ヘアアクセの傾向はカチューシャに 「シモーネ ロシャ」の大人ガーリーな来場者たち

 「シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)」は、大人ガーリー市場でトップを走るブランドだ。ロンドン・ファッション・ウイーク期間中に行ったファッションショーの会場にはブランドの服を着こなしたファッショニスタが集まった。今季は、ブラトップをドレスの上に重ねたレイヤードスタイルや、定番のフリルや刺しゅうのドレスなどが人気。パールやクリスタルを付けたヘアピンはヒット商品で類似商品が多く出回るなど高い人気だが、今季はビーズを用いたカチューシャの着用者も多かった。

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「ヘッド・ポーター」を継ぐ新ブランド「ラミダス」がスタート 10月11日に1号店オープン

 9月30日で「ヘッド・ポーター(HEAD PORTER)」を終了したヘッド・ポーターは新ブランド「ラミダス(RAMIDUS)」を10月1日からスタートした。それに伴って会社名はラミダスに変更した。11日には、東京・原宿の「ヘッド・ポーター」の跡地に直営店をオープンする。

 旧ヘッドポーターは1998年に設立し、バッグブランドの「ヘッド・ポーター」をスタートした。吉田カバンが製造を手掛け、タンカーネイビー、ブラックビューティーなどオリジナルテキスタイルとデザインを使用したアイテムを販売した。

 なお新ブランドの詳細は明らかにされておらず、公式インスタグラムではロゴを使ったイメージビデオやビジュアルのみが公開されている。

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アウトドア初心者も感動、「スノーピーク」 × 「東京デザインスタジオ ニューバランス」のアイテムで大自然を歩いてみた

 「アウトドア市場は伸び続けてる」「特にキャンプはすごい」——そんな声を多く聞く今日このごろ。アウトドアにはなんとなく憧れがあるし、記者としても市場をしっかり取材したいという気持ちはあるものの、肝心のキャンプ経験はゼロ。アウトドアといえば、年に一度の弾丸日帰り「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL」のみという完全なインドア派のため、「キャンプって専門的で、なんかハードル高くないですか?」という固定観念が振り払えず、自分ごと化できずにいました。そんな時、10月5日に発売される「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE以下、TDS)」と「スノーピーク(SNOW PEAK)」のコラボアイテムが体験できるというイベントのお誘いが届きました。これは参加するしかない!と、重い腰を上げて新潟・中野原のスノーピーク本社兼キャンプ施設に行ってきました。

スノーピーク敷地の広大さにビックリ

 東京駅から新幹線で2時間弱、その後バスに30分ほど揺られて現地に到着。いい場所だというウワサは聞いていましたが、想像以上に気持ちいい。目の前に広がる緑と青空がきれい!緑の中を走り出す人やキノコを発見して「おーー」と声をあげる人、トンボが近くにとまると「うおーー」と携帯電話のカメラを向ける人など、自然に触れるとささいなことでもみんな元気いっぱいです。「スノーピーク」の私有地はなんと約20万平方メートルという広さで、フェスも余裕で開けそうなぐらいの規模。しかも今後は面積を2倍に広げる予定だといい、数字だけでは伝わらないスケールに圧倒されました。キャンプフィールドは一般利用も可能で、ショップを併設してレンタルも行なっているので、手ぶらで行けます。

 イベントは1泊2日の日程でキャンプをしながら自然と親しみ、商品も体験してもらおうという内容です。ニューバランス ジャパンの久保田伸一社長と「TDS」を率いる守谷周庫クリエイティブ・デザイン・マネジャー、「スノーピーク」の山井梨沙副社長CDOらに加え、有力ショップのバイヤーやメディア関係者が約30人が参加しました。まずはテントを組み立てるところからスタート。出た、いきなりハードル高いやつ。でも「スノーピーク」のエントリーモデルであるテント“アメニティドームM”(3万6800円)は組み立ては容易で、テント設営未経験の参加者もスムーズに完成させていました。テントの中も快適そうで、キャンプについて想像していたハードな先入観とは明らかに違いました。

気になる商品のはき心地は?

 テントを組み立て終えると、いよいよ今回の目玉であるコラボアイテムの体験です。スノーピーク本社の地下にあるミュージアムスペースを使い、久保田社長や山井副社長が映像や説明を交えてアイテムの機能やデザインについて解説してくれました。そして実際にシューズ“TDS × Snow Peak EXTREME SPEC R_C4 MID”(3万5000円)を試着します。アウトドアブーツのような見た目に反して、履き心地の軽やかさは完全にスニーカーそのもの。でも(これでアウトドア、本当にいけるの?)という思いが生じたのも正直なところ。ただ今回は説明を聞いた直後にハイキング体験ができたのがよかった。これまでいくつも体験イベントを取材してきましたが、ここまで機能について納得した例は多くはありません。優れたグリップ力があるため、急斜面でも草木が生い茂る道でも終始安定感がありました。僕のほかにもいたアウトドア初心者からも好評でした。

 守谷マネジャーは「今回のアイテムは『スノーピーク』のギアとしても店に並べられるように、今まで以上に機能性を充実させるように意識しています。シューズはわれわれが、ウエアは『スノーピーク』がそれぞれリードして協力し合いながら完成させました。『TDS』の本格的な立ち上げから1年になりますが、ニューバランスの素材や機能性を開発していくチームとして徐々に実績を作れてきています」と語ります。アパレル開発をリードした「スノーピーク」の山井副社長は、「TDS」だったからこそ協業を引き受けたと言います。「ブランドとしてコラボレーションはあまり積極的に行っていないのですが、ニューバランスは企業理念も働く人も好きで、いい会社という印象をもっていました。そんなブレないスタイルと信頼性がある老舗企業が新しいことに挑戦しているのが『TDS』。その姿勢に共感したので、ぜひやりたかったんです」。そして今年3月にニューバランス ジャパンのトップに就任した久保田社長はライフスタイルの商品企画などをグローバルでけん引してきたキャリアがあり、「TDS」設立の発起人でもあります。完成した商品について「ウエアの素材にはコットンが入っていて着心地がとてもいい。シューズも、着用した自分の足を見下ろしても形がきれいで、よくできています。バーベキューをひんぱんにやるので今回のアイテムは役立ちそうですね」と満足気でした。

アウトドアブームは今後も続きそう

 取材をしている間に太陽も沈んで火がたかれ、あたりは日中とはまた違う幻想的なムードに。最初は緊張気味だった参加者も内星太郎さんが手掛けたフードを囲んで、共に体を動かし、汗を流し、山のきれいなシルエットや変わった雲の形についても語り合ううちに、自然とリラックしてコミュニケーションをとりあっていました。東京で連夜行なわれているハイテンションなパーティーでは、なかなかこうはいきません。アウトドアは山に登ったり川を下ったりとアクティビティーを楽しむだけではなく、コミュニケーションを自然体で楽しめるのも魅力なのですね。デジタルの時代だからこそ、アウトドアの価値があらゆる面であらためて見直されているのかもしれないなと、満天の星の下で思いました。

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ベイクルーズのメンズジュエリー専門店「ワールドリーワイズ」がエディフィス新宿内に移転

 ベイクルーズグループが運営するメンズジュエリーのセレクトショップ「ワールドリーワイズ(WORLDLY-WISE)」は10月4日、東京・青山の骨董通りからエディフィス新宿2階に移転オープンする。同店は大人の男性をターゲットにしたベイクルーズ初のメンズジュエリーを扱う専門店として、2018年8月にオープン。“日常使いの特別感”をキーワードに、「ボルテッドスタジオ(BOLTED STUDIOS)」や「ダイキ サノ(DAIKI SANO)」「ハム(HUM)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」などのほか、ビンテージコレクションを取り扱っている。

 移転先のエディフィス新宿では、2階の3分の1ほどのスペースにインショップとしてオープンする。エディフィス店内に移転することについて担当者は、「エディフィスの地方店で開催したポップアップショップでは、1日に300万円ほどを売り上げ、エディフィスの顧客との相性の良さを感じた」という。

 「ティファニー(TIFFANY)」のアンティークカトラリーを用いた「ブラインド マン トッグス(BLIMD MAN TOGS)」の別注アイテムや、サッカーのコメンテーターとしても有名なトニー・クロスビー(Tony Crosbie)が手掛ける「コックスコーム(COXCOMB)」の別注アイテム、「ボブ ドット(BOB DOTT)」の1930~50年代のビンテージアイテムなどを新たに用意する。

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エイ・ネットの「プランテーション」が銀座路面店をオープン 自然とモダンが調和する店内

