「ステューシー」と「アリックス」のマシュー・ウィリアムスがコラボ Tシャツやブーツを用意

 「ステューシー(STUSSY)」は10月25日、「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」を手掛けるマシュー・M・ウィリアムス(Matthew M. Williams)とコラボレーションしたTシャツやハイキングブーツを「ステューシー」原宿店で発売する。「ステューシー」公式オンランストアでは、26日から取り扱う。

 アイテムは、オレンジカラーに「ステューシー」のロゴをフロントにプリントしてリサイクルコットンを採用したTシャツ(1万5000円)と、イタリアのシューズブランド「ロア(ROA)」が製作したブーツに人工的な泥加工を施してデザインしたレザーハイキングブーツ(10万円)を用意する。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」が紅葉をテーマにしたポップアップを開催

 「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(GIORGIO ARMANI BEAUTY)」は、10月26、27日に東京・神宮前でポップアップストア「アルマーニ ビューティ KOYO」をオープンする。18日に新発売した「リップマエストロ マット ネイチャー」からインスパイアされたKOYO(紅葉)をテーマに、日本と日本文化や美学を愛するアルマーニ氏の思いを具現化した日本独自のイベントだ。

 同イベントは、特別にクリエイトした2パターンのオリジナル紅葉ルックを体験できるメイクアップサービスやフォトブースなどさまざまなコンテンツを用意する。また、先着200人にオリジナルトートバッグをプレゼントする。

 そのほか、10月18日~11月30日に、公式ECサイトでメルマガ会員登録、イベント会場または店頭にてフェイス デザイナーによるメイクアップサービスの体験、オリジナルフォトフレームでの写真とハッシュタグ「#ArmaniBeautyKOYO」「#LipMaestro」をつけてSNS投稿をすると、「リップ マエストロ #206」と「シィパシオーネの」ミニサイズをプレゼントする。

■「アルマーニ ビューティ KOYO」
日程:10月26、27日
時間:11:00~21:00(27日のみ20:00まで)
場所:THE CORNER
住所:東京都渋谷区神宮前5-29-1

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「ガンダム」と「ポーター」がコラボ シャアをモチーフにしたレザーアイテム全3種

 バンダイは10月26日、「機動戦士ガンダム」の放映40周年を記念して、吉田カバンの「ポーター(PORTER)」とのコラボレーションアイテムを発売する。「ガンダム」の世界観を取り入れたアパレルショップ「ストリクト ジー(STRICT-G)」で取り扱うほか、「ストリクト ジー」公式オンラインストアで10月21日(13時)から25日(23時)まで先行予約を開始した。

 同コラボは、「機動戦士ガンダム」の赤い彗星こと“シャア・アズナブル”をモチーフにしたレザーアイテム全3型を用意。取り出し頻度の高いアイテムの収納に便利で荷物の出し入れもスムーズに行える2ウェイレザーブリーフケース(5万8000円)、財布やスマートフォン、キーケースなどのアイテムの収納に最適なレザーショルダーバッグ(3万2000円)、約60枚の名刺が収納可能でカードポケットを3つ備えるレザーカードケース(1万2500円)をそろえる。

 アイテムのメイン素材には、レザーに薬品を加えて収縮させ独特のシワ加工を表現したシュリンクレザーを採用し、ファスナーパーツや裏地にイメージカラーの赤を配した。さらに、“シャア・アズナブル”を表現するために、“ジオン軍”や“シャアパーソナルマーク”などの型押しを施した。

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「ラコステ」の新メンズ・デザイナーは「ヘルムート ラング」から

 「ラコステ(LACOSTE)」は10月21日付で、メンズ・ファッションショーとグローバル・コラボレーションを担当するディレクターにマーク・ハワード・トーマス(Mark Howard Thomas)を任命した。トーマスは「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」を去り、本拠地のニューヨークからパリへ戻って「ラコステ」のクリエイティブ・ディレクターのルイーズ・トロッター(Louise Trotter)と共に活動する。トロッターはトーマスの元同僚でもあり、昨年10月に「ラコステ」で女性として初のクリエイティブ・ディレクターに就任している。

 トーマスは2年前にニューヨークで「ヘルムート ラング」のメンズウエアのクリエイティブ・ディレクターに就任し、1月に発表された自身初となるコレクションの評判は上々だった。トーマスは自身のインスタグラムの投稿でパリに戻ってきたことを認めており、別の投稿では「この2年間、ニューヨークの『ヘルムート ラング』で素晴らしい経験をすることができた。お世話になった方々、特にあのような情熱と創造性を持って共に働いたチームのみんな、ありがとう。このブランドでみんなと働けたことを誇りに思う」とコメントしている。

 トーマスはセント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)を卒業した後、ミラノのニール・バレット(Neil Barrett)のもとで経験を積み、「ジバンシィ(GIVENCHY)」でリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)のもとで働いた後に「ジョゼフ(JOSEPH)」に加わった。

 「ラコステ」がメンズウエアのクリエイティブ・ディレクターを別個に任命したのは初めてのことだが、追加の情報提供は行わないという。トロッターとトーマスは「ジョゼフ」でロンドンを拠点に4年間一緒に働いた経験があり、トロッターは2009年から18年まで同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めていた。

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ロートレックの絵画をチェック柄に着せ替え 「グレースコンチネンタル」が松屋銀座本店でポップアップ

 アイランドの「グレースコンチネンタル(GRACE CONTINENTAL)」は、アートとファッションの融合をテーマにしたポップアップストアを松屋銀座本店で23日までオープンしている。同ブランドは毎シーズン、有名絵画にアイテムのデザインを落とし込むことでシーズンテーマを表現することを試みており、第4弾となる今回は、19世紀末の仏画家トゥールーズ・ロートレック(Toulouse Lautrec)によるジャポニズムを表現したポスター「ディバン・ジャポネ」にフォーカスした。

 今季の「グレースコンチネンタル」がプッシュするのはクラシカルなチェック柄。そこでポップアップストアでは、「ディバン・ジャポネ」でミューズとして描かれている女性である「ジャンヌ・アヴリル」の装いをチェック柄にアレンジしたアート作品を、実際の商品を着せたトルソーのそばに展示した。さらにアート作品の雰囲気に合わせて、木村剛士社長自らセレクトしたアンティーク家具なども什器として使用するなど、ストア一体で世界観を表現している。

 美大出身でアートに造詣の深い木村社長の発案により、ブランドの20周年を皮切りに始動したアートプロジェクトは、これまでエドガー・ドガ、モネ、喜多川歌麿による浮世絵と“コラボ”した。「アートとともに展示することで、洋服がストーリーを持つようになる。また、顧客には文化的水準の高い方々も多くいらっしゃる。そういった皆さまに、単に洋服を買うだけでなく、より深い買い物体験を楽しんでいただきたいという思いで今後も取り組んでいく」(木村社長)。

 ポップアップストアでは、2019-20年秋冬の新作アイテムの先行販売のほか、限定アイテム3型を用意。3万円以上の購入者にオリジナルミニポーチをプレゼントしている。

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島精機が赤字予想、アパレル工場の生産抑制が打撃 20年3月期

 ニット機械大手の島精機製作所は21日、2020年3月期の業績予想を下方修正した。営業損益は当初予想の40億円の黒字から36億円の赤字とした。米中貿易摩擦の長期化など世界経済の先行き不透明感に加えて、環境意識の高まりによるアパレル生産の抑制が打撃となり、機械の販売先であるアジアの工場の設備投資に急ブレーキがかかった。

 営業損益以外の修正後の予想数値は、売上高が400億円(当初予想は523億円)、経常損益が35億円の赤字(同44億円の黒字)、純損益が24億円の赤字(同33億円の黒字)となる。期初から市場環境の悪化を鑑み、慎重な業績予想を組んでいたが、その想定を大幅に下回ることになった。

 アパレル生産の抑制によって中国、バングラデシュ、ベトナムなどアジア地域の工場を中心に大量生産型のコンピュータ横網機への設備投資が低調だった。同社の代名詞であるホールガーメント横網機のほか、アパレルデザインシステムや手袋・靴下編機の販売も不振に終わった。為替が円高に振れたことも足かせになった。

 同社は横網機の世界的なメーカーで、売上高の8割以上を海外で稼いでいる。工場の設備投資は世界経済や為替、市況に左右されやすい側面がある。

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「グッチ」の親会社が中国でイノベーションアワード 「中国で解決策が見出せれば世界中で問題解決ができる」

