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Number_i神宮寺勇太が「ジバンシイ」の人気コレクターとパウダーのキャンペーンに登場

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は4月30日、ビューティアンバサダーであるNumber_iの神宮寺勇太を起用した“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”と“プリズム・リーブル・トラベル”のキャンペーンを公開する。

人気2商品の仕上がりを神宮寺勇太が体現

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”について神宮寺は、「自分の肌悩みやなりたい肌の印象に合わせて、色補正できる魔法の杖のようでした!ポイントポイントで細かく塗布できますし、手軽さも魅力ですね。僕はブルーとラベンダーがお気に入りです。はっきりと顔の明るさを強調したい時はブルー。優しい明るさをプラスしたい時はラベンダーと使い分けてます!顔の赤みが気になる日はグリーンも使いたいです」とコメントした。

また、“プリズム・リーブル・トラベル”についても「動画で胸ポケットから取り出したのですが、サイズ感が持ち運びしやすくて可愛いですよね!撮影の合間のメイク直しでも細かい部分に使えてぴったりでした。仕事で移動することが多いので、どこでも手軽に使えるのも嬉しいと思います。僕はNo.00と01がおすすめです。特にNo.01は青系の4色なので、清潔感の増した透明感をプラスできます」と話した。

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター” は、みずみずしいテクスチャーで溶けこむように肌になじみ、肌の色むらを自然に整えるフェイスカラー。滑らかな使用感で、気になる部分へのポイント使いから広範囲の塗布まで幅広く使えるのが特徴だ。4色フェイスパウダーの“プリズム・リーブル・トラベル” ブランドのロングセラーアイテム。4色パウダーがしっとりとした光沢をもたらしてくすみや毛穴を目立ちにくくさせるほか、ブランド独自のアトマイズ・テクノロジーにより微粒子パウダーが密着力と繊細な質感をもたらす。

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【2025年夏コスメ】「エトヴォス」からワントーンメイクに着目したサマーコレクションが登場

「エトヴォス(ETVOS)」は5月1日、軽やかでシンプルなワントーンメイクに着目したサマーコレクション“セレニティ ラグーン”を発売する。

リニューアルした美容液マルチパウダーや
紫外線をカットしながら毛穴をカバーできるアイテムが登場

同コレクションでは、美容液マルチパウダー“ミネラルマルチパウダー”(全6色うち限定2色、各2530円)をリニューアルして発売するほか、“ミネラルUVシルキーフィットプライマー”[SPF50・PA ++++](限定、4180円)、“ミネラルシルキーべール” [SPF20・PA ++](限定、3520円)をそろえる。

1つでアイシャドー、チーク、リップの役目を果たす“ミネラルマルチパウダー”は、進化した高オイルリッチ処方とマルチ使用ニーズに応えた新美容成分配合で登場。仕上がりの美しさやカラーバリエーションもリニューアルした。“ミネラルUVシルキーフィットプライマー”は、紫外線から肌を守りながら毛穴をなめらかにカバーする素肌に溶け込むような美容液下地だ。美容成分配合で敏感な肌にも心地よいスキンケア効果と、明るく艶やかなメイク効果を両立する。美しい肌とスキンケアの潤いをかなえる“ミネラルシルキーべール”からは、涼しげな印象のホワイトパッケージが登場。7種の美容成分配合でメイクをしているときでも肌を健やかに導く。

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LE SSERAFIM専属メイク担当が手掛けるコスメブランド「ピュット」誕生 コンセプトは“推し活現場”

化粧品の製造および販売を行うストーリーは、K-POPガールズグループのルセラフィム(LE SSERAFIM)専属メイクアップアーティストのダソム(WOOSUN)が手掛けるコスメブランド「ピュット(PYT)」をローンチする。6月6日に、メイクアイテム3品を発売。イセタン ミラー メイク&コスメティクスやロフト(LOFT)、プラザ(PLAZA)などで取り扱う。

“現場”から生まれたメイク品

第1弾はリップティント、リップグロス、グリッターの3つが登場する。“ゲンバリップ”(各1980円)は、ダソムの仕事「現場」とファンが足を運ぶコンサート会場の「現場」を掛け合わせたネーミングで、プロが現場で使いたくなるようなクオリティーと、推しの現場に付けていきたくなるかわいさを兼ね備えた。カラーは肌トーンを選ばない5色で、水分を26%配合した「水分膜テクスチャー」により、さらっとした付け心地と長時間持続するティント力を実現している。

“ゲンバリップグロス”(各1980円)は艶と保湿にこだわったリップグロスで、ステージ上でも輝くラメをぜいたくに配合。しっとりとしたテクスチャーと、やさしいプランピング効果でぷっくりと艶のある唇の印象に導く。

“ニンチグリッター”(各1980円)は、ステージで観客に美しく「認知」されるような輝きと、推しに「認知」されるほどの華やかさを放つグリッターライナーだ。シルバーホワイト、ピーチコーラル、シェルピンクの3色で、ラメの大きさや輝き方が異なる。

「ピュット」とは?

ブランドネームの「ピュット」は、デンマーク語で「気にしない」「大丈夫」という前向きな意味を持つ言葉から名付けた。ダソムのテクニックをセルフメイクに取り入れやすいよう設計したコスメラインだ。

ダソムは、ルセラフィムやトゥワイス(TWICE)のメイクアップアーティストとして活動。韓国・チョンダムドンにあるヘアメイクサロン「ウソン(WOOSUN)」に所属している。

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「セント マイケル」×「ネイバーフッド」 グラフィックTやシルバー925のリングなど

「セント マイケル(©︎SAINT MXXXXXX)」は5月3日、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」とのコラボアイテムを発売する。「セント マイケル」一部正規取扱店で販売する。

「ネイバーフッド」コラボ
Tシャツとアクセサリーの全7型

コラボアイテムは、グラフィックを施したTシャツ(4万2900円〜)や、「セント マイケル」では初となるシルバー925製のリング(17万6000円)、ネックレス(5万9400円)、キーホルダー(4万4000円)など全7型をラインアップする。

「セント マイケル」は、「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーと、アーティスト兼デザイナーのカリ・デウィット(Cali DeWitt)によるブランド。

「ネイバーフッド」は、滝沢伸介=クリエイティブ ディレクターが1994年に原宿で開始、メインラインに加え、キッズライン“ネイバーフッド ワンサード(NEIGHBORHOOD ONE THIRD)”や、植物をテーマとした“SRL”ラインなども手掛ける。

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世界のチェンジメーカーが集うサステナビリティサミットがパリで開催 ケリングが認めた日本のスタートアップも出展

地球の問題解決に取り組む世界のチェンジメーカーが集う大型サステナビリティサミット「チェンジナウ(ChangeNOW)」が4月24〜26日、フランス・パリのグランパレで開催された。2017年に同名の社会的企業がスタートした「チェンジナウ」は、今世紀の主要な環境的・社会的課題に対応する具体的な行動とソリューション(解決策)の展開を促進することを目指している。8回目を迎えた今回は、約400社がブースを出展し、総勢500人のスピーカーが登壇。カンファレンスやトークセッション、分野別のピッチに加え、ワークショップやミートアップ、アートの展示など充実したプログラムを用意し、盛り上がりを見せた。

今年は、パリ協定の採択から10周年という節目でもある。オープニングセレモニーに登壇したサンティアゴ・ルフェーブル(Santiago Lefebvre)=チェンジナウ創設者兼最高経営責任者(CEO)は、「10年前、この街で196カ国が地球温暖化を努力目標1.5度以内、そして目標2度以内に抑えるために集まった。パリ協定は気候変動対策の礎石であり、人類がどのように団結してグローバルな課題に立ち向かうことができるかの象徴でもある。そして私たちが決めたのはパリのレガシーを守ること、そして、それ以上に野心を行動に変えていこうということ。それこそが『チェンジナウ』の開催意義だ」とコメント。今回は世界78カ国からチェンジメーカーを迎えたといい、「『チェンジナウ』は行動であると同時につながりや架け橋でもある。出会い、創造し、会話を始め、新たな友人を作り、そしてそこから学ぼう」と呼びかけた。

また最終日は、学生から子連れのファミリーまで全ての人に持続可能な開発について考え学ぶ機会を提供するため、会場を一般開放。企業と求職者をつなぐ「インパクト・ジョブフェア」も実施した。さらに今回からの取り組みとして、会場近隣のセーヌ川沿いに海や水にまつわるアクティビティーやトークセッション、ソリューションの紹介などを行う入場無料の屋外展示スペース「ウォーター・オデッセイ」を設けたほか、会期前後を含めた日程でパリ市内のさまざまな会場でカンファレンスや上映会など30以上の独立イベントを開催する「チェンジナウ・プラネット・ウイーク」も始動。より開かれた形で、サステナビリティのムーブメントを推進している。

政治家やビジネスリーダーから活動家まで多彩なスピーカー

「チェンジナウ」の醍醐味の一つは、3日間朝から夕刻まで会場内に設けられた5つのステージと「ウォーター・オデッセイ」のステージで同時進行する100以上のカンファレンスやトークセッションだ。スピーカーは、ポリシーメーカーやビジネスリーダー、企業のCSRやサステナビリティ推進を担う責任者から、国連関係者、スタートアップ企業やNGOの代表、活動家まで実に幅広く、トピックも多岐にわたる。

今年は、パリ協定が採択されたCOP21で議長を務めたローラン・ファビウス(Laurent Fabius)や今年11月にブラジルで開催されるCOP30のCEOでもあるアナ・トニ(Ana Toni)=ブラジル環境・気候変動省気候変動担当副大臣、メアリー・ロビンソン(Mary Robinson)元アイルランド大統領、サステナビリティの推進とビジネスの成長を両立した経営手腕で知られるポール・ポールマン(Paul Poman)元ユニリーバ(UNILEVER)CEO、「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリング(KERING)のマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者、エコロジー思想家で平和運動家のサティシュ・クマール(Satish Kumar)、俳優のナタリー・ポートマン(Natalie Portman)らが登壇。それぞれの視点から現状の課題やより良い未来に向けた考えを語り、人気のプログラムには立ち見が出るほどだった。

日本版「ケリング・ジェネレーション・アワード」受賞者も初参加

ガラス屋根から自然光が差し込むグラン・パレの広々とした空間には、「エコシステムの促進」や「循環経済」「土壌と農業」「海洋と水」から「ファッション」「習慣の見直し」「エネルギー」「フード」「インパクトのためのAI」「モビリティー」まで18の分野に分かれて、企業のブースがずらりと並んだ。ファッション関連は今回、藻類や飲料・食品製造で発生する廃棄物を活用した代替素材、環境負荷の少ない顔料や染色技術、デッドストック生地や余剰素材の再販プラットフォームを手掛けるスタートアップ企業が中心となった。

そして今回の「チェンジナウ」には、第1回「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン(KERING GENERATION AWARD X JAPAN)」で受賞者に選ばれたファーメンステーション(FERMENSTATION)、アンフィコ(amphico)、アルガルバイオ(algal bio)、そして同じく初開催された「ケリング・ジェネレーション・アワード・サウジアラビア(KERING GENERATION AWARD X SAUDI ARABIA)」の受賞3社も出展した。

独自の発酵技術を有し、食品廃棄物などの未利用資源から機能性バイオ原料を生み出すファーメンステーションの酒井里奈・代表取締役は、初めて参加した「チェンジナウ」について「気候変動の課題に対する共通認識をベースに、これだけのソリューションが集まっている場所に来られた意味は大きい」とし、次のように語った。「弊社も『Bコープ』認証をとっているが、チェンジナウも同じく取得している。その空気を、イベントの事前準備からブースに紙が使われていたりフードコートに難民シェフによる店が入っていたりという会場作りに至るまで徹底して感じた。グローバルでいろんな展示会に訪れているけれど、地域やコミュニティーなど全方位的にソーシャルインパクトを残しているものは他に見たことがない。そして『Bコープ』取得の有無にかかわらず、マインドとしてサステナブルなビジネスに取り組みたいという人が集まっていて、トークセッションの締め括りも自分のアピールではなく、みんなで取り組もうという『Act now, Change now』の姿勢が見られる。そこに夢と希望を感じた」。

また同社は4月上旬に24年版のインパクト・リポートを出したばかりでもあり、トークセッションを聞く中で「今できていることだけでなく、何が課題かということも示すということが方向として間違っていないと実感できた」という。さらに「課題意識のある人が集まっているので、ブースで受ける質問もシャープ。アプリでボタンを押すだけで投資家に声をかけてアポを取れるシステムなどもあり、実際にやり取りができたことも面白かった」と振り返った。

「ケリング・ジェネレーション・アワード」のブースはファッションのエリアにあり、訪れたのはファッションやインテリアなどの実際に生地を扱うデザイナーや関係者が多かった。英国と日本に拠点を持ち、アウトドアアパレル用の機能性防湿防水テキスタイルを「PFAS(有機フッ素化合物)」を使わずに実現する技術や無水着色技術を有するアンフィコの亀井潤・創業者兼CEOは、「通常の素材見本市だとテキスタイルを買いに来てはいるが、必ずしもサステナブルなものを求めているわけではないので、来る人が前提としてサステナブルな素材を探しているというのが良かった」と述べた。「内装用として使えるか?」や「天然繊維で実現できるか?」などの質問を受けたり、協業の可能性も含めて他の参加企業とも交流したりもしたといい、今後の広がりが期待できそうだ。

一方、東京大学の20年以上にわたる研究をベースにした微細藻類の育種、量産、培養技術を有し、化粧品やサプリメントからインク素材まで幅広く持続可能な素材や商品開発を行うアルガルバイオは、ブースで自然の色素を持つ藻類の粉末を色材として使用したカラフルなタイルや漆塗りの木魚などを展示。小田康太郎レッドバイオ事業部グループリーダーは、「ファッションやビューティに興味のある方に加え、インテリアのデザイナーやアーティスト、ギャラリストもブースに来られたが、ベースとしてサステナビリティに対する意識が高い。説明を行う中で(微細藻類による)CO2固定の話などをすると反応が変わり、ソリューションとして受け入れられやすい土壌があると感じた」という。

さらに「『チェンジナウ』は参加者同士のコミュニケーションが活発で、ワークショップやミーティングなど距離感が近い。VC(ベンチャーキャピタル)を中心に、日本と比べて興味を持ってくれる人が多いという感触もあった。同じ藻類を扱っていたり循環経済に取り組んだりしている企業との話も弾んだので、ここでの出合いをきっかけにつながり、次のステップのためのオンラインミーティングなども組んでいきたい」とコメント。「ケリング・ジェネレーション・アワード」を通して踏み出したファッション&ビューティ分野や、アート&デザイン系のコラボレーションなども含め、「藻類技術のアプリケーションをさまざまな産業に広げていきたい」と先を見据える。

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「ミルクタッチ」から唇にふわっと密着する“クリームチーズリップ” 桃に着想した全8色

韓国のコスメブランド「ミルクタッチ(MILKTOUCH)」は6月20日、“クリームチーズ”のような塗り心地のマットリップティント“スプレッドフィットブラーティント”(全8色、各1969円)を発売する。公式オンラインストアや楽天市場、アマゾン(AMAZON)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)などで取り扱う。5月1日から先行販売を行う。

唇をふんわり彩るピーチカラー全8色

“スプレッドフィットブラーティント”は、高密度パウダーと柔らかジェルのバランスにこだわった新感触のマットリップティント。クリームチーズのように濃密でなめらかな塗り心地で唇に密着し、鏡がなくてもムラなくなじませることができる。また、清涼成分メントングリセリンアセタールによる自然なプランピング効果で、フィルターをかけたようなふっくらとハリのある唇へと導く。

カラーのラインアップは、ヨーロッパで愛される平らな形の桃“ドーナツピーチ”に着想した全8色。自然にぼかしたようなマットな色味で、繊細な桃のニュアンスを楽しめる。

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「MCM」からアニマルキャラクターたちを香りで表現した新作フレグランスが登場

ドイツ発のファッションブランド「MCM」は、アニマルキャラクターを香りで表現した新たなフレグランスコレクションを発売した。「MCM」直営店舗および公式オンラインストアで数量限定販売中だ。

キャラクターを香りで表現した個性豊かなコレクション

同コレクションは、“マイティ ベア”や“ダーリング ドキシー”などのユニークで遊び心あふれるアニマルキャラクターたちをボトルに飾り、香りと共に個性を表現した。

力強さとしなやかさを象徴する“マイティ ベア オードパルファム”(100mL、2万2440円)は、ベルモットやバニラ、サンダルウッドが織りなす重厚な香りが特徴。愛らしさを体現した“ジョリー ラビット オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、オレンジ、ネロリ、ベチバーが調和する元気な香りで、遊び心と個性を香りで表現した。“チャーミング パップ オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、ローズとシダーウッド、ベチバーの香りに包まれ、特徴的なポーズが華を添える。友情と忠誠心を表した“ダーリング ドキシー オーデパルファム”(100mL、2万2440円)は、イランイラン、サンダルウッド、カモミールを調合し、優しく心を癒す香りが広がる。

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「アンリアレイジ」がビヨンセの最新ツアー衣装を手掛ける 変幻自在のLEDドレスで圧巻の演出

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、現地時間4月28日に米・ロサンゼルスで開幕したビヨンセ(Beyoncé)の新たなワールドツアー「Cowboy Carter & The Rodeo Chitlin’ Circuit Tour」の衣装デザインを担当した。2023年の「Renaissance World Tour」に続くタッグで、今回が2度目のコラボレーションとなる。

衣装の制作は、3月に発表された「アンリアレイジ」2025-26年秋冬コレクション「SCREEN」のルックがきっかけとなり、ビヨンセ側からの直接オファーで実現した。森永邦彦率いる「アンリアレイジ」チームは日本とロサンゼルスを往復しながら、オリジナルの衣装を開発。ステージで披露されたドレスは、“液晶のように表情を変える”布地「LED TEXTILE」を採用したクリノリン入りの一着だ。

このドレスは、楽曲「DAUGHTER」に合わせてプログラムされており、赤のタータンチェック柄から半身が青のチェックへ、さらに真紅のスパンコール、黒一色のロンプルイユ風レース模様へと、次々に変化していく。その後、ゴールドの輝きを放つスパンコールドレスから、アメリカ国旗を想起させる赤・白・青のノイズパターン、そして白黒へのステンドグラス模様のグラフィックが現れ、フィナーレでは、ステンドグラスの光が星々の爆発のように広がり、やがて宇宙の闇へと溶け込む。その闇から再び光が降り注ぎ、ドレスがまばゆい輝きをまとって完成するという、壮大な演出が展開される

テクノロジー面では、「アンリアレイジ」とクリエイティブカンパニー「MPLUSPLUS(エムプラスプラス)」による共同開発素材「LED TEXTILE」を使用。1着のドレスに約3万5000個のフルカラーLEDを搭載し、無線制御システムや映像設計もMPLUSPLUSが担った。さらに、黒のドレス表現には、京セラドキュメントソリューションズの次世代プリント技術「FOREARTH(フォレアス)」を採用。顔料インクジェット方式により、染料を用いず、水の使用量を99.98%削減したサステナブルな生産工程を実現。基布には、繊維メーカー・シキボウが開発した高機能素材「AZEK®」を採用。古代建築「校倉(あぜくら)構造」に着想を得た同素材は、光の透過性を活かして、布地そのものを映像スクリーン化することを可能にしている。

なお、ツアー初日を迎えるにあたり、森永を含む「アンリアレイジ」およびMPLUSPLUSのチームはロサンゼルスのSoFiスタジアムで最終の現地調整を実施。ツアー中は、両チームがスタッフの一員として全32公演に帯同し、ビヨンセのステージ演出を支える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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「キス トリーツ」からタイダイ柄のグラフィックTシャツが登場 スペシャルドリンクの限定フレーバーも

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ デスティネーション”と題し、タイダイ柄のグラフィックTシャツ3種と限定メニューを発売した。「キス トリーツ」全店舗で取り扱い中だ。

楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」をプリントしたTシャツ

Tシャツは、トロピカル、シーサイドと砂漠をテーマにした楽園のようなロケーションに構える「キス トリーツ」の店舗をイメージしたイラストをプリントした。

ミルクシェイクベースのフルーティーな限定シェイクも

4月26日〜5月11日の期間限定で登場する限定メニューは、スペシャルドリンク“ザ チラー”(全3種、各1210円)の新フレーバー3種。“ザ チラー”ミルクシェイクをベースに、フルーティーなスラッシュを重ねた2層仕立てのフローズンハイブリッドドリンクだ。

今回登場するTシャツの各テーマとカラーから着想を得て、それぞれブルーベリーやストロベリー、抹茶をブレンドしたミルクシェイクにレモネードスラッシュを重ね、仕上げにフルーツガニッシュを添える。

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ひろゆき&AKB48グループら総勢44人が集結、「UP-T」新CM発表

丸井織物の運営するオリジナルTシャツの制作プラットフォーム「UP-T」は4月30日、新CMを発表した。西村博之(ひろゆき)とAKB48グループのAKB48、SKE48、NMB48、佐久間宣行のプロデュースするラフ×ラフのメンバー総勢45人をイメージキャラクターに起用。都内で行った発表会にもCMのイメージキャラクター44人が駆けつけた。丸井織物の宮本智行・代表取締役副社長は「すでに米国でも販売を開始しており、今後は海外展開も強化する」という。

「UP-T」は、Tシャツやパーカ、スマホケースをオンデマンドで制作できる日本最大級のECサイト。誰でもデータをアップすればオリジナルで1枚・1着からアイテムを制作でき、作ったアイテムを販売もできる。

丸井織物は国内で1100台の織機を稼働させる日本最大級のテキスタイルメーカー。「UP-T」は宮本副社長がスタートした新事業の一つで、石川県内の自社工場内にTシャツプリント機を設置し、ECサイトの開発・運営からTシャツ生産、販売、発送までを行っている。

丸井織物とひろゆきのタッグはこの「UP-T」に加え、アラミド繊維を100%使った7万円の高級パーカでもコラボレーションしている。

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「アフタヌーンティー・リビング」×「サーティーワン」 人気フレーバーを描いた夏にぴったりなアイテムが登場

「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は5月28日、アイスクリーム専門店「サーティーワンアイスクリーム」との初のコラボレーションアイテムを発売する。「アフタヌーンティー・リビング」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

人気フレーバーを書き下ろしたアイテムが登場
プレゼントキャンペーンも開催

同コラボでは、 “ポッピングシャワー”や“ラブポーションサーティーワン”などの人気フレーバーを「アフタヌーンティー・リビング」らしいオリジナルアートで描き下ろした。イラストを施したクリアボトルや接触冷感素材のクッションなど夏にぴったりなアイテムをそろえる。

また、アフタヌーンティー公式Xアカウントのフォローと該当投稿のリポストをすると抽選で31人にコラボレーションアイテムの“クールクッション”が当たるキャンペーンも実施する。

さらに5月28日から、「アフタヌーンティー・ホーム&リビング」ららぽーとTOKYO-BAYと「アフタヌーンティー・リビング」ルクア大阪店、ミナモア広島店の3店舗では、フォトスポットが登場し、写真撮影も楽しめる。

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グラニフの台湾店が好調発進、初月の売上高5500万円

グラニフの台湾の台北市にオープンした大型ショッピングモール「ららぽーと 台北南港」が絶好調だ。同館開業日の3月20日に約100坪(約300㎡)でオープンし、初月の売上高が5500万円になった。計画比で3倍増と当初の計画を大幅に超えた。村田昭彦社長は「台湾は、今後の海外展開の重要なテストマーケティングの拠点と位置づけている。(好調を受け)今後も台湾を始めとした海外出店を加速する」とコメントした。

グラニフによると、「ららぽーと 台北南港」の衣料品カテゴリーの中でもナンバーワン(3月20日〜4月19日)だったという。品揃えはアパレルと雑貨が8:2で、国内とほぼ同じ。同社のオリジナルキャラクターから人気の有力キャラクターまで多彩なグラフィックのアイテムを、Tシャツやパーカーといったアパレル、シューズやキャップなどの雑貨まで幅広いアイテムで展開していることで人気を集めた。

グラニフは東京・原宿の旗艦店(約130坪=約430㎡)を筆頭に、店舗の大型化を進めてきた。コロナ前に20〜30坪(約66〜100㎡)が中心だった店舗面積は、スクラップ&ビルドで50〜100坪(約165〜330㎡)に拡大している。「ららぽーと 台北南港」も100坪で、国内を含めても大型店の一つになる。

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「ミューラル」の新拠点が南青山に 「ブランドのさまざまな花を育てる場所にしたい」

村松祐輔と関口愛弓が手掛ける「ミューラル(MURRAL)」が5月12日、「サロン ド ミューラル 南青山(Salon de MURRAL Minamiaoyama)」をオープンする。代官山で月に1回開催していた予約制ワークショップスペースを移転し、新たに完全予約制の店舗として構えた。

花を手にするトキメキとブランドの根源にある二面性をデザイン

ストアのコンセプトは「花屋」。村松デザイナーは、「僕自身、家に飾る花をよく買う。何か美しいものを求める時、人は自分に精神的な力を込めたいという思うからではないか。新店舗は、そんな花のように豊かできらびやかなものを日常に提供できる場にしたい」と語る。そこで「ブーケを受け取る感覚をデザインのヒントにした」。店内は白を基調に、「ミューラル」のために時間を設けてくれた客をゆったりもてなす客間をイメージ。角を丸く仕上げた中央の白い什器や、シンプルなシルバーラインのハンガーラックなど、ブランドが大切にする“有機質と無機質”や“直線と曲線”“柔らかさと硬さ”といった二面性を、空間の随所に落とし込んだ。さらに、コレクションの着想源や制作過程の展示など、モノ作りのストーリーも体感できる。

「南青山の閑静な雰囲気が新しい空間の一部になる」

店舗はあえて看板を持たない。場所は、六本木通りに程近い骨董通り沿いに位置。都心の中心にありながらも閑静なエリアで、店内から遠目に望む根津美術館の竹林のグリーンが白い空間を引き立てている。それほど、村松デザイナーはこのエリアとこの場所にこだわったという。「名の知れたファッションやアート、カフェの店が連なる通りでも、駅から離れた静けさもある。時には子連れのファミリーが通りがかり、子どもたちの声も聞こえて生活感も感じられる。この雰囲気がブランドの新たな空間に一部になる」と場所を決めた。

また「店自体も花のようでありたい」とサロンとしての新たな思いも語る。「他ジャンルのアーティストやクリエイターの作品も展示するギャラリーなど、ブランドの世界観や強みを研ぎ澄ませていくスペースを設ける。『ミューラル』だから体験できることを常に提案したい。種から始まり、いろんな活動や出会いを経て、さまざまなブランドの花を咲かせられるように。つぼみが開くまでどんな花になるかわからないし、時には咲かない花もある。ここを拠点にブランドの幅広い挑戦をつなげていきたい」。

オープン時は、ストアのコンセプトに合った植物や花をテーマにした最新の2025年春夏コレクションに加え、絵描きのイズミダリー(Lee Izumida)を起用したブランド初のカプセルコレクションを先行発売する。「エデン(EDEN)」をテーマに、映画監督のデレク・ジャーマン(Derek Jarman)の自宅の庭から着想を得たイズミダによるポピーの花のイラストが、キャミソールドレス(5万5000円)やノースリーブトップス(3万3000円)、スラックスパンツ(3万9600円)を彩る。また、帽子ブランド「メゾンドリリス(LA MAISON DE LYLLIS)」とコラボレーションしたハット(3万3000円)もラインアップする。

◼️サロン ド ミューラル 南青山
オープン日:5月12日
住所:東京都港区南青山6-7-1 タウンハウス南青山1F
営業時間:10:00〜19:00(完全予約制)
※月2回営業する土日の週末は13〜17時に限り、予約なしで入店可

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「サカイ」から「ナイキ」コラボスニーカーと花井祐介によるスカルプチャーが販売

「サカイ(SACAI)」は5月9日、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“ナイキ × サカイ ゼガマドーム(NIKE x sacai Zegamadome)”(全3色、各2万5080円)を、「サカイ」青山と公式オンラインストアの抽選サイトで、数量限定で発売する。

さらに同日、昨年発売した「ナイキ」とのコラボレーションアパレルに着想したイラストレーター花井祐介とのスカルプチャー“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ(Nike sacai Sculpture by Yusuke Hanai)”(全3色、各18万1500円)も登場。「サカイ」公式オンラインストアで先着で発売する。

両アイテムの購入方法の詳細は、「サカイ」公式サイトから確認できる。

「ナイキ」の代表的な2シューズに「サカイ」の要素を融合

アッパーは「ナイキ」のトレイルランニングシューズ“ゼガマ(Zegama)”をベースに、メッシュ、スエード、レザーの異なる要素を組み合わせ、アウトソールにはハイキングブーツの”ラバドーム(Lava Dome)“から着想を得たデザインを採用した。ミッドソールにはズームエックスを、底面にはヴィブラム(VIBRAM)のソールを用いることで、ミニマルなフォルムでありながらも機能性と耐久性を備えた一足に仕上げた。

シューズ側面には“ナイキ × サカイ”の象徴のダブルスウッシュを、シュータンにはロゴをプリントあしらった。カラーは、“ブラック/アンスラサイト-ブラック”、“サミット ホワイト/ホワイト-ホワイト”、“マット シルバー/ツアー イエロー-ブラック”の全3色をラインアップする。

日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合

“ナイキ サカイ スカルプチャー バイ ユウスケ ハナイ”は、花井が考えた“つまずいて転んで、もう無理だと思ってもそこにいる誰かのおかげでまた一歩を踏み出せる”というストーリーからメッセージを落とし込んだデザインとなっている。カラーはブラック、グレー、ホワイトの全3色で展開する。

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「ファミリア」が「コンバース」と再びコラボ 青い“ファミリアチェック”の“オールスター”

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「コンバース(CONVERSE)」との第2弾コラボスニーカーを発売する。5月7日10時から「ファミリア」公式オンラインで販売する。

「コンバース」コラボ
キッズとベビーサイズも制作

コラボスニーカーは、「コンバース」を代表する“オールスター(ALL STAR)”に、「ファミリア」を象徴する“ファミリアチェック”柄をまとわせ、青を基調としたデザインに仕上げた。ラインアップは大人サイズ(2万2000円)に加え、ハイカットモデルのキッズサイズ(1万5400円)、ゴムのシューレースを用いたベビーサイズ(1万3200円)で、インソールには、両ブランドネームを並べた。

両ブランドは2024年11月に初コラボ、赤い“ファミリアチェック”の“オールスター”を制作している。

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BeReal CEOエメリック・ロフェが来日 関西コレクションのメディアパートナーとして参加

2020年にフランスで生まれたBeReal(ビーリアル)は、ユーザーの8割以上がZ世代であり、昨年6月にゲーム会社Voodooに買収された。現在CEOとして舵を切るのは、VoodooでSNS関連サービスをけん引してきたエメリック・ロフェ(Aymeric Roffe)だ。3月にファッションイベント、KANSAI COLLECTION 2025 SPRING & SUMMERとのパートナーシップを結び、更なる日本市場での強化を目的に初の来日を果たしたエメリックCEOに話を聞いた。

PROFILE: エメリック・ロフェ/BeReal CEO

エメリック・ロフェ/BeReal CEO
PROFILE: 幼少期からテクノロジーに関心を持ち、14才の時にプログラミングを学び始める。Voodooの子会社Wizzを立ち上げた。2024年6月にVoodooが買収したBeRealの新CEOに就任

WWD:昨年CEOに就任して以来、ユーザー数や広告機能についてどのような変化が見られたか

エメリック・ロフェCEO(以下、エメリック):昨年は日本でのユーザー数が40%増と大きく伸びた。また、昨年7月に新たに追加した広告機能は、予想を超えるほどの需要があった。特に良い広告パフォーマンスが得られたのは、Z世代向けにリーチしたいという広告主だ。ファッションやコスメ、そしてゲームなどのエンタメ、アルバイト募集なども含まれる。現在のユーザーの83%はZ世代だが、徐々にユーザーの年齢幅は広がっている。美容やスポーツアパレル、エンターテインメント分野は、グローバルとして今後も特に注力したい分野だ。

特にランダムな時間に通知が届き投稿するBeRealでは、時にすっぴんの姿やおしゃれをしていないタイミングに投稿をしなければいけないことも多い。その点において、昨今のファッションやビューティー業界では、“ありのままの美しさ”に注目していることを考えると、非常に相性が良いと考えている。

WWD:今回の市場調査ではどのような収穫が得られたか。

エメリック:今回は主に高校生、大学生のユーザーに話を聞いた。大前提として、日本のユーザーはエンゲージメントがとても高い。通知の時に写真を撮るだけではなく、その時以外でもたくさん撮影をしていることが分かっている。そして世界的に見てセルフィーを撮影する人はすごく多いが、特に日本のユーザーは友達などとグループショットを撮っている印象を受けた。またメモリー機能を使用し、これまでに自分が投稿した写真をよく見返している。また印象的だったのは、日本のユーザーがすごくクリエイティブにBeRealを使用している点だ。フロントカメラとバックカメラ、それぞれが起動する間には1秒ほどの時間があるが、その1秒の間に色々な工夫を加えていることがわかった。

WWD:3月には、KANSAI COLLECTION 2025 SPRING & SUMMERとBeRealのパートナーシップを発表した

エメリック:グローバル全体で見て、BeRealとイベントのコラボレーションは非常に相性が良いと考えている。KANSAI COLLECTIONではイベント中に12分間のBeRealステージを作り、Z世代に支持されるインフルエンサーらがランウエイを歩いた。彼女達には、BeRealらしく“ありのまま”の姿を見せるため、私服を着用してもらった。そしてアジア領域一体でBeRealの通知は同時に行われているが、ランウエイ中にBeRealの通知が届いたのだ。その瞬間、たくさんの来場者がBeRealで撮影をし、投稿を行った。とてつもない熱狂が起きた瞬間だった。こんなにも多くのユーザーが同時に撮影をしているのを目の当たりにでき、これまでにない手応えを感じられた。今後もKANSAI COLLECTIONとのパートナーシップは継続していく予定だ。

WWD:今後、Voodoo傘下のゲームとBeRealでの直接的な連携を行う予定はあるのか?

