「アディダス」と「アトモス」のコラボストア「A.T.A.D」がグランドオープン 2階フロアを一新

 「アディダス(ADIDAS)」は、スニーカーショップの「アトモス(ATMOS)」とコラボレーションしたストア「A.T.A.D」をグランドオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前3-22-8で、「アトモス」原宿店の跡地だ。

 地上2階と地下1階の3フロア構成で、グランドオープンにあたり2階フロアを一新。“OTAKU”をテーマに貴重なアーカイブモデルの展示を行い、内装はアクセサリーブランド「パクチートーキョー(89XIIITOKYO)」のディレクターでタフティング・アーティストとして活躍するHITOMI NOMURAが手掛け、壁面に彼女が制作した“トレフォイル”ロゴや定番スニーカーのラグを設置している。

 ストア全体のディレクションは、建築ユニットのSAKUMAESHIMAが担当。“レトロ&ニュー”をテーマに、アーカイブを扱う2階フロアに対して、1階フロアでは最新のコラボモデルや限定モデルを販売し、地下1階はスニーカーカルチャーを発信するイベントスペースとして運用する。外装は「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」を象徴するカラー“オリジナルブルー”とし、内装でも随所に同カラーをアクセントとして配している。

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パリコレ出演の加瀬亮を「ルメール」で目撃し、大遅刻のベテランに喝! 2023年春夏メンズコレ取材24時Vol.5

 2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は「ジバンシィ(GIVENCHY)」のメンズショーから「ルメール(LEMAIRE)」「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」の実力派までがそろったパリメンズ2日目をリポートします。

10:00「ビアンカ サンダース」

 本日は、2017年デビューのロンドン発「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」でスタートです。パリコレでショーを開催するのは今回が2回目。同ブランドは2021年に、フランスの権威あるデザイナー賞として知られる「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のグランプリに輝きました。女性目線での男性の官能性を探求する彼女は今季、ネックラインが直線的なカットのタンクトップや、ねじれのあるシャツとジャケット、上質なシルクや薄手のニット素材で、見せつけるのではなく繊細に香り立つ男性美を表現しました。裾を曲線を描くようにカットしたジャケットや、ビッグサイズのジーンズを織り込むなど、パターンワークも面白かったです。ただ、これらはいつもの手法なので、ひねりの利いた独自のアプローチをさらに期待したいところです。

11:30 「ルメール」

 午前中のパリは空気が少し冷たくて、徐々に日差しが暖かくなっていくのが本当に気持ちいいんです。そんな心地よい時間に見る「ルメール」は格別でした。会場はパリ工芸博物館(Musee des Arts et Metiers)で、格調高い空間に立つモデルたちが自由に談笑しています。カラーリングはオフホワイトやテラコッタ、ジンジャー、ベビーブルーといった繊細なニュアンスのワントーンが多く、素材の柔かさやエレガンスが伝わってきます。服と肌の間にある空間に焦点を当て、シャツは風通しのよいゆったりとしたシルエットで、パンツもハイウエストのイージーフィット。ゆとりあるシルエットによって生じる空間や素材のドレーピングが、エレガンスを際立たせる得意のスタイルでした。パプアニューギニア生まれのアーティスト、ノヴィアディ・アンカサプラ(Noviadi Angkasapura)の作品をあしらった知的な柄使いが、“ミニマル”とは違う奥行きをコレクションにもたらせます。

 会場にはモデルたちに混ざって、ミュージシャンのアナ・ロクサンヌ(Ana Roxanne)もコレクションをまとって生演奏しています。コレクション中の慌ただしい時間には、こういったゆっくりしたプレゼンテーションもいいかもしれません。そんなことを考えていると、人と人との間を早足で進む人が視界に入りました。ああ、時間ないんだな。分かる、アポイントメント詰まってるもんね。と勝手に共感していると、よく見たらその人物とは俳優の加瀬亮さんでした。そしてよく観察していると、早足で行ったり来たりしており、服もモデルと同じコレクションをまとっています。そう、加瀬さんはモデルとして今回のプレゼンテーションに参加しており、自身の世界観に没入していたのでした。