 ケリング(KERING)とグローバル・イノベーションプラットフォームのプラグ&プレイ(PLUG AND PLAY)は、上海ファッション・ウイークの一環として中国のサステナブルなイノベーション表彰する「Kジェネレーション アワード」の授賞式を10月11日に行った。

 同アワードは昨年12月に、中国本土においてイノベーションを志す人々の登龍門となることを企図して設立。代替原料、グリーンサプライチェーン、小売りおよび商品利用循環経済に対してポジティブな環境や社会的影響をもたらすことができる中国のスタートアップ企業を支援するもので、受賞者には10万ユーロ(約1200万円)の賞金と、包括的な指導とネットワークの運用、ファッションとイノベーションのリーダーに会える欧州と米国への旅が贈られる。

 第1回の1位は、循環型の廃棄物ゼロシステムから得られる有機廃棄物から天然染料を供給するメレファント(MELEPHANT)が、2位はプリントと染色に革新的な水処理技術を利用するホーユェン(HEYUAN)が、3位は過剰生産を回避できるように人工知能を介してサプライチェーンの最適化を目指すフェーリュウ テクノロジー(FEILIU TECHNOLOGY)がそれぞれ受賞した。

「中国で解決策が見出せれば世界中で問題解決ができる」

 ファッション産業は石油産業に次いで環境への負荷が大きいとされており、サステナブルなビジネスモデルの確立は急務である。特に中国企業を対象としたアワードを設けた理由についてケリングのフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者は、「中国は巨大な消費市場であり、最も重要な素材サプライヤーの一つだからだ。つまり、中国は現在、世界中のファッションブランドにとって最も重要な消費市場である。ラグジュアリー業界全体における中国の売り上げが約35%を占め、しかも今もなお成長を続けている。中国の若い消費者はサステナブルな製品を求めており、習近平国家主席をはじめ政府当局の関心も高い。大国のトップがそうした意識でいてくれることは非常に重要なこと。メーカーや生産者が本気で取り組み、中国でサステナビリティに関する解決策を見出すことができれば、世界中でこの問題を解決することができる」と語る。

 また、サステナビリティに巨額を投資していることについて、「当グループには業界全体にサステナビリティに関する解決策をもたらす責任があると考えている。当グループはその調査をし、解決策を見つけるために必要なリソース上の資金的・人的な余裕がある。だからこそ、われわれは業界全体にサステナビリティに関する解決策をもたらす責任があると考えている。ラグジュアリーブランドや、そうしたブランドを擁するラグジュアリーグループには非常に大きな責任とミッションがある」とも語った。

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「プラダ」2021年プレ・スプリングを日本で開催

 「プラダ(PRADA)」が2021年のプレ・スプリング(リゾート)・コレクションを日本で開催する。

 ショーは20年5月21日に開催される予定だが、会場はまだ明らかにされていない。「プラダ」が日本でコレクションを発表するのは今回が初めて。今年6月には上海で20年春夏メンズ・コレクションを開催している。

 「プラダ」は、ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世にあるプラダ財団の展示スペース、オッセルヴァトリオ(OSSERVATORIO)でショーを開催した17年から、プレ・コレクションをランウエイショー形式で発表している。18年と19年にはニューヨーク・マンハッタンのミッドタウンにあるアメリカ本社で開催した。

 21年のプレ・スプリング・ショーは、20年5月7日にイタリアのカプリ島で行われる「シャネル(CHANEL)」に続いて5月21日に「プラダ」が日本で開催、その後5月25日にはロシアのサンクトペテルブルクで「マックスマーラ(MAX MARA)」のクルーズショーも開催される予定だ。

 20年プレ・フォール・コレクションは12月3日に「ディオール(DIOR)」のメンズショーがマイアミで、11月14日に「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のウィメンズショーがミラノのアルマーニシアター(ARMANI THEATER)でそれぞれ開催される。そこで「ジョルジオ アルマーニ」初となるハイジュエリー・コレクションも発表される。

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ユナイテッドアローズがEC運営をZOZOアラタナに再委託

 ユナイテッドアローズが、公式オンラインストア「ユナイテッドアローズ オンラインストア(UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE)」の運営を再びZOZO子会社のアラタナに委託すると、21日付けの日本経済新聞が報じた。同オンラインストアは、サイト運営をアラタナから自主主導に移行するため、9月12日からサイトを一時停止していた。当初は約1カ月の利用停止を予定していたが、開発の長期化を理由に11月27日からこれまでのアラタナ運営で再開する。

 ユナイテッドアローズはリアル店舗とECのサービス拡充を目指し、約10年間協業してきたアラタナから自社運営への切り替えを表明していた。広報によると「サイト利用停止中はウェブの在庫を他社モールに振り分け、業績への影響は軽微だった」というが、「店舗の受け皿としてのサイト利用ができないため、実店舗への影響も考慮し、これ以上の利用停止期間の長期化は避けたい」と、アラタナへの再委託に至ったという。

 なお、当面はアラタナによる運営を続けるが、自社でのサイト開発は並行して続ける。

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【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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ナンヅカ、メディコム、デイトナ、POGGYが組んだ新コンセプトショップが新生渋谷パルコにオープン

 11月22日にグランドオープンする渋谷パルコ2階にギャラリー併設のセレクトショップ「2G(ツージー)」がオープンする。「2G」はギャラリーのナンヅカ(NANZUKA)、「ベアブリック(BE@BRICK)」などで有名なメディコム・トイ(MEDICOM TOY)、フリークス ストア(FREAK'S STORE)などを運営するデイトナ・インターナショナル(以下、デイトナ)と小木“POGGY”基史が協業。アーティストを主体としたコラボレーションを軸に、それと連動したファッションやトイを発売する。

 店舗はアートギャラリー、セレクトショップ、アートトイショップの3つで構成。ナンヅカが運営するアートギャラリーは、2か月に1度のペースで内容を入れ替えながら、アーティストの個展を行う。セレクトショップは小木をキュレーターに起用したデイトナが別注商品を中心に販売。小木はデイトナと「ピー ルーム ザ ワールド(P-ROOM THE WORLD)」というブランドもスタートする。メディコム・トイのアートトイショップには、「ベアブリック」を中心に、アートギャラリーとのコラボラインを並べる。

 「2G」というショップ名は、パルコ創業時から携わっていた故・増田通二(ますだ・つうじ)から着想した。ロゴはナンヅカに所属するアーティスト、空山基が描き下ろし、内装デザインはアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)率いるNYのデザインチーム、スナーキテクチャー(SNARKITECTURE)が手掛けた。

 第1弾のコラボレーション展は、アーティストの空山とアーシャムをピックアップする。会期は2020年1月8日まで。空山によるペインティング作品1点と2人のコラボレーションによる彫刻作品を2点発表するほか、作品を引用したアパレルグッズやアートトイを発売する。「ピー ルーム ザ ワールド」は、MA-1(7万5000円)やパーカ(2万3000円)、ロンT(1万3000円)、Tシャツ(7000~1万円)、タンブラー(3500円)、iPhoneケース(3500円)、カータグ(1800円)などを、メディコム・トイの「ベアブリック」は、 “空山×アーシャム”とのコラボ (100% & 400%が2万円、1000%が8万8000円)やオンラインメディア「ハイプビースト(HYPEBEAST)」とのコラボ(100% & 400%が1万3000円、1000%が4万8000円)、藤原ヒロシの「フラグメントデザイン」とのコラボ(1000%2型、各100万円)などをラインアップする。

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「ルイ・ヴィトン」のデザイナー、“反トランプ”を表明 アルノー会長との親交に不快感

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は10月17日、テキサス州ジョンソン郡に「ルイ・ヴィトン」のレザーグッズ用の工房を新たに設立した。オープンを記念する式典にはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領も出席し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)と笑顔で握手を交わす場面も見られたが、このことが波紋を呼んでいる。同大統領は人種間の対立をあおる“愛国的”な言動や、多様性への否認的な立場で知られているからだ。

 ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)「ルイ・ヴィトン」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは10月20日、「あらゆる政治的な行動に反対する。私はファッションデザイナーとして、このつながりを拒否する。 #トランプはお笑い種だ #ホモフォビア」と自身のインスタグラムに投稿した。これとともに米歌手イヴリン・トーマス(Evelyn Thomas)が1984年に発表した「ハイエナジー(High Energy)」のジャケット写真も投稿されているが、同曲はゲイクラブでも人気があったという。

