「エレンディーク(ELENDEEK)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「エレンディーク(ELENDEEK)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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ラフォーレ原宿は7月28日~8月3日、女性の生活をファッションの力でより豊かにすることをテーマに、フェムテック・ランジェリーブランドを集めたポップアップショップをオープンする。日本初のフェムテック専門店のムーンド バイ LPC(MOOND BY LPC)やサニタリーランジェリーに特化した「ケープラスワンパーセント(K+1%)」、ランジェリーコンセプトショップのイルフェリーノ(il Felino.)の3店舗を展開する。
ムーンド バイ LPCは日本初のフェムテック専門店として注目を集めており、ナプキン不要の吸水ショーツ「ムーンパンツ」や月経カップ「フルムーンガール」などの最新サニタリーを展開する。ポップアップショップでは、雑誌「りぼん」とのコラボレーションパッケージの「ムーンパンツ」も限定発売する。そのほか、韓国発のジェンダーニュートラルなアンダーウエアブランド「inA」やビンテージショップ「bluesis」のアパレルなどセレクトアイテムも多数取りそろえる。
「ケープラスワンパーセント」は、“アメの日も ハレの日も あなたの Kirei と Kawaii に+1%する存在でありたい”をテーマに、憂鬱な生理週間が楽しみになるデザイン性と機能性を兼ね備えたフェムサイコロジーブランドだ。ポップアップショップではブランド初となるサステナブル素材のテディなど新作の先行発売を行う。
「イルフェリーノ」はオリジナルブランド「an.g」をはじめとした、国内外のブランドが一堂にそろうランジェリーコンセプトショップ。各ブランドの新色のほか、オリジナルのチョーカー類もそろえ、またインポートブランドのランジェリーなども豊富にラインアップする。
■日程:7月28日~8月3日
場所:ラフォーレ原宿2F CONTAINER
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
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「ダズリン(DAZZLIN)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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「ケンゾー(KENZO)」は8月28日、クッション型のジェル状フレグランス「フラワー バイ ケンゾー ポピー ブーケ クッション」(14g、5500円)を数量限定で発売する。
「フラワー バイ ケンゾー」シリーズは“本来香りがないポピーの花に「ケンゾー」が香りを与えたら?”をコンセプトに2000年に誕生した。ブランドのルーツである日本のフルーツ、ジャパニーズペア―やブルガリアンローズ、ガーデニアなどが華やかに香る。コンパクトの付属のスポンジに含ませ、首元や手首に塗布して使用する。ジェル状のテクスチャーは、オーデパルファムと同様に香りが持続する。
「ケンゾー」は18年にもクッション型のフレグランスを発売。持ち運びしやすい形状で、いつでもどこでも「フラワー バイ ケンゾー」の香りを楽しんでほしいというコンセプトで開発された。「ユニークな形状が話題を呼び、発売後すぐにリピート発注があった」(同社PR)という人気の商品だ。
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「グッチ(GUCCI)」がエピローグ・コレクションを発表した。
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「チョノ(CHONO)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は7月16日(日本時間17日)、ユニセックスのオートクチュール“アーティザナル コーエド コレクション (ARTISANAL Co-ed Collection)”2020-21年秋冬の全編映像を公開した。“愛のキスをこめて(Sealed With A Loving Kiss)”を意味する「S.W.A.L.K」と題した動画は、52分間に及ぶコレクションができるまでのドキュメンタリーとインスタレーションで構成され、ニック・ナイト(Nick Knight)率いる「ショースタジオ(SHOWstudio)」がディレクションを担当した。
映像ではクリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノ(John Galliano)やメゾンで働くスタッフらのアトリエでの制作風景や、ロックダウン(都市封鎖)中のパリで在宅で作業を行う姿などを公開。装着式の小型カメラGoProやドローンを使って撮影し、テレビ電話会議などのミーティング風景も録画された。現在の先行き不透明な時代に、メゾンのDNAである“匿名性”の対極にある“透明性”をキーワードにしてデザインプロセスを見せたという。
登場人物は、ガリアーノらメゾンのスタッフやモデルをはじめ、映像を担当したニック・ナイトと妻でプロデューサーのシャーロット(Charlotte Knight)、音楽プロデューサーのジェレミー・ヒーリー(Jeremy Healy)、スタイリストのオリヴィエ・リッツォ(Olivier Rizzo)、メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)、ヘアスタイリストのユージーン・ソレイマン(Eugene Souleiman)らが出演している。