13:00「ヘド メイナー」

 「ヘド メイナー(HED MAYNER)」はチュルゴ高校の校舎を会場にしました。広い会場なのに、椅子を並べて狭いランウエイを作り、ビッグサイズのルックが出てくるというチグハグなスケール感が面白い!秋冬のコレクションは、肉厚のウールで、ふっくらとした毛布を羽織っているようなルックが主役。今季はベッドルームではなく、キッチンに目を向けたようです。イスラエル・テルアビブとパリのフリーマーケットで購入した、刺しゅう入りのリネンを使ったシャツとチュニックで、レイヤードを楽しみます。さらにエプロン風のワークベストや、耳には小さじスプーンのイヤリングを着けていました。これらリネンのルックが誘うのは、自然に囲まれたカントリー調の別荘で朝食を取るすがすがしい朝のような、爽やかなムード。中盤からは、ビッグサイズのワークウエアやテーラードといった定番のピースが登場し、朝食を作る母、日曜大工に励む父、学校へ行く息子と各ルックのキャラクターを想像させました。穏やかで心地よい雰囲気が好印象です。

14:30 「ジバンシィ」

 パリの軍学校エコール・ミリテールでショーを開催したのは、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)=クリエイティブ・ディレクターが率いる「ジバンシィ」です。今回が現体制では初となるメンズ単独のショーということで、会場周辺は有名ラッパーやアーティストたちが集いにぎわっています。ゲートを抜けると、ショー空間の中央には白いブロックが建ち、その周辺に水を浅く張ったセットでした。この大きな水たまりのランウエイで、どのようなコレクションが登場するのか、期待は膨らみます。

 コレクションは、その水たまりを物ともしないシューズが際立ちました。アッパーにメッシュとシンセティックレザーを使った“TK-MX ランナー”は豊富なカラーバリエーションで披露し、ボリューム感が目を引く“TK-360-MID”からは、オールラバーのレインブーツも登場。モデルたちはバシャバシャと水の中を歩いていくので、観客はどうしてもその足もとに視線が向きます。シューズを際立たせたない演出だとしたら、なかなかいいアイデアだと思いました。

 ウエアは、「ジバンシィ」のコードやクラフツマンシップを。ウィリアムズのパーソナリティーを反映させた“コミュニティの装い”として提案することで、新世代に継承します。同氏が得意とするモノトーンのユーティリティーウエアにたくさんのロゴをちりばめ、ローウエストのスキニーなボトムで作る縦長のスタイルがストリートウエアのムードを感じさせます。さらに顔を覆うトップスやアームバンドなど、アクセサリーやディテールはプロテクティブ。まさにマシューを起点とした“コミュニティの装い”といった印象でした。テーラリングは控えめでしたが、コレクション自体はクリーンなストリートウエアだったので、ジュエリー使いも目を引きました。ストリートブームの反動でテーラリングを提案するブランドが多い中、ロゴ使いやスニーカーの打ち出しから、あくまで自身の強さに向き合うんだという意思が感じられました。

16:00 「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」

 ラグジュアリーブランドらしい豪華セットを目の当たりにした後は、「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」先生です。指導者として実績を残しまくっている一方で、自身のブランドでパリメンズに継続して参加しているプレイング・ティーチャー。会場は、1924年に建てられたマドレーヌ劇場(Theatre de la madeleine)で、趣のある空間が素敵です。どんなショーが始まるんだろう。期待して待ち続けること20分、なかなか始まりません。30分を過ぎた辺りで、開演を求める拍手が起きます。それでもまだ始まらない。40分になる頃には、激暑の密室でスタンバイし続けるカメラマンから怒号が上がり始めると、場内が暗転してようやく幕が上がりました。先生、授業なら欠席扱いの遅刻です。コレクションはいつもよりもウエアラブルで、モチーフ使いこそ派手なものの、先生が得意とする浮世離れした装飾やピースは控えめ。リアルなシルエットで、これはこれでアリだと思わせるスタイルでした。黒い布がさーっと上がってモデルが現れる演出や、ステージ上を縦横無尽に入り乱れる勢いは面白かった。ただ、ゲストには次の予定があります。その時間を気にさせるハラハラした状態では、コレクションの良さを純粋に伝えきることはできないと、授業で生徒たちに教えてほしいです。

17:00 「ファセッタズム」

 前のショーで時間と体力と気力を大幅に消費したため、「ファセッタズム(FACETASM)」のプレゼンテーション会場ではデザイナーにちゃんと取材をしたかった。でも、今回はお見かけすることはありませんでした。行ったタイミングも悪かったのか、会場はモデルもパラパラとした状態で、同じタイミングで来たメディアやその他のゲストもどこをどう見ていいのか分からず、コレクションの意図やこだわりについても伝わりきらず、不完全燃焼。東京的リミックスなストリートウエアからは少し脱却したいという意思は感じられましたが、その辺はまたゆっくり話を聞いてみたいと思います。