 この投稿に対してトランスジェンダー・モデルのテオドラ・“テディ”・クイリバン(Theodora "Teddy" Quinlivan)は、「正しい側に立ってくれてありがとう」とコメントしている。ジェスキエールは最近のショーやキャンペーンにトランスジェンダー・モデルを何人か起用しており、テオドラもその一人だ。なお、「ルイ・ヴィトン」の広報担当者はジェスキエールの投稿に対して「特にコメントはない」としている。今回オープンした工房やその式典について、LVMHおよび「ルイ・ヴィトン」はそれぞれの公式インスタグラムに投稿していない。

 同工房に関する記事を掲載した米「WWD」のサイトには、「もう『ルイ・ヴィトン』の製品は買わない!」「トランプを支持するのは人種差別主義者だけ」と批判的な意見が投稿される一方で、「トランプは雇用を生み出すという約束を守った」という意見も見られた。また、同サイトのインスタグラムへの投稿には現時点で1188件ものコメントが集まっている。インターネット上には「ルイ・ヴィトン」製品の不買運動を呼びかける声もあるが、現在のところあまり広がりを見せていないようだ。

 ファッション界のご意見番アカウント、ダイエット プラダ(Diet Prada)は、トランプ米大統領が今回の式典で「ルイ・ヴィトン」の発音を間違えている様子と、映画「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」に登場する鬼編集長のミランダが「失望したわ。バカみたい」と発言するシーンを組み合わせたジョーク動画をインスタグラムに投稿している。

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「ルイ・ヴィトン」のデザイナー、“反トランプ”を表明 アルノー会長との親交に不快感

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は10月17日、テキサス州ジョンソン郡に「ルイ・ヴィトン」のレザーグッズ用の工房を新たに設立した。オープンを記念する式典にはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領も出席し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)と笑顔で握手を交わす場面も見られたが、このことが波紋を呼んでいる。同大統領は人種間の対立をあおる“愛国的”な言動や、多様性への否認的な立場で知られているからだ。

 ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)「ルイ・ヴィトン」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは10月20日、「あらゆる政治的な行動に反対する。私はファッションデザイナーとして、このつながりを拒否する。 #トランプはお笑い種だ #ホモフォビア」と自身のインスタグラムに投稿した。これとともに米歌手イヴリン・トーマス(Evelyn Thomas)が1984年に発表した「ハイエナジー(High Energy)」のジャケット写真も投稿されているが、同曲はゲイクラブでも人気があったという。

 この投稿に対してトランスジェンダー・モデルのテオドラ・“テディ”・クイリバン(Theodora "Teddy" Quinlivan)は、「正しい側に立ってくれてありがとう」とコメントしている。ジェスキエールは最近のショーやキャンペーンにトランスジェンダー・モデルを何人か起用しており、テオドラもその一人だ。なお、「ルイ・ヴィトン」の広報担当者はジェスキエールの投稿に対して「特にコメントはない」としている。今回オープンした工房やその式典について、LVMHおよび「ルイ・ヴィトン」はそれぞれの公式インスタグラムに投稿していない。

 同工房に関する記事を掲載した米「WWD」のサイトには、「もう『ルイ・ヴィトン』の製品は買わない!」「トランプを支持するのは人種差別主義者だけ」と批判的な意見が投稿される一方で、「トランプは雇用を生み出すという約束を守った」という意見も見られた。また、同サイトのインスタグラムへの投稿には現時点で1188件ものコメントが集まっている。インターネット上には「ルイ・ヴィトン」製品の不買運動を呼びかける声もあるが、現在のところあまり広がりを見せていないようだ。

 ファッション界のご意見番アカウント、ダイエット プラダ(Diet Prada)は、トランプ米大統領が今回の式典で「ルイ・ヴィトン」の発音を間違えている様子と、映画「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」に登場する鬼編集長のミランダが「失望したわ。バカみたい」と発言するシーンを組み合わせたジョーク動画をインスタグラムに投稿している。

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いよいよ金曜日から開催!THE GREAT SALE @新宿NSビル

こんばんは。秋風が気持ちのよい季節となりましたね。

秋物が気になるこの時期に、お得な情報をお届けします!

 

今週末10月25日(金)から3日間限定でザ グレート セールを新宿NSビルで開催!

この時期すぐに活躍するウィメンズ・メンズの秋冬シーズンのアイテムが、スペシャルプライスで登場します。

191010 great sale N main いよいよ金曜日から開催!THE GREAT SALE @新宿NSビル

会場内では、<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルのアイテムを一部、セールプライスよりさらに70%オフにてご用意するほか、オリジナルメンズスーツを数量限定のスペシャルプライスでお求めいただけます。

そのほかにも、人気のデザイナーブランドをはじめ、オンオフ問わずデイリーに活躍するバーニーズ ニューヨークならではのアイテムが多彩にラインナップ。

10月25日(金)・26日(土)・27日(日)の3日間限定の開催ですので、ぜひこの機会にお越しください!

 

ご入場には入場券が必要です。

入場券はこちらから>>>

 

THE GREAT SALE @ 新宿NSビル B1 NSイベントホール(大ホール)

10/25 FRI. 11:00 – 20:00

10/26 SAT. 11:00 – 19:00

10/27 SUN. 11:00 – 18:00<最終日17:30入場締切>

 

新宿NSビル B1 NSイベントホール(大ホール)

東京都新宿区西新宿2-4-1

ドーバーストリートマーケットに学ぶコミュニティーの作り方 ランウエイの熱を店頭にまでつなぐには?

ヴァウズのライブ

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲がディレクションするコンセプトストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA、以下DSMG)は10月19日、2019-20年秋冬の“オープンハウス”を開催しました。“オープンハウス”は19年春夏シーズンにスタートしたイベントで、同店で商品を取り扱うデザイナーや関連するクリエイターが来場し、店頭での接客や限定品の販売などを行うものです。2回目の開催となる今季は前回よりもさらにパワーアップし、40組以上のデザイナーやアーティストが集結。それを目当てに顧客だけでなく新規客も集い、非常に賑やかな1日となりました。

 “オープンハウス”開催の意図を、エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)ドーバー ストリート マーケット最高経営責任者(CEO)兼コム デ ギャルソン インターナショナルCEOは、「キーワードはコミュニティー。この場のエネルギーを感じてほしい」と前シーズンに語っています。当日は、同店とは直接関係のない業界関係者も客として多数駆け付けており、店内のそこかしこから「久しぶり!」「元気?」といった挨拶が聞こえてきました。もはや、人に会い過ぎてなかなか前に進めないほどの状態です。こんなたとえ方はDSMGに失礼かもしれませんが、ワイワイした雰囲気は学生時代の文化祭にも通じるものを感じます。

 イベントのハイライトは、米国ロサンゼルスを拠点にするデスポップデュオ、VOWWS(ヴァウズ)のライブ。デスポップって何?という方も多いと思いますが、同デュオは、ゴスなムードを打ち出していた19-20年秋冬の「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS、以下オム プリュス)」のショーでも音楽を担当し、ライブを披露していました。ライブ会場となったDSMG5階には「オム プリュス」の売り場があり、ライブ直前まで、そこではフィンランド・ヘルシンキ発のファッション&アートマガジン「SSAWマガジン」がサイン会を実施。同誌は今秋冬号で「オム プリュス」を特集しており、サイン会を行っていたのはクリス・ヴィダル・テノマ(Chris Vidal Tenomma)編集長、トーマス・ライトネン(Tuomas Laitinen)ファッションディレクター、そして同特集を撮影し、19-20年秋冬の「オム プリュス」にも影響を与えたというゴススタイルの写真家、ジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)さんの3人です。

 その光景を見て感じたのは、ランウエイショーから店頭までがしっかりつながるようにイベントが設計されているということ。「オム プリュス」のファンなら(いや、ファンならずとも)、シーズンのクリエイションの背景に一体どんなストーリーがあるのかを知りたいですよね。それが叶うのがまさにこの場というわけです。ファンはブランドのインスピレーション源であるヘミングウェイさんから直接話を聞き、耳と目でライブを楽しみ、ブランドが今何を面白いと思っていて、どうしてこういった商品を作っているのかを知ることができます。それにより、これまで以上にブランドに興味が沸くという仕掛けです。私も「この特集ではプロのモデルだけでなく、本物のゴスも起用しているんだ」などといった彼らの真摯な話しぶりや、ヘミングウェイさんの独特の色気にすっかり引き込まれてしまいました。