コレクションは「Hope, heroism and hedonism(希望、勇敢さ、快楽主義)」がテーマだ。新古典主義の彫刻や装飾、「ブリッツ キッズ(The Blitz Kids)」などの1980年代のニューロマンティックのバンドのスタイルがヒントになっている。シフォンやオーガンジーを使ってドレープを出したドレスや、古着店で購入したジャケットを再構築した、メゾンのサステナビリティを示す “レチクラ(Recicla)”のウエアなどが登場。動画のラスト10分間は世界観を表現したモデルによるインスタレーションに切り替わり、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「ヤング・アメリカン(Young American)」が流れる中サーモグラフィーのような加工や、色彩を反転させた実験的なアプローチの映像で締めくくられた。
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パリ・メンズに続いてスタートしたミラノのデジタル・ファッション・ウイークも最終日を迎えました。ここでは主にメンズを担当している記者が「頑張ってリアルタイムで見てみました」取材を日替わりで担当。「アーカイブでも見られるのにオンラインで見る意味あるの?」という周囲の視線を感じながらも、「コレクションはライブ感!」と信じて完走を目指します。海外コレクション取材歴10年以上の村上要「WWD JAPAN.com」編集長と、入社2年目の大澤錬「WWD JAPAN.com」記者が日常業務と並行しながらリポートします。
大澤錬「WWD JAPAN.com」記者(以下、大澤):ミラノ・メンズ最終日。トップバッターは「イレブンティ(ELEVENTY)」。マルコ・バルダッサーリ(Marco Baldassari)オーナー兼デザイナーが登場し、アイテムについて説明です。アップと引きを使い分け、ディテールを細かく見せてくれました。白のデニムのセットアップやロールアップしたデニムパンツにTシャツ&半袖シャツのスタイルのほか、ブラウンのフォーマルスーツの足元にはローカットのスニーカーでカジュアルです。花柄や赤のボーダーのインナーでアクセントを加えたスタイルが印象的でした。
村上要「WWD JAPAN.com」編集長(以下、村上):「イレブンティ」は良い意味で「通販っぽい」ね。「おうち時間が長くなって、快適な洋服が求められている」って話から始まって、ジャージーのジャケットとドローコードのパンツにスニーカー。「長く着られる洋服を」と言いながら、ウオッシュの少ないインディゴデニムなど説得力抜群。コレでお手頃価格なら、電話しちゃいそう(笑)。イメージじゃなく売るために、商品をちゃんと伝える価値を教えてくれるムービーです。
大澤:ミラノ・コレクション初参加の「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」は、東京の街並みを駆け回るスケーターたちをメーンに3曲の楽曲を使用。冒頭はヒップホップグループのNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」、中盤は、DJ Boringの「WINONA」、終盤はZacariの「Lone Wolf」。スケーターたちは、僕らが日常で見かけるのと同様に、歩道や車道、地下、階段関係なく滑り続けます。建物の敷地で滑っているのを警備員に注意されるシーンは、特にリアルで面白かったです(笑)。アイテムは、同ブランドのアイコンであるバンダナ柄のシャツや、鳥の刺しゅうを背面に施したロングコート、総柄のセットアップなど。
村上:43歳のオジサンにとっては、「『チルドレン オブ ザ ディスコーダンス』って、この世界のブランドなんだ」という驚きがあって面白かった。マスク姿で無表情に歩く人たちとスケボーキッズ、怒る警備員とスケボーキッズ(笑)。この世界をリアルに表現しているし、世界に発表するムービーだからと気負わず、Tシャツにチノパンとかも出しちゃうあたりもスキ。価値観がフラットな世代感をちゃんと表現している。
大澤:「ジエダ(JIEDA)」は、昭和の不良マンガのようなストーリーが個人的に好きでした!不良を演じるモデルたちはセリフこそないけれど、合間に“憂鬱”や“秘密”、“誘拐”とタイトルのようなものが入るので、すんなり理解することができました。ネイビーのベロアの半袖シャツや、ブラウンの“プリーツ”ジャケットとパンツのセットアップ、女性のピクチャーが全面にプリントされた黒の半袖シャツが好みでした。最後は“見てんじゃねえよ、クソ”と吐き捨てて終了。僕の地元では聞き慣れた言葉です(笑)。
村上:世代と地元の違いでしょうか?「ジエダ」、僕は共感できなかった(笑)。ラストも分からん。でも、大澤さん世代が共感するなら、「ジエダ」的には上出来でしょう(笑)。洋服は好きですよ。ちょっと背伸びしたセットアップとか、着慣れないし反骨精神示したいからのボリューム感とかは、日本版テッズスタイル。悪趣味ネクタイもキライじゃない(笑)。
大澤:「フェデリコ チーナ(FEDERICO CINA)」は、16年に誕生した伊発の気鋭ブランド。デザイナーのフェデリコ チーナ(Federico Cina)は、学生時代に「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」で、ブランドコンサルタントとして経験を積み、故郷である伊ロマーニャの伝統を主なインスピレーション源として活動しています。花柄のグリーンのジャケットをまとうおじいさんとレッドのセットアップを着用したおばあさんの社交ダンスにほっこり。最後の手を取り合うシーンでは、新型コロナによるロックダウンで改めて気付かされた「家族の大切さ」というメッセージを受け取りました。
村上:「フェデリコ チーナ」は、典型的なイタリアンブランドの価値観を有しているカンジだね。家族、地元、自然、郷愁みたいな。それを映像美で丁寧に、でも手短に表現したのはステキだけど、洋服が普通じゃないからちょっと興醒め。おじいさんとおばあさんの洋服はステキなのに、主人公のハイカラーシャツの赤いリボンとか、やたらモコモコのケーブルニットとかちょっと大げさ。中盤に登場したロング丈の白シャツとか、もっとシンプルなアイテムだと映像の世界に引き込みやすいのに。
大澤:「ゴール(GALL)」は、少し怖さのある不気味なBGMでスタート。ロケ地に山を選択し、マウンテンパーカやフーデッドコート、ナイロンパンツなど、アウトドア向けのアイテムをブラックやホワイト、ベージュのカラーで提案しました。ロケ地とアイテムがマッチしているので、コンセプトが明確で分かりやすかったです。最後のモデルがこちら側を見つめるシーンには、BGMも含めて少しゾッとしました……。
