「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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ノンアルコールバー「0%(ゼロパーセント)」が7月16日に、六本木のアートコンプレックスビル「ANB Tokyo」1階にオープンする。運営を行うザ・ヒューマンミラクルによると、お酒は一切提供しないノンアルコールバーは日本初だという。
ドリンクは、ハーブウオーターにアップル、レモン、バジルを合わせた“A Real Pleasure ゼロ(0)になる”(1500円)や、コールドブリューをフレッシュグレープフルーツで割った“Gyokuro 彗星の苔”(1800円)といったオリジナルに加え、ナチュラルワインのような味わいの“コンブチャスパークリング”や、オーストリア産のオーガニックノンアルコールワイン(各900円)など20種類以上を用意する。メニューの一部は、「世界のトップバー50」に3店舗がランクインしたバーテンダー、後閑信吾氏が考案した。
またアルコールゼロのドリンクで“飲まなくても酔える”というコンセプトのもと、店が用意するヘッドフォンで特殊な音を聞きながらドリンクを楽しんだり、リラックス効果があるといわれるCBDオイルをドリンクに加えたり、スマホを店に預けてデジタルデトックスしたりと、心もゼロにリセットできる独自の体験メニューもそろえる。
“罪悪感のないジャンクフード”をテーマにしたフードは、全てビーガン対応。“アボカドフライケサディーヤ”や“バッファローカリフラワーケサディーヤ”(各1200円)、ビーガンアイス(500円)などをラインアップする。
店舗運営は、このほど社名変更したザ・ヒューマンミラクル(小橋賢児・社長)が行う。内装とアートディレクションは、アーティストのYOSHIROTTEN率いるクリエイティブスタジオ、YARが、設計はTATO DESIGNが手掛けた。営業時間は10〜22時。Wi-Fiを完備し全席にコンセントを設けるほか、デリバリーのサービスも予定している。
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デジタルでのオートクチュール・コレクションが終わり、次はパリのメンズ・コレクションがスタートしました。7月9日から5日間にわたって、70近いブランドが新作をオンラインで発表します。そこで今回は、主にメンズを担当している記者が「頑張ってリアルタイムで見てみました」取材を日替わりで担当します。「アーカイブでも見られるのにオンラインで見る意味あるの?」という周囲の視線を感じながらも、「コレクションはライブ感!」と信じて完走を目指します。3日目は海外コレクション取材歴10年以上の村上要「WWD JAPAN.com」編集長と、海外コレクション初取材の大澤錬「WWD JAPAN.com」記者がリポートします。
大澤錬「WWD JAPAN.com」記者(以下、大澤):本日もドタバタ日記スタートしたいと思います。不安ばかりですが、若手の“ファッションバカ”として頑張ります。要さんは、「ダブレット(DOUBLET)」からの参加らしく(笑)。わかりました。若さで頑張りたいと思います!本日のトップバッターは「ラゾシュミドル(LAZOSCHMIDL)」。存じ上げないブランドでしたが、イケメンたちが水着をまとい、プールではしゃいでいるじゃないですか。モデルのPR映像みたいです(笑)尺的には3分と手短かでしたが、初めて見た僕からしたら、ゲイの方に向けた水着ブランドにしか見えなく、調べたらそうでもなさそう。花柄やカラフルな色使いをメインにクリエイションしているのかなと思いつつ、結局、何が伝えたかったのか分からずじまいでした。
大澤:次の「フランチェスコ スマルト(FRANCESCO SMALTO)」は、仏・パリ発のスーツブランド。テーラリングといえば英国を思い浮かべますが、そのカッテング技術と縫製を融合したものが同ブランドが打ち出すフランスのテーラリングだそうです。動画では、爽やかな男性と少し強面な男性ダンサーを起用して、宮殿のような場所で撮影。音楽に合わせながらステップを踏み、両モデルがお互いの体を引き寄せ絡め合うシーンは、「ドラマの感動的な1シーンかな?」と思いました(笑)。コレクションに使用した生地は背景に使ったほか、アップで映し出すシーンも。生地に自信を持っているんだなと感じました。パリの象徴、エッフェル塔で締めるのは如何にも。リアルな街並みを映すなど、もう1アクセント欲しかったのが正直なところです。自粛期間が続いた中で、消費者の興味マインドがリラックスアイテムに向かいつつあると言われる中、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」まで破綻する中、スーツスタイルはどうなるのだろうとも思います。って、そろそろ「ダブレット」始まりますよ〜要さ〜ん(笑)。