 SNSが発達し、いつでもどこでも写真が見られるようになったことで、昔に比べてランウエイショーそのものに興味を抱く人は減っています。ショーの写真をパーッと見る人の数は増えているのかもしれませんが、「どんなショーだったかを知りたい」と強く思っている人は確実に減っている。自身の媒体の読者動向からもそんな風に感じています。「オム プリュス」は熱狂的なファンがいるブランドなのでそれは当てはまらないのかもしれませんが、ランウエイへの興味が薄まっている今のような時代には、こうやってショーの熱を店頭にまでつなげて、消費者の興味を湧き立たせていくことが非常に重要だなと改めて感じました。「オム プリュス」に限らず、“オープンハウス”の取り組み全体がまさにそれを意図したものですよね。

 とは言え、同様のことを他の百貨店やセレクトショップがやろうとしても、それは難しいと思います。川久保玲がディレクションするDSMGだからこそ世界中から有力なデザイナーやアーティストが集まるし、ジョフィCEOが持つ国際的なネットワークによってこそ、これだけ面白いメンバーをブッキングできる。ですから、そっくりそのままは参考にできないにしても、コミュニティーの作り方という点で他社にとっても参考になる事例にあふれているなと感じたDSMGの“オープンハウス”でした。来シーズンはどんな風にパワーアップするんだろうかと、今から既に楽しみです。

【“オープンハウス”に参加していた主なデザイナーやアーティスト、ブランドはこちら】

シハラ

 取材班がまず出会ったのが、1階で扱う日本発のジュエリーブランド「シハラ(SHIHARA)」の石原勇太。販売していた数字の“7”をかたどったピアスなどの説明をしてくれましたが、人の良さから担当者不在だった同フロアの別ブランドの商品概要まで教えてくれました。相変わらずイイ感じに脱力感があってすてきな人です。本人は顔出しNGのため、着用していたジュエリーを撮影

クボラム&インナーラム

 「今DSMGで最も売れているブランドの1つ」と同店PRに紹介された「クボラム(KUBORAUM)」は、ベルリン発のサングラスブランド。スタッズなどを埋め込んだスペシャルなサングラスは、まるでアイウエアのオートクチュール!「“ジャングル”っていう、1990年代にロンドンで流行っていたアフリカンとエレクトロの融合みたいな音楽からイメージしたカプセルコレクションだよ」とデザイナーの2人は教えてくれました。売り場向いには2人が手掛けるバッグブランド「インナーラム(INNERRAUM)」も

ダブレット

 DSMGを後にしようとしていた「ダブレット(DOUBLET)」井野将之デザイナーを強引にキャッチ。同ブランドのDSMGの売り場といえば、今季はB級ホラー映画風なゲームセンターの演出でおなじみ。設置してあるUFOキャッチャーのゲーム機の中には、血しぶきを浴びた白熊と食いちぎられた(?)生首や腕(注:マネキン)が……!なんでも、“オープンハウス”の目玉商品である白熊風モコモコアウターとかけたスペシャルVMDだったそうですが、残念ながら取材時には既にアウターは完売!さすがです

エヴァン キノリ

 「シーズンのテーマは特に決めていなくて、プロダクトを作るように服を作っているんだ。イタリアで、1つ1つの工程を別の職人がそれぞれの家で作っているんだよ」と教えてくれたのは、高感度メンズに人気のブランド「エヴァン キノリ(EVAN KINORI)」のデザイナー。シャイな感じが非常にチャーミングな人で、ところどころ差しはさむ日本語も味があってすてき。「もともと自分が着る服を作るためにパターンを少しずつ学びだして、数年経った頃に『それがほしい』と言われて服を売り始めたんだ」とのこと

Y/プロジェクト

 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」の売り場は、当日の朝3時までデザイナーのグレン・マーティンス(Glenn Martens)が作り込んでいたという力作!「ちょっとホテルで休んできたからもう大丈夫!」と午後の取材では元気いっぱいでした。売り場のメインは映像だったのですが、この映像、マネキンたちがあんなコトやこんなコトをしているというなかなかに刺激的な内容。「センシュアルな感じと機械仕掛けの無機質な感じ」のミックスが独特で、折衷主義や脱構築を標榜するブランドらしさ全開。

デラックス×ペンドルトン

 日本のメンズブランド「デラックス(DELUXE)」と「ペンドルトン(PENDLETON)」のコラボでは、キャンペーン写真を撮影したマイケル・アヴェドン(Michael Avedon)に遭遇。言わずと知れた伝説のフォトグラファー、リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)のお孫さんです。「意識したのは『ペンドルトン』の伝統を革新すること。撮影対象を決める時に重要なのはエモーションを喚起されるかどうかだね」とアヴェドンさん。「ペンドルトン」はアメリカ西部開拓時代のいわば白人文化にルーツがあるブランドですが、「デラックス」とのコラボでは黒人カルチャーとの融合で多様性を意識したと、「デラックス」のHUEデザイナーは語っていました。

オールブルース

 スウェーデン発のジュエリーブランド「オールブルース(ALL BLUES)」は、その場で3Dスキャンしてペンダントヘッドや文鎮を作ってくれるというサービスを実施。「これは僕の友人を象ったペンダントトップで、こっちは僕のおじいちゃんとおばあちゃんをスキャンして作った文鎮だよ」とチャーミングに紹介してくれたのはファウンダーのヤコブ・スクラゲ(Jacob Skragge)。取材班もスキャンしていただきました!6週間後以降に商品は届くそう

ランドロード

 DSMGにチーマー(死語)がいる……!と思ったら、「楽天 ファッション ウィーク東京」にも参加していた「ランドロード(LANDLORD)」の川西遼平デザイナーでした!“オープンハウス”に合わせ、ブランドデビュー時からのアーカイブを1990年代の東京のイメージで再編集して売り場で表現。「僕は地元の鳥取にいたから当時の東京のことは知らないけど、あの頃、東京にこういうイメージを抱いていたんだよね。僕の服に赤いペイントが飛んでいるのは、商品ラックに飾ってるクマと戦って返り血を浴びたっていう設定だから」とのこと。チーマーファッションも90年代ゆえ……!?

アルテック

 フィンランドの家具ブランド「アルテック(ARTEK)」では、アーティストデュオのアワレガシー(OUR LEGACY)と組み、その場でイスに絵を描いてくれるというサービスを実施。ちょうど飼い犬の絵を描いてもらっていた男性客がいたので話を聞くと「最近フィンランドと仕事をすることが多くて、『アルテック』がこんなイベントをしているとSNSで知って見に来たんだよね。買うつもりはなかったんだけど、イラスト込みでも3万円台と買いやすいし、思わず買っちゃった!」とのこと

バイボレー

 「バイボレー(BYBORRE)」はオランダのニッティングラボによるニットウエアブランド。編み方を独自にプログラミングし、編み機に読み込ませることで、刺し子のようなタッチなどを編み立てで表現。生地名も“8ビット”“3D”などテクノロジーを感じさせて楽しい。CEOが“オープンハウス”特別商品のマフラーを巻いて写真撮影に応じてくれました

平野啓一郎

 著書「マチネの終わりに」が福山雅治主演で映画化もされ、ヒット中の小説家、平野啓一郎さんにも館内で遭遇。当日は菅付雅信さん率いる出版社United Vagabondsが実施した7階ローズベーカリー&ブックスペース“BIBLIOTHECA”でのトークイベントに登壇されていました。DSMGは「ラフ・シモンズ(Raf Simmons)が手掛けていた時の『カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)』が好きでよく見に来ていましたね」とのこと

オフ‐ホワイト c/o ヴァージル アブロー

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の売り場では残念ながら誰にも会えませんでしたが、今夏~秋にシカゴ美術館で開催されたヴァージルの個展オフィシャルカタログのスペシャル版を展示・予約受付をしていました

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元「シマ」の人気美容師が手掛けるヘアメディア「ララ」が成功している理由は?

 人気美容室「シマ(SHIMA)」に11年間勤務し、在籍中には売り上げNo.1を獲得。「シマ ギンザ アネックス(SHIMA GINZA ANNEX)」のオープニングではディレクターを務めるなど、美容師としての成功を手にしていた下川直人LALA代表。そんな彼が美容師を辞めて2018年2月に自身で始めたのが、“運命の美容師に出会える”ウェブメディア「ララ(LALA)」だ。現在、インスタグラムのフォロワー数は22万を超え、ウェブサイトの月間PV数は120万超えと多くのファンを獲得している。まったくの素人が作った「ララ」がなぜ人気となったのか、下川代表にその理由を聞いた。

WWD:どうして「ララ」を始めようと思ったのか。

下川直人(以下、下川):「シマ」に在籍していたときから美容師検索サイトはいくつかあったんですが、ほとんどが掲載料や広告費を払えば載れるもので、一般の消費者の満足度を最優先に考えているサイトはあまりないのではないか――ということを常々感じていました。それなら自分でウェブサイトを作ろうと思ったのがきっかけです。

WWD:現在、美容師はやっていない?