 エイ・ネットの「プランテーション(PLANTATION)」は、東京・銀座に路面店を9月26日オープンした。路面店は自由が丘店に続いて2店目。銀座店のコンセプトは“ナチュラル&リュクス”。家具デザイナーの小泉誠氏がデザインした白と黒を基調とした内装に木目調の什器などをアクセントとして散りばめ、モダンな雰囲気と自然が融合した空間に仕上げた。

 「プランテーション」はコットンなどの天然素材にこだわり、「草木に水をあげるように、体に毎日まとってあげたいと思える日常着」を提案。約65平方メートルの銀座店では、ガーゼやジャージなどの心地良い素材でゆったりとしたシルエットのロングワンピースやチュニックなどの主力商品を中心に、フルラインアップの6割程度を陳列する。価格帯はトップス、ワンピース、ボトムスで2万~4万円程度、コートやブルゾンなどのアウター類が4万~10万円程度。

 同店は「ブランドの魅力を銀座のグローバルなお客さまに向けて発信する」(エイ・ネット広報)役割を担い、日本製にこだわった同店限定の“ビゼンシリーズ”、タオルメーカーの内野(東京、内野信行社長)と協業したアイテムなどもラインアップする。加えて、「これまでお客さまは50代以上が中心だったが、この店からブランドの新しい価値を作り、30代の若い方にも手に取ってもらう」ため、「デサント(DESCENTE)」の高機能素材で作った初のコラボアイテムも販売する。

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パリコレ9日目のハイライト パリの街の屋根を舞台にした「シャネル」、いつもより少しパンキッシュな「ミュウミュウ」、ベル・エポックに光を当てた「ルイ・ヴィトン」

 2020年春夏パリ・コレクションの最終日は、「シャネル(CHANEL)」、「ミュウミュウ(MIUMIU)」、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などメガブランドがショーを行い今シーズンを締めくくった。

シャネル(CHANEL)

DESIGNER/ヴィルジニー・ヴィアール

 ヴィルジニー・ヴィアールによる初のレディ・トゥ・ウエアコレクション。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)在任時から「シャネル」はグラン・パレ(Grand Palais)に大掛かりなセットを作ることで知られるが、今回のランウエイセットはカンボン通りの「シャネル」のアトリエから見える屋根の上の風景を再現した。モデルはその上をポケットに手を突っ込んで歩き、リラックスしたムードだ。コレクションはツイードのミニ丈のオールインワンからスタート。その後はカーディガンのように前を開けて羽織るようなデザインのツイードジャケットやフレアスカートやホットパンツなどフェミニンでウエアラブルなアイテムが続く。アクセサリーもカール時代のようモチーフをかたどったバッグなどではなく、日常で多用できるバッグが多く登場した。“潜入者マリー(Marie S’Infiltre)”の名前で活動するユーチューバーでコメディアンのマリー・ベノリエル(Marie Benoliel)がフィナーレでランウエイに乱入するなどのハプニングは、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が冷静に対処し事なきを得た。

MIUMIU(ミュウミュウ)

DESIGNER/ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)

 カラフルな絵具が飛び散ったような柄の服やバッグ、シューズが象徴するように、今季の「ミュウミュウ」は偶発性や手仕事から生まれる躍動感などがポイントになっている。体に直接巻き付けたようなドレープ使いや、ずり落ち落ちたように着るスタイリングなど、予定調和ではないデザインで、着る人の強い意志を感じさせる。カラフルな色使いで独特のかわいらしさは健在だが、いつもより力強くパンクチュアルな印象だ。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

DESIGER/ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)

 パリの古き良き時代、19世紀後半から20世紀初頭のベル・エポックに光を当てた。S字型を描くカーヴィーなミニドレスや、当時のオーダー紳士服をほうふつとさせるパンツスーツなどにニコラ・ジェスキエールが得意とするスポーティーな要素をブレンドし非常に華やかなコレクションに仕上げた。ショー会場壁一面の巨大なモニターに映し出されたのは、アーティストのソフィーが「It’s Okay To Cry」を高らかに歌う映像でその場にいる者の感情を喚起する。パリやファッションの美しさをエモーショナルに取り戻そうとするニコラ・ジェスキエールの姿勢が反映されているようだ。

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「シャネル」のランウエイにユーチューバーが乱入 ジジ・ハディッドに連れ出される

 「シャネル(CHANEL)」2020春夏コレクションショーがフランス・パリで行われた。フィナーレに差し掛かるとグラン・パレ(Grand Palais)通りの屋上を再現したステージを歩くモデルの列に、ツイードのセットアップを着た観客が乱入した。

 乱入したのはインスタグラムで19万以上のフォロワーを持つユーチューバーでコメディアンのマリー・ベノリエル(Marie Benoliel)。彼女はステージに上がると、動画にアップされるのを求めているかのように観客を見渡し、ポーズを決めた。

 ショーのモデルを務めていたジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が、彼女の肩に手を置きバックステージへと促した。

 フロントローでショーを鑑賞していたカーディ・B(Cardi B)は自身のインスタグラムで「ショーは素晴らしかったわ。誰かさんが飛び込んできたときは、少し怖かったけれど」とコメントした。

 米「WWD」は公式インスタグラムに彼女の動画を投稿すると、ベノリエル本人から「それ、私よ」とハートマークの絵文字付きでコメントが投稿された。

 「シャネル」は「同氏は先日も他のショーに乱入しており、この手のいたずら行為で知られる人物だ。彼女の登場は全く計画していなかった。ショーの後、警備員が出口まで連れて行った」とコメントした。ベノリエルは今週初め、ランジェリーブランドの「エタム(ETAM)」のランウエイにもシルバーの下着姿で登場している。

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「グッチ」の租税回避問題 次なるターゲットは役員か

 ケリング(KERING)は、傘下の「グッチ(GUCCI)」に関して2011~17年に総額14億ユーロ(約1650億円)の租税回避をしたとしてイタリア税務当局から追及を受けていた件が決着した。業界筋によるとケリングは、追徴課税8億9700万ユーロ(約1058億4600万円)を含む計12億5000万ユーロ(約1210億円)を支払うという。

 イタリア税務当局が次に狙いを定めるのはケリングの従業員だ。情報筋によると、役員クラスもターゲットに含まれているという。また8月にはイタリア歳入局から、10人程度の「グッチ」の従業員にスイスに本当に住んでいるかどうかを確認する書面が届いたという。税金未払いに対する罰金は、合計で数百万ユーロに上るとみられる。

 ケリングはこれに対して「特筆すべき進展はない」として、それ以上のコメントは得られなかった。

 ケリングは「グッチ」の製品をイタリア国内で販売する際に、ケリングの物流子会社でスイスを拠点とするラグジュアリー・グッズ・インターナショナル(LUXURY GOODS INTERNATIONAL)を経由することで、本来であればイタリアで申告するべき収入を優遇税制が適用されるスイスで申告して租税回避をしたとして、イタリア財務警察が捜査していた。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「グッチ」の租税回避問題 次なるターゲットは役員か

 ケリング(KERING)は、傘下の「グッチ(GUCCI)」に関して2011~17年に総額14億ユーロ(約1650億円)の租税回避をしたとしてイタリア税務当局から追及を受けていた件が決着した。業界筋によるとケリングは、追徴課税8億9700万ユーロ(約1058億4600万円)を含む計12億5000万ユーロ(約1210億円)を支払うという。

 イタリア税務当局が次に狙いを定めるのはケリングの従業員だ。情報筋によると、役員クラスもターゲットに含まれているという。また8月にはイタリア歳入局から、10人程度の「グッチ」の従業員にスイスに本当に住んでいるかどうかを確認する書面が届いたという。税金未払いに対する罰金は、合計で数百万ユーロに上るとみられる。

 ケリングはこれに対して「特筆すべき進展はない」として、それ以上のコメントは得られなかった。

 ケリングは「グッチ」の製品をイタリア国内で販売する際に、ケリングの物流子会社でスイスを拠点とするラグジュアリー・グッズ・インターナショナル(LUXURY GOODS INTERNATIONAL)を経由することで、本来であればイタリアで申告するべき収入を優遇税制が適用されるスイスで申告して租税回避をしたとして、イタリア財務警察が捜査していた。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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UA、無印の9月度は駆け込みで高額品が好調 ユニクロは恩恵受けられず

 大手SPA、セレクトショップ、専門店の2019年9月の売上高(既存店ベース)は、残暑の影響で秋物の動きが鈍る中、増税前の駆け込み消費の有無で明暗が分かれた。高額アイテムまでそろえるセレクトショップは高価格帯のアウターやアクセサリーが売れて業績を伸ばしたが、アイテムが全体的に値ごろなSPAは増税前の買い物のお得感が少なく、客数が伸びなかった。

 ユナイテッドアローズは小売りとECの既存店売上高は前年同期比9.1%増。メインラインの「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」を擁する第一事業部が売り上げをけん引した。インポートブランドなどのダウンジャケットや「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」など高額品が好調で、「増税前を買い替えのタイミングととらえるお客さまが多く、結婚式用のフォーマルなどもよかった」(同社広報)。

