カザフスタンも“ニュークラシック”旋風 子連れママ大歓迎のファッション・ウイークでスナップ

 カザフスタン南東部の都市アルマトイで2020年春夏シーズンの「ビザ・ファッション・ウイーク・アルマトイ(VISA FASHION WEEK ALMATY)」が12月4〜5日に開催された。チケットを購入すれば一般客も参加可能なイベントのため、ファッション業界人だけでなく地元のファッションラバーも集結。カザフスタンは共働きが少なく、女性は20代前半に結婚して専業主婦と子育てに専念するのが一般的なためか、子ども連れでショー会場を訪れる女性が他の都市よりも多く見られた。

 各ブランドが秋冬に提案した“ニュークラシック”のトレンドはアルマトイでも顕著だった。特にベージュやホワイトなどのニュートラルカラーのワントーンスタイルが多く、セットアップが目立った。遊牧民の国であるカザフスタンは毛皮加工業に長い歴史があり輸出品でも上位を占めるため、毛皮の着用率が高かったのも他都市との違いだ。レザーは本革ではなく、レザー風のアイテムが好まれていた。

 ウエアはクラシックなムードだが、足元はワイルドなウエスタンブーツを合わせたり、大ぶりなゴールドのジュエリーで装飾を加えたりと、アクセサリーでスパイスをプラス。バッグやベルト、シューズは「ディオール(DIOR)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「シャネル(CHANEL)」「グッチ(GUCCI)」などのロゴが入った存在感の強いアイテムが多かった。ウエアは「ジャックムス(JACQUEMUS)」「レジーナ ピョウ(REJINA PYO)」のほかに、カザフスタン発ブランド「キルピ(KIRPI)」のガーリーなドレスも見られた。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「アーバンリサーチ」が高円寺の「小杉湯」とタッグ 東京2020に向けて銭湯のある暮らしを発信

 「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は高円寺の銭湯「小杉湯」とタッグを組み、都市における銭湯の可能性に着目した企画「アーバンセントー(URBAN SENTO)」を2020年3月に開始する。同ブランドは地域活性化を目指し、ローカルコミュニティーと土地の魅力を再考し発信するプロジェクト「ジャパン メイド プロジェクト(JAPAN MADE PROJECT)」に取り組んでいる。今回は長崎、石川、熊本、東北、京都に続く第6回目として東京で立ち上げた。

 テーマは“余白のあるくらし”。街の風呂屋としての役割だけでなく、地域のコミュニティーの場としても貢献する銭湯に着目した。オリンピック・パラリンピックの開催地として東京に注目が集まる機会に、銭湯の体験によって街の文化の再発見や再認識を促す。

 銭湯を起点として街の回遊が1着でかなうアパレルの展開を中心に、入浴シーンで使用する雑貨アイテムを取りそろえる。商品は3月20日に「アーバンリサーチ」神南店などで発売し、オンラインストアでは2月14日正午から先行予約を受け付ける予定だ。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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初心者におすすめする韓国コスメ クッションファンデ&秋冬スキンケア編

 「韓国コスメは良いとよく聞くけど、実際何から使い始めたらいいのだろう?」、そんな疑問を抱いている読者のために、韓国在住のライターである私が初心者でも使いやすい韓国コスメをおすすめします。今回は、日本でも人気が高いクッションファンデーションとスキンケアを紹介します。特にこの2つはカラーコスメに比べて質問をいただくことが多いのですが、ここでは秋冬向けのクッションファンデと基礎スキンケア品をピックアップします。

ムーンショット(MOONSHOT)「マイクロコレクトフィットクッションファンデ」(2万8000ウォン、約2800円)

 「ムーンショット」はクッションファンデがとても評判が高いブランドです。現在4種類のクッションファンデがある中、こちらのクッションは最新のもの。カバー力と保湿力が高くて人気です。脂性肌の人は少し崩れる可能性がありますが、その崩れ方がきれいと評価する人が多く、メイク直し用として使う人がとても多いアイテム。気温や風で乾燥しやすくなる秋冬にはちょうどいいくらいです。

ジョンセンムル(JUNG SAEM MOOL)「エッセンシャル スキン ヌーダー クッション」(4582円、税込)

 韓国で今一番有名なメイクアップアーティストのジョンセンムルのコスメブランドはスキンケアとべースメイクアイテムが人気です。中でもこのクッションは長く愛されているベストセラーアイテムで、アイドルや女優も愛用してることで知られています。しっとりさせながら肌をしっかりカバーし、重すぎず肌にぴったり密着するのが特徴。マット肌よりは自然な光沢のある健康的な肌を作りたい人におすすめです。

ロムアンド(ROMAND)「ゼロクッション」(2600円)