村上要「WWD JAPAN.com」編集長(以下、村上):失礼しました!今週ちょっと運動不足で、横浜の自宅から自転車で豊洲まで行って、「アシックス(ASICS)」の低酸素ジムで筋トレして、なんて土曜日を過ごしてたら、乗り遅れました。とはいえ、アーカイブで「ラゾシュミドル」も「フランチェスコ スマルト」も見ましたよ。前者は、耽美なゲイの世界でしたね。でも股間にチョウのビキニを筆頭に、どの水着も若干卑猥(笑)。「スマルト」は、僕が思う、「もっともやっちゃいけないムービー」。軽やかな布の動きを表現したいんだろうけど、素肌の上にジャケットを羽織ったダンサーが踊るだけって、何百回も見てきた映像だしリアルじゃない(笑)。「ダブレット」ファンの大澤さんは、とってもハッピーなムービー、どう思いました?デザイナーの井野さんが、主人公のクロシェ編みのクマさんだったことは、始まって30秒でわかったよね(笑)?
大澤:あ、お疲れ様です。お先に配信をビクビクしながらも楽しんでおりました。要さんに来ていただけて、スーパー心強いです!もちろん、わかりました(笑)。デザイナー自身が動画の主人公として出演しちゃうあたり、さすがでございます。井野さんのコミカルな部分が前面に出た動画で、昭和感も健在でしたね。まさに令和の時代も“喜劇王”ですね(笑)。「ダブレット」ファンの僕は、「あ、やべっ、これ欲しい」「この裏返しのクマちゃんニットと、女性モデルが着ているグリーンのシャツと〜」と、消費者気分でも胸を高鳴らせて楽しんでおりました。
村上:僕のオーダーは、「スターバックス(STARBUCKS)」のベテランバリスタを真似たブラックエプロンと、フィナーレで新婦(⁉︎)、新郎(⁉︎)さんが着ていたチュールのフーディ&タンクトップのセット、あとは井野さんが着ていたクロシェ編みのフーディかな(笑)。ムービーは、こんな時だから余計に“ほっこり”しちゃうストーリーでしたね。誕生日でもないのに、みんなにプレゼントを贈るクマが、最後は友達に助けられるホロリとしちゃうストーリー。今の時代感、みんなが共感できる「繋がり」を、ユーモラスなコレクションで表現していたね。「マクドナルド(McDONALD‘S)のフライドポテト風の軍足とか(笑)。「ダブレット」って、ファッション界のTikTokみたい、って思った。大事なことを、小難しく語るんじゃなくて、クスリと笑わせながら教えてくれるカンジ。
大澤:井野さんが着ていたクロシェ編みのフーディとは、さすが要さんですね(笑)。先日、この動画の裏側を取材させていただきましたが、井野さんは「要さんはこれオーダーしてくれるかな〜」と言っていましたよ!僕はこの自粛期間でみなさんがお世話になったであろう、「ウーバーイーツ(UVER EATS)」の配達員さんが持っているバッグをオマージュしたショルダーバッグに一番ウケました。「マクドナルド」は、その「ウーバーイーツ」の代表格ですね。ある意味、最近のトレンドを取り入れています(笑)。ファッション界のTikTok、まさにですね。激しく共感します(笑)。
村上:お次の「ジュン. J(JUNN. J)」は、ちょっと意外なムービーでした。ショーはいつも、爆音クラスの重低音が響くBGMで、モデルは高速ウオーキング。でもムービーは、ゆったりしたペースで、音楽も優しかった。正直コレクションは、いつもどおりボリュームいっぱいのミリタリーやフォーマルで変わらないけれど、「モード全開」としか思えなかったイメージがちょっと変わったかも。「あ、日常に馴染むし、優しいカンジにも着られるかも」ってカンジかな?韓国の風景も良かったね。アイデンティティーをちゃんと伝えようって努力している。
大澤:音楽めちゃくちゃ優しかったですね。正直少し眠くなりました(笑)。僕は動画自体をモノクロで表現しているあたりも、モードを意識しての事なのかなと思いました。リアルな田舎感も詰まっていたほか、商店街で撮影するなど畏まっていない感じが個人的にも良きでした。街中でモデルがウオーキングして撮影するという、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”を表現した動画で、日常感とリアルな着やすさが出ていて良かったなと思いました。カラーが一瞬しか見えないな〜とは思いましたが(笑)。