 良品計画の「無印良品」も、月後半から高額な寝具や家具などがけん引し、直営既存店の売上高は同21.9%増。キッチン用品や事務用品、化粧品などのまとめ買いも多かった。衣類では靴下の3足のまとめ買いの価格を890円から790年に引き下げる「価格見直し」が奏功した。

 一方、「ユニクロ」の小売りとECの既存店売上高は同4.2%減。「ユニクロユー(UNIQLO U)」のウィメンズ商品の“カーブパンツ”や“ボリュームニット”などのテレビCMで訴求した商品はよかったものの、気温の高止まりで秋物の動きが鈍かったことが響いた。月後半にかけては「駆け込みの影響からか売り上げの数字は若干上向いたものの、業績全体を持ち上げるほどの影響はなかった」(同社広報・IR担当)。

 アダストリアはECを含む既存店売上高が同1.1%増と伸ばしたが、「駆け込みの売り上げへの影響はほとんどなかった」(同社広報)。12日までの自社EC「ドットエスティ(.ST)」の停止も響き、「売り上げ全体で3ポイントほどの損失になった」とみる。9月下旬からは長袖シャツなどの秋物が本格的に動き出し、ブランド横断キャンペーンを売っているマウンテンパーカーがけん引。会員向けのポイント還元施策も奏功した。

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ケリングのダイバーシティ、インクルージョン、タレントのチーフオフィサーにカルパナ・バガマネ=デンゼル

 ケリング(KERING)は10月1日、ダイバーシティ、インクルージョン、タレントのチーフオフィサーにカルパナ・バガマネ・デンゼル(Kalpana Bagamane Denzel)を任命した。パリ本社を拠点にベアトリス・ラザ(Beatrice Raza)=チーフ・ピープル・オフィサーの直属として、同グループ内の全てのブランドおよび本社と連携したダイバーシティー&インクルージョンに向けたグローバル戦略に取り組む。

 アメリカ生まれのバガマネ・デンゼルはアンダーセン・コンサルティング(Andersen Consulting)で経営コンサルタントとしてキャリアをスタートさせた後、プロクター&ギャンブル(The Procter & Gamble Company)ではブランド戦略を推進。その後、IMD社でマーケティング、キャリアサービス、MBAプログラムのアドミッション担当ディレクターを務め、直近ではラッセル・レノルズ・アソシエイツ(Russell Reynolds Associates)の取締役を務め、同社のダイバーシティー&インクルージョンの実践を主導し、アジアのクライアントと連携して人材獲得および人材開発についてアドバイスを行った。

 バガマネ・デンゼルは「ケリングは相互尊重、個性、信頼性から得られる価値を重んじており、従業員と企業文化に対する誠実な約束を模範としている。これまで以上にダイバーシティー&インクルージョンに富んだ職場づくりを進めるために、すべてのチームと連携して取り組んでいくことを楽しみにしている」とコメントした。

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ドーバー ストリート マーケットがビューティ特化の新店をパリに出店 川久保玲が仕掛ける美の館

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲がディレクションするコンセプトストア、ドーバー ストリート マーケット(以下、DSM)は10月2日、パリ・マレ地区に香水やコスメに特化したビューティの店をオープンした。DSMとしては世界で7店目となり、アイテムを絞り込んだ店はこれが初めて。地上1階、地下1階の2層で計200平方メートルという店舗は、同店としては小型だ。DSMの最高経営責任者(CEO)でもあるエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナルCEOは、「今後はビューティと同様に、スニーカーやTシャツ、ジュエリーなどに特化した店をベルリンやミラノなどに出店していきたい」と語る。同店のコンセプトや、今後の展望をジョフィCEOに聞いた。

WWD:なぜビューティに特化したのか?狙いは?

エイドリアン・ジョフィCEO(以下、ジョフィ):ロンドンや銀座のような店はもちろんパリでもやりたいが、適当な物件がなかなか見つからない。ヴァンドーム広場にあった「コム デ ギャルソン」の香水のストアを昨年閉め、もっと大きな店を作ろうとしていたが、パリはビューティ(産業)の発祥地だし、それなら自社のブランドだけでなくDSMのDNAを生かしてさまざまなブランドを混ぜていく方が面白いと思った。そういった経緯があるので、DSMが手掛けるアイテム特化型店の1号がビューティの館になったのは自然な流れだ。

WWD:DSMは“ビューティフルカオス(美しい混沌)”を常に店作りの軸としている。

ジョフィ:今回の店ももちろん社長(川久保玲コム デ ギャルソン社長)がディレクションしている。床も壁も真っ白で何もなく、変なディスプレーももちろんない。一般的なビューティ産業は(売り場の内装などが)非常に保守的だと感じる。それとは全く違うものを作ることに興味があった。内装は(什器となる)柱がいくつも立っていて、まるで柱の森のように作り込んだ。パッと見れば全てが目に入るのではなく、店の中を探検することで、商品を見つけ出すような内装にしている

WWD:どんな商品を扱っているのか?

ジョフィ:65ブランドを扱う。軸となるのは、「グッチ(GUCCI)」の香水やメーキャップ商品、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の香水、「バイレード(BYREDO)」の香水やボディケア商品、「M・A・C」のメーキャップ商品だ。「トム ブラウン」の香水は世界に先駆けてここで販売している。各ブランドの商品を陳列している柱は一つ一つ社長がデザインしているが、「トム ブラウン」の柱は期間限定でトムがカスタムしており、ブランドを象徴するグレーの生地で柱を覆っているのがポイントだ。催事スペースもあるので、毎月イベントを行なっていく。オープン時に開催しているのは「M・A・C」のイベントだ。アイライナーやボディペイントなどに使用するアイテム数点を社長がキュレーションし、タトゥーキットとしてパッケージングした。品ぞろえ全体としては、10万円以上する商品もあるし、スウェーデン軍が採用している保湿バームなど、200円で買えるものもある。パリではこの店だけで扱う商品も豊富だ。

WWD:「このブランドを扱いたい」と思う時の決め手は何か?

ジョフィ:ストーリーがあること。ヴィジョンがあってメッセージを持っていること。“ノンバイナリー(性差などを超えた多様性)”の打ち出しや、ハンドメイドのブランド、オーガニックであることなどもそうだし、もちろん美的感覚はコム デ ギャルソンにとって非常に大切だから、見た目がカラフルで美しいといった点にひかれることもある。例えば「コスタ ブラジル(COSTA BRAZIL)」というオイルやキャンドルのブランドは、ファッションデザイナーだった人物がアマゾンの熱帯雨林で見つけた自然のオイルから作っているオーガニックなブランド。そんな風に、ストーリーを持っているブランドにひかれる。

WWD:パリのアイコンセレクトショップ、コレットが17年末に閉店して以来、DSMへの出店の期待は高いのでは?

ジョフィ:実は、コレットのサラ(・アンデルマン、Sarah Andelman)とはコンサルティング契約を結んでおり、サラから紹介されて仕入れたブランドもある。コレットの閉店を受け、「パリにDSMを出店するべき」とは多くの人にいわれた。しかし、求める物件がなかなか見つからないし、コレットとは品ぞろえの考え方で似ている部分があるにしても、どんな店であれコレットの代わりにはならないと思う。

WWD:今後の出店計画は?物件を選ぶ時の決め手は?

ジョフィ:ビューティだけでなく、スニーカーやTシャツ、ジュエリーなどに特化した小型店を各国に出していきたいし、全てのアイテムがそろう大型店も出店したい。ただ、現時点で進行中のプロジェクトはなく、出店は時間をかけて1つずつ進めていければと思っている。出店を決める際は、エリアよりも建物がすばらしいかどうかが大事。建物に関してはDSMとして統一したコンセプトがあるわけではなく、銀座のビルは非常にモダンだし、ロサンゼルスは古い倉庫のよう。面白くて雰囲気のある建物かどうかが決め手だ。今回のパリ店は、たまたまちょうどいい面積の物件が見つかったというのもあるし、(エリアは重視しないといったが)店が点在していて、人が行き交い発見があるマレという地域が面白いと思ったところもポイントだった。

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ドーバー ストリート マーケットがビューティ特化の新店をパリに出店 川久保玲が仕掛ける美の館

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲がディレクションするコンセプトストア、ドーバー ストリート マーケット(以下、DSM)は10月2日、パリ・マレ地区に香水やコスメに特化したビューティの店をオープンした。DSMとしては世界で7店目となり、アイテムを絞り込んだ店はこれが初めて。地上1階、地下1階の2層で計200平方メートルという店舗は、同店としては小型だ。DSMの最高経営責任者(CEO)でもあるエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナルCEOは、「今後はビューティと同様に、スニーカーやTシャツ、ジュエリーなどに特化した店をベルリンやミラノなどに出店していきたい」と語る。同店のコンセプトや、今後の展望をジョフィCEOに聞いた。

WWD:なぜビューティに特化したのか?狙いは?