村上:「ゴール」のようなハイスペックなアウター押しのブランドって、こういう壮大なストーリー好きだね。ミラノでも、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」のプレゼンとかは、アウター数着の展示のために豪華なセットを組んだりするのが当たり前(笑)。タフネスを訴えるには、やっぱり大自然と交わるのが良いんだろうね。不気味感も頻繁に登場するスパイスだよ(笑)。背後に壮大なストーリーがあることをニオわせるのにイイ感じなんだと思う。
大澤:「アンドレア ポンピリオ(ANDREA POMPILIO)」は、“INVOCATION OF MY DIVINE BROTHER”というタイトルのもと、ムービーを4つのチャプターに分けてスタート。米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)氏が白人の警察官に押さえつけられて死亡した事件を再現したり、香港のデモのニュース映像を流したりしました。新作コレクションの発表ではなく、過去の痛ましい事件を振り返るムービーでした。洋服は最後まで出てこず、コレクションとの結びつきはわかりませんでした……。
村上:「アンドレア ポンピリオ」は段々こじれている気がしていたけれど、ムービーで確信に変わってしまいました。昔は、「可愛ければ、理由なんてなくても使っていいでしょ?」って笑いながら、チンパンジーモチーフのシャツとかバッグを作っていたのに。最近は作ったコレクションを無理して着想源と結びつけている印象でした。このムービーも、そんなカンジ。あんまり伝えたいことはないものの、無理やり高尚にしようとしている気がする。もっと素直な方が、イタリアンブランドは生きると思うんだけどな。
大澤:「グッチ(GUCCI)」は、全76ルックを紹介。モデルには、同ブランドに携わる人を起用していて、「こんな役職の人がいるんだ」「デザイナーってこんなにいるの?(笑)」と、新しい発見があるライブ配信でした。クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は、「本当に新しいコトやモノを発信してくれるデザイナーだな」と、改めて感動。またメンズのモデルがネイルしているのを見て、「ジェンダーレスな時代だし、僕もやろうかな(笑)」と、自分自身の新しい挑戦の後押しをしてくれるような存在にも感じます!今後のコレクションの発表方法についても、ミケーレが僕たちにどんな新しいものを見せてくれるのか待ち遠しいです。
村上:「グッチ」は、まるで謎解きでしたね(笑)。2月のウィメンズ・コレクションで始まった物語を締めくくる「エピローグ・コレクション」は、ぜーんぶひっくり返した印象です。まずモデルは、みんなミケーレのアトリエスタッフ。普段は裏方のスタッフを表舞台に引っ張ってきたのは、前回のウィメンズ・コレクション同様だけど、今回はついにモデルでした。ショーの当日、僕には「グッチ」からオーガニック野菜が届いて、「形は不完全だけど、地場の作物です」というメッセージが添えられていました。アトリエのスタッフは、まさにオーガニック野菜のよう。形は不ぞろいでモデルみたいにパーフェクトじゃないけれど、みんな正真正銘。つまり「グッチ」の地場のスタッフ。そんな人たちが、一番「グッチ」を自然に着こなしてくれる、って考えたんじゃないかな?LIVE配信は6時間前に始まったけれど、本編のムービーがスタートする前の方が、洋服を着たモデルたちが頻繁に登場します。本編のムービーは、そんなモデルがショーの前に撮影するスタイリングフォトを一枚ずつ見せるカンジ。そしてショーの後は、なぜかモデルのメイク映像。ファッションショーのバックステージを、時を遡りながら振り返っているような印象です。そして、そんなスタイリングフォトを紹介した場面の背景は、ランウエイらしき道がある宮殿や中庭。ここでも、ランウエイとバックステージが逆転しているようでした。全てが逆転したエピローグ・コレクションの、ミケーレのメッセージはなんだろう?ファッション・システムが肥大化してしまったことに警鐘を鳴らしているミケーレだから、それより前の健全な形に戻ろうというメッセージのようにも思えるし、次の新しい時代のため一度原点に立ち返ってリセットしようという意思のようにも思えるね。コレクションは、ウェブやフローラルモチーフ、“ジャッキー”バッグなど、往年のアーカイブに着想を得たアイテムから、ミケーレらしいスカーフ使いまで、総決算‼︎って感じでした。まさに1つの時代のエンディング。次は、全然違う世界になるのかなぁ?5年前にジェンダーの壁を壊す大革命を起こしたミケーレの、次なる挑戦が楽しみです!
大澤:要さん、ライブ配信番組「着点(きてん)」お疲れ様でした!コレクションの合間に拝見しておりました。三原さん、井野さん面白かったですね〜。井野さんには気づきましたが、まさか三原さんもムービーに出演していたとは(笑)。
村上:一番やる気だったらしいよ。番組前、展示会で聞いた話によると、パペットの演技指導も熱心だったらしい(笑)。
大澤:1910年にテキスタイルメーカーとして創業した「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」は、伊トリヴェロにある本社でコレクションを発表しました。画面越しでも伝わるファブリックの品質の良さ、テーラリング技術の高さ、パンツのタックの入り方は特に圧巻でした!そして本社の屋上でフィナーレを迎え、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)がモデルを迎えて拍手、手を振るシーンには感動。最後はサルトリによるアイテムの解説で幕を閉じました。「いつも見ていたショーも当たり前ではなくなるのかな」と思うと、新しい時代の始まりを痛感すると共に、どこか寂しさも感じます(泣)。
村上:「ゼニア」のテーマは、「NATURE\MAN\MACHINE」。自然豊かな古里トリヴェロで、生地を作る織機に囲まれている同ブランドらしいテーマだね。こんな時代だから自然を賛美するブランドは多いけれど、ブランドにとって欠かせないテクノロジーに同等の価値を置いていることがわかります。今シーズンは、マニアックなカラーリングを脱却して、淡いグレーやベージュ、アイボリーがたくさん。軽やかな素材感が際立ちます。お気に入りはラグランスリーブのジャケット。ついにジャケットがラグランだよ!袖、セットインじゃないんだよ!おうち時間が長い今の時代にピッタリ。おうちで、カーディガン感覚で着られるジャケットの誕生です。