村上:さて、お次は韓国じゃなくて中国の「リーニン(LI-NING)」。冒頭は90年代、世界で活躍した体操選手のムービーで始まり、「表彰台からランウエイに」というフレーズとともに、2021年春夏コレクションがスタート。「スポーツの次は、ファッションだ!」と気合マンマンです。でも肝心の洋服は、ちょっと食傷気味なラグジュアリー ・ストリートから、未だ脱却できてないかな?一部のモチーフを除くと、案外まだ欧米の価値観で勝負している印象です。そこが、「ザンダー ゾウ(XANDER ZHOU)」には、まだ及ばない。
大澤:冒頭のムービーの体操選手って、創業者の李寧本人ですよね?良くも悪くもスポーツブランドが作る洋服だな、と思ったのが正直なところです。リラックスシルエットやロゴを全面に使ったアイテムなどは、少し時代に乗り遅れている感じが否めませんでした。スポーツブランドとしては歴史がありますが、ファッションの分野ではまだまだかな。
村上:韓国、中国と来たら、やっぱり日本です!「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」で今シーズン初めて、ちゃんとしたランウエイショーを見ました(笑)。でも冒頭のパペットによるファッション・ウイークの雰囲気の再現が可愛かった。プレスはプレス専用の入り口に並んで、リストと照らし合わせて入場とか、ちゃんと実際通りだったし。ランウエイショーはちょっと長いかなぁ〜、とも思うけれど、「ミハラ」好きだし、シンプルな映像だから結構長く見られたね。いつもどおり、三原さんが自由奔放にいろんな洋服を切ったり、貼ったり、割いたりだけど、テーマの「More or Less」通り、てんこ盛りにするか引き算するかの抑揚があってよかった。バンダナ柄の厚底スニーカーは売れそう!そしてちょっと物悲しいフィナーレも印象的でした。「あんなに熱狂してたランウエイショーって、もしかしたら内輪で勝手に盛り上がっていただけなの?」っていうメッセージなのか、それとも、単純にランウエイショーを懐かしんでいるのか?来週ライブ配信番組で、ゲスト出演してくれる三原さんに聞いてみよう(笑)。映像のクレジットロールに、ショップスタッフまで入っていたのは、ちょっと嬉しかった。
大澤:確かにちゃんとしたランウエイショーは初めてですね(笑)。パペットの物語とショーのメリハリがきちんとあって、尺的には長かったけれど、楽しく見れました!リアルなショー会場の流れ、実際のショーでのSNS投稿を忠実に、それをパペットで表現しているのが若者の心もくすぐってくるなあと。僕は批判覚悟で言いますが、このサステナブルを強く打ち出している時代に敢えて、生地を貼ったり切ったり、それをドッキングしているのを見て、ファッションバカとしては、やっぱりこれが“ファッション”だよ!と思いました。それを三原さんが体現してくれた!と勝手に盛り上がっていました(笑)。最後のフィナーレでは、いつものように三原さんが登場して元気づけてくれるのかと思っていたら、すごく物悲しいフィナーレで見ているこっちも寂しい気持ちになりました(音楽も含めて)……(涙)。ショーへの思い入れが強いからこそなのか?やはり観客がいないと寂しいよ〜なのか?是非とも7月17日のライブ配信「着点(きてん)」で本人に聞いてみたいものです。
村上:是非聞いてみましょう。ついでに、フーディにプリーツスカートがドッキングしたワンピースと、バンダナ柄のスニーカーをオーダーします(笑)。
村上:お次の「ダヴィ パリ(DAVI PARIS)」、知らないブランドだったし、映像はめっちゃフレンチで僕は共感しづらいけど、コレクションは好きですよ。暗礁に乗り上げちゃったかもしれない「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMESTER)」が、明るく、今っぽくなったカンジ(笑)。繊細な花のモチーフづかいが、ナイーブな男子像を盛り上げます。映像は、フランス映画の1シーンみたいだったね。「空、、、海、、、愛」みたいな。だいたい僕は、「で⁉︎何⁉︎」ってなっちゃって、スカッとするハリウッド映画とか見ちゃう浅はかなタイプです(笑)。
大澤:想像して膨らませないタイプなんですね。僕は逆に想像してしまう方なんですけれど、この短い動画だと想像も難しいです(笑)。花柄のプリントは繊細で美しかったんですけれど、知らないブランドゆえにインパクトが薄いと記憶に残りづらいですね。クリエイションにしろ動画にしろ、何か目を引くものが欲しかった印象です。