エイドリアン・ジョフィCEO(以下、ジョフィ):ロンドンや銀座のような店はもちろんパリでもやりたいが、適当な物件がなかなか見つからない。ヴァンドーム広場にあった「コム デ ギャルソン」の香水のストアを昨年閉め、もっと大きな店を作ろうとしていたが、パリはビューティ(産業)の発祥地だし、それなら自社のブランドだけでなくDSMのDNAを生かしてさまざまなブランドを混ぜていく方が面白いと思った。そういった経緯があるので、DSMが手掛けるアイテム特化型店の1号がビューティの館になったのは自然な流れだ。

WWD:DSMは“ビューティフルカオス(美しい混沌)”を常に店作りの軸としている。

ジョフィ:今回の店ももちろん社長(川久保玲コム デ ギャルソン社長)がディレクションしている。床も壁も真っ白で何もなく、変なディスプレーももちろんない。一般的なビューティ産業は(売り場の内装などが)非常に保守的だと感じる。それとは全く違うものを作ることに興味があった。内装は(什器となる)柱がいくつも立っていて、まるで柱の森のように作り込んだ。パッと見れば全てが目に入るのではなく、店の中を探検することで、商品を見つけ出すような内装にしている

WWD:どんな商品を扱っているのか?

ジョフィ:65ブランドを扱う。軸となるのは、「グッチ(GUCCI)」の香水やメーキャップ商品、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の香水、「バイレード(BYREDO)」の香水やボディケア商品、「M・A・C」のメーキャップ商品だ。「トム ブラウン」の香水は世界に先駆けてここで販売している。各ブランドの商品を陳列している柱は一つ一つ社長がデザインしているが、「トム ブラウン」の柱は期間限定でトムがカスタムしており、ブランドを象徴するグレーの生地で柱を覆っているのがポイントだ。催事スペースもあるので、毎月イベントを行なっていく。オープン時に開催しているのは「M・A・C」のイベントだ。アイライナーやボディペイントなどに使用するアイテム数点を社長がキュレーションし、タトゥーキットとしてパッケージングした。品ぞろえ全体としては、10万円以上する商品もあるし、スウェーデン軍が採用している保湿バームなど、200円で買えるものもある。パリではこの店だけで扱う商品も豊富だ。

WWD:「このブランドを扱いたい」と思う時の決め手は何か?

ジョフィ:ストーリーがあること。ヴィジョンがあってメッセージを持っていること。“ノンバイナリー(性差などを超えた多様性)”の打ち出しや、ハンドメイドのブランド、オーガニックであることなどもそうだし、もちろん美的感覚はコム デ ギャルソンにとって非常に大切だから、見た目がカラフルで美しいといった点にひかれることもある。例えば「コスタ ブラジル(COSTA BRAZIL)」というオイルやキャンドルのブランドは、ファッションデザイナーだった人物がアマゾンの熱帯雨林で見つけた自然のオイルから作っているオーガニックなブランド。そんな風に、ストーリーを持っているブランドにひかれる。

WWD:パリのアイコンセレクトショップ、コレットが17年末に閉店して以来、DSMへの出店の期待は高いのでは?

ジョフィ:実は、コレットのサラ(・アンデルマン、Sarah Andelman)とはコンサルティング契約を結んでおり、サラから紹介されて仕入れたブランドもある。コレットの閉店を受け、「パリにDSMを出店するべき」とは多くの人にいわれた。しかし、求める物件がなかなか見つからないし、コレットとは品ぞろえの考え方で似ている部分があるにしても、どんな店であれコレットの代わりにはならないと思う。

WWD:今後の出店計画は?物件を選ぶ時の決め手は?

ジョフィ:ビューティだけでなく、スニーカーやTシャツ、ジュエリーなどに特化した小型店を各国に出していきたいし、全てのアイテムがそろう大型店も出店したい。ただ、現時点で進行中のプロジェクトはなく、出店は時間をかけて1つずつ進めていければと思っている。出店を決める際は、エリアよりも建物がすばらしいかどうかが大事。建物に関してはDSMとして統一したコンセプトがあるわけではなく、銀座のビルは非常にモダンだし、ロサンゼルスは古い倉庫のよう。面白くて雰囲気のある建物かどうかが決め手だ。今回のパリ店は、たまたまちょうどいい面積の物件が見つかったというのもあるし、(エリアは重視しないといったが)店が点在していて、人が行き交い発見があるマレという地域が面白いと思ったところもポイントだった。

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まるで夢の世界 女性が輝くステージの舞台裏を見せる「ロジェ ヴィヴィエ」の新作プレゼンテーション

 ゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターが手掛ける「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は毎シーズン、パリコレ期間中に“ホテル ヴィヴィエ(HOTEL VIVIER)”と題したプレゼンテーションを開き、エンターテインメント性あふれる演出で見るものをファンタジーの世界へといざなう。3回目となる2020年春夏シーズンもその期待を裏切ることなく、「カワイイ」と言わずにはいられないゲラルド・ワールドが炸裂した。今シーズンのテーマは、役者などの集合時間を意味する“コールタイム(Call Time)”。「パフォーマンスで披露されるのは、いつも本番という表側だけ。今回はホテル ヴィヴィエの裏側、つまり隠されたバックステージの部分を見てもらいたかった」とゲラルドが語るように、女性を主役にしたさまざまなシーンの舞台裏で、新作を披露した。

 入り口にはいつものようにフロントデスクが置かれ、今季はグラマラスな女性が来場者を迎える。後ろの棚に飾られているのは、色とりどりの“RV ミニ バッグ(RV MINI BAG)”だ。階段を上がると、2階では異なる設定で作られたいくつもの小部屋の中で、個性豊かなキャラクターたちが本番に向けて準備中。そこには、類い稀な演技力で知られるモデルのアナ・クリーヴランド(Anna Cleveland)とコミカルなオートクチュールデザイナーがフィッティングを行うアトリエもあれば、キャバレーのショーガールがステージを待つバックステージや、チアリーダーが集うロッカールーム、バレリーナが練習に励むスタジオもある。また、廊下ではミスユニバースの候補者が笑顔を振りまき、奥に隠されたスモーキングラウンジではマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)、マレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)、エリザベス二世(Elizabeth II)という創業者のロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)にゆかりのある人物に扮した役者たちが密会を楽しんでいる。

 そんな中で披露されたコレクションは、部屋によってテイストの異なるアイテムを展示しているだけあって、バリエーション豊富だ。特に印象的なのは、フェザーとラフィアの装飾を手作業で施した“ティキ(TIKI)”シリーズのドラマチックなミュールとバッグ。ブラック×ベージュのコンビネーションに加え、ピンク、オレンジ、イエロー、ラベンダーで提案する。さらに、アンティークジュエリーから着想を得たフラワーモチーフのスクエアバックルも多用し、ポインテッドトウのパンプスやサンダルのアッパーとバッグのフラップに華やかさを添える。クロッグスタイルが新鮮な新作サンダル“ヴィヴ クロッグ(VIV’ CLOG)”は、ナチュラルなウッドソールにレザーや柄入りのグログランのアッパーを合わせたタイプと、ウッドソールまでを鮮やかなワントーンでまとめたタイプをラインアップ。イブニングシューズは、エリザベス二世の戴冠式のために作られたシューズから着想を得たという、アイリスモチーフの紋章がクリスタルであしらわれた“ヴィヴィエ クイーン サンダル(VIVIER QUEEN SANDAL)”が目を引く。スニーカーなどのカジュアルなアイテムは、「RV」のロゴや「ROGER VIVIER」のレタリングがポイントに。バッグでは、アイコンバッグ“ヴィヴ カバ(VIV’ CABAS)”や“トレ ヴィヴィエ(TRES VIVIER)”をデニムやラフィア、ベルベットなどの素材と繊細な花の刺しゅうでアレンジしたモデル、バニティバッグのミニサイズ、キャンバスのトートなどが登場した。

 そして、1時間に1回ベルが鳴ると、“本番”がスタート。各部屋にいたキャラクターたちが1階に集合し、広間に用意された真っ赤なランウエイをそれぞれの個性を生かして思い思いに闊歩した。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める

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“白鳥エステ”などエステサロン運営のアキュートリリーが破産

 東京商工リサーチによると、エステティックサロンを運営するアキュートリリー(東京・末永紘子社長)が10月1日、破産宣告を受けた。負債額は調査中。同社のウェブサイトやサロンの公式サイト、SNSは現在閲覧できない状態になっている。