村上:ラストの「ミッソーニ(MISSONI)」は、現在のクリエイティブ・ディレクターのアンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)のコメントを中心に、色や家族愛、ファミリービジネスであることなどのアイデンティティーを、昔の映像と一緒にアピール。今ほど「家族」の重みを感じる時はないから、今後脚光を浴びるブランドになるのかも。でもジャーナリストの解説はいらなかったかな?ミッソーニ一族の言葉だけで、色や家族の価値は十分に伝わった気がする。むしろ、ジャーナリストのマッチポンプ的コメントは、ジャマだったかもしれません。
大澤:「ミッソーニ」は、約1時間という長尺物で、ミッソーニ一族の家族愛がすごく伝わりました!ファミリービジネスの難しさやこれまで積み上げてきたことの重大さ、またラグジュアリーブランドの社内風景を見ることができて、とても良い機会になりました。特に創業者であるロジータ・ミッソーニ(Rosita Missoni)がブランドの歴史を振り返るシーン。彼女の笑顔にはジーンとくるものがありました。「こういう人たちがいてくれたからこそ、僕たち若手が今この業界で働けているんだ」と、改めて実感した21年春夏メンズ・コレクションのラストでした。
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既存のラッパーという概念にとらわれず、あくまで自身のリアルさにこだわるdodo。そのスタイルが共感を呼び、多くのファンから支持を得ている。昨年ユーチューブにアップした「im(アイム)」のMVの再生回数は400万以上。「トーガ(TOGA)」やラッパーのKOHH(コー)を中心とした「ドッグス(Dogs)」とコラボTシャツを発売し、アイテムは即完売。雑誌「Ollie」の表紙にも起用されるなど、最も注目されるアーティストだ。7月17日には2ndアルバム「normal(ノーマル)」をリリース。ヒップホップという枠を超える新境地となった今作について話を聞いた。
WWD:これまで職業訓練校に通いながら音楽活動をしてきて、4月に就職する予定だった。その就職を取りやめてアーティスト活動に専念することを選んだ理由は?
dodo:本当にありがたいことに音楽である程度稼げるようになって、就職して働きながら音楽を続けるよりは専念した方がいいという理由からです。
WWD:音楽だけで生活できるようになって、「ようやく」という思いはある?
dodo:正直、まだまだで、ようやくという気持ちは全然ないです。日本語ラップシーンの人気もいつまで続くか分からない。だから「自分はどう生き残っていくか」を考えると不安もあるし、楽しみでもあります。
WWD:今回のアルバム「normal」はいつごろから制作を始めた?
dodo:もともと3月の終わりに自主イベント「ひんしの会」を開催するつもりで、それに向けて2月にアルバムを出す予定でした。それが新型コロナの影響で8月に延期になり、それで7月にリリースしました。制作に関しては去年の11月くらいからスタートしてたんですが、リリースが延期になったこともあって、途中でさぼってしまって(笑)。締め切り間近の5〜6月で制作したという感じです。ただ、まだコロナが心配なので8月のイベントも開催するか悩んでいます。
WWD:アルバムタイトルの「normal」にはどういったメッセージが込められている?
dodo:僕がラッパーとして活動するきっかけになった「高校生ラップ選手権」で、付けられたキャッチフレーズが“普通すぎるラッパー”だったんです。正直、あの場所では僕の方が異端な感じで全然普通ではなかったんですけど(笑)。その当時の気持ちを持って今もやっているという意味での“ノーマル”だし、それ以上にヒップホップリスナーだけでなく、J-POPリスナーにも聴いてもらいたいという思いも込めています。「im」という曲がヒットしたのも、ヒップホップリスナー以外にも届いたからこそだと思っています。
ヒップホップって評論の対象にされがちで、そこで評価が高ければ人気が出ると思っていました。だから前作はヒップホップのスキルにこだわって制作したんですが、今回はそういった評論の対象から抜け出したくて、多くのファンに求められているものを作ろうと思って制作しました。古くからのファンの人はそこじゃないって思うかもしれませんが。
WWD:dodoさんはよくファンを大切にすると語っている。
dodo:昔は全く意識していなかったんですが、ここ3年くらいはすごく意識するようになりました。やっぱり支えてくれるのはファンなので、その人たちのためにやっていきたいという気持ちは強いです。
WWD:曲作りで意識したことは?
dodo:音楽って何かしら役割を求めて聴くと思うのですが、今回のアルバムは全体的に“癒やし”になればいいなと思って作りました。
WWD:基本的には作詞・作曲、編曲、録音も全て一人で行っている。今回も全て自宅で行った?
dodo:そうですね。実家の自分の部屋で制作しました。いつもはトラックから作って、そこに言葉をのっけていくんですが、歌詞を考えるのが好きじゃないんです。歌詞はリアルさにこだわっていて、基本的には実体験がベースになっています。ただ言葉って責任が伴うし、場合によっては非難されることもある。逆に幸せにできたりもするので、いつも悩みます。だから時間もかかってしまうし、なかなかやる気にならないんです(笑)。
WWD:以前にリリースした「kill more it」 のアンサーソング「kill late it」や「nambu」など決意が感じられる曲もあった。特に「nambu」では「この町を出ていく」というリリックがあったが実際に川崎を出ることを考えている?
dodo:そうですね。実際、本気で移住は考えていて、今は三重県の伊勢市が気になっています。できれば毎日、伊勢神宮にお参りできる場所がいいなと考えています。あそこまで歴史があって神聖な場所だと、何かいいヒントになるんじゃないかなと思っています(笑)。
WWD:前作「importance」から約1年5カ月。振り返ってみてどうだった?