村上:さぁ、そろそろ「マジでこのまま、リアルタイムにこだわらなきゃダメ?」って時間になってきました。現在23時。「サルバム(SULVAM)」を見たら、「あとは、明日でいいよ〜」なんて言っちゃいそうですが、頑張りましょう。アトリエの目の前という、首都高の下で撮影してるけれど、これは初台あたりですか(笑)?大きくカーブする首都高と直線的なビル、案外多い緑とアスファルト、通過する色とりどりの車。「藤田さんは、こんな風景を見て、本能の赴くままにクリエイションしてるんだぁ」って実感できるムービーでした。色も、素材も、強さも、全部バラバラなコレクション。でも、それが今っぽいと思う。本人の拙い英語も好印象でした。でも、肩の力がどんどん抜けて、気難しさがほとんどなくなってる。半身だけ布がバクハツしてるジャケットルックさえ自然に見えた。個人的には、ピンクのニットベストの色合いと編み目がスキ。
大澤:僕は、近所のコンビニでエナジードリンクを購入してチャージしてきました(笑)。眠気対策です。語り手の藤田さんの慣れていない英語に、僕は正直、親近感が湧きました(笑)。道路の脇で撮影していますが、車を運転している人たちは「何やってるのこの人たち⁉︎」「何で寝転がっているの?」と不自然に思ったでしょうね。想像すると、思わずクスッと笑ってしまいます(笑)。総柄のセットアップや、フォーマルなスーツスタイル、夏っぽい柄の開襟シャツなど、日常着として着やすそうなアイテムが多い印象を受けました。個人的にはシースルーのシャツと、要さんと被りますがピンクのニットベストがタイプでした。要さんとは恐縮ながら、ワードローブが何点か被っているんですよね(笑)。「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」とアディダス(ADIDAS)の“オズウィーゴ(OZWEEGO)”や、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の“TOKIスエット”とか。
村上:大変w。それ、カブると恥ずかしいヤツだから、俺が着てきた次の日に大澤さんは着てきてください(笑)。
大澤:そうですよね、気をつけます(笑)。
村上:「カサブランカ(CASABLANCA)」もいいわぁ。ブランド力、メキメキ上がってるね。トロピカルとテーラード、レトロとコンテンポラリー、エレガントとグルービー、フォーマルとストリート、いつも通りテニスのユニフォームをインスピレーション源にしたスタイルは、着る人次第でいかようにも変化しそう。正直、日本人には難しいアイテム多いけど、プリントシャツは、ティアドロップのサングラスをかけるだけで、「カサブランカ」にしか作り出せない世界に誘ってくれるね。「雨の後の虹」というテーマで、ピュアホワイトのテニススタイルに虹色を加えていくのもスキ。みんな頑張ってロックダウンを乗り越えたから、せめて気持ちくらいは虹色で、グルービーに生きたいよね!そんなメッセージを感じました。
大澤:「カサブランカ」いいですね!昨年、店頭で初めて見て、生地感、デザイン共に良いし、何よりこんなにリアルにプリントって表現できるの?って密かに注目していました。自粛期間が続いて、みんながナイーブになっている中、このバカンス感はたまらんですわあ。気分上がります。あとパール使いも美しいなあと感じました、ネックレスにブレスレット、イヤリング。大振りなパールもいやらしい印象がなく素敵でした。車好きな僕としては、往年の「ポルシェ」のレッドカラーを使っているあたりもセンスあるな〜と服だけでなく車にも見入ってしまいました(笑)。確かに日本人には難しそうな印象を受けますね、アイテム単体だったらいけるのかな?まだまだ国内の取り扱いは少ないけれど、個人的にさらに応援したくなりました。そういえば先日のライブ配信「着点(きてん)」で大塚さんが今後注目のブランド!と挙げていましたね。先輩さすがでございます(笑)。
村上:と、テンションが盛り上がったところで、おそらく本日一番の問題作が来たよ(苦笑)。「アルド マリア カミッロ(ALDO MARIA CAMILLO)」。3分のムービーで、出てきたのは1ルック。真っ黒のセットアップ。でも、一回もピントが合わない(泣)。全然わかんない(怒)。世界観がステキならそれでもいいけど、お風呂場にハエがいる部屋で、寝転がるオトコ。。。退廃的にも程がある。新型コロナで1年苦しんだあとの21年春夏、この世界にどっぷり染まりたい人って、ほとんどいないんじゃないかしら?