 2014年に設立されたアキュートリリーは白鳥紘子の名で業界セミナーなどを行っていた末永社長のもと、 エステサロン「エイチエス ボディー デザイン(HS BODY DESIGN)」と「フラッフィー アンド フラッフィー(FLUFFY & FLUFFY)」を運営。特に代表の名字から“白鳥エステ”と呼ばれていた「エイチエス ボディー デザイン」は、全身オイルマッサージが60分3000円から受けられることや技術力の高さなどから若年層を中心に支持されて、池袋や代々木などの都心に加えて大阪や名古屋にも出店するなど、一時は全国に12店舗を運営していた。

 しかし、19年3月に各種保険料納付の遅延で各自治体の年金事務所を訪れたことなどを末永社長が自身のSNSで告白。また、従業員のSNSなどでは給料の未払いが明らかになり、7月30日に「給与遅配に関するお知らせ」をホームページに掲載して給与遅配を認め、19年中の解消を目指すとしていた。

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男性と女性、それぞれが脱ぐべき“重たい鎧” スタイリング企業の多様性を考えるイベントで業界人が語る

 パーソナルスタイリングサービス「ソージュパーソナル」を手掛けるモデラートはこのほど、ダイバーシティー(多様性)を考えるイベント「BLESS THE DIFFERENCE」を開催しました。“ジェンダーバイアスにとらわれない世界を、アートとパーソナルサービスを通して描く”というテーマのもと、インスタレーションアートのとともに、ポーラ ザ ビューティ銀座店でのパーソナルスタイリング・メイクの体験会を実施。インスタレーション会場では、性別も人種も分からない人々が、その心の中さえも読み取れない表情で整然とウォーキングする映像が投影されていました。まっすぐに遠くを見据えて歩く彼ら(彼女ら)は、迷いもなく、新しい道を突き進んでいるよう。モデラートの市原明日香・代表は、「見る人それぞれに感じ方を委ねるアートが、多様性の考え方とフィットしました」と説明します。

 同展の記者発表会では、そんな“多様性”をテーマに、ジェンダーやパーソナルサービスに造詣の深いスタートアップ経営者の方々を迎え、トークセッションが催されました。モデレーターを務めたのは、軍地彩弓「ヌメロ・トウキョウ」(扶桑社)エディトリアル・アドバイザー。ミレニアル世代の女性たちに向けたクリエイティブスクール「SHElikes」を手がける中山紗彩最高経営責任者(CEO)、出張料理サービス「シェアダイン」の井出有希・代表、オーダーメードスーツ「ファブリックトウキョウ」の森本萌乃プランナー、女性に特化した転職支援サービス「LiBzCAREER」を運営するLiBの松本洋介CEOという、まさに多種多様な方々が登壇し、多様性に寄り添うパーソナルサービスの新潮流について、それぞれの意見を交わしあいました。

 正直な話、「女性のための~」という枕詞がついた企業の方が多いので、なんだかんだ女性が主語のトークが進むのだろうとタカをくくっていたのですが(笑)、その考えは松本CEOの一言で吹き飛びました。彼は「ジェンダーというと女性に目を向けがちですが、男性だって当事者なんですよ」とピシャリ。「女性が働きやすい環境って実は、ジェンダー問わず、誰もが働きやすい環境なんです」。育児や介護など、誰かを支えながら働くスタンスは女性だけのものではなく、男性にだって起こりうる時代。さらに「今、個人の価値観の方が早くインクルージョン(包摂・包括)され始めている。男性も『稼がないと』『働いて養わないと』といった“男らしさ”のバイアスに悩んでいたんです。そんな男性たちも肩の力が少し抜けて、少しずつ変わり始めている。でも、まだ成功モデルが追いついていない」と続けます。転職市場では、結婚や子育てといったライフステージの変化や、これからの人生設計を見据えてキャリアを考える女性の悩みに目が向きがちですが、実は、男性は男性で重たい鎧を背負っている。市原代表も「ソージュ」にスタイリング相談に来る消費者について「女性の服装の悩みを解決したい、という思いからスタートしましたが、管理職クラスになると男性からの問い合わせも多いんです」と明かします。そもそもジェンダーバイアスって、女性だけが主語じゃない。男性だって自己表現に悩んでいる。すでに自分にバイアスがかかっていた、と恥ずかしくなった瞬間でした。

 そして男性の鎧の象徴とも言える、スーツ。パーソナルオーダーを手がける森本プランナーは、「心にも体にもフィットするスーツを、ファッションとして届けたいという思いで作っています。この夏、試験的にメンズのパターンを使ったウィメンズのスーツ企画も始動しました」。特にジェンダーやマイノリティーといったワードには触れずに発信していたそうなのですが「自身の性に悩んでいるというお客様からも反響をいただいていて。そんな方々に選択肢を増やせたことにやりがいを感じています」と、新たな役割にも気づいたそう。「メンズ仕立てのジャケットはトレンドアイテムの一つ。男女が共通のシルエットの洋服を着ているというのは、今季のコレクションでもポイントでした」と軍地アドバイザーも共感していました。

 ゴールドマン・サックス(GOLDMAN SACHS)など外資の金融会社でキャリアをバリバリ積んでいた井出代表は、育児でお子さんの偏食に直面し、食の悩みに寄り添う出張料理サービスの「シェアダイン」を創業しました。専門性の高いシェフが悩みを聞き出し、最適な料理を、その家庭のキッチンで作ってくれるという画期的なサービスです。「日本には、人に作ってもらうことに罪悪感を感じる考え方が依然として存在します。でもパーソナライズすることで得られるメリットは、かなり大きい。もっと理解を深めてもらい、気軽に頼める文化を作りたいです」。“家事も育児も自分がやらねば”という女性の重たい鎧もいつか脱げるように。そっと寄り添いサポートしてくれているんですね。多様性を認める働き方が一層“世の中ゴト”になるには「身近なロールモデルがもっと増えないと」と話すのは、ウェブデザイナーやマーケターなどの養成カリキュラムを用意し、自分らしく働くことを応援する「SHElikes」の中山CEO。「これまでは『管理職などで活躍している女性は、家庭を犠牲にしている』というイメージがどうしても拭えなかった。でも今は、肩の力が少し抜けて『目の前にいる大事な人を幸せにしたい』というシンプルな動機で、仕事と家庭を両立する女性が増えているのも事実。そんなポジティブなオーラを持っている人がSNSで発信している姿を見て、ミレニアル世代にも響き始めています」。

 “ボーダーレス”など“〇〇レス”についての考え方の浸透が、先進国の中でまだまだ遅いことも指摘します。軍地アドバイザーは「大人よりも、若い子たちの方がジェンダーのバイアスが全然かかっていないと思んですよね。私たちも、もっと身近な人たちと話し合うことが大切かなと」とコメント。正解はないと思うけれど、いろいろな人とたくさん話すことで荷をおろすこと。「それが、生きたいように生きられる社会に繋がる、ハッピーの一歩なのかなと思います」(軍地アドバイザー)。

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クールジャパン機構がNY発D2Cブランドに20億円出資 日本素材を世界に発信

 官民ファンドのクールジャパン機構は、ニューヨーク発のワーキングウーマン向けアパレルD2Cブランド「エムエムラフルアー(M.M. LAFLEUR)」に20億円の出資を決めた。日本製のテキスタイルを多く採用する同ブランドの、商品ラインナップの拡充やマーケティング強化といった事業拡大を促す。これにより、日本の技術やテキスタイルの魅力をアメリカの働く女性に発信するとともに、ブランドと日本各地の生地・素材メーカーとの取引拡大を支援し、国内の繊維産業を発展させることが狙いだ。

 「エムエムラフルアー」は金融業界出身の宮澤沙羅CEOと、NYのデザイナーズブランドでデザインを経験してきた中村美也子チーフクリエイティブオフィサーらが2013年に設立した。洗濯可能、シワになりにくいなどの機能性とデザインを両立させたアイテム(75~495ドル)を幅広いサイズで販売。米国のワーキングウーマンを中心に人気を博す。現在、全米に8店舗を構えるが、在庫は置かず、来店者は店舗在中のスタイリストに直接相談しながら試着し、オンラインで商品を注文する仕組みを取っている。そのほか、VIP向けによりパーソナライズされたスタイリングを提案する「キズカイ(KIZUKAI)」や、消費者のアンケートをもとにスタイリストが選んだアイテムを箱に詰めて送る「ベントウ(BENTO)」など、ワーキングウーマンのライフスタイルやニーズに合わせたサービスを提供している。