18:00「ルード」

 「ルード(RHUDE)」がパリでショーを行うのは3回目です。デザイナーのルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)は、ラグジュアリーブランド「バリー(BALLY)」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、次シーズンにデビューコレクションを発表予定。さらに、ルイージと「ザラ(ZARA)」とのコラボレーションによる”RHUコレクション”が5月中旬に発売したばかりと、今ノリにノッてるデザイナーの一人です。

 「ルード」では、スポーツウエアとストリートウエア、そしてラグジュアリーを掛け合わせて、彼が拠点を置くロサンゼルスの若者のスタイルをコンセプトにしています。ライダースジャケットにローライズジーンズ、ダウンベスト、ボクサーショーツ、フーディーにはタキシードを重ね、スーツにはビーサンを合わせて、フォーマルとビーチスタイルの融合を試みました。しかし、要素を盛り込みすぎでややまとまっていません。そして、どこかエディ・スリマン(Hedi Slimane)を彷彿とさせるカットやシルエットでした。実際に触れていないので正確には分かりませんが、生地やパターンの美しさがショーから伝わってくるわけでもなく、コンセプトの一つとして掲げるラグジュアリーの要素が今回は見られませんでした。「バリー」ではどのようなクリエイションを見せてくれるのでしょうか。

19:00「LGN ルイ ガブリエル ヌーチ」

 パリコレで2回目となるショーを開催した「LGN ルイ ガブリエル ヌーチ(LOUIS-GABRIELE NOUCHI)」は、引き出しが少なめ。タンクトップにボクサーショーツ、トランクスパンツにバスローブ風のコートを羽織るのがキースタイルです。ショーには、アメリカ人のプロデューサー兼コメディアンのジョーダン・ファーストマン(Jordan Firstman)が、下着を着用せず、バスローブで股間を隠して登場。なんとコメントすればいいのやら……。白のタキシードをまとった日本人モデルのタクマくんがかわいかったので、それだけでもショーに出席した甲斐はありました。

19:00「ナターシャ ジンコ」

 公式スケジュールに思い切りかぶせてくるオフスケジュールのショーなんてスキップすれば、本当はもっと楽になるはずなんです。でも、チケット申請してもないのに“YOU ARE CONFIRMED!”みたいな勢いのいいメールがやたらとしつこく届く執念に負け、二手に分かれて行ってしまいました。面白いものが見られる可能性がある限り、足を運ぶのがファッション・ウイーク。そしてこの連載なのです。デザイナーはウクライナ出身なので、会場の随所にイエローとブルーの配色が見られました。現在はロンドンをベースにしており、パリメンズの期間中にオフスケジュールでショーを発表しています。コレクションは、以前はY2K風の“カワイイ”スタイルな印象でしたが、かなりセンシュアルに変化していました。とはいえユニークなモチーフやアクセサリーは変わらず、クラフツマンシップとアンダーグラウンドカルチャーを融合させたクリエイションは振り切っていて楽しかった。わざわざ足を運んだ甲斐がありました。

20:00「Y/プロジェクト」

 本日最後は「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のショーを見に、会場となったヴィクトル・デュリュイ高校へ。メンズとウィメンズのコレクションに、デニムを使ってないルックがなかったんじゃないかと思うくらい、とにかくデニムだらけ。グレン・マーティンス(Glenn Martens)がクリエイティブ・ディレクターを務める「ディーゼル(DIESEL)」との共通点が多くいものの、デニムを自由自在に変化させるアイデアと技術が「Y/プロジェクト」でも光っていました。

 そして、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」とのコラボレーションは継続のようで、アイコニックなトロンプルイユ(だまし絵)がスリップドレス、タンクトップ、アウターにプリントされています。昨シーズンのサイケデリックな配色はやや控えめで、今季はモノトーンがメイン。有機的なフォルムのジュエリーやバッグなどの立体装飾がルックをドラマチックに見せます。「ジャンポール・ゴルチエ」との共同制作で手掛けた、クチュールのクリエイションが影響しているのでしょうか。さまざまな経験を糧に、デザイナーとしての可能性を広げているようです。

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はがせるホームジェルネイルにネオンカラーシリーズが追加 ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボルプロデュース

 ジェルネイルブランド「OMD(オーエムデイー)」は7月15日、人気製品のはがせるホームジェルネイル“チャームスティックジェル”から、ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏プロデュースのネオンカラーを発売する。

 “チャームスティックジェル”は「塗って硬化するだけ」という、簡単に誰でも楽しめるホームジェルネイル。1本でベースからトップまで入ったオールインワンかつ、リムーバー不要でシールのように剥がすだけで簡単にオフできるのが特徴だ。

 新たに加わる、富沢ヘアメイクアップアーティストプロデュースのネオンカラーシリーズは、ワンカラーでも存在感のある5色のバリエーション。ネオンオレンジ、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンピンク、ネオンパープルをラインアップし、ポイントとしてはもちろん、シアーな発色のため組み合わせ次第でより個性を感じるアレンジが楽しめる。ミラーネイルやスタッズとの相性も良く、メンズネイルにもおすすめ。価格は税込1320円。

 非日常的なネオンカラーと富沢ヘアメイクアップアーティストの世界観を表現したビジュアルイメージモデルには、国内外で実績を重ねているストリートダンサーのIBUKI氏を起用している。

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はがせるホームジェルネイルにネオンカラーシリーズが追加 ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボルプロデュース

 ジェルネイルブランド「OMD(オーエムデイー)」は7月15日、人気製品のはがせるホームジェルネイル“チャームスティックジェル”から、ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏プロデュースのネオンカラーを発売する。

 “チャームスティックジェル”は「塗って硬化するだけ」という、簡単に誰でも楽しめるホームジェルネイル。1本でベースからトップまで入ったオールインワンかつ、リムーバー不要でシールのように剥がすだけで簡単にオフできるのが特徴だ。

 新たに加わる、富沢ヘアメイクアップアーティストプロデュースのネオンカラーシリーズは、ワンカラーでも存在感のある5色のバリエーション。ネオンオレンジ、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンピンク、ネオンパープルをラインアップし、ポイントとしてはもちろん、シアーな発色のため組み合わせ次第でより個性を感じるアレンジが楽しめる。ミラーネイルやスタッズとの相性も良く、メンズネイルにもおすすめ。価格は税込1320円。

 非日常的なネオンカラーと富沢ヘアメイクアップアーティストの世界観を表現したビジュアルイメージモデルには、国内外で実績を重ねているストリートダンサーのIBUKI氏を起用している。

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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 美容機器&ツール部門1位は「ジョンマスターオーガニック」「リファ」「ウカ」など

 「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフ総合1位は「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の“コンポパドルブラシ”。「刻印サービスを実施していることもあり、大切な人へのギフトとしての需要が高い」とバイヤーは説く。2位と3位は「リファ(REFA)」で“リファビューテック ドライヤープロ”、“リファビューテック フィンガーアイロン”と続いた。「指先感覚で顔回りのニュアンス作りができると好評。新生活やギフトの需要もあった」との声も。新製品の1位は、「リファ」の“リファハートブラシ”。「ギフトニーズが高く、まとめ買いも多い。再発売時は即日完売した」と人気の高さを裏付ける。2位は4アイテムが並び「コバコ(KOBAKO)」の“ツィザー”、「エスト(EST)」の“バイオミメシス ヴェール スターターキット”、「マニキュリスト(MANUCURIST)」の“爪やすり(エメリーボード)12324”、「ヤーマン トウキョウ ジャパン(YA-MAN TOKYO JAPAN)」の“シャインプロ”と混戦を極めた。

 バラエティー・ドラッグストア総合1位は3品。「ひとえ・奥まぶたえ用カーラーとターゲットを絞った訴求が見事。他にはない独自カーブも好評」とバイヤーが証す「アイプチ(EYEPUTTI)」の“ビューティ フィットカーラー”、「サロニア(SALONIA)」の“ストレートヘアアイロン”、「ハイドロシルク(HYDRO SILK)」の“サロンプラス ホルダー本体(刃付き)”が同率首位だった。新製品1位は「ハイドロシルク」の“V.I.Oダブルシェーバー”。「手軽に手入れができ、使い心地も良いと人気に」とバイヤーは話す。2位は「エイトザタラソ(8 THE THALASSO)」の“やみつき 頭皮マッサージブラシ ハード”と、「エレクトロン(ELECTRON)」の“デンキバリブラシ 2.0+ボディ”が同率だった。