下川:今はやっていません。「シマ」の中で目標としていた売り上げNo.1を獲得した後、以前から興味を持っていたウェブメディアに専念しようと決意し、退社してから独学でウェブサイトの作り方を勉強しました。

WWD:「ララ」の特徴は?

下川:既存の美容師検索サイトとは違って、美容師から掲載料などはもらわず、自社編集のメディアであること。加えて元「シマ」の美容師だった僕が、プロの目線と消費者目線で本当にいいと思う美容師を厳選して掲載しているのが特徴です。

WWD:たしかに元「シマ」のNo.1美容師が厳選しているというのは、かなりの強みになる。

下川:“運命の美容師に出会える”をコンセプトにしていて、このメディアを通して、一般の消費者がいい美容師に出会えることを目標としています。クオリティーを保つために、オフィシャルサイトにはこちらが厳選した“オフィシャルスタイリスト”のヘアのみを掲載しています。掲載させてほしい美容師には、こちらから声をかけさせています。それ以外の人は、公式インスタグラム(@lala__hair)のアカウントにタグ付けしてもらえれば、こちらでピックアップすることもあります。「ララ」オフィシャルサイトでは消費者自身が選べるよう、ヘアスタイルの画像に加えて料金、時間、スタイリング剤、美容師の紹介動画も掲載しています。

WWD:「掲載してほしい」という美容師も多いのでは?

下川:そうですね。ただクオリティーを保つために厳選しているので、そこは慎重に審査させてもらっています。非公表ですが掲載基準もあります。掲載に関しては、サロン単位ではなくスタイリスト単位になっていて、肩書きや経歴なども関係なく選んでいますので、同じヘアサロンでもこの人はOKでこの人はNGというケースもあります。

SNSをきっかけにメディアが成長

WWD:「ララ」は最初から順調だった?

下川:全然でした。最初の10カ月はかなり苦戦していて、正直もうやめようかと思った時期もありましたね。そうするうちに、昨年末あたりからインスタグラム経由で広まって、成果が出始めました。

WWD:インスタグラムはサイトのスタートと一緒に始めた?

下川:そうですね。美容師のときにインスタグラムを活用していたので、インスタグラムは重要だなと感じていました。今は「ララ ヘア」「ララ ヘアアレンジ」「ララ ビューティ」の3つのアカウントを運営しています。フォロワー数は「ヘア」が22万超え、「ヘアアレンジ」が15万超え、「ビューティ」が2万7000超え。一方でインスタグラム以外にもピンタレストも人気で、月間閲覧者数178万ほどでそこからの流入も多いですね。サイトの方は月間のPV数は120万まで成長しました。

WWD:インスタグラムのフォロワー数は一気に伸びた?

下川:緩やかに伸びたという感じですね。毎日500~600人ほど増えていきました。最初の頃は1日4投稿と決めて、毎日投稿していました。そこから少し絞ってブランディングしていきたいと考え、今は1日1投稿になっています。

WWD:マネタイズはどのようにしている?

下川:メーカーとのタイアップ広告と、サイト内のスポンサーリンク、製品のアフィリエイトなど分散して収益があるように考えています。基本的に美容師を応援することを目的としているので、今後も美容師、美容室から広告費をもらうことは考えていません。

WWD:「ララ」ではどんなヘアが人気なのか。傾向はある?

下川:ヘアカラーだと“ロートーン”や“オレンジベージュ”、ヘアスタイルなら“マッシュショート”“ハンサムショート”“切りっぱなしボブ”などのキーワードは人気です。掲載するヘアスタイルに関しては、先ほども言いましたが、美容師ではなく一般女性が見て「かわいい」と思えて、自分でもやってみたいと思えるヘアを意識しています。だから画像も作品ではなく、スナップに近い感じのヘアを紹介しています。

WWD:「ララ」の目標は?

下川:“本当にいい美容師が掲載されている美容師検索サイト”としてのポジションを確立したいですね。それができれば、もっと美容師をサポートできると思います。

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「ペーパー マガジン」編集長が「M・A・C」のクリエイティブ ディレクターに

 「M・A・C」はドリュー・エリオット(Drew Elliott)「ペーパーマガジン(PAPER MAGAZINE)」編集長をシニア バイス プレジデント兼グローバル クリエイティブ ディレクターに起用した。2017年にクリエイティブ ディレクターに就任したトニー・ラキス(Tony Lakis)の後任で、10月28日付けで業務を開始する。

 エリオットはブランドのクリエイティブにおける戦略やコンセプト作りなど全てを監修する。ジョン・デムジー(John Demsey)=エスティ ローダー カンパニーズ エグゼクティブ グループ プレジデント(ESTEE LAUDER COMPANIES)は「ドリューの起用はブランドおよび業界にとっても激震が走ったことだろう。私は彼がニューヨークのポップカルチャーアイコンから、デジタル界におけるリーダーになるまで成長するのを見てきた。デジタルとソーシャルメディアを活用してコミュニティーを構築し、(媒体の)ブランディングをしてきた彼の才能は素晴らしい。また、彼はそんなデジタルカルチャーの中で生まれたブランドの真なるクリエイティブディレクターとなり、今後はそのビジョンをフルに活用し、デジタルでコミュニケーションをとる今の消費者にアプローチできるだろう」と評価した。

 「ペーパー マガジン」は1984年にスタート。エリオット編集長は同マガジンの人気に大きく貢献し、中でも2014年の「#BreakTheInternet」号はシャンパンボトルを手にした半裸のキム・カーダシアン(Kim Kardashian)を表紙に起用し、大きな話題を呼んだ。ジャン・ポール・グード(Jean-Paul Goude)が表紙を撮り下ろし、同号が公開後、「ペーパー マガジン」のサイトには30時間で500万人が訪れた。また、モデルのオーディション番組「アメリカズ・ネクスト・トップモデル(AMERICA’S NEXT TOP MODEL)」では審査員とクリエイティブ・コンサルタントを務めた。

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東京セレクトショップ4店が合同ポップアップストアで地方巡業 第一回は大阪

 都内のセレクトショップ4店による合同ポップアップストア「トウキョウユニオンキャラバン(TOKYO UNION CARAVAN)」が26、27日、大阪・南船場にオープンする。今回を皮切りに、不定期で地方都市への巡業出店を計画。EC販売が拡大する中、リアル店舗で服を選ぶ楽しさや接客の意味を改めて提案するとともに、地方にもファンの裾野を広げる。

 参加ショップは、東京・北千住の下町で運営するモード色の濃いアマノジャク(AMANOJAK.)、28歳の若手オーナーが営むアルチザン系に強い渋谷のワガママトウキョウ(WAGAMAMA TOKYO)、アメリカ古着をミックスしてラインアップする千葉・千歳船橋のライクル(LICLE)、トラッドを新鮮な形で再解釈するブランド「ミロック(MILOK)」の渋谷直営店グッドルーザー(GOOD LOSERS)。大阪の会場では、それぞれの店がセレクトした2019~20年秋冬の新作やユニークな別注品のほか、インスタグラムでリクエストのあったアイテムなどを持ち寄り、約130平方メートルの空間に並べる。

 「アマノジャク」の大津寿成共同経営責任者は、「これまで自店でのポップアップストアや別注物の企画などによりお客さまに訴求してきたが、東京には個性的なお店がたくさんあり、ヨコのつながりを生かせば何か新しい試みができると感じていた」と開催のきっかけを話す。「僕たちは商品ラインナップも店の雰囲気もバラバラ。だからこそ、一つの場所に集まることで何か化学反応が起こり、お客さまに新しい買い物の楽しさを見つけてもらえるはず。一方で共通しているのは、“わざわざ足を運んで行きたい店”であるという自負。これまでECのみでお買い物をして頂いていたお客さまにも、リアル店の熱量を感じてもらいたい」。

■TOKYO UNION CARAVAN in Osaka
日時:10月26日12~20時、27日12~17時
場所:大阪市中央区南船場4-8-6 セントラルスペース202

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伊ランジェリーのラペルラが化粧品会社を設立

 伊ラグジュアリーランジェリーブランド「ラペルラ(LA PERLA)」を手掛けるラペルラ ファッション ホールディング(LA PERLA FASHION HOLDING)が化粧品企業ラペルラ ビューティ(LA PERLA BEAUTY)を立ち上げた。ラグジュアリーフレグランスやメイクアップ、スキンケアを展開し、顧客層を広げる狙いだ。