エメリック:現時点では予定していない。Voodooのサービスとの直接的な連携を行うというよりも、Voodooが10 年以上培ってきた開発やスケール、マネタイズなどの知見をシェアしていきたいと考えている。

WWD:今後の目標とは?

エメリック:主に3つある。1つはプロダクトの改良、改善。それによってユーザーのエンゲージメントを高め、ユーザーがBeRealをもっと楽しめるように注力したい。2つ目はユーザーの更なるグロース。一般ユーザーだけではなく、ブランドや著名人などの公式アカウントを増やし、彼らのファンコミュニティー層をBeRealに引き込んでいきたいと考えている。そして3つ目は広告機能。より使いやすく、手が届きやすい広告システムへと改善していけるよう努めていく。

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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発酵スキンケア「ソフィスタンス」が米国進出 日本に伝わる“発酵療法”を啓蒙するイベントをNYで開催

日本発の発酵スキンケアブランド「ソフィスタンス(SOPHISTANCE)」はこのほど、米国に進出し、EC販売を開始した。米国三井物産(本社ニューヨーク)と販売代理店契約を結び、同社が手掛ける日本発スキンケアブランドをセレクトするECプラットフォーム「シコウ ビューティ(SHIKO BEAUTY)」で取り扱う。またニューヨークで開催した発売イベントでは、マンハッタンにあるギャラリー兼レストラン「ザ ギャラリー バイ オードー(THE GALLERY BY ODO)」で製品の主成分である“柚子”を堪能する懐石料理をゲストに振る舞い、日本の発酵文化やブランドの起源を食とともに啓蒙した。

同ブランドは、圧搾法でじっくり抽出された柚子エキスを主成分とし、さらに200年の歴史を誇る蔵元の杜氏(とうじ)職人の伝統発酵技法によって5年熟成したコメヌカ発酵液と美肌菌(皮膚常在菌)ケアの技術を組み合わせた、独自の“美活菌発酵液”を全製品に配合しているのが特徴。日本古来の発酵技術と自然療法を融合し、肌の皮膚常在菌のバランスを整えることで肌本来の再生力を促進するホリスティックな製品群を展開する。

日本市場では敏感肌、乾燥肌、脂性肌など肌質別の展開を特徴とするが、米国では現地の需要に合わせてエイジングケアに特化した製品を全面に押し出し、保湿美容液の“フローレス”(120mL、195ドル=約2万7000円)、乳液の“グロウ”(80g、180ドル)=約2万5000円、クリームの“ユナイト” (50g、180ドル=約2万5000円)、アイクリームの“インテンシブ”(15g、150ドル=約2万1000円)の4品を発売。米国でも昨今注目されるマイクロバイオームケアで敏感肌にもアプローチするラグジュアリースキンケアブランドとして打ち出す。

日本の美学、“調和”を世界に発信していく

ブランド誕生のきっかけは、作家兼脚本家としても活躍する河原れん=創業者が自身が手掛けた浮世絵師、葛飾北斎の伝記映画「HOKUSAI」の脚本を描く過程で、北斎が細かく切り刻んだ柚子を日本酒と煮詰めた自家製の薬で病を治したという記述を古文書に発見したことだった。自ら試作し肌に塗布してみたところ、長年悩まされていたニキビ肌に効果を感じたことから製品開発に至ったという。河原=創業者はブランドへの思いについて、「発酵液の効能を偶然発見したのが始まり。さらに知識を深めていくうちに肌の健康には善玉菌だけでなく悪玉菌の両方が必要であることを知り、肌の上でさえ“陰陽が調和・共存して生きる”という東洋哲学が通ずるのだと衝撃を受けた。化粧品という媒介を通して、日本の哲学や先人たちの叡智を世界に伝えていきたいという思いが根底にある」と明かし、また「世界に発信していく出発点として、ニューヨークが最もふさわしい場所だと思った」ことから今回の場所を選んだという。

「シコウ ビューティ」のマクギバン美登利マネージングディレクターは今回の提携について、「韓国ビューティの台頭から米国でもスキンケアに対する多様化が進み、Jビューティへの需要が確実に高まっている。『ソフィスタンス』は日本独自の発酵技術にレチノールなどモダンなスキンケア成分を組み合わせており、今の米国市場で勝負できるブランドだと確信している」と期待を寄せた。

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【スナップ】富永愛、アニャ・テイラー=ジョイらが来場 「ティファニー」がメトロポリタン美術館でイベントを開催

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。

同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。

来場者スナップ

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【スナップ】富永愛、アニャ・テイラー=ジョイらが来場 「ティファニー」がメトロポリタン美術館でイベントを開催

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクションの最新作“ブルーブック2025:シー オブ ワンダー”の発売を記念してイベントを開催した。会場には、アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor Joy)やカミーユ・コッタン(Camille Cottin)、日本からは富永愛が来場し、“ブルー ブック2025”の発表を祝福した。

同イベントは、創造性とクラフツマンシップの象徴であるメトロポリタン美術館で開催。昨年同館に収蔵された“ガーデン・ランドスケープ”は、アグネス・F・ノースロップ(Agnes F Northrop)がルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)のためにデザインした作品で、記念すべき一夜に美しい詩的な印象を添えた。

来場者スナップ

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言Vol.2  「海外コスメブランド短観」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

空前の訪日客消費に沸いているのは化粧品業界も同様。とはいえ市場を見てみると、相変わらず元気がいいのはハイファッションコスメと韓国コスメ。日本のコスメブランドには何が足りていない? ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が今回話を伺うのは、小売りの現場に長らく携わってきた小木充氏。現在はニュースケープ代表も務めるその独自目線から、5回にわたって提言をいただく。

――:3月、東京・代官山に「ノンフィクション(NONFICTION)」が日本初の路面店をオープンしましたが、まさかあの場所にあの規模感で出してくるとは思っていなかったので驚きました。

小木充(以下、小木):「タンバリンズ(TAMBURINS)」と同じ発想ですよね。「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」というアイウエアブランドを元金融マンのCEOが2011年に立ち上げ、売り上げが3桁ぐらいに乗ってきた時に「タンバリンズ」を17年にスタート。そしてハンドクリーム、フェイスクリーム、化粧水、フレグランスの4アイテムで韓国のカロスキル(新沙洞街路樹通り)に2階建ての旗艦店をオープン。CEOによると、既存の化粧品業界は製品は頑張っているけれど、世界観を表現できているブランドが少ないので、まだまだ商機はあると思っていたそうです。

――:韓国発フレグランスブランド「ボーン トゥ スタンドアウト(BORNTOSTANDOUT)」の創業者にインタビューした時も同様の印象を受けました。フレグランスコレクターの元金融マンは、ラグジュアリーフレグランスの自国ブランド立ち上げと自国の現代アーティスト支援にこだわっていて、漢南洞(ハンナムドン)にまるでアートギャラリーのような旗艦店をオープンしました。

小木:「タンバリンズ」青山店ができた時も行列でしたが、それは世界観への共感だと思いますね。あれが欲しいこれが欲しいというよりも、そこの世界観で何か欲しいと思わせる買い方になっている。ただこれらのブランドが “デパコス”として旗艦店のような面積で展開できるかといったら、百貨店の常識からはかけ離れているので難しいでしょう。

――:百貨店の常識は坪効率だから。

小木:そう、そこには余白がない。今は円安だからいいけれど、金利が当然上がり、日本での買い物のメリットがなくなったときには、訪日客にしてみれば自国に全てあるわけで。インバウンド需要減少の対応策は必須です。3月に上海を視察してきたんですが、あらゆる店舗に人が本当にいない。定点観測してもいない。10店舗回って6人ほどの来店客がいたのが唯一「エルメス(HERMES)」のみ。“バーキン”しかり“ケリー”しかり、本当に欲しいものがあるから。中国は24年上半期で百貨店13店舗を閉鎖しています。バブル崩壊のうえ、7〜8割がEC購入という背景からですね。

――:打開策として考えられることは?

小木:一つは、3月に大規模改装した「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のようにドラッグ〜バラエティ〜デパコスを横断して買い物体験ができる業態。もう一つは、現在世界で約3000店舗と言われる「セフォラ(SEPHORA)」。1999年に日本に上陸した当時は、消費者がセルフ業態に慣れていなかったのでなかなかフィットせず、わずか2年で撤退しましたが、今の時代だったらうまくいく可能性もあるかと。

――:同時期にオープンして撤退した英国の「ブーツ(BOOTS)」も併せて、今こそ入ってきてほしいですね。百貨店とドラッグストアの間を埋めてくれるショップとして若者のニーズは高いように思います。

小木:当時の日本への参入障壁とはだいぶ変わっているだろうし。セフォラが入ることで、ラグジュアリーが中心にはなるけれど、化粧品業界が盛り上がりますよね。3000店舗あるということは日本にあってもおかしくない。ところでセフォラに入っているクリーンビューティブランドで、個人的にずっと注目しているのが「タタハーパー(TATA HERPER)」と「イリア(ILIA)」。前者はコロンビア出身の夫婦が米国バーモント州に移り住んで2010年に創業し、22年にアモーレパシフィックが買収。後者はカナダ・バンクーバー出身の女性が11年に創業し、クラランス創業家が22年に買収しています。どちらも高価格帯だけど、欧米で人気。しかも資本がついたので、日本の百貨店売り場の一角をこういうインディーズから始まったブランドが担っていったら面白いと思う。

――:今後も増えていくクチュールコスメは服飾品と一緒に派手に展開してもらって、こういうニューフェイスはニューフェイスで固めてくれればすごく楽しい売り場になると思いますね。秋にはいよいよ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のコスメも誕生するので、ぜひそれを機に。

小木:僕もそう思っていて、新たに目が出てきそうな資本がついたブランドを入れるというのが僕の予想図。アメリカのベンチャー系ブランドにとって、セフォラで成功するというのが一つのルート。ここで失敗すると返品・買収・民事再生などブランドがスクラップされるというのがこの10年の流れですが、この2つはそれを乗り切った。こういうブランドがさらに資本をつけて日本に上陸するというのは、いろんな意味で業界を活性化すると思う。日本でも信念を持って、哲学を持って、いろんな業界のバックグラウンドがあって、化粧品業界を俯瞰した際に、自社ならではの特徴やAI的な発想で新たなマーケット開拓にチャレンジするブランドが出てきて欲しいですね。

――:そのためには小売り業界の変化も必要です。今はどこもこじんまりした感じが拭えません。

小木:僕が伊勢丹に勤めていた時代は2カ月に1回くらいのペースで海外出張に行かせてもらっていたけれど、今は百貨店の部長もバイヤーもほとんど行っていないようです。首脳陣から見たら、化粧品は全て効率だけの話。何が売れてどうするのが効率がいいのか? 僕の時代もそういう節はあったけれど、例えば1〜2店舗くらいしかなかった「ロクシタン(L'OCCITANE)」や「ラッシュ(LUSH)」に火をつけたのはBPQC(現ビューティアポセカリー)だったと思っています。お客さまの本音を具現化したいと思ってやっていたので。とはいえ、今の効率重視の売り場作りをドラスティックに変えるのは難しい。変えられないまま円高に振れてくると訪日客分がマイナスになる。そうなると増えたものがシュリンクし始めるので、余計に今のブランドでせめぎ合いが起こり始め、参入障壁はより高くなるでしょうね。遠い先は分からないけれど。今、ファッションのハイブランド品がかなり高額になっていて売れにくくなってきている。中国では前年比2桁マイナスと言われていて、これが化粧品にもくるんじゃないかと思う。訪日客を除いた売り上げは落ちているだろうし、この3年で内外価格差はなくなると想定されるから、3年後を見据えて日本の消費者に対してどうするか、今から考えておくことが喫緊の課題ですね。

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言Vol.2  「海外コスメブランド短観」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

空前の訪日客消費に沸いているのは化粧品業界も同様。とはいえ市場を見てみると、相変わらず元気がいいのはハイファッションコスメと韓国コスメ。日本のコスメブランドには何が足りていない? ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が今回話を伺うのは、小売りの現場に長らく携わってきた小木充氏。現在はニュースケープ代表も務めるその独自目線から、5回にわたって提言をいただく。

――:3月、東京・代官山に「ノンフィクション(NONFICTION)」が日本初の路面店をオープンしましたが、まさかあの場所にあの規模感で出してくるとは思っていなかったので驚きました。

小木充(以下、小木):「タンバリンズ(TAMBURINS)」と同じ発想ですよね。「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」というアイウエアブランドを元金融マンのCEOが2011年に立ち上げ、売り上げが3桁ぐらいに乗ってきた時に「タンバリンズ」を17年にスタート。そしてハンドクリーム、フェイスクリーム、化粧水、フレグランスの4アイテムで韓国のカロスキル(新沙洞街路樹通り)に2階建ての旗艦店をオープン。CEOによると、既存の化粧品業界は製品は頑張っているけれど、世界観を表現できているブランドが少ないので、まだまだ商機はあると思っていたそうです。

――:韓国発フレグランスブランド「ボーン トゥ スタンドアウト(BORNTOSTANDOUT)」の創業者にインタビューした時も同様の印象を受けました。フレグランスコレクターの元金融マンは、ラグジュアリーフレグランスの自国ブランド立ち上げと自国の現代アーティスト支援にこだわっていて、漢南洞(ハンナムドン)にまるでアートギャラリーのような旗艦店をオープンしました。

小木:「タンバリンズ」青山店ができた時も行列でしたが、それは世界観への共感だと思いますね。あれが欲しいこれが欲しいというよりも、そこの世界観で何か欲しいと思わせる買い方になっている。ただこれらのブランドが “デパコス”として旗艦店のような面積で展開できるかといったら、百貨店の常識からはかけ離れているので難しいでしょう。

――:百貨店の常識は坪効率だから。

小木:そう、そこには余白がない。今は円安だからいいけれど、金利が当然上がり、日本での買い物のメリットがなくなったときには、訪日客にしてみれば自国に全てあるわけで。インバウンド需要減少の対応策は必須です。3月に上海を視察してきたんですが、あらゆる店舗に人が本当にいない。定点観測してもいない。10店舗回って6人ほどの来店客がいたのが唯一「エルメス(HERMES)」のみ。“バーキン”しかり“ケリー”しかり、本当に欲しいものがあるから。中国は24年上半期で百貨店13店舗を閉鎖しています。バブル崩壊のうえ、7〜8割がEC購入という背景からですね。

――:打開策として考えられることは?

小木:一つは、3月に大規模改装した「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のようにドラッグ〜バラエティ〜デパコスを横断して買い物体験ができる業態。もう一つは、現在世界で約3000店舗と言われる「セフォラ(SEPHORA)」。1999年に日本に上陸した当時は、消費者がセルフ業態に慣れていなかったのでなかなかフィットせず、わずか2年で撤退しましたが、今の時代だったらうまくいく可能性もあるかと。

――:同時期にオープンして撤退した英国の「ブーツ(BOOTS)」も併せて、今こそ入ってきてほしいですね。百貨店とドラッグストアの間を埋めてくれるショップとして若者のニーズは高いように思います。

小木:当時の日本への参入障壁とはだいぶ変わっているだろうし。セフォラが入ることで、ラグジュアリーが中心にはなるけれど、化粧品業界が盛り上がりますよね。3000店舗あるということは日本にあってもおかしくない。ところでセフォラに入っているクリーンビューティブランドで、個人的にずっと注目しているのが「タタハーパー(TATA HERPER)」と「イリア(ILIA)」。前者はコロンビア出身の夫婦が米国バーモント州に移り住んで2010年に創業し、22年にアモーレパシフィックが買収。後者はカナダ・バンクーバー出身の女性が11年に創業し、クラランス創業家が22年に買収しています。どちらも高価格帯だけど、欧米で人気。しかも資本がついたので、日本の百貨店売り場の一角をこういうインディーズから始まったブランドが担っていったら面白いと思う。

――:今後も増えていくクチュールコスメは服飾品と一緒に派手に展開してもらって、こういうニューフェイスはニューフェイスで固めてくれればすごく楽しい売り場になると思いますね。秋にはいよいよ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のコスメも誕生するので、ぜひそれを機に。

小木:僕もそう思っていて、新たに目が出てきそうな資本がついたブランドを入れるというのが僕の予想図。アメリカのベンチャー系ブランドにとって、セフォラで成功するというのが一つのルート。ここで失敗すると返品・買収・民事再生などブランドがスクラップされるというのがこの10年の流れですが、この2つはそれを乗り切った。こういうブランドがさらに資本をつけて日本に上陸するというのは、いろんな意味で業界を活性化すると思う。日本でも信念を持って、哲学を持って、いろんな業界のバックグラウンドがあって、化粧品業界を俯瞰した際に、自社ならではの特徴やAI的な発想で新たなマーケット開拓にチャレンジするブランドが出てきて欲しいですね。

――:そのためには小売り業界の変化も必要です。今はどこもこじんまりした感じが拭えません。

小木:僕が伊勢丹に勤めていた時代は2カ月に1回くらいのペースで海外出張に行かせてもらっていたけれど、今は百貨店の部長もバイヤーもほとんど行っていないようです。首脳陣から見たら、化粧品は全て効率だけの話。何が売れてどうするのが効率がいいのか? 僕の時代もそういう節はあったけれど、例えば1〜2店舗くらいしかなかった「ロクシタン(L'OCCITANE)」や「ラッシュ(LUSH)」に火をつけたのはBPQC(現ビューティアポセカリー)だったと思っています。お客さまの本音を具現化したいと思ってやっていたので。とはいえ、今の効率重視の売り場作りをドラスティックに変えるのは難しい。変えられないまま円高に振れてくると訪日客分がマイナスになる。そうなると増えたものがシュリンクし始めるので、余計に今のブランドでせめぎ合いが起こり始め、参入障壁はより高くなるでしょうね。遠い先は分からないけれど。今、ファッションのハイブランド品がかなり高額になっていて売れにくくなってきている。中国では前年比2桁マイナスと言われていて、これが化粧品にもくるんじゃないかと思う。訪日客を除いた売り上げは落ちているだろうし、この3年で内外価格差はなくなると想定されるから、3年後を見据えて日本の消費者に対してどうするか、今から考えておくことが喫緊の課題ですね。

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「ミュウミュウ」×「ニューバランス」 プロテニス選手ココ・ガウフを称えるスニーカーとウエア

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は9月10日、プロテニスプレーヤーのココ・ガウフ(Coco Gauff)を称えた、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボコレクション“ニューバランス × ミュウミュウ ウィズ ココ・ガウフ(New Balance x Miu Miu with Coco Gauff)”を発売する。今回は、新作のシューズに加えて、初のコラボウエアも用意し、「ミュウミュウ」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱う。

また同日に「ミュウミュウ」ニューヨーク57番街店で開催するイベントに同選手が来店し、2025-26年秋冬コレクションからキュレーションしたアイテムとともに、同コラボアイテムを披露する。

10代でグランドスラム初優勝など
栄光を称えるコラボコレクション

同選手は、5月のローマ、6月のベルリン、8月のシンシナティで開催される大会で、同コラボのウエアとシューズを着用予定だ。コート上では「ニューバランス」から登場している自身のシグネチャーシューズ“ココ CG2”を両ブランドがリメイクした新作を着用し、オフコートではレザーとメッシュを同色で組み合わせた、「ミュウミュウ」と「ニューバランス」のコラボスニーカー“530 SL”の新作を着用する。

ココ・ガウフは2004年3月13日生まれ、アメリカ・ジョージア州出身のプロテニスプレーヤー。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、4月21日時点で世界ランキングは4位。

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「ミュウミュウ」×「ニューバランス」 プロテニス選手ココ・ガウフを称えるスニーカーとウエア

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は9月10日、プロテニスプレーヤーのココ・ガウフ(Coco Gauff)を称えた、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボコレクション“ニューバランス × ミュウミュウ ウィズ ココ・ガウフ(New Balance x Miu Miu with Coco Gauff)”を発売する。今回は、新作のシューズに加えて、初のコラボウエアも用意し、「ミュウミュウ」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱う。

また同日に「ミュウミュウ」ニューヨーク57番街店で開催するイベントに同選手が来店し、2025-26年秋冬コレクションからキュレーションしたアイテムとともに、同コラボアイテムを披露する。

10代でグランドスラム初優勝など
栄光を称えるコラボコレクション

同選手は、5月のローマ、6月のベルリン、8月のシンシナティで開催される大会で、同コラボのウエアとシューズを着用予定だ。コート上では「ニューバランス」から登場している自身のシグネチャーシューズ“ココ CG2”を両ブランドがリメイクした新作を着用し、オフコートではレザーとメッシュを同色で組み合わせた、「ミュウミュウ」と「ニューバランス」のコラボスニーカー“530 SL”の新作を着用する。

ココ・ガウフは2004年3月13日生まれ、アメリカ・ジョージア州出身のプロテニスプレーヤー。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、4月21日時点で世界ランキングは4位。

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GWに1ランク上の「ヌン活」の選択肢 「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチでリゾート気分の美食体験

ここ数年、アフタヌーンティーの人気が高まり、アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」という言葉が定着した。季節ごとのメニューはもちろん、ホテルとさまざまなブランドのコラボレーションが続々と登場している。価格は1万円程度と安くはないが、ゆったりとした空間で優雅な時間が過ごせると女性の間で大人気。色とりどりのスイーツやセイボリーはSNS映えするということもあり、すぐに予約で埋まるプランもあるようだ。非日常空間で、美味しいスイーツをゆっくりと楽しむアフタヌーンティー。ゴールデンウイークに「ヌン活」を予定している人もいることだろう。

ヨーロッパの日曜日の“美味しい”過ごし方を日本でも

アフタヌーンティーは英国発祥の紅茶と軽食を楽しむ習慣だが、サンデーローストという日曜日の昼食に提供される料理もある。ローストした牛肉や鶏肉、羊肉などと野菜をグレービーソースで食べるというもので、イギリス国内のパブやレストランでも提供されている。イギリスだけでなく、ヨーロッパで日曜日は家族と食卓を囲む大切な休日。イタリアでも日曜日は家族でランチを楽しむ習慣があるという。

「ブルガリ ホテル 東京(BVLGARI HOTEL TOKYO)」(以下、ブルガリ ホテル)ではアフタヌーンティーも提供しているが4月に、新たにルーフトップバーでサンデーブランチをスタート。ミシュラン3つ星シェフのニコ・ロミートが手掛けるイタリア伝統料理の数々からスイーツまで楽しめるというものだ。プランは、ソフトドリンクまたは、シャンパーニュ「ルイ ロデール(LOUIS ROEDERER)」コレクション245か「ルイナール(RUINART)」のブラン・ド・ブランから選べる。バーというだけあり、オリジナリティー溢れるカクテルも充実。イタリアの伝統的カクテル“ネグロニ”はもちろん、“セルペンティ”や“ナイト ジュエル”といったジュエラーならではのカクテルもある。それらを楽しみたいという人には、別料金でカクテルのオーダー可能だ。シェフのロミートは、「イタリアでは、日曜日の午後に家族全員で食卓を囲み過ごす。用意するのは、ラザーニャやポテトのローストなどオーブン料理が中心で、夜は、皆でピザを食べに出掛ける」とコメント。その文化を日本でもと企画したのがサンデーブランチ。季節ごとに使用する食材を変えて提供するという。

リゾート感溢れるラウンジで美食ブランチを

テラス席がある45階のバーは開放的なスペースが広がり、まるでヨーロッパのリゾートか個人宅を訪れたよう。2つのルーフトップテラスの間にあるバーはイタリア式庭園に佇む古いあずま屋を想起させる。心地よくリラックスしたムードが漂い、日曜日の午後をゆったり過ごすには申し分ない贅沢な空間だ。アフタヌーンティーの非日常感とはまた違ったプライベート感と特別感がある。屋外、室内が選べ、これからの季節にぴったりだ。

バーカウンターでは、色とりどりの前菜やスイーツをビュッフェ式で提供。カルパッチョやロブスターのサラダ、タコとじゃがいものサラダなど豪華な前菜料理ずらりと並べられている。ミシュランスターシェフが手掛けた料理をビュッフェ式で楽しめるということもあり、ついつい、全種類試したくなる。それに加え、イタリア各地から厳選されたチーズや生ハム類、パンなどの数々があり、前菜だけでお腹いっぱいになりそうだ。サラダなどいろいろ試してみたが、日本であまりお目にかかることのない子牛のトンナートは、ツナの香りが引き立つ味わい深い一品。フォカッチャも色々な種類があり、焼き立てでとても美味しい。

卵料理からメーンまで唸る美味しさのオンパレード

前菜に続き提供される卵料理は、“黒トリュフのエッグフロランタン”“タラバガニ、アボカドとフライドエッグのトースト”“濃厚ウニのスクランブルエッグ”の3種類。ロミートは、「卵料理はブランチでは欠かせないものだから、こだわった」と話す。トリュフにカニ、ウニと贅沢な食材と合わせた独創的なメニューを開発した。通常、ホテルのスクランブルエッグというとクリーミーなものが多いが、ウニのスクランブルエッグは、しっかりとした炒り卵のような風合いでウニとの相性がぴったり。

卵料理の後には、パスタとリゾットのワゴンサービスがある。ナポリの伝統的なパスタ・ミスタは、異なる形状のパスタをミックスしたもので、一見シンプルだが、濃厚なイカ墨のソースがさまざまなパスタの食感と融合した絶品。季節のホワイトアスパラガスのリゾットは、上品な甘味があり滋味深く優しい味わいだ。「カルナローリ米を使用している。質感が硬めで澱粉質が多く、リゾットにぴったりだ。イタリアでは、リゾットの残りを焼いてお焦げ風にして食べることも」とロミート。

メーンは、 “牛肉のタリアータ ローズ風味”または、“黒タラのロースト スパイスド トマト ポテトクリーム“の2種類から選べる。タリアータは牛肉を焼いたイタリアを代表するシンプルな肉料理。自宅で作ることもあるが、同じ料理かと思うほど肉が柔らかく、風味も複雑で上品、唸る美味しさだった。

ビュッフェ式で楽しめるデザートは、イタリア伝統のドルチェをロミートがモダンに解釈。ラム酒が効いた“ババ”やイタリア版シュークリーム“ビニェ”、ペストリー菓子の“カンノーロ シチリアーノ”など素朴でありながらも上品なデザートの数々が楽しめる。

ミシュランスターシェフによる料理の数々がビュッフェ式で気軽に楽しめる「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチ。料金は、ソフトドリンクパッケージが2万4000円、ルイ・ロデレール コレクション 245のプランが3万7000円、ルイナール ブラン・ド・ブランのプランが4万2000円。都心にいながらリゾート気分&美食体験ができるサンデーブランチは、「ヌン活」の新たな選択肢になるか注目が集まる。

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GWに1ランク上の「ヌン活」の選択肢 「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチでリゾート気分の美食体験

ここ数年、アフタヌーンティーの人気が高まり、アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」という言葉が定着した。季節ごとのメニューはもちろん、ホテルとさまざまなブランドのコラボレーションが続々と登場している。価格は1万円程度と安くはないが、ゆったりとした空間で優雅な時間が過ごせると女性の間で大人気。色とりどりのスイーツやセイボリーはSNS映えするということもあり、すぐに予約で埋まるプランもあるようだ。非日常空間で、美味しいスイーツをゆっくりと楽しむアフタヌーンティー。ゴールデンウイークに「ヌン活」を予定している人もいることだろう。