 口コミで広がり、今は日本でも愛用者が多い「ロムアンド」。個人的にもいち推しブランドで、まだ知名度が低かったときにツイッターでこのクッションをおすすめしたら、「買ってみたらとてもよかった」とDMやコメントを一番多くもらったアイテムです。少しパウダリーな感じがあるのでマット肌でふんわりした表現が好きな人なら気に入るはずです!カバー力があり夏でも崩れにくいのですが、実はおすすめは秋冬に使うことです。韓国コスメ初心者なので失敗したくない!という人にはぜひ使っていただきたいですね。

 次はツイッターやインスタグラムでたくさんの人から定期的に質問される韓国のスキンケアについて紹介します。韓国コスメの中で一番買ってみたいけど、何を買えばいいのか分からない、という悩みが一番多いようです。今回は分かりやすく、秋冬向けの保湿におすすめな基礎化粧品について紹介します。

ラネージュ(LANEIGE)「クリームスキン」 (2700円)

 発売時から乾燥肌や敏感肌の人にとても人気で、リピーターが多いことでも有名な「クリームスキン」はクリームを特殊な技法で化粧水状にしたというもの。化粧水なのにクリーム並みの保湿力で、低刺激で肌に優しい。季節の変わり目に揺いだ肌や乾燥で荒れてしまった肌をしっとりと潤いで包みます。液状なのでコットンに染み込ませてパックをするのがおすすめです。これから乾燥が進む季節にはぴったりだと思います。

ハンユル(HANYUL)「若ヨモギ水分鎮静クリーム」 (2880円)

 韓国を代表するドラックストア「オリーブヤング」が扱うスキンケアの中で人気の高い「ハンユル」。さまざまな自然由来成分を用いたスキンケアを提供していて、特に「若ヨモギライン」が人気です。トラブルを抑えて肌を鎮静させるヨモギを配合し、ニキビや肌荒れが気になる人におすすめです。

コスアールエックス(COSRX)「ハイドリウム モイスチャー パワー エンリッチ クリーム」 (2万3000ウォン、約2300円)

 韓国では、コットンにふき取り化粧水を染み込ませたコットンパッドが人気です。その中でも有名な「コスアールエックス」から登場した水分クリームです。寝ている間に肌を潤すスリーピングパックとしても使える優れものです。クリームなのに油分感が少なく、さっぱりとした軽いつけ心地が特徴です。韓国では季節の変わり目の肌が疲れたときに夜たっぷりめに塗って寝たり、朝は軽く塗ってメイク前の肌を整えたりする人が多いようです。

グーダル(GOODAL)「青いミカン ビタC クリーム」(1980円)

 韓国旅行に来る日本人に人気のスキンケアブランド「グーダル」。ビタミンCを高配合した青みかんラインは美容液が人気ですが、今秋冬はこのクリームをおすすめします。私は、なんとなく肌が疲れて調子が悪いなと思ったときにこのクリームを使っています。さっぱりしているので秋冬はこっくりしたクリームと混ぜるのがいいかもしれません。使い続けると肌の調子が整い、自然にトーンアップするように感じました。

MIN/韓国出身・韓国在住のITマーケッター兼エディター : 日本には、合わせて11年間の在住経験も。大学で美術を専攻し、舞台衣装の仕事、ドメスティックコレクションブランドのPRを経て現在はソウルに戻り韓国のIT企業に勤務。 普段はファッション・ビューティ・EC複合アプリサービスづくりとエディターをしつつ、ツイッター(@minsan_cosme)では韓国通販とコスメやトレンドについてつぶやいている

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「ルイ・ヴィトン」が人気オンラインゲームの「リーグ・オブ・レジェンド」から着想を得たカプセルコレクション

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は米ゲーム会社のライアットゲームズ(RIOT GAMES)とのパートナーシップを記念したカプセルコレクション“ルイ・ヴィトン × リーグ・オブ・レジェンド”を発表した。12月9日から公式ECサイト限定でプレオーダーを受け付け中だ。

 同コレクションは、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが、ライオットゲームズのデビュー作である人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」の世界観から着想を得て製作したもの。ゲームの主人公のキヤナをプリントしたTシャツ(8万2500円)や、コラボならではのブルーとシルバーのアクセントを加えたモノグラム・パターンのセットアップ(フーディー29万5900円、パンツ19万6900円)、スキューバーのようなジャージー素材を使用したクロップド丈トップス(13万900円)などをそろえる。そのほか、同モノグラム・パターンを施した“バムバッグ”(22万7700円)や“ネヴァーフル”(22万2200円)などのアイコンバッグ、スニーカーの“LVアークライト”(13万9700円)などが登場する。

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アンファーが香取慎吾&祐真朋樹の「ヤンチェ_オンテンバール」とヘア&スキン用ミストを共同開発