 ラペルラ ビューティは「ラペルラ」とのライセンス契約で化粧品を作り、ラペルラ ファッション ホールディングの他の事業と別で運営される。2017年に「ラペルラ」はフレグランスの生産・流通会社のCBビューティ(CB BEAUTY)と5年間のライセンス契約を提携し、フレグランス「ラ ミア ペルラ」を発売した。ラペルラ ファッション ホールディングは今後のCBビューティとの関係について、コメントに応じなかった。

 ラペルラはコルセットメーカーのアダ・マゾッティ(Ada Masotti)が1954年にイタリアで創業した。2007年に投資企業のJHパートナーズ(JH PARTNERS)、13年にパシフィック グローバル マネジメント(PACIFIC GLOBAL MANAGEMENT)、18年にアムステルダムの投資会社、サピンダ ホールディング(SAPINDA HOLDING)が買収し、10年ちょっとの間に親会社が3度変わっている。さらに先月にはユーロネクスト グロース マーケット(EURONEXT GROWTH MARKET)に上場したばかりだ。また、昨年アレッサンドラ・ベルトウッツィー(ALessandra Bertuzzi)をヘッド クリエイティブ デザイナーに起用した。

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人類の域を超えた? パリコレ最恐コミュニティー“リック・オウエンス族”をショー会場でスナップ

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は9月26日、2020年春夏コレクションのショーをパリで開催した。パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)に参加するブランドの中でも異色の存在感を放つ同ブランドだが、それを際立たせるのは他のブランドには見られない、個性的な来場者だ。

 19-20年秋冬コレクションのメイクは角を作るなどといった身体改造の領域にも踏み込んでいたが、今季も同様のメイクで来場したメイクアップアーティストの姿があり、「リック・オウエンス」は身体改造のコミュニティーと引き続き親密であることを伺わせる。そんな人類の域を超える見た目の来場者は、一見するとパリコレ“最恐”のコミュニティーに見えるが、実はスナップを頼むと快く承諾してくれるいい人たちだ。ショーが始まる直前にもかかわらずスナップを頼んだ全員が対応してくれるショー会場は他にはなかなかない。

 同日夜に行われたブックサインイベントでも、リックの妻であるミシェル・ラミー(Michele Lamy)がその見た目とは裏腹に、来場者とハグやハイタッチをして笑顔を見せていたのが印象的だ。

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編集長は先週何した? 「トモ コイズミ」でKoki,をカメラに収め、「シャネル」の展覧会を見尽くし、「ヒロココシノ」の後に深川丼!

 こんにちは。日を追うごとに台風19号の被害の大きさか明らかになる中、身近な方が被災された方も多いと思います。改めて心よりお見舞い申し上げます。

 縫製やニットなどアパレル関連の工場も多く被害を受けていると聞きます。その中、東京では先週「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開かれました。こういう時、歩みを止めないことの大切さは東日本大震災の時に学びました。あの時も翌々週にファッションウイークを控え、デザイナーたちは「こんな時にファッションショーでよいのか」と悩みながら実施を決めました。今回も悩みながらショーや展示会、イベントを開いた関係者が多いようですが、「それでよかった」と私は思います。ファッションを通じてポジティブなメッセージを伝えると同時に、工場の再稼働を後押しする受注をガンガンとっていきましょう。そう伝えたいです。

10/15(火)
「ヒロココシノ」からの深川丼

 コシノヒロコさんは今年82歳です。年齢は関係ないことはない、と私は思います。このショーを見て、自分が82歳になった時にヒロコさんほどのパワーを持てるだろうか、と考えると疑問です。会場は東京都現代美術館。太陽光がたっぷり注ぐ会場は温かく美しく、言葉を替えるとすべてを白日にさらします。実際、素材もディテールも全てがはっきりと見えました。音楽は前回に続いてピアニスト横山幸雄さんによる生演奏。光と音と服が刻々と変わってゆく、ライブでしか作れない30分は「見よ、これが『ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)』だ」と言わんばかりの力強く美しい時間でした。

 会場までは遠かったけれど、途中で深川丼にありつけて幸せ。食べても食べてもあさりが出てくる、は本当でした。

10月16日(水)
Tokyo 新人デザイナー
ファッション大賞

 プロ部門の審査を担当している「2019 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のショーと表彰式に出席しました。プロ部門は「ポートヴェル(PORTVEL)」が東京都知事賞を受賞(写真)。デザイナーの濵田博昭さん、おめでとうございます!動画は、アマチュア部門で大賞を受賞したエスモードジャポンの田村奈々さんの作品です。「女性のための女性服」というテーマについて詳しく聞いてみたいという好奇心を掻き立てられます。

 同賞とは関係ないのですが、渋谷ヒカリエで開かれるショーは始まりを待つ間の照明が真っ暗であることが多いです。この日もそう。ランウエイの反対側の人の顔も識別できないほどの暗い照明は異様。ブランドの世界観の演出なら理解できますが、そうとも限りません。ショーを待つ間に「あ、あの人が来ている!」とあいさつに動いたり、来場者のファッションを眺めたり、リリースに目を通したりするのもファッションウィーク中の大切な時間ですからそれができない暗い照明は機会損失につながっています。JFW事務局には何度か進言しているのですが、改めて改善を期待します!

10月16日(水)
夢見る「トモ コイズミ」

 「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のショーのドリーミーだったこと!ファーストルックの美佳、続くKoki,、福士リナ、フィナーレの冨永愛。豪華なモデルが一人ずつ、ゆっくりと登場し、そのたびに照明と曲が変わり、同じ「トモ コイズミ」でもそれぞれに別の個性が宿ります。桁外れのボリューム感と華やかな色。下手をしたら“おもしろい” に着地するデザインですが、突き抜けた美しさに着地していてかつ楽観的。写真はドレスでぎゅうぎゅうのバックステージでデザイナーの小泉智貴さんとKoki,さん、動画はフィナーレの様子です。

10月17日(木)
「シャネル」の展覧会を
とことん見る

 「シャネル(CHANEL)」のクリエイションの背景を伝える展覧会「マドモアゼル プリヴェ/ガブリエル シャネルの世界へ(MADEMOISELLE PRIVE TOKYO)」のプレビューへ。1時間以上、じっくりと見ました。2枚目の写真を目を凝らして見てください。これ、刺しゅうなのです!すご!手間!これが象徴しているように、オートクチュールメゾンである「シャネル」にとって手仕事を担う職人は、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が残した価値を形にするために絶対に必要な存在。だからこそ、アトリエ ルサージュ(ATELIER LESAGE)やアトリエ モンテックス(ATELIER MONTEX)といった工房を大切にするし、最近ニュースになったように取引きがあるメーカーの株式取得も進めているわけです。

 また、この展覧会ではパリ・カンボン通り31番地にあるココ・シャネルのアトリエの螺旋階段がフィーチャーされています。ガブリエル・シャネルとそのスピリットを引き継ぐアトリエにとって、建物や場がいかに大切な存在であったかを知ります。そして「あ~、自分の日常の場をもっと丁寧に見直したいな」と思いました。もちろん、ガブリエル・シャネルのアトリエと自分の仕事場は比べ物にはなりませんが、そもそも比べる物ではなく、過ごす場を大切にするスピリット自体を見習いたいと思うのです。

 ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が手掛けたムービーや職人たちと対話しながら参加できるワークショップなど見どころは他にもたくさんあります。そしてパーティーはファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のライブで大盛り上がり!最前列をキープしちゃいました。面白い人たちにもたくさん会えました。

10月17日(木)
最新号「パリコレ特集第2弾」
責了と本日のおやつ

 表紙は「ロエベ(LOEWE)」のバックステージでの美佳。「トモ コイズミ」のオープニングも飾った注目新人モデルです。ホントかわいい!本日の、というよりほぼ毎日駅の売店で買ってしまうおやつはこれです。

10月18日(金)
「リト」で長谷川親子と会う

 初めてショー形式で発表した「リト(RITO)」は、気心地の良さそうな素材使いに加え、不思議とウエストや肩といったパーツに目が向くデザイン。シンプルだけどスタイルをよく見せてくれそうです。PRを担当しているザ・ウォールの長谷川真美子&左希子の親子はいつも250%全力投球です。たまには自分をいたわってね。

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@danimigueI dani

why the fuck does no one talk about the fact that depression and anxiety can give you.. pink wig, thick ass, give em whiplash i think big, get cash, make em blink fast now look at what you just saw, this is what you live for AHHH im a motherfucking monster!