ヨーロッパの日曜日の“美味しい”過ごし方を日本でも

アフタヌーンティーは英国発祥の紅茶と軽食を楽しむ習慣だが、サンデーローストという日曜日の昼食に提供される料理もある。ローストした牛肉や鶏肉、羊肉などと野菜をグレービーソースで食べるというもので、イギリス国内のパブやレストランでも提供されている。イギリスだけでなく、ヨーロッパで日曜日は家族と食卓を囲む大切な休日。イタリアでも日曜日は家族でランチを楽しむ習慣があるという。

「ブルガリ ホテル 東京(BVLGARI HOTEL TOKYO)」(以下、ブルガリ ホテル)ではアフタヌーンティーも提供しているが4月に、新たにルーフトップバーでサンデーブランチをスタート。ミシュラン3つ星シェフのニコ・ロミートが手掛けるイタリア伝統料理の数々からスイーツまで楽しめるというものだ。プランは、ソフトドリンクまたは、シャンパーニュ「ルイ ロデール(LOUIS ROEDERER)」コレクション245か「ルイナール(RUINART)」のブラン・ド・ブランから選べる。バーというだけあり、オリジナリティー溢れるカクテルも充実。イタリアの伝統的カクテル“ネグロニ”はもちろん、“セルペンティ”や“ナイト ジュエル”といったジュエラーならではのカクテルもある。それらを楽しみたいという人には、別料金でカクテルのオーダー可能だ。シェフのロミートは、「イタリアでは、日曜日の午後に家族全員で食卓を囲み過ごす。用意するのは、ラザーニャやポテトのローストなどオーブン料理が中心で、夜は、皆でピザを食べに出掛ける」とコメント。その文化を日本でもと企画したのがサンデーブランチ。季節ごとに使用する食材を変えて提供するという。

リゾート感溢れるラウンジで美食ブランチを

テラス席がある45階のバーは開放的なスペースが広がり、まるでヨーロッパのリゾートか個人宅を訪れたよう。2つのルーフトップテラスの間にあるバーはイタリア式庭園に佇む古いあずま屋を想起させる。心地よくリラックスしたムードが漂い、日曜日の午後をゆったり過ごすには申し分ない贅沢な空間だ。アフタヌーンティーの非日常感とはまた違ったプライベート感と特別感がある。屋外、室内が選べ、これからの季節にぴったりだ。

バーカウンターでは、色とりどりの前菜やスイーツをビュッフェ式で提供。カルパッチョやロブスターのサラダ、タコとじゃがいものサラダなど豪華な前菜料理ずらりと並べられている。ミシュランスターシェフが手掛けた料理をビュッフェ式で楽しめるということもあり、ついつい、全種類試したくなる。それに加え、イタリア各地から厳選されたチーズや生ハム類、パンなどの数々があり、前菜だけでお腹いっぱいになりそうだ。サラダなどいろいろ試してみたが、日本であまりお目にかかることのない子牛のトンナートは、ツナの香りが引き立つ味わい深い一品。フォカッチャも色々な種類があり、焼き立てでとても美味しい。

卵料理からメーンまで唸る美味しさのオンパレード

前菜に続き提供される卵料理は、“黒トリュフのエッグフロランタン”“タラバガニ、アボカドとフライドエッグのトースト”“濃厚ウニのスクランブルエッグ”の3種類。ロミートは、「卵料理はブランチでは欠かせないものだから、こだわった」と話す。トリュフにカニ、ウニと贅沢な食材と合わせた独創的なメニューを開発した。通常、ホテルのスクランブルエッグというとクリーミーなものが多いが、ウニのスクランブルエッグは、しっかりとした炒り卵のような風合いでウニとの相性がぴったり。

卵料理の後には、パスタとリゾットのワゴンサービスがある。ナポリの伝統的なパスタ・ミスタは、異なる形状のパスタをミックスしたもので、一見シンプルだが、濃厚なイカ墨のソースがさまざまなパスタの食感と融合した絶品。季節のホワイトアスパラガスのリゾットは、上品な甘味があり滋味深く優しい味わいだ。「カルナローリ米を使用している。質感が硬めで澱粉質が多く、リゾットにぴったりだ。イタリアでは、リゾットの残りを焼いてお焦げ風にして食べることも」とロミート。

メーンは、 “牛肉のタリアータ ローズ風味”または、“黒タラのロースト スパイスド トマト ポテトクリーム“の2種類から選べる。タリアータは牛肉を焼いたイタリアを代表するシンプルな肉料理。自宅で作ることもあるが、同じ料理かと思うほど肉が柔らかく、風味も複雑で上品、唸る美味しさだった。

ビュッフェ式で楽しめるデザートは、イタリア伝統のドルチェをロミートがモダンに解釈。ラム酒が効いた“ババ”やイタリア版シュークリーム“ビニェ”、ペストリー菓子の“カンノーロ シチリアーノ”など素朴でありながらも上品なデザートの数々が楽しめる。

ミシュランスターシェフによる料理の数々がビュッフェ式で気軽に楽しめる「ブルガリ ホテル」のサンデーブランチ。料金は、ソフトドリンクパッケージが2万4000円、ルイ・ロデレール コレクション 245のプランが3万7000円、ルイナール ブラン・ド・ブランのプランが4万2000円。都心にいながらリゾート気分&美食体験ができるサンデーブランチは、「ヌン活」の新たな選択肢になるか注目が集まる。

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「キコ コスタディノフ」が「ニューエラ」とコラボしたキャップを日本限定で発売

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は5月3日、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップ3型を日本限定で発売する。価格はいずれも1万9800円で、キコ・コスタディノフ トーキョーおよび、ドーバー ストリート マーケット ギンザで扱う。

コレクションのキー素材をキャップに

3型のキャップには、昨年6月にパリで発表した25年春夏メンズ・コレクションに登場したピンストライプコットン、ヘリンボーンウール、ジャガードウィーブをそれぞれボディーに使用した。サイドには、ブランドを象徴するコレクションナンバリングの「00182025」を刺しゅうであしらった。

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「キコ コスタディノフ」が「ニューエラ」とコラボしたキャップを日本限定で発売

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は5月3日、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップ3型を日本限定で発売する。価格はいずれも1万9800円で、キコ・コスタディノフ トーキョーおよび、ドーバー ストリート マーケット ギンザで扱う。

コレクションのキー素材をキャップに

3型のキャップには、昨年6月にパリで発表した25年春夏メンズ・コレクションに登場したピンストライプコットン、ヘリンボーンウール、ジャガードウィーブをそれぞれボディーに使用した。サイドには、ブランドを象徴するコレクションナンバリングの「00182025」を刺しゅうであしらった。

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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“雪肌精 ブルー” “プレディア ブルー”は海外展開に手応え 有楽町マルイの1号店から国内出店を加速

コーセーは4月24日、新スキンケアシリーズ“雪肌精 ブルー”と “プレディア ブルー”を融合した初の直営店を有楽町マルイ1階にオープンした。5月16日の全国展開に先駆けた先行販売の場と位置付け、今後の展開を見据えた発信の拠点とする。

“雪肌精 ブルー”は、東洋思想をベースに肌・体・心のホリスティックなアプローチによって、内外から整える提案を強みとする。一方、“プレディア ブルー”は“リフレッシュ ウィズ シー”をコンセプトに、海泥をはじめとした海由来成分を用い、肌と心を澄ませるような使用感を訴求。ブランドごとの訴求軸は異なるが、いずれもサステナビリティと透明性を重視しており、共存する空間設計が可能と判断した。

店舗面積は約27平方メートルで、常駐する販売員数は3名を想定。カウンセリングを重視しながら、従来型の対面カウンターではなく、販売員と顧客の空間をシームレスにつなぐ内装に仕上げた。動線に配慮し、顧客とスタッフの会話が自然に生まれる設計とすることで、ブランドが掲げる“心地よさ”を実装した場を目指す。

“雪肌精 ブルー”は17品目、“プレディア ブルー”は7品目をそろえる。“雪肌精 ブルー”ではライン使いを提案し、洗浄ケアを中心とする“プレディア ブルー”はポイント使いを提案することで、カニバリゼーションを避け、シナジー効果創出を狙う。

店頭では“雪肌精 ブルー”専用のカウンセリングアプリ「ファインド バランス(FIND BALANCE)」を体験できる。肌状態のほか、体質や気分のバランスをチェックし、ライフスタイルを提案。オンライン上でも利用可能で、OMOの起点としても活用する。

また、使用済み化粧品容器の常設回収ボックスを設置し、同社の他店舗に先駆けて再資源化の取り組みを本格化する。容器は回収後、分別・洗浄・乾燥・粉砕などの工程を経て再生。循環型社会に向けた実証拠点としても機能する。

有楽町マルイを1号店として選んだ理由は、20代後半〜30代前半の感度の高い層が多く来館するという立地特性にある。すでに両シリーズはジアを中心に約50店舗で展開しており、計画比を上回る伸長を見せているという。ブランド担当は「海外の方はクリーンビューティへの認知も高く、東洋思想への関心も追い風となっている」と分析し、国内でも同様の価値観に共鳴する層を中心に拡大を狙う。具体的な店舗数は非公開だが、国内での出店は重点を置いて加速させる意向だ。

■雪肌精BLUE 有楽町マルイ店
営業時間:11時〜20時
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ1階

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「プーマ」×「アリーズ」第2弾 スポーツと総合格闘技の融合からインスピレーションを得たコレクション

「プーマ(PUMA)」は5月3日、ロンドン初のストリートウエアブランド「アリーズ(ARIES)」とのコラボレーションコレクションの第2弾を発売する。同コレクションは、スポーツと総合格闘技の融合からインスピレーションを得たアイテムをそろえる。プーマストア原宿キャットストリート、プーマストア大阪および公式オンラインストア、プーマアプリ、一部取扱店で販売する。

シューズは1999年発売の“モストロ”を再解釈

アパレルでは、総合格闘技に着想を得たネオトライバルなグラフィックをあしらったタイトなトップスやドレスシャツ、グラデーションカラーとビーズ装飾が印象的なライトジャケットとパンツを展開する。ほか、「アリーズ」のAをモチーフにした総柄グラフィックをフーディーやショーツに落とし込んだアイテムや、格闘中の人物グラフィックをプリントしたTシャツやキャップなどもそろえる。

シューズは、1999年に登場した“モストロ”を再解釈。従来の前足部ストラップを覆うように設計されたレースクロージャーやディテールにこだわったレザー使いでクラフト感のある風合いに仕上げた。

また、同コレクションのキャンペーンビジュアルのモデルにはプロムエタイファイターのアンナ“スーパーガール”ジャルンサック(Anna “Supergirl” Jaroonsak)を起用し、コレクションが持つフィジカルさとファイティングスピリットを表現した。

製品概要

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士郎正宗の初の大規模展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」の見どころは? 

世田谷文学館は開館30周年記念として、漫画家・イラストレーターの士郎正宗の初の大規模展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」を8月17日まで開催中だ。

同展では、士郎正宗の代表作「攻殻機動隊」をはじめ、「アップルシード」「ブラックマジック」「ドミニオン」「仙術超攻殻オリオン」など、多岐にわたる作品群の原画300点以上に加え、愛用の品や蔵書など、約440点が11の区画にわかれて展示されている。

熱狂的な人気を誇る士郎正宗は、1985年にSF漫画「アップルシード」でメジャーデビュー、1989年に「攻殻機動隊」の連載を開始。当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた、情報化社会の現代を予見しているかのような世界観は、多くのクリエイターにも影響を与えた。細部まで描きこまれた絵、膨大な情報で組まれたプロット、欄外にまで及ぶ作家の言葉は必見。

同展のグラフィックデザインは坂脇慶、飛鷹宏明が、空間構成にはトラフ建築設計事務所が担当。展示会場や物販に至るまでこだわりが詰まった展示の詳細をお伝えする。ぜひ、実際に展示に行って、その熱量を体感してほしい。

展示会場入り口

世田谷文学館の2階で「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」の展示が行われている。展示の各所には士郎正宗のコメントも掲示されている。ユーモアあふれるコメントは必読。

士郎正宗の創造の軌跡

展示会場に入ると最初に目にするのが士郎正宗の年表だ。どの時期に、どんな作品を発表しているのかが一目で分かるうえに、士郎のコメントも。

士郎正宗の描き方

「士郎正宗の描き方」の区画では、漫画を描く過程を細かく紹介するほか、愛用の道具や影響を受けた本を展示しており、科学雑誌に加えて、「HEAVY METAL」なども挙げられている。

アップルシード

「アップルシード」の区画では、1985年に発表されたSF漫画「アップルシード」の原画を展示している。同作は、第五次大戦後、廃墟となった街で生きていたSWATのデュナンと全身サイボーグのブリアレオスの姿を描くSFアクション。

ドミニオン

1986年に刊行された「警察戦車隊」所属のレオナと愛機の小型戦車・ボナパルトの、悪党・武悪一味との戦いをコミカルに描く「ドミニオン」。

攻殻機動隊

1989年に連載がスタートした士郎正宗の代表作「攻殻機動隊」。同作では、首相直轄の攻性組織「公安9課」の戦いを描く。会場内では多くのモノクロ、カラー原画を見ることができる。原画の欄外にまで細かいコメントが書かれており、そのこだわりをぜひ体感してほしい。

仙術超攻殻オリオン

1990年から91年にかけて発表された超古代の魔術師たちと召喚された神々が「仙術九頭龍」をめぐって争うファンタジー作品「仙術超攻殻オリオン」。

フチコマ

「攻殻機動隊」に登場する小型ロボット「フチコマ」の区画も。

士郎正宗のイラストワーク

士郎正宗のイラストを集めた区画。デジタルの作品も多い。

コラボレーション

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といったアーティストとのコラボレーション作品を制作した。

物販エリア

1階の物販エリアでは多くのオリジナルのグッズのほか、「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」といったブランドとのコラボグッズも販売している。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU

■「士郎正宗の世界展~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」

会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
チケット料金:一般1500円、65歳以上・大学・高校生900円、小・中学生450円。特典グッズ付きチケットは4000円で、展覧会オリジナルスペシャルトートバッグが付き。
主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館、講談社、パルコ  
企画協力:青心社
特別協力:士郎正宗
グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
空間構成:トラフ建築設計事務所
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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1970年大阪万博の未完のアートを現代に再現 グッチ銀座 ギャラリーで開幕した「横尾忠則 未完の自画像―私への旅」をリポート

PROFILE: 横尾忠則/美術家

横尾忠則/美術家
PROFILE: (よこお・ただのり)現代美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどの世界3大ビエンナーレに招待出品。ステデリック美術館やハンブルグ工芸美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館などの世界各国美術館で多数の個展を開催。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館が開館。13年、香川県豊島に豊島横尾館が開館。作品はメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、ポンピドゥ・センター・メス、ウフィツィ美術館など世界各国の主要美術館に収蔵されている。26年春にイギリスのテームズ・アンド・ハドソンより500ページの作品集が世界発売する PHOTO:MAYUMI HOSOKURA

横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーで8月24日まで開催している。同展は横尾と「グッチ(GUCCI)」が2020年にグッチ渋谷 ミヤシタパークのオープンの際のコラボレーションが発展した形で実現した。

同展では、横尾が一貫して掲げてきた「未完」をテーマに、約30点の作品を鑑賞できる。​初公開となる自画像や家族の肖像など最新作6点も含まれている。キュレーションは美術評論家の南雄介が担当し、「旅」を想起させるテーマを描いた作品を中心に構成されている。

展示は「未完」「自画像」「旅」の3つのテーマで構成されている。「未完」では、1970年の大阪万博「せんい館」で発表されたインスタレーション《未完の足場》が再構築され、真っ赤な足場が空間を支配。​「自画像」では、最新作6点が展示されており、夫婦を描いた4点、家族全員を描いた1点、自画像1点からなる。​「旅」では「Y字路」シリーズを含む、旅を想起させるテーマを描いた作品がそれぞれ展示されている。

創造の源泉である“未完”

同展のために描かれた新作自画像は、横尾がこれまで「描いたことがない」という6点の連作で展示されている。家族の肖像を描いた《家族総出演》は、微笑む横尾夫妻を取り囲むように描かれた家族の姿がある。奇抜な色使いと「朦朧派」のような輪郭が不分明な構成の中に、あたたかい眼差しと時間の積層が感じられる作品だ。《未完の自画像》は、キャンバスの中央に描かれた自身の顔の一部が塗り残されているが、単なる制作途中ではない。むしろ「未完であること」そのものが意図された完成形のようでもあり、観る側に補完する視線を求めるようにも感じられる。横尾の創作は今なお現在進行形であり、見ること、観察することへの執着が強くにじみ出ているように感じた。

1970年の大阪万博「せんい館」を現代に再現

7階から屋上に通じ、さらに屋上のビルボード作品へと続くインスタレーション《未完の足場》の再構築にも注目したい。1970年の大阪万博「せんい館」で物議を醸した「未完のアート」を55年ぶりに再現した同作は、天井まで届く真っ赤な足場が空間を支配し、その中に《原始宇宙》の複製が浮かぶように展示されている。「建設途中の構造物を展示する」という挑発的なコンセプトが時を経て今再び、鮮烈な印象で鑑賞者を圧倒する。「未完」という状態そのものを空間全体で体験することができる。

会場には“旅”をイメージさせるモチーフが繰り返し登場するが、インタビュー映像で横尾は「旅は外へ出ることではなく、内面への回帰」と語り、自画像の連作については「自画像というのは私への旅」とし「自分の存在というものはわからない。不思議で謎に満ちている。そこから『自分への探求』を始めてみようと。それが自画像」と結んでいる。作品を通じた自己回帰の旅は、我々が今なお「旅」の途中であり未完であることを強く示しているようだ。

同展は横尾の「未完」という美学を多角的に体感できる貴重な機会であり、​最新作から過去の代表作までを通じて、創作の旅路を追体験することができる。​現在に再現された《未完の足場》は当時の革新的な試みを現代に蘇らせるものであり、インスタレーションも必見の展示といえる。

◼️「横尾忠則 未完の自画像 ― 私への旅」
会期:8月24日まで(予定)
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7階
時間:11:00〜20:00(最終入場は19:30)
休日:会期中無休
料金:無料(予約優先) 
※屋上スペースの展示は天候・時間によって観覧不可の場合あり
来場予約:https://line.me/R/app/1601842270-wAXNyj2g

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1970年大阪万博の未完のアートを現代に再現 グッチ銀座 ギャラリーで開幕した「横尾忠則 未完の自画像―私への旅」をリポート

PROFILE: 横尾忠則/美術家

横尾忠則/美術家
PROFILE: (よこお・ただのり)現代美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどの世界3大ビエンナーレに招待出品。ステデリック美術館やハンブルグ工芸美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館などの世界各国美術館で多数の個展を開催。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館が開館。13年、香川県豊島に豊島横尾館が開館。作品はメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、ポンピドゥ・センター・メス、ウフィツィ美術館など世界各国の主要美術館に収蔵されている。26年春にイギリスのテームズ・アンド・ハドソンより500ページの作品集が世界発売する PHOTO:MAYUMI HOSOKURA

横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーで8月24日まで開催している。同展は横尾と「グッチ(GUCCI)」が2020年にグッチ渋谷 ミヤシタパークのオープンの際のコラボレーションが発展した形で実現した。

同展では、横尾が一貫して掲げてきた「未完」をテーマに、約30点の作品を鑑賞できる。​初公開となる自画像や家族の肖像など最新作6点も含まれている。キュレーションは美術評論家の南雄介が担当し、「旅」を想起させるテーマを描いた作品を中心に構成されている。

展示は「未完」「自画像」「旅」の3つのテーマで構成されている。「未完」では、1970年の大阪万博「せんい館」で発表されたインスタレーション《未完の足場》が再構築され、真っ赤な足場が空間を支配。​「自画像」では、最新作6点が展示されており、夫婦を描いた4点、家族全員を描いた1点、自画像1点からなる。​「旅」では「Y字路」シリーズを含む、旅を想起させるテーマを描いた作品がそれぞれ展示されている。

創造の源泉である“未完”

同展のために描かれた新作自画像は、横尾がこれまで「描いたことがない」という6点の連作で展示されている。家族の肖像を描いた《家族総出演》は、微笑む横尾夫妻を取り囲むように描かれた家族の姿がある。奇抜な色使いと「朦朧派」のような輪郭が不分明な構成の中に、あたたかい眼差しと時間の積層が感じられる作品だ。《未完の自画像》は、キャンバスの中央に描かれた自身の顔の一部が塗り残されているが、単なる制作途中ではない。むしろ「未完であること」そのものが意図された完成形のようでもあり、観る側に補完する視線を求めるようにも感じられる。横尾の創作は今なお現在進行形であり、見ること、観察することへの執着が強くにじみ出ているように感じた。

1970年の大阪万博「せんい館」を現代に再現

7階から屋上に通じ、さらに屋上のビルボード作品へと続くインスタレーション《未完の足場》の再構築にも注目したい。1970年の大阪万博「せんい館」で物議を醸した「未完のアート」を55年ぶりに再現した同作は、天井まで届く真っ赤な足場が空間を支配し、その中に《原始宇宙》の複製が浮かぶように展示されている。「建設途中の構造物を展示する」という挑発的なコンセプトが時を経て今再び、鮮烈な印象で鑑賞者を圧倒する。「未完」という状態そのものを空間全体で体験することができる。

会場には“旅”をイメージさせるモチーフが繰り返し登場するが、インタビュー映像で横尾は「旅は外へ出ることではなく、内面への回帰」と語り、自画像の連作については「自画像というのは私への旅」とし「自分の存在というものはわからない。不思議で謎に満ちている。そこから『自分への探求』を始めてみようと。それが自画像」と結んでいる。作品を通じた自己回帰の旅は、我々が今なお「旅」の途中であり未完であることを強く示しているようだ。

同展は横尾の「未完」という美学を多角的に体感できる貴重な機会であり、​最新作から過去の代表作までを通じて、創作の旅路を追体験することができる。​現在に再現された《未完の足場》は当時の革新的な試みを現代に蘇らせるものであり、インスタレーションも必見の展示といえる。

◼️「横尾忠則 未完の自画像 ― 私への旅」
会期:8月24日まで(予定)
会場:グッチ銀座 ギャラリー
住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7階
時間:11:00〜20:00(最終入場は19:30)
休日:会期中無休
料金:無料(予約優先) 
※屋上スペースの展示は天候・時間によって観覧不可の場合あり
来場予約:https://line.me/R/app/1601842270-wAXNyj2g

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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「アニヤ・ハインドマーチ」が空の旅がテーマのポップアップ 東京・六本木ヒルズで

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月5〜31日、東京・六本木ヒルズで空の旅がテーマのポップアップ“アニヤ エアー”を開催する。

目玉は、キャンバス生地の“ウォルトン”コレクション。スーツケースやトートバッグ、バニティバッグなどは同ポップアップで先行発売となる。どのアイテムもアルファベットのアップリケでカスタマイズすることが可能。ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドやパン・アメリカン航空のファースト・クラス用のタグをモチーフにしたタグやチャームも充実する。

同ブランドは6月5〜21日、同じ場所でポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する予定。「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という設定のもと、浮き輪やフィンなど海水浴にまつわるアイテムが登場する。

◾️アニヤ エアー
期間:5月5〜31日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ「ヒルズ ボックス」(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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【5/7早割終了】最新データから裏を読む!ファッション・ビューティ業界動向分析セミナー《オンライン&現地開催》

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インフォメーション

日時

2025年5月27日(水)13:00〜16:10
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社TSIホールディングス 本社
東京都港区赤坂 8-5-27 住友不動産青山ビル東館

募集人数

会場:50名
オンライン:100名

募集期間

2025年4月28日(月)〜 2025年5月26日(月)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
5/7(水)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
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受講料金

一般価格:16,500円14,850円早割10%OFF
スタンダードプラン:11,550円 30%OFF
ライトプラン:14,850円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 


プログラム

 

「WWDJAPAN」は、2025年版「ファッション&ビューティ業界入門」を踏まえ、注目企業の最新動向や業界の未来を左右する時流・潮流を伝授するセミナーを開催します。本年度最初の「WWDJAPAN」の特集となった「ファッション&ビューティ業界入門」は、LVMHやナイキ、ロレアル、ファストリ、資生堂、ユナイテッドアローズまで、国内外の有力68社と傘下のブランド、携わるデザイナーらをまとめたデータブックです。この特集を活用したセミナーでは、外資ファッション、国内ファッション、デザイナー、外資ビューティ、国内ビューティの注目企業や動向について、担当記者が登壇して解説。時流や潮流、消費者の価値観の変化などを学んで、データブックをより深く咀嚼しながら、業界の未来を展望し、会社の戦略をアップデートしていただくことを願います。

【Session#1】13:00~14:10(70分)

【外資ファッション】
ラグジュアリーとSPAの優勝劣敗、その原因は?(25分)

第一部は外資ファッションから、ラグジュアリーとSPAにおける勝因・敗因や優勝劣敗の理由を分析します。ラグジュアリーの世界では、LVMHが踏みとどまっているのに対して、ケリングは低迷が続いています。一方エルメスは、世界経済が低迷する中でも好業績が続き、その時価総額はLVMHを上回りました。このパートでは、同じラグジュアリーの世界でも、なぜ明暗がハッキリしているのか?を読み解きます。また同様に、インディテックスが躍進する一方、へネス・アンド・マウリッツは停滞、ギャップは低迷するSPA各社の勝因・敗因も考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPAN編集委員
PROFILE:(はやし・よしき)1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

 

【国内ファッション】
ファストリ&アシックス、国内を上回る海外売上高の理由(25分)

国内ファッションからは、海外売上高が国内を上回るファーストリテイリングとアシックスを取り上げます。両社は、どのような課題を乗り越え、世界的プレイヤーに成長して今に至っているのでしょう?これまでの海外戦略、その失敗や軌道修正を振り返りながら直近の世界戦略や今後の展望などをまとめ、日本企業が海外で戦うための術を考えます。同様にグレーターチャイナやグローバルサウスへの進出を画策している企業をピックアップし、海外マーケットの現状を踏まえながら、その戦略を分析。海外進出やインバウンド攻略のヒントを考えます。

スピーカー:林 芳樹/WWDJAPAN編集委員

【デザイナー】
今、ブランドに求められるデザイナー戦略(20分)

デザイナーのカテゴリーでは、再発掘したブランドの価値をコンテンポラリーに表現し直すことで、売上の拡大につなげたり、顧客の若返りに成功してきたりしたブランドに焦点を当て、企業デザイナーも含め、「今、デザイナーに求められている心構えや考え方」を紐解きます。ことラグジュアリーを中心に海外ブランドは、ブランドのレガシーを大事にしてストーリーを発信しながら、一方で時流をキャッチしたデザイナーは新しい価値観と商品でストーリーの魅力を高め、新たなコミュニティーの共感をつかんでいます。クリエイションとビジネスの良好な関係性についても考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

【Session#2】14:25~15:15(50分)

【外資ビューティ】
アフターコロナだけじゃない、フレグランス市場拡大の理由(25分)

外資ビューティについては、各社が注力するフレグランス、その中でも若い世代の流入が続き売上構成比が高まっている、商品単価は数万円台〜という「(ウルトラ)プレステージ・フレグランス」に注目します。フレグランスを筆頭に「香り」が日本でも市民権を獲得したのは、「おうち時間」が長くなったコロナ禍が原因と言われていますが、昨今の躍進には、それ以上の理由があります。その理由は?そして、その中でも売れるブランドの製品から接客、コミュニケーションに至るまでの秘密を考えます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

【国内ビューティ】
国内第4位に浮上したロート製薬の強さ(25分)

国内ビューティでは、ポーラ・オルビス ホールディングスを抜いて国内第4位のビューティ企業に躍り出たロート製薬を取り上げます。製薬会社ならではの研究力で「効果・効能実感」の高い「肌ラボ」や「メラノCC」を発売してきた同社は近年、世界戦略を加速。「グローバルサウス」市場については、ゼロから市場を創造してきました。一方、近年は食や農業にも進出し、「美=健康」などビューティの概念を拡大しています。「効果・効能実感」や「グローバルサウス」そして「美=健康」など、結果的に時流に即して、その世界やビジネスを拡大している同社を解剖します。

スピーカー:新関 瑠里/WWDJAPANヘッドリポーター
PROFILE:(にいぜき・るり)長野県松本市出身。文化出版局で総合生活誌、制作会社で書籍や女性向けファッション誌の編集を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。現在はビューティ分野で小売り、OEM、地方創生、国内化粧品企業を取材。年2回の特別付録ビジネスリポートやサステナブルビューティ特集などを担当

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

【Extra】ミートアップ:15:20~16:10(50分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 

特典

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
早割クーポンコード【H8Bn6LGp】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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「ニューバランス」が大谷翔平コレクションのポップアップを原宿と心斎橋で再び開催

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は5月1〜6日と5月16〜22日の期間、3月に渋谷で開催した大谷翔平シグネチャーコレクションの期間限定店“ザ ショウヘイ オオタニ コレクション イン トウキョウ”を「ニューバランス」原宿と「ニューバランス」心斎橋で開催する。

3月に好評だったキャップの再販売や着用クリーツを展示

同ポップアップでは、“ザ オオタニ シグネチャー コレクション”のアパレルや、3月のポップアップで好評だった“ザ オオタニ シグネチャー コレクション トウキョウ 限定キャップ”を再販売する。また、購入したキャップにワッペンをカスタムできるワークショップや大谷選手が着用したクリーツやサイン入りアイテム、グローブの展示も行う。

開催概要

◼️“ザ ショウヘイ オオタニ コレクション イン トウキョウ イン ニューバランスストア”

日程:5月1〜6日(原宿)、5月16〜22日(心斎橋)
場所:ニューバランス原宿、ニューバランス心斎橋
住所:東京都渋谷区神宮前4-32-16(原宿)、大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-4-18(心斎橋)
時間:11:00〜19:00(原宿)、11:00〜20:00(心斎橋)

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「アミ パリス」がパリのマレ地区に最大規模の旗艦店 景観に溶け込む「馴染みの店」で目指すもの

「アミ パリス(AMI PARIS)」は2月、パリのマレ地区にブランドにとって最大規模の旗艦店をオープンした。約600平方メートルの面積を擁する2フロアの店舗は、ショッピングストリートが交差する角地に位置する。

同店舗は、デスティネーションストアというより、景観に溶け込む「近所の馴染みの店」のような店舗を目指すという。ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は「ショップの周りにはカフェやレストラン、学校、薬局、パン屋がある。土曜日にカフェでコーヒーを軽く飲んだ後に『アミ パリス』をチェックしてもらうのもいいだろう。私たちは、マレ地区を散策する人々の日常の一部になる」と語る。大きな出窓から自然光が差し込む店舗の1階には砂岩の床に木製や革製の椅子を配し、温かみのある色を強調した。ジェンダーの境界を越えるというブランドコンセプトに沿い、メンズとウィメンズのアイテムは混在し、アクセサリーはスペース全体にわたって棚に並べる。