dodo:ヒップホップシーンで会いたかったKOHHさんやOZROSAURUS(オジロザウルス)のMACCHOさんに会えたり、「im」のヒットがあったり、ワンマンイベントを開催したり、やりたかったことは全てできました。コロナの前まではすごく充実していました。
WWD:ユーチューブにアップした「im」のMVは400万回以上再生されるなど、すごくヒットした。
dodo:あのクオリティーのMVなのにありがたいことです(笑)。「im」はTikTokでも話題になって、そこからMVを見てくれる人が増えました。MVはいつも同級生と2人で撮影していて、基本は「GoPro」で一発撮り。ロケ地も限られていて、駐車場か公園かホテルかみたいな感じで(笑)。もともとパソコンのスペックが低かったので、編集できないっていうところからこのスタイルになりました。
WWD:他のアーティストが凝ったMVを作っている中で、このシンプルさがいい意味で個性になっている。昨年のアルバム発売以降は、7月から3〜4週間に1曲という早いペースでリリースして、そのたびにMVも制作していた。
dodo:そのときはまだ就職しようと思っていたので、今後は音楽活動に専念できなくなることを考えて、まずはユーチューブの登録者数を増やさないといけないなと。そのためには動画の本数が必要だったので、曲のリリースとMVをセットにしました。最初は100万回再生超えだったり、すごく調子よかったんですが、やっぱりペースが早すぎて(笑)。途中で視聴回数も減ってしまいましたね。ユーチューブは広告的な位置づけで、映像があるからこそ曲も聴いてもらえると思っています。登録者数は5万1000人ほどで、こまだまだ増やしたい。
WWD:MVといえば、「レッドブル」が企画したRASENではDaichi Yamamotoや釈迦坊主、Tohjiとの競演も話題だった。あのメンバーとは普段から会ったりする?
dodo:RASENで会ったきりですね。皆さんそれぞれキャラが立っていて、奇跡のコラボだったと思います。あのメンバーの中に僕も呼んでもらえてうれしかったです。
WWD:dodoさんはいわゆるラッパーという見た目ではないが、それは何かこだわりがある?
dodo:ラップを始めたころから“ヒップホップとは何か”っていうのをずっと考えていますが、けっこう早い段階からその答えはあって、それは“いかにリアルか”ということ。結局、それを貫き通すには、僕自身もカッコつけずにリアルなありのままの自分でいようと思って、今のスタイルになっています。
WWD:海外のラッパーに影響を受けて音楽を始めたが、服装などは影響を受けなかった?
dodo:洋服には興味がなくて、本当にファッションって全然分からないんです。だからそこには全く憧れなかったんです。少しでもファッションに興味があれば、見た目から入ったかもしれません。
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WWD:そうは言っても、「トーガ」や「ドッグス」とコラボしてTシャツを販売するなど、ファッション業界からの注目度も高まっている。今日は「ラコステ(LACOSTE)」を着ているが?
dodo:Tシャツ、ズボン、靴までオール「ラコステ」です。「ラコステ」は以前、ラッパーのPUNPEE(パンピー)さんが着ていたのを見てカッコいいなと思っていて(笑)。ファッションに関しては今後は自分でもデザインしてみたいです。
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WWD:dodoさんは音楽大学に通っていたが、そこで作曲の基礎を学んだ?
dodo:音楽音響デザインコースで、録音、作品作りなどを勉強していました。「高校生ラップ選手権」に出ていたので、4年間音楽にかけてもいいのかなと思って。大学2年生のときからトラックは作り始めました。大学の相馬先生がJ-POPに詳しくて、その人に楽曲の作り方の基礎を学んだので、今の感じになったんだと思います。そう考えると先生の授業がなかったら今の形にはなっていなかったかもしれません。
WWD:ヒップホップ以外も聴く?
dodo:聴かないですね。でもMVを一緒に作ってくれるカメラマンは、J-POPしか聴かなくて、彼が聴いて「いい」と言ってくれたら一般の人にも受けますね。まさに“市場の耳”を持っていて、毎回MVの撮影をするときに彼の反応を見るのは楽しみです。
WWD:恋愛の曲も多い。あれも実体験がベース?
dodo:そうですね。リアルな気持ちを表現しています。自分で言うのもなんですが、恋愛の曲はうまく作れるなと思いますね(笑)。
WWD:去年は「フジロック」にも出演したが?
dodo:それまで一回もフェスに行ったことがなくて、初めてのフェスだったので緊張しました。他のアーティストを見る余裕も全然なくて、KOHHさんだけ見ました。ライブは深夜3時からで次の日も学校があって、終わってからすぐ帰ったので、めっちゃ疲れました(笑)。
WWD:コロナが落ち着いたらライブもやっていく?
dodo:そうですね。実はライブはそんなに好きじゃないんです(笑)。基本的に作品をリリースした時点で自分の中で一つ終わったという達成感があるんです。でも、ライブでお客さんと交流することで生まれる絆もあるので。責任を持ってやっていかないといけないですね。そのためにも早くコロナは収束してほしいです。
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既存のラッパーという概念にとらわれず、あくまで自身のリアルさにこだわるdodo。そのスタイルが共感を呼び、多くのファンから支持を得ている。昨年ユーチューブにアップした「im(アイム)」のMVの再生回数は400万以上。「トーガ(TOGA)」やラッパーのKOHH(コー)を中心とした「ドッグス(Dogs)」とコラボTシャツを発売し、アイテムは即完売。雑誌「Ollie」の表紙にも起用されるなど、最も注目されるアーティストだ。7月17日には2ndアルバム「normal(ノーマル)」をリリース。ヒップホップという枠を超える新境地となった今作について話を聞いた。
WWD:これまで職業訓練校に通いながら音楽活動をしてきて、4月に就職する予定だった。その就職を取りやめてアーティスト活動に専念することを選んだ理由は?