 EC総合は、首位に「ウカ(UKA)」の“スカルプブラシ ケンザン”。バイヤーは「美容室のシャンプーのように頭皮をよく洗えるとの声が数多あった。3種類の硬さから選べ、ツボ押しマッサージも可能で多機能な点も好評」とコメントした。2位は「ミーぜ(MYSE)」の“スカルプリフト”、3位は「バルクオム(BULK HOMME)」の “ザ バブルネット”が同率首位という結果になった。新製品は、首位に「ロージーローザ(ROSY ROSA)」の“ポイントメイクアップブラシセット”が輝いた。(価格は全て税込)










PHOTO:HIROKI WATANABE
TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 メンズコスメ部門1位は「シセイドウ メン」や「ギャツビー」「スリー」など

  「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップの総合は、1位から3位まで「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」が席巻し、圧倒的な存在感を見せつけた。1位の“ハイドレーディング ローション”は「老若男女、朝夜のスキンケアに自宅用として購入される」「スキンケアのエントリーアイテムとしても人気」と、男女問わず幅広い年齢層に支持されている。2位の“アルティミューン パワライジング コンセントレート”は、「ブランド人気美容液の“メンズ版“のため人気」と信頼が厚く、「発売後愛用者が増え続け、売り上げもどんどん増加している」。3位の“フェイスクレンザーは「シェービングフォームとして使用できるのもポイント」で、定番品としてリピーター率も高く、ギフト購入が多いのも人気の理由。新製品の1位と2位も「シセイドウ メン」が独占。1位の“トータルR クリーム N”は、「サンプルの反応もよかった。男性のスキンケアも認知が広がって需要が増えた」との声も。2位の“トータルR ライトフリュイド N”と共にエイジングケアアイテムとして人気を集め、セット購入も多かった。3位「ディオール(DIOR)」の“ソヴァージュ シャワー ジェル”は「SNS、UGCの効果」が表れた。

 バラエティー・ドラッグストア総合首位は、「不動の人気No.1商品」との声も上がった「ウーノ(UNO)」の“バイタルクリームパーフェクション”。同率2位となったのが「ニベアメン(NIVEA MEN)」の“アクティブエイジローション”と「バルクオム(BULK HOMME)」の“ザ フェイスウォッシュ”。後者は「男性だけでなく女性の購入者も多いアイテム。木村拓哉さんのCMの反響が大きい」とのコメントも見られた。新製品の1位「ギャツビー(GATSBY)」に続き、2位にランクインした「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」の“UVカットジェル”は「韓国アイドルのような美白に憧れ、男性のUVケア需要が高まっている」といった市場の動きが売り上げを後押しした。

 EC総合は「スリー(THREE)」の“フォー・メン ジェントリング トライアルキット”と「ナイル(NILE)」“濃密泡泥洗顔クリーム リレイフェイスウォッシュ”が同率首位。
3位「クリニーク(CLINIQUE)」の“アンティ パースパイラント デオドラント ロールオン N”は「プロモーションをかけずとも、毎年夏前に爆発的に売れるアイテム」として安定した人気。「オルビス ミスター(ORBIS MR.)」の“ミスター ウォッシュ”も同率3位となった。新製品1位は「ギャツビー」のニキビ予防薬用洗顔“フェイシャルウォッシュ アクネケアホイップ”、2位が「ジバンシイ(GIVENCHY)」の“ジェントルマン オーデパルファム リザーブ プリヴェ”。「ウイスキーを連想させる大人な香りの香水。ボトルデザインもクール」でギフト需要も高い。(価格は全て税込)










PHOTO:HIROKI WATANABE
TEXT:YOSHIE KAWAHARA

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新生「WWDBEAUTY」第一弾の特集は「2022年上半期ベストコスメ」結果発表! 百貨店やECなど市場別の売れ筋を忖度なしに表彰

 「WWDJAPAN」は今月から、毎月第4月曜日に「WWDBEAUTY」を発行し、ビューティ業界のために、ビューティに特化した特集をお届けします。製品情報含め、ビューティ&ヘア業界の動向をリポートしていく予定です。

 新生「WWDBEAUTY」第一弾の特集は、恒例企画として“本当に売れた新製品(ニュープロダクト)と既存品(ヒーロープロダクト)”を表彰する「ベストコスメ」特集です。2022年上半期(1〜4月)は全国の百貨店・セミセルフショップ・バラエティーショップ・ドラッグストア・ECポータルサイトの協力を得て、35店舗において売れた製品を忖度なしで紹介します。また、市場の重要度を考慮し、これまでバラエティー・ドラッグストアと一緒にしていたECを独立させ、新たにECカテゴリーを設けました。