2012年にボーマルシェ通りにオープンした最初の路面店から徒歩5分の場所にある同店舗を、マテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは「理想のワードローブを選べる巨大なドレッシングルームのような場所」と表現する。その言葉通り、今後はインテリア雑貨や、ブランドの中古品を扱うプログラム「アミ フォー エヴァー(Ami For Ever)」向けのコンシェルジュサービスなども追加していく。アートイベントや本の朗読会なども開催予定だ。

同店は、ニコラス・サンティ・ウェイル(Nicolas Santi-Weil)=最高経営責任者(CEO)にとって、国内外におけるブランドのポテンシャルを体現するもの。現在「アミ パリス」は、世界76店のブティックを抱え、100か国以上で700店の販売拠点を持つ。同社は24年度の最終的な数字をまだ把握していないものの、3億ユーロ(481億円)の売上を達成した昨年度と同等の業績を上げているという。「小売は自社主導で行い、自分たちのストーリーをコントロールできるようにしていく」とサンティ・ウェイルCEOは語る。現在はイタリアやベルギー、タイ、インドネシア、カナダ、米国、中国で店舗オープンを準備しており、今後も「理にかなったロケーション」に進出予定だ。ウィメンズはビジネスの15%を占めるまでに増加。2年前は5%に満たなかったアクセサリーは、現在10%を占め、大きな成長の可能性を示す。高騰するラグジュアリー市場において「アミ パリス」の価格帯には競合ブランドがほとんどないことも、ブランドが順調に成長する一因だ。

一方で、サンティ・ウェイルCEOは「『アミ パリス』の成長は金銭面だけで測れるものではない」と強調する。直近では、フランスの権威あるデザイナー賞「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のスポンサーになると共に、パリのファッションスクール、フランスモード研究所(Institute Francais de la Mode, 以下IMF)と提携して若手起業家を支援するために立ち上げた「アミ パリス」 x IFM アントレプレナーシップ賞の、4度目の開催に向けた準備を進める。またマテュッシ=クリエイティブ・ディレクターは、南仏のイエール市で開催されるファッション、写真、アクセサリーのコンペティション「イエール国際フェスティバル」で、今年度のファッション審査員を務める。

「この店舗での目標は、ブランドに対する私たちの野心にふさわしいプロジェクトを持ち、パリこそが流行の発信地であるというメッセージを世界に向けて発信すること」と、サンティ・ウェイルCEOは未来を見据える。

問い合わせ先
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505

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「ブルーノ」が全身用のEMS美容器と電動洗顔ブラシを発売 夏のおうちスパに

キッチン家電の「ブルーノ(BRUNO)」は4月28日、美容ラインの「ブルーノ ビューティ(BRUNO BEAUTY)」から“EMSスカルプ&ボディーケア”(1万6500円)と“イオン洗顔ブラシ”(8800円)発売する。「ブルーノ」直営店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

EMSで全身ケア

“EMSスカルプ&ボディーケア”は、頭皮に加え、デコルテ、肩、脚などアプローチしたい部分に合わせ、EMSレベルを3段階で調整して全身のリフトケアをかなえる。アタッチメントは、地肌を刺激する頭皮用と、ハンド感覚でつまみ上げるボディー用の2つが付属。浴室でも使える防水仕様で、洗髪中に目を閉じたままでも操作できるよう、ボタン2つのシンプルな設計だ。

毎日の洗顔をワンランクアップ

“イオン洗顔ブラシ”は、イオンクレンジングと音波振動機能で、手洗顔では落としきれない微細な汚れを擦らずにオフする。ブラシ部分には肌の負担を軽減するソフトなシリコーンゴムを採用した。防水仕様のため簡単に丸洗いできる。

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「ブルーノ」が全身用のEMS美容器と電動洗顔ブラシを発売 夏のおうちスパに

キッチン家電の「ブルーノ(BRUNO)」は4月28日、美容ラインの「ブルーノ ビューティ(BRUNO BEAUTY)」から“EMSスカルプ&ボディーケア”(1万6500円)と“イオン洗顔ブラシ”(8800円)発売する。「ブルーノ」直営店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

EMSで全身ケア

“EMSスカルプ&ボディーケア”は、頭皮に加え、デコルテ、肩、脚などアプローチしたい部分に合わせ、EMSレベルを3段階で調整して全身のリフトケアをかなえる。アタッチメントは、地肌を刺激する頭皮用と、ハンド感覚でつまみ上げるボディー用の2つが付属。浴室でも使える防水仕様で、洗髪中に目を閉じたままでも操作できるよう、ボタン2つのシンプルな設計だ。

毎日の洗顔をワンランクアップ

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「オニツカタイガー」がイエローコレクションのコンセプトストアを表参道に出店 銀座に次いで2店舗目

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、イエローコレクションのコンセプトストアを表参道にオープンした。同コレクションを中心に扱うコンセプトストアは、2023年8月に銀座でオープンした店舗に次いで2店舗目となる。

同ストアは、イタリア・ミラノを拠点に活動を行う建築事務所のSTUDIODINICATALDIが、“東京が持つエネルギッシュな一面と繊細な感覚の対比”に着想を得て手掛けた。外観は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなイエローやレタリングのブランドロゴなどを用いて、ブランドらしさを全面に表現した。

店内は4フロア構成で、地下1階から2階はミラノ・ファッション・ウイークで発表したコレクションや、日本製のデニムに焦点をあてたシリーズ“デニヴィータ(DENIVITA)”をメーンに展開。3階ではブランドのアーカイブを現代風にアレンジしたアイテムを中心にそろえる。

店内の天井や什器には、さまざまな素材を“障子”や“すだれ”などを彷ふつとさせるデザインで取り入れ、日本の伝統美を表現した。

店舗情報

◼️「オニツカタイガー」表参道 イエローコンセプトストア

時間:11:00〜20:00
場所:東京都渋谷区神宮前6-3-9

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「アメリ」と「金子眼鏡」が初コラボ ウェリントン型とメタルフレームの2型を発売

ウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」は、「金子眼鏡」と初のコラボレーションとなるアイウエア(2型)を5月8日に発売する。今回はウェリントン型のサングラス/伊達眼鏡と、1980年代のビンテージのアーカイブに「アメリ」らしいエッセンスを加えたサングラスを展開する。どちらにもテンプル内側には“AMERI KANEKO”と“NO RULES FOR FASHION”のメッセージを刻印し、テンプルエンドには、「アメリ」オリジナルロゴが入っている。

KANEKOOPTICAL × Ameri ACETATE GLASSES

ブラックとマルチには抜け感のあるクリアレンズを、ベージュとカーキには目元を優しく彩るライトカラーレンズを採用した“アセテート”(全4色、各3万800円)。フレームのアウトラインは、丁寧な手磨きで滑らかな甲丸仕上げた。フィット感にもこだわり、金属製のノーズパッドを採用。より快適なかけ心地を実現した。

KANEKOOPTICAL × Ameri METAL GLASSES

80年代ビンテージのアーカイブからインスパイアされたディテールを、「アメリ」らしい視点でモダンに昇華させたメタルフレームのサングラス (全4色 各3万7400円)。ファッションに合わせて選べる濃色レンズと、軽やかに装いたいときのライトカラーレンズをカラーごとにセレクトできる。さらに付属のクリアレンズに付け替えも可能だ。フロントには軽量でしなやかなチタン素材を採用し、長時間でも快適なかけ心地。テンプルは肌あたりを考慮した華奢な設計に仕上げた。

LOOK

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

問い合わせ先
DDDD
dddd@nobuokaholdings.jp

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「DDDD」が2回目のショー開催 “夜明け”をテーマに内なる葛藤と前進を表現

ファッションブランド「ディフォー(DDDD)」が3月、2回目となるランウエイショーを寺田倉庫で開催した。テーマは“Dawn(夜明け)”。規律に縛られた環境から、自らの意志で一歩を踏み出すティーンエージャーの姿を、服を通して描いた。「自らの意思で何かを変えようとする、その内なる葛藤と一歩踏み出す瞬間を表現したかった」とSHIGEKIデザイナーは語る。映画「いまを生きる」「ウォールフラワー」など、若者の自立や挑戦を描いた作品から着想を得たという。

今回のコレクションでは、ミリタリーやトラッドなどの“規律ある服”をベースにしながら、そこに変化や破綻を加えることで、“型にはまらない意志”を38体のルックで表現した。ハイネックやベルトなど、身体を守る(保護する)ディテールも多く見られた。素材の9割以上は別注で製作したという。ホースレザーやチベットラム、ハラコなど、質感にこだわった生地を使用。色使いはブラックやベージュ、カーキ、チャコールを基調に、差し色としてワインやパープル、ピンクを用いた。シックな色味の中に、抑えきれない情熱を感じさせる構成となった。

ブランドの根幹にあるのは、“Dress Up Lazy(怠けたドレスアップ)”という考え方だ。「前回はカジュアルなストリート感が強かったが、今回はより“きれいなもの”に挑戦した。カジュアルとラグジュアリーの間にある“余白”がブランドの幅を生み出す」とSHIGEKIデザイナー。服作りでは、紙の上のデザインだけでなく「人が動いたときの揺れ」まで計算し、10年以上付き合いのある、信頼するパタンナーとともに一から練り上げたという。これまで20年以上にわたり、現場主義の服作りを貫いてきたSHIGEKIデザイナーが、前回に続き、展示会形式ではなくショーという発表形式を選択した。「人に見せるからこそ、ちゃんと作ろうと思える。ショーには“夢を見せる力”がある」と語る。

ショーは東京ファッション・ウイークの翌週に開催した。当初は公式スケジュールへの参加も検討していたが、希望する時間帯の会場枠がすでに埋まっていたため、独自開催を選んだという。「公式か非公式かよりも、どう見せるかを突き詰めたかった。むしろ、独自開催だからこそ、空間や演出も含めて、より深く掘り下げられた気がする」。

「ディフォー」は2024年9月にブランドを始動し、今年1月に東京・代官山に直営店(東京都渋谷区代官山町13-1)をオープン。店舗とアトリエ機能を併設し、製作と販売が一体化した運営体制を取っている。今後の展望について、SHIGEKIデザイナーは少し迷いながらも「ブランドとして、いつかパリ・コレクションで服を見てもらいたいという思いがある」と語った。今回のショーは、その実現に向けた“夜明け”を告げるものだった。

問い合わせ先
DDDD
dddd@nobuokaholdings.jp

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「セサミストリートマーケット」が「ニューエラ」とコラボ カラバリ豊富なキャップ6型

マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。

セサミストリートの世界観を表現したコラボコレクション

差し色になる深みのあるグリーンや優しいピンクの2カラー展開でキャラクターの刺しゅうがポイントの“9TWENTY キャラクター刺しゅう”(全2色、各6930円)、正面部分にブランドロゴ、側面にキャラクター、バックル部分にキャラクターの名前の刺しゅうが施された“9TWENTY ロゴ刺しゅう”(全2色、各7040円)、正面にブランドロゴ刺しゅう、側面にキャラクター刺しゅう、後ろの部分にセサミストリートの世界観を表現するようなメッセージが施された“9TWENTY メッセージ刺しゅう”(全2色、各7040円)をラインアップする。

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「セサミストリートマーケット」が「ニューエラ」とコラボ カラバリ豊富なキャップ6型

マッシュスタイルラボが手掛ける、物販・カフェ・ワークショップを複合した「セサミストリート(SESAME STREET)」の公式ストア「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」は5月1日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「セサミストリートマーケット」池袋サンシャインシティ店、アーバンドックららぽーと豊洲店および公式オンラインストアで取り扱う。

セサミストリートの世界観を表現したコラボコレクション

差し色になる深みのあるグリーンや優しいピンクの2カラー展開でキャラクターの刺しゅうがポイントの“9TWENTY キャラクター刺しゅう”(全2色、各6930円)、正面部分にブランドロゴ、側面にキャラクター、バックル部分にキャラクターの名前の刺しゅうが施された“9TWENTY ロゴ刺しゅう”(全2色、各7040円)、正面にブランドロゴ刺しゅう、側面にキャラクター刺しゅう、後ろの部分にセサミストリートの世界観を表現するようなメッセージが施された“9TWENTY メッセージ刺しゅう”(全2色、各7040円)をラインアップする。

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ENHYPENソンフンが華麗に着こなす「アディダス オリジナルス」の新ビジュアル “テコンドー”など3型

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、25年春夏シーズンに発売したスニーカー“テコンドー(TAEKWONDO)”(1万5950円)“テコンドーシューレース(TAEKWONDO LACE)” (1万2100円)“トーキョー(TOKYO)(1万2100円)”のビジュアルに、韓国の人気アイドルグループENHYPEN(エンハイプン)のソンフン(SUNGHOON)を起用した。新たなビジュアルでは、各モデルを都会的なスタイリングとともに着用し、その魅力を表現している。

ビジュアル

ムービー

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人気美容師がナプラの「N. ルフレカラー」で提案 2025年春夏ファッションに映える最旬ヘアカラー

ナプラ,Napla,N. ルフレカラー,エヌドット ルフレカラーロマンチックやフェミニンなムードが一気に広がった2025年春夏のファッション。その潮流に合わせ、ヘアスタイルにも軽やかさや優しさ、柔らかさを求める動きが表れ始めている。ここでは4人の人気美容師に、高発色がかなうナプラのヘアカラー「N.(エヌドット)ルフレカラー」を使い、その変化を表現した最旬ヘアを披露してもらった。

人気サロン「バイオレット」が
“今っぽいピンク”と
ラベンダーベージュを提案

「バイオレット(Violet)」の前原穂高代表は、“今っぽいピンク”を「N. ルフレカラー」の“スピネルで表現した。「長めの前髪でフェミニンなムードを、透明感のあるカラーと内巻きのワンカールで軽やかさを出したレイヤースタイル。最近人気が上昇している“スピネル”と“スカーレット”の暖色系でワンメイクカラーリングを施した。サロンでも暖色系のリクエストが増え、ピンクとオレンジはトレンドセッター的な人が取り入れている。ピンクのカラー剤は何百色とあり、少しの色ブレで全く違う印象になる中、安定して“今っぽさ”が出せるのが“スピネル”の魅力だ」。

「バイオレット ジェム(Violet ʻjem)」の宮司佳奈副店長は、“アメトリン”と“ラピス”でほんのり艶感が出るラベンダー調ベージュを披露。「あご下にレイヤーを入れたかわいい印象のハッシュカット。“アメトリン”と“ラピス”で作るラベンダー調ベージュはほんのりと艶感が出るので、それを生かしつつ、仕上げのスタイリング剤には“N. パウダリーヘアスプレー 2”を使ってドライな質感に。服と髪両方の透明感が生きるバランスに仕上げた。カラー&カットだけでなく質感も考慮することで、よりトレンド感を出しやすくなる」。

人気サロン「アピッシュ」は
トレンド感あふれる
2種のブラウンを提案

「アピッシュ アオヤマ(apish AOYAMA)」の夏琳アートクリエイターは“チェスナット”と“ペリドット”で表現する、レイヤーと好相性のまろやかブラウンを披露した。「最近はハイトーンなベージュより、透明感のある中明度でまろやかな印象のブラウンが人気。“チェスナット”だけでも十分だが、赤みを消しつつより柔らかな印象が生まれる“ペリドット”をベースコントロールとして使用した。2色で作ったブラウンは、今っぽいドライなスタイリングにしてもパサつき感が出ず、レイヤースタイルとも好相性だ」。

「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。

2025年春夏のトレンドカラーにまつわる
5つの質問に4人の人気美容師が回答

2025年春夏の、ファッションとトレンドカラーにまつわる5つの質問に、4人の人気美容師が回答する。

Q1:ファッショントレンドの変化はヘアに影響する?

A1:「クワイエット・ラグジュアリーに代表される洗練されたシンプルなファッションから、装飾のあるものや古着などいろいろなテイストが混ざったカジュアルなスタイルが多くなったことで、ヘアもレイヤーの入った動きのあるスタイルがかなり人気。カラーも暖色系のリクエストが増えた。これまで黒と白しか着なかった人が暖色系のジャケットを羽織るようになる、といった流れと連動する」(前原代表)。「ファッションがいろんな素材や要素をミックスするようになって、ヘアカラーはハイトーンから中明度の落ち着いた色が支持されるようになった」(夏琳アートクリエイター)。「フェミニンなファッションの流れからか、ヘアにもより柔らかい印象を求める声は多く聞かれる」(宮司副店長)。

Q2:最近、多いと感じるお客さまのリクエストは?

A2:「ベージュのリクエストは変わらず多いが、奥深くなっていて、お客さま一人一人が思い描いているベージュが違う。オリーブ系かラベンダー系か、そのニュアンスの違いを追求するのがカギ。春夏になると明るい色にしたい人が増え、ニーズが高まる“高明度×オリーブ系”を表現するのに“ペリドット”が活躍している。さらに“メタル”を入れて、まろやかさを出すことも多い」(宮司副店長)。「春になって柔らかい印象の暖色系のリクエストは確実に増えている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「柔らかさが重視され、暗めのトーンでツヤっぽく見せたいとのリクエストは多い。ただスタイリングはドライな質感が今はきているので、ドライなスタイリングでもパサついて見えない色が重要」(夏琳アートクリエイター)。

Q3:2025年春夏の推しカラーは?

A3:「全体的にはグレージュを選ぶお客さまがまだ多いが、それだと新しさが出ないので“スカーレット”“ペオニー”“モーヴ”などの暖色系を提案して喜んでいただいている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「よく使っているのは“サンド”と“ペリドット”。それに“スピネル”や“モーヴ”を組み合わせたり、“メタル”を入れたり。銀座にあるサロンのため遊び過ぎないカラーを求める方が多いが、その中でも新しさを出したいお客さまからはラベンダーベージュ、ラベンダーグレージュというワードが聞かれる。広く使えるけれど新しさも出る“アイリス”は推し」(宮司副店長)。「“ペリドット”を“サンド”で割ったオリーブが気に入っている。クール過ぎない優しい雰囲気の寒色で、今のムードを表している」(前原代表)。

Q4:「N. ルフレカラー」がトレンドヘアにマッチする理由は?

A4:「『アピッシュ』はパーマを得意とするので、8割がパーマのお客さま。ブリーチなしでパーマ毛にもしっかり色が出せるのがいい。暗めの色でも、透明感や柔らかさを出せるのも魅力」(夏琳アートクリエイター)。「これだけの色展開があれば出せない色はない。ブラウン系カラーが流行っている今、お客さまの髪のベースカラーや肌映りに対しコントロールすることが重要。その点でも、ベージュ・ブラウンのバリエーションの多さは最大の強み」(前原代表)。「ナチュラル系カラーが人気の中、ブリーチなしでも高明度高発色が出せるのでお客さまに提案しやすい。髪色の違いを実感してもらえるので、雰囲気を変えたいお客さまが増える春はとくにおすすめしやすい」(嶋根クリエイティブディレクター)。

カラーバリエーション豊富で
高発色がかなう
「N. ルフレカラー」

にごりのないクリアな発色で透けるような質感を髪に与え、軽やかな仕上がりをかなえるヘアカラー。あらゆるニーズに応える15色相をラインアップし、どんな明度も色鮮やかかつ洗練された印象に仕上げる。

前原さん:シャツ5万5000円,ショートパンツ3万3000円/ブランカ(H3Oファッションビュロー)、ロングパンツ5万600円/カルラ スペティック(H3Oファッションビュロー)、チューブトップ/スタイリスト私物
宮司さん:トレンチコート10万1200円/カルラ スペティック、ワンピース(インナー付)6万2700円,パンツ4万6200円/マサコ テラニシ(アプレドゥマン)、バングル2万900円/ジャンティーク
夏琳さん:ガウン3万8500円/ジャンティーク、タンクトップ2万9700円/オットダム(パサージュ デュ ストックマン 恵比寿店)、マルチカラートップス1万1900円/デシグアル(デシグアルストア 銀座中央通り店)、パンツ5万3900円/ユニオン ランチ(リトルリーグ インク)、シューズ2万9700円/カスタニエール(H3Oファッションビュロー)、バングル2万900円/ジャンティーク
嶋根さん:ベスト5万9400円,パンツ4万9500円,トップス3万1900円/オットダム、サンダル4万2900円/イル サンダロ オブ カプリ(アマン),ベルト8800円/ジャンティーク、ネックレス3万6300円,ブレスレット4万4000円,ひし形バングル3万3000円,楕円バングル3万5200円/FRONT 11201
PHOTOS : YOHEI KICHIRAKU
STYLING : CHIE GONDO
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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人気美容師がナプラの「N. ルフレカラー」で提案 2025年春夏ファッションに映える最旬ヘアカラー

ナプラ,Napla,N. ルフレカラー,エヌドット ルフレカラーロマンチックやフェミニンなムードが一気に広がった2025年春夏のファッション。その潮流に合わせ、ヘアスタイルにも軽やかさや優しさ、柔らかさを求める動きが表れ始めている。ここでは4人の人気美容師に、高発色がかなうナプラのヘアカラー「N.(エヌドット)ルフレカラー」を使い、その変化を表現した最旬ヘアを披露してもらった。

人気サロン「バイオレット」が
“今っぽいピンク”と
ラベンダーベージュを提案

「バイオレット(Violet)」の前原穂高代表は、“今っぽいピンク”を「N. ルフレカラー」の“スピネルで表現した。「長めの前髪でフェミニンなムードを、透明感のあるカラーと内巻きのワンカールで軽やかさを出したレイヤースタイル。最近人気が上昇している“スピネル”と“スカーレット”の暖色系でワンメイクカラーリングを施した。サロンでも暖色系のリクエストが増え、ピンクとオレンジはトレンドセッター的な人が取り入れている。ピンクのカラー剤は何百色とあり、少しの色ブレで全く違う印象になる中、安定して“今っぽさ”が出せるのが“スピネル”の魅力だ」。

「バイオレット ジェム(Violet ʻjem)」の宮司佳奈副店長は、“アメトリン”と“ラピス”でほんのり艶感が出るラベンダー調ベージュを披露。「あご下にレイヤーを入れたかわいい印象のハッシュカット。“アメトリン”と“ラピス”で作るラベンダー調ベージュはほんのりと艶感が出るので、それを生かしつつ、仕上げのスタイリング剤には“N. パウダリーヘアスプレー 2”を使ってドライな質感に。服と髪両方の透明感が生きるバランスに仕上げた。カラー&カットだけでなく質感も考慮することで、よりトレンド感を出しやすくなる」。

人気サロン「アピッシュ」は
トレンド感あふれる
2種のブラウンを提案

「アピッシュ アオヤマ(apish AOYAMA)」の夏琳アートクリエイターは“チェスナット”と“ペリドット”で表現する、レイヤーと好相性のまろやかブラウンを披露した。「最近はハイトーンなベージュより、透明感のある中明度でまろやかな印象のブラウンが人気。“チェスナット”だけでも十分だが、赤みを消しつつより柔らかな印象が生まれる“ペリドット”をベースコントロールとして使用した。2色で作ったブラウンは、今っぽいドライなスタイリングにしてもパサつき感が出ず、レイヤースタイルとも好相性だ」。

「ジェノ バイ アピッシュ(JENO by apish)」の嶋根寛明/「アピッシュ(apish)」クリエイティブティレクターは、“ブリック”と“ペオニー”を使い、ほどよいトレンド感の暖色系ブラウンに仕上げた。「トップからレイヤーを入れ、服に合わせて内巻きにも外巻きにも自在に動きが出せるカット。ヘアカラーで最近人気の暖色系は、複雑な履歴がある髪もカバーしやすく、リスクもなくきれいに仕上がる点でもおすすめ。“ブリック”や“サンド”などのベースカラーに“ペオニー”や“スカーレット”などの暖色を加えると発色もよりきれいで、ほどよく鮮度感を出せるのもいい」。

2025年春夏のトレンドカラーにまつわる
5つの質問に4人の人気美容師が回答

2025年春夏の、ファッションとトレンドカラーにまつわる5つの質問に、4人の人気美容師が回答する。

Q1:ファッショントレンドの変化はヘアに影響する?

A1:「クワイエット・ラグジュアリーに代表される洗練されたシンプルなファッションから、装飾のあるものや古着などいろいろなテイストが混ざったカジュアルなスタイルが多くなったことで、ヘアもレイヤーの入った動きのあるスタイルがかなり人気。カラーも暖色系のリクエストが増えた。これまで黒と白しか着なかった人が暖色系のジャケットを羽織るようになる、といった流れと連動する」(前原代表)。「ファッションがいろんな素材や要素をミックスするようになって、ヘアカラーはハイトーンから中明度の落ち着いた色が支持されるようになった」(夏琳アートクリエイター)。「フェミニンなファッションの流れからか、ヘアにもより柔らかい印象を求める声は多く聞かれる」(宮司副店長)。

Q2:最近、多いと感じるお客さまのリクエストは?

A2:「ベージュのリクエストは変わらず多いが、奥深くなっていて、お客さま一人一人が思い描いているベージュが違う。オリーブ系かラベンダー系か、そのニュアンスの違いを追求するのがカギ。春夏になると明るい色にしたい人が増え、ニーズが高まる“高明度×オリーブ系”を表現するのに“ペリドット”が活躍している。さらに“メタル”を入れて、まろやかさを出すことも多い」(宮司副店長)。「春になって柔らかい印象の暖色系のリクエストは確実に増えている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「柔らかさが重視され、暗めのトーンでツヤっぽく見せたいとのリクエストは多い。ただスタイリングはドライな質感が今はきているので、ドライなスタイリングでもパサついて見えない色が重要」(夏琳アートクリエイター)。

Q3:2025年春夏の推しカラーは?

A3:「全体的にはグレージュを選ぶお客さまがまだ多いが、それだと新しさが出ないので“スカーレット”“ペオニー”“モーヴ”などの暖色系を提案して喜んでいただいている」(嶋根クリエイティブディレクター)。「よく使っているのは“サンド”と“ペリドット”。それに“スピネル”や“モーヴ”を組み合わせたり、“メタル”を入れたり。銀座にあるサロンのため遊び過ぎないカラーを求める方が多いが、その中でも新しさを出したいお客さまからはラベンダーベージュ、ラベンダーグレージュというワードが聞かれる。広く使えるけれど新しさも出る“アイリス”は推し」(宮司副店長)。「“ペリドット”を“サンド”で割ったオリーブが気に入っている。クール過ぎない優しい雰囲気の寒色で、今のムードを表している」(前原代表)。

Q4:「N. ルフレカラー」がトレンドヘアにマッチする理由は?