 中村チーフクリエイティブオフィサーは今後の商品の拡充について「クールジャパンには、日本の生地屋や加工屋、縫製工場などを紹介してもらっている。当社のブランドの商品では、“コア”と呼ばれるヒット商品の多くが日本製。その“コア”商品の増加に加え、日本の素材や特性を生かした商品を作っていきたい」と説明する。宮澤CEOは「クールジャパンにはアパレルの専門家もおり、非常に力になってくれている。また、日本に拠点がない中で、クールジャパンを通じて日本の生産拠点とのやり取りなどをできることは心強い。私たちの、女性の地位を向上させたいという意思を理解してもらっているため、思いっきり成功させたい」とコメントした。

 「エムエムラフルアー」への出資で、クールジャパン機構は昨年夏に新体制になって以降、11企業、合計で約280億円投資したことになる。加藤有治クールジャパン機構専務取締役COO兼CIOは投資の経緯について「ワーキングウーマンという競争の少ない領域であることと、D2Cビジネスモデルであること、そして拠点がニューヨークであるということを重視している。戦略的に重要なパートナーとなった『エムエムラフルアー』に、武器である日本の素材をさらに採用してもらい、世界に羽ばたいてもらいたい」と期待を寄せた。

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【販促】おもてなしの心は、接客以外でも表現できる

 個人店ならではの「癖が強い」お店が大好きな阿部大です。コンサルティングする時もそうなのですが、イチ店舗ならオーナーのやりたいことや個性がしっかり反映されている事を大切にしたいのですよね。そのオーナーだからこそ許される、というのがたまりません。
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ヒッピー&ストリート育ちの日本発シルバーアクセがモードで評価される理由

 シルバージュエリーといえばまず思い浮かべるのが、連日行列のできる東京・表参道の「ゴローズ(GORO’S)」だろう。海外ブランドでは、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」や「コディ サンダーソン(CODY SANDERSON)」「ホーセンブース(HOORSENBUHS)」などの人気が高い。日本発のシルバージュエリーで注目されるのが「ナチュラルインスティンクト(NATURAL INSTINCT)」だ。通常、スカルやクロスなどのモチーフが使われることが多いシルバージュエリーだが、「ナチュラルインスティンクト」は幾何学的なモチーフの連続や、結び目をモチーフにした抽象的なデザインがインパクトを放っている。ブランド設立後間もなくドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)が独占販売を始めたというのも納得だ。

成り行きで作り始めたシルバージュエリー

 「ナチュラルインスティンクト」を手掛けるのはデザイナーの稲葉表さんだ。稲葉さんは大学に入学したものの、約1年で中退。1994年頃から東京・六本木のクラブでアルバイトし始めて、この街でヒッピー、ギャング、ストリートといったさまざまなカルチャーに影響を受ける。彼は「夜はヒップホップのクラブでアルバイト、朝からトランスのパーティーという日々でした。ヒッピー仲間とタイや米・ロサンゼルスを旅したときに、夜店などで手作りのシルバージュエリーを販売しているのを見て、いいなと思ったんです」と話す。

 成り行きでシルバージュエリーを作り始めたという稲葉さんだが、その才能は早くから花開く。「たまたま壁紙張りのアルバイトで行ったのがインディアンジュエリー等の輸入をしている会社のリアインターナショナルでした。自社ブランドを立ち上げるタイミングで、アクセサリー作りが出来る人を募集していたので作品を見せに行ったんです」と稲葉さん。当時、同社に所属していたインディアンジュエリーのプロであるハンマー・コング(Hammer Kong)に作品を気に入られ、稲葉さんは即採用された。「彫金学校に通ってもいいから、就職してくれと言われました」という。そこで彼はデザイナーとして働きながら彫金学校でジュエリー作りを学んだ。「オリジナルブランドのデザインと原形を手掛け、ロサンゼルスで生産後し輸入したものを日本とハワイで販売していました。コング氏は僕の師匠でした」。

六本木の仲間が立ち上げたストリートブランドに参画

 稲葉さんは、約2年半のリアインターナショナルでの活動を経て、1997年、六本木で出会った仲間らが始めたストリートブランドに参画し、シルバージュエリーを制作。稲葉さんと仲間の周りにはアメリカ、イギリス、ブラジルなどからのさまざまな人が集まりミックスカルチャーのコミュニティーが出来たそうだ。「当時は東京のブランドが大ブレイクしていました。でも、とある伝説の編集者から褒められ、流行りものではないものを作っているという実感がありました」。

 仲間が立ち上げたブランドでの活動を通してアパレルブランドなど横のつながりができた稲葉さんは、他のブランドからも依頼され、メンズ / ウイメンズを問わずシルバーアクセサリーを作り始めた。国内のジュエリー企業のライセンスブランドのほか、東京のメンズブランド、芸能人御用達の東京のウィメンズブランドなどへもジュエリーやレザーアイテムもデザインしていたという。

子どもの高校入学を機に自身のブランドをスタート

 活動の幅を広げた稲葉さんが「ナチュラルインスティンクト」を始めたのは2017年。シルバージュエリーを作り始めてから20年以上を経てのことだった。「03年に子どもが生まれました。高校から寮生活だった自分のことを考えると子どもと過ごす時間は15年しかないと思い、ジュエリー制作をしながら主夫をしていました」。 

 そんな稲葉さんには05年ごろから、映画やキャラクターなどのオフシャルグッズデザインの依頼が来るようになった。「どのような風の吹き回しか分かりませんが、ジュエリーだけでなくこのような造形のオファーも来ます」。知らず知らずの間に“シルバーといえば稲葉表”という評判が口コミで広がっていったのだろう。

 自身のブランドを立ち上げた理由を聞くと、「息子が遊んでくれなくなったので、息子の高校入学を機に設立しました」という。今までは他のブランドのためにデザインをしてきたが自分のブランドでは、本当に作りたいものだけを作ろうと決心。自身のブランドに集中してデザインをしてきたという。

 ブランド名は子どもが生まれたときに、友人から将来会社を立ち上げる際に使ってほしいと贈られた屋号「ナチュラルインスティンクト」。「ブームに関係なく、他にはないものを作りたいと思うし、作りたいもののアイデアは頭の中にありました。古代建築や植物、動物の本能的に環境に対応できる力、それらの神秘的な美しさ、自然の黄金比のようなものを造形にしたかったのです」。彼の作品には花のつぼみのねじれや古代からあるらせん状のモチーフなどが施されている。価格はリングが4万5000~12万3000円、バングルが9万~25万円、ネックレスが46万円~88万円。

国籍・性別・年齢問わず着けてもらいたい

 「ナチュラルインスティンクト」は、メンズファッション誌だけでなく、国内外の女性モード誌の編集ページでも採用されることがあるという。「国籍や性別、年齢問わず、スタイルを完成させるジュエリーとして着けてもらえたらうれしい」。ジュエリーを作り始めた当初から才能を認められ、主夫を経て自身のブランド設立に至った稲葉さん。「ナチュラルインスティンクト」は彼の生き方や純粋なクリエイションの源が詰まったジュエリーだ。現在DSMの銀座店、ロンドン、シンガポール、北京店で販売されており、今後はニューヨークやロサンゼルスでも販売が予定されている。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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六本木ヒルズにヨウジ公式EC「ザ ショップ」初のリアル店舗 落合陽一の写真展を同時開催

 ヨウジヤマモトは10月5~27日、公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOPI YOHJI YAMAMOTO以下、ザ ショップ)」の世界初となるリアル店舗を開く。六本木ヒルズに新たに設けられたポップアップスペース、ヒルズ ボックスにオープンする同店ではメディアアーティストの落合陽一写真展も同時開催する。オープンに先立ち、ファッションとアートが融合した空間となる同店の魅力に迫る。

公式サイト限定ブランド
「サイト」のアイテムがそろう

 店舗では、「ザ ショップ ヨウジヤマモト」限定で販売されている「サイト(S’YTE)」の最新アイテムを中心にラインナップ。フランス語の“et Y’s(「ワイズ」と共に、の意)”を逆さに取ったブランド名を持つ「サイト」は、メード・イン・ジャパンのクオリティーにこだわり、ヨウジヤマモトの特徴的なカッティングとシルエットを継承。上質なカットソーを中心に、より身近なリアルクローズを提案する。

「風に吹かれる布の姿に感じる霊性」の
ルーツを探る
落合陽一の写真展

 店舗で同開催される落合陽一写真展のタイトルは「燐光する霊性 ―布と風、残響する軀と機械―」。「風に吹かれる布の姿が好きだ」と語る落合が、風景の中に現れる様々な霊性を感じるモチーフに着目した。同展では、さまざまな人の手を経由し、中国・深圳の電気街で分解された中古スマートフォン部品の束を撮影した、“燐光する部品”をはじめとする写真計5点を展示。そのほか、今回の展示テーマに合わせた映像作品1点、立体作品1点を新規で製作し、お披露目する。

