせた人物が、その姿を写真におさめた。 そこに […]…
社会の分断を招く人権無視の外国人労働者受け入れ 技能実習生、留学生の死亡が異常に多い。法務省は、2012~17年に171人の実習生が亡くなっているというが、実数ははるかに多いはずだ。彼らはなぜ死んだのか。遺族はどのよう […]…
「麻薬撲滅」を名目に、農民や人権活動家などを暗殺 数々の暴言や強引な政治手法から「フィリピンのトランプ」とも言われるロドリゴ・ドゥテルテ大統領。5月末に来日し、「非公式」の名目ながら5月31日には安倍晋三首相とも会談し […]…
難民申請しただけなのに、この扱いはおかしい トルコ国籍のクルド人であるビロル・イナンさんは2017年11月、難民申請が却下されて東京入国管理局(東京都品川区)に収容された。 父親と引き離されたことで、残された妻と3人 […]…
一人は親指を立て、もう一人は手を振り、満面の笑みを浮かべている男性2人……。ミャンマーでの500日以上の収監を経て、今月大統領の恩赦を受けた、ロイター通信の記者ワ・ロン氏とチョー・ソウ・ウー氏です。両氏はミャンマーの治 […]…
トルコ政府のクルド人弾圧から逃れて日本で難民申請 「ガコ(クルド語で「父親」)!?」 もうすぐ2歳になるクルド人の女の子が、母親のスマホが鳴るたびに嬉しそうに叫ぶ。 母親は、トルコから日本に逃れてきたクルド人だ。夫の […]…
破産者マップは弱みに付け込む輩を喜ばせるだけ 今年3月中旬、官報に記された破産者の情報をマッピングし、検索も可能としたサイト「破産者マップ」なるサイトが現れ物議となった。 サイト運営者の主張としては、そもそも破産者情 […]…
国際レベルでは前進の見られそうな職場でのハラスメント対策だが、国内での対策は一歩も二歩も遅れているようだ。 国際労働機関は2019年6月10日~21日に第108回総会を開催し、「仕事の世界における暴力とハラスメント」 […]…
第2次世界大戦中に朝鮮半島から動員され、日本本土の工場などで過酷な労働環境で働かされたという、いわゆる徴用工問題。昨年10月、韓国の最高裁判所にあたる「大法院」は、元徴用工の人々の主張を認め、新日鉄住金に損害賠償を支払 […]…
「ひとつ!ふたつ!みっつ!」 刑務官の号令に合わせて、木の鞭が水平にしなり、うなりをあげて受刑者に叩きつけられる。乾いた打撃音がモスクの境内に響きわたるたび、観客から沸き起こる歓声が、受刑者のうめき声をかき消す。 この […]…
このままでは生涯、入管施設で暮らすことになる可能性も 本人のパスポートで正式入国したのに、「他人である」との認定でもう1年9か月も法務省の入国管理施設に収容されているスリランカ人がいる。ダヌカ・ニマンタさん、37歳。ス […]…
テレビのインタビューに、両親も顔出しで対応 ハーバービジネスオンラインに筆者が寄稿して以来、社会問題として大きく発展していった、クルド人少女のイジメ問題。その後、テレビ番組などの取材依頼が少女とその家族に来た。 両親 […]…
東京電力は、福島第一原発での廃炉作業に「特定技能」の外国人労働者を受け入れることを決めたという。4月18日、朝日新聞が報じた。 廃炉作業が難航する中、外国人労働者の投入を目指す東電だが、識者からは「外国人労働者の安全 […]…
3月22日、埼玉県川口市にある芝中央小学校でも卒業式が行われた。足取りは重く、それでも一歩、一歩、学校へ向かう少女の心境はいったい、いかほどであったであろうか。 少女はトルコ国籍クルド人である。両親とともに2歳で来日 […]…
渦中の東京福祉大、元教授が緊急記者会見 大量の留学生が行方不明となった東京福祉大学(東京都豊島区)。同大学の教授だった田嶋清一氏は4月10日に記者会見を開き、元総長である中島恒雄氏が「金儲け」のために留学生を大量に受け […]…