A4:「『アピッシュ』はパーマを得意とするので、8割がパーマのお客さま。ブリーチなしでパーマ毛にもしっかり色が出せるのがいい。暗めの色でも、透明感や柔らかさを出せるのも魅力」(夏琳アートクリエイター)。「これだけの色展開があれば出せない色はない。ブラウン系カラーが流行っている今、お客さまの髪のベースカラーや肌映りに対しコントロールすることが重要。その点でも、ベージュ・ブラウンのバリエーションの多さは最大の強み」(前原代表)。「ナチュラル系カラーが人気の中、ブリーチなしでも高明度高発色が出せるのでお客さまに提案しやすい。髪色の違いを実感してもらえるので、雰囲気を変えたいお客さまが増える春はとくにおすすめしやすい」(嶋根クリエイティブディレクター)。

カラーバリエーション豊富で
高発色がかなう
「N. ルフレカラー」

にごりのないクリアな発色で透けるような質感を髪に与え、軽やかな仕上がりをかなえるヘアカラー。あらゆるニーズに応える15色相をラインアップし、どんな明度も色鮮やかかつ洗練された印象に仕上げる。

前原さん:シャツ5万5000円,ショートパンツ3万3000円/ブランカ(H3Oファッションビュロー)、ロングパンツ5万600円/カルラ スペティック(H3Oファッションビュロー)、チューブトップ/スタイリスト私物
宮司さん:トレンチコート10万1200円/カルラ スペティック、ワンピース(インナー付)6万2700円,パンツ4万6200円/マサコ テラニシ(アプレドゥマン)、バングル2万900円/ジャンティーク
夏琳さん:ガウン3万8500円/ジャンティーク、タンクトップ2万9700円/オットダム(パサージュ デュ ストックマン 恵比寿店)、マルチカラートップス1万1900円/デシグアル(デシグアルストア 銀座中央通り店)、パンツ5万3900円/ユニオン ランチ(リトルリーグ インク)、シューズ2万9700円/カスタニエール(H3Oファッションビュロー)、バングル2万900円/ジャンティーク
嶋根さん:ベスト5万9400円,パンツ4万9500円,トップス3万1900円/オットダム、サンダル4万2900円/イル サンダロ オブ カプリ(アマン),ベルト8800円/ジャンティーク、ネックレス3万6300円,ブレスレット4万4000円,ひし形バングル3万3000円,楕円バングル3万5200円/FRONT 11201
PHOTOS : YOHEI KICHIRAKU
STYLING : CHIE GONDO
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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ユニクロ「UT」が矢沢あい作品とコラボ 人気漫画「NANA」などをモチーフにした全5種

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は7月上旬、今年デビュー40周年を迎える漫画家・矢沢あいが手掛ける作品とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コレクションでは、「天使なんかじゃない」、「ご近所物語」、「パラダイス・キス」、「NANA」の4作品からイラストやモチーフをTシャツに落とし込んだTシャツ5種をそろえる。価格は1500円。

各物語のイラストやモチーフを落とし込んだコレクション
描き下ろしデザインも

矢沢あい作品の中でも人気を誇る「NANA」の主人公の1人である大崎ナナをUTのために描き下ろしたデザインや、「天使なんかじゃない」の内表紙イラストをフロントにデザインしたアイテム、「パラダイス・キス」の物語のキーとなるファッションショーからインスピレーションを受けたTシャツなどを展開する。また、各アイテムには矢沢あいのサインもプリントし、細部まで矢沢あいの魅力を感じられるコレクションに仕上げた。

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ユニクロ「UT」が矢沢あい作品とコラボ 人気漫画「NANA」などをモチーフにした全5種

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は7月上旬、今年デビュー40周年を迎える漫画家・矢沢あいが手掛ける作品とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コレクションでは、「天使なんかじゃない」、「ご近所物語」、「パラダイス・キス」、「NANA」の4作品からイラストやモチーフをTシャツに落とし込んだTシャツ5種をそろえる。価格は1500円。

各物語のイラストやモチーフを落とし込んだコレクション
描き下ろしデザインも

矢沢あい作品の中でも人気を誇る「NANA」の主人公の1人である大崎ナナをUTのために描き下ろしたデザインや、「天使なんかじゃない」の内表紙イラストをフロントにデザインしたアイテム、「パラダイス・キス」の物語のキーとなるファッションショーからインスピレーションを受けたTシャツなどを展開する。また、各アイテムには矢沢あいのサインもプリントし、細部まで矢沢あいの魅力を感じられるコレクションに仕上げた。

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【スナップ】横田真悠、安斉星来らが来場 「セリーヌ」が渋谷パルコに新店をオープン

「セリーヌ(CELINE)」が4月19日、渋谷パルコに新店舗をオープンし、モデルの横田真悠や安斉星来、伊原葵らが祝福に訪れた。ピンクのグラデーションの内装で飾られた同店では、ウィメンズコレクションのレザーグッズやアクセサリー、オート パフューマリーコレクションほか、“セリーヌ ボーテ(CELINE BEAUTE)”のリップスティックを展開する。

オープン記念の限定アイテムも登場

ブティックでは、オープンを記念して、2025年サマーコレクションから爽やかなパステルカラーのバッグ、スモールレザーグッズ、コスチュームジュエリーなどを限定販売する。また、夏に向けた“エテ・セリーヌ(ETE CELINE)”コレクションからラフィア素材のミニバッグやハットなどもそろえる。

来場者スナップ

店舗にはほか、佐藤晴美や村上愛花、雑賀サクラも来店した。

店舗詳細

◼️セリーヌ 渋谷パルコ店

場所:渋谷パルコ1階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
時間11:00〜21:00

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“N.ハリウッド コンパイル”が「テバ」と初のコラボサンダルを発売 足入れの良さが魅力

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は5月2日、ドレスライン“N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)”から「テバ(TEVA)」と初のコラボサンダル“M ボヤ スライド N-ハリウッド(M VOYA SLIDE N-HOOLYWOOD)”を発売する。サイズは、25.0〜30.0cmを1cm刻みでそろえ、価格は1万5400円。ミスターハリウッド 東京、大阪および、「N.ハリウッド」の直営店と公式オンラインストアのほか、ECのゾゾヴィラ、楽天ファッションで扱う。

夏の装いに溶け込むコラボサンダル

今回は、尾花大輔「N.ハリウッド」デザイナーもその履き心地の良さから手放せないという「テバ」の軽量スライドサンダル“ボヤ スライド”をベースに採用した。リサイクルポリエステルを使用した4本のストラップで構成したアッパーには、両者のネームをそれぞれあしらったほか、フットベットには「テバ」のブランドロゴを型押し。また、ソールは低反発クッションソールの“マッシュ(Mush)”と、EVAアウトソールを合わせたソールユニットを搭載し、履き込むごとに足裏にフィットする感覚を味わえる。カラーは、大理石を着想源とした“N.ハリウッド コンパイル”2025年春コレクションに合わせたチャコールで用意する。

尾花デザイナーは、今回のコラボについて「今回のコラボレーションでは、そのバランスを崩さずに、いかに“N.ハリウッド コンパイル”らしさを加えるかという点に注力した。『テバ』のロゴはモノトーンに変更し、私たちのシューズラインに使っているネームタグの位置を踏襲するように、ロゴの配置にもアレンジを加えた。カラーはダークネイビーグレーをベースに、奥行きと深みのある表情を目指した」と述べた。

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ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪が5周年記念で限定コレクションを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は4月29日、「コム デ ギャルソン」大阪店内、ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪の5周年を記念した限定コレクションを発売する。店頭購入を優先的に受け付け、オンラインでは30日11時からの販売を予定している。店頭での29日11~12時までの先行入場枠は28日12時まで事前抽選を行う。

同コレクションは、コーチジャケット(3万7400円)やショーツ(2万6400円)など、5周年を彩るアイテムをラインアップ。モノトーンのオリジナルカモフラージュを全面に施し、“CDG OSAKA BAPE®”のカレッジロゴをプリントしたグラフィックTシャツや、5色の“APE HEAD”が重なり合ったデザインのTシャツも登場。カモ柄の5周年ロゴのTシャツには、記念の缶に封入した特別パッケージが付属する。

また、“ベイプ スタ(BAPE STA)”には、ホワイトのアッパーに同色で“COMME des GARÇONS”のロゴをプリント。付属のオリジナルシューズバッグに加え、特別仕様のシューズボックスに収めた。

アイテム一覧

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ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪が5周年記念で限定コレクションを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は4月29日、「コム デ ギャルソン」大阪店内、ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪の5周年を記念した限定コレクションを発売する。店頭購入を優先的に受け付け、オンラインでは30日11時からの販売を予定している。店頭での29日11~12時までの先行入場枠は28日12時まで事前抽選を行う。

同コレクションは、コーチジャケット(3万7400円)やショーツ(2万6400円)など、5周年を彩るアイテムをラインアップ。モノトーンのオリジナルカモフラージュを全面に施し、“CDG OSAKA BAPE®”のカレッジロゴをプリントしたグラフィックTシャツや、5色の“APE HEAD”が重なり合ったデザインのTシャツも登場。カモ柄の5周年ロゴのTシャツには、記念の缶に封入した特別パッケージが付属する。

また、“ベイプ スタ(BAPE STA)”には、ホワイトのアッパーに同色で“COMME des GARÇONS”のロゴをプリント。付属のオリジナルシューズバッグに加え、特別仕様のシューズボックスに収めた。

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「タトラス」が初夏に向けた“リゾートコレクション”を発売 洗練×リラックスの融合

「タトラス(TATRAS)」は4月25日、初夏に向けた都会的でリラックス感のある“リゾートコレクション”を発売した。幅広いシーンで活躍する洗練されたクラッシックなデザインにヘルシーな躍動感をプラスしたコレクションで、メンズ21型とウィメンズ24型を用意した。「タトラス」の直営店と公式ECサイトで販売中だ。

今シーズンの着想源は、ワインの王様としても知られている「バローロ」。成熟した深みのある渋さと、力強いタフな味わいが特徴の最高峰のイタリアワインだ。生産地であるバローロ地区にある水分を失ったぶどうや枯れ木、大地などが生み出す霧がかった神秘的な情景を、カラーパレットやボタニカルパターンに落とし込んだ。

ラインアップはリラックスムードあふれるシアー素材や、肌触りの良いツイル素材を使用したシャツやジャケット、ワイドパンツ、ワンピース、バッグなど。自信に満ちた色彩や美しいシルエットで、洗練された都会と開放的なリゾートを融合したリラックススタイルに昇華している。

また、毎シーズン好評の「タトラス」のモノグラム柄で織り上げたジャカードのセットアップをはじめ、透け感が特徴的なポリエステルオーガンジーのジップアップブルゾンや、ポリエステル×タフタ素材のワンピースなど、同ブランドが得意とするタフさと上質さを兼ね備えたアイテムも並ぶ。初夏の旅先でも、都会でも活躍する製品を豊富にそろえた。



問い合わせ先
タトラス 銀座
03-6228-7770

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「ランコム」“ジェニフィック”シリーズのアイクリームが進化 “回復美容”に着目

「ランコム(LANCOME)」は6月6日、ブランドを代表する美容液“ジェニフィック アルティメ セラム”のシリーズから、リニューアルした目元用クリーム“ジェニフィック アルティメ アイクリーム”(20mL、1万1000円)を発売する。5月9日には、公式オンラインショップ、伊勢丹新宿本店、イセタン ビューティー オンライン(ISETAN BEAUTY ONLINE)、阪急うめだ本店、阪急ビューティーオンライン(HANKYU BEAUTY ONLINE)で先行販売を行う。

同アイテムは、乾燥やハリ不足などの目元悩みに着目し、これらのダメージを受けた肌の回復に働きかける“回復美容”の発想を取り入れた。肌のバリア機能をサポートする7種のプレ/プロバイオティクス由来成分のほか、肌のハリを高める保湿成分のβグルカンと、肌荒れを防ぐ成分のグリチルレチン酸を新配合。クマの原因にアプローチし、目元をすっきりとした明るい印象に導く。滑らかで伸びの良いテクスチャーが、薄く繊細な目元の肌に優しくなじむ。

パッケージのデザインも一新した。“ランコムローズ”を刻印した高級感のあるフタで封印したガラス容器は20%リサイクル可能で、クリームを取り出しやすい広口瓶を採用した。

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薄型財布、ここに極まる 設計術を追求した京都府発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第5回は、京都府を訪れた。


今回の技術は…

極薄財布の設計術

キャッシュレス決済の普及で現金を持ち歩かない人が増えている昨今、コンパクトな財布の需要が高まっています。応援購入サービス「マクアケ」も例に漏れず、縦8.6cm、横8.9cm、カードを入れても厚さは約1cmという小さな二つ折り財布が大きな反響を集めています。開発しているのは、京都に拠点を置く工房アルテジャーノです。

縄田真悟代表は大学を卒業後、ハンドメイドウオッチの製造会社に入社しました。2年で退職した後は、独学でレザークラフトを開始。2016年には、「見た目以上にたくさん入る」三つ折り財布“コレット”を製作し、「マクアケ」でプロジェクトも実施しました。

実は、このプロジェクトでは、想定していたほどの成果は得られませんでした。悔しく思った縄田代表は、雑誌の財布特集を見たり、ライフスタイルの変化を調査したりと、「今の時代に合った財布の形」の研究を重ねていきました。その中で誕生したのが、コンパクトかつ使い勝手の良い二つ折り財布“ウスハ”です。カードとコインの収納スペースを分けて配置することで厚みを軽減。一切ステッチ幅を設けないことで、コンパクトなサイズ感を実現しています。

“ウスハ”は、「マクアケ」のプロジェクトでも好評を博し、800万円以上の応援購入が集まりました。勢いに乗った縄田代表は、その後も細かな改良を繰り返し、全てのパーツにコードバン(馬の臀部の皮から作る高級なめし革)を使用した最新作“ニューウスハ3”を制作。3月7日から、「マクアケ」で先行予約販売プロジェクトを実行しています。

“ニューウスハ3”は、今までで最も“薄さ”にこだわった財布です。革の重なりを最小限にしているほか、ボタンの代わりにギボシ(主にレザークラフトで使用するネジ式の金具)を使用することで、一般の財布より厚みを抑えています。前作ではオマケだった “札押さえパーツ”も財布と一体化させ、とことん薄さを追求しました。一方、最大収納数はカード6枚、コイン15枚、お札15枚と、収納力も担保。カードを出し入れしやすくしたり、一目で全ての硬貨が見えるよう小銭入れを浅めに設計したりと、キャッシュレス派・現金派を問わず使用できるよう工夫を凝らしています。

縄田代表は、「財布を持ち替えることなく、スムーズに収納物を出し入れできるよう随所に細かいこだわりを詰め込んだ」と語ります。今後は、“ウスハ”以外の商品ラインアップを増やしていきたいとのこと。「次はファスナーの長財布かな」と夢を膨らませます。

薄さと堅牢さを両立する3つのポイント

1.デッドスペースがない設計

コインとカードが重なる構造にし、デッドスペースがない最大限の収納力を実現しました。二つ折り財布はサイドに1cmの縫製を施すことが一般的ですが、“ニューウスハ3”は一枚革を巻き込む形で“縫製せずに”設計しており、その分コンパクトなサイズ感を実現しています。

2.薄さの限界値を見極めた革すき

耐久性を考えた上で極限の薄さである0.7mmですきますが、どうしても0.1mm程度の誤差が生まれることも。その時は、パーツごとにふさわしい厚みを見極め、最適な革を選定・使用しています。

3.コバは染料磨き

“ニューウスハ3”のコバは、色を入れながら磨いていく“染料磨き”という技術を駆使しており、使い込んでもボロボロになりにくくなっています。1mmにも満たないコバの部分を手磨きで染めています。

京都発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた京都府発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額5162万円

世界の風景で彩りを。
窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」

縦長のディスプレーに、1000種類以上の風景を映すことができるスマートウインドー。映像だけでなく、画面全体から響くサウンドも楽しめる。映し出される風景は全て、4Kのプロフェッショナルカメラで、音声は高性能マイクで撮り下ろした。

PICK UP 2 : 応援購入総額3390万円

寒い冬もこれ一枚!宇宙服×先端技術、
薄くて洗える「フェアリーノヴァ掛け布団」

NASAが宇宙服に使用している断熱素材の技術を応用し、3cmの薄さでありながら高い防寒性を誇る掛け布団。臭いや汚れが気になったときは、洗濯機で丸洗いもできる。持ち運びができる収納袋付きで、キャンプや車内泊をする人にもおすすめ。

PICK UP 3 : 応援購入総額1785万円

【地球上では再現不可】宇宙の神秘模様!
メテオライト(隕石)日本製自動巻き腕時計

希少価値が高いメテオライト(宇宙から地球へ飛来した隕石の総称)を文字盤に用いた日本製の腕時計。メテオライトの美しい網目状の模様を形成するには、100万年以上の時間を要する。まるで小宇宙が手元にあるような神秘的な逸品。

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薄型財布、ここに極まる 設計術を追求した京都府発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第5回は、京都府を訪れた。


今回の技術は…

極薄財布の設計術

キャッシュレス決済の普及で現金を持ち歩かない人が増えている昨今、コンパクトな財布の需要が高まっています。応援購入サービス「マクアケ」も例に漏れず、縦8.6cm、横8.9cm、カードを入れても厚さは約1cmという小さな二つ折り財布が大きな反響を集めています。開発しているのは、京都に拠点を置く工房アルテジャーノです。

縄田真悟代表は大学を卒業後、ハンドメイドウオッチの製造会社に入社しました。2年で退職した後は、独学でレザークラフトを開始。2016年には、「見た目以上にたくさん入る」三つ折り財布“コレット”を製作し、「マクアケ」でプロジェクトも実施しました。

実は、このプロジェクトでは、想定していたほどの成果は得られませんでした。悔しく思った縄田代表は、雑誌の財布特集を見たり、ライフスタイルの変化を調査したりと、「今の時代に合った財布の形」の研究を重ねていきました。その中で誕生したのが、コンパクトかつ使い勝手の良い二つ折り財布“ウスハ”です。カードとコインの収納スペースを分けて配置することで厚みを軽減。一切ステッチ幅を設けないことで、コンパクトなサイズ感を実現しています。

“ウスハ”は、「マクアケ」のプロジェクトでも好評を博し、800万円以上の応援購入が集まりました。勢いに乗った縄田代表は、その後も細かな改良を繰り返し、全てのパーツにコードバン(馬の臀部の皮から作る高級なめし革)を使用した最新作“ニューウスハ3”を制作。3月7日から、「マクアケ」で先行予約販売プロジェクトを実行しています。

“ニューウスハ3”は、今までで最も“薄さ”にこだわった財布です。革の重なりを最小限にしているほか、ボタンの代わりにギボシ(主にレザークラフトで使用するネジ式の金具)を使用することで、一般の財布より厚みを抑えています。前作ではオマケだった “札押さえパーツ”も財布と一体化させ、とことん薄さを追求しました。一方、最大収納数はカード6枚、コイン15枚、お札15枚と、収納力も担保。カードを出し入れしやすくしたり、一目で全ての硬貨が見えるよう小銭入れを浅めに設計したりと、キャッシュレス派・現金派を問わず使用できるよう工夫を凝らしています。

縄田代表は、「財布を持ち替えることなく、スムーズに収納物を出し入れできるよう随所に細かいこだわりを詰め込んだ」と語ります。今後は、“ウスハ”以外の商品ラインアップを増やしていきたいとのこと。「次はファスナーの長財布かな」と夢を膨らませます。

薄さと堅牢さを両立する3つのポイント

1.デッドスペースがない設計

コインとカードが重なる構造にし、デッドスペースがない最大限の収納力を実現しました。二つ折り財布はサイドに1cmの縫製を施すことが一般的ですが、“ニューウスハ3”は一枚革を巻き込む形で“縫製せずに”設計しており、その分コンパクトなサイズ感を実現しています。

2.薄さの限界値を見極めた革すき

耐久性を考えた上で極限の薄さである0.7mmですきますが、どうしても0.1mm程度の誤差が生まれることも。その時は、パーツごとにふさわしい厚みを見極め、最適な革を選定・使用しています。

3.コバは染料磨き

“ニューウスハ3”のコバは、色を入れながら磨いていく“染料磨き”という技術を駆使しており、使い込んでもボロボロになりにくくなっています。1mmにも満たないコバの部分を手磨きで染めています。

京都発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた京都府発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額5162万円

世界の風景で彩りを。
窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」

縦長のディスプレーに、1000種類以上の風景を映すことができるスマートウインドー。映像だけでなく、画面全体から響くサウンドも楽しめる。映し出される風景は全て、4Kのプロフェッショナルカメラで、音声は高性能マイクで撮り下ろした。

PICK UP 2 : 応援購入総額3390万円

寒い冬もこれ一枚!宇宙服×先端技術、
薄くて洗える「フェアリーノヴァ掛け布団」

NASAが宇宙服に使用している断熱素材の技術を応用し、3cmの薄さでありながら高い防寒性を誇る掛け布団。臭いや汚れが気になったときは、洗濯機で丸洗いもできる。持ち運びができる収納袋付きで、キャンプや車内泊をする人にもおすすめ。

PICK UP 3 : 応援購入総額1785万円

【地球上では再現不可】宇宙の神秘模様!
メテオライト(隕石)日本製自動巻き腕時計

希少価値が高いメテオライト(宇宙から地球へ飛来した隕石の総称)を文字盤に用いた日本製の腕時計。メテオライトの美しい網目状の模様を形成するには、100万年以上の時間を要する。まるで小宇宙が手元にあるような神秘的な逸品。

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来店客数は増えていないのに売り上げ30%増! 店長が体験した店頭在庫の真実

2025年1月からWWDJAPAN.comでマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」が連載中です。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第4話を取り上げます。

来店客数は同じなのに売り上げは30%アップ

第4話のテーマは「欠品と買上率の関係」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第4話は コチラ

今回は、主人公の店舗で在庫を減らしたのに売り上げが20~30%も増えたカラクリに迫ります。アパレル業界で働いている方は、前回で既にお気づきだったかもしれませんが、売り上げ増の根本的な理由は欠品が減ったためです。

店長の安堂徹は「お客さんの数はそれほど増えていないはず」と語っています。来店客数が変わらないにもかかわらず、売り上げが増加した理由として2つのことが考えられます。

1つ目の理由は、買上率が大きくなったことです。買上率とは「来店客数に対して実際に商品を購入した人数の割合」です。徹は「商品を買って帰るのは5人に1人くらい」と言っているので、この店の買上率は20%だったということになります。売り上げが30%増加したと想定して計算してみると、買上率は26%となります。おおよそ、4人に1人が商品を購入するようになり、買って帰る人が増えたわけです。

2つ目の理由は、1人当たりの平均買上点数が増えたことです。会社によって、セット率、パック率、関連率などと呼ばれる数値です。アパレル店の場合、百貨店であれば1.2~1.3、ショッピングセンターに入居するがブランドであれば1.5~1.8、低価格チェーンでは2~3くらいでしょうか。この数字が増えれば、買上率が変わらなくても、客単価は上がり、売り上げは増加します。

売り上げアップの鍵は、欠品回避と買上率の改善にあり

つまり、欠品を減らすことができれば、買上率と平均買上点数の両方の向上が期待できます。おそらく、徹の店舗でも、両方が向上したに違いありません。今回は、欠品の削減が売上げの向上に大きく寄与するということが学べるストーリーとなっています。

アパレル業界にいる方は一度、自分の担当店舗の買上率(※1)や平均買上点数、また、売れ筋商品のトップ10について欠品率(※2)を調べてみるとよいでしょう。

この数値から、あなたの店の伸びしろが見えてくるかもしれません。

※1 買い上げ率は、比較的客数の多い時間帯の入店客数30人くらいに対して、何人のお客さまがお買い物をしてお帰りになったかをカウントすれば分かります。「計算式=購入客数÷退店客数」。これを他店と比較してみましょう。

※2 欠品率は売れ筋商品を10品番ほどピックアップして、店頭の品番、カラー、サイズの在庫の有無をチェックして、欠品しているSKUの数を10品番の全展開SKU数で割れば分かります。「計算式=欠品SKU数÷展開SKU数」。欠品が多いようなら、本部に連絡して、いつ補充してもらえるか、確認しましょう。

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「アンプルール」からPHA・AHA配合のひんやりピーリングマスク 潤いを守りながら角質オフ

「アンプルール(AMPLEUR)」は5月23日、ひんやりした使い心地のピーリングマスク“ポアクレイマスク”(100g、4400円)を発売する。

同製品は、涼しげな“毛穴レス肌”に磨き上げるクレイマスク。ピーリング成分のPHAとAHAが潤いを抱え込みながら古い角質を優しくオフ。くすみやゴワつきを払拭し、柔らかく澄んだ肌に導く。ほか、パパイン酵素が毛穴汚れを分解しながら微粒子クレイ3種が余分な皮脂を吸着。ヒト型セラミド3種に加え、吸着型ヒアルロン酸、CICAなどの美容成分を配合し、洗い流した後も保湿感をキープする。滑らかに伸びるクリームテクスチャーと天然色素によるブルーカラーが特徴で、メントール誘導体がひんやり感をもたらす。

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「アンプルール」が髪内部から補修するペプチド配合のヘアエッセンスを発売 黒くしなやかな艶髪に

「アンプルール(AMPLEUR)」は6月5日、睡眠の間に髪の芯まで修復する頭皮・髪用エッセンス“ナイトリペアスカルプ&ヘア エッセンス”(100mL、6600円)を発売する。

同製品は、エイジングによるうねりやパサつき、広がりを抑え、毛先までしなやかにまとまる艶髪に導くヘアエッセンス。切れたアミノ酸の結合を補強するボンディングペプチド、キューティクルを補修・保護するピノプレックス、流出したタンパク質を補充する発酵コラーゲン水を掛け合わせた独自技術「トリプルボンディングテクノロジー」を採用し、髪の内部構造からの修復をかなえる。ほか、メラニンを誘導する独自成分「ブラックキノン」が黒く若々しい髪色と艶やかさをキープ。ディフェンスカルプとヘマチンが頭皮トラブル改善と頭皮・髪のエイジングケアにアプローチし、頭皮に潤いを与えてフケや荒れを防ぎながら、ハリコシのある髪に仕上げる。

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「サイラス」が映画「ブラック・レイン」のTシャツを発売 高倉健や松田優作をプリント

「サイラス(SILAS)」は、1989年に公開された日米合作映画「ブラック・レイン」の世界観を落とし込んだTシャツコレクション(3型、各7150円)を発売した。オフィシャルオンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

「ブラック・レイン」は、リドリー・スコット監督作品、また松田優作の遺作としても知られている。本コレクションは高倉健、松田優作演じる実際のシーンや特徴的なフォントをデザインに落とし込み、ダークな雰囲気に仕上げている。

今回はTシャツ3型を展開。1つ目は、フロントに「BLACK RAIN」のロゴを大胆にプリント。バックには松田優作と高倉健の出演シーンを対照的に切り取った写真がプリントされている。2つ目は左胸にはワンポイントで「BLACK RAIN」ロゴを配置、背中には銃を携える高倉健のモノクロ写真をプリント。3つ目は、フロント中央に松田優作のモノクロ写真を大判でプリント、バックには「BLACK RAIN」ロゴをシンプルにプリントしている。

アイテム一覧

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「サイラス」が映画「ブラック・レイン」のTシャツを発売 高倉健や松田優作をプリント

「サイラス(SILAS)」は、1989年に公開された日米合作映画「ブラック・レイン」の世界観を落とし込んだTシャツコレクション(3型、各7150円)を発売した。オフィシャルオンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

「ブラック・レイン」は、リドリー・スコット監督作品、また松田優作の遺作としても知られている。本コレクションは高倉健、松田優作演じる実際のシーンや特徴的なフォントをデザインに落とし込み、ダークな雰囲気に仕上げている。

今回はTシャツ3型を展開。1つ目は、フロントに「BLACK RAIN」のロゴを大胆にプリント。バックには松田優作と高倉健の出演シーンを対照的に切り取った写真がプリントされている。2つ目は左胸にはワンポイントで「BLACK RAIN」ロゴを配置、背中には銃を携える高倉健のモノクロ写真をプリント。3つ目は、フロント中央に松田優作のモノクロ写真を大判でプリント、バックには「BLACK RAIN」ロゴをシンプルにプリントしている。

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「アナ スイ」×「ジュレーム」や「イヴ・サンローラン」「スック」の夏コスメが登場! 今週発売のビューティアイテム12選【4/28〜5/4】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は根強いファンが多い「アナ スイ(ANNA SUI)」がデザインを監修した「ジュレーム(JE LAIME)」が登場。ブランドの世界観を表現したパッケージデザインのほか、「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」で採用しているティーローズの香りも注目です!「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「スック(SUQQU)」のサマーコレクションもぜひチェックを。

【4月28日発売】
イプサ
(IPSA)

“ザ・タイムR アクア”が限定ボトルに 

「イプサ(IPSA)」は、定番の化粧水“ザ・タイムR アクア”【医薬部外品】をピンク×グリーンのグラデーションの限定ボトルで発売する。デジタルアーティストのインディゴ(INDIGO)が手掛けた本デザインは、肌と心を潤いで満たすアクアフルネスを表現した。外装箱もオリジナルで、デジタルカメラで撮影した光の屈折を抽象的に落とし込んだ。

■商品詳細

“ザ・タイムR アクア”【医薬部外品】の限定デザイン(各200mL、各4730円)

【4月29日発売】
カントリー&ストリーム
(COUNTRY&STREAM)

シトラスグリーン香るネイルオイル 

「カントリー&ストリーム(COUNTRY&STREAM)」は、シトラスグリーンの香りの“ネイルトリートメントオイル C”を発売する。甘皮への浸透と爪表面のコートにそれぞれ特化したケラチン2種に加え、爪の補修に効果的なシルクプロテインを配合。さらに、アルガンオイルなど6種のオーガニックオイルが爪や甘皮を柔らかく整える。

■商品詳細

“ネイルトリートメントオイル C”(7g、1100円)

【5月1日発売】
ジュレーム
(JE LAIME)

「アナ スイ」とコラボ 

「ジュレーム(JE LAIME)」は、“リラックス”シリーズから「アナ スイ(ANNA SUI)」がデザインを監修し、「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」で採用しているティーローズの香りを“リラックス”シリーズに合わせて開発した限定セット“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”を発売する。

■商品詳細

“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”(2640円※編集部調べ)

【5月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

光を味方につけるスティックコンシーラー 

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、フレッシュで生き生きとした肌に仕上げるベースメイクシリーズ“シンクロスキン”から、光を味方につけて肌悩みをカバーする“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”を発売する。カラーは、目元のクマやシミなどのさまざまな肌悩みをカバーする6色を用意した。

■商品詳細

“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”(全6色、各4400円)

【5月1日発売】
イニスフリー
(INNISFREE)

 クレイパックからチョコミントフレーバー

「イニスフリー(INNISFREE)」は、毛穴悩みを集中ケア“スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク”から、スイートで爽やかなチョコミントフレーバーを発売する。従来処方にプラスしたグレープシードパウダーが古い角質を除去。心地良いクーリング感で夏の開き毛穴にアプローチし、肌を引き締める。

■商品詳細

“スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク クールミントチョコレート”(100mL、1950円)

【5月1日発売】
B.A

“ライトアップ仕上がり”のプレストパウダー 

ポーラの最高峰ブランド「B.A」は、光を生かしたハリ艶仕上げのプレストパウダー“B.A オアシスライト パウダー”を発売する。全ての粉体をオイルと美容成分でコーティングする「オアシスライト設計」を搭載し、肌への密着感と潤い感を実現。輝度のある艶粉体が光を活かし、くすみや色ムラを補正する。

■商品詳細

“B.A オアシスライト パウダー”(ケース・パフ付き、9350円)
リフィル(パフ付き、6600円)
ケース(2750円)
パフ(495円)

【5月1日発売】
クリオ
(CLIO)

リップ&チークに新色 

クリオ(CLIO)」は、指の温度でとろける使い心地が特徴のリップ&チークバーム“エッセンシャル リップチークタップ”から、温もりを感じるアプリコットオレンジと、爽やかなプラムパープルの新2色を発売する。

■商品詳細

“エッセンシャル リップチークタップ”(各1980円)

【5月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ティント ルージュにフルーツカラー新4色

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、クリアな透け感発色とみずみずしいテクスチャーが特徴の“水”のような“ティント ルージュ”から、フレッシュなフルーツをイメージしたクランベリー、ピーチフラッペ、プラムコンポート、マンゴースカッシュの4色を発売する。

■商品詳細

“ティント ルージュ”(各3300円)

【5月2日発売】
イヴ・サンローラン
(YVES SAINT LAURENT)

透明感溢れるサマーコレクション

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、ピュアな透明感を追求した“YSLサマーコレクション”から、チークシリーズ“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”の限定色“ラベンダーラスト”と、リップシリーズ”YSL ラブシャイン“の3タイプからそれぞれ新色を発売する。

■商品詳細

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー ラベンダーラスト”(限定、8360円)
“YSL ラブシャイン キャンディ グロウ バーム ラベンダーブレイズ”(4950円)
“YSL ラブシャイン リップスティック ヌード ラヴァリエール”(5940円)
“YSL ラブシャイン キャンディグレーズ ラズベリー クラッシュ”(5940円)

【5月2日発売】
スック
(SUQQU)

2025年サマーコレクション

「スック(SUQQU)」は、"静と動のコントラスト"をテーマにした2025年サマーコレクションを発売する。新商品のアイラッシュベースとアイラッシュマスカラが登場するほか、4色アイシャドウパレット、チーク&ハイライター、リップスティック、ネイルポリッシュの限定色をそろえ、柔らかな陰影や立体感、輝きを演出する。

■商品詳細

“ディファイニング アイラッシュ ベース”(3850円)
“3D アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ”(4730円)
“3D アイラッシュ マスカラ”(4730円)
“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)
“ブラーリング カラー ブラッシュ”(限定2種、各6600円)
“モイスチャー グレイズ リップスティック”(セット価格、各5830円/リフィル、各4840円/専用ケース、990円)
“ネイル カラー ポリッシュ”(限定色2色、2750円)

【5月2日発売】
クラランス
(CLARINS)

アイコイックな美容液がアップデート

「クラランス(CLARINS)」は、アイコン美容液“ダブル セーラム ADC”のオイル相を見直し、より軽やかな使用感を実現した美容液“ダブル セーラム ライト ADC”を発売する。ノンコメドジェニック処方で、オイリー肌、女性より皮脂の分泌量が多い男性の肌にも快適に使用できる。

■商品詳細

“ダブル セーラム ライト ADC”(30mL、1万2100円/50mL、1万7380円/75mL、2万3650円)

【5月2日発売】
シャネル
(CHANEL)

人気メンズ香水がマルチバームに 

「シャネル(CHANEL)」は、マルチに使えるフレグランスケアアイテム“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”を発売する。ブランドを代表するメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”香りをまとったバームで、手肌や髪、髭などさまざまなパーツに使用できるマルチな機能性が特徴だ。

■商品詳細

“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”(90g、1万670円)

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【2025年日焼け止めトピックス4】紫外線防御指数のその先へ…… 今年も日焼け止めの進化が止まらない!