写真展開催を記念した
限定アイテムを先行販売

 落合陽一写真展開催を記念したアイテムを店舗で先行販売。展示の写真作品をプリントしたTシャツ(ショートスリーブ6600円、ロングスリーブ7700円)とパーカ(1万5000円)や、メッセージをランダムにプリントしたパーカ(1万5000円)をそろえる。Tシャツには背中の首元部分に、パーカにはフードの部分に「サイト」のロゴがワンポイントでプリントされている。

高感度なコンテンツを発信
六本木ヒルズの
新たなポップアップスペース
「ヒルズ ボックス」

 「六本木ヒルズ」はアート、学び、ファッション、食などさまざまなコンテンツの発信拠点だ。その六本木ヒルズの玄関口ともいえるヒルサイド2階に生まれた新たなポップアップスペース「ヒルズ ボックス」は、1~2か月サイクルで話題の店舗を誘致し、高感度な「ファッション」と「食」の情報発信を行う。

INFORMATION
THE SHOP YOHJI YAMAMOTO ポップアップストア

日程:10月5~27日
時間:11:00〜21:00
場所:六本木ヒルズ ヒルズ ボックス
住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ ヒルサイド 2F

問い合わせ先
THE SHOP YOHJI YAMAMOTO
046-212-2616

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

に先がけ、マクロン大統領は、むこう3年間で総額50億ユーロをスタートアップに投資すると発表、セドリック・オ経済財務相は最有望株のスタートアップ40社 を公表🇫🇷🚀 JETRO短信より⇒ 

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ロンドン女子は新生「ボッテガ・ヴェネタ」に夢中 アクセサリーのリアルトレンド

 9月13〜17日に開催されたロンドン・ファッションウイークのオフランウエイでトレンドに浮上した“ニュークラシック”。クラシックを現代風に解釈したスタイルのアクセサリーは、ここ数年存在感が薄かったロングブーツや、ダニエル・リー(Daniel Lee)=クリエイティブ・ディレクターによってイメージを刷新した「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の支持率が高かった。特に着用者が多かったトレンドアクセサリー2つをご紹介。

キーアクセ1:「ボッテガ・ヴェネタ」のバッグ

 バッグは「ボッテガ・ヴェネタ」の一人勝ち!特に“ザ・ポーチ”はサイズ、色違いで1日に何度も見かけた。シンプルな無地のウエアやドレス、ワントーンカラーのシックなスタイリングのアクセントにぴったり。ただしシューズやベルトの着用者こそいたものの、ウエアを見ることはほとんどなかったため、新生「ボッテガ・ヴェネタ」がトータルで浸透していくにはもう少し時間がかかりそうだ。

キーアクセ2:ロングブーツ

 ここ数年はショートブーツが秋冬の主流だったが、今季はエレガントな印象を与えるロングブーツがトレンドシューズとして浮上している。パイソンやゼブラなど、アニマルプリントで存在感のあるデザインが多い。膝が見える丈のロングブーツを、ミドル丈ドレスやスカートと合わせるスタイリングが今秋冬らしい印象だ。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

11/5-7 アジア最大のパーソナルケア原料展 In Cosmetics イン・コスメティックス・アジアがバンコクにて開催💄💅✨ビジネスフランスによるフランスパビリオンも出展🇫🇷 ご出張の方ぜひお立ち寄り下さい😊 出展仏企業👉 展示会サイト👉

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ジゼル・ブンチェンがディオール スキンケアのミューズに就任

 「ディオール(DIOR)」のスキンケアライン“カプチュール トータル”の新ミューズにブラジル出身のスーパーモデルのジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)が就任した。

 ジゼル・ブンチェンはモデルであると同時に地球の環境保護に取り組んでおり、国連環境計画親善大使としても活動している。同ブランドの環境保護に関する取り組みや、創業当初より掲げている“女性をより美しくするだけでなく、より幸せにしたい”というブランドのフィロソフィーを体現する存在として活動する。

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南仏カマルグのお米と現地の硬水をつかってパリで醸造する 至難を乗り越え、試行錯誤があった様子が伺えます🇫🇷日本酒が世界酒になる日が待ち遠しいです🍶😊 日本酒にボタニカルを足すと、こんなにうまい | 東洋経済オンライン from

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「若返る」とはうたえない日本の広告表現を考える ITのプロ「WWDビューティ」最新号につぶやく

 大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のビューティ週刊紙「WWDビューティ」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。

今日のニュース:P.5「特許技術、ヒト由来皮膚幹細胞を高配合した美容液が発売」

読み解きポイント:科学で攻めるか、ポエムで攻めるか。表現規制がある日本での化粧品マーケティング。

ニュースのポイント

 プロフェッショナルヘアメーカーMB Labは、米国の幹細胞研究開発会社AIVITA Biomedicalが開発したヒト由来皮膚幹細胞コスメ「ルートオブスキン(ROOT OF SKIN)MD」を発売。独自のヒト幹細胞培養液を活用して、肌になる前のエキスを取り出し、美容液に配合。シワ、ハリの減少、シミなどに働きかける。AIVITA Biomedical社のCEOであり開発者のハンス・キルテッド医学博士(Hans S. Keirstead, Ph.D.)は、再生医療に従事してきた幹細胞の権威。ルートオブスキンブランドの収益の100%は、がん治療の基金に寄付される。

CKRはこう読む!

 「56」。薬事法、薬機法が定める、化粧品の効能について、広告表現が可能な項目数です。「皮膚にうるおいを与える」「肌にハリを与える」は、表現として認められています。今から8年前、「乾燥による小ジワを目立たなくする」という表現追加を最後に項目は増えていません。

 AIVITA Biomedical社のホームページにあるニュースリリースを見ると「rejuvenating skincare products(若返りスキンケア製品)」としっかり記されていますが、日本で「若返り」と広告表現するのはNGです(「見た目年齢マイナス5歳肌へ(見た目の話で若返り効果を示すものではありません)」はOKです)。

 政府が表現規制を強めた日本で、化粧品はどのような広告宣伝がされているのでしょうか?

 一つは、情緒的・抽象的な表現で、商品の魅力を伝えることが多くなりました。

 「年齢を重ねても、上質で魅力的に輝きたい!」「ふっくらピーン!」。「たしかにそうだよね」と肯定したくなる表現です。その結果、消費者は前向きな想像を膨らませるようになりました。「日本初」「最高級」という合理的根拠のない表現はできない不動産業界の広告が、ポエム化した(「悠久の高台で」や「高みを目指す」などが代表例です)世界にも近いでしょう。皮肉にも、表現規制の強かった業界ほど、細かい機能や効果による開発競争ではなく、デザインやストーリーによる製品価値の差別化が進む可能性は高いんです。

 もう一つは、科学的な世界観から、商品の魅力を伝えることも増えています。「再生医療に端を発する皮膚幹細胞美容液」と言われると、あえて「若返り」と表現しなくても、その効果を間接的に伝えることができます。幹細胞培養液配合の美容液は、「不活性な細胞を改善し、肌を再生する」という魅力ある特性をもっています。従来の「アロエなどの天然成分で水分、油分を補う」「コラーゲン、ヒアルロン酸などを肌に浸透させる」というスキンケアのアプローチとは違います。魅力的な特性をもつ幹細胞培養液配合の美容液は、広告表現の観点からも今後、目にすることが多くなるかもしれませんね。

CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中

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「ルイ・ヴィトン」の親会社が環境保護のイベント開催 「われわれこそいち早く取り組んできた」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は9月25日、環境保護に関するイベント「フューチャーライフ(Future LIFE)」をパリで開催した。ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)などと共に、同社のサステイナビリティーに関する取り組みの“顔”としてステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が初めて登壇した。

 ステラが率いる「ステラ マッカートニー」は、「グッチ(GUCCI)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などを擁するケリング(KERING)の傘下だったが、2018年3月にケリングが保有する50%の株式を買い戻す形で友好的に独立。19年7月にケリングのライバルであるLVMHと提携した。その際、ステラがアルノーLVMH会長兼CEOや取締役会メンバーへのサステイナビリティーに関する特別アドバイザーの役割も担うことが併せて発表されていた。なお、LVMHは12年から「LVMHによる環境のためのイニシアチブ(LVMH Initiatives for the Environment(LIFE))」プログラムを導入しており、今回のイベントもその一環となる。

 アルノーLVMH会長兼CEOは、「当社は27年前にフランスの大企業として初めてサステイナビリティー関連部門を設立し、その実現に尽力してきた。今日、環境保護は任意の選択肢ではなく必須事項だ。ラグジュアリー業界をけん引する企業として、環境問題でもさらにリーダーシップを発揮していきたい」と語った。