大澤:これは問題作(笑)。何を伝えたいのかさっぱりですね。暗いし、服見えないし、何が何だか……。現在24時。むしろこの時間に合わせたホラー映画かな?と思いました。ギャー!!とお化けが出てきそうです。いや、出てきた方が印象に残ったかも?動物の鳴き声も不気味で怖い印象を受けました。自然と男とハエに1ルック。。言葉にも詰まります(泣)。尺が短いのが、せめてもの救いでした。
村上:パリはまだ夕方5時だからね(笑)。
村上:「イザベル マラン オム(ISABEL MARANT HOMME)」は、もっと短い1分50秒。会場は、パリ郊外の縦に長〜いビルで、めちゃくちゃ階段があるところ。クネクネ曲がるけど長いランウエイが作れるから、最近はショー会場としても人気です。メンズを立ち上げて間もないブランドにとって、2分弱のムービーは、“知ってもらうきっかけ”としてちょうどいいかもね。得意のエスニックモチーフやボヘミアンは、メンズでも現在。そこにナイロンブルゾンやロゴニットなど、メンズはストリートのムードも色濃いかな?
大澤:とても見やすい印象を受けました。やっぱり尺って大事なのかな?ウィメンズのいいとこ取りをして、良い意味で尖ってない印象を受けました。みんな着れそう。着やすそう。取り入れやすそう。柄物のバケットハットや、ロゴニット、アウトドア色の強いブルゾンなど、最近の消費マインドをくみ取っているのは、さすがベテランブランドだなと感じました。ですがコレクション取材が浅い僕からしたら、アップテンポ過ぎて服のディテールを追うのに精一杯。思わず、一時停止を何回も押してルックをチェックしてしまいました(笑)。
村上:さぁ、オジさんはそろそろ仮眠しようかな(笑)。なぜか今から1時間ちょっと空くんだよね。午前2時の「ゲーエムベーハー(GMBH)」、2時半の「アンドレア クルーズ(ANDREA CREWS)」は、若手記者の登竜門ってコトで(笑)。3時半の「バルマン オム(BALMAIN HOMME)」まで寝ます。オヤスミ〜。
大澤:わかりました!オヤスミナサイマセ。ここからは若手の僕が頑張りたいと思います!では「ゲーエムベーハー」いってみましょう。冒頭の3分強は語りだけで、画面上はショー待ちの映像。画質がかなり粗い(笑)。敢えてとは分かっていてもこれは先行きが不安です。日本は現在、午前2時。「その声が眠くなるんです、、コレクション発表はまだでしょうか(泣)?」と思っていたら、やっと始まりました。でも案の定、画質が粗すぎ、ディテールが全くもってわかりません……。勘弁してください。スタートはホワイト、ブラック、グレーのスーツスタイルが3ルック。その後はボーダーや色物のTシャツに短パンというカジュアルな装いでまた3ルック。正直、オリジナリティー感もないし、何が良いのか分からない。そしてまた3分強の語りです(笑)。3ルックを提案→3分強の語り。これの繰り返し。いやルックを一気に流すか、語りの一辺倒にするか、どちらかにしてください(怒)。終わってみれば計20分の動画。ルックは計13体。3分で終われる動画なのに、無理矢理引き伸ばした感が満載。見ているこっちは退屈でした。
大澤:と、要さんに愚痴りたいところでしたが、オヤスミチュウでした。一人で完結しておきます(笑)。続いては「アンドレア クルーズ」。「イザベル マラン オム」の時に、今日一番短いかも。と言っていたらめちゃくちゃ短いのが来ました。53秒。逆にどんなものが見られるんだろうと心を踊らせて再生ボタンを開くと、あらこれまた酷い(泣)。ストリート感満載でユニークなデザインを売りにしているブランドなのに、出てくるのはメッセージが書かれたTシャツのみ。“WE ARE OUR CHOICES(人生は選択の積み重ね)”、“BRIGHTER THE LIGHT,DARKER THE SHADOW(光が当たると、影はますます暗くなる)”、“INTERNAL PEACE(内なる平和)”など全8メッセージを紹介。新型コロナウイルスの影響で、世界が暗い状況にある今を明るくするために!というメッセージ性は伝わるけど、うん、伝わったよ。という感じ(笑)。21年春夏コレクションは、謎に包まれたままです。