ゴールデンウイークに入り、日焼け止めシーズンも本格化!今年も驚きの技術や進化が詰まった日焼け止めが多数登場しています。2025年の日焼け止めはどんなものがあるのか?「追いUV」や各社の研究&技術が垣間見える「ロングUV-A対策」「自動修復機能」など、新製品を元にまとめた注目の日焼け止めトレンドを紹介します。

【トピック1】
塗り直しニーズに多様な提案!
“追いUVケア”アイテムが続々

こまめな塗り直しが重要と言われる日焼け止めですが、外出時にメイクの上から塗り直すのは大変なもの。そんな悩みを受けて塗り直しのUVパウダーやUVカット値が高いクッションファンデーションはこれまでも発売されていましたが、25年はさらにアイテム数が拡大。日焼け止めのトップブランド「アネッサ(ANESSA)」からはブラシ一体型のパウダーが、「雪肌精」からは顔に直接吹き付けることができる独自技術を搭載した日焼け止めミストが登場しています。

【“追いUV”に便利な日焼け止め新作4選】

アネッサ
(ANESSA)
ブラシ一体型のUVカットパウダー 

資生堂の「アネッサ(ANESSA)」から、今年はメイクの上からさっとひと塗りで簡単に塗り直しができるUVカットパウダー“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”が登場。持ち運びに便利なブラシ一体型のパウダータイプで、手を汚さずに使用できる。ウオータープルーフタイプで、汗や水に強い処方を採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”[SPF50+・PA++++](3498円※編集部調べ)


雪肌精
ブランド初のUVケアミスト

「雪肌精」はUVケアミスト“スキンケア UV エッセンスミスト”を発売する。顔に直接吹き付けられる処方をコーセーで初採用したほか、ブランドの特徴である和漢植物由来の美容液成分を85%配合。メイクの上からも手軽に吹き付けられ、UVケアと潤いケアを同時にかなえる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“スキンケア UV エッセンスミスト”[SPF35・PA+++](60mL、1870円※編集部調べ)


ベアミネラル
(BAREMINERALS)
ノンケミカルUV、ルースパウダー、ブラシが1つになったポケットUVパウダー

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、ポケットに収まるほどコンパクトなブラシ一体型のルースパウダー“オリジナル ミネラルベール UVパウダーを発売。外出先やファンデーションの上からでも日焼け止めのリタッチが可能で、皮脂を吸収し、長時間さらりとした美しさを保つため、化粧直しとしても最適だ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“オリジナル ミネラルベール UVパウダー(SPF25・PA++)”(5.3g、5280円)


ナチュラグラッセ
(NATURAGLACE)
ひと塗りで仕上がるスティックタイプ

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は、ひと塗りで仕上がる“UVスティックファンデーション”と艶と透明感をプラスするマーブル模様の“UVマーブルスティック”のスティック型アイテム2種を発売する。“UVマーブルスティック”は、ハイライトとして使うこともでき、日焼けしやすい頬や額などの部分使いにも活用できる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVスティックファンデーション”[SPF50+・PA+++](全2色、各12g、各4730円)
“UVマーブルスティック”[SPF50+・PA+++](限定、11g、4730円)


【トピック2】
ロングUV-Aを深掘り!
指標からは見えない企業努力

日焼け止めのUVカット力を示す指標といえば「SPF50+ PA++++」。この指標は紫外線防御効果を示す国際規格です。紫外線は波長によってオゾン層で吸収され地上には届かないUV-C(280~315nm)とレジャー紫外線と言われ肌に火傷のような赤みを残すUV-B(315~400nm)、日常紫外線と言われ光老化の原因と言われるUV-A(315~400nm)の3種類に分類されており、「SPF」はUV-Bのカット力を、「PA」はUV-Aのカット力を示しています。

UV-Aは波長によってUV-A Ⅱ(320~340nm)とUV-A I(340~400nm)に分けられていますが、シミやシワ、たるみといった老化原因は波長が長いUV-A Iにあると言われていて、近年はUV-A Iの研究が進んでいます。2014年に世界で初めてUVA-Ⅰの可視化に成功した富士フイルムはこれを「ディープ紫外線」と命名し独自技術を搭載した製品を発売し続けているほか、リニューアルした「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」のトーンアップUVも新たなUVフィルターを2種配合し、波長が長いロングUV-Aのカット力を強化しました。これらの特徴は紫外線防御指標で示すことができませんが、“光老化を防ぐ”という各社の企業努力を見ることができます。

【ロングUV-Aに負けない日焼け止め新作3選】

ラ ロッシュ ポゼ
(LA ROCHE POSAY)
紫外線防御を強化し、くすみをはね返すトーンアップUV 

「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」は、“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”をリニューアルした“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+”を発表。UVフィルターの設計を既存商品の7種から8種に増やし、ロングUVAを含む紫外線の防御力を高める。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ” [SPF50+・PA++++](30mL、3960円)


アスタリフト
(ASTALIFT)
独自の紫外線防御剤で“Deep紫外線”を徹底カット

「アスタリフト(ASTALIFT)」は、紫外線から写真フィルムを守るために独自の紫外線防御剤を開発してきた富士フイルムならではの、シミの元になる“Deep紫外線”を防ぐ技術の開発に成功。“D-UVシールド トーンアップ”は、新たなシミ発生ルートのブロック、破れないUV膜の作成、“Deep紫外線”を光に変換するトーンアップ効果も実現する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“D-UVシールド トーンアップ”[SPF50+・PA++++](2色、各30g、各4290円)


ニベア
(NIVEA)
“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良。スキンケアのような心地良い使用感はそのままに、UV-Bのほか、UV-Aによるシミ原因に着目した。また、日中の塗り直しに最適なミストUV“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミストも販売している。記事の続きはこちら

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス[SPF50+・PA++++](各1078円※編集部調べ、以下同)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”[SPF50+・PA++++](60mL、1188円)


【トピック3】
これは美容液?日焼け止め?
スキンケアとのボーダレス化が止まらない

美容液成分を豊富に含んだ「美容液ファンデーション」と同様に、日焼け止めも美容液とのボーダレス化が進んでいます。テクスチャーの軽さや肌への潤いなど、スキンケアの一環として取り入れやすいアイテムが豊富に登場していて、「エトヴォス(ETVOS)」は美白美容液UV下地を、「SK-II」は美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”からUVクリームを発売。どちらもマルチ機能が備わっている点が魅力です。

【もはや美容液な日焼け止め新作3選】

SK-II
美白美容液シリーズからUVアイテムが登場

「SK-II」は、美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”から“CC プライマー”と“UV クリーム”を発売。ハリ、UVカット、下地&ナチュラルカバーという5つの効果を1本に凝縮し、潤いとUVカットのベールを長時間持続する。独自成分ピテラのほか、ナイアシンアミドやビサボロールを配合し、日中の外的要因にさらされた肌を穏やかに整えて潤いで満たす。記事の続きはこちら

■商品詳細

“CC プライマー”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)
“UV クリーム”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)


エトヴォス
(ETVOS)
美白ケア“ホワイトニングクリアライン”のUV下地

「エトヴォス(ETVOS)」は、美白ケア“ホワイトニングクリアライン”から美白ケア、日焼け止め、化粧下地として使えるUV下地 “薬用 UVホワイトニングクリアセラム”を販売している。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ。ほか、くすみへアプローチする10の保湿成分も配合した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“薬用 UVホワイトニングクリアセラム”[SPF35・PA+++](4400円)


エリクシール
(ELIXIR)
“大人のUV乳液”が進化 新処方採用&新成分を配合

「エリクシール(ELIXIR)」は、高機能のUV乳液“デーケアレボリューション”が進化し、なりたい肌に合わせて選べる透明感×ハリの“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】と、潤い×ハリの“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】の2種を販売中。新成分の「ミトケアエッセンス」を配合し、紫外線ダメージを受けにくい肌にアプローチする。また、SPF50+・PA++++の商品に美容成分の配合量を増やす資生堂初の新処方「マイクロUV美容処方」も採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)
“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)


【トピック4】
外的環境やヨレに対応
心強い「自動修復機能」

「こまめな塗り直しが肝心」と言われる日焼け止めですが、会話や食事で口元にはシワができ、笑えば目元も大きく動く。活動していればそれらは当然起こることで、防ぎようがありません。そんな日常の動きに対応するのが、日焼け止めの自動修復機能です。資生堂やポーラなど以前から取り入れている企業は多いですが、今年もユニークなアイテムが続々。「ランコム(LANCOME)」は磁石のように引き合う力に着目し開発した独自技術を搭載。「シセイドウ(SHISEIDO)」は熱や汗、水によって防御膜を強化する技術を、「ビオレUV(BIORE UV)」は湿度に応じてUVカット膜の厚みが変化する技術を取り入れました。各社の独自研究と技術が詰め込まれた自動修復機能に注目です。

【ヨレを自動で修復する日焼け止め新作4選】

ランコム
(LANCOME)
崩れた膜を復元する独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」の“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)


シセイドウ
(SHISEIDO)
熱や汗、水によって防御膜が強化するUVローション

「シセイドウ(SHISEIDO)」が発表した新サンケアシリーズの“パーフェクト サン プロテクター ローション”には、同ブランドで初めて熱や汗、水によって防御膜が強化し、動きによるヨレや隙間に対し膜が自ら均一になるシンクロシールドリペア技術を搭載している。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクト サン プロテクター ローション”(50mL、6600円)


コーセー
水分蒸発後の穴を埋める“衝撃の紫外線ブロック”

コーセーは、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから日焼け止めミルク“衝撃の紫外線ブロック”を販売している。従来のUV膜にあった肌の水分が蒸発した後に生じる“揮発穴”に着目し、これを埋める新アプローチで、水分蒸発後も紫外線防御力の高いすき間のない膜を持続する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“衝撃の紫外線ブロック”[SPF50+・PA++++](40mL、1430円※編集部調べ)


ビオレUV
(BIORE UV)
肌湿度で厚みが変化するUVクリーム

花王は、「ビオレUV(BIORE UV)」のアクアリッチシリーズから、“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”を発表。湿度応答剤を含むため、日中、湿度に応じて膜の厚みが変化。蒸し暑い環境では塗膜中の湿度応答剤が汗を吸って肌がべたつくのを防ぐほか、エアコンが効いた室内では塗膜が肌の乾燥を防ぐ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”[SPF50+・PA++++ 耐水性★★](70g、1430円※編集部調べ)

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【2025年日焼け止めトピックス4】紫外線防御指数のその先へ…… 今年も日焼け止めの進化が止まらない!

ゴールデンウイークに入り、日焼け止めシーズンも本格化!今年も驚きの技術や進化が詰まった日焼け止めが多数登場しています。2025年の日焼け止めはどんなものがあるのか?「追いUV」や各社の研究&技術が垣間見える「ロングUV-A対策」「自動修復機能」など、新製品を元にまとめた注目の日焼け止めトレンドを紹介します。

【トピック1】
塗り直しニーズに多様な提案!
“追いUVケア”アイテムが続々

こまめな塗り直しが重要と言われる日焼け止めですが、外出時にメイクの上から塗り直すのは大変なもの。そんな悩みを受けて塗り直しのUVパウダーやUVカット値が高いクッションファンデーションはこれまでも発売されていましたが、25年はさらにアイテム数が拡大。日焼け止めのトップブランド「アネッサ(ANESSA)」からはブラシ一体型のパウダーが、「雪肌精」からは顔に直接吹き付けることができる独自技術を搭載した日焼け止めミストが登場しています。

【“追いUV”に便利な日焼け止め新作4選】

アネッサ
(ANESSA)
ブラシ一体型のUVカットパウダー 

資生堂の「アネッサ(ANESSA)」から、今年はメイクの上からさっとひと塗りで簡単に塗り直しができるUVカットパウダー“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”が登場。持ち運びに便利なブラシ一体型のパウダータイプで、手を汚さずに使用できる。ウオータープルーフタイプで、汗や水に強い処方を採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”[SPF50+・PA++++](3498円※編集部調べ)


雪肌精
ブランド初のUVケアミスト

「雪肌精」はUVケアミスト“スキンケア UV エッセンスミスト”を発売する。顔に直接吹き付けられる処方をコーセーで初採用したほか、ブランドの特徴である和漢植物由来の美容液成分を85%配合。メイクの上からも手軽に吹き付けられ、UVケアと潤いケアを同時にかなえる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“スキンケア UV エッセンスミスト”[SPF35・PA+++](60mL、1870円※編集部調べ)


ベアミネラル
(BAREMINERALS)
ノンケミカルUV、ルースパウダー、ブラシが1つになったポケットUVパウダー

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、ポケットに収まるほどコンパクトなブラシ一体型のルースパウダー“オリジナル ミネラルベール UVパウダーを発売。外出先やファンデーションの上からでも日焼け止めのリタッチが可能で、皮脂を吸収し、長時間さらりとした美しさを保つため、化粧直しとしても最適だ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“オリジナル ミネラルベール UVパウダー(SPF25・PA++)”(5.3g、5280円)


ナチュラグラッセ
(NATURAGLACE)
ひと塗りで仕上がるスティックタイプ

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は、ひと塗りで仕上がる“UVスティックファンデーション”と艶と透明感をプラスするマーブル模様の“UVマーブルスティック”のスティック型アイテム2種を発売する。“UVマーブルスティック”は、ハイライトとして使うこともでき、日焼けしやすい頬や額などの部分使いにも活用できる。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVスティックファンデーション”[SPF50+・PA+++](全2色、各12g、各4730円)
“UVマーブルスティック”[SPF50+・PA+++](限定、11g、4730円)


【トピック2】
ロングUV-Aを深掘り!
指標からは見えない企業努力

日焼け止めのUVカット力を示す指標といえば「SPF50+ PA++++」。この指標は紫外線防御効果を示す国際規格です。紫外線は波長によってオゾン層で吸収され地上には届かないUV-C(280~315nm)とレジャー紫外線と言われ肌に火傷のような赤みを残すUV-B(315~400nm)、日常紫外線と言われ光老化の原因と言われるUV-A(315~400nm)の3種類に分類されており、「SPF」はUV-Bのカット力を、「PA」はUV-Aのカット力を示しています。

UV-Aは波長によってUV-A Ⅱ(320~340nm)とUV-A I(340~400nm)に分けられていますが、シミやシワ、たるみといった老化原因は波長が長いUV-A Iにあると言われていて、近年はUV-A Iの研究が進んでいます。2014年に世界で初めてUVA-Ⅰの可視化に成功した富士フイルムはこれを「ディープ紫外線」と命名し独自技術を搭載した製品を発売し続けているほか、リニューアルした「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」のトーンアップUVも新たなUVフィルターを2種配合し、波長が長いロングUV-Aのカット力を強化しました。これらの特徴は紫外線防御指標で示すことができませんが、“光老化を防ぐ”という各社の企業努力を見ることができます。

【ロングUV-Aに負けない日焼け止め新作3選】

ラ ロッシュ ポゼ
(LA ROCHE POSAY)
紫外線防御を強化し、くすみをはね返すトーンアップUV 

「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」は、“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”をリニューアルした“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+”を発表。UVフィルターの設計を既存商品の7種から8種に増やし、ロングUVAを含む紫外線の防御力を高める。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ” [SPF50+・PA++++](30mL、3960円)


アスタリフト
(ASTALIFT)
独自の紫外線防御剤で“Deep紫外線”を徹底カット

「アスタリフト(ASTALIFT)」は、紫外線から写真フィルムを守るために独自の紫外線防御剤を開発してきた富士フイルムならではの、シミの元になる“Deep紫外線”を防ぐ技術の開発に成功。“D-UVシールド トーンアップ”は、新たなシミ発生ルートのブロック、破れないUV膜の作成、“Deep紫外線”を光に変換するトーンアップ効果も実現する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“D-UVシールド トーンアップ”[SPF50+・PA++++](2色、各30g、各4290円)


ニベア
(NIVEA)
“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良。スキンケアのような心地良い使用感はそのままに、UV-Bのほか、UV-Aによるシミ原因に着目した。また、日中の塗り直しに最適なミストUV“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミストも販売している。記事の続きはこちら

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス[SPF50+・PA++++](各1078円※編集部調べ、以下同)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”[SPF50+・PA++++](60mL、1188円)


【トピック3】
これは美容液?日焼け止め?
スキンケアとのボーダレス化が止まらない

美容液成分を豊富に含んだ「美容液ファンデーション」と同様に、日焼け止めも美容液とのボーダレス化が進んでいます。テクスチャーの軽さや肌への潤いなど、スキンケアの一環として取り入れやすいアイテムが豊富に登場していて、「エトヴォス(ETVOS)」は美白美容液UV下地を、「SK-II」は美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”からUVクリームを発売。どちらもマルチ機能が備わっている点が魅力です。

【もはや美容液な日焼け止め新作3選】

SK-II
美白美容液シリーズからUVアイテムが登場

「SK-II」は、美白美容液シリーズ“ジェノプティクス”から“CC プライマー”と“UV クリーム”を発売。ハリ、UVカット、下地&ナチュラルカバーという5つの効果を1本に凝縮し、潤いとUVカットのベールを長時間持続する。独自成分ピテラのほか、ナイアシンアミドやビサボロールを配合し、日中の外的要因にさらされた肌を穏やかに整えて潤いで満たす。記事の続きはこちら

■商品詳細

“CC プライマー”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)
“UV クリーム”[SPF50+・PA++++](全2色、各30mL、各9900円)


エトヴォス
(ETVOS)
美白ケア“ホワイトニングクリアライン”のUV下地

「エトヴォス(ETVOS)」は、美白ケア“ホワイトニングクリアライン”から美白ケア、日焼け止め、化粧下地として使えるUV下地 “薬用 UVホワイトニングクリアセラム”を販売している。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ。ほか、くすみへアプローチする10の保湿成分も配合した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“薬用 UVホワイトニングクリアセラム”[SPF35・PA+++](4400円)


エリクシール
(ELIXIR)
“大人のUV乳液”が進化 新処方採用&新成分を配合

「エリクシール(ELIXIR)」は、高機能のUV乳液“デーケアレボリューション”が進化し、なりたい肌に合わせて選べる透明感×ハリの“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】と、潤い×ハリの“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】の2種を販売中。新成分の「ミトケアエッセンス」を配合し、紫外線ダメージを受けにくい肌にアプローチする。また、SPF50+・PA++++の商品に美容成分の配合量を増やす資生堂初の新処方「マイクロUV美容処方」も採用した。記事の続きはこちら

■商品詳細

“デーケアレボリューション ブライトニング ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)
“デーケアレボリューション ba”【医薬部外品】(全2種、各35mL、3410〜3740円)


【トピック4】
外的環境やヨレに対応
心強い「自動修復機能」

「こまめな塗り直しが肝心」と言われる日焼け止めですが、会話や食事で口元にはシワができ、笑えば目元も大きく動く。活動していればそれらは当然起こることで、防ぎようがありません。そんな日常の動きに対応するのが、日焼け止めの自動修復機能です。資生堂やポーラなど以前から取り入れている企業は多いですが、今年もユニークなアイテムが続々。「ランコム(LANCOME)」は磁石のように引き合う力に着目し開発した独自技術を搭載。「シセイドウ(SHISEIDO)」は熱や汗、水によって防御膜を強化する技術を、「ビオレUV(BIORE UV)」は湿度に応じてUVカット膜の厚みが変化する技術を取り入れました。各社の独自研究と技術が詰め込まれた自動修復機能に注目です。

【ヨレを自動で修復する日焼け止め新作4選】

ランコム
(LANCOME)
崩れた膜を復元する独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」の“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。記事の続きはこちら

■商品詳細

“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)


シセイドウ
(SHISEIDO)
熱や汗、水によって防御膜が強化するUVローション

「シセイドウ(SHISEIDO)」が発表した新サンケアシリーズの“パーフェクト サン プロテクター ローション”には、同ブランドで初めて熱や汗、水によって防御膜が強化し、動きによるヨレや隙間に対し膜が自ら均一になるシンクロシールドリペア技術を搭載している。記事の続きはこちら

■商品詳細

“パーフェクト サン プロテクター ローション”(50mL、6600円)


コーセー
水分蒸発後の穴を埋める“衝撃の紫外線ブロック”

コーセーは、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから日焼け止めミルク“衝撃の紫外線ブロック”を販売している。従来のUV膜にあった肌の水分が蒸発した後に生じる“揮発穴”に着目し、これを埋める新アプローチで、水分蒸発後も紫外線防御力の高いすき間のない膜を持続する。記事の続きはこちら

■商品詳細

“衝撃の紫外線ブロック”[SPF50+・PA++++](40mL、1430円※編集部調べ)


ビオレUV
(BIORE UV)
肌湿度で厚みが変化するUVクリーム

花王は、「ビオレUV(BIORE UV)」のアクアリッチシリーズから、“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”を発表。湿度応答剤を含むため、日中、湿度に応じて膜の厚みが変化。蒸し暑い環境では塗膜中の湿度応答剤が汗を吸って肌がべたつくのを防ぐほか、エアコンが効いた室内では塗膜が肌の乾燥を防ぐ。記事の続きはこちら

■商品詳細

“ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム(呼吸感ベールUV)”[SPF50+・PA++++ 耐水性★★](70g、1430円※編集部調べ)

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日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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【2025年母の日】「アスレティア」がUVミストとハンドウォッシュのキットを限定発売

スキンケア&ライフスタイルブランドの「アスレティア(ATHLETIA)」は、5月11日の母の日に向けたギフト、“ハッピーマザーズデイキット 2025”(7920円)を数量限定で販売している。

同キットは、髪・地肌にも使える“スキンプロテクション UVボディーミスト”(100mL)[SPF30/PA+++/UV耐水性★★]と、肌への優しさと洗浄効果を両立した“アロマラッピング ハンドウォッシュ”(250mL)、オーガニックコットン100%のオリジナルタオルを華やかなシルバーのギフトバッグに詰めた。

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韓国「ダイソー」のコスメにZ世代が熱視線 対する日本は“100均の壁”を超えられるか

韓国の「ダイソー(DAISO)」は今、日韓のZ世代を中心に“コスメの新スポット”として注目を集めている。文具や生活用品、食品、雑貨など商品カテゴリーは日本と変わらないが、コスメは日本以上に盛り上がっているようだ。

高機能×低価格の本格的なコスメが買える新チャネル

韓国「ダイソー」のビューティコーナーは、スキンケアやメイクアップ、ヘアケア、ツールに至るまで幅広いラインアップを擁する。注目は、人気ブランドと協業したプライベートブランド(以下、PB)などの企画品だ。

カラーコスメは、韓国の人気コスメブランド「エチュード(ETUDE)」や「トゥークールフォースクール(TOO COOL FOR SCHOOL)」、「ルナ(LUNA)」などとコラボレーション。高機能と低価格を両立したトレンドアイテムが安価で手に入るので、Z世代の“試してみたい”という購買意欲を掻き立てる。

スキンケア製品は「ミルクタッチ(MILK TOUCH)」や「アピュー(A'PIEU)」に加え、ダーマスキンケアブランド「メディピール(MEDIPEEL)」まで参画。認知度の高いブランドとタッグを組み、安心感を提供する。コスメの価格帯は3000〜5000ウォン(約300〜500円)と、いわゆる“100均”の枠を超えているが、有名ブランドと協業した本格的なスキンケア製品であることを踏まえると、妥当と感じるユーザーは多いはずだ。

火付け役は「VT」の“リードルショット”

では、なぜ「ダイソー」で化粧品が売れるようになったのか。火付け役は、韓国発のコスメブランド「VT」の人気美容液“リードルショット”を個包装にしたスティックパウチ(2mL×6本入り、3000ウォン=約300円)だ。

“リードルショット”はブランドを代表する美容液で、肌になじませるとチクっとする天然のマイクロニードル(シリカ)を配合している点が特徴。次に使用するスキンケアの浸透をサポートし、ハリのある美しい肌に導く。マイクロニードルの配合量別に50、100、300、700、1000の5種類展開している。

“リードルショット”はブランドを代表する美容液で、肌になじませるとチクっとする天然のマイクロニードル(シリカ)を配合している。これによりスキンケアの浸透をサポートし、ハリのある美しい肌に導く。「チクチクする」「痛いのに良い」などの口コミが広がり、日本でも爆発的な人気を得た。

「VT」は韓国発のスキンケアブランドだが、“リードルショット”は毛穴悩みの多い日本人に向けて開発した製品として、日本で先行販売。その後、韓国の消費者から「韓国でも売ってほしい」と言うリクエストが殺到し、発売したという。

韓国「ダイソー」は、2023年9月に取り扱いを開始。一時期は1人3箱までの購入規制がかかるほどの人気ぶりだったが、現在は在庫が安定したため、どの店舗でも手に入るようになった。今では定番の“リードルショット”だけでなく、コラーゲンやグルタチオンを配合した新タイプも販売している。

「VT」のPR担当は、「“リードルショット”は、使って初めて良さを知ってもらえる製品だ。気軽に手に取ってもらえるチャネルはどこか調査したところ、若者が集まり、購入のハードルが低い価格帯の商品をそろえている『ダイソー』だった。気に入ってオンラインストアや『オリーブヤング』で本品を買うというお客さまも多く、ブランドの認知度アップ&新規顧客の獲得につながった」と手応えを語る。

韓国「ダイソー」はこの成功をきっかけに、ビューティカテゴリーのポテンシャルを認識。コスメコーナーの拡大や、新たな韓国ブランドとのコラボなどを加速させている。

一方、日本「ダイソー」は?

では、日本の「ダイソー」はどうだろうか。韓国「ダイソー」が有名ブランドとのコラボやトライアルサイズ導入、特別な什器の設置などで急成長しているのに対し、日本の「ダイソー」は依然として“100円均一”の枠内に留まっている印象がある。

そもそも運営母体は日韓で異なり、日本は大創産業が、韓国はアソンダイソーが運営している。韓国「ダイソー」は⼤創産業との合弁事業としてスタートしたが、2023年12月に独立。こうした背景から、同じ「ダイソー」でありながらも取り扱う商品やマーケティング戦略に大きな違いが見られる。

とはいえ、日本の「ダイソー」のコスメも若者から大人世代まで広く親しまれており、昨今はトレンドを意識したアイテムを積極的に販売している。主力の「ユーアーグラム(UR GLAM)」、韓国風コスメ「コーウ(COOU)」などのPBに加え、3月1日には東京ガールズコレクションとコラボした「キュンミー(KYUMME)」も誕生した。

特に「ユーアーグラム」のメイクブラシは、安定した人気を誇る。アイシャドウ、チーク、フェイスブラシなどの豊富なラインアップを用意しているが、どれも「毛質が良い」「仕上がりがきれい」と高評価なコメントが多い。

一方、カラーコスメについては「アイシャドウは粉質があまり良くない」「ティントは発色が強い」といった投稿がSNSで見受けられ、まだまだクオリティー面で改善の余地がありそうだ。

こうしたニーズを受け、日本の「ダイソー」も300、500、700円といった価格の製品を徐々に増やし、クオリティーをあげている。品質次第では100円以上でも“アリ”になっており、カギを握るのは価格以上の納得感だと推測する。

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「オーシャントリコ」のワックスがリニューアル 業界では珍しい“レフィルできる”仕様に

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は5月5日、プロデュースブランドの「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」で展開している“オーシャントリコ ヘアワックス”シリーズの7種(オーバードライブ、クレイ、エッジ、エアー、ナチュラル、シャインオーバー、ジェット)をリニューアルする。

一部を除くロフトの店舗および、公式オンラインストアと同サロンの公式オンラインストア「オーシャントリコ オフィシャル ストア」、EC「フィッツユーストア」で扱い、翌6日からは「オーシャントーキョー」の各サロンでも販売する。また、6月以降は全国のドラッグストアやバラエティーショップへ販路を拡大する。

スキンケア製品にならい
ワックスにもレフィルを

今回のリニューアルでは、スキンケア製品はレフィルが広く普及している一方で、ヘアワックスにはレフィルという選択肢がなかったことに着目。ヘアワックスでは日本初となる“レフィル交換型容器”を採用したほか、ヘアケア成分や洗い落としに関わる油剤の処方も変更した。レフィルの発売でプラスチック廃棄量の削減を目指すとともに、リピートしやすいよう価格も抑えた。価格は本品が1980円、レフィルが1595円。

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「オーシャントリコ」のワックスがリニューアル 業界では珍しい“レフィルできる”仕様に

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は5月5日、プロデュースブランドの「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」で展開している“オーシャントリコ ヘアワックス”シリーズの7種(オーバードライブ、クレイ、エッジ、エアー、ナチュラル、シャインオーバー、ジェット)をリニューアルする。

一部を除くロフトの店舗および、公式オンラインストアと同サロンの公式オンラインストア「オーシャントリコ オフィシャル ストア」、EC「フィッツユーストア」で扱い、翌6日からは「オーシャントーキョー」の各サロンでも販売する。また、6月以降は全国のドラッグストアやバラエティーショップへ販路を拡大する。

スキンケア製品にならい
ワックスにもレフィルを

今回のリニューアルでは、スキンケア製品はレフィルが広く普及している一方で、ヘアワックスにはレフィルという選択肢がなかったことに着目。ヘアワックスでは日本初となる“レフィル交換型容器”を採用したほか、ヘアケア成分や洗い落としに関わる油剤の処方も変更した。レフィルの発売でプラスチック廃棄量の削減を目指すとともに、リピートしやすいよう価格も抑えた。価格は本品が1980円、レフィルが1595円。

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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脱・普通を狙う、最旬カーディガンコーデ7選【2025年春夏トレンド】

カーディガンに着こなしの変化が起きています。懐かしげで愛らしいムードを離れ、主張を強めたスタイリングが登場。シックやプレッピー、パンクとミックスするアレンジも試されています。今回は、コレクション会場付近で撮影されたストリートスナップなどを手掛かりに、カーディガンの変化球コーディネートを読み解きます。

「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」の花柄カーディガンは、鮮やかなレッドがパワフルなイメージを呼び込みました。ボトムスはメタリックスカートをヒップハングでまとい、タフなたたずまい。パールネックレスとハイヒールでエレガントさを添えて、“グラマラス×ノーブル”のミックステイストにまとめ上げています。

タイトスカートで
品良くチャーミングに

のどかな雰囲気が持ち味だったカーディガンですが、近ごろはクラシックな装いに取り入れるスタイリングも広がってきました。チャーミングさと大人っぽさを交わらせる着こなしです。タイトスカートとの組み合わせは、キリッとした印象にまとまります。