 ステラは、「サステイナビリティーの実現は簡単ではないし、簡単だと言うつもりもない。しかし、私は環境に配慮することを“制約”だとは感じておらず、むしろ大きなインスピレーション源だと思っている。今や世界中の人々が気候変動について話していて、日々の暮らしの中で工夫し始めているのだから、彼らの職場である企業でもそうした取り組みをするのは自然なことだ」と話した。

 本イベントで、LVMHは25年までに動物由来の全ての原材料を最も先進的な動物福祉基準に準拠して取り扱い、サプライチェーンにおける完全な追跡可能性を実現すること、そして動物由来の原材料の生産過程での環境負荷を軽減することを表明した。また、13年から18年の間に売上高が290億ユーロ(約3兆4220億円)から470億ユーロ(約5兆5460億円)へと大幅に成長したにもかかわらず、二酸化炭素排出量は16%減となっており、同社が掲げている20年の数値目標も達成できる見込みだと発表した。

 今回のイベントにはLVMHが擁する主なブランドも参加しており、環境保護に関するそれぞれの取り組みについて説明した。マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOは、「アメリカアリゲーターの再繁殖プロジェクトに貢献できたことを大変誇りに思っている」と話した。ローラン・ボワロ(Laurent Boillot)=ゲラン(GUERLAIN)社長兼CEOは、「ハチの保護に尽力している。ハチがいなければ、花は育たない。花がなければ、ゲランも立ち行かない」と述べた。マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)「ディオール」アーティスティック・ディレクターは、イベントの前日に開催された同ブランドの20年春夏パリ・コレクションで、園地栽培に取り組むアーティスト集団アトリエ コロコ(COLOCO)と協業し、ショーの会場に164本の木々を配して森を表現したことについて語った。ショーの終了後、木々は移設されてパリの街造りに生かされるという。

 LVMHと熾烈なライバル争いを繰り広げているケリングも、サステイナビリティーの実現に関する先駆的な取り組みで知られている。同社は本イベントの前日に、グループ全体およびそのサプライチェーンにおいて温室効果ガスの排出を完全に相殺することを発表した。

 ケリングはまた、ファッション業界が環境に与える負荷を削減するためのコミットメント、「ファッション協定(Fashion Pact)」を主導している。これは今年4月にフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOがエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領からの依頼を受けて設けられたものだ。現時点では、「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「プラダ(PRADA)」「バーバリー(BURBERRY)」などの欧州ラグジュアリーブランドに加えて、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」を擁するPVHコープ(PVH CORP)、ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)、ギャップ(GAP)などの米系企業、「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」などのスポーツブランド、そして「H&M」を展開するH&Mヘネス・アンド・マウリッツグループ(H&M GROUP)や、「ザラ(ZARA)」を擁するインディテックス(INDITEX)などを含めた32社が署名している。なお、LVMHはこれに参加していないものの、「ステラ マッカートニー」は署名している。

 アントワン・アルノー(Antoine Arnault)LVMHヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージは、「『ナイキ』『ザラ』『ギャップ』『H&M』などに対して何の反感も持っていないが、彼らとは共通項もない。当社はワイン生産やホテル業などにも進出して幅広く事業を展開しているので、彼らと同じ協定にまとめて入れられることに意味を見いだせないし、良心の呵責を弱めるためだけに署名をしようとも思わない。当社は、署名よりも行動することを好む」と語った。

 ステラは、サステイナビリティーに関する意識が高い消費者が増加する中で企業のエグゼクティブはどのように対応するべきかについて、「子どもたちの声に耳を傾けてほしい。私たちは数字を追いかけ、『次はこの世代を対象として事業を展開しよう』などと考える業界にいるが、彼らを商売の対象にするのではなく、その声に耳を傾けて世界で何が起きているのかに目を向けることが重要だ。現在、世界で起きているこの潮流に乗り遅れたくないのであれば、変化を起こすことを恐れずに行動してほしい」と提言した。

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コロワイド、大戸屋創業家から株式を取得、筆頭株主に

 コロワイドは、定食店を展開する大戸屋ホールディングス(HD)に出資したと発表した。取得株式数は18.67%。日本経済新聞によると、取得額は30億円。事実上の創業者である故三森久実氏の妻である見栄子氏、長男である智仁氏の持ち株を買い入れたもの。
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フォワードのポストプレー<背負い方・体の当て方>

みなさんこんにちは。
最近は本当に暑いですね。
こんなに暑いと練習どころか外にいるだけで熱中症になってしまいます。
運動するときはしっかり水分を補給と休憩をとるようにしてください。

そんな今日ですが、フォワードのポストプレーを解説していこうと思います。
フォワードといえば特典の要。
フォワードがうまいチームは得点率も高いです。
ただフォワードの攻めは難しいですよね。
体をしっかり使って相手と駆け引きしなければなりません。
今日はそんなフォワードの体の使い方や駆け引きのやり方を説明していきますので最後まで読んでみてください。

ディフェンダーの背負い方

フォワードのプレーで最も大事なことの一つがディフェンダーの背負い方だと思います。
しっかり相手を背負えていないとディフェンダーはすぐに前に出てボールを奪います。
どういう風に相手が前に出てこないように止めておくか。
まずは手を使います。
手を使って相手をブロックするとある程度相手の動きを封じることはできますね。
体格差があって自分の方がだいぶ有利だというのであれば手だけでも相手を封じ込めることができるかもしれません。
ただ似たような体格や相手の方が強いなと思う場合はそうはいきません。
しっかり腰、体全体を使って相手を押してからボールを受けれるようにします。
ポスト①

手だけで相手をブロックしている状態だと相手は自分の真後ろにいる状態でボールを受けなければなりません。
それを体全体を相手を押しのけるようにして、相手が自分の後ろにいない状態にするのがベストです。
全身を使って相手を思いっきり押してみましょう。
相手も踏ん張って耐えてくると思いますが、押した後ボールを取るときに一歩前に出ると相手はどうしても遅れてきます。
つまりボールを取る瞬間はフリーになれるんですね。
ディフェンダーは一回踏ん張ると前に出るのが遅れるということを意識しましょう。

練習してみよう

実際にフォワードの背負い方を練習してみましょう。
今回は小学生を想定してやってみます。
小学生の練習をするときはディフェンダー役は大人がやってあげるほうがいいです。
体格差も出ますし、ディフェンスがある程度うまいほうが練習にも役立ちます。
練習するときは大きなバランスボールを使いましょう。
ポスト②

画像のように大人が後ろに立ち、子供が思いっきりボールを押します。
ある程度押したら子供に対してパスを投げてやり、この状態からトラップ。
押しながら、自分も進みながらトラップするという動作って難しいので、この練習で慣れるようにしましょう。
最初は背中全体を使って押しますが、慣れてきたら肩だけで押します。
足をしっかり開いて体を安定させしっかりと押せているか見てあげましょう。
背中ではなく横で押せるようになるのが非常に大事です。
体重をしっかりボール(相手)にかけて、ディフェンスを動かすくらいになればオッケーです。
実践でやっても相手との差ができるくらいの力になっています。
バランスボールを使うのは、単純に夏だと汗をかいている相手と密着しなくてもいいという理由もあります。
もちろんそれだけではなく、バランスボールを使って練習していると自然と押し方がわかってくるので、実践でもどうやって相手を押せばいいのかがしっかりわかるようになるんです。
試してにボールを外してやってみてください。
思った以上に力強く押せるようになっていると思います。
この押しがしっかりできるようになるとポストプレーも余裕が生まれてきます。
押せるようになってきたらボールを受け止めてシュートするところまで練習していきましょう。
相手と距離が詰まっていないとここまでプレーがしやすいんだというところを実感してみてください。

大人だと押す力が強すぎてファールになるのは要注意。
ディフェンスが一歩遅れるくらいの力で体重をかけるのがポイント。
手で無理やり押したり、強く押しすぎて相手が倒れたりすると審判もファールを取ってくるかもしれませんので、力加減も理解するようにしてください。
とにかくポストプレーはいかに相手との距離を作るかが大事。
ボールをもらってからどうするかよりも、ボールをもらう前の行動が大事というわけです。
小学生からできる練習ですので試してみて下さい。

 圧倒的なポストプレー

本日はフォワードのポストプレーのポイントと連取方法を解説しました。
ポストプレーは相手との距離がつまっていて、すんなりプレーできないのが難点。
いかにして自分がフリーになってボールを蹴れるか、そこにかかっています。
特に小学生など若いプレイヤーはこのことをまだまだ理解できていません。
ポストプレーで大事な相手の背負い方というのをしっかり練習していない人が多いです。
今日これを理解できたのは一歩リードしていると思ってください。
あとは今日教えた練習方法を試して練習するのみ!
バランスボールを使った練習はやりやすいですし、体にも覚えさせやすいので効果はかなりあります。
ぜひやってみてください。