大澤:さあ、本日のラストを飾る「バルマン オム」行ってみたいと思います!さすがビッグメゾンというだけあって、冒頭からアーカイブ映像を用いて動画自体が格好良い。仏の若手アーティスト、イセルト(YSEULT)を起用したフェリーでの演出は見事でした。イセルトが歌う自身の曲、Corpsとの相性も抜群で、3分という尺も◎。ただ、正直どれが新作なのかさっぱりでした……。いつもの「バルマン オム」ですけど、要さんどうなんでしょうか(笑)?動画中盤からはデザイナーのオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)が登場し、エンディングではソーシャルディスタンスを気にせず、イセルトと手を繫いで歩く姿を見て、なんだかほっこりしました。これが本来の姿なのかなと、過去の感動的なショーを思い出したラストコレクションでした(泣)。これにてパリコレ3日目終了です!お疲れ様でした〜!まだまだパリコレ続きますが、元気に楽しく頑張っていきたいと思います。
村上:起きました。おはよう(笑)。「バルマン」は、新作じゃなくて、これまでのアーカイブだったね。メゾン75周年を振り返る、と言いつつ、ほとんど今のクリエイティブ・ディレクターのオリヴィエ・ルスタンが主役だったね。彼は、人前に出ることに物怖じせず、むしろスキなんだろうね。TikTokもやってるし(笑)。最後のカメラ目線がバッチリで、「あ、ルスタンは元気だな」って確認できました。お疲れ様でした〜!
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「オーラリー(AURALEE)」が2021年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。
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ネクストイノベーションはこのほど、ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」をリブランディングし、ロゴデザインとブランドカラー、サービスサイトをリニューアルした。
「スマルナ」は、生理や避妊に関する悩みを持つ人々と医療専門家をつなげるプラットフォームとして2018年6月に誕生し、オンライン診療でのピルの処方や、助産師や薬剤師による相談サービスなどを提供する。スタートして以来、累計20万ダウンロードを達成した。
2周年を迎えた「スマルナ」は新たに“ココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選べる世の中を作る”をミッションに掲げ、ピルや体に関する正しい知識のアクセスポイントを創出していく。リニューアルしたブランドデザインでは、一日の始まりから終わりまでの様子を、朝日から夕焼けまでをイメージしたグラデーションカラーで表現した。ロゴの“S”の字は、生理による心と体の変化とうまく付き合っていく穏やかな波を表現した。
新たな取り組みとして4月1日には、初のオフラインの相談拠点となる「スマルナ医科歯科レディースクリニックOSAKA」(大阪府大阪市福島区海老江1−5−52 イオンスタイル海老江2階)をプロデュースした。同クリニックでは“ユースクリニック”と呼ばれるスウェーデンの若者向け医療機関を参考に、10〜20代の若者たちが婦人科の治療に加えて生理や避妊などライフスタイルに関する悩みを無料で相談できる。
またアプリ内では新たにコミュニティー機能を追加した。同機能を通して、一人で悩まずに共感や安心が生まれる場所の提供を目指す。
広報担当者は「今後は企業との連携やアスリートの支援などを通して、人々が心身ともに健康で自分らしい人生を送れる社会をつくっていけるような取り組みを行なっていく」とコメントした。
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ネクストイノベーションはこのほど、ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」をリブランディングし、ロゴデザインとブランドカラー、サービスサイトをリニューアルした。
「スマルナ」は、生理や避妊に関する悩みを持つ人々と医療専門家をつなげるプラットフォームとして2018年6月に誕生し、オンライン診療でのピルの処方や、助産師や薬剤師による相談サービスなどを提供する。スタートして以来、累計20万ダウンロードを達成した。