 スカルプケアやスキンケア製品を展開するアンファーは12月14日、香取慎吾と祐真朋樹がディレクターを務めるショップ「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」と共同で企画・開発するシェアドコスメシリーズの第3弾としてフレグランスヘアミストのミストタイプの化粧水を発売する。帝国ホテルプラザ1階の同店でのみ取り扱う。

 グリーンシトラスのみずみずしい香りの「J_Oフレグランスヘアミスト」(50mL、2800円)は、同ショップのシグネチャーカラーのバイオレットとイエローで彩ったボトルデザインを特徴に、潤いを与える水のオイルの2層でしっとりとまとまりのある髪に仕上げる。ノバラ油やヒアルロン酸などを配合して肌を保湿するミストタイプの化粧水「J_Oうるおいミスト」(50mL、2500円)は、メイクをした肌にも使用できるさっぱりとしたで仕上がりで、上品なローズの香りだ。

 シェアドコスメシリーズは、“いつまでも美しく、健やかに生きる”という理念を掲げるアンファーと、“いつまでも遊び心を忘れない”という思いから生まれた「ヤンチェ_オンテンバール」の思いが一致して商品の開発がスタートした。これまでにフェイスマスクやハンドクリーム、まつ毛美容液、リップクリームを展開している。

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「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ジュエリー部門ディレクターによるオリジナルジュエリーが日本初上陸

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のウオッチ&ジュエリー部門アーティスティック・ディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)が手掛ける「シーフ アンド ヘイスト(THIEF AND HEIST)」は12月18日から、東京・六本木のセレクトショップのリステア(RESTIR)でブレスレット“シリーズ001”(1万5000円)を販売する。アジア圏での販売は今回が初めて。

 “シリーズ001”は、一度付けるとハサミで切るまで外すことができない“タグ”をコンセプトに製作した。ただ着飾るためのアクセサリーとしてではなく、大切な思い出や願いをアクセサリーを通じて半永久的に身につけるというストーリーが込められている。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、イエロー、オレンジ、グリーン、パープル、コーラルの全8色をそろえる。

 アムフィテアトロフは東京で幼少期を過ごしたのち、1993年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)で修士号を取得。2014年に「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のデザインディレクターに就任し、“ティファニー T”や“ハードウェア”コレクションを手掛けた。18年から「ルイ・ヴィトン」でウオッチ&ジュエリー部門アーティスティック・ディレクターを務めている。

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私のサステナビリティ 「ラ ブーシュ ルージュ」のニコラス・ジェルリエ創業者は家族全員で脱プラ

 私は買うもの全てに対し「どこで生産されたのか、どのような条件で誰が作っているのか」を考えてから購入を決めます。その結果、オーガニックや季節の野菜を買い、加工食品を制限し、さらになるべく地元で消費しようとしています。また、日常的にボトル、コップ、ストロー、家具、小物、包装などでプラスティックを使いません。

 そしてもっとサステナブルな生活を送るための行動はたくさんあります。例えば車の利用を制限して公共の交通機関を使ったり、ごみをリサイクルしたり、食品の廃棄を減らしたり、水の使用を最小限にしたり。もちろん完璧ではありませんが、子どもが3人いるためファミリープロジェクトして真剣に考えています。プロとして、個人として日常生活の全てを改善しようと心掛けています!環境への影響を認識しながら子どもを将来の市民として育てたいと考えています。

 「ラ ブーシュ ルージュ(LA BOUCHE ROUGE)」は私のこだわりが詰まったサステナブルなビューティブランドです。私たちのサステナビリティの旅の始まりは、再利用可能なメタルの金型を作ったことです。従来はシリコーンを使用することが多いのですが、私たちは使いまわせる金属の型を採用することによってシリコーン型の廃棄を減らし、さらに型は水を使わないドライクリーニング方法を採用しています。また、リップを作るにあたっては、毎週のごみを最小限に抑えています。研究所では、1週間分のごみを小さいダンボール1箱に収めるように心掛けています。

 また、全てが完全にリサイクルされ、廃棄物管理がとても注意深く処理されるビルにアトリエを設けました。屋根からも太陽エネルギーが供給され、水の使用を最小限に抑えるべく、アトリエの機械もドライクリーニング方法を取り入れています。もちろんアトリエの従業員の間でもプラスチックボトルを禁止し、再利用できるコーヒーマグを使っています。ランチもプラスチック皿は決して使いません!印刷は最小限にとどめ、配送で使ったダンボールをリサイクルしています。

私のサステナビリティ
 ファッション業界にとって加速して取り組まなければいけない課題の“サステナビリティ”。企業として大きく舵を切ることはもちろん、個々の意識も重要です。そこで個人的に行なっているサステナビリティについて聞きました。

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