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プロサッカー選手からアパレル販売員へ「アスリートもショップスタッフも、プロの本質は人間力」 トゥモローランド廣瀬智靖

 クラレが毎年発表する「新小学校1年生の将来就きたい職業」ランキングで21年間にわたって1位に輝いているのが「スポーツ選手」。その中でもサッカー選手は、男子児童にとって特に憧れの職業だろう。そんな子どもたちの憧れであるプロサッカー選手として8年間活躍し、現在はファッション業界にフィールドを替え店頭で見事な接客を見せているのが、トゥモローランド日本橋高島屋S.C.店ショップスタッフの廣瀬智靖さんだ。全く異なる業界に移るきっかけや理由、異業種で活躍したからこそ見えるファッション業界の魅力を語ってもらった。

―最初にファッションに興味を持ったきっかけは?

廣瀬智靖さん(以下、廣瀬):学生時代まではサッカーが中心で、プロになってから先輩に服やファッションを教えてもらいました。他のチームを見ても、プロ選手はおしゃれな方が多いので影響は受けました。特に活躍している選手は見られるのも仕事だと考えているので、ファッションにも気を使っている選手が多いです。自分もそういう選手になりたいと。その上、プロになると毎日サッカー漬けになるので、ファッションが休日の息抜きになっていました。

―確かにサッカー選手はおしゃれな方が多いように感じます。ファッションに興味を持つようになり、セカンドキャリアとしてこの業界を選ばれたのはなぜですか?

廣瀬:自分の中でサッカーをやり切ることができたら新しいチャレンジをしたいと考えていて、新たなステージとしてファッション業界を選びました。自分の性格的に好きなことしか仕事にできないと分かっていたのと、ファッションを楽しむことで気持ちが救われることもあったので、次はこの業界に進もうと。そんな頃に知人に紹介されたのがトランクスブランド「ナルトトランクス(NALUTO TRUNKS)」の山口輝陽志代表でした。

山口さんに「サッカーを辞めたらファッション業界に行きたいです」とお伝えしたら、「それならトゥモローランドに行きなさい。この会社ならファッションのいろんなことを学べるし、働いている人もいい人が多いから」と教えていただいたのです。それにファッショ業界に飛び込むとしても、私は服の基礎も知らないし、お客さまのことも知らない。販売員を選んだのは、基本である販売から学びたいと思っったからです。

―実際にショップスタッフとして働き始めてみてどうでしたか?

廣瀬:人との距離感やコミュニケーションが大事という点では、サッカーと同じ。近いものがありました。でも、初めて店頭に立ったときは緊張しました。試合でピッチに出たときと同じ感覚でした(笑)。何も知らないし、経験もなく店頭に出て緊張する中、今の時間で自分にできることを考え、整理し、繰り返していくことで慣れていきました。あとは一緒に働くスタッフがやさしい方ばかりで救われましたね。

振り返ってみると、お客さまに育てていただいたと感じています。入社して1カ月した頃に接客させていただいて、今でも定期的に買い物に来られる顧客さまがいるのですが「今だから言うけど、当時は本当にヤバかった」と笑いながら言われました。ですが、その方から店長宛てに「廣瀬さんのおかげで買い物が楽しくなった。いつも感謝しています」と直筆の手紙が届いたときは、本当に嬉しかったですね。

―それは販売員冥利に尽きますね。

廣瀬:本当に感謝しています。ほかにも現役の時に一緒にプレーしていた選手やサポーターも買いに来てくれます。ネットでモノが買える時代に、お客さまが店に来ていただいていること自体に感謝です。だからこそ、ショップスタッフとしてその時間を無駄にしないよう、想像を超えるような接客を心掛けています。

―今の仕事でプロサッカー選手時代の経験が生かされていることはありますか?

廣瀬:プロのアスリートというのは一握りの存在なので、その中で生活してきたことが最大の勉強でした。常に自分と向き合い、自分を高めていくことが普通という環境でしたので、そういうすごい方たちと一緒に生活してきたことは、ショップスタッフも変わりません。今は、素晴らしいショップスタッフや社内のトップセラーたちから毎日のように学んでいます。業界は違っても優秀な方は“人間力”が高いです。

―販売職の良いところは何でしょう?

廣瀬:人としての基本が培われ、人としての幅が広がる仕事だと思います。中にはやりがいを感じていない方もいるかもしれませんが、お客さまと接することで、人として成長し、救われることも多い。普段は出会えない方とお会いして話をして、いろんな方とコミュニケーションを積み重ねていくことは、人を成長させるのではないでしょうか。“人間力”が上がる仕事として、販売はもっと認められて注目されてもいい、素晴らしい仕事だと感じています。

―これからやってみたいことはありますか?

廣瀬:サッカー界(スポーツ業界)とファッション業界に恩返ししたいですね。アスリートのセカンドキャリアに関することや、販売職などにやりがいを感じられない若い子たちに向けて何かを伝えたり、行動していきたいと思っています。

苫米地香織:服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター。高校でインテリア、専門学校で服飾を学び、販売員として働き始める。その後、アパレル企画会社へ転職し、商品企画、デザイン、マーケティング、業界誌への執筆などに携わる。自他ともに認める“日本で一番アパレル販売員を取材しているライター”

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「東コレに伝えたい」デザイナーたちの本音 連載Vol.7 「今の東コレは海外のバイヤーが新しいブランドを探しに足を運ぶレベルではなくなった」

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が運営する2020年春夏の「楽天 ファッション ウィーク東京(RFWT)」が10月14〜19日に開催される。冠スポンサーがアマゾン ファッションから楽天に変わって初めてのファッション・ウイークとなるため、関係者からの注目は高い。しかし結局は、人を呼べるブランドが参加しないとファッション・ウイークは盛り上がらない。そこで、海外で活躍する日本人デザイナーや「RFWT」に参加するブランド、新進気鋭の若手らに「どんな東コレだったら参加したい?」というテーマでアンケートを実施した。「RFWT」開催期間中から10月28日の「WWDジャパン」東京ファッション・ウイーク特集発売の週まで、回答の一部を連載形式で紹介する。今回は海外のメンズ・ファッション・ウイークで活躍する「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」「サルバム(SULVAM)」が登場。それぞれの現在の立ち位置から、今の東コレを冷静に分析する。

N.HOOLYWOOD
尾花大輔デザイナー

 過去に東京のファッションウイークに参加した経験が、今の私たちの礎になっています。ですが、今また参加したいかと聞かれると答えはいいえです。当時から、われわれの環境も変わりました。現在の東京のファッション・ウイークに当てはまることが特にないというのが現状です。

WHITE MOUNTAINEERING
相澤陽介デザイナー

 われわれは現在、パリ・ファッション・ウイークでショーを行っており、春夏シーズンは6月、秋冬シーズンは1月に展示会も含めて開催しています。日本以外のオーダーはその時に締めますので、現実的に9月や10月開催のファッション・ウイークに参加することはビジネス的に非常に厳しいです。また製品の量産期間が短いために、クオリティーの高い商品を作り出すことが困難ではないかと考えています。ただし東京は会場なども含めて自由度が高いイベントなので、面白いとは思います。

BED J.W. FORD
山岸慎平デザイナー

 東コレに参加し、ビジネスやPR効果はもちろん、何よりも身の周りの方々が喜んでくれたことが嬉しかった。支えてもらっているという事を強く実感できました。今は発表の場を海外に移したので、現状の東コレのスケジュールだと量産時期と重なり、最終的に工場にしわ寄せがいってしまいます。

SULVAM
藤田哲平デザイナー

 立ち上げから3シーズン目で東コレに参加し、ブランドの認知度が国内で上がったのは事実です。国内のPR効果としてはよかった。ただしビジネス面では展示会をパリのファッション・ウイークに合わせて開催し、展示会を終えていた状況だったのであまり影響はありませんでした。今の東京は、開催時期が年に2回ですし、前倒しを求める意見も当然あると思います。もしパリメンズ後の7月上〜中旬や2月上〜中旬に前倒しが実現すれば、とも思いますが、ニューヨークの時期とも重なってくるので現実には厳しい。となると、海外のバイヤーがビジネス目的で来るメリットがないので、ブランドとしても参加は難しいです。そして「サルバム 」はパリで発表をしているので、一番問題なのは参加費です。海外でもランウエイやプレゼンテーションで費用をかけていますが、ビジネスにつなげるためのPR費と考えて投資し続けています。今後、国内のみに向けて発表する方向性に切り替えない限り、東コレに参加することは無駄な投資になってしまいます。でも、先輩デザイナーや自分と同世代のデザイナーが海外に発表の舞台を移す中、東コレが縮小せずに、若手デザイナーがどんどん出てきているのは素晴らしいこと。とはいえ、海外のバイヤーが新しいブランドを探しにお金を出してまで、東コレに足を運ぶというレベルではなくなった。そう感じている人も少なくないのではないのでしょうか?楽天がもし本当に長期にわたって冠スポンサーを続けてくれるのなら、先を見越して仕組みを考え直していけるようになればいいなと思います。「サルバム」としても、機会があればぜひやりたい気持ちはあります。職人さんや友人、家族、これから業界を担う学生やファッション好きの若い世代に見てほしい気持ちは常に持っているので。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