2周年を迎えた「スマルナ」は新たに“ココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選べる世の中を作る”をミッションに掲げ、ピルや体に関する正しい知識のアクセスポイントを創出していく。リニューアルしたブランドデザインでは、一日の始まりから終わりまでの様子を、朝日から夕焼けまでをイメージしたグラデーションカラーで表現した。ロゴの“S”の字は、生理による心と体の変化とうまく付き合っていく穏やかな波を表現した。
新たな取り組みとして4月1日には、初のオフラインの相談拠点となる「スマルナ医科歯科レディースクリニックOSAKA」(大阪府大阪市福島区海老江1−5−52 イオンスタイル海老江2階)をプロデュースした。同クリニックでは“ユースクリニック”と呼ばれるスウェーデンの若者向け医療機関を参考に、10〜20代の若者たちが婦人科の治療に加えて生理や避妊などライフスタイルに関する悩みを無料で相談できる。
またアプリ内では新たにコミュニティー機能を追加した。同機能を通して、一人で悩まずに共感や安心が生まれる場所の提供を目指す。
広報担当者は「今後は企業との連携やアスリートの支援などを通して、人々が心身ともに健康で自分らしい人生を送れる社会をつくっていけるような取り組みを行なっていく」とコメントした。
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「ロクシタン(L'OCCITANE)」は8月19日、人気のヘアケアシリーズ「ファイブハーブス」から、髪のうねりや広がりのケアに加え熱ダメージも抑える「ファイブハーブス リペアリングヘア ミルクセラム」(100mL、3900円)を発売する。髪のダメージを補修しながら熱や日差しから髪を守り、さらに滑らかな指通りと3つの効果を1本でかなえるミルク状のアウトバストセラムだ。
同セラムには「ファイブハーブス」の「リペアリング」シリーズ共通のラベンダー、アンジェリカ、イランイラン、スウィートオレンジ、ゼラニウムの5つのハーブと、ブラックオーツエキス、ソイプロテクト、サンフラワーオイルを組み合わせた「リペアリングリッチコンプレックス」を配合し、髪と地肌をケア。加えてひまわり種子ロウとホホバエステルを配合し、この2つが髪に天然の脂質膜と似た保護膜を形成する。これにより髪に潤いを閉じ込め、広がりやうねりを抑えるとともにドライヤーやアイロンの熱や日差しのダメージから守る。「ファイブハーブス」シリーズはアロマティックな香りも支持される理由の一つとなっており、今回のセラムもハーブの安らぐ香りとなっている。
中川理絵マーケティング本部PR&メディアアシスタントマネージャーは「調査をしたところ、日本人女性の髪悩みでトップを占めるのはクセやパサつきということが分かった。そこで湿度75%でもクセやうねりを抑える処方の開発に成功。230度までの高温から髪を守り、アイロンなどのスタイリングツールや日差しによるダメージも最小限におさえる。滑らかな指通りもかなえ、忙しい朝のスタイリングにぴったりな一品だ」と勧める。ジメジメする梅雨時だけでなく、日差しが強いこれからの季節に一役買いそうだ。
なお処方は98%自然由来成分からなり、さらにシリコンフリー。仏コルシカ島のイモーテルフラワーのスキンケアやシアバターのハンド・ボディークリームで知られる「ロクシタン」だが、「今後はほかの製品でも自然由来成分を多く含む、クリーンフォーミュラに注力する」という。
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「ナンバー(NO.)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「M・A・C」は7月29日、韓国発メッセージアプリのカカオトーク(KAKAO TALK)のキャラクター「カカオフレンズ(KAKAO FRIENDS)」とコラボレーションしたリップを発売する。オンラインショップは7月17日から、心斎橋店は22日から先行販売する。
コラボレーションしたのはマットタイプのリップスティック3色と艶タイプのリップ1色だ。マットタイプはコーラルレッドの「レディ デンジャー」、ピンクモーヴの「ラッキー イン ラブ」、ダスキーローズの「トゥ ラック!」、艶タイプはピンクグレープフルーツカラーで日本で最も人気の「シー シアー」が登場。それぞれイエローのパッケージに「カカオフレンズ」のさまざまなキャラクターが登場し、価格は各3300円。