dodo:本当にありがたいことに音楽である程度稼げるようになって、就職して働きながら音楽を続けるよりは専念した方がいいという理由からです。
WWD:音楽だけで生活できるようになって、「ようやく」という思いはある?
dodo:正直、まだまだで、ようやくという気持ちは全然ないです。日本語ラップシーンの人気もいつまで続くか分からない。だから「自分はどう生き残っていくか」を考えると不安もあるし、楽しみでもあります。
WWD:今回のアルバム「normal」はいつごろから制作を始めた?
dodo:もともと3月の終わりに自主イベント「ひんしの会」を開催するつもりで、それに向けて2月にアルバムを出す予定でした。それが新型コロナの影響で8月に延期になり、それで7月にリリースしました。制作に関しては去年の11月くらいからスタートしてたんですが、リリースが延期になったこともあって、途中でさぼってしまって(笑)。締め切り間近の5〜6月で制作したという感じです。ただ、まだコロナが心配なので8月のイベントも開催するか悩んでいます。
WWD:アルバムタイトルの「normal」にはどういったメッセージが込められている?
dodo:僕がラッパーとして活動するきっかけになった「高校生ラップ選手権」で、付けられたキャッチフレーズが“普通すぎるラッパー”だったんです。正直、あの場所では僕の方が異端な感じで全然普通ではなかったんですけど(笑)。その当時の気持ちを持って今もやっているという意味での“ノーマル”だし、それ以上にヒップホップリスナーだけでなく、J-POPリスナーにも聴いてもらいたいという思いも込めています。「im」という曲がヒットしたのも、ヒップホップリスナー以外にも届いたからこそだと思っています。
ヒップホップって評論の対象にされがちで、そこで評価が高ければ人気が出ると思っていました。だから前作はヒップホップのスキルにこだわって制作したんですが、今回はそういった評論の対象から抜け出したくて、多くのファンに求められているものを作ろうと思って制作しました。古くからのファンの人はそこじゃないって思うかもしれませんが。
WWD:dodoさんはよくファンを大切にすると語っている。
dodo:昔は全く意識していなかったんですが、ここ3年くらいはすごく意識するようになりました。やっぱり支えてくれるのはファンなので、その人たちのためにやっていきたいという気持ちは強いです。
WWD:曲作りで意識したことは?
dodo:音楽って何かしら役割を求めて聴くと思うのですが、今回のアルバムは全体的に“癒やし”になればいいなと思って作りました。
WWD:基本的には作詞・作曲、編曲、録音も全て一人で行っている。今回も全て自宅で行った?
dodo:そうですね。実家の自分の部屋で制作しました。いつもはトラックから作って、そこに言葉をのっけていくんですが、歌詞を考えるのが好きじゃないんです。歌詞はリアルさにこだわっていて、基本的には実体験がベースになっています。ただ言葉って責任が伴うし、場合によっては非難されることもある。逆に幸せにできたりもするので、いつも悩みます。だから時間もかかってしまうし、なかなかやる気にならないんです(笑)。
WWD:以前にリリースした「kill more it」 のアンサーソング「kill late it」や「nambu」など決意が感じられる曲もあった。特に「nambu」では「この町を出ていく」というリリックがあったが実際に川崎を出ることを考えている?
dodo:そうですね。実際、本気で移住は考えていて、今は三重県の伊勢市が気になっています。できれば毎日、伊勢神宮にお参りできる場所がいいなと考えています。あそこまで歴史があって神聖な場所だと、何かいいヒントになるんじゃないかなと思っています(笑)。
WWD:前作「importance」から約1年5カ月。振り返ってみてどうだった?
dodo:ヒップホップシーンで会いたかったKOHHさんやOZROSAURUS(オジロザウルス)のMACCHOさんに会えたり、「im」のヒットがあったり、ワンマンイベントを開催したり、やりたかったことは全てできました。コロナの前まではすごく充実していました。
WWD:ユーチューブにアップした「im」のMVは400万回以上再生されるなど、すごくヒットした。
dodo:あのクオリティーのMVなのにありがたいことです(笑)。「im」はTikTokでも話題になって、そこからMVを見てくれる人が増えました。MVはいつも同級生と2人で撮影していて、基本は「GoPro」で一発撮り。ロケ地も限られていて、駐車場か公園かホテルかみたいな感じで(笑)。もともとパソコンのスペックが低かったので、編集できないっていうところからこのスタイルになりました。
WWD:他のアーティストが凝ったMVを作っている中で、このシンプルさがいい意味で個性になっている。昨年のアルバム発売以降は、7月から3〜4週間に1曲という早いペースでリリースして、そのたびにMVも制作していた。
dodo:そのときはまだ就職しようと思っていたので、今後は音楽活動に専念できなくなることを考えて、まずはユーチューブの登録者数を増やさないといけないなと。そのためには動画の本数が必要だったので、曲のリリースとMVをセットにしました。最初は100万回再生超えだったり、すごく調子よかったんですが、やっぱりペースが早すぎて(笑)。途中で視聴回数も減ってしまいましたね。ユーチューブは広告的な位置づけで、映像があるからこそ曲も聴いてもらえると思っています。登録者数は5万1000人ほどで、こまだまだ増やしたい。
WWD:MVといえば、「レッドブル」が企画したRASENではDaichi Yamamotoや釈迦坊主、Tohjiとの競演も話題だった。あのメンバーとは普段から会ったりする?
dodo:RASENで会ったきりですね。皆さんそれぞれキャラが立っていて、奇跡のコラボだったと思います。あのメンバーの中に僕も呼んでもらえてうれしかったです。
WWD:dodoさんはいわゆるラッパーという見た目ではないが、それは何かこだわりがある?