スモーキーなパステルピンクのカーディガンをまとった、大人かわいいムードの写真の女性。くるみボタンにヴィンテージ感が漂います。インナーのトップスにはグリーン系ニットを取り入れて、カラーブロックのアンサンブルに。タイトスカートできちんと感を印象付けた、甘くないカーデコーデのお手本です。

2枚目のルックは、ケーブル編みのカーディガンジャケットとスカートのセットアップです。最近は、オフィスでも重宝がられるようになってきました。人気の理由は、見た目の統一感と、ニットならではのやわらかい着心地。シアーなハイソックスにストラップシューズで大人フェミニンなムードを添えました。SNSでも話題の魅惑的なオフィスファッション“オフィスサイレン”風アイウエアもしゃれています。

崩しプレッピーを
ガーリートレンドになじませて

トラッドを崩したプレッピーの勢いが続いています。今の着こなしは、プレッピーをさらにルーズにアレンジするスタイリング。もともとソフトで気負わない雰囲気を持つカーディガンは、絶好の“崩し”アイテムです。

爽やかなブルーシャツの上に「プラダ(PRADA)」のカーディガンを重ねたこちらの女性。モカ・ムースの地色にはストライプが走り、シャツと共にプレッピー感がしっかり備わっています。同系色のバッグも「プラダ」でそろえて統一感を演出。ミニスカートでガーリーテイストも盛り込むのが今の気分です。

カーディガンはトップスの上に羽織るのが主流ですが、2枚目の女性は一味違います。「プラダ」のカーディガンの前をきっちり閉めて、Vネックのプルオーバーを着ているかのような雰囲気に。シャツワンピース風に見えるスカート部分は、ピンストライプがプレッピーな気分を高めています。ソックスとパンプスでスクールガールなムードも寄り添わせました。

落ち着いたグレーカーデは
予想を裏切るスタイリングが鍵

カーディガンをぐっと落ち着いた雰囲気で着こなすなら、グレーが向いています。シックな表情が宿るので、他のアイテムに目立つデザインを迎えやすいのも、グレーカーデの長所。

写真の女性は、白のトップスにグレーのカーディガンを重ねたプレッピー風の着こなしです。スクールユニフォームのようなビッグワッペンで、スポーティーなムードを取り入れるブロークコアのトレンドにもなじみます。着丈の長いカーディガンがきれいな落ち感を引き出しつつ、キラキラのパーティーバッグをあえて合わせるのが、オントレンドのスタイリングです。

大人しく見えがちなグレーをベースに、多彩な色を迎える着こなしもおすすめです。2枚目のルックは、ゴージャスなベルトとパンク風チェック柄スカートが目を引きます。ベーシックなグレーカーディガンが、全体をうまくまとめる役割を果たしています。黒ストッキングにバレエシューズというコンビネーションも、チャーミングな印象を引き立てています。

進化を遂げたカーディガンの着こなしは、手持ちのワードローブから別の表情を引き出してくれます。日中の温度調節が悩ましいこの時期のお仕事ルックにも重宝しそうです。レトロトレンドが勢いを増す中、カーディガンの出番は一段と増える気配。新スタイリングを参考に、自分好みのアレンジを探してみては。

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マンガで学ぶ「在庫管理の魔術」 第16話:新たなビジネスモデル構築でつながる家族の絆 ハンナズのフランチャイズ化も夢じゃない

中堅アパレルのチェーンストア「ハンナズ」は、過剰在庫が原因で経営危機に瀕している。社長の安堂平磨は、娘でバイヤーの安堂あい、あいの夫で渋谷店店長の安堂徹に再生を期待するが、2人は「売れ残るリスクを抱えながら在庫を持つべきか?」それとも「売り上げが落ちるリスクを抱えながら在庫を減らすべきか?」で迷い続ける。

ベトナムの縫製工場を訪れたあいは、生産リードタイムを縮めて店舗在庫の欠品を防ぐために、担当者と交渉する必要があった。求められたのは、こまめな工賃の支払い。双方にとってWinWinな関係性を築くために、あいは染色布を事前に仕入れる策を思いついた。なぜ染色布なのか——彼女のビジネスの才能が今、開花する。

登場人物紹介

第十六話

このマンガは、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)も経営陣で読んだとされるTOC(制約理論)の原点にして最高の入門書「ザ・ゴール」を原案としています。「ザ・ゴール」を中心としたマネジメント理論に関する書籍は、ダイヤモンド社が販売中です。

ORIGINAL WORKS:ELIYAHU GOLDRATT、JEF COX
SUPERVISION:YUJI KISHIRA
SCRIPT:TAKEO AOKI
COMICS:YAMA AOTA

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映画「スター・ウォーズ」が「ギャップ」や「シチズン」とタッグ! 来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28日〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は映画「スター・ウォーズ」から2つのコレクションが発売になります。4月29日には「ギャップ」とのカプセルコレクション、5月4日には「シチズン(CITIZEN)」と“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売します。「ギャップ」はTシャツやスエット、バッグ、キャップまで全身そろいます。さらに時計まで!?ファンには嬉しい悲鳴ですね。

【4月29日発売】
アメリ
(AMERI)

「ニューエラ」とコラボ

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”に「アメリ」のロゴを刺しゅうしたモデルと、ロゴ刺しゅうに加えてアシッドウオッシュ加工を施したモデルをそろえる。5月末には第2弾も発売する。

■商品詳細

キャップ(7150円)

【4月29日発売】
ギャップ
(GAP)

「スター・ウォーズ」モチーフ
メンズとキッズ、ベビーアイテムも

「ギャップ(GAP)」は、阪急うめだ本店で開催する“ディズニー ザ マーケット”で、映画「スター・ウォーズ」モチーフの限定コレクションを販売する。メンズとキッズ、ベビー向けのウエアから小物まで全51点をそろえ、5月13日から公式オンラインストアでも取り扱う。

■商品詳細

スエット/メンズ(7990円)
Tシャツ/メンズ(5990円)
キャップ/メンズ(3990円)
Tシャツ/キッズ(4990円)
※一部商品

【4月30日発売】
ケイタ マルヤマ
(KEITA MARUYAMA)

「フェイラー」、ザ トウキョウとコラボ
母の日に向けて

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、母の日に向けて「フェイラー(FEILER)」、ザ トウキョウ(THE TOKYO)とのコラボアイテムを発売する。ブランドのアーカイブから「感謝」の花言葉を持つ“ダリア”の柄をセレクトした、色鮮やかなオリジナルテキスタイルで4型を仕上げた。

■商品詳細

ハンカチ(3690円)
バッグ(1万2980円)
ポーチ(7590円)
メガネケース(8910円)

【4月30日発売】
コンバース
(CONVERSE)

55周年の「ドラえもん」コラボ

「コンバース(CONVERSE)」は、マンガ「ドラえもん」の連載開始から55周年を記念した“オールスター”を発売する。ドラえもんがのぞくモデル、原作のシーンを組み合わせたモデル、全巻の表紙イラストを落とし込んだモデルの3種をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(1万2100円〜)

【5月1日発売】
アディダス
(ADIDAS)

新作ランニングシューズ

「アディダス(ADIDAS)」は、“アディゼロ”シリーズから新作“アディゼロ ボストン 13”の限定カラーを発売する。レース本番やトレーニングに関わらず、最適なペースのサポートを目指したオールラウンドモデルで、6月4日から通常カラーの“アディゼロ ボストン 13”も販売する。

■商品詳細

シューズ(1万8700円)

【5月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

防水仕様のショッピングバッグ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“ショッピングバッグ EVA コーラルオレンジ”を数量限定で発売する。メッシュ生地に丈夫で軽い“EVA素材”を貼り合わせ、耐久性と防水性を高めた。また、収納時はコンパクトに折りたためる。

■商品詳細

バッグ(2640円)

【5月3日発売】
アトモス
(ATMOS)

「アディダス オリジナルス」、「ベイプ®」とコラボ
アトモス25周年

アトモス(ATMOS)は、25周年を記念して「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス”を発売する。アッパーには“ベイプカモ”、両足の右側には“ベイプ スタ”、左側には“スリーストライプス”を蓄光素材で配した。

■商品詳細

スニーカー(2万7500円)

【5月4日発売】
シチズン
(CITIZEN)

「スター・ウォーズ」モチーフ
450本限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、“シチズンコレクション”から、映画「スター・ウォーズ」に登場する“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売する。“R2-D2”モデルはシルバーとブルー、“C-3PO”モデルはゴールドと同キャラクターを彷ふつとさせるカラーリングだ。

■商品詳細

ウオッチ/“R2-D2”(6万3800円)
ウオッチ/“C-3PO”(6万9300円)

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映画「スター・ウォーズ」が「ギャップ」や「シチズン」とタッグ! 来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28日〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は映画「スター・ウォーズ」から2つのコレクションが発売になります。4月29日には「ギャップ」とのカプセルコレクション、5月4日には「シチズン(CITIZEN)」と“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売します。「ギャップ」はTシャツやスエット、バッグ、キャップまで全身そろいます。さらに時計まで!?ファンには嬉しい悲鳴ですね。

【4月29日発売】
アメリ
(AMERI)

「ニューエラ」とコラボ

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”に「アメリ」のロゴを刺しゅうしたモデルと、ロゴ刺しゅうに加えてアシッドウオッシュ加工を施したモデルをそろえる。5月末には第2弾も発売する。

■商品詳細

キャップ(7150円)

【4月29日発売】
ギャップ
(GAP)

「スター・ウォーズ」モチーフ
メンズとキッズ、ベビーアイテムも

「ギャップ(GAP)」は、阪急うめだ本店で開催する“ディズニー ザ マーケット”で、映画「スター・ウォーズ」モチーフの限定コレクションを販売する。メンズとキッズ、ベビー向けのウエアから小物まで全51点をそろえ、5月13日から公式オンラインストアでも取り扱う。

■商品詳細

スエット/メンズ(7990円)
Tシャツ/メンズ(5990円)
キャップ/メンズ(3990円)
Tシャツ/キッズ(4990円)
※一部商品

【4月30日発売】
ケイタ マルヤマ
(KEITA MARUYAMA)

「フェイラー」、ザ トウキョウとコラボ
母の日に向けて

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、母の日に向けて「フェイラー(FEILER)」、ザ トウキョウ(THE TOKYO)とのコラボアイテムを発売する。ブランドのアーカイブから「感謝」の花言葉を持つ“ダリア”の柄をセレクトした、色鮮やかなオリジナルテキスタイルで4型を仕上げた。

■商品詳細

ハンカチ(3690円)
バッグ(1万2980円)
ポーチ(7590円)
メガネケース(8910円)

【4月30日発売】
コンバース
(CONVERSE)

55周年の「ドラえもん」コラボ

「コンバース(CONVERSE)」は、マンガ「ドラえもん」の連載開始から55周年を記念した“オールスター”を発売する。ドラえもんがのぞくモデル、原作のシーンを組み合わせたモデル、全巻の表紙イラストを落とし込んだモデルの3種をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(1万2100円〜)

【5月1日発売】
アディダス
(ADIDAS)

新作ランニングシューズ

「アディダス(ADIDAS)」は、“アディゼロ”シリーズから新作“アディゼロ ボストン 13”の限定カラーを発売する。レース本番やトレーニングに関わらず、最適なペースのサポートを目指したオールラウンドモデルで、6月4日から通常カラーの“アディゼロ ボストン 13”も販売する。

■商品詳細

シューズ(1万8700円)

【5月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

防水仕様のショッピングバッグ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“ショッピングバッグ EVA コーラルオレンジ”を数量限定で発売する。メッシュ生地に丈夫で軽い“EVA素材”を貼り合わせ、耐久性と防水性を高めた。また、収納時はコンパクトに折りたためる。

■商品詳細

バッグ(2640円)

【5月3日発売】
アトモス
(ATMOS)

「アディダス オリジナルス」、「ベイプ®」とコラボ
アトモス25周年

アトモス(ATMOS)は、25周年を記念して「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス”を発売する。アッパーには“ベイプカモ”、両足の右側には“ベイプ スタ”、左側には“スリーストライプス”を蓄光素材で配した。

■商品詳細

スニーカー(2万7500円)

【5月4日発売】
シチズン
(CITIZEN)

「スター・ウォーズ」モチーフ
450本限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、“シチズンコレクション”から、映画「スター・ウォーズ」に登場する“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売する。“R2-D2”モデルはシルバーとブルー、“C-3PO”モデルはゴールドと同キャラクターを彷ふつとさせるカラーリングだ。

■商品詳細

ウオッチ/“R2-D2”(6万3800円)
ウオッチ/“C-3PO”(6万9300円)

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UKバンド、アイドルズ(IDLES)が語る最新アルバム「Tangk」 LCDサウンドシステムやコールドプレイとの関係性も

PROFILE: アイドルズ(IDLES)

PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。

昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。

アイドルズを始める前はDJとして活動し、熱心なヒップホップ・ヘッズだったというジョー。前作、前々作「Ultra Mono」(20年)に続いてケニー・ビーツ(ヴィンス・ステイプルズ、リコ・ナスティ)がプロダクションに関わる「Tangk」は、そんなジョーが近年のヒップホップやグライムに寄せる共感が色濃く投影された作品でもある。昨年末には、ラッパーのダニー・ブラウンをフィーチャーしたシングルも大きな話題を呼んだ。「イギリスの白人中流階級のガキだった僕に、ヒップホップは真の目的意識を与えてくれた」——そう語るジョーに、1月に行われた来日公演の後日、そのヒップホップとの出会いや「Tangk」の制作の裏側、そして彼が貫く「スタイル」の核心を聞いた。

アルバム「Tangk」について

——新作「Tangk」でプロデュースを依頼したナイジェル・ゴドリッチとの作業はどうでしたか。

ジョー・タルボット(以下、ジョー):本当に素晴らしかったよ。特にレコーディングのプロセスがね。彼は事前に用意されたものではなく、その瞬間に生まれるものを捉えようとしていた。瞬間のマジック――意図しないミスやグリッチ(不具合)、いろんな偶然をテープ・ループで取り込んでいくことで、楽曲そのものより演奏することに集中できた。それは僕たちにとってかなり異例なアプローチだったよ。

普通なら、曲をしっかりつくり込んで、ヴァース、コーラス、ブリッジといった構成を練り上げるんだけど、ナイジェルはそんなことに興味がなかった。彼は僕たちがその瞬間に集中し、目の前の音にまるで瞑想するみたいに意識を向けることを大切にした。だからすごく斬新で、一緒にやるのはかなりチャレンジングだったよ。

——「Tangk」はダンス・フィールにあふれたアルバムで、特にLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーとナンシー・ワンが参加した「Dancer」は象徴的なナンバーだと思います。これはどういう経緯で実現したコラボレーションだったのでしょうか。

ジョー:あれは確か(ギタリストのマーク・)ボーエンが書いた曲だったと思う。このアルバムで僕が目指していたのは、人々を踊らせて、心から音楽を感じてもらい、何か普遍的な感情を呼び起こすような音楽をつくることだった。幻滅の時代だからこそ、聴く人の感情に寄り添って、頭で考えるよりも人間の根源的な感覚を呼び覚まし、自分自身の存在を肯定できるような音楽が必要だと思ったんだ。それで曲を書いて、レコーディングして、アメリカでLCDサウンドシステムと一緒にツアーを始めた時に、ナイジェルから電話がかかってきたんだ。「バッキング・ボーカルがこの曲に合ってない」って。

バッキング・ボーカルは僕が書いたんだけど、メロディとハーモニーはジェームスとナンシーをイメージして書いたものだった。男性の力強いファルセットと、女性の物憂げなハーモニーの組み合わせをね。ちょうど一緒にツアー中だったからお願いしてみたら、ニューヨークにある彼らのスタジオに連れて行ってくれて、そこで一日一緒に過ごすことができた。本当にクレイジーで最高な体験だったよ。

——ジェームスはどんな人でした?

ジョー:ジェームスはとてもミステリアスな人だよ。知的で、強い意志を持っていて、仕事にも家族にも友だちにも全力で全てを捧げるタイプなんだ。そんな献身的な男だからこそ、周りのみんなも自然と彼に惹きつけられて、同じくらい献身的に動くんだと思う。ツアー・チームも、バンドも、クルーも、彼に関わる人たちみんなが素晴らしい人間ばっかりでさ。お互いのために一生懸命やっていて、自分の仕事に誇りを持っている。それがツアー・バンドとして参加している僕らにとってもすごく刺激的だった。それに、ジェームスってとても的確なんだ。彼のスタジオは信じられないくらい素晴らしくて、機材もすべて揃ってる。彼って本当に全てを捧げる人なんだよ。

——エレクトロニック・ミュージックの影響を反映した現代的なロック・ミュージックの先駆であるLCDサウンドシステム、そしてDJとしての顔を持ちハードコア・パンクをルーツとするジェームス・マーフィーは、アイドルズというバンドやあなた自身にとってもロールモデルと言える存在であり、共感を寄せる対象だったのではないかと思います。

ジョー:つまりさ、僕たちの共通点って結局、音楽が大好きってことだと思うんだ。僕もジェームスも、心の底から良いと思える音楽や芸術でなければ本気でやろうとは思わない。自分たちの音楽やアート、ライブに情熱と生命力を求めていて、そのエネルギーってソウル・ミュージックやパンク、ハードコア、そしてテクノみたいなジャンルから湧き上がってくるものなんだ。そのエネルギーこそが僕たちが追い求めるもので、そのために懸命に努力している。僕らは2人とも、くだらないことには絶対に手を出さないよ。

——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。

ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。

それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。

ジョーが見るヒッピホップ・シーン

——今名前の出たケニー・ビーツは、ヴィンス・テイプルズやリコ・ナスティのプロダクションを手がけるなど今のヒップホップ・シーンと関わりの深い人物ですが(※「Tangk」にはナイジェル・ゴドリッチと共に共同プロデューサーとして参加)、ジョー自身は最近のヒップホップ・シーンをどう見ていますか。

ジョー:2013年頃から、エイサップ(・ロッキー)やケンドリック(・ラマー)、ダニー・ブラウンみたいな新しいラッパーが出てきて、デンゼル・カリーのような新しいスタイルも加わって、ヒップホップは大きく進化したと思う。僕がその頃、ヒップホップのDJをやっていて、リリックや姿勢に新しい息吹を感じて、限界を押し広げようとする勢いがすごかったんだ。それで、90年代初頭を振り返ってみたんだけど、あの頃って音楽に対する熱意と倫理観があって、情熱のためにやってるって感覚が強かったと思うんだ。

でも、90年代半ばから2010年ぐらいにかけては、資本主義のグロテスクな美学——金、女、車とか、大衆向けの退屈なクソみたいな音楽が溢れていた時期もあった。そんな中から、本物のカルチャーを求める新しいラッパーたちが現れてきたんだ。だから、今のヒップホップは本当に素晴らしいと思うよ。

——そもそものヒップホップとの出会いはどんな感じだったんですか。

ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。

——ちなみに、バンドを始める前にDJをしていた頃は、どんな音楽をかけていたんですか。

ジョー:ロンドンのゴス・ナイトにちなんで「バット・ケイブ」って自分のイベントをやっていたんだ。最初はポスト・パンクやインディー・パンク、クラウト・ロックなんかをかけてたんだけど、そこからハウス・ミュージックやテクノ、ヒップホップにも手を出して、だんだん幅が広がっていった。それから7年間はヒップホップ中心のイベントもやってて、グライム、ガラージ、ジャングルとか、いろんなジャンルをかけていたよ。

——先ほど話に出た「Pop Pop Pop」は、グライムなどUKのクラブ・ミュージックを吸収したダンス・ロック・ナンバーでしたが、最近のグライムについてはどうですか。

ジョー:いいMCはたくさんいるよ。今はドリルの方が人気だけど、地球上で最高のMCたちは何人か現役で活躍している。イギリスだとスケプタは今でもすごいし、ディー ダブル イー(D Double E)はずっと最高だよ。いいものがどんどん出てきてるね。フリスコってやつがいて、彼は昔からやってるんだけど、音楽のクオリティがずっと一貫している。本当にいいよ。もっとたくさんの人に聴いてほしいけど、UKってとても小さな場所で、文化的に不安定だから流行が目まぐるしく変わるんだ。特定の都市に人口が集中してる小さな国だから、常に物事が動いてて、みんなある週末にはある方向を見て、次の週末には違う服を着ているー―そんなふうに何かが始まったり終わったりを繰り返している。でも、グライムはいつだって最高だよ。

ブリストルの音楽シーン

——地元のブリストルの音楽シーンはどうですか。

ジョー:ブリストルの音楽シーンってほんと独特で、イギリスで一番、人口あたりのミュージシャンが多い街なんじゃないかな。でも、ブリストル特有のサウンドってのがなくて、最後に「ブリストル・サウンド」って呼ばれたのはトリップホップの時代くらいだね。それ以来、ブリストルは多様性を尊重して、みんなが好きなことを自由にやっている。本当の意味でのコミュニティはあるけど、特定のシーンやそれを象徴する音はないんだ。ただみんなが楽しんで、音楽をつくってるだけで。

それってある意味、流動性や危機感がないっていうか、ミュージシャンに前に進もうっていう野心が薄いということなのかもしれないね。ブリストルはパーティーの街だから、みんな居心地がいいんだろう。でも、ほんといい街だよ。

——最近のブリストルは? 

ジョー:ここ一年くらいブリストルには行ってなくてさ。世界中をツアーで飛び回ってたから。実は、スクイッドは僕らの隣の部屋で練習してたんだよ。だから彼らに聞けば今のブリストルのことがわかるんじゃないかな(笑)。ブリストルには僕が大好きなヘヴィー・ラングスっていう素晴らしいバンドがいて、今も最高だよ。ただ、もうしばらくブリストルの音楽をちゃんと聴けてなくて。最近、家にいるときは娘を追いかけ回したり(笑)、サイクリングしたり、ボクシングしたりして過ごしてるからね。

アイドルズとファッション

——ところで、今回の「Tangk」のアーティスト写真でギタリストのマークがドレスを着ていたのが目を引きました。

ジョー:(ドレスを着た理由は)分からない。ただ、その方が快適だからドレスを着るようになったんじゃないかな。以前はいつもパンツ一丁で演奏してたから(笑)、自分を表現できるような服装にしたかったんだと思う。彼にとってはドレスを着て演奏する方がずっと快適なんだ。それだけのことだよ。彼に直接聞いたわけじゃないけどね。

——マークはいつもあんな感じで自由なんですか。

ジョー:時々ドレスを着るんだ。メンバーみんなそれぞれのスタイルがあるけど、まあ、確かに彼の感性が独特だね(笑)。

——例えば、作品をリリースするごとにアーティスト写真も刷新されると思いますが、そうしたビジュアル的な部分も含めてバンドのプレゼンスをどのように打ち出していくかについて、何か考えられていることはありますか。

ジョー:まあ、ステージでは、ファッションで自分を表現することはないんだ。観客には服じゃなくて、僕の目をじっと見てほしい。僕の痛み、美しさ、愛、喜びを感じてほしい。これは劇場だけど、本物の劇場だから。僕が感じていることをそのまま伝えるために、できるだけ真っ白なキャンバスでいたいと思っている。そうすれば、観客も僕が感じていることを感じることができるからね。

でも、普段の生活ではファッションが大好きだし、服で自分を表現するのは楽しいよ。素敵な服を着られる余裕があることは、人生を楽しく豊かにしてくれると思う。今は日本にいるから、日本のファッションにも興味があるよ。実は、ボーエンのお気に入りのドレスはミヤケ(「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」)のものなんだ。僕もそのドレスが大好きだよ。でも、ボーエンと僕はファッションにすごく興味があるけど、他の3人はそうでもなくて。アルバムとは関係ない話だけど、僕とボーエンにとっては大事なことなんだ。だからできれば、他の3人にも素敵な服を着せてあげたいくらいだよ。力づくでね(笑)。

——最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。

音楽も同じで、折衷的な自分を表現するのが大好きだよ。アルバムにはグライムの曲もあれば、バラードもハードロックもある。僕はただ、美しいものすべてから借りたり盗んだりしたいだけなんだ。いつもそうとは限らないけれど、それがしっくりくるんだ。

——ちなみに、今回の日本滞在で何か素敵な出会いはありましたか。

ジョー:昨夜は本当に特別な夜だったよ。ビートカフェのKatomanのところに遊びに行って、彼のお気に入りの居酒屋に連れてってもらったんだ。その後、ゴールデン街の「ナイチンゲール」っていうノイズ・ミュージック・バーに行ったんだけど、74歳のおじいさんがサバの頭を料理してくれたりして、日本文化の美しいコントラストが最高だった。こじんまりとした静かで落ち着いた居酒屋から、一気にノイズ・ミュージックと刺激的なビジュアルが溢れるバーに移動するっていうギャップがね(笑)。街に活気があって、ほんと最高だったよ。

この1年を振り返って

——前回(2023年の「フジロック」出演時)インタビューした際※に、制作中だった「Tangk」について「僕たちが大事にしているものを祝福するようなアルバムをつくりたい」と話していたのが印象に残っています。そうした作品を携えてツアーで世界中を旅してきたこの1年間は、振り返ってどんな時間でしたか。
※前回のインタビューはこちら

ジョー:とても濃密で実りの多い時間だったと思う。僕がこのアルバムに求めていたのは、祝福の感覚と一体感、そして愛を感じられるシンプルなものだった。僕たちはこのアルバムを持って世界中をツアーで回るつもりでいた。日本、ヨーロッパ、ギリシャ、イギリス、アメリカ――どこもかしこも政治的に不安定な状況が続いているのは明らかだよ。この先に何が起こるか考えると、不安になるし、時には恐ろしくもある。でも、僕は愛と情熱を持ってこの時代に立ち向かいたかった。それが一番大切なことだと思う。人と人とのつながりって本来とてもシンプルなものなのに、強欲や恐怖が複雑に絡み合って難しくしてしまっている。

アーティストとして大事なのは、人々が自分自身と再びつながる手助けをすることだと思う。自分自身とのつながりを感じられれば、他者に心を開くことも自然とできるからね。音楽や芸術は、そのために僕たちが提供できるものだと思う。政治やお金、成功は与えられないけど、つながりや表現する場——それが鏡であれ、何かの枠組みであれ——そういう意図を提供したいんだ。

——先日のライブでは「Viva Palestina!」と叫ぶ場面もありました。

ジョー:世界はますます混沌としてきてる。でも、僕はそのことを深く考えすぎないようにしてる。ただ、僕には発言できるプラットフォームがあって、何か考えたときはすぐにその場で発信するんだ。パレスチナで起こったこと、そして今も続いてること――それは戦争犯罪だよ。ボスニアやルワンダで起きたことと同じだ。イギリスが残虐行為に目を背けたのはこれが初めてじゃない。もしボスニア紛争のときに僕が今くらい大人だったら、立ち上がっていたと思う。イラク戦争のときは16歳で、街頭に出て抗議したよ。足があって、自分が信じるモラルがある限り、行進するし、ステージからも発言する。それは僕にとって難しいことじゃない。ただ、それで大きな変化が起こせるとは思ってないよ。

ちょっとした祈りとか、捧げ物みたいなものなんだ。神様がいるわけじゃない。それは信仰心みたいなもので、自分が信じたことをやるしかない。そうでないなら、やるべきじゃないよ。すべてのミュージシャンが「これをやめろ、あれをやれ」って言う必要はないと思う。そういうことじゃない。ただ、これが僕のやり方というだけでね。自分が誰かより優れてるとも劣ってるとも思わない。音楽家としての義務というよりも、人としての義務だと思うんだ。自分がされたいように人を扱う――それが大事なんだ。だから、僕はステージに立っている。

——最後に、あのミュージック・ビデオについて教えてください。AIでコールドプレイのクリス・マーティンが歌っているかのように加工した、「Grace」のミュージック・ビデオについて。

ジョー:(日本語で)ハイ(笑)。レコーディングの前にロンドンのナイジェルのスタジオでその曲を書いたんだけど、彼がすごく気に入ってくれて。ただ、僕にはちょっとコールドプレイっぽく感じられて、面白いなって思ったけど、僕自身も気に入ったんだ。僕は特に初期のコールドプレイが大好きでさ。それで、スタジオにいる時にすぐにそのアイデアが浮かんだんだ。「A Iでクリス・マーティンに僕の歌詞を歌ってもらえたら最高だな」って。すぐにクリエイティブ・カンパニーに依頼したよ。時間がかかるのは分かってたからね。クリス・マーティンかコールドプレイのマネージメントの許可が必要だったから、僕のマネージャーがクリスを知ってる人に電話してくれて、そしたらクリス本人から僕に電話がかかってきたんだ。

彼はそのことを僕と話したかったみたいで、とても親切でいい人だったよ。「面白そうだね、全然OKだよ」って言ってくれて。それで、出来たものを彼に送ったんだけど、彼はそれに満足してなかったみたいでさ。そしたら、実際にクリスが僕の歌詞を歌っているビデオ録画して送ってくれて、僕たちを助けてくれたんだ。本当に素晴らしかったよ。とても親切で、いい人だね。

——コールドプレイのファンに怒られなかった?