「弱いものいじめはだめ」「困っている人がいたら助けてあげて」私たちはそう言い聞かされて育ってきた。読者のあなたが親なら、今も子どもにこんな声をかけているはずだ。 迫害される民から目を背けた日本政府 では、私たちを代表 […]…
ドイツのDIYメーカーであるホルンバッハのCMが、アジア人女性への差別だとして批判に晒されている。CMでは、野良仕事をする中年のドイツ人男性が脱いだ下着がパッキングされ、自動販売機で販売される。それを購入したアジア人女 […]…
バーニー・サンダース上院議員が送り出した、29歳の元ウェイトレス、アレクサンドリア・オカシオ=コルテスのスピーチが話題を呼んでいる。最年少の女性下院議員となって以来、「AOC」の略称で知られる彼女は、世界でもっとも注目 […]…
「いまの世の中っぽさ」を象徴するNZの事件 ニュージーランド南島のクライストチャーチで起こったモスク銃撃事件から1週間がたった。 この事件が世界から注目を集めたのは、50人超という犠牲者の多さだけではあるまい。犯行の […]…
4月1日から、介護や宿泊業でも外国人実習生の受け入れを開始 国際貢献の一環として、開発途上国への技術移転を目的に1993年に始まった「外国人技能実習制度」。だが、現実には日本人の働き手が集まらない人手不足の業種において […]…
4月1日から新しい制度での外国人労働者の受け入れが始まる。「特定技能」という新しい在留資格が設けられ、一部の業種で単純労働が認められるようになったのだ。しかしこの制度には課題が山積しているという。 移住者と連帯する全 […]…
「外から聞こえる激励の声が唯一の楽しみ」と語る被収容者 3月1日、港区にある東京入管前で、収容されている外国人を支援するグループSYI(収容者友人有志一同)による入管抗議行動と、被収容者に対する激励行動が行われた。 […]…
「外から聞こえる激励の声が唯一の楽しみ」と語る被収容者 3月1日、港区にある東京入管前で、収容されている外国人を支援するグループSYI(収容者友人有志一同)による入管抗議行動と、被収容者に対する激励行動が行われた。 […]…
破産者マップ被害対策弁護団は3月20日、同弁護団のクラウドファンディングのページに、今後の弁護活動についての声明文を発表した。同時に、弁護団に頻繁に寄せられる質問への回答も掲載した。 破産者マップ自体は3月19日未明 […]…
3月12日の夜、緊急搬送が必要な収容者を救急車に乗せることを拒む東京入管についてのツイートが大きく拡散した。 その異常事態について、当サイトでは午前中配信記事で概要を報じたが、以前から収容者支援の活動を続け、当日も現 […]…
またしても東京入管で収容者の人権を踏みにじる事件 かねてから日本の入国管理局が外国人収容者を非人道的に扱っていることは問題視されていましたが、またしても、のっぴきならない事件が起こり、どうしてこんな国になってしまったん […]…
カナダで拘束中のファーウェイの孟晩舟被告の審議に合わせるかのように昨年12月に中国でスパイ容疑で拘束されたカナダ人2人の容疑が中国官製メディア『環球時報』で報じられた。 2014年11月1日に施行された反スパイ防止法 […]…
「今まで生きていて、いいことなんて何もなかった」 そう力なくつぶやくのは現在、東京入管に収容されているトルコ国籍クルド人のマズルム・ウチャルさん(22歳)。狭いアクリル板越しの面会室で、彼は少しずつ過去を語ってくれた。 […]…
元女性トラックドライバーとして「クルマ業界の女性観」を紹介した前回記事「元トラック運転手が語る、女性ドライバーが直面するセクハラの実情」(そちらを先にお読みいただくことをお勧めする)。予想通り多種多様な反応があった。 […]…
ついに「現代の奴隷制度を認める」法案が強行採決を経て成立してしまいました。そう、改正出入国管理・難民認定法(以下、入管法)です。 これで自分たちのことを「先進国」だと思っているのですから、ずいぶん恥ずかしいことになっ […]…