dodo:ラップを始めたころから“ヒップホップとは何か”っていうのをずっと考えていますが、けっこう早い段階からその答えはあって、それは“いかにリアルか”ということ。結局、それを貫き通すには、僕自身もカッコつけずにリアルなありのままの自分でいようと思って、今のスタイルになっています。
WWD:海外のラッパーに影響を受けて音楽を始めたが、服装などは影響を受けなかった?
dodo:洋服には興味がなくて、本当にファッションって全然分からないんです。だからそこには全く憧れなかったんです。少しでもファッションに興味があれば、見た目から入ったかもしれません。
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WWD:そうは言っても、「トーガ」や「ドッグス」とコラボしてTシャツを販売するなど、ファッション業界からの注目度も高まっている。今日は「ラコステ(LACOSTE)」を着ているが?
dodo:Tシャツ、ズボン、靴までオール「ラコステ」です。「ラコステ」は以前、ラッパーのPUNPEE(パンピー)さんが着ていたのを見てカッコいいなと思っていて(笑)。ファッションに関しては今後は自分でもデザインしてみたいです。
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WWD:dodoさんは音楽大学に通っていたが、そこで作曲の基礎を学んだ?
dodo:音楽音響デザインコースで、録音、作品作りなどを勉強していました。「高校生ラップ選手権」に出ていたので、4年間音楽にかけてもいいのかなと思って。大学2年生のときからトラックは作り始めました。大学の相馬先生がJ-POPに詳しくて、その人に楽曲の作り方の基礎を学んだので、今の感じになったんだと思います。そう考えると先生の授業がなかったら今の形にはなっていなかったかもしれません。
WWD:ヒップホップ以外も聴く?
dodo:聴かないですね。でもMVを一緒に作ってくれるカメラマンは、J-POPしか聴かなくて、彼が聴いて「いい」と言ってくれたら一般の人にも受けますね。まさに“市場の耳”を持っていて、毎回MVの撮影をするときに彼の反応を見るのは楽しみです。
WWD:恋愛の曲も多い。あれも実体験がベース?
dodo:そうですね。リアルな気持ちを表現しています。自分で言うのもなんですが、恋愛の曲はうまく作れるなと思いますね(笑)。
WWD:去年は「フジロック」にも出演したが?
dodo:それまで一回もフェスに行ったことがなくて、初めてのフェスだったので緊張しました。他のアーティストを見る余裕も全然なくて、KOHHさんだけ見ました。ライブは深夜3時からで次の日も学校があって、終わってからすぐ帰ったので、めっちゃ疲れました(笑)。
WWD:コロナが落ち着いたらライブもやっていく?
dodo:そうですね。実はライブはそんなに好きじゃないんです(笑)。基本的に作品をリリースした時点で自分の中で一つ終わったという達成感があるんです。でも、ライブでお客さんと交流することで生まれる絆もあるので。責任を持ってやっていかないといけないですね。そのためにも早くコロナは収束してほしいです。
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「ジャックムス(JACQUEMUS)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「ジュエティ(JOUETIE)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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三陽商会は17日、東京・銀座の自社商業ビル「ギンザ・タイムレス・エイト(GINZA TIMELESS 8)」の譲渡を発表した。譲渡先は非公開。譲渡益は67億円で、引き渡しは9月30日を予定する。ビル内の店舗は8月末で営業を終了する。
ビルは銀座8丁目の中央通り沿いにあり、地下1階〜地上9階の9フロア構成で延床面積は3991平方メートル。ビルは同社の「バーバリー銀座店」が前身で、15年のバーバリー社とのライセンス契約解除後は自社ブランドを集積した旗艦店として運営してきた。19年9月には銀座の訪日客増を背景に「おもてなし」を掲げ、「三陽銀座タワー」から現名称に改称、店舗を10ブランドに増やして全館リニューアルオープンしたばかりだった。
ビル売却の目的は「財務体質の強化」(同社広報)。三陽商会は15年のバーバリーショック以降4期連続の赤字(2020年2月期は28億円の赤字)を計上するなど業績が低迷している。6月には00年代のゴールドウイン再建の立役者である大江伸治氏が新社長に就任し、在庫削減や不採算事業の整理などの構造改革に着手した。同社は「(ビルの売却益で)手元資金を強化するとともに、今後の前向きな投資にも振り向けていきたい」としている。
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「コトリカ(COTORICA.)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
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昨今、SNSやユーチューブなどを中心に話題になっている “量産型メイク” “地雷メイク”をご存知だろうか。インフルエンサーやユーチューバーがこれらのメイクを投稿したことで広まり、藤田ニコルやりゅうちぇるから、研ナオコまで多くの芸能人もユーチューブでメイク動画を投稿したりインスタグラムにアップするなどして注目が集まっている。
まず“量産型メイク”とは男性アイドルのライブ会場などに居そうな同じ傾向のファッションとメイクをしているオタク女性=量産型オタクをイメージしたメイクの総称だ。垂れ目と涙袋を強調したアイメイクに透明感のある白い肌、ピンクのチークやリップでかわいらしく仕上げるのが特徴。一方で“地雷メイク”は、“量産型メイク”と似ているようで対照的な要素を持ち、“病みメイク”“メンヘラメイク”などともいわれている。その特徴は人形のような白さを追求したマットな肌に、赤いアイシャドウを使って泣きはらしたような目元に仕上げるアイメイク、リップは白い肌に映える赤、というのがテンプレートだ。
藤田ニコル
“量産型メイク”や“地雷メイク”の流行はコンテンツ的に楽しんでいる傾向が強く、日本発信のトレンドだが、今、海外からの入ってきたメイクやヘアスタイルトレンドが、リアルで流行しはじめている。日々SNSをパトロールしている記者Aと記者Kが注目トレンドを3つピックアップする。