ジョー:大丈夫だったよ(笑)。彼には自分の文化的な背景と僕たちの文化的な背景がちゃんと理解できている。それで、「どうぞからかって、楽しんでくれ」って言ってくれたんだ。

——ちなみに、首からも覗いているタトゥーにまつわるエピソードについて、何か教えてもらえますか。

ジョー:パパは首のタトゥーが嫌いだから、「ポップス」って入れてやったんだよ、パパって意味さ。いろいろあるけど……これって、間違った決断のタペストリーみたいなもんだね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

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UKバンド、アイドルズ(IDLES)が語る最新アルバム「Tangk」 LCDサウンドシステムやコールドプレイとの関係性も

PROFILE: アイドルズ(IDLES)

PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。

昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。

アイドルズを始める前はDJとして活動し、熱心なヒップホップ・ヘッズだったというジョー。前作、前々作「Ultra Mono」(20年)に続いてケニー・ビーツ(ヴィンス・ステイプルズ、リコ・ナスティ)がプロダクションに関わる「Tangk」は、そんなジョーが近年のヒップホップやグライムに寄せる共感が色濃く投影された作品でもある。昨年末には、ラッパーのダニー・ブラウンをフィーチャーしたシングルも大きな話題を呼んだ。「イギリスの白人中流階級のガキだった僕に、ヒップホップは真の目的意識を与えてくれた」——そう語るジョーに、1月に行われた来日公演の後日、そのヒップホップとの出会いや「Tangk」の制作の裏側、そして彼が貫く「スタイル」の核心を聞いた。

アルバム「Tangk」について

——新作「Tangk」でプロデュースを依頼したナイジェル・ゴドリッチとの作業はどうでしたか。

ジョー・タルボット(以下、ジョー):本当に素晴らしかったよ。特にレコーディングのプロセスがね。彼は事前に用意されたものではなく、その瞬間に生まれるものを捉えようとしていた。瞬間のマジック――意図しないミスやグリッチ(不具合)、いろんな偶然をテープ・ループで取り込んでいくことで、楽曲そのものより演奏することに集中できた。それは僕たちにとってかなり異例なアプローチだったよ。

普通なら、曲をしっかりつくり込んで、ヴァース、コーラス、ブリッジといった構成を練り上げるんだけど、ナイジェルはそんなことに興味がなかった。彼は僕たちがその瞬間に集中し、目の前の音にまるで瞑想するみたいに意識を向けることを大切にした。だからすごく斬新で、一緒にやるのはかなりチャレンジングだったよ。

——「Tangk」はダンス・フィールにあふれたアルバムで、特にLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーとナンシー・ワンが参加した「Dancer」は象徴的なナンバーだと思います。これはどういう経緯で実現したコラボレーションだったのでしょうか。

ジョー:あれは確か(ギタリストのマーク・)ボーエンが書いた曲だったと思う。このアルバムで僕が目指していたのは、人々を踊らせて、心から音楽を感じてもらい、何か普遍的な感情を呼び起こすような音楽をつくることだった。幻滅の時代だからこそ、聴く人の感情に寄り添って、頭で考えるよりも人間の根源的な感覚を呼び覚まし、自分自身の存在を肯定できるような音楽が必要だと思ったんだ。それで曲を書いて、レコーディングして、アメリカでLCDサウンドシステムと一緒にツアーを始めた時に、ナイジェルから電話がかかってきたんだ。「バッキング・ボーカルがこの曲に合ってない」って。

バッキング・ボーカルは僕が書いたんだけど、メロディとハーモニーはジェームスとナンシーをイメージして書いたものだった。男性の力強いファルセットと、女性の物憂げなハーモニーの組み合わせをね。ちょうど一緒にツアー中だったからお願いしてみたら、ニューヨークにある彼らのスタジオに連れて行ってくれて、そこで一日一緒に過ごすことができた。本当にクレイジーで最高な体験だったよ。

——ジェームスはどんな人でした?

ジョー:ジェームスはとてもミステリアスな人だよ。知的で、強い意志を持っていて、仕事にも家族にも友だちにも全力で全てを捧げるタイプなんだ。そんな献身的な男だからこそ、周りのみんなも自然と彼に惹きつけられて、同じくらい献身的に動くんだと思う。ツアー・チームも、バンドも、クルーも、彼に関わる人たちみんなが素晴らしい人間ばっかりでさ。お互いのために一生懸命やっていて、自分の仕事に誇りを持っている。それがツアー・バンドとして参加している僕らにとってもすごく刺激的だった。それに、ジェームスってとても的確なんだ。彼のスタジオは信じられないくらい素晴らしくて、機材もすべて揃ってる。彼って本当に全てを捧げる人なんだよ。

——エレクトロニック・ミュージックの影響を反映した現代的なロック・ミュージックの先駆であるLCDサウンドシステム、そしてDJとしての顔を持ちハードコア・パンクをルーツとするジェームス・マーフィーは、アイドルズというバンドやあなた自身にとってもロールモデルと言える存在であり、共感を寄せる対象だったのではないかと思います。

ジョー:つまりさ、僕たちの共通点って結局、音楽が大好きってことだと思うんだ。僕もジェームスも、心の底から良いと思える音楽や芸術でなければ本気でやろうとは思わない。自分たちの音楽やアート、ライブに情熱と生命力を求めていて、そのエネルギーってソウル・ミュージックやパンク、ハードコア、そしてテクノみたいなジャンルから湧き上がってくるものなんだ。そのエネルギーこそが僕たちが追い求めるもので、そのために懸命に努力している。僕らは2人とも、くだらないことには絶対に手を出さないよ。

——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。

ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。

それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。

ジョーが見るヒッピホップ・シーン

——今名前の出たケニー・ビーツは、ヴィンス・テイプルズやリコ・ナスティのプロダクションを手がけるなど今のヒップホップ・シーンと関わりの深い人物ですが(※「Tangk」にはナイジェル・ゴドリッチと共に共同プロデューサーとして参加)、ジョー自身は最近のヒップホップ・シーンをどう見ていますか。

ジョー:2013年頃から、エイサップ(・ロッキー)やケンドリック(・ラマー)、ダニー・ブラウンみたいな新しいラッパーが出てきて、デンゼル・カリーのような新しいスタイルも加わって、ヒップホップは大きく進化したと思う。僕がその頃、ヒップホップのDJをやっていて、リリックや姿勢に新しい息吹を感じて、限界を押し広げようとする勢いがすごかったんだ。それで、90年代初頭を振り返ってみたんだけど、あの頃って音楽に対する熱意と倫理観があって、情熱のためにやってるって感覚が強かったと思うんだ。

でも、90年代半ばから2010年ぐらいにかけては、資本主義のグロテスクな美学——金、女、車とか、大衆向けの退屈なクソみたいな音楽が溢れていた時期もあった。そんな中から、本物のカルチャーを求める新しいラッパーたちが現れてきたんだ。だから、今のヒップホップは本当に素晴らしいと思うよ。

——そもそものヒップホップとの出会いはどんな感じだったんですか。

ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。

——ちなみに、バンドを始める前にDJをしていた頃は、どんな音楽をかけていたんですか。

ジョー:ロンドンのゴス・ナイトにちなんで「バット・ケイブ」って自分のイベントをやっていたんだ。最初はポスト・パンクやインディー・パンク、クラウト・ロックなんかをかけてたんだけど、そこからハウス・ミュージックやテクノ、ヒップホップにも手を出して、だんだん幅が広がっていった。それから7年間はヒップホップ中心のイベントもやってて、グライム、ガラージ、ジャングルとか、いろんなジャンルをかけていたよ。

——先ほど話に出た「Pop Pop Pop」は、グライムなどUKのクラブ・ミュージックを吸収したダンス・ロック・ナンバーでしたが、最近のグライムについてはどうですか。

ジョー:いいMCはたくさんいるよ。今はドリルの方が人気だけど、地球上で最高のMCたちは何人か現役で活躍している。イギリスだとスケプタは今でもすごいし、ディー ダブル イー(D Double E)はずっと最高だよ。いいものがどんどん出てきてるね。フリスコってやつがいて、彼は昔からやってるんだけど、音楽のクオリティがずっと一貫している。本当にいいよ。もっとたくさんの人に聴いてほしいけど、UKってとても小さな場所で、文化的に不安定だから流行が目まぐるしく変わるんだ。特定の都市に人口が集中してる小さな国だから、常に物事が動いてて、みんなある週末にはある方向を見て、次の週末には違う服を着ているー―そんなふうに何かが始まったり終わったりを繰り返している。でも、グライムはいつだって最高だよ。

ブリストルの音楽シーン

——地元のブリストルの音楽シーンはどうですか。

ジョー:ブリストルの音楽シーンってほんと独特で、イギリスで一番、人口あたりのミュージシャンが多い街なんじゃないかな。でも、ブリストル特有のサウンドってのがなくて、最後に「ブリストル・サウンド」って呼ばれたのはトリップホップの時代くらいだね。それ以来、ブリストルは多様性を尊重して、みんなが好きなことを自由にやっている。本当の意味でのコミュニティはあるけど、特定のシーンやそれを象徴する音はないんだ。ただみんなが楽しんで、音楽をつくってるだけで。

それってある意味、流動性や危機感がないっていうか、ミュージシャンに前に進もうっていう野心が薄いということなのかもしれないね。ブリストルはパーティーの街だから、みんな居心地がいいんだろう。でも、ほんといい街だよ。

——最近のブリストルは? 

ジョー:ここ一年くらいブリストルには行ってなくてさ。世界中をツアーで飛び回ってたから。実は、スクイッドは僕らの隣の部屋で練習してたんだよ。だから彼らに聞けば今のブリストルのことがわかるんじゃないかな(笑)。ブリストルには僕が大好きなヘヴィー・ラングスっていう素晴らしいバンドがいて、今も最高だよ。ただ、もうしばらくブリストルの音楽をちゃんと聴けてなくて。最近、家にいるときは娘を追いかけ回したり(笑)、サイクリングしたり、ボクシングしたりして過ごしてるからね。

アイドルズとファッション

——ところで、今回の「Tangk」のアーティスト写真でギタリストのマークがドレスを着ていたのが目を引きました。

ジョー:(ドレスを着た理由は)分からない。ただ、その方が快適だからドレスを着るようになったんじゃないかな。以前はいつもパンツ一丁で演奏してたから(笑)、自分を表現できるような服装にしたかったんだと思う。彼にとってはドレスを着て演奏する方がずっと快適なんだ。それだけのことだよ。彼に直接聞いたわけじゃないけどね。

——マークはいつもあんな感じで自由なんですか。

ジョー:時々ドレスを着るんだ。メンバーみんなそれぞれのスタイルがあるけど、まあ、確かに彼の感性が独特だね(笑)。

——例えば、作品をリリースするごとにアーティスト写真も刷新されると思いますが、そうしたビジュアル的な部分も含めてバンドのプレゼンスをどのように打ち出していくかについて、何か考えられていることはありますか。

ジョー:まあ、ステージでは、ファッションで自分を表現することはないんだ。観客には服じゃなくて、僕の目をじっと見てほしい。僕の痛み、美しさ、愛、喜びを感じてほしい。これは劇場だけど、本物の劇場だから。僕が感じていることをそのまま伝えるために、できるだけ真っ白なキャンバスでいたいと思っている。そうすれば、観客も僕が感じていることを感じることができるからね。

でも、普段の生活ではファッションが大好きだし、服で自分を表現するのは楽しいよ。素敵な服を着られる余裕があることは、人生を楽しく豊かにしてくれると思う。今は日本にいるから、日本のファッションにも興味があるよ。実は、ボーエンのお気に入りのドレスはミヤケ(「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」)のものなんだ。僕もそのドレスが大好きだよ。でも、ボーエンと僕はファッションにすごく興味があるけど、他の3人はそうでもなくて。アルバムとは関係ない話だけど、僕とボーエンにとっては大事なことなんだ。だからできれば、他の3人にも素敵な服を着せてあげたいくらいだよ。力づくでね(笑)。

——最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。

音楽も同じで、折衷的な自分を表現するのが大好きだよ。アルバムにはグライムの曲もあれば、バラードもハードロックもある。僕はただ、美しいものすべてから借りたり盗んだりしたいだけなんだ。いつもそうとは限らないけれど、それがしっくりくるんだ。

——ちなみに、今回の日本滞在で何か素敵な出会いはありましたか。

ジョー:昨夜は本当に特別な夜だったよ。ビートカフェのKatomanのところに遊びに行って、彼のお気に入りの居酒屋に連れてってもらったんだ。その後、ゴールデン街の「ナイチンゲール」っていうノイズ・ミュージック・バーに行ったんだけど、74歳のおじいさんがサバの頭を料理してくれたりして、日本文化の美しいコントラストが最高だった。こじんまりとした静かで落ち着いた居酒屋から、一気にノイズ・ミュージックと刺激的なビジュアルが溢れるバーに移動するっていうギャップがね(笑)。街に活気があって、ほんと最高だったよ。

この1年を振り返って

——前回(2023年の「フジロック」出演時)インタビューした際※に、制作中だった「Tangk」について「僕たちが大事にしているものを祝福するようなアルバムをつくりたい」と話していたのが印象に残っています。そうした作品を携えてツアーで世界中を旅してきたこの1年間は、振り返ってどんな時間でしたか。
※前回のインタビューはこちら

ジョー:とても濃密で実りの多い時間だったと思う。僕がこのアルバムに求めていたのは、祝福の感覚と一体感、そして愛を感じられるシンプルなものだった。僕たちはこのアルバムを持って世界中をツアーで回るつもりでいた。日本、ヨーロッパ、ギリシャ、イギリス、アメリカ――どこもかしこも政治的に不安定な状況が続いているのは明らかだよ。この先に何が起こるか考えると、不安になるし、時には恐ろしくもある。でも、僕は愛と情熱を持ってこの時代に立ち向かいたかった。それが一番大切なことだと思う。人と人とのつながりって本来とてもシンプルなものなのに、強欲や恐怖が複雑に絡み合って難しくしてしまっている。

アーティストとして大事なのは、人々が自分自身と再びつながる手助けをすることだと思う。自分自身とのつながりを感じられれば、他者に心を開くことも自然とできるからね。音楽や芸術は、そのために僕たちが提供できるものだと思う。政治やお金、成功は与えられないけど、つながりや表現する場——それが鏡であれ、何かの枠組みであれ——そういう意図を提供したいんだ。

——先日のライブでは「Viva Palestina!」と叫ぶ場面もありました。

ジョー:世界はますます混沌としてきてる。でも、僕はそのことを深く考えすぎないようにしてる。ただ、僕には発言できるプラットフォームがあって、何か考えたときはすぐにその場で発信するんだ。パレスチナで起こったこと、そして今も続いてること――それは戦争犯罪だよ。ボスニアやルワンダで起きたことと同じだ。イギリスが残虐行為に目を背けたのはこれが初めてじゃない。もしボスニア紛争のときに僕が今くらい大人だったら、立ち上がっていたと思う。イラク戦争のときは16歳で、街頭に出て抗議したよ。足があって、自分が信じるモラルがある限り、行進するし、ステージからも発言する。それは僕にとって難しいことじゃない。ただ、それで大きな変化が起こせるとは思ってないよ。

ちょっとした祈りとか、捧げ物みたいなものなんだ。神様がいるわけじゃない。それは信仰心みたいなもので、自分が信じたことをやるしかない。そうでないなら、やるべきじゃないよ。すべてのミュージシャンが「これをやめろ、あれをやれ」って言う必要はないと思う。そういうことじゃない。ただ、これが僕のやり方というだけでね。自分が誰かより優れてるとも劣ってるとも思わない。音楽家としての義務というよりも、人としての義務だと思うんだ。自分がされたいように人を扱う――それが大事なんだ。だから、僕はステージに立っている。

——最後に、あのミュージック・ビデオについて教えてください。AIでコールドプレイのクリス・マーティンが歌っているかのように加工した、「Grace」のミュージック・ビデオについて。

ジョー:(日本語で)ハイ(笑)。レコーディングの前にロンドンのナイジェルのスタジオでその曲を書いたんだけど、彼がすごく気に入ってくれて。ただ、僕にはちょっとコールドプレイっぽく感じられて、面白いなって思ったけど、僕自身も気に入ったんだ。僕は特に初期のコールドプレイが大好きでさ。それで、スタジオにいる時にすぐにそのアイデアが浮かんだんだ。「A Iでクリス・マーティンに僕の歌詞を歌ってもらえたら最高だな」って。すぐにクリエイティブ・カンパニーに依頼したよ。時間がかかるのは分かってたからね。クリス・マーティンかコールドプレイのマネージメントの許可が必要だったから、僕のマネージャーがクリスを知ってる人に電話してくれて、そしたらクリス本人から僕に電話がかかってきたんだ。

彼はそのことを僕と話したかったみたいで、とても親切でいい人だったよ。「面白そうだね、全然OKだよ」って言ってくれて。それで、出来たものを彼に送ったんだけど、彼はそれに満足してなかったみたいでさ。そしたら、実際にクリスが僕の歌詞を歌っているビデオ録画して送ってくれて、僕たちを助けてくれたんだ。本当に素晴らしかったよ。とても親切で、いい人だね。

——コールドプレイのファンに怒られなかった?

ジョー:大丈夫だったよ(笑)。彼には自分の文化的な背景と僕たちの文化的な背景がちゃんと理解できている。それで、「どうぞからかって、楽しんでくれ」って言ってくれたんだ。

——ちなみに、首からも覗いているタトゥーにまつわるエピソードについて、何か教えてもらえますか。

ジョー:パパは首のタトゥーが嫌いだから、「ポップス」って入れてやったんだよ、パパって意味さ。いろいろあるけど……これって、間違った決断のタペストリーみたいなもんだね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

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ニッチフレグランスの元祖「ラルチザン パフューマー」が最上陸 旗艦店で触れる半世紀にわたり愛される香りの数々

プーチ・ジャパンは4月25日、パリ発フレグランス「ラルチザン パフューマー(L’ARTISAN PARFUMER)」(以下、ラルチザン)の旗艦店を東京・表参道に出店した。日本語で“香りの職人”を意味する同ブランドは1976年、植物学者のジョン・ラポルトが創業。ニッチフレグランスの元祖ともいえる存在で、半世紀以上にわたりフレグランスの上級者に愛され続けている。最上陸を象徴する表参道の旗艦店は、パリ本店のコンセプトを反映。天井が高く、まるでパリのアパルトマンのようなシックで心地良い空間が広がっている。同店では、香水からホームフレグランスまでフランス本国同様、全てのラインアップをそろえる。

素材そのものの美しさを讃える名香の数々

「ラルチザン」といえば創業当時、フレグランスでは珍しかった一つの原料にスポットライトを当てた“アンソロジー”コレクションが代表的。ブラックベリーが主役の“ミュール エ ムスク”や“メモワール ド ローズ”など、素材そのものの美しさを忠実に表現した香りは時代を超えて愛されるロングセラーから構成される“ラ コレクション”シリーズとプロヴァンスやカマルグなどフランス各地の魅力を香りで表現した“レ ペイサージュ”シリーズで構成されている。それに加え、夜に花開く植物を神秘的に捉えた“オニリック”コレクションも販売する。

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「エンポリオ アルマーニ」から栗やアンバーが織りなす魅惑的な甘さの新作フレグランス

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月30日、フレグランスシリーズ“ストロンガー ウィズ ユー”から新作のオードパルファン“ストロンガー ウィズ ユー インテンスリー”(100mL、2万2000円)を発売する。

活気あふれる香りで
内なる激しさを表現

同フレグランスは、“ストロンガー ウィズ ユー”シリーズを手掛ける調香師、セシル・マットン(Cecile Matton)の新作。スパイシーなピンクペッパーが香るトップノートに、ハーバルなラベンダーとセージを合わせ、ラストは砂糖漬けにした栗のアコードやアンバーウッド、バニラなど複雑な甘さが重なるように仕上げた。特徴的なカラーは“香りが表現する内なる激しさ”をイメージし、ガラスボトルには重なり合うリングがモチーフのキャップを付けた。

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「エンポリオ アルマーニ」から栗やアンバーが織りなす魅惑的な甘さの新作フレグランス

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月30日、フレグランスシリーズ“ストロンガー ウィズ ユー”から新作のオードパルファン“ストロンガー ウィズ ユー インテンスリー”(100mL、2万2000円)を発売する。

活気あふれる香りで
内なる激しさを表現

同フレグランスは、“ストロンガー ウィズ ユー”シリーズを手掛ける調香師、セシル・マットン(Cecile Matton)の新作。スパイシーなピンクペッパーが香るトップノートに、ハーバルなラベンダーとセージを合わせ、ラストは砂糖漬けにした栗のアコードやアンバーウッド、バニラなど複雑な甘さが重なるように仕上げた。特徴的なカラーは“香りが表現する内なる激しさ”をイメージし、ガラスボトルには重なり合うリングがモチーフのキャップを付けた。

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「ジバンシイ」が“プリズム・リーブル”のカラーコンシーラー新色&ミニパウダーを発売

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は5月1日、同ブランドのベストセラー“プリズム・リーブル”シリーズから、コントロールカラー“同 スキンケアリング・コレクター”(各5060円)の新2色と、アイコニックな4色ルースパウダー“プリズム・リーブル”のトラベルサイズ(全5色、各4180円)全5色を発売する。

ほか、“同 スキンケアリング・コレクター”とリップバームをセットにした限定の“ジバンシイ スターター キット”(1万4850円)も用意した。

“肌印象を自由にデザインする”フェイスカラーの新色

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”は、みずみずしいテクスチャーで溶けこむように肌になじみ、肌の色むらを自然に整えるフェイスカラー。滑らかな使用感で、気になる部分へのポイント使いから広範囲の塗布まで幅広く使える。

新色は2色で、ピンクは血色感を与えることでトーンアップした華やかで明るい印象をかなえ、ラベンダーはくすみをカバーし血色感と透明感を兼ね備えた印象に導く。ラインアップは既存色のブルー、グリーン、ピーチに加え、全5色となる。

4色フェイスパウダーからトラベルサイズが登場

“プリズム・リーブル・トラベル”は、人気の4色フェイスパウダーのトラベルサイズだ。プリズムのように光を反射・拡散するビーズが光の3原色を掛け合わせ、単色では表現できない繊細な肌色を美しく演出する。

カラーは全5色。“No.00 オパルセント・チュール”は、「白ではない光でできた澄んだ4色」が、肌に透明感のある明るさをプラスする。肌に仕込む光の下地として他色とも併用できる。“No.01 パステル・シフォン”はグリーンが赤味を、パープルが黄味とくすみを補正して、淡いブルーが明るい透明肌へ導くパステルハーモニー。“No.02 ホワイト・サテン”は、パープルがかったホワイトの輝きとぬくもりのあるイエローで、優しく発光する陶器肌に仕上げる。“No.03 ローズ・ヴェイル”は、多様なニュアンスのピンクとベージュが肌のくすみをカバーし、自然な血色感を生み出す。“No.04 アシッド・シフォン”は、グリーンとパープルで色ムラを補正しながら、アプリコットの明るさで肌を優しくトーンアップ。ヘルシーで生命感のある冴え肌をつくる。

人気カラーを一度に楽しめる特別セットも

限定キット“ジバンシイ スターター キット”も登場する。同キットは、“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”の現品3色のラベンダー、ブルー、グリーンと、唇のpHで自分だけのピンクに変化するリップバーム“ローズ・パーフェクト No.001 ピンク・イレジスティブル”のミニサイズ(1.5g)を組み合わせた。

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「アメリ」の黒石奈央子と「スーツスクエア」の意外なシナジー 協業ラインが滑り出し好調

青山商事の「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」は4月30日まで、「アメリ(AMERI)」の黒石奈央子ディレクターとの協業ライン「シス(CIS.)」のポップアップストアをルミネ新宿2の2階イベントスペースに出店している。ポップアップ出店は、今回が初めて。

ポップアップでは、“プレイフルストラクチャー(Playful Structure)”がテーマの2025春夏コレクションのアイテムが並ぶ。建物の造形美をインスピレーション源に、立体感や造形美を服で表現したジャケットやパンツ、ブラウス、シャツなど全15型。

会場は「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」ルミネ新宿2店に隣接しており、黒石のファンの相互送客を狙う。青山商事の今井康友TSC営業部副部長は、「普段『スーツスクエア』では取り込めていない、ファッション感度の高いお客さまや、若年層のお客さまにアプローチできるとても良い機会だ。また、館には訪日客も多く、海外のお客さまにもリーチが見込める」と期待を寄せた。

好感触を得ることができれば、今後は都心のオフィス街などでもポップアップ開催も検討しているという。

「シス」滑り出し好調 購入者は狙い通り、20〜30代女性

「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。

ローンチから約半年経ったが、滑り出しは順調。2024年秋冬のデビューコレクションは一部の商品が完売し、追加生産を行うなど予想以上の反響があった。購買層は20〜30代の女性が中心で、狙った客層に届いていることがうかがえる。

さらに、公式ECサイトの購入者のうち、約9割が新規でスーツスクエアの会員に入会。普段「スーツスクエア」と接点のない客層の獲得につながっている。

主婦層の需要も実感 今後の服作りの参考に

一方の黒石氏は、量販のビジネススーツメーカーとの協業で得たものはあったのか。

黒石は、昨年第1子を出産。主婦との交流が増え、「シス」を「入卒園式で着たい」といった声も耳にするようになったという。このことから、オケージョンの多い主婦層には「アメリ」ではカバーしきれないニーズがあり、そこに「シス」の需要があることに気が付いた。

「普通のスーツだと面白くないし、派手過ぎると着ていけないというおしゃれなママたちの要望を応えるのに『シス』のアイテムはぴったり。今後はビジネスパーソンだけでなく、こういったニーズにも広く応えていけるような服作りを意識したい」と黒石氏。

今井副部長も「ビジネスとファッションのいいとこ取りをしたポジショニングのブランドを目指したい」と意気込む。「これからは黒石さんと同じ境遇の、子育てと仕事を両立している女性からのファン層も増えるはず。受験や面接などのオケージョン服の新たな提案も黒石さんと検討し、客層の幅を広げていきたい」。

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「アメリ」の黒石奈央子と「スーツスクエア」の意外なシナジー 協業ラインが滑り出し好調

青山商事の「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」は4月30日まで、「アメリ(AMERI)」の黒石奈央子ディレクターとの協業ライン「シス(CIS.)」のポップアップストアをルミネ新宿2の2階イベントスペースに出店している。ポップアップ出店は、今回が初めて。

ポップアップでは、“プレイフルストラクチャー(Playful Structure)”がテーマの2025春夏コレクションのアイテムが並ぶ。建物の造形美をインスピレーション源に、立体感や造形美を服で表現したジャケットやパンツ、ブラウス、シャツなど全15型。

会場は「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」ルミネ新宿2店に隣接しており、黒石のファンの相互送客を狙う。青山商事の今井康友TSC営業部副部長は、「普段『スーツスクエア』では取り込めていない、ファッション感度の高いお客さまや、若年層のお客さまにアプローチできるとても良い機会だ。また、館には訪日客も多く、海外のお客さまにもリーチが見込める」と期待を寄せた。

好感触を得ることができれば、今後は都心のオフィス街などでもポップアップ開催も検討しているという。

「シス」滑り出し好調 購入者は狙い通り、20〜30代女性

「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。

ローンチから約半年経ったが、滑り出しは順調。2024年秋冬のデビューコレクションは一部の商品が完売し、追加生産を行うなど予想以上の反響があった。購買層は20〜30代の女性が中心で、狙った客層に届いていることがうかがえる。

さらに、公式ECサイトの購入者のうち、約9割が新規でスーツスクエアの会員に入会。普段「スーツスクエア」と接点のない客層の獲得につながっている。

主婦層の需要も実感 今後の服作りの参考に

一方の黒石氏は、量販のビジネススーツメーカーとの協業で得たものはあったのか。

黒石は、昨年第1子を出産。主婦との交流が増え、「シス」を「入卒園式で着たい」といった声も耳にするようになったという。このことから、オケージョンの多い主婦層には「アメリ」ではカバーしきれないニーズがあり、そこに「シス」の需要があることに気が付いた。

「普通のスーツだと面白くないし、派手過ぎると着ていけないというおしゃれなママたちの要望を応えるのに『シス』のアイテムはぴったり。今後はビジネスパーソンだけでなく、こういったニーズにも広く応えていけるような服作りを意識したい」と黒石氏。

今井副部長も「ビジネスとファッションのいいとこ取りをしたポジショニングのブランドを目指したい」と意気込む。「これからは黒石さんと同じ境遇の、子育てと仕事を両立している女性からのファン層も増えるはず。受験や面接などのオケージョン服の新たな提案も黒石さんと検討し、客層の幅を広げていきたい」。

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1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月17日(木)〜4月23日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に

04月21日公開 / 文・本橋 涼介

 靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に新任する。5月27日に開催する第40回定時株主総会での承認を経て、正式に就任する見通し。

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- 2位 -
“ミャクミャク”が「ジェラート ピケ」とコラボ Tシャツやヘアバンドなど17型発売

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

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- 3位 -
Snow Manが「プーマ」の新キャンペーンに登場 ムービーとビジュアルを公開

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「プーマ(PUMA)」は、新作シューズのキャンペーン“アンストッパブル(UNSTOPPABLE) ” にSnow Manを起用した。“どんな状況でも楽しみながら進み続ける”というコンセプトに、新作シューズを着用したメンバーのキャンペーンビジュアルとムービーを新作の取り扱い店舗と特設サイトで公開中だ。

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- 4位 -
「シャネル」のメンズ香水“ブルー ドゥ シャネル”がマルチに使えるバームに 香りと潤いを肌にまとう

04月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「シャネル(CHANEL)」は5月2日、マルチに使えるフレグランスケアアイテム“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”(90g、1万670円)を限定発売する。ブランドを代表するメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”香りをまとったバームで、手肌や髪、髭などさまざまなパーツに使用できるマルチな機能性が特徴だ。

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- 5位 -
「キャンメイク」がベイクド製法のハイライターを発売 “眉コンシーラー”の新色も

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は5月下旬、ハイライターとアイブロウパウダーの新商品に加え、アイブロウコンシーラーと化粧下地の新色を発売する。

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- 6位 -
アトモス×「アディダス オリジナルス」×「ア ベイシング エイプ®」 国内限定“スーパースター”を発売

04月23日公開 / 文・WWD STAFF

 スニーカーショップのアトモス(ATMOS)は、25周年を記念し、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」のトリプルコラボレーションスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス(ADIDAS ORIGINALS SUPERSTAR VINTAGE BAPE ATMOS)”を発売する。価格は2万7500円で、サイズは24.0〜29.0、30.0cm。4月25日10時〜5月2日8時59分に抽選を受け付け、5月3日からアトモス各店および公式オンライン、アトモスと「アディダス(ADIDAS)」が協業するA.T.A.Dで、国内限定販売する。

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- 7位 -
「ビックリマン」の人気キャラがTシャツになって蘇る “ヘッドロココ”や “魔肖ネロ” など

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 アメリカに特化したライフスタイル型専門商社のネバーマインドは、ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」に登場するキャラクターをあしらったオリジナルTシャツを発売する。価格は5390円。

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- 8位 -
「カナダグース」が神戸に国内初アウトレット アーカイブアイテムもラインアップ

04月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は4月25日、国内初となるアウトレットストアを、神戸三田プレミアム・アウトレットにオープンする。

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- 9位 -
「ニューバランス」の象徴的モデル“メイド イン USA 1300JP”が5年ぶりに復刻発売 5月29日に販売

04月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、5年に一度のみ発売されるスニーカー“メイド イン USA 1300JP”(5万9400円)を5月29日に発売する。同シューズは、「ニューバランス」を象徴する年に一度のイベント「Grey Days」期間中に登場する。また合わせてキッズモデル“PC1300JP”(1万6500円)も販売する。※キッズはアジア生産。

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- 10位 -
「ラッシュ」がサンリオとコラボ キャラクター型のバスボムなど8種が登場

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は4月24日、サンリオのキャラクターとコラボレーションした“ラッシュ×ハロー キティ アンド フレンズ”を発売する。「ラッシュ」全国78店舗 および公式オンラインストアで取り扱う。また、23日から公式アプリで先行販売を行う。ラインアップは、キャラクター型のバスボム4種とソープ2種、シャワージェル、パフュームの全8種。

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