 昨晩のウェールズとの対戦🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿惜しくも一点差で準決勝進出ならずでしたが、仏産ワイン 🍷🧀🥩大人気でした‼️ご来場の皆様ありがとうございました😊決勝戦、さらには2023年フランス大会🇫🇷も今から楽しみですね🏉🏆

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川上未映子のエッセー集など 2019年8~9月出版のファッション関連書籍

 2019年8~9月に出版されたファッション関連書籍の新刊情報を紹介する。8~9月出版のファッション関連書籍の中から、島精機製作所の創業者の足跡を迫ったビジネス書や小説家の川上未映子によるファッションエッセー集、「リクルートスーツ」を取り巻く社会現象を分析した書籍など7冊を紹介する。それぞれの書籍ごとに関連性の高いニュースやコラム情報を添えてあるので、紹介した書籍とあわせて読んでいただきたい。

「つながる力 世紀の発明家・島正博の源流と哲学」
(合田周平、PHP研究所)

 無縫製ニット機“ホールガーメント(WHOLEGARMENT)”を生み出し、国内外のさまざまなアパレルメーカーから高く評価されているニット機メーカー島精機製作所(以下、島精機)。本書では、その創業者である島正博・島精機会長の生い立ちから現在までをドラマチックに描き出し、発明家/実業家としての生涯をつぶさにたどる。筆者は島精機の根底に島会長の「発明哲学」が流れているという。島精機の経営理念でもある“愛・創造・氣”“Ever Onward―限りなき前進”など、島会長の思想を読み解くことで島精機の成功要因が見えてくるのかも知れない。もの作りのトップランナーから学べることは少なくないはず。

「Third Way 第3の道のつくり方」
(山口絵理子、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 社会性とビジネス、大量生産と手仕事、個人と組織、グローバルとローカル……。“途上国から世界に通用するブランドをつくる”をコンセプトに掲げるマザーハウス(MOTHERHOUSE)が目指すのは、相反する2つの概念を高い次元で統合する第3の道=サードウェイだと山口絵理子・社長兼チーフデザイナーは語る。デザイナーと経営者の二足のわらじを履く自身の経験に基づいた、マザーハウスのサードウェイ的な実践を紹介。本書を読むと、アパレル・ファッション企業が直面する一見矛盾しているように思える課題は、決して一方を犠牲にせずとも解決することができるのではないかと思えてくる。

「学びなおす力 新時代を勝ち抜く『理論とアート』」
(石川康晴、PHP研究所)

 会社経営のかたわら京都大学大学院でMBAを取得した石川康晴ストライプインターナショナル社長が「学びなおし」をキーワードに学び続けることの重要性を説く。これからの時代のビジネスを成功させるためには、経営学などの理論的枠組みと同等に発想力を高めるアートの教養が役立つという。ビジネスの場面で応用できる考え方やヒントを丁寧に解説。学ぶことの価値やアートの意義がわからないと悩む人にとっては、目からうろこの内容かもしれない。章末のチェックリストは読み直す際に有用。業界を問わず、ビジネスの世界で活躍するために必要な素養が見えてくるのでは。

「片山正通教授の『仕事』の『ルール』のつくり方(instigator 4)」
(片山正通、マガジンハウス)

 武蔵野美術大学教授でインテリアデザイナーの片山正通ワンダーウォール代表が同大学で開催している特別講義の講義録第4弾。編集者の都築響一、ウルフルズのトータス松本、猪子寿之チームラボ(TEAMLAB)代表、映画監督の是枝裕和、写真家のホンマタカシ――5人のインスティゲーター(instigator=扇動者)の言葉は、既成の概念にとらわれない自由に生きる術を教えてくれる。自分なりのルールのあり方について考えさせられる本書、ジャンル問わず創作の現場に身を置く彼らからファッションの世界にも応用しうる考え方が掴めるのではないだろうか。

「弱いから、好き。」
(長沢節、草思社文庫)

 セツ・モードセミナーの創業者であり日本のファッション・イラストレーターの第一人者、長沢節氏のエッセー集を約30年ぶりに文庫化。署名にも使われているエッセー「弱いから、好き」のほか32編を収録する。「マイナスとマイナスがふと引き合う時にこそ美しく、真の優しさが生まれるのではないだろうか」(P.64)。長沢氏が語る人間像には現在にも通用する普遍性がある。長沢氏が描いたイラストを随所に使用。儚さをはらんだ線で描かれたドローイングに、長沢氏が本書内で書き記した「弱さ」への哲学が感じられる。

「おめかしの引力」
(川上未映子、朝日文庫)

 「おめかしの喜びとは、トライ&エラーの果てにやってくる、『つかのまの完璧なフィット感』なのかもしれません。ときどきすごく疲れるし、憂うつになるし、失敗も多くてイヤになるけど、でもそんな瞬間があるから、やめられない」(P.169)。軽やかな語りの中にふと真理のようなものが顔を出す、小説家・川上未映子によるファッションエッセー集。同名書籍の文庫版で、新規エッセーやインタビューが加わっている。時折吹き出してしまうような「おめかし」にまつわる魅力溢れた文章が満載。「ファッションの価値ほど人によるものはないですよ。それは物ひとつひとつにストーリーが密着しているから」(P.310)。ついつい自分のクローゼットを開いてみたくなる一冊。

「リクルートスーツの社会史」
(田中里尚、青土社)

 季節の風物詩ともなったリクルートスーツ。その存在に対して違和感を覚えながらも、なぜなおも存在し続けるのかを誰もよく知らない。本書では、このリクルートスーツという不思議な“現象”を、時代、文化、価値観の変遷と照らし合わせながら読み解いていく。読めば、多くの人が袖を通したであろうリクルートスーツの意義が見えてくるはず。豊富な資料研究に基づいた精緻な分析からは、その背景にある制度や言説の構造が浮かび上がってくる。リクルートスーツほど、社会的な制度や規範との関係が強く表れている衣服はないのかもしれない。

秋吉成紀(あきよしなるき):1994年生まれ。2018年1月から「WWDジャパン」でアルバイト中。

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今週のスケジュール(2019年10月21日〜2019年10月27日)

FASHION

21日(月)

バング・アンド・オルフセン・ジャパン
新製品プレス発表会
17:00〜19:30 東京都現代美術館1階 エントランスホール
(東京都江東区三好4-1-1)

23日(水)

集英社
「シュプール」30周年記念パーティー
18:30〜21:00 パークハイアット東京39階
(東京都新宿区西新宿3-7-1-2)

24日(木)

日本フォーマル協会
第20回ベストフォーマリスト賞授賞式
14:00〜 明治記念館1階 曙の間
(東京都港区元赤坂2-2-23)

渋谷スクランブルスクエア、東急、JR 東日本、東京メトロ
渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)メディア説明会・内覧会
10:30〜11:05 / 13:30 〜14:05 / 11:10〜16:00 / 18:30〜20:30 渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)
(東京都渋谷区渋谷2-24-12)

BEAUTY

23日(水)

アリエルトレーディング
「ファミュ」 新製品発表会(24日も開催)
11:00~ / 13:00~ / 15:00~ / 17:00~ アリエルトレーディング
(東京都渋谷区神宮前3-7-5)

P&G
「パンテーン」新商品発表会
15:30〜16:30 恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール
(東京都渋谷区恵比寿4-20)

24日(木)

プロティア・ジャパン
「エンビロン」新製品発表会
17:30~19:30アンダーズ東京 ルーフトップスタジオ
(東京都港区虎ノ門1-23-4)

エステティクス
「ダズショップ」新製品発表会 (25日も開催)
11:00~17:00 SANWA
(東京都港区南青山5-11-2 南青山ビル9階)

25日(金)

コーセー
「アディクション」新製品発表会
14:00~18:00 THE JEWELS OF AOYAMA
(東京都港区南青山5-3-2)

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