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「ベルルッティ(BERLUTI)」が2021年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。
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※この記事は2020年6月11日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
「#BLM(#BlackLivesMatter)」運動が盛り上がっています。先週以降、弊社もウェブ記事と、その記事の存在を告げるSNSの運用を皮切りに、「私たちが、すべきことは何か?」「私たちに、何ができるか?」「私たちは、何がしたいのか?」を考えながら、いつも以上の注意を払いつつ記事のアップ、SNSの運用、ひいてはメッセージの発信を心がけているつもりですが、考えが合わなかったり、お気に召さない方がいらっしゃったりするかもしれません。
本件について最初にアップしたのは、下のリンクの2本目の記事でした。記事に対するリアクションはSNSを中心に、批判的なコメントも少なくありませんでした。米「WWD」の翻訳記事ですが、担当者は和訳だけでは不十分と感じ、「なお現地メディアによれば、こうした略奪行為を行っているのは必ずしもデモの参加者ではなく、混乱に乗じた関係のない武装市民であることも多いという」の一文をプラスしています。しかし、「白人警官による黒人男性殺害に対する抗議が激化 『グッチ(GUCCI)』などが破壊行為や略奪の被害に」というタイトルが誤解のきっかけ、でした。「デモ隊が、破壊行為をしたと言いたいの?」というご意見を頂戴したのです。担当者が追記した通り、全文を読めば、そう言いたいわけではないと理解していただけるハズです。でも今は、スマホの画面を高速スクロールして情報を消費し続ける時代。その意味で配慮が完璧だったとは言い切れません。
批判に真っ先にさらされる、弊社のSNSチームは、揺れ動きました。程なく、「#BLM」に賛同する黒一色の画像をインスタグラムに投稿したい、との相談がありました。私は、「あなたが『やるべき』と考えているなら賛成、『やらないと、叩かれる』と恐れているのなら反対」と返信。返事は「両方です」でしたが(正直ですw)、よくよく聞くと「やるべき」が圧倒的比重を占めているように感じられたので賛成しました。
正解は、わかりません。私の背中を押したのは常日頃「インスタグラムのアカウントも1つのメディア。雑誌やウェブサイト同様に人格があるから、フォロワーは惹かれる」と教えてくれる、インスタグラム・マーケティングの会社リデルの福田CEOの言葉でした。福田CEOがおっしゃる通り、もはやインスタグラムは、ウェブサイトや週刊紙と同等のメディアです。だとしたら、SNS担当者は、1つのメディアの“編集長”。“編集長”が「やりたい」と願うなら、やるべきだろうと思ったのです。私は今、同じく1つのメディアを預かる身として、「やりたい」ことをやれる環境に感謝していますから。無論、私は最終的に「バランス」を意識すべき立場ですが、現段階においては各々の裁量に委ね、ただ言葉の使い方を誤って各々の言いたいことが誤解されないように気をつけることに徹しても良いのかな?と思っています。
このスタンスは、ニュースサイト「WWDJAPAN.com」の捉え方においても同様です。よくスタッフからは、「『WWDJAPAN.com』らしさとは、何ですか?」的な質問を受けるのですが、私は、社外では明言しますが、社内ではそれを避けています(笑)。理由は、私の答えは、ある種の「力」を有してしまうから。私が答えると、それ以外の解釈が出てこなくなる可能性がある。そう危惧しています。流石にベクトルが180度違うのは困りますが、60度くらいの違いなら許容できるし、むしろ盛り込みたい。だからサイトの捉え方さえ、各々に委ねているのです。私がすべきは、多様な記事のそれぞれに責任を持つことでしょう。たとえそれが、私とは違うサイトの捉え方のもとに誕生したとしても、です。
言わない、なんて卑怯でしょうか?そうかもしれません。私らしくないのかも?とも思います。でも、私が「言わない」ことで、誰かが「言いやすくなる」のなら、それもまた正解なのでは?と考えています。それが、声を見過ごすことをやめることにつながると信じています。
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