中国のインフルエンサーなど、まるでサイボーグのように完璧な美しさを持つ中国美女を指す“チャイボーグ”(チャイナとサイボーグを掛け合わせた造語)が注目され、彼女たちをまねた“チャイボーグメイク”がSNSなどを中心に話題となったが、中国のコスメも流行の兆しを見せている。中国コスメが支持されている理由のひとつは、その煌きらびびやかなデザインだろう。コスメブランド「花西子」のアイシャドウパレットやリップスティックには表面に繊細な模様が施され、まるで美術品のようだ。そのほかにも、「人魚之水」などファンタジーなコンセプトが際立つものが多く、韓国コスメなどともまた違った魅力がある。
中国コスメは、まだ日本ではほとんど販売されておらず通販サイトが主だが、ラメ入りのマスカラがSNSで“バズ”を巻き起こした「ズーシー(ZEESEA)」のマスカラが7月18日から全国のプラザ、ミニプラなどで販売される。今後中国コスメの日本上陸に期待が高まる。
海外では最近、“フォックスアイ(fox eye)”メイクアップがはやっている。フォックス(キツネ)のように少しつり上がった目元を特徴とし、ケンダル・ジェンナー(Kylie Jenner)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)などがはやらせたとされている。目尻をアイライナーやアイシャドウで跳ね上げ、目頭にもアイライナーを入れ、さらに眉山をなくして平行山に仕上げることが多い。また、付けまつげも目のラインに沿ってではなくあえて少し角度をつけて施すことにより、より“吊り上がった”目元を演出できる。SNSでは“#foxeye”“#foxmakeup”“#foxeyechallenge”と付けた投稿が相次いでおり、ティックトック(TikTok)では“#foxeye”の投稿が5800万回以上再生され、インスタグラムでは“#foxeyes”の投稿が5.6万件投稿さ。そして多くのブランドやメイクアップアーティストがハウツー動画やコンテンツをアップしており、今最も話題のメイクアップルックと言っても過言ではない。一方で“アジア人のような目元”をまねしているのではという差別を懸念する声も上がっている。
@hayleybuix Bronzy Model Look ???? ##makeuptutorial ##bronzymakeup ##modellook ##cateye ##foxeye ##powerofmakeup ##fyp
@vitoriavaqueiro TUTORIAL FOX EYE ##foxeye ##foxeyetutorial ##makeup ##fyp ##foryou
@serotonin.21 ##fight the ##foxeye ##fox ##foxeyechallenge ##foxeyetrend PLEASE. It’s ##racist and brings back a lot of bullying and is DOWNRIGHT IGNORANT. ##pocunity ##aa
“フォックスアイ”のほかにも最近目にするのは、前髪だけを明るくしているヘアスタイルだ。海外では“フェイスフレーミングハイライト(face framing highlights)”という呼び名ではやっており、多くのセレブが取り入れている。イギリス人歌手のデュア・リパ(Dua Lipa)は昨年あたりから髪の一部だけを明るくしており、今年3月に発売した新アルバム「フューチャー ノスタルジア」のジャケット写真にも“前髪ブリーチ”の姿で登場した。そのほかモデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)や歌手のビヨンセ(Beyonce)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)も前髪だけを少し明るくした写真をSNSに投稿。K-POPグループのBLACKPINKのジェニー(Jennie)も6月26日に発売したシングル「ハウ ユー ライク ザット」のPVで“前髪ブリーチ”姿を披露し、大きな話題を呼んでいる。
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フォトグラファーのイリグチケンタは、セレクトショップのオフショア トーキョー(offshore TOKYO)が運営する原宿のアートギャラリー、オフス ギャラリー(offs gallery)で建築物の写真展を7月18〜26日に開催する。
同展は2部構成となっており、オフス ギャラリーでメインエキシビション「線と構図(LINES / COMPOSITION)」を開催。コーヒースタンドのオフショア コーヒー(offshore coffee)では、「東京ツアー(Tokyo Tour)」と題して同氏が参加するアートスタジオのエントランス ワークス(entrance WORKS)がディレクションしたアートワークを展示する。このアートワークは建築写真の新たな可能性を広げることを目的に“ツアー(Tour)”と“ツーカラー(Two Colors)”を掛け合わせて制作したものとなる。
建築写真に欠くことのできない「空」の撮影を世界中の写真家やアーティストに依頼し、各地の空の映像を空間に映し出すインスタレーションも発表する。
写真展開催についてイリグチケンタは、「新型コロナウィルスの影響で下を向きたくなるような状態が続いているが、アートで皆さまを笑顔にしたいという思いから生まれた写真展」とコメント。同展で展示する作品は全て販売可能で、会期中は会場とオフショア トーキョーのECサイトでTシャツやキーホルダー、ラグマットなども販売する。さらに会場で流す音楽のプレイリストも「アップル ミュージック(Apple Music)」で配信予定だ。
イリグチケンタは1994年福岡県生まれ。2014年年から写真を独学し、15年からパリを中心に活動後、18年4月に拠点を東京に移して各国のファッション・ウイークでストリートスナップやバックステージやバックステージを撮影するほか、建築、キャンペーン、広告、ドキュメンタリーなどの撮影を手掛ける。
■「線と構図(LINES / COMPOSITION)」「東京ツアー(Tokyo Tour)」
会期:7月18〜26日
時間:12:00〜20:00
場所:オフス ギャラリー / オフィショア コーヒー
住所: 東京都渋谷区神宮前3-14-17 1F A/B
入場料:無料
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「エトロ(ETRO)」が2021年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。
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「ジャックムス(JACQUEMUS)」が2021年春夏コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!
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