 「WWDJAPAN」が選ぶベストコスメは、小売店の協力を得て“本当に売れた製品”を称えるアワード。つまり、正真正銘のベストコスメです。また、一般的に新製品のみにスポットを当てた“ベストコスメ企画”が多い中、「WWDBEAUTY」ではロングセラーアイテムも正当に評価します。つまり、結果を見れば業界全体の動向と、最新トレンドの両方が読み取れるようになっており、要注目です。

 美容3誌の「ベスコス」の結果を一覧表にまとめたページや、「WWDJAPAN」スタッフの“個人的なベスコス”を紹介するページもあり、これを見れば今期のベスコスを網羅できる内容になっています。

 ブランド誕生25周年を迎えた「RMK」や売り上げ好調の「アディクション」など、注目ブランドの商況を紹介する“マーケットレポート”も掲載。百貨店などの売れ筋トップ5を紹介する“ヒットランキング”や、注目の美容師へのインタビュー企画などもあり、充実の内容で新生「WWDBEAUTY」が始動しました。

「WWDBEAUTY」が付属する「WWDJAPAN」の購入はこちら

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「YSL」シロップリップに夏らしい限定色が登場 ケースをカスタマイズできるサービスも

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は、シロップリップ“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”からみずみずしく鮮やかなチェリーオレンジを限定色として発売中だ。価格は税込4730円。6月24日からは表参道フラッグシップブティックで先行販売し、7月15日からは公式オンラインサイトでも数量限定で取り扱う。

 同シリーズは体温で溶ける設計で、シロップのような濃厚な艶と高発色の仕上がりが特徴だ。さらにヒアルロン酸やビタミンE、コールドプレスマンゴーオイルなどのスキンケア成分を78%配合し、使うほどにハリのある唇に導く。

 発売に合わせて、表参道フラッグシップブティックではリップケースをカスタマイズできるサービス“アトリエプリンティング”を提供する。「YSL」のアイコニックなモチーフであるハートや星、リップなどをプリントすることが可能だ。

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「ルイ・ヴィトン」2023年春夏メンズコレ、カン・ドンウォンやジャスティン・ティンバーレイクらが来場 

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月23日、2023年春夏メンズ・コレクションのショーをルーブル美術館(Louvre Museum)の中庭で行った。当日は、21年11月に急逝した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターに敬意を表し、生前に親交が深かったセレブリティーらが来場。ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)は、妻で俳優のジェシカ・ビール(Jessica Biel)と共に参加し、「ヴァージルは本当に大きな影響を与えたし、今後も与え続けるだろう」と語った。

 ショーは、フロリダA&M大学(Florida A&M University)のマーチングバンドによる演奏で幕を開け、ラッパーのケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がフロントローに着席した状態でパフォーマンスを披露した。ほかには、22年5月にブランドのアンバサダーに就任した俳優のカン・ドンウォン(Gang Dong-won)、モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、歌手のJ. バルヴィン(J. Balvin)、インフルエンサーのルカ・サバト(Luka Sabbat)らが参加。また、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、その長男でLVMHのヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージを務めるアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ(BERLUTI)CEO兼ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)会長の姿もあった。

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「ルイ・ヴィトン」2023年春夏メンズコレ、カン・ドンウォンやジャスティン・ティンバーレイクらが来場 

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月23日、2023年春夏メンズ・コレクションのショーをルーブル美術館(Louvre Museum)の中庭で行った。当日は、21年11月に急逝した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターに敬意を表し、生前に親交が深かったセレブリティーらが来場。ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)は、妻で俳優のジェシカ・ビール(Jessica Biel)と共に参加し、「ヴァージルは本当に大きな影響を与えたし、今後も与え続けるだろう」と語った。

 ショーは、フロリダA&M大学(Florida A&M University)のマーチングバンドによる演奏で幕を開け、ラッパーのケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がフロントローに着席した状態でパフォーマンスを披露した。ほかには、22年5月にブランドのアンバサダーに就任した俳優のカン・ドンウォン(Gang Dong-won)、モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、歌手のJ. バルヴィン(J. Balvin)、インフルエンサーのルカ・サバト(Luka Sabbat)らが参加。また、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、その長男でLVMHのヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージを務めるアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ(BERLUTI)CEO兼ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)会長の姿もあった。

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