そして今回の「チェンジナウ」には、第1回「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン(KERING GENERATION AWARD X JAPAN)」で受賞者に選ばれたファーメンステーション(FERMENSTATION)、アンフィコ(amphico)、アルガルバイオ(algal bio)、そして同じく初開催された「ケリング・ジェネレーション・アワード・サウジアラビア(KERING GENERATION AWARD X SAUDI ARABIA)」の受賞3社も出展した。
「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、現地時間4月28日に米・ロサンゼルスで開幕したビヨンセ(Beyoncé)の新たなワールドツアー「Cowboy Carter & The Rodeo Chitlin’ Circuit Tour」の衣装デザインを担当した。2023年の「Renaissance World Tour」に続くタッグで、今回が2度目のコラボレーションとなる。
オープン時は、ストアのコンセプトに合った植物や花をテーマにした最新の2025年春夏コレクションに加え、絵描きのイズミダリー(Lee Izumida)を起用したブランド初のカプセルコレクションを先行発売する。「エデン(EDEN)」をテーマに、映画監督のデレク・ジャーマン(Derek Jarman)の自宅の庭から着想を得たイズミダによるポピーの花のイラストが、キャミソールドレス(5万5000円)やノースリーブトップス(3万3000円)、スラックスパンツ(3万9600円)を彩る。また、帽子ブランド「メゾンドリリス(LA MAISON DE LYLLIS)」とコラボレーションしたハット(3万3000円)もラインアップする。
「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。
同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。
「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。
同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。
今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といったアーティストとのコラボレーション作品を制作した。
2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。
一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。
2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。
一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。
ウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」は、「金子眼鏡」と初のコラボレーションとなるアイウエア(2型)を5月8日に発売する。今回はウェリントン型のサングラス/伊達眼鏡と、1980年代のビンテージのアーカイブに「アメリ」らしいエッセンスを加えたサングラスを展開する。どちらにもテンプル内側には“AMERI KANEKO”と“NO RULES FOR FASHION”のメッセージを刻印し、テンプルエンドには、「アメリ」オリジナルロゴが入っている。
ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。
ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。
マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。
マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。
「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。
「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。
ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は根強いファンが多い「アナ スイ(ANNA SUI)」がデザインを監修した「ジュレーム(JE LAIME)」が登場。ブランドの世界観を表現したパッケージデザインのほか、「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」で採用しているティーローズの香りも注目です!「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「スック(SUQQU)」のサマーコレクションもぜひチェックを。
カラーコスメは、韓国の人気コスメブランド「エチュード(ETUDE)」や「トゥークールフォースクール(TOO COOL FOR SCHOOL)」、「ルナ(LUNA)」などとコラボレーション。高機能と低価格を両立したトレンドアイテムが安価で手に入るので、Z世代の“試してみたい”という購買意欲を掻き立てる。
PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。
昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。
——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。
ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。
それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。
ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。
ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。
PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。
昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。
——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。
ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。
それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。
ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。
ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。
「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。
「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。